JP7346126B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、複写機やファクシミリ等の画像形成装置は、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取装置を備えている。画像読取装置としては、照明部、撮像部及び反射部を内部に備えた筐体からなる一体型走査光学ユニットである画像読取部を有するものが知られている。照明部は、光源及び光源からの光を原稿へ導く導光部材を備えている。反射部は、原稿から反射された光を撮像部に向けて反射させる複数の反射部材を備えている。撮像部は、原稿から反射された光を光電変換して画像情報として読み取る撮像素子を備えている。
画像読取装置は、「固定読みモード」と「流し読みモード」とを備えている。「固定読みモード」は、原稿台ガラス上に原稿が載置された後に、画像読取部が原稿台ガラス上の原稿を走査することによって原稿の画像を読み取る方式である。「流し読みモード」は、自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder(以下、ADFという))によって流し読みガラスの上へ一枚ずつ搬送された原稿の画像を、流し読みガラスの下に位置された画像読取部によって読み取る方式である。
近年、流し読みモードにおいて、画像読取部を2カ所に設けることで、原稿の表面(第1面)の画像を読み取ると共に裏面(第2面)の画像も読み取る形態(デュアルスキャン方式)の画像読取装置が需要を拡大している。また、照明部としては、主走査方向に直線状に配列された複数のLED(点光源)によって原稿を照明するものが知られている。光源として複数のLEDを用いた場合、主走査方向においてLEDが配置されている箇所は照度が強く、LEDが配置されていない箇所は照度が弱い。そのため、主走査方向におけるLEDの疎密に起因して主走査方向において照度分布ムラが発生する。
従来、主走査方向における照度分布ムラを改善するために、主走査方向に光学的パワー(屈折力)を有するレンズ面を導光部材の反射部に周期的に設けることで照射光を拡散する構成が提案されている(特許文献1)。また、光源から原稿に至る間に照射光をランダムに拡散するように、主走査方向に沿って等間隔に光拡散部を設ける構成が提案されている(特許文献2)。光拡散部は、具体的には、表面粗し処理、つや消しコーティング処理、シボ処理等により形成される。また、原稿面の照度分布ムラを補正するために、シェーディング補正を行う構成が提案されている(特許文献3)。この構成においては、原稿走査に先だって、白基準面を照射して得られる画像を撮像素子で読み取り、各撮像素子の出力信号に対して信号レベルが所定の一定レベルとなるように電気的に調整するシェーディング補正を行う。
特開2011-65864号公報 特開2005-156600号公報 特開平5-191571号公報
照射光の原稿に対する正反射成分がそのまま画像読取部内に取り込まれて撮像部に到達すると、照度分布ムラは大きくなる。通常は、上述の問題を避けるように、光が原稿面に入射する角度が設定される。つまり、画像読取部に対向する原稿面の法線方向に対して、照射光の入射角度が可能な限り大きくなるように導光部材の姿勢が設定される。ここで入射角度が小さい場合、照射光の原稿に対する正反射成分が画像読取部内に多く取り込まれてしまい、照度分布ムラが大きくなる。
前述のデュアルスキャン方式の場合、原稿の裏面(第2面)の画像を読み取る画像読取部及びそれに対向する搬送路は、通常、省スペースのために水平ではなく傾斜して配置される。この場合、原稿は、傾斜した搬送路内を搬送される。傾斜した搬送路の形状、搬送ローラのニップによる原稿の矯正、重力による原稿のたわみ、原稿のコシ等の影響によって、原稿面は、裏面(第2面)の画像を読み取る画像読取部に対して略平行にならないことがある。その結果、原稿読取部と原稿の裏面(第2面)は、照射光の原稿に対する正反射成分が多く画像読取部の内部に取り込まれる位置関係になり、照度分布ムラが大きくなる恐れがある。
また、特許文献3に記載のシェーディング補正は、画像読取部と略平行である白基準面を読み取ることで得られる信号に基づいて行われるので、画像読取部に対して原稿面が傾いている状況では十分に効果を発揮しない恐れがある。この結果、原稿の画像を読み取る精度が低下してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、原稿の画像を読み取る精度が低下してしまうことを抑制することを目的とする。
本発明の一実施例による画像読取装置は、
原稿搬送路と、
前記原稿搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る画像読取部と、
を備え、
前記画像読取部は、原稿搬送方向の一方側から前記原稿に向けて光を照射する第1の照明部と、前記原稿搬送方向の他方側から前記原稿に向けて光を照射する第2の照明部とを有し、
前記第1の照明部は、前記原稿への照射光を拡散する第1の拡散部を有し、
前記第2の照明部は、前記原稿への照射光を拡散する第2の拡散部を有し、
前記第2の照明部の照射方向と原稿面の法線方向との間を成す角度は、前記第1の照明部の照射方向と前記原稿面の前記法線方向との間を成す角度より小さく、
前記第2の拡散部の拡散度は、前記第1の拡散部の拡散度より高いことを特徴とする。
本発明によれば、原稿の画像を読み取る精度が低下してしまうことを抑制することができる。
プリンタの断面図。 画像読取装置の断面図。 第1の画像読取部の断面図。 第1の照明部を示す図。 第2の画像読取部の断面図。 実施例1の第2の照明部を示す図。 実施例2の第2の照明部を示す図。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[プリンタ]
図1を参照して、画像形成装置としてのプリンタ101を説明する。図1は、プリンタ101の断面図である。プリンタ101は、プリンタ本体101Aと画像読取装置103を備える。プリンタ本体101Aの上方に配置された画像読取装置103は、読取ユニット30とADF1を備える。画像読取装置103は、原稿Dを光学的に走査して原稿Dの画像を読み取り、読取結果を画像情報としての電気信号へ変換する。原稿Dとは、用紙及び封筒等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート(OHT)等のプラスチックフィルム、布などのシートである。画像読取装置103によって電気信号へ変換された画像情報は、プリンタ本体101Aに設けられた制御部122へ転送される。なお、本実施形態において、ユーザーがプリンタ101を操作する操作パネル50に対面して立ったときに、ユーザーから見てプリンタ101の前面側を手前側と定義し、プリンタ101の背面側を奥側と定義する。
プリンタ本体101Aは、記録媒体であるシートPに画像を形成する画像形成部119と、画像形成部119へシートPを給送するシート給送部34と、手差し給送部117と、を有している。シート給送部34は、互いに異なるサイズのシートPを収納可能なシート収納部137a、137b、137c、137dを備えている。各シート収納部137a、137b、137c、137dに収納されたシートPは、ピックアップローラ32によって繰り出され、フィードローラ33a及びリタードローラ33bによって1枚ずつ分離されて、対応する搬送ローラ対120へ受け渡される。そして、シートPは、シート搬送路に沿って配置された複数の搬送ローラ対120に順に受け渡され、レジストレーションローラ対136へ搬送される。
なお、ユーザーによって手差し給送部117の手差しトレイ137eに載置されたシートPは、給送ローラ138によってプリンタ本体101Aの内部へ給送され、レジストレーションローラ対136へ搬送される。レジストレーションローラ対136は、シートPの先端を停止させて斜行を補正すると共に、画像形成部119によるトナー像の形成プロセスである画像形成動作の進行に合わせてシートPの搬送を再開する。
画像形成部119は、感光体である感光ドラム121を備え、電子写真方式によってシートPに画像を形成する。感光ドラム121は、シートPの搬送方向に沿って回転可能である。感光ドラム121の周囲には、帯電器118、露光装置123、現像器124、転写帯電器125、分離帯電器126、及びクリーナ127が配置されている。帯電器118は、感光ドラム121の表面を均一に帯電する。露光装置123は、均一に帯電された感光ドラム121の表面を、画像読取装置103等から入力される画像情報に基づいて露光し、感光ドラム121の表面上に静電潜像を形成する。
現像器124は、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を収容している。現像器124は、帯電したトナーを、感光ドラム121の表面へ供給し、トナーで静電潜像を現像してトナー像にする。感光ドラム121の表面上に担持されたトナー像は、転写帯電器125が形成するバイアス電界によって、レジストレーションローラ対136から搬送されるシートPへ転写される。トナー像を転写されたシートPは、分離帯電器126が形成するバイアス電界によって感光ドラム121から離間し、定着前搬送部128によって定着部129へ搬送される。なお、シートPへ転写されずに感光ドラム121の表面上に残った転写残トナー等の付着物はクリーナ127によって除去され、感光ドラム121は次の画像形成動作に備える。
定着部129へ搬送されたシートPは、ローラ対に挟持されて加圧されながら加熱され、溶融したトナーがシートPに定着され、シートP上に画像が形成される。画像が形成されたシートPは、排出ローラ対40によって、プリンタ本体101Aの外方へ突出した排出トレイ130へ排出される。両面印刷の場合、シートPの裏面にも画像を形成するために、定着部129を通過したシートPは、反転部139によって表面と裏面とを反転され、両面搬送部140によってレジストレーションローラ対136へ搬送される。そして、画像形成部119によって裏面に画像が形成されたシートPは、排出トレイ130へ排出される。
[画像読取装置]
次に、図2を参照して、画像読取装置103を説明する。図2は、画像読取装置103の断面図である。読取ユニット30は、原稿Dの一方の面である第1面(表面)の画像を読み取る第1の画像読取部300を有する。また、読取ユニット30の上面には、可視光を透過する透明部材である第1流し読みガラス212と、第1流し読みガラス212と副走査方向(図2において矢印で示す方向)Tに並んで配置された透明部材である原稿台ガラス213が設けられている。第1の画像読取部300は、駆動ベルト(不図示)等の駆動手段によって駆動され、副走査方向Tに移動可能である。第1の画像読取部300は、副走査方向Tに移動しながら原稿台ガラス213に載置された原稿Dの画像を読み取る。また、第1の画像読取部300は、流し読み位置P1に位置決めされて、第1の読取位置F1上をADF1によって原稿搬送方向CDに搬送される原稿Dの第1面の画像を読み取る。
ADF1は、原稿Dの一方の面と反対の他方の面である第2面(裏面)の画像を読み取る第2の画像読取部400を有する。第2の画像読取部400は、原稿搬送方向CDに関して第1の読取位置F1より下流の第2の読取位置F2上をADF1によって搬送される原稿Dの第2面の画像を読み取る。また、ADF1は、画像読取装置103の奥側に配置されたヒンジ部(不図示)によって読取ユニット30に対して上下方向に開閉(回動)可能に支持されている。即ち、ADF1が上方へ回動されると、原稿台ガラス213が開放される。原稿台ガラス213が開放された状態において、ユーザーは、原稿台ガラス213にアクセスして原稿Dを載置又は除去することができる。さらに、ADF1が下方へ回動されると、原稿台ガラス213が閉じられる。ADF1の下面には、樹脂製プレート(不図示)が設けられている。原稿台ガラス213が閉じた状態において原稿台ガラス213上に載置された原稿Dが移動しないように、樹脂製プレート(不図示)は、原稿Dを原稿台ガラス213へ押圧するように構成されている。
ADF1は、原稿Dが積載される原稿積載トレイ2と、原稿積載トレイ2に積載された原稿Dを搬送する原稿搬送部222と、排出された原稿Dが積載される原稿排出トレイ3とを備える。原稿搬送部222は、図2に示すように、原稿積載トレイ2に積載された原稿Dを給送する原稿給送ローラ231と、原稿Dを1枚ずつに分離する分離ローラ対232と、分離された原稿Dを引き抜く第1搬送ローラ対233とを有する。原稿搬送部222は、更に、第1搬送ローラ対233によって搬送された原稿Dを順に搬送する第2搬送ローラ対234、第3搬送ローラ対235、第4搬送ローラ対236、第5搬送ローラ対238、及び第6搬送ローラ対240を有する。第1搬送ローラ対233、第2搬送ローラ対234、第3搬送ローラ対235、第4搬送ローラ対236、第5搬送ローラ対238、及び第6搬送ローラ対240は、原稿Dを原稿搬送方向CDに搬送する原稿搬送手段の一例である。
第6搬送ローラ対240の下流には、画像を読み取られた原稿Dを原稿排出トレイ3へ排出する排出ローラ対241が配置されている。なお、原稿排出トレイ3は、上方から視て原稿積載トレイ2と重なる位置で、原稿積載トレイ2の下方に配置されている。原稿搬送部222は、U字状に湾曲した原稿搬送路242を介して原稿Dを搬送する。
原稿搬送部222は、第4搬送ローラ対236と第5搬送ローラ対238との間の第1流し読みガラス212に対向する位置に、第1プラテンローラ237を有する。第1プラテンローラ237は、原稿Dの第2面に当接して回転することによって、原稿Dが第1流し読みガラス212から浮き上がることを抑制する。また、原稿搬送部222は、第5搬送ローラ対238と第6搬送ローラ対240との間の第2流し読みガラス214に対向する位置に、第2プラテンローラ239を有する。第2プラテンローラ239は、原稿Dの第1面に当接して回転することによって、原稿Dが第2流し読みガラス214から浮き上がることを抑制する。
(画像読取動作)
次に、画像読取装置103による画像読取動作を説明する。画像読取装置103は、ユーザーによる明示的な操作等に基づいて、流し読みモード(ADF原稿読取モード)と、固定読みモード(原稿台ガラス原稿読取モード)とのいずれかのモードによって画像読取動作を実行可能である。流し読みモードにおいて、ADF1は原稿Dを搬送して第1の読取位置F1及び第2の読取位置F2を通過させ、第1の画像読取部300及び第2の画像読取部400が原稿Dの第1面の画像及び第2面の画像をそれぞれ読み取る。固定読みモードにおいて、第1の画像読取部300は、副走査方向Tに移動されながら、ユーザーにより原稿台ガラス213上に載置された原稿の第1面の画像を読み取る。
流し読みモードの場合、第1の画像読取部300は、第1の読取位置F1で画像を読み取るための流し読み位置P1に位置決めされる。第1の画像読取部300が流し読み位置P1に位置決めされた状態で、原稿積載トレイ2に載置された原稿Dは、原稿給送ローラ231により給送され、分離ローラ対232の分離ニップ部で1枚ずつに分離される。分離された原稿Dは、第1搬送ローラ対233により引き抜かれた後、第2搬送ローラ対234、第3搬送ローラ対235、及び第4搬送ローラ対236を経由して、第1の読取位置F1に到達する。そして、第1の読取位置F1において、第1の画像読取部300は、原稿Dの第1面を光学的に走査し、第1面の画像を読み取る。
第1の読取位置F1を通過した原稿Dは、第5搬送ローラ対238によって第2の読取位置F2へ搬送される。そして、第2の読取位置F2において、第2の画像読取部400は、原稿Dの第2面を光学的に走査し、第2面の画像を読み取る。第2の読取位置F2を通過した原稿Dは、第6搬送ローラ対240及び排出ローラ対241によって原稿排出トレイ3へ排出される。このような画像読取動作は、原稿積載トレイ2に設けられたセンサ251によって全ての原稿Dが給送されたことが確認されるまで、原稿1枚毎に繰り返し実行される。
一方、固定読みモードの場合、第1の画像読取部300は、待機位置P2へ予め移動される。そして、第1の画像読取部300が副走査方向Tに関して待機位置P2と終端位置P3との間で往復移動しながら原稿台ガラス213上に載置された原稿を走査することにより、原稿の画像を読み取る。なお、プリンタ本体101Aの制御部122は、第1の画像読取部300の位置を、ポジションセンサ(不図示)とモータの回転パルス数とにより把握する。固定読みモード及び流し読みモードにおいて、第1の画像読取部300及び第2の画像読取部400によって取得された画像情報は、順次、プリンタ本体101Aの制御部122へ転送される。
[第1の画像読取部]
次に、図3及び図4を参照して、第1の画像読取部300を説明する。図3は、第1の画像読取部300の断面図である。図3に示すように、第1の画像読取部300は、CCD(Charge Coupled Devices)方式の一体型走査光学ユニットである。第1の画像読取部300は、ボックスフレーム301、第1の照明ユニット302、第1ミラー303、第2ミラー304、第3ミラー305、第4ミラー306、第5ミラー307、レンズユニット308、及びCCD309を有する。
第1の照明ユニット302は、ボックスフレーム301の上部に取り付けられている。第1の照明ユニット302は、第1の照明部310と、第2の照明部320とを有する。第1の照明部310は、原稿搬送方向CDの一方側から原稿Dの第1面Da上に設定される第1の読取位置F1へ向けて光を照射する。第2の照明部320は、原稿搬送方向CDの他方側から第1の読取位置F1に向けて光を照射する。
図4は、第1の照明部310を示す図である。図4(a)は、第1の照明部310の斜視断面図である。図4(a)に示すように、第1の照明部310は、ライトガイド(導光部材)311及びLED基板312を備えている。LED基板312は、基板部312a、基板部312a上に実装される複数のLED(光源)312b、及びコネクタ部(不図示)を備えている。複数のLED312bは、基板部312aの長手方向に直線状に基板部312a上に実装されている。複数のLED312bが基板部312a上に配列されるLED配列方向は、主走査方向MSに平行である。複数のLED312bは、電気配線(不図示)によってコネクタ部(不図示)に接続されている。複数のLED312bには、電気配線(不図示)及びコネクタ部(不図示)を介して電力が供給される。ライトガイド311は、複数のLED312bから照射される光が入射する入射面311a、第1の読取位置F1に向かって光を出射する出射面311b、及び入射光を出射面311bへ向かって反射する反射部311cを備える。
図4(b)は、図4(a)の点線で囲った部分IVBの拡大図である。図4(b)に示すように、反射部311cにはシリンドリカル形状が複数配列された拡散パターン311dが形成されている。反射部311cに形成された拡散パターン311dは、入射光を出射面311bへ向けて反射する際に、入射光を主走査方向MSに拡散する。なお、拡散パターン311dは、シリンドリカル形状に限定されず、光を主走査方向MSに拡散できればよい。拡散パターン311dは、例えば、みぞ形状又はくさび形状が複数配列されてもよいし、複眼レンズ形状の配列でもよい。
図4(c)は、図4(a)の点線で囲った部分IVCの拡大図である。図4(c)に示すように、出射面311bは、シボ処理が施されたシボ面311eである。シボ面311eの表面粗さは、算術平均粗さRaで1.4である。シボ面311eは、出射面311bから出射される出射光を拡散する。このように、出射面311bから第1の読取位置F1へ向けて主走査方向MSに拡散された光が照射されるので、LED配列方向の照度分布ムラの発生は抑制される。
また、図3に示すように、第1の読取位置F1に対する主たる照射方向L1(出射面311bの法線方向)と原稿Dの第1面Daの法線方向N1とのなす角度を角度θ1とする。角度θ1は、原稿照明光(照射光)の正反射成分R1が可能な限りCCD309へ取り込まれないような値に設定されている。それによっても、LED配列方向の照度分布ムラの発生は抑制される。
第2の照明部320は、上述の第1の照明部310の構成と同様であるため、説明を省略する。ただし、第1の照明部310と第2の照明部320は第1の読取位置F1(法線N1)に対して対称に配置される。すなわち、第2の照明部320のライトガイドの出射面から出射された光が第1面Daに入射する角度θ2は、θ1と同じ値に設定されている。この結果、LED配列方向の照度分布ムラの発生は抑制される。
第1の照明ユニット302から出射された光は、第1の読取位置F1において原稿Dによって反射される。原稿Dによって反射された反射光Mは、第1ミラー303、第2ミラー304、第3ミラー305、第4ミラー306、第5ミラー307及びレンズユニット308を介して、CCD309に結像される。CCD309は、受光した反射光Mを電気信号へ光電変換し、原稿Dの第1面Daの画像に応じた電気信号を制御部122へ出力する。
[第2の画像読取部]
次に、図5を参照して、第2の画像読取部400を説明する。図5は、第2の画像読取部400の断面図である。第2の画像読取部400の構成はほとんどが前述の第1の画像読取部300と共通している。まず、第2の画像読取部400に参考例としての第2の照明部420が組み込まれている場合を説明する。
図5(a)に示すように、第2の画像読取部400及びそれに対向する原稿搬送路242は、ADF1の大型化を防ぐために、水平ではなく傾斜して配置されている。原稿Dは、傾斜した原稿搬送路242内を搬送される。しかし、原稿搬送路242の形状、第5搬送ローラ対238のニップによる原稿Dの矯正、原稿Dのたわみ、原稿Dのコシ等の影響によって、原稿Dの第2面Dbが第2の画像読取部400に対して略平行とならない場合がある。その場合、第2の照明部420から出射される照射光の原稿Dの第2面Dbによって反射される正反射成分R4の多くが第2の画像読取部400の内部へ取り込まれ、照度分布ムラが発生する恐れがある。
図5(b)は、第2の画像読取部400と原稿Dの第2面Dbの位置関係を示す図である。第2の照明ユニット402は、第1の照明部410及び第2の照明部420を有する。第1の照明部410は、原稿搬送方向CDの一方側から原稿Dの第2面Db上に設定される第2の読取位置F2へ向けて光を照射する。第2の照明部420は、原稿搬送方向CDの他方側から第2の読取位置F2に向けて光を照射する。
第1の照明部410は、ライトガイド(第1の導光部)411及びLED基板(第1の基板)412を備えている。ライトガイド411は、複数のLED412bから照射される光が入射する入射面411a、第2の読取位置F2に光を導く出射面411b、及び入射光を出射面411bへ向かって反射する反射部411cを備える。反射部411cには、シリンドリカル形状が複数配列された拡散パターンが形成されている。出射面411bには、シボ面が形成されている。反射部411cの拡散パターン及び出射面411bのシボ面は、原稿Dへの照射光を主走査方向MSに拡散する第1の拡散部を構成する。図5(b)に示すように、第1の照明部410から第2の読取位置F2への主たる照射方向L3(出射面411bの法線方向)と原稿Dの第2面Db(原稿面)の法線方向N2とのなす角度を角度θ3とする。角度θ3は、照射光の正反射成分R3が第2の画像読取部400のCCDへ可能な限り取り込まれないような値に設定されている。この結果、LED配列方向の照度分布ムラの発生は抑制される。
第2の照明部420は、ライトガイド421及びLED基板422を備えている。ライトガイド421は、複数のLED422bから照射される光が入射する入射面421a、第2の読取位置F2に光を導く出射面421b、及び入射光を出射面421bへ向かって反射する反射部421cを備える。反射部421cには、シリンドリカル形状が複数配列された拡散パターンが形成されている。出射面421bには、シボ面が形成されている。一方、第2の照明部420から第2の読取位置F2への主たる照射方向L4(出射面421bの法線方向)と原稿Dの第2面(原稿面)Dbの法線方向N2とのなす角度を角度θ4とする。角度θ4は、図5(b)に示すように、原稿Dの第2面(原稿面)Dbが第2の画像読取部400に対して平行でないことに起因して角度θ3より小さい。この結果、照射光の正反射成分R4の多くは、第2の画像読取部400のCCDへ取り込まれ、照度分布ムラが発生する恐れがある。
したがって、LED配列方向の照度分布ムラの発生を抑制するために、第2の照明部420からの照明光の拡散度を、第1の照明部410からの照明光の拡散度よりもさらに高める必要がある。ここで、拡散度が高くなることは、例えば、二次光源としての照明部からの照射光の配光特性がどの方向から見ても輝度が一定な均等拡散光源の配光特性に近づくことを意味する。
[実施例1の第2の照明部]
第2の画像読取部400には、参考例としての第2の照明部420の代わりに実施例1の第2の照明部1420が設けられる。以下、第2の照明部1420を主に説明する。図5に示した参考例の第2の照明部420と比較して、照射光の拡散度を高めた実施例1の第2の画像読取部400の第2の照明部1420を、図6を参照して説明する。図6は、実施例1の第2の照明部1420を示す図である。
図6(a)は、第2の照明部1420の斜視断面図である。図6(a)に示すように、第2の照明部1420は、ライトガイド(第2の導光部)1421、LED基板(第2の基板)1422、ベース部材1430、拡散シート1440及び支持部材1450を備える。ライトガイド1421及びLED基板1422は、前述した図4(a)に示す第1の照明部310のライトガイド311及びLED基板312と同様である。ライトガイド1421は、複数のLED1422bから照射される光が入射する入射面1421a、第2の読取位置F2に光を導く出射面1421b、及び入射光を出射面1421bへ向かって反射する反射部1421cを備える。ベース部材1430は、ライトガイド1421、LED基板1422及び支持部材1450を保持する。支持部材1450は、ライトガイド1421の出射面1421bと第2の読取位置F2との間に拡散シート1440が配置されるように、拡散シート1440を支持する。すなわち、支持部材1450は、ライトガイド1421の出射面1421bから出射される光が拡散シート1440を通過して第2の読取位置F2に到達するように、拡散シート1440を支持する。
拡散シート1440は、光を透過する部材である。拡散シート1440は、例えば、光透過性樹脂材料からなる拡散板であってもよい。拡散シート1440は、ライトガイド1421の出射面1421bの長手方向(主走査方向)に延在する細長い形状を有する。拡散シート1440は、第2流し読みガラス214に平行に配置されている。しかし、拡散シート1440は、必ずしも第2流し読みガラス214に平行に配置されている必要は無く、第2流し読みガラス214に対して傾いて配置されていてもよい。拡散シート1440は、第2の読取位置F2から見たときに、ライトガイド1421の出射面1421bを覆うように配置されているとよい。
図6(b)は、図6(a)の点線で囲った部分VIBの拡大図である。図6(b)に示すように、拡散シート1440には、主走査方向MSと略直交する微細な溝パターン1441が、主走査方向MSの全域にわたって形成されている。拡散シート1440は、出射面1421bから出射された光をさらに主走査方向MSに拡散する。そのため、第2の照明部1420からの照明光の拡散度はさらに高められて、照度分布ムラの発生を抑制することが可能となる。
なお、ライトガイド1421の反射部1421cには、図4(b)に示す反射部311cと同様に、光を主走査方向MSに拡散するためのシリンドリカル形状が複数配列された拡散パターンが形成されていてもよい。反射部1421cに形成される拡散パターンは、シリンドリカル形状に限定されず、例えば、みぞ形状又はくさび形状が複数配列されてもよいし、複眼レンズ形状の配列でもよい。ライトガイド1421の出射面1421bは、図4(c)に示す出射面311bと同様に、シボ処理が施されたシボ面(拡散パターン)311eであってもよい。
拡散シート1440は、原稿Dへの照射光を主走査方向MSに拡散する第2の拡散部を構成する。第1の照明部410の第1の拡散部の拡散度は、第2の照明部1420の第2の拡散部の拡散度と異なっているとよい。第2の照明部1420の第2の拡散部の拡散度は、第1の照明部410の第1の拡散部の拡散度より高いとよい。なお、第2の拡散部は、拡散シート1440に加えて反射部1421cの拡散パターン及び/又は出射面1421bのシボ面を含んでもよい。拡散シート1440の拡散度が第1の拡散部の拡散度より高い場合、反射部1421cに拡散パターンが形成されていなくてもよいし、及び/又は、出射面1421bにシボ面が形成されていなくてもよい。
実施例1では、第2の照明部1420の拡散シート1440は、支持部材1450に貼り付けられている。しかし、拡散シート1440は、ベース部材1430に貼り付けられていてもよいし、出射面1421bに直接貼り付けられていてもよい。また、拡散シート1440の代わりに、第2の照明ユニット402とは別体の拡散部材を設けてもよい。拡散部材は、出射面1421bから出射された光を第2の読取位置F2に到達する前に主走査方向MSに拡散可能な構成を有していればよい。
実施例1によれば、第2の画像読取部400に対して原稿Dの第2面Dbが略平行ではなく傾いている状況においても照度分布ムラの発生を抑制することができる。すなわち、原稿の画像を読み取る精度が低下してしまうことを抑制することができる。
以下、実施例2を説明する。実施例2において、実施例1と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。実施例2のプリンタ101、画像読取装置103及び第1の画像読取部300は、実施例1と同様であるので説明を省略する。実施例2は、第2の画像読取部400の第2の照明部2420が実施例1の第2の照明部1420と異なる点で、実施例1と相違する。以下、実施例1との相違点を主に説明する。
[実施例2の第2の画像読取部]
以下、図7を参照して、出射光の拡散度を高めた実施例2の第2の画像読取部400の第2の照明部2420を説明する。図7は、実施例2の第2の照明部2420を示す図である。図7(a)は、第2の照明部2420の斜視断面図である。図7(a)に示すように、第2の照明部2420は、ライトガイド(第2の導光部)2421、LED基板(第2の基板)2422、及びベース部材2430を備える。ベース部材2430は、ライトガイド2421及びLED基板2422を保持する。LED基板2422は、基板部2422a、基板部2422a上に実装される複数のLED(光源)2422b、及びコネクタ部(不図示)を備えている。複数のLED2422bは、主走査方向MSに直線状に基板部2422a上に実装されている。ライトガイド2421は、複数のLED2422bから照射される光が入射する入射面2421a、第2の読取位置F2に光を導く出射面2421b、及び入射光を出射面2421bへ向かって反射する反射部2421cを備える。
本実施例では、ライトガイド2421に形成される拡散パターンの形状を変更することによって主走査方向MSに拡散度を高める。図7(a)に示すライトガイド2421は、前述の図4(b)及び図4(c)に示すライトガイド311に形成された拡散パターン(311d,311e)と類似しているがより拡散度の高い拡散パターン(2421d,2421e)が形成されている。
図7(b)は、図7(a)の点線で囲った部分VIIBの拡大図である。図7(b)に示すように、反射部2421cにはより細いシリンドリカル形状が複数配列された拡散パターン2421dが形成されている。実施例2の第1の照明部410のライトガイド411(図5(b))は、図4(b)に示す第1の照明部310のライトガイド311の反射部311cに形成された拡散パターン311dと同様の拡散パターンが形成されている。しかし、図7(b)に示す実施例2の第2の照明部2420のライトガイド2421の反射部2421cに形成された拡散パターン2421dは、第1の照明部410のライトガイド411の拡散パターン311dより微細なシリンドリカル面が形成されている。よって、実施例2の第2の照明部2420の反射部2421cの拡散度は、第1の照明部410の反射部410cの拡散度より高い。
図7(c)は、図7(a)の点線で囲った部分VIICの拡大図である。図7(c)に示すように、出射面2421bは、シボ処理が施されたシボ面2421eである。シボ面2421eの表面粗さは、算術平均粗さRaが1.8である。実施例2の第1の照明部410のライトガイド411(図5(b))は、図4(c)に示す第1の照明部310のライトガイド311の出射面311bに形成されたシボ面311eと同様の1.4の算術平均粗さRaでシボ面が形成されている。しかし、図7(c)に示す実施例2の第2の照明部2420の出射面2421bに形成されたシボ面2421eの算出平均粗さRaは、第1の照明部410のライトガイド411のシボ面の算術平均粗さRaより粗い。よって、第2の照明部2420の出射面2421bの拡散度は、第1の照明部410の出射面410bの拡散度より高い。したがって、実施例2の第2の照明部2420からの出射光の拡散度はさらに高められて、照度分布ムラの発生を抑制することが可能となる。
反射部2421cの拡散パターン2421d及び出射面2421bの拡散パターンとしてのシボ面2421eは、原稿Dへの照射光を主走査方向MSに拡散する第2の拡散部を構成する。なお、拡散パターンは、反射部2421c又は出射面2421bのいずれか一方のみに形成されていてもよく、反射部2421c及び出射面2421bの両方に形成されていてもよい。第1の照明部410の第1の拡散部の拡散度は、第2の照明部2420の第2の拡散部の拡散度と異なっているとよい。第2の照明部2420の第2の拡散部の拡散度は、第1の照明部410の第1の拡散部の拡散度より高いとよい。以上説明したように、実施例2によれば、第2の画像読取部400に対して原稿Dの第2面Dbが略平行ではなく傾いている状況においても照度分布ムラの発生を抑制することができる。
なお、実施例1及び実施例2においては、第2の画像読取部400が原稿搬送方向CDに関して第1の画像読取部300の下流側に配置されているが、上流側に配置されていてもよい。また、実施例1及び実施例2においては、電子写真方式のプリンタ101が用いられているが、本発明は電子写真方式のプリンタ101に限定されるものではない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。
以上、様々な実施例を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、原稿搬送方向CDの一方側と他方側に設けられたそれぞれの照明部からの出射光の正反射成分が画像読取部内に取り込まれる量の多寡に応じて、それぞれの照明部からの出射光の拡散度の強弱を設定すれば、本発明の効果を得ることができる。
103・・・画像読取装置
242・・・原稿搬送路
311d、2421d・・・拡散パターン
311e、2421e・・・シボ面
400・・・第2の画像読取部
410・・・第1の照明部
1420、2420・・・第2の照明部
1440・・・拡散シート
CD・・・原稿搬送方向
D・・・原稿

Claims (8)

  1. 原稿搬送路と、
    前記原稿搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    を備え、
    前記画像読取部は、原稿搬送方向の一方側から前記原稿に向けて光を照射する第1の照明部と、前記原稿搬送方向の他方側から前記原稿に向けて光を照射する第2の照明部とを有し、
    前記第1の照明部は、前記原稿への照射光を拡散する第1の拡散部を有し、
    前記第2の照明部は、前記原稿への照射光を拡散する第2の拡散部を有し、
    前記第2の照明部の照射方向と原稿面の法線方向との間を成す角度は、前記第1の照明部の照射方向と前記原稿面の前記法線方向との間を成す角度より小さく、
    前記第2の拡散部の拡散度は、前記第1の拡散部の拡散度より高いことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿搬送路と、
    前記原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面の画像を読み取る第1の画像読取部と、
    前記原稿の他方の面の画像を読み取る第2の画像読取部と、
    を備えて、
    前記第2の画像読取部は、原稿搬送方向の一方側から前記原稿に向けて光を照射する第1の照明部と、前記原稿搬送方向の他方側から前記原稿に向けて光を照射する第2の照明部とを有し、
    前記第1の照明部は、前記原稿への照射光を拡散する第1の拡散部を有し、
    前記第2の照明部は、前記原稿への照射光を拡散する第2の拡散部を有し、
    前記第2の照明部の照射方向と原稿面の法線方向との間を成す角度は、前記第1の照明部の照射方向と前記原稿面の前記法線方向との間を成す角度より小さく、
    前記第2の拡散部の拡散度は、前記第1の拡散部の拡散度より高いことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記第1の照明部は、複数の光源が長手方向に配置された第1の基板を有し、
    前記第2の照明部は、複数の光源が長手方向に配置された第2の基板を有し、
    前記第1の拡散部の前記長手方向の拡散度と前記第2の拡散部の前記長手方向の拡散度が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第1の照明部は、第1の導光部を有し、
    前記第2の照明部は、第2の導光部を有し、
    前記第2の拡散部は、前記第2の導光部と前記原稿との間に配置される部材を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  5. 前記部材は、前記第2の照明部から出射され前記部材を透過した前記照射光を拡散する拡散シートであることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  6. 前記第1の照明部は、第1の導光部を有し、
    前記第2の照明部は、第2の導光部を有し、
    前記第2の拡散部は、前記第2の導光部の表面に形成された拡散パターンを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  7. 前記第2の導光部は、光が入射する入射面と、前記光を出射する出射面と、前記入射面から入射した前記光を前記出射面へ向かって反射させる反射部と、を有し、
    前記拡散パターンは、前記反射部または前記出射面もしくは前記反射部および前記出射面の両方に形成されていることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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