JP7347065B2 - 車両検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軌道を走行する列車の車両を検知する装置に関する。
従来、ホームに停車する列車の各車両の前端及び後端に対応する位置にそれぞれ測距センサを配置し、測距センサにより検出された車両の前端の位置及び後端の位置に基づいて車両の長さを算出する装置がある(特許文献1参照)。
特許第6081549号公報
ところで、特許文献1の装置では、各車両の前端及び後端に対応する位置にそれぞれ測距センサを必要とする。これに対して、1つの測距センサがレーザ光を投光する範囲、すなわち1つの測距センサの検出範囲を広くすることにより、測距センサの数を減らすことが考えられる。しかし、その場合、車両へのレーザ光の入射角によっては入射方向へ戻る反射光の割合が小さくなり、反射光に基づいて車両までの距離を算出する精度が低下するおそれがある。
本発明は、こうした課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、軌道を走行する列車の車両を検知する車両検知装置において、レーザ光の入射角によって車両までの距離を算出する精度が低下することを抑制することにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、
軌道を走行する列車の車両を検知する車両検知装置であって、
前記車両の通過位置に向けて、複数の投光方向にレーザ光を投光する投光部と、
前記投光部により投光された各レーザ光が物体で反射された各反射光を受光し、受光した各反射光の強度に応じた電気信号を出力する受光部と、
前記受光部により出力された前記電気信号を、各投光方向に応じて設定された各ゲインにより補正する補正部と、
前記補正部により補正された前記電気信号に基づいて、各投光方向における前記車両までの距離を算出する算出部と、
を備える。
上記構成によれば、車両検知装置は、軌道を走行する列車の車両を検知する。投光部は、車両の通過位置に向けて、複数の投光方向にレーザ光を投光する。受光部は、投光部により投光された各レーザ光が物体で反射された各反射光を受光し、受光した各反射光の強度に応じた電気信号を出力する。
ここで、車両の表面とレーザ光とがなす角度が小さいほど、すなわち車両へのレーザ光の入射角(入射方向と境界面の法線とがなす角度)が大きいほど、入射方向へ戻る反射光の割合が小さくなる。このため、車両へのレーザ光の入射角が大きいほど、反射光の強度に応じた電気信号の大きさが小さくなる。その場合、電気信号に基づいて車両までの距離を算出する精度が低下するおそれがある。
この点、車両検知装置と軌道との位置関係、及び車両の形状寸法は予め決まっている。このため、列車が軌道上に存在する場合、各投光方向において車両検知装置から車両までの距離の真値は予め決まっている。したがって、車両までの距離の実測値を真値に近付けるように、電気信号を補正するゲインを各投光方向に応じて設定することができる。ゲインとは、電気信号の入力に対する出力の比である。なお、車両へのレーザ光の入射角が大きいほど、入射方向へ戻る反射光の割合が小さくなる度合、ひいては反射光の強度に応じた電気信号の大きさが小さくなる度合を、所定の計算式により算出することもできる。そこで、投光方向に応じて電気信号の大きさが小さくなることを相殺するように、各投光方向に応じて各ゲインを設定することもできる。
補正部は、受光部により出力された電気信号を、各投光方向に応じて設定された各ゲインにより補正する。そして、算出部は、補正部により補正された電気信号に基づいて、各投光方向における車両までの距離を算出する。このため、投光部により投光されたレーザ光が車両で反射された際に、算出部により算出される車両までの距離を、真値に近付けることができる。したがって、レーザ光の入射角によって車両までの距離を算出する精度が低下することを抑制することができる。
第2の手段では、前記投光部により投光された各レーザ光が前記車両に照射される状態において、前記投光部により前記複数の方向にレーザ光を投光させ、前記受光部、前記補正部、及び前記算出部の処理により算出させた前記各投光方向における前記車両までの距離を、予め取得された前記各投光方向における前記車両までの距離の真値に近付けるように、前記各投光方向に応じて前記各ゲインを設定するゲイン設定部を備える。
上記構成によれば、ゲイン設定部は、投光部により投光された各レーザ光が車両に照射される状態において、投光部により複数の方向にレーザ光を投光させる。ゲイン設定部は、受光部、補正部、及び算出部の処理により、各投光方向における車両までの距離を算出させる。そして、ゲイン設定部は、算出させた各投光方向における車両までの距離を、予め取得された各投光方向における車両までの距離の真値に近付けるように、各投光方向に応じて各ゲインを設定する。したがって、投光部により投光された各レーザ光が車両に照射される状態を作ることにより、車両までの距離を算出する構成を利用して、電気信号を補正するゲインを各投光方向に応じて設定することができる。
具体的には、第3の手段のように、前記ゲイン設定部は、前記投光部により投光された各レーザ光が前記車両に照射される状態において、前記投光部により前記複数の方向にレーザ光を投光させ、前記受光部、前記補正部、及び前記算出部の処理により算出させた前記各投光方向における前記車両までの距離を、予め取得された前記各投光方向における前記車両までの距離の真値に等しくするように、前記各投光方向に応じて前記各ゲインを設定する、といった構成を採用することができる。こうした構成によれば、各投光方向における車両までの距離の実測値を真値にさらに近付けることができる。
第4の手段では、前記車両検知装置と前記軌道との位置関係、及び前記車両の形状寸法に基づいて、前記各投光方向における前記車両までの距離の前記真値を設定する真値設定部を備える。こうした構成によれば、各投光方向における車両までの距離の真値を、ユーザがメジャー等を用いて実測する手間を省くことができるとともに、車両までの距離の真値を正確に設定することができる。
駅のホームでは、軌道を走行する列車が所定の停止位置に停止したか否か判定する必要がある。
この点、第5の手段では、算出部により算出された前記各投光方向における前記車両までの距離が、前記列車の先頭が所定の停止位置に停止した状態での前記各投光方向における前記車両までの距離の真値に等しいとみなせる状態が、所定時間を超えて継続した場合に、前記列車の先頭が前記停止位置に停止したと判定する判定部を備える。
上記構成によれば、列車の先頭が所定の停止位置に停止した時に、算出部により算出された各投光方向における車両までの距離が、列車の先頭が所定の停止位置に停止した状態での各投光方向における車両までの距離の真値に等しくなる(略等しくなる)ため、列車が停止位置に停止したことを判定することができる。さらに、車両検知装置は、レーザ光の入射角によって車両までの距離を算出する精度が低下することを抑制することができるため、列車が停止位置に停止したことを正確に判定することができる。
第6の手段では、前記車両検知装置は、駅のホームに設置されており、前記ホームには、各ドア部を有するホームドア装置が設置されており、前記判定部により前記列車の先頭が前記停止位置に停止したと判定されたことを条件として、前記ホームドア装置により前記各ドア部を開かせるドア制御部を備える。
上記構成によれば、ドア制御部は、判定部により列車の先頭が停止位置に停止したと判定されたことを条件として、ホームドア装置により各ドア部を開かせる。このため、車両検知装置により列車の先頭が停止位置に停止したと判定された場合に、ホームドア装置の各ドア部が開かれる。また、車両検知装置により列車の先頭が停止位置に停止したと判定されていない場合には、ホームドア装置の各ドア部が開かれない。したがって、ホームドア装置の各ドア部を自動的に開閉させることができ、ホームの駅員の負担を軽減することができる。
駅のホームでは、軌道を走行する列車が所定の入線位置を越えてホームに入ったことを検知する必要がある。そして、列車の先頭が入線位置を越えた時に、列車が入線位置を越えたこと(列車の入線)を検知することが望ましい。
この点、第7の手段では、前記算出部により算出された前記各投光方向における前記車両までの距離が、所定の入線位置に対応する入線距離よりも短い距離を含まない状態から含む状態に変わった時に、前記列車が前記入線位置を越えたことを検知する入線検知部を備える。
上記構成によれば、列車の先頭が所定の入線位置を越えた時に、列車の先頭に対応する投光方向における車両までの距離が入線距離よりも短くなるため、列車の先頭が入線位置を越えた時に、列車が入線位置を越えたことを検知することができる。さらに、車両検知装置は、レーザ光の入射角によって車両までの距離を算出する精度が低下することを抑制することができるため、列車の入線を正確に判定することができる。
駅のホームでは、軌道を走行する列車が所定の出線位置を越えてホームから出たことを検知する必要がある。そして、列車の後尾が出線位置を越えた時に、列車が出線位置を越えたこと(列車の出線)を検知することが望ましい。
この点、第8の手段では、前記算出部により算出された前記各投光方向における前記車両までの距離が、所定の出線位置に対応する出線距離よりも短い距離を含む状態から含まない状態に変わった時に、前記列車が前記出線位置を越えたことを検知する出線検知部を備える。
上記構成によれば、列車の後尾が所定の出線位置を越えた時に、列車の後尾に対応する投光方向における車両までの距離が出線距離よりも長くなるため、列車の後尾が出線位置を越えた時に、列車が出線位置を越えたことを検知することができる。さらに、車両検知装置は、レーザ光の入射角によって車両までの距離を算出する精度が低下することを抑制することができるため、列車の出線を正確に判定することができる。
ホーム、軌道、列車、及び車両検知装置を示す模式図。 レーザ光の投光態様を示す模式図。 各投光方向における各電気信号と検知閾値を示すグラフ。 車両検知装置のブロック図。 ゲイン設定及び列車の停止判定の手順を示すフローチャート。 各投光方向における距離の真値と検知閾値を示すグラフ。 各投光方向における距離の実測値と検知閾値を示すグラフ。 ゲインを調整する態様を示すグラフ。 調整されたゲインによる各投光方向における距離の実測値を示すグラフ。 入線検知の態様を示す模式図。 出線検知の態様を示す模式図。
以下、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、駅のホームにおいて列車の車両を検知する車両検知装置として具現化している。
図1に示すように、列車60は複数の車両60a,60bを備えており、軌道50を走行する。軌道50は、2本のレール51等を備えている。列車60(物体)は、2本のレール51の上を走行する。
矢印で示す列車60の進行方向を前方として、軌道50の右側方にはホーム71が設けられている。なお、進行方向と反対方向を後方とする。
ホーム71には、ホーム71の縁に沿ってホームドア装置30が設けられている。ホームドア装置30は、本体部31とドア部32とを備えている。本体部31は、ドア部32を収納可能であり、ドア部32が出入する。ドア部32の位置は、ホーム71に停止した車両60a,60bの扉61,62の位置に対応している。すなわち、列車60の先頭65が所定の停止位置Lsに停止した状態で、各車両60a,60bの扉61,62に対向する位置に各ドア部32が設けられている。本体部31には、ドア部32を駆動する図示しない駆動部が収納されている。なお、停止位置Lsは、所定の幅を有する直線、すなわち所定の範囲であってもよい。
ホームドア装置30の本体部31には、車両検知装置20が取り付けられている。車両検知装置20は、列車60の進行方向に対して垂直な方向が前方となるように、本体部31に取り付けられている。列車60の先頭65が所定の停止位置Lsに停止した状態で、列車60の進行方向において車両60aの中央に対向する位置に車両検知装置20が取り付けられている。なお、車両検知装置20は、ホーム71に設置されていてもよい。
図2は、車両検知装置20によるレーザ光の投光態様を示す模式図である。
車両検知装置20は、列車60の通過位置に向けて複数の投光方向(例えば角度θ1~θ5)にレーザ光を投光し、投光された各レーザ光が物体で反射された各反射光を受光する。角度θ1~θ5は、車両60aの側面(表面)とレーザ光とがなす角度であり、例えばθ1=90°,θ2=30°,θ3=20°,θ4=10°,θ5=5°である。そして、車両検知装置20は、受光した各反射光の強度に応じて出力した電気信号Sに基づいて、各投光方向における車両60aまでの距離D1~D5を算出する。なお、投光方向の数は、車両60aの長さ等に応じて任意に変更することができる。
ここで、車両60aの側面とレーザ光とがなす角度が小さいほど、すなわち車両60aへのレーザ光の入射角θi(入射方向と側面の法線とがなす角度)が大きいほど、入射方向へ戻る反射光の割合が小さくなる。すなわち、車両60aへのレーザ光の入射角θiが大きいほど、レーザ光は車両60aの側面で鏡面反射し易くなる。このため、車両60aへのレーザ光の入射角θiが大きいほど、反射光の強度に応じて出力する電気信号Sの大きさが小さくなる。
図3は、各投光方向(角度θ1~θ5)における各電気信号S1~S5と検知閾値Vtを示すグラフである。破線のグラフは、入射角θiが大きくなることによる減衰がない場合の電気信号Sを表している。
角度θ1では、入射角θi=0°であるため、電気信号S1は減衰していない。レーザ光を投光してから経過時間t1において、電気信号S1の電圧が検知閾値Vtを超えている。車両検知装置20は、レーザ光を投光してから電気信号Snの電圧が検知閾値Vtを超えるまでの経過時間tに比例させて、車両検知装置20から物体までの距離Dmnを算出する。このため、電気信号Snの電圧が検知閾値Vtを超えるまでの経過時間tは、車両検知装置20から物体までの距離Dmnに対応している。
角度θnが小さくなるほど(入射角θiが大きくなるほど)、電気信号Snは減衰している。このため、例えば角度θ4では、経過時間tr4において、減衰がない場合の電気信号Sr4の電圧が検知閾値Vtを超えている。これに対して、経過時間t4において、電気信号S4の電圧が検知閾値Vtを超えている。すなわち、経過時間t4は、経過時間tr4よりも時間Δtだけ長くなっている。したがって、角度θ4では、車両検知装置20から物体までの距離Dmnが、経過時間tr4に対応した真値よりも長く算出される。その結果、電気信号Snに基づいて車両60aまでの距離Dmnを算出する精度が低下する。なお、角度θ5では距離Dmnを算出できない。
図4は、車両検知装置20のブロック図である。車両検知装置20は、レーザダイオード21、フォトダイオード22、ミラー回転用モータ23、制御CPU24、不揮発性メモリ25、可変ゲインアンプ26、比較部27、変換部28等を備えている。
レーザダイオード21は、半導体に電流を流してレーザ発振させることで、レーザ光を発光する。レーザダイオード21により発光されたレーザ光は、図示しないミラーにより反射される。ミラーがミラー回転用モータ23により回転させられることで、レーザ光が複数の投光方向に投光される。ミラー回転用モータ23は、制御CPU24からの回転指令により制御され、制御CPU24へ回転角度(ひいては角度θn)を出力する。なお、レーザダイオード21、ミラー、及びミラー回転用モータ23により、投光部が構成されている。
投光部は、前方の略190°の検出範囲をレーザ光で所定面に沿って、例えば33ms周期(所定周期)で走査することが可能である。本実施形態では、所定面は水平面である。レーザ光には、例えば赤外線や、可視光、紫外線等を利用することができる。投光部は、ミラーの所定点を中心として、例えば0.25°(所定角度)間隔でパルス状のレーザ光を投光することが可能である。本実施形態では、車両60aの通過位置に向けて、複数の投光方向(例えば上記角度θ1~θ5、-θ2~-θ5)にレーザ光を投光する。
フォトダイオード22(受光部)は、レーザ光が物体で反射された反射光を受光し、受光した反射光の強度に応じた電気信号S(電圧信号)を出力する。フォトダイオード22は、例えばアバランシェフォトダイオードである。フォトダイオード22は、投光部によりレーザ光が投光される度に、受光した反射光の強度に応じた電気信号Snを出力する。
可変ゲインアンプ26(補正部)は、制御CPU24によって各投光方向(角度θn)に応じて設定された各ゲインGnにより、各電気信号Snを増幅(補正)して出力する。各電気信号Snが各ゲインGnにより増幅された信号が、各電気信号Srn(補正された電気信号)である。ゲインGnは、電気信号Sn(入力)に対する電気信号Srn(出力)の比である。例えば、ゲインGn=1.0であればSrn=Snとなり、ゲインGn=2.0であればSrn=Sn×2となる。
比較部27は、各電気信号Srnと上記検知閾値Vtとを比較し、レーザ光を投光してから電気信号Srnの電圧が検知閾値Vtを超えるまでの経過時間tnを出力する。変換部28は、経過時間tnを、車両検知装置20から物体までの距離Dmnに変換する。詳しくは、変換部28は、距離Dmnが経過時間tnに比例するように、経過時間tnを距離Dmnに変換する。変換部28は、距離Dmnを制御CPU24へ出力する。なお、比較部27及び変換部28により、算出部が構成されている。
制御CPU24は、車両検知装置20と軌道50との位置関係、及び車両60aの形状寸法に基づいて、各投光方向(角度θn)における車両60aまでの距離Dn(距離の真値)を設定する真値設定部24aの機能を実現する。制御CPU24は、算出部により算出された各投光方向における車両60aまでの距離Dmnが、列車60の先頭65が所定の停止位置Lsに停止した状態での各投光方向における車両60aまでの距離の真値に等しいとみなせる状態が、所定時間を超えて継続した場合に、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定する判定部24bの機能を実現する。制御CPU24は、判定部24bにより列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定されたことを条件として、ホームドア装置30により各ドア部32を開かせるドア制御部24cの機能を実現する。これらの機能の詳細については後述する。
制御CPU24は、各投光方向における車両60aまでの距離Dmnを、予め取得された各投光方向における車両60aまでの距離の真値(距離Dn)に近付けることのできるゲインGnを求め、ゲインGnを不揮発性メモリ25に書き込む。制御CPU24は、車両検知装置20により車両60aまでの距離Dmnを算出する際に、不揮発性メモリ25に書き込まれたゲインGnを読み込む。そして、制御CPU24は、各投光方向に応じてゲインGnを可変ゲインアンプ26に設定する。なお、制御CPU24及び不揮発性メモリ25により、ゲイン設定部が構成されている。
図5は、ゲインGn設定及び列車60の停止判定の手順を示すフローチャートである。この一連の処理、車両検知装置20により実行される。
まず、投光方向を表す角度θnの添字nをn=1とする(S11)。n=1のときにθnはθ1となり、n=kのときにθnはθkとなる。
続いて、角度θnの距離の真値(距離Dn)を設定する(S12)。具体的には、図2に示すように、車両検知装置20と軌道50との位置関係、及び車両60aの形状寸法は予め決まっている。このため、列車60がレール51(軌道50)上に存在する場合、各投光方向(角度θ1~θ5)において車両検知装置20から車両60aまでの距離の真値(距離Dn)は予め決まっている。そこで、車両検知装置20と軌道50との位置関係、及び車両60aの形状寸法を表す図面データ(データ)を入力する。入力した図面データに基づいて、角度θnにおける車両60aまでの距離Dnを算出する。そして、図6に示すように、経過時間tと、距離と、信号電圧との関係を表す座標軸に、算出した距離Dnを設定する。
続いて、nを1増加させ(S13)、nが最終番号を超えたか否か判定する(S14)。この判定において、nが最終番号を超えていないと判定した場合(S14:NO)、S12の処理から再度実行する。一方、nが最終番号を超えたと判定した場合(S14:YES)、S15の処理へ進む。
S15の処理では、n=1とする。続いて、ゲインGnをデフォルト値に設定する(S16)。デフォルト値は、角度θnに応じた標準値であってもよいし、一定の初期値であってもよい。
続いて、投光部により投光された各レーザ光が車両60aに照射される状態において、角度θnにレーザ光を投光して、受光した反射光に基づいて角度θnにおける車両60aまでの距離Dmnを算出する(S17)。具体的には、投光部は、角度θnにレーザ光を投光し、フォトダイオード22は反射光を受光して電気信号Snを出力する。可変ゲインアンプ26は、設定されたゲインGnにより電気信号Snを増幅して、電気信号Srnを出力する。比較部27はり、レーザ光を投光してから電気信号Srnの電圧が検知閾値Vtを超えるまでの経過時間tnを出力する。変換部28は、経過時間tnを、車両検知装置20から車両60aまでの距離Dmnに変換する。
続いて、算出した距離Dmnが上記距離Dn(距離の真値)と等しいか否か判定する(S18)。ゲインGnのデフォルト値を一定の初期値にした場合、図7に示すように、距離Dmnは距離Dnよりも長くなる。なお、図7では、デフォルト値のゲインGn=1.0により電気信号Snを増幅して出力された電気信号Srn、すなわち電気信号Snをそのまま示している。
そこで、S18の判定において、距離Dmnが距離Dnと等しくないと判定した場合(S18:NO)、ゲインGnを調整する(S19)。詳しくは、距離Dmnが距離Dnよりも長いと判定した場合、ゲインGnを増加させる。一方、距離Dmnが距離Dnよりも短いと判定した場合、ゲインGnを減少させる。すなわち、距離Dmnを距離Dnに等しくする(近付ける)ように、角度θnのゲインGnを設定する。その後、S17の処理から再度実行する。このようにゲインGnを調整することにより、図8に示すように、距離DmnがDnと等しくなる。
そして、S18の判定において、距離Dmnが距離Dnと等しいと判定した場合(S18:YES)、現在のゲインGnを角度θnにおけるゲインとして不揮発性メモリ25に書き込む(S20)。
続いて、nを1増加させ(S21)、nが最終番号を超えたか否か判定する(S22)。この判定において、nが最終番号を超えていないと判定した場合(S22:NO)、S16の処理から再度実行する。一方、nが最終番号を超えたと判定した場合(S22:YES)、S23の処理へ進む。
S23の処理では、n=1とする。続いて、不揮発性メモリ25からゲインGnを読み込んで、可変ゲインアンプ26にゲインGnとして設定する(S24)。
続いて、車両検知装置20により車両60aを検知する状態において、角度θnにレーザ光を投光して、受光した反射光に基づいて角度θnにおける車両60aまでの距離Dmnを算出する(S25)。S25の処理は、S17の処理と同一である。
続いて、nを1増加させ(S26)、nが最終番号を超えたか否か判定する(S27)。この判定において、nが最終番号を超えていないと判定した場合(S27:NO)、S24の処理から再度実行する。一方、nが最終番号を超えたと判定した場合(S27:YES)、S28の処理へ進む。
S28の処理では、算出された各角度θnにおける車両60aまでの距離Dmnが、列車60の先頭65が所定の停止位置Lsに停止した状態での各角度θnにおける車両60aまでの距離Dnに等しいとみなせる状態(適正停止状態)が、所定時間を超えて継続した場合に、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定する。ここで、各角度θnに応じて設定された上記各ゲインGnによれば、投光部により投光された各レーザ光が車両60aに照射される状態になると、図9に示すように、算出された距離Dm1~Dm5が距離D1~D5に等しくなる。そして、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定したことを条件として、ホームドア装置30により各ドア部32を開かせる。一方、適正停止状態になっていない場合、及び適正停止状態が所定時間を超えて継続していない場合は、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止していないと判定する。そして、ホームドア装置30により各ドア部32を開かせない。
続いて、停止判定を終了するか否か判定する(S29)。例えば、列車60の営業運転時間においては停止判定を継続し、営業運転時間が終了した場合に停止判定を終了する。この判定において、停止判定を終了しないと判定した場合(S29:NO)、S23の処理から再度実行する。一方、この判定において、停止判定を終了すると判定した場合(S29:YES)、この一連の処理を終了する(END)。
なお、S11~S14の処理が真値設定部24aとしての処理に相当し、S15~S22の処理がゲイン設定部としての処理に相当し、S23~S28の処理が判定部24bとしての処理に相当し、S28の処理がドア制御部24cとしての処理に相当する。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・車両検知装置20と軌道50との位置関係、及び車両60aの形状寸法は予め決まっている。このため、列車60が軌道50上に存在する場合、各投光方向(各角度θn)において車両検知装置20から車両60aまでの距離の真値(距離Dn)は予め決まっている。したがって、車両60aまでの距離の実測値(距離Dmn)を真値に近付けるように、電気信号Snを補正するゲインGnを各投光方向に応じて設定することができる。
・可変ゲインアンプ26は、フォトダイオード22により出力された電気信号Snを、各投光方向に応じて設定された各ゲインGnにより補正する。そして、算出部(比較部27及び変換部28)は、可変ゲインアンプ26により補正された電気信号Sn(電気信号Srn)に基づいて、各投光方向における車両60aまでの距離Dmnを算出する。このため、投光部(レーザダイオード21、ミラー、及びミラー回転用モータ23)により投光されたレーザ光が車両60aで反射された際に、算出部により算出される車両60aまでの距離Dmnを、真値に近付けることができる。したがって、レーザ光の入射角θiによって車両60aまでの距離Dmnを算出する精度が低下することを抑制することができる。
・制御CPU24は、投光部により投光された各レーザ光が車両60aに照射される状態において、投光部により複数の方向にレーザ光を投光させる。制御CPU24は、フォトダイオード22、可変ゲインアンプ26、及び算出部の処理により、各投光方向における車両60aまでの距離Dmnを算出させる。そして、制御CPU24及び不揮発性メモリ25は、算出させた各投光方向における車両60aまでの距離Dmnを、予め取得された各投光方向における車両60aまでの距離の真値に近付けるように、各投光方向に応じて各ゲインGnを設定する。したがって、投光部により投光された各レーザ光が車両60aに照射される状態を作ることにより、車両60aまでの距離Dmnを算出する構成を利用して、電気信号Snを補正するゲインGnを各投光方向に応じて設定することができる。
・算出させた各投光方向における車両60aまでの距離Dmnを、予め取得された各投光方向における車両60aまでの距離の真値に等しくするように、各投光方向に応じて各ゲインGnを設定する。こうした構成によれば、各投光方向における車両60aまでの距離の実測値を真値にさらに近付けることができる。
・制御CPU24(真値設定部24a)は、車両検知装置20と軌道50との位置関係、及び車両60aの形状寸法に基づいて、各投光方向における車両60aまでの距離の真値を設定する。こうした構成によれば、各投光方向における車両60aまでの距離の真値を、ユーザがメジャー等を用いて実測する手間を省くことができるとともに、車両60aまでの距離の真値を正確に設定することができる。
・制御CPU24(判定部24b)は、算出部により算出された各投光方向における車両60aまでの距離Dmnが、列車60の先頭65が所定の停止位置Lsに停止した状態での各投光方向における車両60aまでの距離の真値に等しいとみなせる状態が、所定時間を超えて継続した場合に、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定する。上記構成によれば、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止した時に、算出部により算出された各投光方向における車両60aまでの距離Dmnが、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止した状態での各投光方向における車両60aまでの距離の真値に等しくなる(略等しくなる)ため、列車60が停止位置Lsに停止したことを判定することができる。さらに、車両検知装置20は、レーザ光の入射角θiによって車両60aまでの距離Dmnを算出する精度が低下することを抑制することができるため、列車60が停止位置Lsに停止したことを正確に判定することができる。
・制御CPU24(ドア制御部24c)は、列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定されたことを条件として、ホームドア装置30により各ドア部32を開かせる。このため、車両検知装置20により列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定された場合に、ホームドア装置30の各ドア部32が開かれる。また、車両検知装置20により列車60の先頭65が停止位置Lsに停止したと判定されていない場合には、ホームドア装置30の各ドア部32が開かれない。したがって、ホームドア装置30の各ドア部32を自動的に開閉させることができ、ホーム71の駅員の負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・図10に示すように、駅のホーム71では、軌道50を走行する列車60が所定の入線位置Liを越えてホーム71に入ったことを検知する必要がある。そして、列車60の先頭65が入線位置Liを越えた時に、列車60が入線位置Liを越えたこと(列車60の入線)を検知することが望ましい。
この点、車両検知装置20は、ホーム71において列車60の進行方向と反対方向の端部に設置されている。制御CPU24(入線検知部24d)は、算出部により算出された各投光方向における車両60aまでの距離Dmnが、所定の入線位置Liに対応する入線距離Diよりも短い距離Dmnを含まない状態から含む状態に変わった時に、列車60が入線位置Liを越えたことを検知する。入線距離Diは、車両60aにおいて入線位置Liの部分に投光されたレーザ光の反射光及び入線位置Liに対応して設定されたゲインGnに基づいて算出される距離Dmnであってもよいし、入線位置Liにおける車両60aまでの距離の真値であってもよい。
上記構成によれば、列車60の先頭65が入線位置Liを越えた時に、列車60の先頭65に対応する投光方向における車両60aまでの距離Dmnが入線距離Diよりも短くなるため、列車60の先頭65が入線位置Liを越えた時に、列車60が入線位置Liを越えたことを検知することができる。さらに、車両検知装置20は、レーザ光の入射角θiによって車両60aまでの距離Dmnを算出する精度が低下することを抑制することができるため、列車60の入線を正確に判定することができる。
・図11に示すように、駅のホーム71では、軌道50を走行する列車60が所定の出線位置Loを越えてホーム71から出たことを検知する必要がある。そして、列車60の後尾66が出線位置Loを越えた時に、列車60が出線位置Loを越えたこと(列車60の出線)を検知することが望ましい。
この点、車両検知装置20は、ホーム71において列車60の進行方向の端部に設置されている。制御CPU24(出線検知部24e)は、算出部により算出された各投光方向における車両60eまでの距離Dmnが、所定の出線位置Loに対応する出線距離Doよりも短い距離Dmnを含む状態から含まない状態に変わった時に、列車60が出線位置Loを越えたことを検知する。出線距離Doは、車両60aにおいて出線位置Loの部分に投光されたレーザ光の反射光及び出線位置Loに対応して設定されたゲインGnに基づいて算出される距離Dmnであってもよいし、出線位置Loにおける車両60aまでの距離の真値であってもよい。
上記構成によれば、列車60の後尾66が出線位置Loを越えた時に、列車60の後尾66に対応する投光方向における車両60eまでの距離Dmnが出線距離Doよりも長くなるため、列車60の後尾66が出線位置Loを越えた時に、列車60が出線位置Loを越えたことを検知することができる。さらに、車両検知装置20は、レーザ光の入射角θiによって車両60eまでの距離Dmnを算出する精度が低下することを抑制することができるため、列車60の出線を正確に判定することができる。
・各投光方向(各角度θn)における車両60aまでの距離の真値(距離Dn)を、ユーザがメジャー等を用いて実測することもできる。
・車両60aへのレーザ光の入射角θiが大きいほど、入射方向へ戻る反射光の割合が小さくなる度合、ひいては反射光の強度に応じた電気信号Snの大きさが小さくなる度合を、所定の計算式により算出することもできる。そこで、所定の計算式に基づいて、投光方向に応じて電気信号Snの大きさが小さくなることを相殺するように、各投光方向に応じて各ゲインGnを設定することもできる。
・ホーム71に複数種類の列車60が入る場合は、列車60の種類に応じて各投光方向における車両60aまでの距離の真値を設定すればよい。
20…車両検知装置、21…レーザダイオード、22…フォトダイオード(受光部)、24…制御CPU、24a…真値設定部、24b…判定部、24c…ドア制御部、24d…入線検知部、24e…出線検知部、26…可変ゲインアンプ(補正部)、27…比較部、28…変換部、30…ホームドア装置、32…ドア部、50…軌道、60…列車、60a…車両、60b…車両、60e…車両、71…ホーム。

Claims (7)

  1. 軌道を走行する列車の車両を検知する車両検知装置であって、
    前記車両の通過位置に向けて、複数の投光方向にレーザ光を投光する投光部と、
    前記投光部により投光された各レーザ光が物体で反射された各反射光を受光し、受光した各反射光の強度に応じた電気信号を出力する受光部と、
    前記受光部により出力された前記電気信号を、各投光方向に応じて設定された各ゲインにより補正する補正部と、
    前記投光部により前記レーザ光が投光されてから、前記補正部により補正された前記電気信号の強度が閾値を超えるまでの経過時間に比例させて、各投光方向における前記車両までの距離を算出する算出部と、
    前記投光部により投光された各レーザ光が前記車両に照射される状態において、前記投光部により前記複数の投光方向にレーザ光を投光させ、前記受光部、前記補正部、及び前記算出部の処理により算出させた前記各投光方向における前記車両までの距離を、予め取得された前記各投光方向における前記車両までの距離の真値に近付けるように、前記各投光方向に応じて前記各ゲインを設定するゲイン設定部と、
    を備える車両検知装置。
  2. 前記ゲイン設定部は、前記投光部により投光された各レーザ光が前記車両に照射される状態において、前記投光部により前記複数の投光方向にレーザ光を投光させ、前記受光部、前記補正部、及び前記算出部の処理により算出させた前記各投光方向における前記車両までの距離を、予め取得された前記各投光方向における前記車両までの距離の真値に等しくするように、前記各投光方向に応じて前記各ゲインを設定する、請求項1に記載の車両検知装置。
  3. 前記車両検知装置と前記軌道との位置関係、及び前記車両の形状寸法に基づいて、前記各投光方向における前記車両までの距離の前記真値を設定する真値設定部を備える、請求項又はに記載の車両検知装置。
  4. 前記算出部により算出された前記各投光方向における前記車両までの距離が、前記列車の先頭が所定の停止位置に停止した状態での前記各投光方向における前記車両までの距離の真値に等しいとみなせる状態が、所定時間を超えて継続した場合に、前記列車の先頭が前記停止位置に停止したと判定する判定部を備える、請求項1~のいずれか1項に記載の車両検知装置。
  5. 前記車両検知装置は、駅のホームに設置されており、
    前記ホームには、各ドア部を有するホームドア装置が設置されており、
    前記判定部により前記列車の先頭が前記停止位置に停止したと判定されたことを条件として、前記ホームドア装置により前記各ドア部を開かせるドア制御部を備える、請求項に記載の車両検知装置。
  6. 前記算出部により算出された前記各投光方向における前記車両までの距離が、所定の入線位置に対応する入線距離よりも短い距離を含まない状態から含む状態に変わった時に、前記列車が前記入線位置を越えたことを検知する入線検知部を備える、請求項1~のいずれか1項に記載の車両検知装置。
  7. 前記算出部により算出された前記各投光方向における前記車両までの距離が、所定の出線位置に対応する出線距離よりも短い距離を含む状態から含まない状態に変わった時に、前記列車が前記出線位置を越えたことを検知する出線検知部を備える、請求項1~のいずれか1項に記載の車両検知装置。
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