JP7345845B2 - 回収物分別システム - Google Patents

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Description

本発明は、廃棄物等の回収物を所望の材料別に分別するための回収物分別システム(回収物分別装置)に関する。
清涼飲料水等のプラスチックボトル、食品等のプラスチック容器及び包装袋等の各種プラスチック製品は、使用後にプラスチック廃棄物として多量に廃棄されており、焼却や埋め立て等により処分されている。これらのプラスチック製品は、混在した状態で回収されてくる場合も少なくなく、作業員又は分別装置により分別する必要がある。
従来の分別装置は、空き缶と廃ペットボトルが混在した回収容器からそれぞれを選別する装置であって、回収容器を所定速度で搬送するコンベヤを配設し、当該コンベヤの上位には搬送経路を横切って照射した光線が空き缶・廃ペットボトルによって遮断または減衰されて空き缶または廃ペットボトルの通過を検知できる強さの光線を照射する第一の光電センサと、照射した光線が廃ペットボトルを透過し、空き缶のみに遮断される強い光線を照射する第二の光電センサとを並設すると共に、第一及び第二の光電センサの下流側にはコンベヤ上の廃ペットボトルを分別処理する分別手段を備え、かつ第一の光電センサにて検知した通過物が第二の光電センサにて廃ペットボトルであると識別されたときには分別手段に所定のタイミングで識別した廃ペットボトルの分別処理を行う指令を出力する制御装置を備えている(特許文献1)。
特開2009-268996号公報
しかし、従来の分別装置は、分別排出装置を搬送路又はその近傍に設けているため、装置が大型化してしまうという問題点を有していた。また、近年、作業員不足に対する対策が急務であり、分別率の向上が要請されているととともに、製造コストの低減も求められている。
さらに、プラスチック以外にも、缶、ビン及びボタン型リチウム電池なども汎用的に適用可能なシステムの開発が望まれている。
本発明は、上記各問題点を解決するためになされたものであり、大型化を抑制すことにより製造コストを低減可能であるとともに、種々の廃棄物に適用可能であり、高い分別性能を有する回収物分別システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の回収物分別システム(以下、「本回収物分別システム」という場合がある。)は、平面視で円運動が可能となるように形成されている回転体上で、供給された回収物を散在させる回収物散在装置と、上記回収物散在装置に上記回収物を供給する回収物供給装置と、上記回収物から所定種類の目的回収物を識別する目的回収物識別装置と、上記回収物散在装置上の上記目的回収物の載置位置を特定する目的回収物載置位置特定装置と、上記回収物散在装置の上部に配置されており、上記目的回収物を摘出する目的回収物摘出装置と、を備え、上記目的回収物摘出装置は、摘出手段と、上記摘出手段を摘出実行位置に移動させるための上記摘出手段の移動手段と、を有するとともに、上記摘出手段は、上記回収物散在装置の回転中心と同じ回転中心を基準(中心)として、上記回収物散在装置と同方向かつ同速度で回転運動可能となるように構成されていること、を特徴としている。
また、本回収物分別システムにおいて、上記回収物散在装置は円盤回転装置であり、上記移動手段は、アーム部材と、上記アーム部材を上記円盤回転装置の回転中心に対して、回動させるための回動手段と、上記アーム部材に沿って、上記目的回収物摘出手段をスライド自在に移動させるためのスライド手段と、上記目的回収物摘出手段を昇降させるための昇降手段と、を備える構成とすることが好適である。
ただし、上記摘出手段の移動手段は、その作用を奏するものであれば制限はなく、各種のロボットアーム等を用いることもできる。
ここで、回収物とは、分別対象である目的回収物と他の種類の回収物とが混在した物体を意味するものである。
また、回収物散在装置は、搬送路が平面視で円運動が可能となるように形成されている回転体であればよく、円盤回転装置(ターンテーブル)及び円環状に配置された無端状のコンベヤ装置等を用いることができる。
また、回収物供給装置とは、上記回収物散在装置に回収物を供給するための装置であり、無端状のコンベヤ装置及び各種の運搬装置等を用いることができる。
また、目的回収物識別装置は、回収対象である目的回収物の画像(外形)、目的回収物の性状(目的回収物の材質、外表面の色調、輪郭及び形状等、目的回収物を分別する際に使用可能となる各種特性)を分析することにより、分別対象を特定するための種々の方法を用いることができる。
例えば、回収物を撮影し、その画像を処理する画像処理手段と、回収対象として予め特定されている目的回収物基準撮像データが記憶されている目的回収物基準撮像データの記憶手段と、認識された目的回収物の撮像と、記憶されている目的回収物基準データとを比較照合して、目的回収物を特定する目的回収物特定手段と、特定された回収物が目的回収物である場合において、回収実行指示信号を生成し、目的回収物摘出手段及び当該目的回収物摘出手段の移動手段に送信する回収指示信号生成送信手段等とを、有する構成とするものであってもよい。
また、目的回収物識別装置の他の構成として、赤外線、その他の電磁波を使用し、各種吸収分析及び発光分析等を利用することができる(特に、プラスチックを分別するための分光分析法(反射光により得られるスペクトルから対象物質の赤外光の吸収特性を特定し、当該対象物質の材質等を推測する分析法)としては、分光装置の操作性、簡易性等から近赤外分光法を用いることが好ましい)。
例えば、照射光を回収物に照射する照射手段と、照射された照射光の回収品からの反射光を検知する受光手段と、検知された反射光から回収物により吸収された吸収波長の特性を算出する吸収波長特性算出手段と、構成材料ごとに予め特定されている吸収波長特性データが関連付けられて記憶されている吸収波長特性データの記憶手段と、算出された吸収波長特性データと、記憶されている吸収波長特性データとを比較して、構成材料を特定する構成材料特定手段と、特定された構成材料が分別対象である構成材料であるか否かを判別する分別対象判別手段と、特定された構成材料が目的回収物である場合において、回収実行指示信号を生成し、目的回収物摘出手段及び当該目的回収物摘出手段の移動手段に送信する回収指示信号生成送信手段等とを、有する構成とすることができる。
また、目的回収物位置特定装置は、回収物散在装置上の目的回収物の載置位置を特定するための手段である。例えば、所定領域の撮像データを基準として、その位置を特定する手段とすることができる。
また、目的回収物摘出装置における摘出手段は、予め定められた目的回収物を選別して、摘出するための手段であり、吸着手段やハンドリング機構を用いた把持手段等により、目的回収物を摘出することができればよく、その摘出方法には制限はない。
例えば、摘出手段として、吸着手段を採用した場合には、圧縮空気供給手段と、圧縮空気により作動する目的回収品を吸着する吸着把持手段と、圧縮空気量等を制御するための制御手段と、を有する構成とすることができる。
本回収物分別システムによれば、平面視で円運動が可能となるように形成されている回転体上で、供給された回収物を散在させる回収物散在装置と、当該回収物散在装置の上部に配置されている目的回収物摘出装置を備えているとともに、摘出手段は、当該回収物散在装置の回転中心と同じ回転中心を基準として、上記回収物散在装置と同方向かつ同速度で回転運動可能となるように構成されている。そのため、各装置及び各手段の協働動作により、上記目的回収物摘出装置を用いて、回転している回収物散在装置上で、予め定められている回収対象である目的回収物を摘出可能となるように構成されていることから、直線状の搬出装置上において分別するシステムと比較して、そのシステム全体を小型化し、それに伴うコスト低減を図ることができる。
また、本回収物分別システムにおいて、上記円盤回転装置の回転中心から放射状に複数本が配置されている複数の上記アーム部材と、上記各アーム部材ごとに支持される上記目的回収物摘出手段と、を備え、隣接する2本の上記アーム部材で囲まれる扇形領域において、少なくとも一方の上記目的回収物摘出手段が独立して上記目的回収物を摘出可能となるように制御されていること、が好適である。
ここで、上記アーム部材の数及び分割される扇形数は、物理的に設置が可能な範囲であれば制限はなく、当該アーム部材の数が多いほど分別処理能力を向上させることができる。また、摘出手段は各アームごとに設けられるものであり、隣接する2本のアーム部材で囲まれる扇形領域において、予め定められている範囲(最大範囲は、360度をアーム数で除した範囲)について、目的回収物を摘出することができるようになっていればよい。
本回収物分別システムによれば、複数本のアーム部材を有し、各アーム部材ごとに摘出手段が設けられており、隣接する2本のアーム部材で囲まれる扇形領域において、少なくとも一方の摘出手段が独立して目的回収物を摘出可能となるように制御されているため、各摘出手段の稼働位置を限定し、不要な移動動作を減少させることで、分別処理能力を向上させることができる。
さらに、本回収物分別システムにおいて、未摘出の上記回収物を搬出する回収物搬出装置を備え、上記円盤回転装置の上部における半径方向に、未摘出である上記回収物を遮り、上記回収物搬出装置に排出をするための排出板が昇降自在に設けられており、上記扇形領域内において、上記円盤回転装置の一回の回転中に、上記未摘出である目的回収物が所定個数以上の場合に、上記排出板を上昇させることが可能となっているとともに、上記排出板が上昇した場合には、上記回収物が上記回収物搬出装置に排出されないように制御することとすれば好適である。
ここで、回収物搬出装置とは、摘出装置によって摘出されない目的回収物以外の回収物(場合によっては、摘出されなかった目的回収物が含まれる場合もある)(未摘出である回収物)を搬出するための装置であり、無端状のコンベヤ装置又は各種の運搬装置等を用いることができる。
本回収物分別システムを運用する場合において、摘出可能個数以上の目的回収物が供給されることがあり、その場合には目的回収物が円盤回転装置上に残置されてしまうことになる。この場合において、本回収物分別システムでは、回収物を排出するための排出板が昇降自在に設けられており、円盤回転装置の一回の回転中において、未摘出である目的回収物が所定個数以上の場合に、当該排出板を上昇させることができるように構成されている。したがって、未摘出の目的回収物が多い場合において、再度の摘出を行うことが可能となり、回収効率を上げることができる。
本発明によれば、小型化を図ることにより製造コストを低減可能であるとともに、目的に応じた種々の回収物を分別することが可能であり、高い分別性能を有する回収物分別システムを提供することができる。
本発明の回収物分別システムの主要部を示す側面図である。 図1におけるI-I断面に対応する断面図である。 図1におけるII-II断面に対応する断面図である。 図1におけるIII-III断面に対応する断面図である。 本発明の回収物分別システムのペットボトル特定等装置及び制御装置のシステム図である。 本発明の回収物分別システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の回収物分別システムの動作を示す説明図(図4に対応する図)である。 本発明の回収物分別システムにおけるペットボトル摘出装置の動作を示す説明図(図1に対応する要部を示す模式図)である。
以下、図面を参照しつつ、本回収物分別システムの実施の一形態を詳細に説明する。なお、本回収物分別システムは、ペットボトル5と、他のプラスチック類(以下、「プラスチック類6」という。)が混在した回収物(以下、「混在回収物」という場合がある。)から回収対象であるペットボトル5(目的回収物)を分別して、摘出することを目的とするものであり、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[全体構成]
本回収物分別システムKは、混在回収物をターンテーブルTに供給するための供給コンベヤY(回収物供給装置)と、供給された混在回収物を散財させるターンテーブルT(回収物散在装置(円盤回転装置))と、ペットボトル摘出装置20と、ペットボトル特定等装置40と、プラスチック類6を搬出するためのプラスチック類搬出コンベヤU(回収物搬出装置)と、摘出されたペットボトル5を搬出するためのペットボトル搬出コンベヤVと、各装置の動作を制御するための制御装置50を主要装置としている(図1~図4)。
[供給コンベヤ、ターンテーブル及び搬出コンベヤ類]
無端状の供給コンベヤYの基端部は、混在回収物の投入用のホッパ(図示せず)と接続されており、その終端部は、ターンテーブルTの上部近傍に位置している。供給コンベヤYとターンテーブルTは、下側に傾斜するように配置されている長方形形状の接続板17を介して接続されることにより、供給コンベヤYに供給された混在回収物がターンテーブルTに供給されるようになっている。
ターンテーブルTは、所定半径の円環形状であり、外側円周部には、混在回収物の飛び出し防止のための鉛直部が形成されており、駆動モータ(図示せず)により回転軸を中心に所定速度で回転している。ターンテーブルTの回転速度は、供給コンベヤYの移動速度と比較して大きく設定されており、その速度差により、上面に供給された混在回収物を散在させることができるようになっている。ターンテーブルTの中心に形成されている開口した小円環部は、ペットボトル5を下記ペットボトル搬出コンベヤVに排出するための排出口T1となっている。
ターンテーブルTの回転軸の回転中心(以下、単に「回転中心」という。)には、支柱11が垂設されており、上面にはターンテーブルTと比較して少し小径である上部円板12が設けられている。上部円板12の上面には、下記6台の撮影カメラ41及び真空ポンプ25と、2台の電装装置26が設けられている(図2、図3)。真空ポンプ25は、下記各摘出可能領域R(図3)に対応する位置における、上部円板12の円弧部の縁部近傍中央部に設置されており、その回転中心側に隣接して、撮影カメラ41が設けられている。さらに、電装装置26は3つの摘出可能領域Rに跨って設置されており、各電装装置26は、回転中心に対して対向して設けられている。
また、支柱11における上端部の近傍には、ブラケット18を介して、水平アーム21を支持するための支持アーム13が横設されている。支持アーム13は、水平アーム21と略同幅及び同長さであり、回転中心の近傍を基端とし、ターンテーブルTの半径と一致する方向となるよう放射線状に延設されており、中間部が、上部円板12の外周縁部に設けられている吊上部材19により支持されている。なお、隣接する上記支持アーム13の間隔は60度となっている。そして、支持アーム13の下面に沿って、水平アーム21が設けられている。
無端状のプラスチック類搬出コンベヤUの基端部は、供給コンベヤYと並列になるように、ターンテーブTルの側面下部に配置され、所定の位置にまで延設されている。ターンテーブルTとプラスチック類搬出コンベヤUは、長方形形状の接続板14を介して接続されており、プラスチック類6をターンテーブルTから離間する向きに搬出できるようになっている。
接続板14は、プラスチック類搬出コンベヤUと直行し、下側に傾斜するように設けられている。そして、ターンテーブルTにおける接続板14の供給コンベヤY側の端部と排出口T1の間には、プラスチック類搬出コンベヤUの搬出方向側の斜め方向に、当該ターンテーブルTを横切るように排出板15が設けられている(図4)。
排出板15は、通常は、下面がターンテーブルTに接する高さ位置となるように設けられており、ペットボトル摘出装置20で摘出されないプラスチック類6は、当該排出板15に遮られて、接続板14を介してプラスチック類搬出コンベヤUに誘導されるようになっている。
一方、排出板15は、後記排出板制御手段56に制御される排出板昇降手段(図示せず)により昇降自在となっており、当該排出板15が上昇した場合には、載置物がターンテーブルT上から、プラスチック類搬出コンベヤUに排出されないようになっている。
また、無端状のペットボトル搬出コンベヤVの基端部は、第1供給コンベヤYと平行であり、かつ、開口しているターンテーブルTの排出口T1の下部が基端部となり、所定の位置にまで延設されている。このターンテーブルTの排出T1が摘出したペットボトル5の搬入部となっており、当該ペットボトル5をターンテーブルTから離間する向きに搬出できるようになっている。
[ペットボトル摘出装置]
ペットボトル摘出装置20は、6本の水平アーム21(アーム部材)と、水平アーム回動手段22と、ピッキングアーム31と、ピッキングアームスライド手段32(移動手段)と、ピッキングアーム昇降手段33(移動手段)と、吸着ノズル35と、真空ポンプ25を主要部としている。なお、ピッキングアーム31、下記吸着ノズル35及び真空ポンプ25が、特許請求の範囲の摘出手段の主要部を構成している。
上記ピッキングアーム31と、水平アーム回動手段22と、ピッキングアームスライド手段32と、ピッキングアーム昇降手段33と、真空ポンプ25は、それぞれ、各水平アーム21に対応して、一体づつ設けられている。
上記のとおり、6本の水平アーム21は、支持アーム13の下面において、回転中心と一致する向きであり、隣接する水平アーム21が60度間隔となるように、ターンテーブルTの半径と一致する方向となるよう放射線状に延設されている。
また、ピッキングアーム31は、水平アーム21の先端部に設けられているピッキングアームスライド手段32により、水平アーム21に沿って、ターンテーブルTの上部において、その半径方向にスライド移動が自在となるとともに、ピッキングアーム昇降手段33により、昇降自在となっている。
ピッキングアーム31は、下端部に設けられており、真空ポンプ25と接続されている吸着ノズル35によりペットボトル5を吸着把持及び解放できるようになっている。
上記吸着ノズル35の先端部には長さ調整機構を有しており、一定長さの範囲内で伸長収縮自在となっている。そのため、先端部がペットボトル5と当接した場合には、吸着把持に適した適切な長さに収縮し、吸着把持が終了した場合には、基準長さに復帰するようになっている。
これにより、ピッキングアームスライド手段32により、摘出すべきペットボトル5の上部位置にまで、ピッキングアーム31を移動させ、ピッキングアーム昇降手段33により、当該ピッキングアーム31をペットボトル5に当接させた後に、吸着ノズル制御手段54により、真空ポンプ25に接続される流路の電磁弁(図示せず)を制御し、吸引力を調整することにより、対象とするペットボトル5を吸着把持及び解放自在として、ターンテーブルT上から摘出し、所望の場所に移動させることが可能となっている。
上記のとおり、ピッキングアーム31は水平アーム21に取り付けられており、当該水平アーム21は、ターンテーブルTと一体的に設けられている支柱11に支持されているる。そのため、ピッキングアーム31は、ターンテーブルTと同方向かつ同速度で回転運動しながら、下記制御装置50における摘出装置制御部51のアーム位置制御手段53及び吸着ノズル制御手段54等により、任意の水平方向に移動自在であり、かつ、鉛直方向に昇降自在となるように、その動作が制御されている。
また、水平アーム21は、隣接する2本の水平アーム21で囲まれる扇形領域(本実施形態では6領域)に関し、水平アーム回動手段22により、初期状態である静止時を基準として、回転中心を中心に60度の範囲で回動することができるように制御されている。このような構成により、1台の各ピッキングアーム31及び吸着ノズル35が独立して、上記扇形領域を摘出可能領域(以下、「摘出可能領域R」という。)におけるターンテーブルTの上面に載置されたペットボトル5を摘出可能となっている(各摘出可能領域Rの説明において、区別する必要がある場合には、図中の表示を含めて、各符号に1~6を付す)。なお、各水平アーム21は、ターンテーブルTの回転方向と同方向の扇形領域を摘出可能領域Rとして、動作するようになっている。
[ペットボトル特定等装置]
ペットボトル特定等装置40は、特許請求の範囲で記載している目的回収物識別装置と目的回収物載置位置特定装置の役割を担う装置であり、摘出可能領域Rの全体の撮影を行う撮影カメラ41と、ペットボトル5を識別するためのペットボトル識別部45(目的回収物識別装置)と、ターンテーブルT上のペットボトル5の位置を特定するためのペットボトル載置位置特定部46(目的回収物載置位置特定装置)とを備えている(図5)。
上記した撮影カメラ41での撮影は、予め定められている撮影基準点に当該撮影カメラ41が到達したことを検出して行われるようになっており、撮影データは撮影時刻データとともに、ペットボトル識別部45と、ペットボトル載置位置特定部46に送信されるようになっている。
ペットボトル識別部45は、回収物画像抽出手段45aと、予め特定されているペットボトル撮像データが記憶されているペットボトル撮像データベース45b(記憶手段)と、ペットボトル特定手段45c(分別対象特定手段)を有している。
ペットボトル特定手段45cでは、各回収物の画像を認識し、認識された各回収物の撮像データと、ペットボトル撮像データベース45bに記憶されているペットボトル基準データとを比較して、分別(摘出)対象であるペットボトル5を特定することができるようになっている。そして、特定された回収物がペットボトル5である場合には、回収指示信号発生送信手段45dにより、ペットボトル載置位置特定部46と制御装置50の摘出装置制御部51に、回収実行指示信号が送信されるようになっている。
回収実行指示信号を受信したペットボトル載置位置特定部46は、ペットボトル5の撮像データに基づき、摘出可能領域Rにおける平面座標を特定し、ペットボトル5の載置位置データ(以下、「載置位置データ」という。)として制御装置50の摘出装置制御部51に送信できるようになっている。
[制御装置]
制御装置50は、ターンテーブルT、供給コンベヤY、ペットボトル特定等装置40、ペットボトル摘出装置20、プラスチック類搬出コンベヤU及びペットボトル搬出コンベヤV等の各装置の動作を制御するための装置であり、各装置に関して所定の動作を行わせることができるように構成されている(図5)。
下記には、本回収物分別システムKの最重要要素であるペットボトル摘出装置20を制御する摘出装置制御部51のみについて説明する。
摘出装置制御部51は、アーム移動量データ算出手段52と、アーム位置制御手段53と、吸着ノズル制御手段54と、回収ペットボトル計数手段55と、排出板制御手段56を備えており、各ペットボトル摘出装置20ごとにその動作を制御することができるように構成されている。
アーム移動量データ算出手段52は、水平アーム回動手段22、ピッキングアームスライド手段32及びピッキングアーム昇降手段33の移動量(以下、「移動量データ」という。)を算出する手段である。アーム移動量データ算出手段52は、上記ペットボトル特定等装置40から送信された回収実行指示信号及び載置位置データと、ペットボトル摘出装置20の各要素の現在位置データに基づき、移動量データを算出するとともに、アーム位置制御手段53と、吸着ノズル制御手段54に出力し、各手段を駆動して、移動量に基づく位置に移動させることができるようになっている。
なお、ピッキングアーム31の吸着ノズル35の高さは、予め設定されている標準高さに設定されるようになっている。
そして、上記移動量データを受信したアーム位置制御手段53は、水平アーム回動手段22と、ピッキングアームスライド手段32と、ピッキングアーム昇降手段33とを制御して、水平アーム21の回動角度、ピッキングアーム31のスライド位置及びピッキングアーム31の高さ位置を制御することにより、吸着ノズル35を、摘出実行位置であるペットボトル5の真上部にまで誘導できるようになっている。
吸着ノズル制御手段54は、ピッキングアーム31がペットボトル5に当接した場合において、真空ポンプ25に接続される流路の電磁弁を制御してペットボトル5を吸着把持させ、アーム位置制御手段53によりピッキングアーム31を排出口T1の上部に誘導するとともに、吸着ノズル制御手段54の制御に基づきペットボトル5を解放し、ペットボトル搬出コンベヤVで搬出することができるようになっている。
なお、水平アーム21及びピッキングアーム31は.ペットボトル5の吸着把持後は、アーム位置制御手段53により、最短移動経路で搬出口T1まで誘導されるように制御されている。
また、回収ペットボトル計数手段55は、ターンテーブルTの一回の回転中において、各摘出可能領域Rにおいて排出したペットボトル5の個数をカウントする手段である。
排出板制御手段56は、回収ペットボトル計数手段55によりカウントされた回収ペットボトル数と、一回の撮影により認識され、各摘出可能領域Rに載置されたペットボトル5の個数との差を求め、摘出できなかったペットボトル5の個数(以下、「残置ペットボトル数」という。)を算出し、当該残置ペットボトル数が予め定められている個数(例えば、2個)以上である場合には、排出板15を上昇させることができるようになっている。
なお、複数のペットボトル5が、各水平アーム21の対象とするターンテーブルT上の摘出可能領域Rに存在している場合には、予め定められている優先順位(例えば、本実施形態では、現在のピッキングアーム31の位置に最も近いペットボトル5の位置を順次選択する)により、上記と同様の処理を行い、各ペットボトル5を摘出することができるようになっている。
[本回収物分別システムの動作]
次に、本回収物分別システムKを使用して、ペットボトル5を分別する方法について説明する。なお、本回収物分別システムKでは、継続して混在回収物がターンテーブルTに供給されているが、下記の説明では、一つの摘出可能領域R1に着目して、各装置等の動作を説明する(図7,図8)。
供給コンベヤYからターンテーブルTに混在回収物が供給され(S1[図6]、以下同様に同図に基づき符号を付す)、当該ターンテーブルTの上面に散在する。
対象とする摘出可能領域R1において、予め定められている撮影基準点に撮影カメラ41が到達したタイミングで、当該撮影カメラ41が摘出可能領域R1の全体写真を撮影し(S2)、撮影データ及び撮影時刻データがとともに、ペットボトル識別部45と、ペットボトル載置位置特定部46に送信される。
ペットボトル特定手段45cでは、各回収物の画像を認識し(S3)、認識された各回収物の撮像データと、ペットボトル撮像データベース45bに記憶されているペットボトル基準データとを比較して(S4)、特定された回収物がペットボトル5である場合には、回収指示信号発生送信手段45dにより、ペットボトル載置位置特定部46と制御装置50の摘出装置制御部51に、回収実行指示信号が送信される(S5,S6)。
回収実行指示信号を受信したペットボトル載置位置特定部46は、ペットボトル5の撮像データに基づき、摘出可能領域R1における平面座標を特定し、載置位置データを制御装置50の摘出装置制御部51に送信する(S7)。そして、回収実行指示信号及び載置位置データを受信した摘出装置制御部51は、アーム移動量データ算出手段52により、摘出実行位置データと、ペットボトル摘出装置20の各要素の現在位置データに基づき、水平アーム回動手段22、ピッキングアームスライド手段32及びピッキングアーム昇降手段33の移動量データを算出し(S8)、アーム位置制御手段53と、吸着ノズル制御手段54に出力し、各手段を駆動する。
上記移動量データを受信したアーム位置制御手段53は、水平アーム回動手段22における水平アーム21の回動角度と、ピッキングアームスライド手段32におけるピッキングアーム31のスライド位置と、ピッキングアーム昇降手段33におけるピッキングアーム31の高さ位置を制御することにより(S9)、吸着ノズル35をペットボトル5の真上(摘出実行位置)に誘導し、当該ペットボトル5に当接させる(S10,動作1[図8]、以下同様に同図に基づき動作を説明する)。そして、真空ポンプ25に接続される流路の電磁弁を制御して、ペットボトル5を吸着把持し(S11,動作2)、アーム位置制御手段53によりピッキングアーム31を排出口T1の上部に誘導する(S12,動作3)。そして、吸着ノズル制御手段54の制御に基づきペットボトル5を解放し、ペットボトル搬出コンベヤVで搬出する(S13,動作4)。
さらに、複数のペットボトル5が、摘出可能領域R1に存在している場合には、上記ペットボトル5の解放動作の終了時において、ピッキングアーム31に最も近い位置のペットボトル5に関し、上記と同様の処理により、ペットボトル摘出装置20を用いて、ペットボトル5を摘出する動作を繰り返す。
上記作業は、ターンテーブルTが回転することにより、摘出可能領域R1が排出板15の箇所に到達するまで継続される。このとき、残置ペットボトル数が所定未満である場合には、未回収のプラスチック類6(未摘出のペットボトル5が存在する場合も含む)は、排出板15に遮られて、第1排出コンベヤUに排出され、搬送される。その後(ターンテーブルTの1回転後)、供給コンベヤYから新たに混在回収物がターンテーブルT上の摘出可能領域R1に供給され、上記と同様の動作を繰り返し行い、ペットボトル5が回収されることになる。
一方、残置ペットボトル数が所定個数以上である場合には、排出板制御手段56の制御に基づき、排出板15を上昇させ、混在回収物をターンテーブルT上から、プラスチック類搬出コンベヤUに排出させないようにする。その後、供給コンベヤYから新たに混在回収物がターンテーブルT上の摘出可能領域R1に搬入された混合回収物とともに、上記と同様の動作を行い、改めて、ペットボトル5が回収されることになる。
なお、排出板15は、隣接する摘出可能領域R2との境界位置において下降するように、排出板制御手段56により制御される。
[本回収物分別システムの作用効果]
本回収物分別システムKによれば、ターンテーブルTと、当該ターンテーブルTの上部に配置されているペットボトル摘出装置20を備えているとともに、ペットボトル摘出装置20、ターンテーブルTの回転中心と同じ回転中心を基準として、当該ターンテーブルTと同方向かつ同速度で回転運動可能となるように構成されている。そのため、各装置及び各手段の協働動作により、回転しているターンテーブルT上で、ペットボトル摘出装置20を用いて、ペットボトル5を摘出できることから、直線状の搬出装置上においてペットボトルを分別するシステムと比較して、そのシステム全体を小型化し、それに伴うコスト低減を図ることができる。
また、本回収物分別システムKによれば、複数本の水平アーム21を有し、各水平アーム21ごとにピッキングアーム31、吸着ノズル35及び真空ポンプ25等から構成される摘出手段が設けられている。そして、各摘出可能領域Rにおいて、各摘出手段が独立して、ペットボトル5を摘出可能となるように制御されているため、各摘出手段の稼働位置を限定し、不要な移動動作を減少させることを可能として、分別処理能力を向上させることができる。
また、本回収物分別システムKでは、排出板制御手段56の制御に基づき、各摘出可能領域Rにおいて、ターンテーブルTが一回転する間に、未摘出であるペットボトル5が所定個数以上の場合には、排出板15を上昇させることができるように構成されている。そのため、摘出可能領域Rに予想外にペットボトル5が供給された場合に、回収できなかったペットボトル5を、再度、ターンテーブルT上で摘出を行うことが可能となり、回収効率を上げることができる。
以上、本発明について、好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は当該実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能である。
特に、本回収物分別システムとして、上記実施形態では、プラスチック類からペットボトルを分別するシステムとしたが、本回収物分別システムの技術思想及び構成を利用して、に応じた種々の他の回収物(例えば、アルカリ電池等)を分別するシステムとすることも可能である。
特に、回転物散在装置の大きさ、回動速度等については、全体システム(設置場所の大大きさ、回収物の処理量等)に応じて、適切に定めることができる。
また、本回収物分別システムを構成する回収物散在装置、回収物供給装置、回収物搬出装置、目的回収物識別装置、回収物載置位置特定装置、摘出手段及び移動手段等については、ソフトウェア等の制御装置を含めて、所望の構成(大きさ、配置等を含む)とすることができる。
K 回収物分別システム
T ターンテーブル(回収物散在装置(円盤回転装置))
T1 排出口
Y 供給コンベヤ(回収物供給装置)
U プラスチック類コンベヤ(回収物搬出装置)
V ペットボトル搬出コンベヤ
R 摘出可能領域
5 ペットボトル
11 支柱
15 排出板
20 ペットボトル摘出装置
21 水平アーム(アーム部材)
22 水平アーム回動手段
25 真空ポンプ(摘出手段)
31 ピッキングアーム(摘出手段)
32 ピッキングアームスライド手段(移動手段)
33 ピッキングアーム昇降手段(移動手段)
35 吸着ノズル(摘出手段)
40 ペットボトル特定等装置
41 撮影カメラ
45 ペットボトル識別部(目的回収物識別装置)
45a 回収物画像抽出手段
45b ペットボトル撮像データベース
45c ペットボトル特定手段
45d 回収指示信号発生送信手段
46 ペットボトル載置位置特定部(目的回収物載置位置特定装置)
50 制御装置
51 摘出装置制御部
52 アーム移動量データ算出手段
53 アーム位置制御手段
54 吸着ノズル制御手段
55 回収ペットボトル計数手段
56 排出板制御手段

Claims (3)

  1. 平面視で円運動が可能となるように形成されている回転体上で、供給された回収物を散在させる回収物散在装置と、
    前記回収物散在装置に前記回収物を供給する回収物供給装置と、
    前記回収物から所定種類の目的回収物を識別する目的回収物識別装置と、
    前記回収物散在装置上の前記目的回収物の載置位置を特定する目的回収物載置位置特定装置と、
    前記回収物散在装置の上部に配置されており、前記目的回収物を摘出する目的回収物摘出装置と、を備え、
    前記目的回収物摘出装置は、
    摘出手段と、
    前記摘出手段を摘出実行位置に移動させるための移動手段と、を有するとともに、
    前記摘出手段は、前記回収物散在装置の回転中心と同じ回転中心を基準として、前記回収物散在装置と同方向かつ同速度で回転運動可能となるように構成されているとともに、
    前記回収物散在装置は円盤回転装置であり、
    前記摘出手段はアーム部材に支持されており、
    前記移動手段は、
    前記アーム部材を前記円盤回転装置の回転中心に対して、回動させるための回動手段と、
    前記アーム部材に沿って、前記摘出手段をスライド自在に移動させるためのスライド手段と、
    前記摘出手段を昇降させるための昇降手段と、を備えていること、を特徴とする回収物分別システム。
  2. 前記円盤回転装置の回転中心から放射状に複数本が配置されている複数の前記アーム部材と、前記各アーム部材ごとに支持される前記摘出手段と、を備え、
    隣接する2本の前記アーム部材で囲まれる扇形領域において、少なくとも一方の前記摘出手段が独立して前記目的回収物を摘出可能となるように制御されていること、を特徴とする請求項に記載の回収物分別システム。
  3. 未摘出の前記回収物を搬出する回収物搬出装置を備え、
    前記円盤回転装置の上部における半径方向に、未摘出である前記回収物を遮り、前記回収物搬出装置に排出するための排出板が昇降自在に設けられており、
    前記扇形領域内において、前記円盤回転装置の一回の回転中に、前記未摘出である目的回収物が所定個数以上の場合に、前記排出板を上昇させることが可能となっているとともに、
    前記排出板が上昇した場合には、前記回収物が前記回収物搬出装置に排出されないようになっていること、を特徴とする請求項2に記載の回収物分別システム。
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