JP7345439B2 - 駆動伝達ユニット - Google Patents
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Description
本発明は、作業車両に搭載される駆動伝達ユニットに関する。
コンバインなどの作業車両には、エンジンの動力を走行装置に伝達する駆動伝達ユニットに、HST(Hydro Static Transmission:静油圧式無段変速機)を備えたものがある。
HSTは、油圧ポンプおよび油圧モータを備え、油圧ポンプと油圧モータとの間で作動油が循環する閉回路を有している。HSTでは、エンジンの動力で油圧ポンプが駆動され、油圧ポンプが吐出する油により油圧モータが駆動される。そして、HSTの油圧モータの動力がギヤを含む動力伝達機構を介してそれぞれ左右のクローラに伝達される。
駆動伝達ユニットでは、駆動伝達ユニットの外殻をなすケースが左右2分割で構成されることがある。この構成において、ギヤなどの回転体を支持する軸を左右のケースに跨がって設ける場合、左右のケースを結合するまで軸をケースで支持できないため、軸および回転体の組付け性が悪い。そのため、ケースによる軸の支持構造に工夫が求められている。
本発明の目的は、軸の組付け性を向上できる、駆動伝達ユニットを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る駆動伝達ユニットは、作業車両に搭載される駆動伝達ユニットであって、左側ケースおよび右側ケースに分割され、左側ケースと右側ケースとが突き合わされて形成されるケースと、左側ケースに片持ち支持される左軸と、右側ケースに片持ち支持される右軸とを含み、左軸および右軸は、同一直線上に配置されて、それぞれの先端面同士が対向している。
この構成によれば、ケースが左側ケースと右側ケースとに分割されており、左側ケースと右側ケースとを結合することによりケースが形成される。左側ケースには、左軸が片持ち支持され、右側ケースには、右軸が片持ち支持される。これにより、左側ケースと右側ケースとが結合される前に、左側ケースおよび右側ケースにそれぞれ左軸および右軸を固定することができる。よって、軸(左軸および右軸)の組付け性を向上することができる。
そして、左側ケースと右側ケースとが結合されると、左軸と右軸とが同一直線上に配置されて、それぞれの先端面同士が対向する。そのため、左軸および右軸の倒れや脱落を相互で防止することができる。
左軸および右軸は、それぞれの先端面間に隙間が生じるように設けられていることが好ましい。
この構成では、左軸および右軸の先端面間の隙間により、左軸および右軸の各組付け誤差を吸収することができる。そのため、軸の組付け性をさらに向上することができる。
駆動伝達ユニットは、左軸に回転可能に支持される左回転体と、右軸に回転可能に支持される右回転体とをさらに含む構成であってもよい。
その場合、左軸と左回転体との間および右軸と右回転体との間のそれぞれに、ブッシュが介在されてもよい。
この構成では、左回転体および右回転体のスムーズな回転を確保することができる。
本発明によれば、軸の組付け性を向上することができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<コンバインの全体構成>
図1は、コンバイン1の右側面図である。
図1は、コンバイン1の右側面図である。
コンバイン1は、圃場を走行しながら穀稈の刈り取りおよび穀稈からの脱穀を行う収穫機の一例である。コンバイン1は、圃場などの不整地を走破する能力を有する走行装置として、左右一対のクローラ2を採用しており、その左右一対のクローラ2に支持される機体3には、キャビン4およびグレンタンク5が設けられている。
キャビン4は、クローラ2の前端部上に配置されている。キャビン4は、その内部に運転者が搭乗する空間を提供し、その空間内には、たとえば、運転者が着座する運転席や操作レバーおよび操作ペダルなどの操作部材が配置されている。キャビン4の右側面には、開閉可能なドア6が設けられており、運転者は、ドア6を開いて、キャビン4内に乗り込むことができる。
グレンタンク5は、クローラ2上でキャビン4の後方に配置されている。
また、コンバイン1の機体3には、刈取装置7および脱穀装置(図示せず)が設けられている。刈取装置7は、クローラ2の前側に配置されており、コンバイン1の前進に伴って、圃場に植立されている穀稈を刈り取る。脱穀装置は、グレンタンク5の左側に配置されており、刈取装置7に刈り取られた穀稈の株元側を脱穀フィードチェーンによって後側に搬送し、穀稈の穂先側を扱室に供給して脱穀する。そして、穀稈から外れた穀粒が脱穀装置からグレンタンク5に搬送されて、グレンタンク5に穀粒が貯留される。グレンタンク5には、アンローダ8が接続されており、グレンタンク5に貯留された穀粒は、アンローダ8により搬出して機外に排出することができる。
<駆動伝達ユニット>
図2は、本発明の一実施形態に係る駆動伝達ユニット13の左側面図である。図3は、駆動伝達ユニット13の油圧回路図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る駆動伝達ユニット13の左側面図である。図3は、駆動伝達ユニット13の油圧回路図である。
コンバイン1は、エンジン11の動力をクローラ2のスプロケット12に伝達する駆動伝達ユニット13を備えている。
駆動伝達ユニット13には、ユニットプーリ14が設けられている。ユニットプーリ14には、図3に示されるように、無端状のベルト15が巻き掛けられている。ベルト15は、エンジン11の出力軸16に固定されたエンジンプーリ17にも巻き掛けられている。これにより、エンジン11の動力は、エンジンプーリ17およびベルト15を介してユニットプーリ14に伝達され、ユニットプーリ14およびユニットプーリ14を相対回転不能に支持する入力軸18を回転させる。
入力軸18の回転は、チャージポンプ21のポンプ軸22に伝達される。チャージポンプ21は、固定容量型の油圧ポンプであり、ポンプ軸22の回転により、チャージ油路23にオイルを送出する。
チャージ油路23には、フィルタ24が介装されている。チャージポンプ21からチャージ油路23に送出されるオイルは、フィルタ24を通過して濾過された後、駆動伝達ユニット13の各部に供給される。また、チャージ油路23には、チャージリリーフバルブ25が接続されている。チャージリリーフバルブ25の機能により、チャージ油路23の油圧が所定のチャージ圧に維持される。
駆動伝達ユニット13には、左側HST(Hydro Static Transmission:静油圧式変速機)31Lおよび右側HST31Rを備えている。
左側HST31Lは、油圧ポンプ41Lと油圧モータ42Lとの間で作動油が循環するように、油圧ポンプ41Lと油圧モータ42Lとを第1油路43Lおよび第2油路44Lで接続した閉回路の構成を有している。第1油路43Lは、油圧ポンプ41Lの第1ポート45Lと油圧モータ42Lの第1ポート46Lとに接続されている。第2油路44Lは、油圧ポンプ41Lの第2ポート47Lと油圧モータ42Lの第2ポート48Lとに接続されている。
また、第1油路43Lは、第1チェックバルブ51Lを介してチャージ油路23に接続されている。第2油路44Lは、第2チェックバルブ52Lを介してチャージ油路23に接続されている。第1油路43Lの油圧がチャージ油路23の油圧、つまりチャージ圧よりも低くなると、第1チェックバルブ51Lが開成して、チャージ油路23から第1チェックバルブ51Lを介して第1油路43Lに作動油が供給される。また、第2油路44Lの油圧がチャージ圧よりも低くなると、第2チェックバルブ52Lが開成して、チャージ油路23から第2チェックバルブ52Lを介して第2油路44Lに作動油が供給される。これにより、第1油路43Lおよび第2油路44Lの油圧がチャージ圧以上に維持される。
油圧ポンプ41Lは、可変容量型の斜板式ピストンポンプであり、シリンダブロック、シリンダブロック内に放射状に配置された複数のピストンおよびピストンが摺動するポンプ斜板などを備えている。油圧ポンプ41Lには、入力軸18からの動力が伝達され、シリンダブロックは、その動力により回転する。
油圧ポンプ41Lのポンプ斜板の傾斜角度を変更するため、電子制御式のサーボピストン53Lが設けられている。サーボピストン53Lは、前進側の圧力制御弁54Lから油圧が供給される第1圧力室55Lと、後進側の圧力制御弁56Lから油圧が供給される第2圧力室57Lとを有している。また、サーボピストン53Lは、第1圧力室55Lと第2圧力室57Lとの差圧により直動するロッド58Lを有しており、このロッド58Lの直動により、ポンプ斜板の傾斜角度が変更される。
油圧ポンプ41Lの回転軸線(シリンダブロックの回転軸線)に対するポンプ斜板の傾斜角度が大きいほど、油圧ポンプ41Lからの作動油の吐出量が少なくなり、ポンプ斜板の傾斜角度が90°であるとき、油圧ポンプ41Lからの作動油の吐出が停止する。また、ポンプ斜板の傾斜角度が90°を超えると(傾きが逆転すると)、傾斜角度が90°未満のときと油圧ポンプ41Lからの作動油の吐出方向が逆転する。
油圧モータ42Lは、可変容量型の斜板式ピストンモータであり、モータ回転軸61L、モータ回転軸61Lと一体に回転するシリンダブロック、シリンダブロック内に放射状に配置された複数のピストンおよびピストンが押しつけられるモータ斜板などを備えている。油圧モータ42Lのモータ回転軸61Lの軸線に対するモータ斜板の傾斜角度が一定である場合、油圧モータ42Lに供給される作動油の量、つまり油圧ポンプ41Lから吐出される作動油の量が多いほど、モータ回転軸61Lの回転数が増加する。
また、油圧モータ42Lに供給される作動油の量が一定である場合、モータ斜板の傾斜角度が大きいほど、モータ回転軸61Lの回転数が低下する。油圧モータ42Lのモータ斜板の傾斜角度を変更するため、副変速ピストン62Lが設けられている。副変速ピストン62Lには、低速切替弁63および高速切替弁64が接続されている。低速切替弁63がオンにされ、高速切替弁64がオフにされて、低速切替弁63から副変速ピストン62Lに油圧が供給されることにより、副変速ピストン62Lのロッド65Lが低速位置に位置し、モータ斜板の傾斜角度が相対的に大きくなる。一方、低速切替弁63がオフにされ、高速切替弁64がオンにされて、高速切替弁64から副変速ピストン62Lに油圧が供給されることにより、副変速ピストン62Lのロッド65Lが高速位置に位置し、モータ斜板の傾斜角度が相対的に小さくなる。したがって、低速切替弁63および高速切替弁64のオン/オフの切り替えにより、モータ回転軸61Lの回転数が相対的に大きくなる高速段と、モータ回転軸61Lの回転数が相対的に小さくなる低速段との2段に切り替えることができる。
右側HST31Rは、左側HST31Lと同様の構成であるから、右側HST31Rについて、左側HST31Lの各部に相当する部分に、それらの各部に付されている参照符号の末尾「L」を「R」に変更した参照符号を付して、その説明を省略する。なお、低速切替弁63および高速切替弁64については、左側HST31Lの副変速ピストン62Lと右側HST31Rの副変速ピストン62Rとに共用されている。
左側HST31Lのモータ回転軸61Lの動力(回転)は、ギヤ列を介して、左のクローラ2に伝達される。これにより、左のクローラ2が駆動される。また、右側HST31Rのモータ回転軸61Rの動力(回転)は、ギヤ列を介して、右のクローラ2に伝達される。これにより、右のクローラ2が駆動される。
<ギヤ支持構造>
図3は、駆動伝達ユニット13の内部構成の一部を示す斜視図である。図4は、駆動伝達ユニット13の一部の断面図である。
図3は、駆動伝達ユニット13の内部構成の一部を示す斜視図である。図4は、駆動伝達ユニット13の一部の断面図である。
駆動伝達ユニット13の外殻をなすケース71は、図4に示されるように、左側ケース72と右側ケース73とに2分割されている。左側HST31Lおよび右側HST31Rは、それぞれ左側ケース72内および右側ケース73内に収容されている。
左側HST31Lのモータ回転軸61Lの動力(回転)は、図3に示されるモータ出力ギヤ74から出力される。モータ出力ギヤ74には、車速検出用ギヤ75Lが噛合している。右側についても同様に、右側HST31Rのモータ回転軸61Rの動力がモータ出力ギヤから出力され、そのモータ出力ギヤには、車速検出用ギヤ75Rが噛合している。
左側の車速検出用ギヤ75Lは、図4に示されるように、ブッシュ76Lを介して、左軸77Lに回転可能に支持されている。左側ケース72には、右側に開放される円形の凹部78Lが形成されている。左軸77Lおよび凹部78Lは、左軸77Lの外径が凹部78Lの内径以上となる寸法および公差で形成されている。そして、左軸77Lは、右端部が左側ケース72に形成された円形の凹部78Lにしめしろを有する状態で嵌め込まれることにより、左側ケース72に片持ち支持されている。
右側の車速検出用ギヤ75Rは、ブッシュ76Rを介して、右軸77Rに回転可能に支持されている。右側ケース73には、左側に開放される円形の凹部78Rが形成されている。右軸77Rおよび凹部78Rは、右軸77Rの外径が凹部78Rの内径以上となる寸法および公差で形成されている。そして、右軸77Rは、左端部が右側ケース73に形成された円形の凹部78Rにしめしろを有する状態で嵌め込まれることにより、右側ケース73に片持ち支持されている。
左軸77Lおよび右軸77Rは、同一直線上に配置されて、それぞれの先端面同士が微小な隙間、たとえば、左軸77Lおよび右軸77Rの各先端面の直径以下かつ左軸77Lおよび右軸77Rがそれぞれ凹部78L,78Rに挿入される深さ以下の寸法の隙間を空けて軸線方向に対向している。
<作用効果>
以上のように、ケース71が左側ケース72と右側ケース73とに分割されており、左側ケース72と右側ケース73とを結合することによりケース71が形成される。左側ケース72には、左軸77Lが片持ち支持され、右側ケース73には、右軸77Rが片持ち支持されている。これにより、左側ケース72と右側ケース73とが結合される前に、左側ケース72および右側ケース73にそれぞれ左軸77Lおよび右軸77Rを固定することができる。よって、左軸77Lおよび右軸77Rの組付け性を向上することができる。
以上のように、ケース71が左側ケース72と右側ケース73とに分割されており、左側ケース72と右側ケース73とを結合することによりケース71が形成される。左側ケース72には、左軸77Lが片持ち支持され、右側ケース73には、右軸77Rが片持ち支持されている。これにより、左側ケース72と右側ケース73とが結合される前に、左側ケース72および右側ケース73にそれぞれ左軸77Lおよび右軸77Rを固定することができる。よって、左軸77Lおよび右軸77Rの組付け性を向上することができる。
そして、左側ケース72と右側ケース73とが結合されると、左軸77Lと右軸77Rとが同一直線上に配置されて、それぞれの先端面同士が対向する。そのため、左軸77Lおよび右軸77Rの倒れや脱落を相互で防止することができる。
また、左軸77Lおよび右軸77Rは、それぞれの先端面間に隙間が生じるように設けられている。左軸77Lおよび右軸77Rの先端面間の隙間により、左軸77Lおよび右軸77Rの各組付け誤差を吸収することができる。そのため、左軸77Lおよび右軸77Rの組付け性をさらに向上することができる。
左軸77Lと左軸77Lに回転可能に支持される車速検出用ギヤ75Lとの間には、ブッシュ76Lが介在されている。また、右軸77Rと右軸77Rに回転可能に支持される車速検出用ギヤ75Rとの間には、ブッシュ76Rが介在されている。そのため、車速検出用ギヤ75L,75Rのスムーズな回転を確保することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することも可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することも可能である。
たとえば、作業車両の一例として、作業装置としての刈取装置7および脱穀装置を備えるコンバイン1を取り上げたが、本発明は、人参や大根、枝豆、キャベツなどの野菜を収穫して搬送する収穫搬送装置を作業装置として備える収穫機、苗植付装置を作業装置として備える田植機、播種装置を作業装置として備える直播機、プラウを作業装置として備えるトラクタ、バケットを作業装置として備える建設作業車など、種々の作業車両に適用することができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:コンバイン(作業車両)
13:駆動伝達ユニット
71:ケース
72:左側ケース
73:右側ケース
75L,75R:車速検出用ギヤ(回転体)
76L,76R:ブッシュ
77L:左軸
77R:右軸
13:駆動伝達ユニット
71:ケース
72:左側ケース
73:右側ケース
75L,75R:車速検出用ギヤ(回転体)
76L,76R:ブッシュ
77L:左軸
77R:右軸
Claims (4)
- 作業車両に搭載される駆動伝達ユニットであって、
左側ケースおよび右側ケースに分割され、前記左側ケースと前記右側ケースとが突き合わされて形成されるケースと、
前記左側ケースに片持ち支持される左軸と、
前記右側ケースに片持ち支持される右軸と、を含み、
前記左軸および前記右軸は、同一直線上に配置されて、それぞれの先端面同士が対向している、駆動伝達ユニット。 - 前記左軸および前記右軸は、それぞれの先端面間に隙間が生じるように設けられている、請求項1に記載の駆動伝達ユニット。
- 前記左軸に回転可能に支持される左回転体と、
前記右軸に回転可能に支持される右回転体と、をさらに含む、請求項1または2に記載の駆動伝達ユニット。 - 前記左軸と前記左回転体との間および前記右軸と前記右回転体との間のそれぞれに、ブッシュが介在されている、請求項3に記載の駆動伝達ユニット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020113483A JP7345439B2 (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | 駆動伝達ユニット |
PCT/JP2021/024582 WO2022004731A1 (ja) | 2020-06-30 | 2021-06-29 | 駆動伝達ユニット |
CN202180044030.0A CN115768646A (zh) | 2020-06-30 | 2021-06-29 | 驱动传递单元 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020113483A JP7345439B2 (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | 駆動伝達ユニット |
Publications (2)
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JP2022012006A JP2022012006A (ja) | 2022-01-17 |
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Citations (2)
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JP2008298139A (ja) | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Kubota Corp | 作業車 |
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