本発明は、本願に含まれた本発明の望ましい実施形態及び実施例の下記詳細な技術を参考してより容易に理解されることができる。本願に使用された用語は、単に特定実施形態を記述する目的であり、制限しようとする意図ではないことを理解しなければならない。また、本願において具体的に定義されない限り、本願に使用された用語は、関連分野に公知の伝統的な意味を提供することと理解されなければならない。
本願に使用された単数形態は、別に指示されない限り、複数形態を含む。例えば、置換基は、1つ以上の置換基を含む。
本願に適切に記述された本発明は、本願に具体的に開示されていない任意の要素の部材下に実施されることができる。例えば、本願においてそれぞれの場合、用語である「含む」、「本質的からなる」及び「からなる」のうち、いずれか1つの用語は、他の2個の用語のうち1つに代替されることができる。
本願において使用された用語である「ハロ」または「ハロゲン」は、他の説明がない限り、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、またはヨウ素(I)を指す。
本願において使用された用語「アルキル」は、他の説明がない限り、特定数の炭素原子を有する直鎖及び分枝鎖をはじめとする飽和された1価の脂肪族炭化水素ラジカルを指す。アルキル基は、典型的に、1~20個の炭素原子(「C1-C20アルキル」)、望ましくは1~12個の炭素原子(「C1-C12アルキル」)、より望ましくは1~8個の炭素原子(「C1-C8アルキル」)、または1~6個の炭素原子(「C1-C6アルキル」)、または1~4個の炭素原子(「C1-C4アルキル」)を含有する。アルキル基の例は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソ-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチルなどを含む。アルキル基は、置換されるか、非置換されることができる。特に、別に特定されない限り、アルキル基は、1つ以上のハロゲンに、アルキル残基上に存在する水素原子の総数まで置換されることができる。したがって、C1-C4アルキルは、ハロゲン化されたアルキル基、例えば、1~4個の炭素原子を有するフッ化アルキル基、例えば、トリフルオロメチル(-CF3)またはジフルオロエチル(-CH2CHF2)を含む。
本願において任意的に置換されることと記述されたアルキル基は、1つ以上の置換基に置換されることができ、置換基は、別に説明されない限り、独立的に選択される。置換基の総数は、このような置換が化学的感覚を満たす程度までアルキル残基上の水素原子の総数と同一である。任意的に置換されたアルキル基は、典型的に、1~6個の任意的な置換基、度々、1~5個の任意的な置換基、望ましくは1~4個の任意的な置換基、より望ましくは1~3個の任意的な置換基を含有する。
アルキル基に適合した任意的な置換基は、非制限的にC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリール、ハロ、=O(ヨウ素)、=S(チオノ)、=N-CN、=N-ORx、=NRx、-CN、-C(O)Rx、-CO2Rx、-C(O)NRxRy、-SRx、-SORx、-SO2Rx、-SO2NRxRy、-NO2、-NRxRy、-NRxC(O)Ry、-NRxC(O)NRxRy、-NRxC(O)ORx、-NRxSO2Ry、-NRxSO2NRxRy、-ORx、-OC(O)Rx、及び-OC(O)NRxRyを含み、それぞれのRx及びRyは、独立的に水素(H)、C1-C8アルキル、C1-C8アシル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、または5~12員環ヘテロアリールであるか、Rx及びRyは、これらが付着されたN原子とともに3~12員環ヘテロシクリルまたは5~12員環ヘテロアリール環を形成でき、各々は、任意的にO、N、及びS(O)q(このとき、qは、0~2である)から選択される1、2、または3個の追加ヘテロ原子を含有でき;それぞれのRx及びRyは、ハロ、=O、=S、=N-CN、=N-OR’、=NR’、-CN、-C(O)R’、-CO2R’、-C(O)NR’2、-SOR’、-SO2R’、-SO2NR’2、-NO2、-NR’2、-NR’C(O)R’、-NR’C(O)NR’2、-NR’C(O)OR’、-NR’SO2R’、-NR’SO2NR’2、-OR’、-OC(O)R’、及び-OC(O)NR’2からなる群より独立的に選択される1~3個の置換基に任意的に置換され、このとき、それぞれのR’は、独立的に水素(H)、C1-C8アルキル、C1-C8アシル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、またはC5-C12ヘテロアリールであり;それぞれの前記C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリールは、本願に追加に定義されたように、任意的に置換されることができる。
任意的に置換されたアルキル基は、置換基を参考して具体的に呼ばれることができる。
例えば、本願において使用された用語である「ハロアルキル」は、他の説明がない限り、1つ以上のハロ置換基に置換され、典型的に、1~6個の炭素原子、望ましくは1~4個の炭素原子または1または2個の炭素原子及び1、2、または3個のハロ原子を有する、特定数の炭素原子を有するアルキル基(すなわち、「C1-C6ハロアルキル」、「C1-C4ハロアルキル」、または「C1-C2ハロアルキル」)を指す。例えば、フッ化アルキル基は、典型的に、1、2、または3個のフルオロ原子に置換されたフルオロアルキル基、例えば、C1-C6、C1-C4、またはC1-C2フルオロアルキル基に具体的に呼ばれることができる。したがって、C1-C4フルオロアルキルは、トリフルオロメチル(-CF3)、ジフルオロメチル(-CF2H)、フルオロメチル(-CFH2)、ジフルオロエチル(-CH2CF2H)などを含む。
本願において使用された用語である「ヒドロキシアルキル」は、他の説明がない限り、1つ以上のヒドロキシ置換基に置換され、典型的に、1~6個の炭素原子、望ましくは1~4個の炭素原子、及び1、2、または3個のヒドロキシを含有する特定数の炭素原子を有するアルキル基(すなわち、「C1-C6ヒドロキシアルキル」)を指す。したがって、C1-C6ヒドロキシアルキルは、ヒドロキシメチル(-CH2OH)及び2-ヒドロキシエチル(-CH2CH2OH)を含む。
本願において使用された用語である「アルコキシアルキル」は、他の説明がない限り、1つ以上のアルコキシ置換基に置換された特定数の炭素原子を有するアルキル基を指す。アルコキシアルキル基は、典型的に、アルキル部分に1~6個の炭素原子を含有し、1、2、または3個のC1-C4アルキルオキシ置換基に置換される。このような基は、度々、C1-C4アルキルオキシ-C1-C6アルキルとして本願に記述される。
本願において使用された用語である「アミノアルキル」は、他の説明がない限り、1つ以上の置換されたまたは非置換されたアミノ基に置換された特定数の炭素原子を有するアルキル基を指し、このような基は、本願に追加に定義される。アミノアルキル基は、典型的に、アルキル部分に1~6個の炭素原子を含有し、1、2、または3個のアミノ置換基に置換される。したがって、C1-C6アミノアルキルは、例えば、アミノメチル(-CH2NH2)、N,N-ジメチルアミノエチル(-CH2CH2N(CH3)2)、3-(N-シクロプロピルアミノ)プロピル(-CH2CH2CH2NH-cPr)、及びN-ピロリジニルエチル(-CH2CH2-N-ピロリジニル)を含む。
本願において使用された用語である「アルケニル」は、他の説明がない限り、2個以上の炭素原子及び1つ以上の炭素-炭素二重結合からなる、本願に定義されたアルキル基を指す。典型的に、アルケニル基は、2~20個の炭素原子(「C2-C20アルケニル」)、望ましくは2~12個の炭素原子(「C2-C12アルケニル」)、より望ましくは2~8個の炭素原子(「C2-C8アルケニル」)、または2~6個の炭素原子(「C2-C6アルケニル」)、または2~4個の炭素原子(「C2-C4アルケニル」)を有する。したがって、アルケニルは、例えば、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-、2-、または3-ブテニルなどを含む。アルケニル基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基により置換されるか、非置換される。
本願において使用された用語である「アルキニル」は、他の説明がない限り、2個以上の炭素原子及び1つ以上の炭素-炭素三重結合からなる本願に定義されたアルキル基を指す。アルキニル基は、2~20個の炭素原子(「C2-C20アルキニル」)、望ましくは2~12個の炭素原子(「C2-C12アルキニル」)、より望ましくは2~8個の炭素原子(「C2-C8アルキニル」)、または2~6個の炭素原子(「C2-C6アルキニル」)、または2~4個の炭素原子(「C2-C4アルキニル」)を有する。代表的な例は、非制限的に、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-、2-、または3-ブチニルなどを含む。アルキニル基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基により置換されるか、非置換される。
本願において使用された用語である「アルキレン」は、他の説明がない限り、2個の他の基を共に連結することができる、特定数の炭素原子を有する2価ヒドロカルビル基を指す。度々、アルキレンは、基-(CH2)n-(このとき、nは、1~8であり、望ましくはnは、1~4である)を指す。特定される場合、アルキレンは、さらに他の基に置換されることができ、少なくとも1のモル置換度(すなわち、アルケニレンまたはアルキニレン残基)または環を含むことができる。アルキレンの開放原子価は、鎖の反対端部である必要はない。したがって、分枝されたアルキレン基、例えば、-CH(Me)-、-CH2CH(Me)-、及び-C(Me)2-がやはり用語である「アルキレン」の範疇に含まれ、環式基、例えば、シクロプロパン-1,1-ジイル及び不飽和基、例えば、エチレン(-CH=CH-)またはプロピレン(-CH2-CH=CH-)も同様である。アルキレン基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基により置換されるか、非置換される。
本願において使用された用語である「ヘテロアルキレン」は、他の説明がない限り、アルキレン鎖の1つ以上の非-隣接炭素原子が-N(R)-、-O-、または-S(O)x-に代替された前述したアルキレン基を指し、このとき、Rは、水素(H)または適合した置換基であり、xは、0~2である。例えば、基-O-(CH2)1-4-は、相応するアルキレンの炭素原子のうち1つがOに代替された「C2-C5」-ヘテロアルキレン基である。ヘテロアルキレン基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基により置換されるか、非置換される。
本願において使用された用語である「アルコキシ」は、他の説明がない限り、アルキル部分が特定数の炭素原子を有する1価-O-アルキル基を指す。アルコキシ基は、典型的に、1~8個の炭素原子(「C1-C8アルコキシ」)、または1~6個の炭素原子(「C1-C6アルコキシ」)、または1~4個の炭素原子(「C1-C4アルコキシ」)を有する。例えば、C1-C4アルコキシは、メトキシ(-OCH3)、エトキシ(-OCH2CH3)、イソプロポキシ(-OCH(CH3)2)、tert-ブチルオキシ(-OC(CH3)3)などを含む。アルコキシ基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基によりアルキル部分上で置換されるか、非置換される。特に、アルコキシ基は、アルキル部分上に存在する水素原子の総数まで1つ以上のハロ原子、特に、1つ以上のフルオロ原子に任意的に置換されることができる。このような基は、特定数の炭素原子を有し、1つ以上のハロ置換基に置換された「ハロアルコキシ」、例えば、フッ化された場合、より具体的に、「フルオロアルコキシ」基と呼ばれ、典型的に、このような基は、1~6個の炭素原子、望ましくは1~4個の炭素原子、度々、1または2個の炭素原子、及び1、2、または3個のハロ原子を含有する(すなわち、「C1-C6ハロアルコキシ」、「C1-C4ハロアルコキシ」、または「C1-C2ハロアルコキシ」)。より具体的に、フッ化アルキル基は、典型的に、1、2、または3個のフルオロ原子に置換されたフルオロアルコキシ基、例えば、C1-C6、C1-C4、またはC1-C2フルオロアルコキシ基と具体的に呼ばれることができる。したがって、C1-C4フルオロアルコキシは、トリフルオロメチルオキシ(-OCF3)、ジフルオロメチルオキシ(-OCF2H)、フルオロメチルオキシ(-OCFH2)、ジフルオロエチルオキシ(-OCH2CF2H)などを含む。
本願において使用された用語である「チオアルコキシ」は、他の説明がない限り、アルキル部分が特定数の炭素原子を有し、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基によりアルキル部分上で任意的に置換された1価-S-アルキル基を指す。例えば、C1-C4チオアルコキシは、-SCH3及び-SCH2CH=を含む。
本願において使用された用語である「シクロアルキル」は、他の説明がない限り、特定数の炭素原子を含有する非-芳香族、飽和または部分不飽和炭素環式環システムを指し、シクロアルキル環の炭素原子を介して基本分子に連結された一環式、スピロ環式、架橋されるか、融合された二環式または多環式環システムであることができる。典型的に、本発明のシクロアルキル基は、3~12個の炭素原子(「C3-C12シクロアルキル」)、望ましくは3~8個の炭素原子(「C3-C8シクロアルキル」)を含有する。代表的な例は、例えば、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロヘクサジエン、シクロヘプタン、シクロヘプタトリエン、アダマンタンなどを含む。シクロアルキル基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基により置換されるか、非置換される。
本願において使用された用語である「シクロアルキルアルキル」は、他の説明がない限り、シクロアルキル環、典型的に、C3-C8シクロアルキルを記述するのに使用され、アルキレン連結基、典型的に、C1-C4アルキレンを介して基本分子に連結される。シクロアルキルアルキル基は、度々、炭素環式環内の炭素原子の総数及び連結基により記述され、典型的に、4~12個の炭素原子(「C4-C12シクロアルキルアルキル」)を有する。したがって、シクロプロピルメチル基は、C4-シクロアルキルアルキル基であり、シクロヘキシルエチルは、C8-シクロアルキルアルキルである。シクロアルキルアルキル基は、アルキルに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基によりシクロアルキル及び/又はアルキレン部分上で置換されるか、非置換される。度々、シクロアルキルアルキル基は、-L-C3-C8-シクロアルキルとして本願に記述され、このとき、シクロアルキル基は、表示された炭素原子の数を有し、-L-は、アルキレン連結基を指す。-L-が結合である場合、前記基がシクロアルキルであることが理解されるであろう。
本願において使用された用語である「ヘテロシクリル」、「ヘテロ環式」、または「ヘテロ脂環式」は、他の説明がない限り、環員としてN、O、及びSから選択される1つ以上のヘテロ原子をはじめとする特定数の環原子を含有する非-芳香族、飽和または部分不飽和環システムを指すことであって、本願に相互交換的に使用され、このとき、環S原子は、1または2個のヨウ素基に任意的に置換され(すなわち、S(O)x、このとき、xは、0、1、または2である)、ヘテロ環式環は、CまたはNでありうる環原子を介して基本分子に連結される。ヘテロ環式環は、1つ以上の他のヘテロ環式または炭素環式環に対してスピロ環式であるか、架橋されるか、融合された環を含み、前記スピロ環式、架橋されたまたは融合された環は、自ら不飽和または芳香性が化学的感覚を満足させる程度まで飽和、部分不飽和、または芳香族でありうるが、基本分子に対する付着地点は、環システムのヘテロ環式部分の原子である。望ましくは、ヘテロ環式環は、環員として、N、O、及びS(O)qから独立された1~4個のヘテロ原子、より望ましくは1または2個の環ヘテロ原子を含有するものの、このようなヘテロ環式環は、2個の隣接した酸素原子を含有しない。ヘテロシクリル基は、適合した置換基、例えば、アルキル、アリール、またはヘテロアリールに適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基により置換されるか、非置換される。このような置換基は、基本分子に付着されたヘテロ環式環、またはこれに付着されたスピロ環式であるか、架橋されるか、融合された環上に存在しうる。また、環N原子は、アミン、例えば、アルキル、アシル、カルバモイル、スルホニル置換基などに適合した基に任意的に置換されることができる。
ヘテロサイクルは、典型的に、本願の定義によって3~12員環ヘテロシクリル基、望ましくは3~10員環ヘテロシクリル基、より望ましくは5または6員環ヘテロシクリル基を含む。
様々な実施形態において、ヘテロ環式基は、3~12個の環員(炭素及び非-炭素ヘテロ原子を両方とも含む)、望ましくは4~7個の環員を含有する。望ましい特定実施形態において、3~12員環ヘテロサイクルを含む置換基は、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラヒドロチオピラニル、モルホニル、またはチオモルホリニル環から選択され、これらの各々は、このような置換が化学的感覚を満足させる程度まで特定置換基に対して記述されたように、任意的に置換されることができる。
ヨウ素基がNまたはSに付着されてニトロまたはスルホニル基を形成する場合、または特定ヘテロ芳香族環、例えば、トリアジン、トリアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、チアジアゾールなどの場合を除いては、2個以下のN、O、またはS原子が普通連続的に連結されることが理解される。
本願において使用された用語である「ヘテロシクリルアルキル」は、他の説明がない限り、特定長さのアルキレン連結基を介して基本分子に連結される特定サイズのヘテロ環式基を記述するのに使用されることができる。典型的に、このような基は、C1-C4アルキレン連結基を介して基本分子に付着された任意的に置換された3~12員環ヘテロサイクルを有する。このように表示される場合、このような基は、アルキル基に適合したものであって、本願に記述されたことと同じ基によりアルキレン部分上で及びヘテロ環式環に適合したことと記述された基によりヘテロ環式部分上で任意的に置換されることができる。度々、ヘテロシクリルアルキル基は、-L-ヘテロシクリルアルキルとして本願に記述され、このとき、ヘテロシクリルアルキル基は、表示された数の環原子を有し、-L-は、アルキレン連結基を指す。-L-が結合であるとき、前記基は、ヘテロシクリルであることが理解されるであろう。
本願において使用された用語である「アリール」または「芳香族」は、他の説明がない限り、芳香性の周知の特徴を有する任意的に置換された一環式または融合された二環式、または多環式環システムを指し、このとき、1つ以上の環は、完全に共役されたπ-電子システムを含有する。典型的に、アリール基は、環員として6~20個の炭素原子(「C6-C20アリール」)、望ましくは6~14個の炭素原子(「C6-C14アリール」)、より望ましくは6~12個の炭素原子(「C6-C12アリール」)を有する。融合されたアリール基は、他のアリールまたはヘテロアリール環に融合されるか、飽和または部分不飽和炭素環式またはヘテロ環式環に融合されたアリール環(例えば、フェニル環)を含むことができるものの、このような融合された環システム上の基本分子に対する付着地点は、環システムの芳香族部分の原子である。例えば、アリール基では、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラセニル、フェナントレニル、インダニル、インデニル、またはテトラヒドロナフチルを含む。アリール基は、本願に追加に記述されたように置換されるか、非置換される。
本願において使用された用語である「ヘテロアリール」または「ヘテロ芳香族」は、他の説明がない限り、芳香族環内の環員として特定数の環原子を含有し、N、O、及びSから選択される1つ以上のヘテロ原子を含む、芳香性の周知の特徴を有する一環式または融合された二環式、または多環式環システムを指す。ヘテロ原子の包含は、5員環及び6員環で芳香性を許容する。典型的に、ヘテロアリール基は、5~20個の環原子(「5~20員環ヘテロアリール」)、望ましくは5~14個の環原子(「5~14員環ヘテロアリール」)、より望ましくは5~12員環原子(「5~12員環ヘテロアリール」)を有する。ヘテロアリール環は、芳香性が維持されるように、ヘテロ芳香族環の環原子を介して基本分子に付着される。したがって、6員環ヘテロアリール環は、環C原子を介して基本分子に付着され得ることに対し、5員環ヘテロアリール環は、環CまたはN原子を介して基本分子に付着されることができる。ヘテロアリール基は、さらに他のアリールまたはヘテロアリール環に融合されるか、飽和または部分不飽和炭素環式またはヘテロ環式環に融合されることができるものの、このような融合された環システム上の基本分子に対する付着地点は、環システムのヘテロ芳香族部分の原子である。例えば、非置換されたヘテロアリール基では、ピロール、フラン、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、トリアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピリラジン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドール、ベンゾイミダゾール、インダゾール、キノリン、イソキノリン、プリン、トリアジン、ナフチリジン、またはカバゾールを含む。様々な実施形態において、5または6員環ヘテロアリール基は、ピロリル、フラニル、チオフェニル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、及びピリミジニル、ピラジニル、またはピリダジニル環からなる群より選択される。ヘテロアリール基は、本願に追加に記述されたように置換されるか、非置換される。
本願において任意的に置換されることと記述されたアリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリル残基は、別に指示されない限り、独立的に選択される1つ以上の置換基に置換されることができる。置換基の総数は、このような置換が化学的感覚を満足させ、アリール及びヘテロアリール環の場合に芳香性が維持された程度まで、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル残基上の水素原子の総数と同一であることができる。任意的に置換されたアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基は、典型的に、1~5個の任意的な置換基、度々、1~4個の任意的な置換基、望ましくは1~3個の任意的な置換基、より望ましくは1または2個の任意的な置換基を含有する。
アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリル環に適合した任意的な置換基は、非制限的にC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリール、ハロ、=O(ヨウ素)、=S(チオノ)、=N-CN、=N-ORx、=NRx、-CN、-C(O)Rx、-CO2Rx、-C(O)NRxRy、-SRx、-SORx、-SO2Rx、-SO2NRxRy、-NO2、-NRxRy、-NRxC(O)Ry、-NRxC(O)NRxRy、-NRxC(O)ORx、-NRxSO2Ry、-NRxSO2NRxRy、-ORx、-OC(O)Rx、及び-OC(O)NRxRyを含み、それぞれのRx及びRyは、独立的に水素(H)、C1-C8アルキル、C1-C8アシル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、または5~12員環ヘテロアリールであるか、Rx及びRyは、これらが付着されたN原子とともに3~12員環ヘテロシクリルまたは5~12員環ヘテロアリール環を形成でき、各々は、任意的にO、N、及びS(O)q(このとき、qは、0~2である)から選択される1、2、または3個の追加ヘテロ原子を含有でき;それぞれのRx及びRyは、ハロ、=O、=S、=N-CN、=N-OR’、=NR’、-CN、-C(O)R’、-CO2R’、-C(O)NR’2、-SOR’、-SO2R’、-SO2NR’2、-NO2、-NR’2、-NR’C(O)R’、-NR’C(O)NR’2、-NR’C(O)OR’、-NR’SO2R’、-NR’SO2NR’2、-OR’、-OC(O)R’、及び-OC(O)NR’2からなる群より独立的に選択される1~3個の置換基に任意的に置換され、このとき、それぞれのR’は、独立的に水素(H)、C1-C8アルキル、C1-C8アシル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、またはC5-C12ヘテロアリールであり;それぞれの前記C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、C3-C8シクロアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリールは、本願に追加に定義されたように、任意的に置換されることができる。
本願において使用された用語である「アリールアルキル」は、アルキレンまたは類似した連結基を介して基本分子に連結された本願に記述されたアリール基を指す。アリールアルキル基は、環及び連結基で炭素原子の総数により記述される。したがって、ベンジル基は、C7-アリールアルキル基であり、フェニルエチルは、C8-アリールアルキルである。典型的に、アリールアルキル基は、7~16個の炭素原子(「C7-C16アリールアルキル」)を含有し、アリール部分は、6~12個の炭素原子を含有し、アルキレン部分は、1~4個の炭素原子を含有する。このような基は、さらに-C1-C4アルキレン-C6-C12アリールで表示されることができる。
本願において使用された用語である「ヘテロアリールアルキル」は、アルキレン連結基を介して基本分子に付着され、芳香族残基の1つ以上の環原子がN、O、及びSから選択されるヘテロ原子である点で「アリールアルキル」と相違した前述したヘテロアリール基を指す。ヘテロアリールアルキル基は、度々、置換基を除いて組み合わせられた環及び連結基の非-水素原子(すなわち、C、N、S、及びO原子)の総数によって本願に記述される。したがって、例えば、ピリジニルメチルは、C7-ヘテロアリールアルキルと呼ばれることができる。典型的に、非置換されたヘテロアリールアルキル基は、6~20個の非-水素原子(C、N、S、及びO原子を含む)を含有し、このとき、ヘテロアリール部分は、典型的に、5~12個の原子を含有し、アルキレン部分は、典型的に、1~4個の炭素原子を含有する。このような基は、さらに-C1-C4アルキレン-5~12員環ヘテロアリールで表現されることができる。度々、ヘテロアリールアルキル基は、-L-ヘテロアリールアルキルとして本願に記述され、このとき、ヘテロアリールアルキル基は、表示された数の環原子を有し、-L-は、アルキレン連結基を指す。-L-が結合であるとき、前記基は、ヘテロアリールであることが理解されるであろう。
本願において使用された用語である「アリールアルコキシ」及び「ヘテロアリールアルコキシ」は、他の説明がない限り、ヘテロアルキレン連結基(すなわち、-O-アルキレン-)を介して基本分子に付着されたアリール基及びヘテロアリール基を指し、このとき、前記基は、組み合わせられた環及び連結基内の非-水素原子(すなわち、C、N、S、及びO原子)の総数によって記述される。したがって、-O-CH2-フェニル及び-O-CH2-ピリジニルは、各々C8-アリールアルコキシ及びC8-ヘテロアリールアルコキシと呼ばれるであろう。
アリールアルキル、アリールアルコキシ、ヘテロアリールアルキル、またはヘテロアリールアルコキシは、任意的に置換されることと記述される場合、置換基は、基の2価連結基部分またはアリールまたはヘテロアリール部分上に存在しうる。任意的にアルキレンまたはヘテロアルキレン部分上に存在する置換基は、一般的に、アルキル基またはアルコキシ基に対して前述したことと同一であることに対し、任意的にアリールまたはヘテロアリール部分上に存在する置換基は、一般的に、アリール基またはヘテロアリール基に対して前述したことと同一である。
本願において使用された用語である「ヒドロキシ」は、他の説明がない限り、-OH基を指す。
本願において使用された用語である「アシルオキシ」は、他の説明がない限り、1価基-OC(O)アルキルを指し、このとき、アルキル部分は、アルキルに適合した基に任意的に置換された特定数の炭素原子(典型的に、C1-C8、望ましくはC1-C6またはC1-C4)を有する。したがって、C1-C4アシルオキシは、-OC(O)C1-C4アルキル置換基、例えば、-OC(O)CH3を含む。
本願において使用された用語である「アシル」は、他の説明がない限り、1価基-C(O)アルキルを指し、このとき、アルキル部分は、特定数の炭素原子(典型的に、C1-C8、望ましくはC1-C6またはC1-C4)を有し、アルキルに適合した基、例えば、-F、-OH、またはアルコキシに任意的に置換されることができる。したがって、任意的に置換された-C(O)C1-C4アルキルは、非置換されたアシル基、例えば、-C(O)CH3(すなわち、アセチル)及び-C(O)CH2CH3(すなわち、プロピオニル)、及び置換されたアシル基、例えば、-C(O)CF3(トリフルオロアセチル)、-C(O)CH2OH(ヒドロキシアセチル)、-C(O)CH2OCH3(メトキシアセチル)、-C(O)CF2H(ジフルオロアセチル)などを含む。
本願において使用された用語である「アシルアミノ」は、他の説明がない限り、1価基、-NHC(O)アルキル、または-NRC(O)アルキルを指し、このとき、アルキル部分は、特定数の炭素原子(典型的に、C1-C8、望ましくはC1-C6またはC1-C4)を有し、アルキルに適合した基に任意的に置換される。したがって、C1-C4アシルアミノは、-NHC(O)C1-C4アルキル置換基、例えば、-NHC(O)CH3を含む。
本願において使用された用語である「アリールオキシ」または「ヘテロアリールオキシ」は、他の説明がない限り、任意的に置換された-O-アリールまたは-O-ヘテロアリールを指し、それぞれの場合に、アリール及びヘテロアリールは、本願に追加に定義されたとおりである。
本願において使用された用語である「アリールアミノ」または「ヘテロアリールアミノ」は、他の説明がない限り、任意的に置換された-NH-アリール、-NR-アリール、-NH-ヘテロアリール、または-NR-ヘテロアリールを指し、それぞれの場合に、アリール及びヘテロアリールは、本願に追加に定義されたとおりであり、Rは、アミンに適合した置換基、例えば、アルキル、アシル、カルバモイル、またはスルホニル基などを表す。
本願において使用された用語である「シアノ」は、他の説明がない限り、-C≡N基を指す。
本願において使用された用語である「非置換されたアミノ」は、他の説明がない限り、基-NH2を指す。アミノが置換されるか、任意的に置換されることと記述される場合、このような用語形態-NRxRyの基を含み、このとき、それぞれのRx及びRyは、独立的に水素(H)、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アシル、チオアシル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキルであり、それぞれの場合に、特定数の原子を有し、本願に記述されたように、任意的に置換される。例えば、「アルキルアミノ」は、基-NRxRy(このとき、Rx及びRyのうち1つは、アルキル残基であり、他の1つは、Hである)を指し、「ジアルキルアミノ」は、-NRxRy(このとき、Rx及びRyは、両方ともにアルキル残基である)を指し、このとき、アルキル残基は、特定数の炭素原子(例えば、-NH-C1-C4アルキルまたは-N(C1-C4アルキル)2)を有する。典型的に、アミン上のアルキル置換基は、1~8個の炭素原子、望ましくは1~6個の炭素原子、より望ましくは1~4個の炭素原子を含有する。前記用語は、さらにRx及びRyがこれらが付着されたN原子とともに3~12員環ヘテロシクリルまたは5~12員環ヘテロアリール環を形成する形態を含み、これらの各々は、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール環に対して本願に記述されたように、任意的に置換され、N、O、及びS(O)x(このとき、xは、0~2である)から選択される1~3個の追加ヘテロ原子を環員として含有できるものの、このような環は、2個の隣接した酸素原子を含有しない。
本願において使用された用語である「任意的な」または「任意的に」は、続いて記述される事件または状況が発生する必要はないが、記述は、事件または状況が発生する場合及び発生しない場合を含むことができることを意味する。
本願において使用された用語である「任意的に置換された」及び「置換されたまたは非置換された」は、記述される特定基が非-水素置換基(すなわち、非置換された)を全く有さないことができるか、前記基が1つ以上の非-水素置換基(すなわち、置換された)を有することができることを表すために、相互交換的に使用される。別に特定されない限り、存在しうる置換基の総数は、記述される基の非置換された形態上に存在するH原子の数と同一である。任意的な置換基が三重結合を介して付着される場合(例えば、ヨウ素(=O)置換基)、前記基は、利用可能な原子価を占有して含まれる他の置換基の総数は2だけ減少される。任意的な置換基が代替物の目録から独立的に選択される場合、選択された基は、同一であるか、異なる。本明細書全般にわたり、任意的な置換基の数及び性質は、このような置換が化学的感覚を満足させる程度までに制限されることを理解するであろう。
本発明は、下記の化学式1で表示される化合物またはこれの薬学的に許容される塩を提供する。
前記式において、
Arは、C6-C20アリールまたは5~20員環ヘテロアリールであり、
R1、R2、及びR3は、互いに独立的に、各々水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、-SRa、-S(=O)Ra、-S(=O)2Ra、-NRbRc、-CO2Rb、-CO-NRbRc、C1-C20アルキル、C1-C6ハロアルキル、C1-C6ヒドロキシアルキル、C1-C6アルコキシアルキル、C1-C6アミノアルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C1-C8アルコキシ、C3-C12シクロアルキル、C4-C12シクロアルキルアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、3~12員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C20アリール、及び5~20員環ヘテロアリールからなる群より選択され、
前記Ra、Rb、及びRcは、互いに独立的に、各々水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、C1-C20アルキル、C1-C6ハロアルキル、C1-C6ヒドロキシアルキル、C1-C6アルコキシアルキル、C1-C6アミノアルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C1-C8アルコキシ、C3-C12シクロアルキル、C4-C12シクロアルキルアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、3~12員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C20アリール、及び5~20員環ヘテロアリールからなる群より選択され、
前記lは、0~3の整数であり、mは、0~3の整数であり、
ここで、前記アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、及びヘテロアリールは、各々水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、-SRa、-S(=O)Ra、-S(=O)2Ra、-NRbRc、-CO2Rb、-CO-NRbRc、C1-C10アルキル、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ヒドロキシアルキル、C1-C4アルコキシアルキル、C1-C4アミノアルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C1-C4アルコキシ、C3-C10シクロアルキル、C4-C10シクロアルキルアルキル、3~10員環ヘテロシクリル、3~10員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリールからなる群より選択された1つ以上の置換基に置換されることができる。
具体的に、前記化学式1で表示される化合物は、下記の化学式2で表示されることができる。
前記式において、
R1~R3、l、及びmは、前記化学式1の定義と同一であり、
R4は、互いに独立的に水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、-SRa、-S(=O)Ra、-S(=O)2Ra、-NRbRc、-CO2Rb、-CO-NRbRc、C1-C10アルキル、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ヒドロキシアルキル、C1-C4アルコキシアルキル、C1-C4アミノアルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C1-C4アルコキシ、C3-C10シクロアルキル、C4-C10シクロアルキルアルキル、3~10員環ヘテロシクリル、3~10員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリールからなる群より選択されるか、隣り合った基同士に互いに結合して環を形成でき、
nは、0~5の整数であり、
ここで、前記アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、及びヘテロアリールは、各々水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、-SRa、-S(=O)Ra、-S(=O)2Ra、-NRbRc、-CO2Rb、-CO-NRbRc、C1-C10アルキル、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ヒドロキシアルキル、C1-C4アルコキシアルキル、C1-C4アミノアルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C1-C4アルコキシ、C3-C10シクロアルキル、C4-C10シクロアルキルアルキル、3~10員環ヘテロシクリル、3~10員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリールからなる群より選択された1つ以上の置換基にさらに置換されることができる。
また、具体的に、前記化学式2で表示される化合物は、下記の化学式3または化学式4で表示されることができる。
前記式において、
R1~R4、l、m、及びnは、前記化学式2の定義と同一である。
また、具体的に、前記化学式2で表示される化合物は、下記の化学式5で表示されることができる。
前記式において、
R1~R4、m、及びnは、前記化学式2の定義と同一であり、
pは、0~2の整数であり、
R5及びR6は、互いに独立的に、各々水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、C1-C20アルキル、C1-C6ハロアルキル、C1-C6ヒドロキシアルキル、C1-C6アルコキシアルキル、C1-C6アミノアルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C1-C8アルコキシ、C3-C12シクロアルキル、C4-C12シクロアルキルアルキル、3~12員環ヘテロシクリル、3~12員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C20アリール、及び5~20員環ヘテロアリールからなる群より選択され、
ここで、前記アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、及びヘテロアリールは、各々水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、-SRa、-S(=O)Ra、-S(=O)2Ra、-NRbRc、-CO2Rb、-CO-NRbRc、C1-C10アルキル、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ヒドロキシアルキル、C1-C4アルコキシアルキル、C1-C4アミノアルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C1-C4アルコキシ、C3-C10シクロアルキル、C4-C10シクロアルキルアルキル、3~10員環ヘテロシクリル、3~10員環ヘテロシクリルアルキル、C6-C12アリール、及び5~12員環ヘテロアリールからなる群より選択された1つ以上の置換基に置換されることができる。
また、具体的に、前記化学式5で表示される化合物は、下記の化学式6または化学式7で表示されることができる。
前記式において、
R1~R6、m、n、及びpは、前記化学式5の定義と同一である。
また、具体的に、前記化学式1で表示される化合物は、下記の化合物等で構成された群より選択される化合物でありうるが、これに限定されるものではない。
1)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H -イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-morpholinophenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b] pyridine-7-amine);
2)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-morpholinophenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
3)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-(2-morpholinoethoxy)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
4)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(2-morpholinoethoxy)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
5)(S)-(4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン((S)-(4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)(morpholino)methanone);
6)(S)-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン((S)-(3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)(morpholino)methanone);
7)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)メタンスルホンアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)methanesulfonamide);
8)N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)メタンスルホンアミド(N-(4-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-3-methylphenyl)methanesulfonamide);
9)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)メタンスルホンアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)methanesulfonamide);
10)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(morpholinosulfonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
11)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-(morpholinosulfonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
12)(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)メタンスルホンアミド((S)-N-(3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)methanesulfonamide);
13)(S)-6-ブロモ-2-(1-(2,6-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(1-(2,6-dichlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
14)6-ブロモ-2-(1-(2,5-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン(6-bromo-2-(1-(2,5-dichlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-N-((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
15)(S)-6-ブロモ-2-(1-(3,4-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(1-(3,4-dichlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
16)6-ブロモ-2-(1-(2-クロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン(6-bromo-2-(1-(2-chlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-N-((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
17)3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-クロロベンゼンスルホンアミド(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-chlorobenzenesulfonamide);
18)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-メチルベンゼンスルホンアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-methylbenzenesulfonamide);
19)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-エチルベンゼンスルホンアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-ethylbenzenesulfonamide);
20)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンズアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzamide);
21)(S)-6-ブロモ-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-2-(1-(3-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-2-(1-(3-(2-methoxyethoxy)phenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
22)(S)-6-ブロモ-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-2-(1-(4-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-2-(1-(4-(2-methoxyethoxy)phenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
23)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzenesulfonamide);
24)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzenesulfonamide);
25)(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-phenyl-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
26)3-((6-ブロモ-2-(1-(2,6-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(1-(2,6-dichlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
27)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(morpholine-4-carbonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
28)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-(morpholine-4-carbonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
29)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(morpholinosulfonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
30)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-(morpholinosulfonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
31)3-((6-ブロモ-2-(1-(2-クロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(1-(2-chlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
32)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-4-(メチルスルホンアミド)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(2-methyl-4-(methylsulfonamido)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
33)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-5-(メチルスルホンアミド)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(2-methyl-5-(methylsulfonamido)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
34)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-3-(メチルスルホンアミド)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(2-methyl-3-(methylsulfonamido)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
35)3-((6-ブロモ-2-(1-(2,5-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(1-(2,5-dichlorophenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
36)3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-クロロベンゼンスルホンアミド(3-(3-(6-bromo-7-((3-sulfamoylphenyl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrole-1-yl)-4-chlorobenzenesulfonamide);
37)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-morpholinophenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
38)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(3-(2-morpholinoethoxy)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
39)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(2-morpholinoethoxy)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
40)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(4-morpholinophenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
41)3-((2-(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-6-ブロモ-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((2-(1-(benzo[d][1,3]dioxole-5-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-6-bromo-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
42)3-((6-ブロモ-2-(1-(3-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(1-(3-(2-methoxyethoxy)phenyl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
43)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-phenyl-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
44)3-(3-(7-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル-アミノ)-6-ブロモ-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド(3-(3-(7-(benzo[d][1,3]dioxole-5-yl-amino)-6-bromo-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzenesulfonamide);
45)2-(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-6-ブロモ-N-(4-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン(2-(1-(benzo[d][1,3]dioxole-5-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-6-bromo-N-(4-(2-methoxyethoxy)phenyl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
46)3-(3-(6-ブロモ-7-((4-(2-メトキシエトキシ)フェニル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド(3-(3-(6-bromo-7-((4-(2-methoxyethoxy)phenyl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzenesulfonamide);
47)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(ピリジン-3-イル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(pyridine-3-yl)-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
48)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(pyridine-4-ylmethyl)-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
49)(S)-2-(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-6-ブロモ-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-2-(1-(benzo[d][1,3]dioxole-5-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-3-yl)-6-bromo-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
50)N-(3-(3-(7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)メタンスルホンアミド (N-(3-(3-(7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)methanesulfonamide);
51)N-(3-(3-(6-クロロ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)メタンスルホンアミド(N-(3-(3-(6-chloro-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)methanesulfonamide);
52)(S)-6-クロロ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-6-chloro-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(2-morpholinoethoxy)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
53)(S)-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン((S)-2-(2,5-dimethyl-1-(4-(2-morpholinoethoxy)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-N-(1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-amine);
54)(S)-(3-(3-(6-クロロ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン((S)-(3-(3-(6-chloro-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)(morpholino)methanone);
55)(S)-(3-(3-(7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン((S)-(3-(3-(7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)(morpholino)methanone);
56)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジエチルアミノ)エチル)ベンズアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(diethylamino)ethyl)benzamide);
57)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジエチルアミノ)エチル)ベンズアミド((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(diethylamino)ethyl)benzamide);
58)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)安息香酸((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzoic acid);
59)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)安息香酸((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)benzoic acid);
60)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-((ジメチルアミノ)メチル)ベンズアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-((dimethylamino)methyl)benzamide);
61)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチルベンズアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(dimethylamino)ethyl)-N-methylbenzamide);
62)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)ベンズアミド((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(dimethylamino)ethyl)benzamide);
63)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチルベンズアミド((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(dimethylamino)ethyl)-N-methylbenzamide);
64)(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド((S)-N-(3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)-2-(dimethylamino)acetamide);
65)(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド((S)-N-(3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)-2-(4-methylpiperazine-1-yl)acetamide);
66)(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)-2-モルホリノアセトアミド((S)-N-(3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)-2-morpholinoacetamide);
67)(S)-(4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン((S)-(4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)(4-methylpiperazine-1-yl)methanone);
68)(S)-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン((S)-(3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)phenyl)(4-methylpiperazine-1-yl)methanone);
69)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-モルホリノエチル)ベンズアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-morpholinoethyl)benzamide);
70)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-モルホリノエチル)ベンズアミド((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-morpholinoethyl)benzamide);
71)(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エチル)ベンズアミド((S)-3-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(4-methylpiperazine-1-yl)ethyl)benzamide);
72)(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エチル)ベンズアミド((S)-4-(3-(6-bromo-7-((1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(4-methylpiperazine-1-yl)ethyl)benzamide);
73)N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド( N-(4-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-3-methylphenyl)-2-(dimethylamino)acetamide);
74)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-2-(dimethylamino)acetamide);
75)N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド(N-(4-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-3-methylphenyl)-2-(4-methylpiperazine-1-yl)acetamide);
76)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-2-(4-methylpiperazine-1-yl)acetamide);
77)N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド(N-(4-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-3-methylphenyl)-2-morpholinoacetamide);
78)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-2-morpholinoacetamide);
79)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパンアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)-3-(dimethylamino)propanamide);
80)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパンアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-3-(dimethylamino)propanamide);
81)(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン((3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)(4-methylpiperazine-1-yl)methanone);
82)3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-2-メチルベンズアミド(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(dimethylamino)ethyl)-2-methylbenzamide);
83)(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)(モルホリノ)メタノン((3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)(morpholino)methanone);
84)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)-2-(dimethylamino)acetamide);
85)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)-2-morpholinoacetamide);
86)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパンアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)-3-(dimethylamino)propanamide);
87)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-2-methylphenyl)-2-(4-methylpiperazine-1-yl)acetamide);
88)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-((3-sulfamoylphenyl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-2-morpholinoacetamide);
89)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-((3-sulfamoylphenyl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-2-(4-methylpiperazine-1-yl)acetamide);
90)N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド(N-(3-(3-(6-bromo-7-((3-sulfamoylphenyl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)-2-(dimethylamino)acetamide);
91)(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)(モルホリノ)メタノン((3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)(morpholino)methanone);
92)(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン((3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-4-methylphenyl)(4-methylpiperazine-1-yl)methanone);
93)3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-4-メチルベンズアミド(3-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(dimethylamino)ethyl)-4-methylbenzamide);
94)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(2-methyl-5-(morpholine-4-carbonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
95)3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド(3-((6-bromo-2-(2,5-dimethyl-1-(2-methyl-5-(4-methylpiperazine-1-carbonyl)phenyl)-1H-pyrrol-3-yl)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-7-yl)amino)benzenesulfonamide);
96)3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-4-メチルベンズアミド(3-(3-(6-bromo-7-((3-sulfamoylphenyl)amino)-1H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-N-(2-(dimethylamino)ethyl)-4-methylbenzamide);
97)(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン((4-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-3-methylphenyl)(4-methylpiperazine-1-yl)methanone);
98)(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)(モルホリノ)メタノン((4-(3-(6-bromo-7-(((S)-1-(ethylsulfonyl)pyrrolidine-3-yl)amino)-3H-imidazo[4,5-b]pyridine-2-yl)-2,5-dimethyl-1H-pyrrol-1-yl)-3-methylphenyl)(morpholino)methanone)。
本発明の化学式1で表示される化合物は、薬学的に許容可能な塩の形態で使用することができ、塩では、薬学的に許容可能な遊離酸(free acid)により形成された酸付加塩が有用である。酸付加塩は、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜硝酸、亜りん酸などのような無機酸類、脂肪族モノ及びジカルボキシレート、フェニル-置換されたアルカノエート、ヒドロキシアルカノエート、及びアルカンジオエート、芳香族酸類、脂肪族、及び芳香族スルホン酸類などのような無毒性有機酸、F、Cl、Br、及びIからなる群より選択される1種以上のハロゲンが置換されるか、非置換された酢酸、安息香酸、クエン酸、乳酸、マレイン酸、グルコン酸、メタンスルホン酸、4-トルエンスルホン酸、酒石酸、フマル酸などのような有機酸から得る。このような薬学的に無毒な塩の種類では、スルフェート、ピロスルフェート、バイスルフェート、サルファイト、バイサルファイト、ナイトレート、ホスフェート、モノハイドロゲンホスフェート、ジハイドロゲンホスフェート、メタホスフェート、ピロホスフェートクロライド、ブロマイド、アイオダイド、フルオライド、アセテート、プロピオネート、デカノエート、カプリレート、アクリレート、フォルメート、イソブチレート、カプレート、ヘプタノエート、プロピオレート、オキサレート、マロネート、サクシネート、スベレート、セバケート、フマレート、マレアート、ブチン-1,4-ジオエート、ヘキサン-1,6-ジオエート、ベンゾエート、クロロベンゾエート、メチルベンゾエート、ジニトロベンゾエート、ヒドロキシベンゾエート、メトキシベンゾエート、フタレート、テレフタレート、ベンゼンスルホネート、トルエンスルホネート、クロロベンゼンスルホネート、キシレンスルホネート、フェニルアセテート、フェニルプロピオネート、フェニルブチレート、シトレート、ラクテート、β-ヒドロキシブチレート、グリコレート、マレエート、タルトレート、メタンスルホネート、プロパンスルホネート、ナフタレン-1-スルホネート、ナフタレン-2-スルホネート、マンデレートなどを含む。
本発明による酸付加塩は、通常の方法で製造でき、例えば、化学式1の誘導体をメタノール、エタノール、アセトン、メチレンクロライド、アセトニトリルなどのような有機溶媒に溶かし、有機酸または無機酸を加えて生成された沈殿物をろ過、乾燥させて製造するか、溶媒と過量の酸を減圧蒸留した後、乾燥させて有機溶媒下で結晶化させて製造することができる。
また、塩基を使用して薬学的に許容可能な金属塩を作ることができる。アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩は、例えば、化合物を過量のアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物溶液中に溶解し、非溶解化合物塩をろ過し、ろ液を蒸発、乾燥させて得る。このとき、金属塩では、ナトリウム、カリウム、またはカルシウム塩を製造することが製薬上適している。また、これに対応する塩は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩を適当な銀塩(例、硝酸銀)と反応させて得る。
さらに、本発明は、前記化学式1で表示される化合物及びこれの薬学的に許容可能な塩だけでなく、これから製造されることができる溶媒和物、立体異性体、水和物などを全て含む。
前記溶媒和物は、本発明の化合物及び1つ以上の薬学的に許容される溶媒分子、例えば、エタノールまたは水を含む分子複合体を含むことができる。前記溶媒分子が水である複合体は、水和物とも呼ばれる。
本発明の化合物は、立体異性体、例えば、ラセミ体、鏡像異性体、または部分立体異性体で存在することができる。
本発明の化学式の化合物の立体異性体は、シス及びトランス異性体、光学異性体、例えば、(R)及び(S)鏡像異性体、部分立体異性体、幾何異性体、回転異性体、回転障害異性体、形態異性体、及び本発明の化合物の互変異性体(1個超過の類型の異性を表す化合物を含む)及びこれらの混合物(例えば、ラセミ体及び部分立体異性体対)を含むことができる。
任意のラセミ体が結晶化される場合、2個の相違した類型の結晶が可能である。第1類型は、鏡像異性体を2つとも等モル量で含有する結晶の1つの均質な形態が生産される前述したラセミ体化合物(真のラセミ体)である。第2類型は、各々単一鏡像異性体を含む2個類型の結晶が等モル量で生産されるラセミ混合物または凝集物である。
本発明の化合物は、互変異性及び構造異性を表すことができる。例えば、化合物は、エノール及びイミン形態、及びケト及びエナミン形態及び幾何異性体及びこれらの混合物をはじめとする種々の互変異性形態で存在することができる。このような全ての互変異性形態が本発明の化合物の範疇に含まれる。互変異性体は、溶液中、互変異性体集合の混合物として存在する。固体形態で、通常的に1つの互変異性体が優勢である。1つの互変異性体が記述され得るが、本発明は、提供された化学式の化合物の全ての互変異性体を含む。
また、一部の本発明の化合物は、回転障害異性体(例えば、置換されたビアリール)を形成できる。回転障害異性体は、分子の他の部分及び単一結合の両末端の置換基との立体的な相互作用が非対称的であるため、分子内の単一結合周囲の回転が妨害を受けたり、相当遅くなる場合に発生する形態立体異性体である。回転障害異性体の相互転換は、所定条件下に分離及び単離が可能なように十分に遅い。熱的ラセミ化のエネルギー障壁は、キラル軸を形成する1つ以上の結合の自由回転に対する立体障害により決定されることができる。
本発明の化合物がアルケニルまたはアルケニレン基を含有する場合、幾何シス/トランス(または、Z/E)異性体が可能である。シス/トランス異性体は、当業者に周知の通常的な技術、例えば、クロマトグラフィー及び分別結晶化により分離されることができる。
個別的な鏡像異性体の製造/単離のための通常的な方法は、光学的に適合した純粋な前駆体からのキラル合成、または、例えば、キラル高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)、または超流動臨界クロマトグラフィー(SFC)を使用するラセミ体(または、塩または誘導体のラセミ体)の分解を含む。
別には、ラセミ体(または、ラセミ前駆体)は、適合した光学的活性化合物、例えば、アルコール、または化合物が酸性または塩基性残基を含有する場合、酸または塩基、例えば、酒石酸または1-フェニルエチルアミンと反応することができる。生成された部分立体異性体混合物は、クロマトグラフィー及び/又は分別結晶化により分離されることができ、部分立体異性体のうち1つまたは両方は、当業者に周知の手段により相応する純粋な鏡像異性体に転換されることができる。
本発明は、また、同位元素-標識された化合物(提供された化学式のうち1つに引用されたことと同一であるが、1つ以上の原子が自然で通常的に発見される原子量または質量数と相違した原子量または質量数を有する原子に代替される)を含む。
本発明の同位元素-標識された化合物は、一般的に適切な同位元素-標識された試薬を別に使用された非-標識された試薬の代りに使用して当業者に公知の通常的な技術または本願に記述されたことと類似した工程により製造されることができる。
さらに、本発明は、前記化学式1で表示される化合物またはこれの薬学的に許容される塩を有効成分として含有する薬学的組成物を提供する。
前記薬学的組成物は、癌、退行性脳疾患、非アルコール性脂肪性肝疾患、及びインフルエンザからなる群より選択される疾患を予防及び治療する用途として使用されることができる。
前記化学式1で表示される化合物は、蛋白質キナーゼ活性を抑制できる。
例えば、蛋白質キナーゼ活性において、MAPK経路には、ERK1/2モジュール、JNK/p38モジュール、ERK5モジュールなどがある。
ERK1/2モジュールにおいて、MAPK1/2信号伝達カスケードは、受容体型チロシンキナーゼ(RTK)へのリガンド結合により活性化され、活性化された受容体は、アダプタ蛋白質Grb2及びSOSを動員し、リン酸化し、これは、続いて膜-結合GTPase Rasと相互作用し、これの活性化を引き起こす。これの活性化されたGTP-結合形態において、Rasは、Rafキナーゼ(A-Rf、B-Raf、及びC-Raf/Raf-1)を動員し、活性化する。活性化されたRafキナーゼは、MAPK1/2(MKK1/2)を活性化させ、これは、順にERK1/2の活性化序列Thr-Glu-Tyrでスレオニン及びチロシン残基のリン酸化を触媒化する。
JNK/p38モジュールにおいて、アップストリームキナーゼ、MAP3K、例えば、MEKK1/4、ASK1/2、及びMLK1/2/3は、MAP2K3/6(MKK3/6)、MAP2K4(MKK4)、及びMAP2K7(MKK7)を活性化させる。これらのMAP2Kは、続いてJNK1、JNK2、及びJNK3だけでなく、p38 α/β/γ/δを含むJNK蛋白質キナーゼを活性化させる。これの機能を実行するために、JNKsは、c-Jun、ATF-2、NF-ATc1、HSF-1、及びSTAT1を含む数個の転写因子を活性化させる。
ERK5モジュールにおいて、MAP2K5(MKK5)のキナーゼアップストリームは、MEKK2及びMEKK3である。
したがって、MAPK経路においてMAP3Kに属する蛋白質キナーゼの活性を抑制してアップストリームを防ぎ、関連した疾患を予防または治療することができる。
一方、LRRK2またはLRRK2突然変異は、ほとんどの退行性脳疾患患者から発見されている。LRRK2キナーゼドメインに存在する突然変異は、LRRK2キナーゼ活性の向上を引き起こす。人間の脳でLRRK2発現は、パーキンソン病により影響された脳の同一の部位で最も高く、LRRK2は、パーキンソン病の特徴であるレビー小体で発見されている。また、LRRK2突然変異は、アルツハイマー疾患-類似病理学と関連しており、これは、アルツハイマー疾患及びパーキンソン病の両方で神経退行性経路間に部分的に重なることができる。
したがって、LRRK2に対する強力な選択的脳浸透蛋白質キナーゼ抑制剤を使用することにより、パーキンソン病、アルツハイマー疾患などの退行性脳疾患を予防または治療することができる。
本発明において、前記蛋白質キナーゼは、MLKファミリー(Mixed lineage kinase family)またはLRRK2であることができ、前記MLKファミリーは、MLK1、MLK2、MLK3、MLK4、DLK、LZK、またはZAKからなることができる。
前記癌は、偽粘液腫、肝内胆管癌、肝芽腫、肝癌、甲状腺癌、結腸癌、精巣癌、骨髄異形成症候群、膠芽腫、口腔癌、口唇癌、菌状息肉症、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、基底細胞癌、上皮性卵巣がん、胚細胞腫瘍、男性乳がん、脳腫瘍、下垂体腺腫、多発性骨髄腫、胆嚢癌、胆管癌、大腸癌、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、網膜芽細胞腫、脈絡膜悪性黒色腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、ファーター膨大部がん、膀胱癌、腹膜癌、副甲状腺癌、副腎癌、副鼻腔癌、非小細胞肺癌、非ホジキンリンパ腫、舌癌、星細胞腫、小細胞肺癌、小児脳腫瘍、小児リンパ種、小児白血病、小腸癌、髄膜腫、食道癌、神経膠腫、神経芽細胞腫、腎盂癌、腎細胞癌、心臓腫瘍、十二指腸癌、悪性軟部腫瘍、悪性骨腫瘍、悪性リンパ種、悪性中皮腫、悪性黒色腫、眼腫瘍、外陰癌、尿管癌、尿道癌、原発不明癌、胃悪性リンパ腫、胃癌、胃カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、ウィルムス腫瘍、乳がん、肉腫、陰茎癌、咽頭癌、妊娠性絨毛性疾患、子宮頸部腺癌、子宮内膜癌、子宮肉腫、前立腺がん、転移性骨腫瘍、転移性脳腫瘍、縦隔腫瘍、直腸癌、神経内分泌腫瘍、膣癌、脊髄腫瘍、聴神経鞘腫、膵贓癌、唾液腺癌、カポジ肉腫、パジェット病、扁桃腺癌、扁平上皮癌、肺腺がん、肺癌、肺扁平上皮癌、皮膚癌、肛門癌、横紋筋肉腫、喉頭癌、胸膜腫瘍、及び胸腺癌からなる群より選択される1種以上であることができる。
前記退行性脳疾患は、アルツハイマー疾患、ダウン症候群、パーキンソン病、ルーゲーリック病、痴呆、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、中風、脳卒中、及び軽度認知障害からなる群より選択される1種以上であることができる。
前記非アルコール性脂肪性肝疾患は、非アルコール性脂肪肝、非アルコール性脂肪肝炎、肝硬変、及び肝癌からなる群より選択される1種以上であることができる。
前記インフルエンザは、A型インフルエンザまたはB型インフルエンザであることができる。
本発明による化学式1で表示される化合物は、臨床投与の際に、経口及び非経口の種々の剤形で投与されることができ、製剤化する場合には、普通使用する充填剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、界面活性剤などの希釈剤、または賦形剤を使用して製造される。
経口投与のための固形製剤には、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤、トローチ剤などが含まれ、このような固形製剤は、1つ以上の本発明の化合物に少なくとも1つ以上の賦形剤、例えば、澱粉、炭酸カルシウム、スクロース(sucrose)、またはラクトース(lactose)、またはゼラチンなどを混ぜて調製される。また、単純な賦形剤の他に、マグネシウムスチレートタルクのような潤滑剤等も使用される。経口投与のための液相製剤では、懸濁剤、内用液剤、乳剤、またはシロップ剤などが該当するが、多く使用される単純希釈剤である水、リキッドパラフィン以外に、種々の賦形剤、例えば、湿潤剤、甘味剤、芳香剤、保存剤などが含まれ得る。
非経口投与のための製剤には、滅菌された水溶液、非水性溶剤、懸濁溶剤、乳剤、凍結乾燥製剤、坐剤などが含まれる。
非水性溶剤、懸濁溶剤では、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、オリーブオイルのような植物油、エチルオレエートのような注射可能なエステルなどが使用され得る。坐剤の基剤では、ウイテプソル(witepsol)、マクロゴール、ツイーン(tween)61、カカオ脂、ラウリン系油脂、グリセロール、ゼラチンなどが使用され得る。
さらに、本発明は、前記化合物、これの立体異性体、またはこれの薬学的に許容可能な塩を治療学的に有効な量で対象(subject)に投与するステップを含む癌の治療方法を提供する。
前記治療学的有効量は、投与方法によって、体内に投与時、対象(subject)の症状または状態を改善させることができる程度の量をいう。また、前記量は、投与する対象の体重、年齢、性別、状態、家族暦によって相違することができ、本発明において前記治療方法は、このように対象別に相違した条件によって他の量の投与量を決めることができる。
前記「有効な量」は、増殖性、炎症性、感染性、神経的または心血管障害を治療するのに有用な量、または前記疾患を治療するのに有効な量である。他の具体例において、化合物の「有効な量」は、前記疾患の増殖を抑制できる最小限の量以上をいう。
本発明の方法による化合物及び組成物は、疾患を治療するのに有効な任意の量及び任意の投与経路を使用して投与されることができる。必要な正確な量は、対象体の種、年齢、及び一般的な病態、感染の重症度、特定の製剤、それの投与方式等によって対象別に変わるであろう。本発明の化合物は、服用量の投与容易性及び均一性に対して投薬量単位形態で頻繁に剤形化される。表現である「投薬量単位形態」は、本明細書において使用されたように、治療される対象に適切な製剤の物理的に別個の単位を意味する。しかし、本発明の化合物及び組成物の合計の一日使用量が健全な医療判断の範囲内に主治医により決定されることと理解されるであろう。任意の特定の対象または有機体に対する特定の有効な投与水準は、下記を含む様々な要因に依存するであろう。
用語である「対象」は、本明細書において使用されたように、動物、例えば、哺乳動物、例えば、人間を意味する。
本発明の薬学的組成物は、治療される感染の重症度によって人間及び他の動物に全身的または局所的に、経口または非経口(経鼻、経肺、静脈内、直腸内、皮下、筋肉内、経皮等)により投与されることができる。
本発明の薬学的組成物を実際の治療に使用して所望の治療効果を得るために、その有効成分である本発明の化学式1で表示される化合物、またはその薬学的に許容される塩の投与量は、患者の年齢、性別、体重、疾患、及び治療の程度などによって適宜決定される。例えば、経口投与の場合、成人(体重60kgとする)1日当たり大体0.001~3,000mg/Kgの範囲で、1回または複数回に分けて適宜投与されることができ、2日当たり、一週間当たり、または1ヶ月当たりに1回または数回で経口または非経口で投与されることができる。特定個体または患者に対する投与容量は、患者の体重、年齢、性別、健康状態、食餌、投与時間、投与方法、疾患の重症度などの種々の関連因子に照らして決定されなければならないものであり、専門家によって適宜加減され得るものと理解されるべきであり、前記投与量は、いかなる面でも本発明の範囲を限定するためのものではない。
経口投与用液体投薬形態は、非制限的に、薬剤学的に許容可能なエマルジョン、マイクロエマルジョン、溶液、懸濁液、シロップ、及びエリキシルを含む。活性化合物に追加して、液体投薬形態は、当該技術における通常的に使用された下記例の不活性希釈剤を含有できる:水または他の溶媒、可溶化剤、及び乳化剤、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、エチルカーボネート、エチルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルベンゾエート、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、オイル(例えば、綿実、落花生、トウモロコシ、細菌、オリーブ、キャスタ、及びゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコール、及びソルビタン脂肪酸エステル、及びこれらの混合物、不活性希釈剤の他に、経口組成物は、アジュバント、例えば、湿潤剤、乳化、及び懸濁化製剤、甘味剤、風味剤、及び芳香剤をさらに含むことができる。
注射可能製剤、例えば、滅菌された注射可能水性または脂質生産性懸濁液は、適合した分散剤または湿潤剤及び懸濁化剤を使用して公知の技術によって剤形化されることができる。滅菌された注射可能製剤は、さらに非毒性非経口で許容可能な希釈剤または溶媒のうち、滅菌された注射可能溶液、懸濁液、またはエマルジョンであることができ、例えば、1,3-ブタンジオールのうち、溶液である。利用され得る許容可能なビヒクル及び溶媒の中で、水、リンゲル液、U.S.P.,及び等張の塩化ナトリウム溶液がある。また、滅菌された、固定油は、溶媒または分散媒として従来に利用される。このような目的のために、任意のブレンド固定油が用いられ得るし、合成モノ-またはジグリセリドを含む。また、脂肪酸、例えば、オレイン酸は、注射剤の製造に使用される。
注射可能剤形は、例えば、バクテリア-固定フィルタを介したろ過、または使用前に滅菌水または他の滅菌された注射可能媒質で溶解または分散されることができる滅菌された固形組成物の形態で滅菌剤を編入させて滅菌されることができる。
本発明の化合物の効果を持続するために、皮下または筋肉内注射から化合物の遅い吸収が度々要望される。これは、良くない水溶解度を有する結晶性または非晶質物質の液体懸濁液の使用により達成されることができる。
化合物の吸水率は、結晶サイズ及び結晶形態に依存できるそれの溶解速度によって変わることができる。代案的に、非経口で投与された化合物形態の遅延された吸収は、化合物をオイルビヒクルで溶解または懸濁させて達成される。注射可能デポー形態は、生分解性ポリマー、例えば、ポリラクタイド-ポリグリコリドで化合物のマイクロカプセルマトリックスを形成して作られる。化合物対ポリマーの比及び利用された特定ポリマーの本性によって、化合物放出速度は制御されることができる。他の生分解性ポリマーの例は、ポリ(オルトエステル)及びポリ(無水物)を含む。デポー注射可能剤形は、身体組織と両立可能なリポソームまたはマイクロエマルジョンで化合物を捕獲してさらに製造される。
直腸または膣投与用組成物は、例えば、本発明の化合物を適合した無-刺激賦形剤または担体、例えば、ココアバター、ポリエチレングリコール、または座薬ワックスと混合して製造され得る座薬であり、この座薬は、室温で固体であるが、体温で液体であり、したがって、直腸または膣腔で溶融されて活性化合物を放出する。
経口投与用固体投薬形態は、カプセル、錠剤、丸薬、粉末、及び顆粒を含む。そのような固体投薬形態において、活性化合物は、少なくとも1種の不活性、薬剤学的に許容可能な賦形剤、または担体、例えば、ナトリウムシトレート、またはジカルシウムホスフェート及び/又はa)充填剤または増量剤、例えば、澱粉、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、及びケイ酸、b)結合剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリジノン、スクロース、及びアカシア、c)ヒューメクタント、例えば、グリセロール、d)崩壊剤、例えば、寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモ、またはタピオカ澱粉、アルギン酸、特定シリケート、及び炭酸ナトリウム、e)溶液遅延剤、例えば、パラフィン、f)吸収加速剤、例えば、4次アンモニウム化合物、g)湿潤剤、例えば、セチルアルコール及びグリセロールモノステアレート、h)吸収剤、例えば、カオリン及びベントナイト粘土、及びi)潤滑剤、例えば、タルク、カルシウムステアレート、マグネシウムステアレート、固体ポリエチレングリコール、ナトリウムラウリルスルフェート、及びこれらの混合物と混合される。カプセル、錠剤及び丸薬の場合に、服用形態は、緩衝剤をさらに含むことができる。
類似した類型の固形組成物は、ラクトースまたは乳糖だけでなく、高分子量ポリエチレングリコールなどのような賦形剤を使用して軟質及び硬質-充填されたゼラチンカプセル内の充填剤としてさらに利用されることができる。固体投薬形態の錠剤、糖衣錠、カプセル、丸薬、及び顆粒は、コーティング物及びシェル、例えば、腸溶性コーティング物及び薬剤学的剤形技術でよく知られた他のコーティング物と製造されることができる。不透明化剤を任意に含有でき、また、活性成分(等)だけを、例えば、腸管の特定一部で、任意に、遅延方式で放出する組成物であることができる。使用され得る包埋組成物の例は、ポリマー性サブスタンス及びワックスを含む。類似した類型の固形組成物は、ラクトースまたは乳糖だけでなく、高分子量ポリエチレングリコールなどのような賦形剤を使用して軟質及び硬質-充填されたゼラチンカプセル内の充填剤としてさらに利用されることができる。
活性化合物は、また、1種以上の賦形剤と前述したような1種以上の賦形剤とのマイクロ-カプセル化された形態であることができる。固体投薬形態の錠剤、糖衣錠、カプセル、丸薬、及び顆粒は、コーティング物及びシェル、例えば、腸溶性コーティング物、放出調節コーティング物、及び薬剤学的剤形技術でよく知られた他のコーティング物で製造されることができる。そのような固体投薬形態で活性化合物は、少なくとも1種の不活性希釈剤、例えば、スクロース、ラクトース、または澱粉と混合されることができる。そのような服用形態は、正常実施のように、不活性希釈剤以外の追加物質、例えば、錠剤化潤滑剤及び他の錠剤化助剤、例えば、マグネシウムステアレート及び微細結晶性セルロースをさらに含むことができる。カプセル、錠剤、及び丸薬の場合に、服用形態は、緩衝剤をさらに含むことができる。不透明化剤を任意に含有でき、また、活性成分(等)だけを、例えば、腸管の特定一部で、任意に、遅延方式で放出する組成物であることができる。使用され得る包埋組成物の例は、ポリマー性サブスタンス及びワックスを含む。
本発明の化合物の局所または経皮投与用服用形態は、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、粉末、溶液、スプレー、吸入剤、またはパッチを含む。活性成分は、要求されるまま、滅菌条件下で薬剤学的に許容可能な担体及び任意の必要な保存剤またはバッファと混合される。眼科剤形、点耳薬、及び点眼薬は、本発明の範囲内にあることとさらに考慮される。追加で、本発明は、化合物の身体への制御された切断を提供する付加された利点を有する経皮パッチの使用を考慮する。そのような服用形態は、化合物を適切な媒質で溶解または分散させて作られることができる。吸収促進剤は、皮膚を横切って化合物の流動を増加させるためにさらに使用されることができる。速度は、速度調節膜を提供したり、またはポリマーマトリックスまたはゲルで化合物を分散させて制御されることができる。
一部の具体例において、本発明の化合物またはそれの薬剤学的組成物は、抗ガン剤とともに投与される。本明細書において使用されたように、用語である「抗ガン剤」は、癌を治療するために、癌がある対象体に投与された任意の製剤を意味する。
併用療法は、伴ってまたは順次的に治療剤を投与することを含む。代案的に、治療剤は、対象に投与される1種の組成物に組み合わせられることができる。
一具体例において、本発明の化合物は、他の治療剤とともに使用される。また、本発明の化合物は、細胞毒性薬物、放射線療法、及び免疫療法で構成された群から選択された治療剤とともに投与されることができる。
追加製剤等は、多重投薬量療法の一部として提供された併用療法から別に投与されることができる。代案的に、製剤等は、本発明の化合物と共に混合された単一服用形態の一部であることができる。併用療法の一部として投与されるならば、2種の治療剤は、同時に、順次的に、または間歇的に提供されることができる。併用療法は、本明細書において記載された治療的徴候のうち、任意のもののために使用されることができる。一部の具体例において、併用療法は、対象で増殖性障害(例えば、癌)を治療するためのものである。
本発明のさらに他の側面は、生物学的サンプルまたは対象で前述した疾患を抑制することに関するものであり、上記方法は、化学式1で表示される化合物、または前記化合物を含む組成物を投与するか、これに前記生物学的サンプルを接触させることを含む。用語である「生物学的サンプル」は、本明細書において使用されたように、一般的に生体内、試験管内、及び生体外物質を含み、また、非制限的に、細胞培養物またはそれの抽出物;哺乳動物から収得された生体検査された物質またはそれの抽出物;そして血液、唾液、小便、大便、精液、涙、または他の体液またはそれの抽出物を含む。
本発明者らは、本発明による化合物またはこれの薬学的に許容可能な塩は、本発明において癌、退行性脳疾患、非アルコール性脂肪性肝疾患、インフルエンザなどの予防または治療に有用な効果があることを実験を介して確認した。
まず、本発明による化合物の酵素に対する阻害活性を評価するために、下記の実験例1及び2のような実験を行った結果、本発明の実施例の化合物は、MLKファミリーに対する阻害活性があることと確認され、ナノモル単位の優れた阻害活性を有することと表すことを確認でき、本発明による化合物は、前記列挙された酵素関連疾患だけでなく、これから誘導される癌の予防または治療の用途に有用に使用され得ることを確認した。
また、本発明による化合物に対して、下記の実験例3~6のように、様々な癌細胞株を対象として癌細胞増殖抑制活性を評価した結果、驚くべきことに、優れた活性を確認しただけでなく、下記の実験例7のように、癌転移を抑制して優秀に癌細胞増殖を抑制(癌細胞死滅)することと確認したところ、本発明化合物が癌の予防または治療に有用であることが分かる。
また、本発明による化合物に対して、下記の実験例8及び9のように、人間肝癌細胞株を対象として非アルコール性脂肪肝炎の一症状である線維症抑制活性を評価した結果、優れた抗線維症効果を確認し、下記の実験例10のように、MCD食餌により誘導された非アルコール性脂肪肝炎に対する評価指標を改善することと確認したところ、本発明化合物が非アルコール性脂肪性肝疾患の予防または治療に有用であることが分かる。
また、本発明による化合物に対して、下記の実験例11~13のように、LRRK2に対する優れた阻害活性を確認したところ、本発明化合物の退行性脳疾患の予防または治療用薬物として有用であることが分かる。
また、本発明による化合物に対して、下記の実験例14~16のように、抗ウイルスに対する優れた効果を確認したところ、本発明化合物のインフルエンザの予防または治療用薬物として有用であることが分かる。
以下、本発明を実施例及び実験例によって詳細に説明する。ただし、下記の実施例及び実験例は、本発明を例示するだけであり、本発明の内容がこれに限定されるものではない。
<実施例>
本発明の化合物等は、一例として次のような合成方法1~3により製造されることができる。
参考として、下記の合成方法1のように、化合物B製造ステップでピリジン環にハロゲン原子(X)を置換させた後、反応を進行させることができ、反応完了後、前記ハロゲン原子(X)を除去するステップをさらに進行するか、前記ハロゲン原子(X)を除去しないことができる。
また、下記の合成方法2の化合物C製造ステップのように、ピリジン環にハロゲン原子(X)を置換させずに反応を進行させることもできる。
<合成方法1>
<合成方法2>
<合成方法3>
実施例1:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾール[4,5-b]ピリジン-7-アミン
前記実施例1の化合物は、前記合成方法1によって、具体的に下記の反応式1のような反応により製造されることができる。
[反応式1]
1-1.化合物bの合成
4-morpholinoaniline(1eq)、hexane-2,5-dione(1eq)、MeOH、ceric ammonium nitrate(0.05eq)を混合した後、常温で3時間攪拌させる。反応混合物を減圧下で濃縮した。粗生性物をコラムクロマトグラフィー(silicagel、Hexane/EtOAc)で精製して目的化合物aを得た(74%)。
2つの容器の各々にdimethylformamideを入れ、0℃に温度を下げる。化合物a(1eq)とphosphoryl chloride(1.2eq)とを各々添加して溶解させる。phosphoryl chloride(in DMF)を化合物a(in DMF)にゆっくりと添加して攪拌させる。反応が完了した後、20% NaOHを使用してpH14を合わせた後、得られた固体をフィルタした後、水で洗浄し、乾燥して目的化合物bを得た(86%)。
1-2.化合物gの合成
4-chloropyridin-2-amine(1eq)、N-bromosuccinimide(1.05eq)、acetonitrileを混合した後、常温で12時間攪拌させる。反応混合物を減圧下で濃縮した後、EtOAcで希釈し、1N NaOH、水、brineで洗浄し、Na2SO4で乾燥させた後、濃縮した。粗生性物を再結晶(DCM/Hxane)して目的化合物cを得た(70%)。
化合物c(1eq)、H2SO4を0℃で混合した後、HNO3(1.07eq)を入れ、55℃で加熱して1時間攪拌させる。反応混合物にice crushを入れ、NaOHを使用してpH7を合わせた。固体をフィルタした後、水で洗浄し、乾燥して目的化合物dを得た(66%)。
化合物d(1eq)、(s)-(-)-1-Boc-3-アミノpyrrolidine(1.2eq)、trimethylamine(4eq)、EtOHを混合した後、80℃で加熱して2時間攪拌させる。反応混合物の温度は、-20℃まで下げた固体をフィルタした後、水で洗浄し、乾燥して化合物eを得た(73%)。
化合物e(1eq)、TFA(26.1eq)、DCMを混合した後、常温で3時間攪拌させる。反応混合物にDCM添加後、蒸発させる作業を繰り返した後、乾燥して化合物fを得た。
化合物f(1eq)、ethanesulfonyl chloride(1.1eq)、trimethylamine(5eq)、dichloromethaneを-5℃で混合した後、1時間攪拌させる。反応混合物を減圧下に濃縮する。固体をフィルタした後、水で洗浄し、乾燥して化合物gを得た(98%)。
1-3.最終生成物hの合成
前記合成例で収得した化合物b(1eq)と化合物g(1eq)、sodium dithionite(4.09eq)、EtOHを混合した後、2日の間攪拌させる。反応混合物を減圧下で濃縮した後、EtOAcで希釈し、水とbrineで洗浄してNa2SO4で乾燥させた後、濃縮した。粗生性物は、カラムクロマトグラフィー(silicagel column、Hxane/EtOAc)で精製して最終生成物hを得た(60%)。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J = 7.3 Hz, 3H), 1.98 (s, 3H), 2.10 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.37 (s, 3H), 3.09 (q, J = 7.5 Hz 2H), 3.20 (t, J = 4.4 Hz, 4H), 3.30 (m, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.50(m, 1H), 3.68 (m, 1H), 3.75 (d, J= 4.4 Hz, 4H), 5.62 (m, 1H), 5.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.54 (s, 1H), 7.07 (d, J = 9 Hz, 2H), 7.16 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.96 (s, 1H), 12.66 (s, 1H)
以下、前記代表合成方法1に基づいて実施例2~実施例25の化合物を合成した。
実施例2:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.40 Hz, 3H), 2.02 (m, 3 H), 2.12 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 3.09 (q, J=7.11 Hz, 2H), 3.18 (t, J=4.3 Hz, 4H), 3.28 (m, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.49 (m, 1H), 3.67 (m, 1H), 3.74 (t, J=4.30 Hz, 4H), 5.63 (m, 1H), 5.76 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.56 (s, 1H), 6.72 (d, J=7.54 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 7.05 (d, J=8.66 Hz, 1H), 7.39 (t, J=8.01 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H), 12.68 (s, 1 H).
実施例3:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.5 Hz, 3H), 2.02 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 2.47(m, 4H), 2.70 (t, J=5.8 Hz, 2H), 3.09 (q, J=7.0 Hz, 2H), 2.28 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.5 (m, 1H), 3.57 (t, J=4.7 Hz, 4H), 3.68 (m, 1H), 4.15 (m, 2H), 5.61 (m, 1H), 5.77 (d, J=7.7 Hz, 1H), 6.57 (s, 1H), 6.91 (m, 2H), 7.08 (d, J=7.8, 1H), 7.45 (t, J=8.1, 1H), 7.97 (s, 1H), 12.70 (s, 1H).
実施例4:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.4 Hz, 3H), 1.98 (s, 3H), 2.11 (m, 1H), 2.32 (m, 4H), 2.48 (m, 4H), 2.72 (t, J=5.5 Hz, 2H), 3.09 (q, J=7.4 Hz, 2H), 3.29 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.49 (m, 1H), 3.59 (m, 4H), 3.68 (m, 1H), 4.15 (t, J=5.6 Hz, 2H), 5.63 (m, 1H), 5.76 (m, 1H), 6.56 (s, 1H), 7.09 (d, J= 8.9 Hz, 2H), 7.24 (d, J=8.8 Hz, 2H), 7.97(s, 1H), 12.68 (s, 1H).
実施例5:(S)-(4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.3 Hz, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.10 (m, 1H), 2.29 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 3.09 (q, J= 7.4 Hz, 2H), 3.30 (m,1H), 3.36 (m, 1H), 3.60 (m,10H), 5.63 (m, 1H), 5.78 (d, J=7.1 Hz, 1H), 6.60 (s, 1H), 7.44 (d, J= 8.5 Hz, 2H), 7.59 (d, J=8.4 Hz, 2H), 7.97 (s, 1H), 12.74 (s, 1H).
実施例6:(S)-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 ( t, J=7.3 Hz, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 3.09 (m, 2H), 3.25 (m, 1H), 3.50 (m, 4H), 3.58 (m, 7H), 5.63 (m, 1H), 5.77 (m, 2H), 6.60 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.46 (d, J= 7.2 Hz, 1H), 7.54 (d, J=8.1, 1H), 7.66 (m, 1H), 7.98 (s, 1H), 12.74 (s, 1H).
実施例7:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)メタンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J = 7.3 Hz, 3H), 1.88 (s, 3H), 1.91(s, 3H), 2.13(m, 1H), 2.31 (m, 4H), 3.03 (s, 3H), 3.08 (q, J = 7.4 Hz, 2H), 3.30 (m, 1H), 3.35(m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.77 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 6.62 (s, 1H), 7.03 (d, J = 2 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.98 (s, 1H), 9.91 (s, 1H), 12.73 (s, 1H).
実施例8:N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)メタンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.18 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 1.89 (s, 6H), 2.11 (m, 1H), 2.28 (m, 4H), 3.08 (m, 5H), 3.29 (m, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.76 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.60 (s, 1H), 7.21 (m, 3H), 7.97 (s, 1H), 10.00 (s, 1H), 12.70 (s, 1H).
実施例9:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)メタンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.18 (t, J = 7.3 Hz, 3H), 1.88 (d, J = 3.2 Hz, 6H), 2.12 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.35 (m, 1H), 3.05 (s, 3H), 3.08 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.27 (m, 1H), 3.44 (m, 1H), 3.51 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.65 (m, 1H), 5.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.62 (s, 1H), 7.2 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.44 (m, 2H), 7.98 (s, 1H), 9.3 (s, 1H), 12.72 (s, 1H).
実施例10:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J= 7.4 Hz, 3H), 2.05 (s, 3H), 2.12 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 2.44 (s, 3H), 2.95 (t, J= 4.2 Hz, 4H), 3.10 (q, J= 7.5 Hz, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.51 (m, 1H), 3.67 (m, 5H), 5.65 (m, 1H), 5.80 (d, J= 7.9 Hz, 1H), 6.64 (s, 1H), 7.69 (d, = 8.3 Hz, 2H), 7.91 (d, J= 8.3 Hz, 2H), 7.99 (s, 1H), 12.78 (s, 1H).
実施例11:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.4Hz, 3H), 2.04 (s, 3H), 2.14 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 2.43 (s, 3H), 2.95 (m, 4H), 3.09 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.36(m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.65 (m, 4H), 3.70 (m, 1H), 5.62 (m, 1H), 5.79 (m, 1H), 6.64 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.8 (m, 1H), 7.88 (d, J=4.9 Hz, 2H), 7.99 (s, 1H), 12.77 (s, 1H).
実施例12:(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)メタンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.3, 3H), 2.02 (s, 3H), 2.12 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 3.09 (m, 5H), 3.28 (m, 1H), 3.34 (m, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.77 (d, J=8.4, 1H), 6.59 (s, 1H), 7.08 (m, 2H), 7.31 (d, J=6, 1H), 7.52 (m,1H), 7.98 (s, 1H), 10.04 (br. s., 1H), 12.71 (s, 1H).
実施例13:(S)-6-ブロモ-2-(1-(2,6-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.18 (t, J = 7.4, 3H), 1.92 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.33 (m, 4H), 3.08 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.30 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.70 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.79 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.68 (s, 1H), 7.63 (m, 1H), 7.79 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.99 (s, 1H), 12.78 (s, 1H).
実施例14:6-ブロモ-2-(1-(2,5-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.3 Hz 3H), 1.95 (s, 3H), 2.12 (m, 1H), 2.29 (m, 1H), 2.34 (s, 3H), 3.09 (q, J= 7.2 Hz, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.78 (m, 1H), 6.63 (s, 1H), 7.69 (m, 1H), 7.79 (m, 2H), 7.98 (s, 1H), 12.77 (s, 1H).
実施例15:(S)-6-ブロモ-2-(1-(3,4-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.20 (t, J=7.4 Hz, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.43 (s, 3H), 3.09 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.28 (s, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.51(m, 1H), 3.67(m, 1H), 5.62 (m, 1H), 5.79 (d, J=7.5 Hz, 1H), 6.60 (s, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83 (m, 2H), 7.98 (d, J=1.5, 1H), 12.75 (s, 1H).
実施例16:6-ブロモ-2-(1-(2-クロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-N-((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.18 (t, J = 7.3 Hz, 3H), 1.93 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 4H), 3.08 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.30 (m, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.77 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.62 (s, 1H), 7.58 (m, 3H), 7.76 (m, 1H), 7.98 (s, 1H), 12.74 (s, 1H).
実施例17:3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-クロロベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.98 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.35 (m, 4H), 3.09 (q, J = 7.5 Hz, 2H), 3.29 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.49 (m, 1H), 3.69 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.80 (d, J = 7 Hz, 1H), 6.67 (s, 1H), 7.60 (s, 2H), 7.88 (m, 1H), 8.00 (s, 3H), 12.80 (s, 1H).
実施例18:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-メチルベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.30 Hz, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 2.47 (s, 3H), 3.08 (q, J=7.26 Hz, 2 H), 3.29 (m, 1H), 3.36 (m, 1H,) 3.51 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.62 (m, 1H), 5.78 (d, J=7.92 Hz, 1H), 6.64 (s, 1H), 7.59 (br. s., 1H), 7.70 (m, 2H), 7.82 (t, J=7.68 Hz, 1H), 7.91 (m, 1H), 7.99 (s, 1H), 12.76 (br. s., 1H).
実施例19:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-エチルベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 0.97 (t, J=7.2, 3H), 1.18 (m, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 2.85 (m, 2H), 3.08 (q, J=7.4 Hz, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.36(m, 1H), 3.51 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.62 (m, 1H), 5.77 (m, 1H), 6.64 (s, 1H), 7.69 (m, 3H), 7.81 (t, J=7.8, 1H), 7.92 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 12.77 (br. s., 1H).
実施例20:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=6.5 Hz, 3H), 2.01 (s, 3H), 2.12 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 3.08 (q, J=7.4 Hz, 2H), 3.22 (m, 1H), 3.49 (m, 2H), 3.67 (m, 1H), 5.63 (d, J=5.3 Hz, 1H), 5.76 (d, J=7.2 Hz, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.53 (m, 2H), 7.66 (t, 7.4 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H), 8.01 (m, 2H), 8.11 (s, 1H), 12.77 (s, 1H).
実施例21:(S)-6-ブロモ-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-2-(1-(3-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 2.02 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 3.09 (q, J = 7.4 Hz, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.50 (m, 1H), 3.68 (m, 3H), 4.16 (m, 2H), 5.62 (m, 1H), 5.76 (m, 1H), 6.57 (s, 1H), 6.9 (m, 2H), 7.08 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.46 (m, 1H), 7.97 (s, 1H), 12.69 (s, 1H).
実施例22:(S)-6-ブロモ-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-2-(1-(4-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.38 (t, J=7.4 Hz, 3H), 2.10 (m, 4H), 2.48 (m, 4H), 3.02 (m, 2H), 3.50 (s, 4H), 3.57 (m, 1H), 3.65 (m, 1H), 3.84 (m, 3H), 4.21 (m, 2H), 5.02 (d, J=8 Hz, 1H), 5.75 (m, 1H), 6.42 (s, 1H), 7.06 (d, J= 8.4, 2H), 7.18 (d, J=8.2 Hz, 2H), 8.18 (s, 1H), 12.26 (s, 1H).
実施例23:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 ( t, J=7.1 Hz, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 3.09 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.28 (m. 1H), 3.36 (m. 1H), 3.51 (m, 1H), 3.67 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.78 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.63 (s, 1H), 7.50 (br. s., 2H), 7.64 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.77 (m, 2H), 7.96 (m, 2H), 12.74 (s, 1H).
実施例24:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.3 Hz, 3H), 2.04 (s, 3H), 2.11 (m, 1H), 2.34 (m, 1H), 2.43 (s, 3H), 3.09 (m, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.39 (m, 1H), 3.49 (m, 1H), 3.69 (m, 1H), 5.62 (m, 1H), 5.79 (d, J=7.9 Hz, 1H), 6.63 (s, 1H), 7.47(br. s., 2H), 7.6 (d, J=8.5 Hz, 2H), 8.00 (m, 3H), 12.43(br. s., 1H).
実施例25:(S)-6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.19 (t, J=7.3 Hz, 3H), 2.00 (s, 3H), 2.15 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 2.39 (s, 3H), 3.08 (q, J=7.5 Hz, 2H), 3.28 (m, 1H), 3.38 (m, 1H), 3.51 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.64 (m, 1H), 5.77 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.59 (s, 1H), 7.35 (d, J=7 Hz, 2H), 7.53 (m, 3H), 7.98 (s, 1H), 12.70 (s, 1H).
以下、前記代表合成方法3に基づいて実施例26~実施例48の化合物を合成した。
実施例26:3-((6-ブロモ-2-(1-(2,6-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.89 (s, 3H), 1.97 (s, 3H), 6.64 (s, 1H), 7.21 (m, 3H), 7.33 (m, 2H), 7.6 (m, 2H), 7.75 (m, 2H), 8.21 (s, 1H), 8.54 (s, 1H), 12.91 (s, 1H).
実施例27:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 2.00 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 3.44 (m, 2H), 3.63 (s, 6H), 6.60 (s, 1H), 7.19 (s, 3H), 7.34 (m, 4H), 7.57 (m, 3H), 8.20 (s, 1H), 8.52 (s, 1H), 12.85 (s, 1H).
実施例28:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 2.00 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 3.62 (br. s., 8H), 6.58 (s, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.33 (m, 5H), 7.58 (m, 4H), 8.19 (s, 1H) 12.85 (br. s., 1H).
実施例29:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 2.02 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 2.95 (t, J= 4.2 Hz 4H), 3.67 (t, J=4.2 Hz, 4H), 6.64 (s, 1H), 7.20 (s, 3H), 7.32 (m, 2H), 7.55(s, 1H), 7.62 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.89 (d, J=8.5 Hz, 2H), 8.22 (s, 1H), 8.53 (s, 1H), 12.86 (s, 1H).
実施例30:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(モルホリノスルホニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 2.01 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 2.93 (m, 4H), 3.65 (m, 4H), 6.63 (s, 1H), 7.19 (m, 3H), 7.32(m, 2H), 7.54 (s, 2H), 7.73 (m, 1H), 7.86 (m, 2H), 8.21 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 12.90 (s, 1H).
実施例31:3-((6-ブロモ-2-(1-(2-クロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.9 (s, 3H), 1.98 (s, 3H), 6.6 (s, 1H), 7.19 (s, 3H), 7.32 (m, 2H), 7.46 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 7.56 (m, 3H), 7.72 (m, 1H), 8.2 (s, 1H), 8.52 (s, 1H), 12.87 (s, 1H).
実施例32:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-4-(メチルスルホンアミド)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.84 (s, 3H), 1.87 (s, 3H), 1.96 (s, 3H), 3.01 (s, 3H), 6.59 (s, 1H), 6.96 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.18 (s, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.33 (m, 4H), 7.54 (s, 1H), 8.2 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 9.89 (s, 1H), 12.85 (s, 1H).
実施例33:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-5-(メチルスルホンアミド)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.82 (s, 3H), 1.88 (s, 3H), 1.96 (s, 3H), 3.01 (s, 3H), 6.59 (s, 1H), 6.96 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.18 (s, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.33 (m, 4H), 7.54 (s, 1H), 8.2 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 9.89 (s, 1H), 12.85 (s, 1H).
実施例34:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-3-(メチルスルホンアミド)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.82 (s, 3H), 1.86 (s, 3H), 1.95 (s, 3H), 3.04 (s, 3H), 6.60 (s, 1H), 7.16 (m, 4H), 7.38 (m, 4H), 7.54 (s, 1H), 8.2 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 9.28 (s, 1H), 12.85 (s, 1H).
実施例35:3-((6-ブロモ-2-(1-(2,5-ジクロロフェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.92 (s, 3H), 2.00 (s, 3 H), 6.60 (s, 1H), 7.2 (m, 3H), 7.32 (m, 2H), 7.57(s, 1H), 7.68 (m, 2H), 7.77 (m, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.53 (s, 1H), 12.88 (s, 1H).
実施例36:3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-クロロベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.93 (s, 3H), 2.01 (s, 3H), 6.64 (s, 1H), 7.20 (s, 3H), 7.32 (m, 3H), 7.56 (s, 2H), 7.81 (s, 1H), 7.97 (s, 2H), 8.22 (s., 1H), 8.53 (s, 1H) 12.86 (br. s., 1H).
実施例37:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) 1.99 (s, 3H), 2.07 (s, 3H), 3.16 (m, 4H), 3.73 (m, 4H), 6.54 (s, 1H), 6.65 (d, J=7.1 Hz, 1H), 6.77 (s, 1H), 7.03 (m, 1H), 7.20 (m, 3H), 7.35 (m, 3H), 7.55 (s, 1H), 8.19 (s, 1 H), 8.49 (s, 1H), 12.80 (s., 1H).
実施例38:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(3-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.99 (s, 3H), 2.07 (s, 3H), 2.46 (m, 4H), 2.69 (t, J=5.7 Hz, 2H), 3.57 ((t, J=4.7 Hz, 4H), 4.12 (t, J=5.9 Hz, 2H), 6.55 (s, 1H), 6.83 (m, 2H), 7.06 (d, J= 7.5 Hz, 1H), 7.20 (m, 3H), 7.32(m, 2H), 7.43 (t, J=8.1, 1H), 7.55 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.5 (s, 1H), 12.81 (s, 1H).
実施例39:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.95 (s, 3H), 2.04 (s, 3H), 2.47 (m, 4H), 2.72 (t, J=5.5 Hz, 2H), 3.59 (t, J=5.8 Hz, 4H), 4.14 (t, J=5.8 Hz, 2H), 6.54 (s, 1H), 7.07 (m, 2H), 7.18 (m, 5H), 7.3 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.5 (s, 1H), 12.8 (s, 1H).
実施例40:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-モルホリノフェニル)-1H-ピロール-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.96 (s, 3H), 2.04 (s, 3H), 3.19 (t, J=3.8 Hz, 4H), 3.76 (t, J = 3.8 Hz, 4H), 6.53 (s, 1H), 7.07 (q, J = 8.5 Hz, 4H), 7.19 (s, 3H), 7.3 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.5 (s, 1H), 12.78 (s, 1H).
実施例41:3-((2-(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-6-ブロモ-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.98 (s, 3H), 2.07 (s, 3H), 6.14 (s, 2H), 6.53 (s, 1H), 6.72 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.91 (s, 1H), 7.04 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.19 (s, 3H), 7.32 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 12.81 (s, 1H).
実施例42:3-((6-ブロモ-2-(1-(3-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.99 (s, 3H), 2.08 (s, 3H), 3.31 (s, 3H), 3.66 (m, 2H), 4.14 (m, 2H), 6.55 (s, 1H), 6.83 (m, 2H), 7.06 (m, 1H), 7.26(m, 5H), 7.44 (m, 1H), 7.55 (m 1H), 8.19 (s, 1H), 8.5 (s, 1H), 12.82 (s, 1H).
実施例43:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.97 (s, 3H), 2.06 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 7.18(m, 3H), 7.30 (m, 4H), 7.55 (m, 4H), 8.20 (s, 1H), 8.49 (s, 1H), 12.82 (br. s., 1H).
実施例44:3-(3-(7-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル-アミノ)-6-ブロモ-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 2.00 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 5.88 (s, 2H), 6.59 (s, 1H), 6.67 (m, 1H), 6.76 (m, 2H), 7.52 (br. s., 2H), 7.60 (m, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.76 (m, 1H), 7.92 (m, 2H), 8.10 (s, 1H) 12.72 (br. s., 1H).
実施例45:2-(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-6-ブロモ-N-(4-(2-メトキシエトキシ)フェニル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.97 (s, 3H), 2.02 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 3.59 (m, 2H), 4.00 (m, 2H), 6.14 (s, 2H), 6.49 (s, 1H), 6.71 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.81 (m, J=8.6 Hz, 2H), 6.91 (s, 1H), 7.04 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.11 (m, J=9Hz, 2H), 7.8 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 12.60 (s, 1H).
実施例46:3-(3-(6-ブロモ-7-((4-(2-メトキシエトキシ)フェニル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO- d6) δ 1.99 (s, 3H), 2.04 (s, 3H), 3.19 (s, 3H), 3.57 (t, J=4.5 Hz, 2H), 3.98(m, 2H), 6.58 (s, 1H), 6.80 (d, J=9 Hz, 2H), 7.11 (d, J=8.8 Hz, 2H), 7.52 (s, 2H), 7.57(m, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.75 (m, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.91 (m, 1H), 8.08 (s, 1H), 12.68 (s, 1H).
実施例47:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(ピリジン-3-イル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.99 (s, 3H), 2.08 (s, 3H), 6.62 (s, 1H), 7.2 (m, 4H), 7.32 (m, 2H), 7.58 (m, 2H), 7.81 (m, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.53 (d, J=7.3, 2H), 8.69 (d, J=3.9, 1H), 12.87 (s, 1H).
実施例48:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 2.09 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 5.16 (s, 2H), 6.53 (s, 1H), 6.87 (d, J=4.7, 2H), 7.19 (s, 3H), 7.31 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.49 (d, J=5.9, 3H), 12.8 (s, 1H).
以下、前記代表合成方法1に基づいて実施例49~実施例54の化合物を合成した。
実施例49:(S)-2-(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)-6-ブロモ-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.36, 3 H), 2.11 (s, 4 H), 2.45 (s, 4 H), 3.03 (br. s., 2 H), 3.55 (m, 3 H), 3.85 (m, 1 H), 5.01 (d, J=8.47, 1 H), 5.74 (br. s., 1 H), 6.09 (s, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 6.73 (m, 2 H), 6.92 (d, J=8.01, 1 H), 8.15 (s, 1 H), 11.56 (br. s., 1 H).
実施例50:N-(3-(3-(7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)メタンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.26, 3 H), 1.96 (m, 8 H), 2.28 (br. s., 1 H), 2.33 (s, 3 H), 3.03 (s, 3 H), 3.11 (m, 1 H), 3.25 (m, 1 H), 3.49 (m, 1 H), 3.67 (m, 3 H), 4.83 (br. s., 1 H), 6.34 (d, J=5.4, 1 H), 6.49 (d, J=6.98, 1 H), 6.59 (s, 1 H), 7.03 (s, 1 H), 7.27 (d, J=8.29, 1 H), 7.43 (d, J=8.38, 1 H), 7.77 (d, J=5.22 Hz, 1 H), 9.92 (br. s., 1 H), 12.46 (br. s., 1 H).
実施例51:N-(3-(3-(6-クロロ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)メタンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.88 (s, 3H), 1.9 (s, 3H), 2.3 (s, 3H), 3.02 (s, 3H), 5.62 (m, 1H), 6.04 (d, J=7.40, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.26 (d, J=8.60, 1H), 7.42 (d, J=8.80 1H), 7.88 (s, 1H), 9.91 (s, 1H), 12.70 (s, 1H).
実施例52:(S)-6-クロロ-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.36, 3 H), 1.98 (s, 3 H), 2.14 (m, 1 H), 2.31 (m, 1 H), 2.38 (s, 3 H), 2.73 (t, J=5.70, 2 H), 3.09 (q, J=7.50, 2 H), 3.30 (m, 1 H), 3.33 (m,4H), 3.36 (m, 1 H), 3.54 (m, 5 H), 3.69 (m, 1 H), 4.16 (t, J=5.70, 2 H), 5.62 (m, 1 H), 6.05 (d, J=8.30, 1 H), 6.55 (s, 1 H), 7.10 (d, J=9.03, 2 H), 7.25 (d, J=8.94, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 12.67 (s, 1 H).
実施例53:(S)-2-(2,5-ジメチル-1-(4-(2-モルホリノエトキシ)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-N-(1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-アミン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.40, 3 H), 1.98 (s, 4H), 2.28 (br. s, 1H), 2.41 (s, 3H), 2.73 (t, J=5.80, 2H), 3.08 (m, 2H), 3.59 (m, 6H), 4.15 (m, 2H), 4.84 (s, 1H), 6.33 (d, J=5.8 Hz, 1H), 6.49 (m, 2H), 7.09 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.24 (d, J=9 Hz, 2H), 7.76 (d, J=5.3 Hz, 1H), 12.39 (s, 1H).
実施例54:(S)-(3-(3-(6-クロロ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.5, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.15 (m, 1H), 2.5 (m, 4H), 3.33 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 3.08 (m, 2H), 3.68 (m, 8H), 6.06 (d, J=8.0, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.46 (d, J=8.5, 1H), 7.54 (d, J=8.4, 1H), 7.65 (m, 1H), 7.89 (s, 1H), 12.72 (s, 1H).
以下、前記代表合成方法2に基づいて実施例55の化合物を合成した。
実施例55:(S)-(3-(3-(7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.5, 3H), 2.03 (m, 4H), 2.29 (m, 1H), 2.46 (s, 3H), 3.09 (m, 2H), 2.5 (m, 4H), 3.68 (m, 8H), 4.85 (br. s, 1H), 6.35(s, 1H), 6.52 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 7.48 (m, 3H), 7.66 (m, 1H), 7.18 (br. s, 1H), 12.43 (br. s, 1H).
以下、前記代表合成方法1に基づいて実施例56~実施例87の化合物を合成した。
実施例56:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジエチルアミノ)エチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.27 (d, J=7.2, 6H), 1.38 (t, J=7.4, 7.4, 4H), 2.09 (m, 4H), 2.49 (m, 4H), 3.03 (m, 7H), 3.56 (m, 3H), 3.83 (m, 3H), 5.02 (d, J=7.9, 1H), 5.74 (br. s, 1H), 6.42 (s, 1H), 7.26 (m, 1H), 7.4 (d, J=7.5, 1H), 7.63 (t, J=7.8, 7.8, 1H), 7.92 (br. s, 1H), 8.13 (s, 2H), 11.39 (s, 1H).
実施例57:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジエチルアミノ)エチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (m, 10H), 2.1 (s, 4H), 2.43 (m, 4H), 3.02 (m, 5H), 3.1 (br. s, 2H), 3.51 (m, 2H), 3.65 (m, 1H), 3.81 (m, 3H), 5.03 (d, J=8.2, 1H), 5.74 (br. s, 1H), 6.43 (s, 1H), 7.34 (d, J=8.2, 2H), 8.16 (m, 3H), 8.53 (br. s, 1H), 11.69 (br. s, 1H).
実施例58:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)安息香酸
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.5, 7.5, 3H), 2 (br. s, 3H), 2.11 (br. s, 1 H), 2.31 (br. s, 1H), 2.39 (br. s, 3H), 3.1 (m, 3H), 3.3 (m, 2H), 3.5 (m, 1H), 3.67 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.78 (d, J=7.6, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.57 (br. s, 1H), 7.65 (m, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.6, 1H), 12.75 (br. s, 1H).
実施例59:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)安息香酸
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.3, 7.3, 3H), 2.03 (s, 3H), 2.13 (m, 1H), 2.32 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 3.1 (m, 3H), 3.48 (m, 2H), 3.52 (m, 1H), 3.69 (m, 1H), 5.64 (m, 1H), 5.78 (d, J=8.4, 1H), 6.62 (s, 1H), 7.47 (d, J=8.3, 2H), 7.98 (s, 1H), 8.1 (d, J=8.4, 2H), 12.75 (s, 1H).
実施例60:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-((ジメチルアミノ)メチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.4, 7.4; 3H), 2.09 (s, 4H), 2.38 (m, 6H), 2.44 (s, 3H), 2.49 (m, 1H), 2.68 (d, J=4.8; 2H), 3.03 (dt, J=11.5, 7.3, 7.3, 2H), 3.56 (m, 5H), 3.84 (dd, J=10.7,5.7; 1H), 5.02 (d, J=8.1; 1H), 5.73 (m, 1H), 6.41 (s, 1H), 7.26 (m, 1H), 7.39 (d, J=7.5; 1H), 7.6 (t, J=7.8, 7.8; 1H), 7.77 (s, 1H), 7.93 (d, J=7.5; 1H), 8.14 (s, 1H), 11.65 (br. s, 1H).
実施例61:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチルベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.4, 7.4, 3H),1.47 (br. s, 2H), 1.55 (m, 3H), 2.12(s, 4H), 2.47 (m, 4H), 2.51 (br. s, 3H), 3.03(m, 2H), 3.11(s, 3H), 3.56 (m, 4H), 3.84 (m, 2H), 5.03 (d, J=8.2, 1H), 5.74 (s, 1H), 6.42 (s, 1H), 7.33 (m, 2H), 7.59 (br. s, 2H), 8.15 (s, 1H), 11.82 (s, 1H).
実施例62:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.5, 7.5, 3H), 2.11 (m, 4H), 2.34 (s, 6H), 2.48 (m, 4H), 2.61 (t, J=5.7, 5.7, 2H), 3.03 (m, 2H), 3.55 (m, 5H), 3.85 (dd, J=10.5, 5.6, 1H), 5.04 (d, J=7.7, 1H), 5.73 (br. s, 1H), 6.46 (s, 1H), 7.1 (br. s, 1H), 7.34 (d, J=8.2, 2H), 7.98 (d, J=8.2, 2H), 8.17 (s, 1H), 12.37(br. s, 1H).
実施例63:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチルベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.4, 7.4; 3H), 2.12 (s, 7H), 2.46 (m, 8H), 2.67 (br. s; 1H), 3.03 (m, 5H), 3.57(m, 5H), 3.85 (dd, J=10.6, 5.7, 1H), 5.05 (d, J=7.9, 1H), 5.74 (m, 1H), 6.48 (s, 1H), 7.32 (m, J=8.0, 2H), 7.6 (m, J=7.9, 2H), 8.17 (s, 1H), 12.76 (br. s, 1H).
実施例64:(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.5, 3 H), 2.10 (m, 1 H), 2.46 (m, 12 H), 3.03 (m, 2 H), 3.11 (s, 2 H), 3.54 (m, 4 H), 3.85 (m, 1 H), 5.02 (d, J=7.7, 1 H), 5.75 (m, 1 H), 6.41 (s, 1 H), 7.01 (d, J=8.0, 1 H), 7.47 (t, J=7.9, 1 H), 7.64 (m, 2 H), 8.16 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H), 12.11 (br. s., 1 H).
実施例65:(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (t, J=7.5, 3 H), 2.02 (s, 3 H), 2.13 (m, 1 H), 2.31 (m, 1 H), 2.40 (m, 6 H), 2.64 (m, 8 H), 3.09 (q, J=8.0, 2 H), 3.20 (s, 2 H), 3.27 (m, 1 H), 3.36 (m, 1 H), 3.51 (m, 1 H), 3.67 (m, 1 H), 5.64 (m, 1 H), 5.78 (d, J=8.0, 1 H), 6.59 (s, 1 H), 7.06 (d, J=8.0, 1 H), 7.50 (t, J=8.1, 1 H), 7.71 (m, 2 H), 7.98 (s, 1 H), 9.95 (s, 1 H), 12.72 (br. s., 1 H).
実施例66:(S)-N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)-2-モルホリノアセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.38 (t, J=7.5, 3 H), 2.09 (m, 1 H), 2.16 (s, 3 H), 2.48 (m, 4 H), 2.67 (m, 4 H), 3.04 (m, 2 H), 3.20 (s, 2 H), 3.58 (m, 3 H), 3.81 (m, 4 H), 3.89 (m, 1 H), 5.04 (d, J=7.4, 1 H), 5.76 (m, 1 H), 6.45 (s, 1 H), 7.05 (d, J=7.5, 1 H), 7.50 (t, J=7.8, 1 H), 7.64 (m, 2 H), 8.19 (m, 1 H), 9.24 (m, 1 H), 12.38 (m, 1 H).
実施例67:(S)-(4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.39 (t, J=7.3, 7.3, 2.14 (s, 4H), 2.37 (s, 3H), 2.48 (br. s, 8H), 3.05 (m, 2H), 3.58 (m, 5H), 3.89 (m, 3H), 5.07 (m, 1H), 5.74 (br. s, 1H), 6.46 (s, 1H), 7.34 (m, 2H), 7.6 (d, J=7.5, 2H), 8.18 (s, 1H), 12.14 (m, 1H).
実施例68:(S)-(3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)フェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.38 (t, J=7.4, 7.4, 3H), 2.14 (s, 4H), 2.35 (s, 3H), 2.48 (m, 8H), 3.05 (m, 2H), 3.57 (m, 5H), 3.88 (m, 3H), 5.06 (d, J=7.5, 1H), 5.75 (br. s, 1H), 6.45 (s, 1H), 7.35 (m, 2H), 7.59 (m, 2H), 8.16 (s, 1H), 12.12 (br. s, 1H).
実施例69:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-モルホリノエチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.0, 7.0, 3H), 2.11(m, 4H), 2.45(m, 4H), 2.53 (br. s, 4H), 2.64 (t, J=6.0, 6.0, 2H), 3.02(m, 2H), 3.47 (dd, J=10.3, 4.1, 1H), 3.63(m, 4H), 3.74 (t, J=4.3, 4.3, 4H), 3.86 (dd, J= 10.6, 5.9, 1H), 5.04 (d, J=8, 1H), 5.73 (br. s, 1H), 6.46 (s, 1H), 6.84 (br. s, 1H), 7.43 (d, J=7.8, 1H), 7.63 (t, J=7.8, 7.8, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.86 (d, J=7.7, 1H), 8.17 (s, 1H), 12.18 (br. s, 1H).
実施例70:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-モルホリノエチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.5, 7.5, 3H), 2.09 (m, 4H), 2.47 (m, 4H), 2.56 (br. s, 4H), 2.68 (m, 2H), 3.03 (m, 2H), 3.48 (m, 1H), 3.61 (m, 4H), 3.77 (m, 4H), 3.87 (dd, J=10.4, 5.6, 1H), 5.04 (d, J=7.5, 1H), 5.72 (br. s, 1H), 6.46 (s, 1H), 6.9 (br. s, 1H), 7.36 (d, J=7.8, 2H), 7.95 (d, J=7.8, 2H), 8.17 (s, 1H), 12.22 (br. s, 1H).
実施例71:(S)-3-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.4, 7.4, 3H), 2.1 (m, 4H), 2.36 (s, 3H), 2.46 (s, 4H), 2.6 (br. s, 4H), 2.72 (m, 6H), 3.02 (m, 2H), 3.48 (m, 1H), 3.6 (m, 4H), 3.86 (dd, J=10.8, 6.1, 1H), 5.03 (d, J=7.4, 1H) 5.74 (br. s, 1H), 6.44 (s, 1H), 7.13 (br. s, 1H), 7.41 (d, J=7.8, 1H), 7.62 (t, J=7.7, 7.7, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.91 (d, J=7.2, 1H), 8.16 (s, 1H), 11.92 (s, 1H).
実施例72:(S)-4-(3-(6-ブロモ-7-((1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エチル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.3, 7.3, 3H), 2.14 (s, 4H), 2.33 (s, 3H), 2.48 (m, 8H), 2.63 (m, 6H), 3.04 (m, 2H), 3.5 (m, 1H), 3.61 (m, 4H), 3.87 (m, 1H), 5.07 (d, J=7.4, 1H) 5.74 (br. s, 1H), 6.48 (s, 1H), 6.96 (br. s, 1H), 7.37 (d, J=7.8, 2H), 7.96 (d, J=7.7, 2H), 8.18 (s, 1H), 12.39 (br. s, 1H).
実施例73:N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.4, 3 H), 2.02 (s, 6 H), 2.10 (m, 1 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42 (s, 6 H), 2.48 (m, 1 H), 3.02 (m, 2 H), 3.13 (s, 2 H), 3.55 (m, 3 H), 3.84 (m, 1 H), 5.01 (d, J=7.7, 1 H), 5.76 (m, 1 H), 6.44 (s, 1 H), 7.16 (d, J=8.4, 1 H), 7.52 (m, 2 H), 8.16 (s, 1 H), 9.25 (s, 1 H), 12.05 (br. s, 1 H).
実施例74:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.3, 3 H), 1.88 (s, 3 H), 1.91 (s, 3 H), 2.10 (m, 1 H), 2.27 (s, 6H), 2.29 (s, 3H), 2.33 (m, 1H), 3.08 (m, 4H), 3.29 (m, 1 H), 3.35 (m, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 5.63 (m, 1H), 5.75 (m, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.37 (d, J=8.1, 1H), 7.65 (m, 2 H), 7.97 (s, 1H), 9.88 (s, 1H), 12.71 (s, 1H).
実施例75:N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.3, 3 H), 1.89 (m, 6 H), 2.10 (m, 1 H), 2.18 (s, 3 H), 2.29 (s, 3 H), 2.38 (m, 5 H), 2.53 (m, 4 H), 3.08 (q, J=7.2, 2 H), 3.14 (s, 2 H), 3.28 (m, 1 H), 3.30 (m, 1H), 3.49 (m, 1 H), 3.68 (m, 1 H), 5.65 (m, 1 H), 5.76 (d, J=7.5, 1 H), 6.60 (s, 1 H), 7.18 (d, J=8.1, 1 H), 7.68 (m, 2 H), 7.97 (s, 1 H), 9.85 (s, 1 H), 12.70 (s, 1 H).
実施例76:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.3, 3 H), 1.88 (s, 3 H), 1.91 (s, 3 H), 2.13 (m, 1 H), 2.29 (s, 3 H), 2.37 (m, 4 H), 2.62 (m, 8 H), 3.08 (q, J=7.2, 2 H), 3.18 (s, 2 H), 3.30 (m, 2H), 3.50 (m, 1 H), 3.69 (m, 1 H), 5.65 (m, 1 H), 5.76 (s, 1 H), 6.61 (s, 1 H), 7.39 (d, J=8.3, 1 H), 7.61 (m, 2 H), 7.97 (m, 1 H), 9.86 (s, 1 H), 12.72 (s, 1 H).
実施例77:N-(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.3, 3 H), 2.01 (s, 3 H), 2.03 (s, 3 H), 2.10 (m, 1 H), 2.35 (s, 3 H), 2.48 (m, 1 H), 2.67 (t, J=4.9, 4 H), 3.02 (m, 2 H), 3.20 (s, 2 H), 3.55 (m, 3 H), 3.84 (m, 5 H), 5.01 (d, J=8.1, 1 H), 5.74 (m, 1 H), 6.42 (s, 1 H), 7.16 (d, J=8.3, 1 H), 7.59 (m, 2 H), 8.15 (s, 1 H), 9.19 (s, 1 H), 11.70 (br. s., 1 H).
実施例78:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.5, 3 H), 1.88 (s, 3 H), 1.91 (s, 3 H), 2.12 (m, 1 H), 2.31 (m, 4 H), 2.5 (m, 4H), 3.09 (m, 4 H), 3.2 (m, 2H), 3.47 (m, 1 H), 3.65 (m, 5 H), 5.64 (m, 1 H), 5.76 (d, J=8.1, 1 H), 6.61 (s, 1 H), 7.39 (d, J=8.1, 1 H), 7.63 (m, 2 H), 7.97 (s, 1 H), 9.87 (s, 1 H), 12.71 (br. s, 1 H).
実施例79:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパンアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.4, 3 H), 2.01 (m, 6 H), 2.10 (m, 1 H), 2.35 (m, 3 H), 2.46 (m, 7 H), 2.54 (t, J=5.5, 2 H), 2.69 (t, J=5.5, 2 H), 3.03 (m, 2 H), 3.57 (m, 3 H), 3.84 (m, 1 H), 5.01 (d, J=7.7, 1 H), 5.75 (m, 1 H), 6.45 (s, 1 H), 7.12 (d, J=8.4, 1 H), 7.50 (m, 2 H), 8.17 (s, 1 H), 11.22 (s, 1 H), 12.17 (m, 1 H).
実施例80:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパンアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.5, 3 H), 1.96 (s, 3 H), 2.02 (s, 3 H), 2.06 (m, 1 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44 (m, 7 H), 2.58 (t, J=5.5, 2 H), 2.76 (t, J=5.5, 2 H), 3.03 (m, 2 H), 3.54 (m, 3 H), 3.85 (m, 1 H), 5.00 (d, J=7.5, 1 H), 5.73 (m, 1H), 6.41 (s, 1 H), 7.29 (d, J=8.0, 1 H), 7.51 (m, 2 H), 8.14 (s, 1 H), 10.94 (s, 1 H), 11.41 (br. s, 1 H).
実施例81:(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.5, 7.5, 3H), 1.97 (s, 3H), 2 (s, 1H), 2.03 (s, 2H), 2.09 (m, 1H), 2.35 (m, 9H), 2.51 (br. s, 3H), 3.02 (m, 2H), 3.28 (br. s, 2H), 3.54 (m, 3H), 3.88 (m, 3H), 5 (d, J=7.8, 1H), 5.74 (br. s, 1H), 6.47 (d, J=6.4, 1H), 7.34 (m, 1H), 7.41 (m, 1H), 8.17 (s, 1H), 12.07 (br. s, 1H).
実施例82:3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-2-メチルベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.4, 7.4, 3H), 2.01 (s, 3H), 2.1 (m, 4H), 2.34 (s, 5H), 2.36 (s, 3H), 2.47 (dd, J=12.8,7.2, 2H), 2.62 (t, J=5.6, 2H), 3.02 (m, 2H), 3.57 (m, 5H), 3.84 (dd, J=10.5, 6.0, 1H), 5.02 (d, J=8.0, 1H), 5.74 (d, J=11.9, 1H), 6.46 (s, 1H), 6.7 (br. s, 1H), 7.26 (m, 1H) 7.37(t, J=7.9, 7.9, 1H), 7.54 (d, J=7.7, 1H), 8.16 (s, 1H), 12.1 (br. s, 1H).
実施例83:(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.4, 3H), 2.03 (m, 7H), 2.35 (m, 3H), 2.47 (m, 1H), 3.01 (m, 2H), 3.28 (br. s, 2H), 3.55 (m, 5H), 3.79 (br. s, 3H), 3.93 (m, 2H), 5.02 (m, 1H), 5.74 (br. s, 1H), 6.46 (m, 1H), 7.26 (m, 1H), 7.35 (m, 1H), 7.42 (m, 1H), 8.16 (s, 1H), 12.07 (br. s, 1H).
実施例84:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.3, 3 H), 1.92 (s, 3 H), 2.03 (s, 3 H), 2.11 (m, 1 H), 2.37 (s, 3 H), 2.46 (m, 7 H), 3.03 (m, 2 H), 3.17 (s, 2 H), 3.56 (m, 3 H), 3.85 (m, 1 H), 5.03 (d, J=7.9, 1 H), 5.76 (m, 1 H), 6.50 (s, 1 H), 7.02 (m, J=8.0, 1 H), 7.38 (t, J=7.5, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.28 (t, J=7.50 Hz, 1 H), 9.43 (d, J=8.1, 1 H), 12.74 (s, 1 H).
実施例85:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.5, 3 H), 1.93 (s, 3 H), 2.01 (s, 3 H), 2.12 (m, 1 H), 2.36 (s, 3 H), 2.47 (m, 1 H), 2.70 (t, J=5.0, 4 H), 3.02 (m, 2 H), 3.24 (s, 2 H), 3.46 (m, 1 H), 3.61 (m, 2 H), 3.77 (t, J=5.0, 4 H), 3.87 (m, 1 H), 5.01 (m, 1 H), 5.70 (m, 1 H), 6.43 (s, 1 H), 7.03 (m, 1 H), 7.39 (t, J=7.7, 1 H), 8.16 (s, 1 H), 8.34 (m, 1 H), 9.43 (d, J=6.7, 1 H), 11.57 (br. s, 1 H).
実施例86:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.5, 3 H), 1.76 (s, 3 H), 1.89 (s, 3 H), 2.10 (m, 1 H), 2.22 (s, 6 H), 2.29 (m, 4 H), 2.50 (m, 2H), 2.59 (m, 2 H), 3.08 (m, 2 H), 3.29 (m, 1 H), 3.33(m, 1H), 3.48 (m, 1 H), 3.69 (m, 1 H), 5.64 (m, 1 H), 5.73 (m, J=1.1, 1 H), 6.61 (s, 1 H), 7.05 (d, J=8.1, 1 H), 7.36 (t, J=8.1, 1 H), 7.94 (m, 2 H), 10.27 (s, 1 H), 12.72 (br. s, 1 H).
実施例87:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-2-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.18 (t, J=7.5, 3 H), 1.80 (s, 3 H), 1.90 (s, 3 H), 2.15 (m, 4 H), 2.33 (m, 8 H), 2.59 (m, 4 H), 3.09 (m, 2 H), 3.15 (s, 2 H), 3.26 (m, 1 H), 3.38 (m, 1 H), 3.48 (m, 1 H), 3.68 (m, 1 H), 5.64 (m, 1 H), 5.77 (d, J=7.5, 1 H), 6.62 (s, 1 H), 7.07 (m, 1 H), 7.39 (s, 1 H), 7.97 (m, 2 H), 9.58 (s, 1 H), 12.72 (s, 1 H).
以下、前記代表合成方法3に基づいて実施例88~実施例90の化合物を合成した。
実施例88:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-モルホリノアセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.82 (s, 3 H), 1.89 (s, 3 H), 1.97 (s, 3 H), 2.5 (m, 4H), 3.13 (s, 2 H), 3.64 (t, J=5.0, 4 H), 6.60 (s, 1 H), 7.18 (s, 2 H), 7.31 (m, 4 H), 7.55 (s, 2 H), 7.66 (m, 1 H), 8.20 (s, 1 H), 8.51 (s, 1 H), 9.87 (s, 1 H), 12.84 (br. s, 2H).
実施例89:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(4-メチルピペラジン-1-イル)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.90 (s, 3 H), 1.96 (s, 3 H), 2.02 (s, 3 H), 2.33 (s, 3 H), 2.52 (m, 4 H), 2.68 (m, 4 H), 3.17 (br. s., 2 H), 5.49 (br. s, 2 H), 6.19 (br. s, 1 H), 6.85 (br. s, 1 H), 7.40 (m, 7 H), 8.16 (s, 1 H), 9.23 (s, 1 H).
実施例90:N-(3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)-2-(ジメチルアミノ)アセトアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.81 (s, 3H), 1.87 (s, 3H), 2 (m, 3H), 2.27 (s, 6H), 3.07 (s, 2H), 6.58 (s, 1H), 7.18 (br. s, 2H), 7.3 (m, 3H), 7.57 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.72 (m, 1H), 8.17 (br. s, 1H), 8.53 (br. s, 1H), 9.88(s, 1H), 12.95 (br. s, 1H).
以下、前記代表合成方法1に基づいて実施例91~実施例93の化合物を合成した。
実施例91:(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.38 (t, J=7.5, 3 H), 2.06 (m, 7 H), 2.39 (s, 3 H), 2.48 (m, 1 H), 3.03 (m, 2 H), 3.67 (m, 12 H), 5.05 (d, J=7.5, 1 H), 5.76 (m, 1 H), 6.53 (s, 1 H), 7.26 (m, 1H), 7.49 (m, 2 H), 8.20 (s, 1 H), 13.00 (s, 1 H).
実施例92:(3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-4-メチルフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.5, 3 H), 2.06 (m, 7 H), 2.36 (m, 11 H), 3.02 (m, 2 H), 3.68 (m, 8 H), 5.03 (d, J=7.5, 1 H), 5.74 (m, 1 H), 6.48 (s, 1 H), 7.26 (m, 1H), 7.47 (m, 2 H), 8.17 (s, 1 H), 12.21 (br. s, 1 H).
実施例93:3-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-4-メチルベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.36 (t, J=7.5, 3 H), 2.02 (s, 3 H), 2.07 (s, 3 H), 2.31 (m, 10 H), 2.47 (m, 1 H), 2.54 (m, 2 H), 3.03 (m, 2 H), 3.55 (m, 5 H), 3.84 (m, 1 H), 5.03 (d, J=7.5, 1 H), 5.75 (m, 1 H), 6.49 (s, 1 H), 6.88 (br. s., 1 H), 7.46 (d, J=8.20 Hz, 1 H), 7.65 (d, J=6.1, 1 H), 7.84 (t, J=7.26 Hz, 1 H), 8.18 (s, 1 H), 12.36 (br. s, 1 H).
以下、前記代表合成方法3に基づいて実施例94~実施例96の化合物を合成した。
実施例94:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.92 (s, 3 H), 1.98 (s, 3 H), 2.05 (br. s, 3 H), 3.70 (m, 8 H), 5.62 (br. s, 2 H), 6.22 (br. s, 1 H), 6.81 (br. s, 1 H), 7.17 (br. s, 1 H), 7.41 (m, 4 H), 7.56 (br. s, 1 H), 7.80 (br. s, 1 H), 8.11 (br. s, 1 H).
実施例95:3-((6-ブロモ-2-(2,5-ジメチル-1-(2-メチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-7-イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.87 (s, 3 H), 1.90 (s, 3 H), 2.00 (br. s, 3 H), 2.18 (m, 4 H), 2.31 (m, 4 H), 3.59 (br. s, 3 H), 6.60 (br. s, 1 H), 7.24 (m, 6 H), 7.49 (m, 3 H), 8.18 (s, 1 H), 8.50 (br. s, 1H), 12.79(br. s, 1H).
実施例96:3-(3-(6-ブロモ-7-((3-スルファモイルフェニル)アミノ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-4-メチルベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.88 (s, 3H), 1.93 (s, 3H), 2.01 (s, 3H), 2.16 (s, 6H), 2.38 (t, J=7.5, 2H), 3.2 (t, 2H), 6.61 (s, 1H), 7.15 (br. s, 2H), 7.31 (m, 3H), 7.52 (m, 2H), 7.68 (s, 1H), 7.90 (m, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.48 (m, 2H), 12.87 (br. s, 1H).
以下、前記代表合成方法1に基づいて実施例97及び実施例98の化合物を合成した。
実施例97:(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.3, 7.3, 3H), 2.01 (s, 3H), 2.05 (s, 3H), 2.36 (s, 7H), 2.47 (m, 6H), 3.03 (m, 2H), 3.55 (m, 5H, 3.85 (m, 3H), 5.01 (d, J=7.3, 1H), 5.73 (m, 1H), 6.53 (s, 1H), 7.22 (br. s, 1H), 7.37 (d, J=10, 1H), 7.46 (br. s, 1H), 8.15 (s, 1H), 11.46 (br. s, 1H).
実施例98:(4-(3-(6-ブロモ-7-(((S)-1-(エチルスルホニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-イル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-1-イル)-3-メチルフェニル)(モルホリノ)メタノン
1H NMR (300 MHz, CHLOROFORM-d) δ 1.37 (t, J=7.6, 7.6, 3H), 2.01 (br. s, 3H), 2.06 (br. s, 4H) 2.37 (br. s, 3H), 2.46 (br. s, 1H), 3.02 (m, 2H), 3.45 (m, 1H), 3.61 (m, 3H), 3.78 (br. s, 5H), 3.89 (m, 2H), 5.01 (d, J=7.8, 1H), 5.72 (br. s, 1H), 6.45 (s, 1H) 7.22 (br. s, 1H), 7.26 (m, 1H), 7.36 (m, 1H), 7.47 (m, 1H), 8.17 (s, 1H), 11.92 (br. s, 1H).
<実験例1>酵素単位の阻害活性評価
前記実施例化合物のキナーゼ阻害活性測定のために、各キナーゼ別プロトコルによって分析を行った。
(1)MLK1(human)
MLK1キナーゼ蛋白質と化合物を8mM MOPS pH7.0、0.2mM EDTA、2mg/mL casein、10mM Magnesium acetate、及び[γ-33P]-ATPが含有された緩衝液システムに添加した後、前記システムにMg/ATP混合物を添加して反応を開始した。室温で40分間培養した後、0.5%のphosphoric acidを添加して反応を終結させた。10μLの反応混合物をP30フィルタマット(filtermat)に点で打ち、0.425% phosphoric acidに4回、総4分間洗浄した。メタノールで1回洗浄した後、フィルタマットを乾燥させ、閃光計測した。
(2)MLK2(human)
MLK2キナーゼ蛋白質と化合物を8mM MOPS pH7.0、0.2mM EDTA、0.33mg/mL myelin basic protein、10mM Magnesium acetate、及び[γ-33P]-ATPが含有された緩衝液システムに添加した後、前記システムにMg/ATP混合物を添加して反応を開始した。室温で40分間培養した後、0.5%のphosphoric acidを添加して反応を終結させた。10μLの反応混合物をP30フィルタマットに点で打ち、0.425% phosphoric acidに4回、総4分間洗浄した。メタノールで1回洗浄した後、フィルタマットを乾燥させ、閃光計測した。
(3)MLK3(human)
MLK3キナーゼ蛋白質と化合物を8mM MOPS pH7.0、0.2mM EDTA、0.33mg/mL myelin basic protein、5mM DTT、10mM Magnesium acetate、及び[γ-33P]-ATPが含有された緩衝液システムに添加した後、前記システムにMg/ATP混合物を添加して反応を開始した。室温で120分間培養した後、0.5%のphosphoric acidを添加して反応を終結させた。10μLの反応混合物をP30フィルタマットに点で打ち、0.425% phosphoric acidに4回、総4分間洗浄した。メタノールで1回洗浄した後、フィルタマットを乾燥させ、閃光計測した。
前記実施例等で製造された本発明による化合物等のMLK1、MLK2、MLK3に対する抑制効果を測定し、その結果を下記の表1に示した。参考として、「N.T.」で表示された部分は、「Not Tested」を意味する。
前記表1の結果によれば、本発明による化学式1の化合物は、MLKファミリー、特に、MLK3抑制効果に優れたことが分かる。
<実験例2>MLK3活性抑制関連作用機序の確認
化合物のMLK3活性抑制関連作用機序を確認するために、人間の乳がん細胞株MDA-MB-231を活用して、実施例7の化合物を3μMの濃度で処理し、MLK3の下位信号伝達蛋白質であるMKK3、p38、paxillinのリン酸化様相をウェスタンブロットで確認して、図1に示した。
前記細胞株を6-ウェルプレートに40,000細胞/ウェルになるように敷き、24時間以後、実施例7の化合物を処理し、60時間培養した。その後、培養した細胞は、溶解バッファであるProtein extraction solution(RIPAバッファ;Elpis Biotech)にPierce製品のprotease inhibitor cocktail(cat.no.88666)とphosphatase inhibitor cocktail(cat no.A32957)とを添加して溶解し、遠心分離(14,000rpm)を15分間4℃で行って上層に残る純粋な蛋白質を得た。蛋白質は、BCA蛋白質定量キット(Bio-Rad)を使用して定量し、同量の蛋白質は、sample buffer(Elpis Biotech)に混合して、100℃で10分間加熱した後、10% SDS-ポリアクリルアミドゲルで分離した。以後の過程は、基本的なウェスタンブロット実験方法に基づいており、分離された蛋白質は、PVDF膜(Amersham Biosciences)に移し、抗体及びmillipore社のECLを用いて蛋白質発現程度をAtto社のchemiluminescence imaging systemを活用して確認した。使用された抗体は、Cell signaling社のanti-MKK3(8535)、anti-phospho-MKK3(12280)、anti-p38(9212)、anti-phospho-p38(9211)、anti-paxillin(2542)、anti-phospho-paxillin(2541)である。
図1に示すように、本発明による実施例の化合物がMLK3及びMLK3の下位信号伝達蛋白質のリン酸化を抑制することにより、MLK3下位蛋白質の活性を抑制する効果を表すことを確認できる。
<実験例3>癌細胞増殖抑制活性(癌細胞死滅効果)の評価1
化合物の坑癌活性可否を確認するために、人間の乳がん細胞株MDA-MB-231、大腸癌細胞株HT-29、急性骨髄性白血病細胞株U937、慢性骨髄性白血病細胞株K562を活用した。前記細胞株は、10%牛胎児血清が含まれたRPMI-1640培地を活用して培養した。培地は、welgene社製品を、牛胎児血清は、hyclone社製品を使用し、培養培地には、Gibco社の細胞培養用抗生剤1%が含まれるようにして使用した。
96-ウェルプレートに2,000細胞/ウェルになるように各細胞を敷き、24時間以後、実施例による化合物を各々10μMを処理した。使用された化合物は、10mM DMSOで用意されたものであって、最終濃度が10μMになるように培地で希釈して、DMSOの最終濃度は、0.1%となる。化合物を処理し、72時間が経った後、坑癌活性は、CCK-8(Dojindo)を使用して測定した。測定方法は、製品で提示した実験方法を遵守し、マイクロプレートリーダ機(Hidex)で450nm波長での吸光度を測定して化合物の坑癌活性有無を確認した。細胞が入っていないウェルの吸光度を0に、化合物が処理されていない陰性対照群の吸光度を100に計算したとき、相対的な%平均値を細胞活性値とみなし、(100-細胞活性値)%を坑癌活性値と表記して、陰性対照群に対しての細胞活性抑制程度を評価した。坑癌活性値が50%以上である場合、「+++」と表記し、10%超過50%未満である場合、「++」と、10%以下である場合、「+」と表記した。
前記実験の結果を下記の表2に示した。
表2をみると、本発明による実施例の化合物が癌細胞株であるMDA-MB-231、HT-29、U937、及びK562細胞株に対して癌細胞の細胞活性抑制効果(癌細胞死滅効果)を表すことを確認できる。
<実験例4>癌細胞増殖抑制活性(癌細胞死滅効果)の評価2
化合物の坑癌活性可否を確認するために、急性骨髄性白血病細胞株U937、急性リンパ芽球性白血病細胞株Jurkat、胃癌細胞株AGS、Hs76T、及び人間の肺癌細胞株A549を活用した。前記細胞株は、10%牛胎児血清が含まれたRPMI-1640培地(U937、Jurkat、AGS、A549)またはDMEM(Hs746T)培地を活用して培養した。培地は、welgene社製品を、牛胎児血清は、hyclone社製品を使用し、培養培地には、Gibco社の細胞培養用抗生剤1%が含まれるようにして使用した。
96-ウェルプレートに2,000細胞/ウェルになるように各細胞を敷き、24時間以後、実施例による化合物を各々10μMを処理した。使用された化合物は、10mM DMSOで用意されたものであって、最終濃度が10μMになるように培地で希釈して、DMSOの最終濃度は、0.1%となる。化合物を処理して72時間が経った後、坑癌活性は、CCK-8(Dojindo)を使用して測定した。測定方法は、製品で提示した実験方法を遵守し、マイクロプレートリーダ機(Hidex)で450nm波長での吸光度を測定して化合物の坑癌活性有無を確認した。細胞が入っていないウェルの吸光度を0に、化合物が処理されていない陰性対照群の吸光度を100に計算したとき、相対的な%平均値を細胞活性値とみなし、(100-細胞活性値)%を坑癌活性値と表記して、陰性対照群に対しての細胞活性抑制程度を評価した。坑癌活性値が50%以上である場合、「+++」と表記し、10%超過50%未満である場合、「++」と、10%以下である場合、「+」と表記した。参考として、「N.T.」で表示された部分は、「Not Tested」を意味する。
前記実験の結果を下記の表3に示した。
表3をみると、本発明による実施例の化合物が癌細胞株であるU937、Jurkat、AGS、Hs746T、及びA549細胞株に対して癌細胞の細胞活性抑制効果(癌細胞死滅効果)を表すことを確認できる。
<実験例5>癌細胞増殖抑制活性(癌細胞死滅効果)の評価3
化合物の濃度による坑癌活性可否を確認するために、人間の乳がん細胞株MDA-MB-231及び急性T細胞白血病細胞株Jurkatを活用して、実施例7の化合物を0.1、0.3、1、3、10、30μMの濃度で処理して前記実験例3と同じ方法で坑癌活性を評価し、50%抑制する濃度をエクセルプログラムを活用して計算し、IC50値で表記した。
前記実験の結果を図2に示した。
図2に示すように、本発明による実施例の化合物が癌細胞株であるMDA-MB-231及びJurkat細胞株に対してマイクロモル単位の濃度で優れた癌細胞活性抑制(癌細胞死滅効果)を表すことを確認できる。
<実験例6>癌細胞増殖抑制活性(癌細胞死滅効果)の評価4
化合物の濃度による坑癌活性可否を確認するために、人間の胃癌細胞株HS746Tを活用して、実施例の化合物を各々0.1、0.3、1、3、10、30μMの濃度で処理して前記実験例3と同じ方法で坑癌活性を評価し、50%抑制する濃度をエクセルプログラムを活用して計算し、IC50値で表記した。参考として、「N.T.」で表示された部分は、「Not Tested」を意味する。
前記実験の結果を下記の表4に示した。
表4を参考すれば、本発明による実施例の化合物が癌細胞株であるHs746T細胞株に対してマイクロモル単位の濃度で優れた癌細胞活性抑制(癌細胞死滅効果)を表すことを確認できる。
<実験例7>癌細胞転移抑制活性の評価
化合物の癌転移抑制効果を確認するために、人間の乳がん細胞株MDA-MB-231を使用した。ImageLock96-ウェルプレート(Essen BioScience)に15,000細胞/ウェルで24時間培養した後、無血青培地に交替した。96-ウェルWound maker(Essen BioScience)を使用してウェル毎に均一に細胞を掻いて傷(Wound)を形成し、各々1または3μMの濃度で化合物を処理し、12時間毎にIncuCyte softwareを利用してWoundの残っている距離を測定した。全ての実験は、3回繰り返し、図3は、Wound形成以後、60時間経過結果を示した写真である。
図3に示すように、本発明による実施例の化合物が癌細胞株であるMDA-MB-231に対してマイクロモル単位の濃度で優れた癌転移抑制効果を表すことを確認できる。
<実験例8>線維症抑制評価1
化合物の非アルコール性脂肪性肝疾患の症状抑制可否を確認するために、人間肝癌細胞株HepG2をATCC社から購買して使用した。前記細胞株は、Gibco社のFBS(Fetal Bovine Serum) 10%、penicillin 100U/mL、streptomycin 100μg/mLを添加したDMEM(Dulbecco’s modification of Eagle’s medium)を使用して、5% CO2、37℃環境で培養した。
線維症を誘導するために、パルミチン酸(Palmitic acid、sigma)を使用した。DPBS(Dulbecco’s Phosphate-Buffered Saline)にパルミチン酸20mMとNaOH 0.001Nを混ぜて、70℃で30分維持させて懸濁液を作った後、5% fatty acid free BSA solutionと1:3割合(5mM)で混合して37℃でconjugationさせた。
パルミチン酸を処理して線維症を誘導しなかった群を非誘導群として置き、パルミチン酸を処理した群は、陰性対照群、パルミチン酸と化合物を処理した群を実験群として置いた。
Total RNAは、細胞培養後、Trizol reagent(invitrogen)を利用して製作社の指示によって分離した。このように得られたtotal RNA 1μgをreverse-transcription systemでcDNAに変換した。実験に使用されたプライマーの種類と序列は、下記の表5のとおりである。Real-time PCRは、power SYBR green PCR master mix(Applied Biosystem)を利用して製作社が勧告する方法によって行い、House keeping geneであるβ-actinを基準に相対的な遺伝子の発現値を定量的に表現した。2×SYBR Green PCR Master Mix 10μl、cDNA 9μl、primer(sense) 0.2μl、primer(anti-sense) 0.2μl、Distilled water 0.6μlを混合して全体体積を総20μlに調節し、初期変性(denaturation)は、初めのcycleのみ95℃で10分間、残りの40cycleまでは、95℃で15秒間、焼鈍(annealing)と延長(extension)は、60℃で1分間として増幅させた。
実施例化合物による各線維症マーカ遺伝子の相対的発現抑制程度(%)は、下記の数式1によって計算した。
相対的発現抑制程度(%)=100-相対的発現程度(%)=100-[(実験群-非誘導群)/(陰性対照群-非誘導群)x100(%)]
前記実験の結果を下記の表6に示した。
表6を参考すれば、本発明による実施例の化合物が肝癌細胞株であるHepG2でパルミチン酸により誘導された線維症マーカ遺伝子の発現を抑制することを確認でき、これを通じて本発明による化合物の抗線維症効果を確認できる。
<実験例9>線維症抑制評価2
化合物の非アルコール性脂肪肝炎予防及び治療効果を確認するために、人間肝癌細胞株HepG2をATCCから購買して使用した。前記細胞株は、Gibco社のFBS(Fetal Bovine Serum) 10%、penicillin 100U/mL、streptomycin 100μg/mLを添加したDMEM(Dulbecco’s modification of Eagle’s medium)を使用して、5% CO2、37℃環境で培養した。
線維症を誘導するために、パルミチン酸(Palmitic acid、sigma)を使用した。DPBS(Dulbecco’s Phosphate-Buffered Saline)にパルミチン酸20mMとNaOH 0.001Nを混ぜて、70℃で30分維持させて懸濁液を作った後、5% fatty acid free BSA solutionと1:3割合(5mM)で混合して37℃でconjugationさせた。
パルミチン酸を処理して線維症を誘導していない群を非誘導群として置き、パルミチン酸を処理した群は、陰性対照群、パルミチン酸と化合物を処理した群を試験群として置いた。
Total RNAは、細胞培養後、Trizol reagent(invitrogen)を利用して製作社の指示によって分離した。このように得られたtotal RNA 1μgをreverse-transcription systemでcDNAに変換した。実験に使用されたプライマーの種類と序列は、下記の表6ととおりである。Real-time PCRは、power SYBR green PCR master mix(Applied Biosystem)を利用して製作社が勧告する方法によって試行し、House keeping geneであるβ-actinを基準に相対的な遺伝子の発現値を定量的に表現した。2×SYBR Green PCR Master Mix 10μl、cDNA 9μl、primer(sense) 0.2μl、primer(anti-sense) 0.2μl、Distilled water 0.6μlを混合して全体体積を総20μlに調節し、初期変性(denaturation)は、初めのcycleのみ95℃で10分間、残りの40cycleまでは、95℃で15秒間、焼鈍(annealing)と延長(extension)は、60℃で1分間として増幅させた。
実施例化合物による各線維症マーカ遺伝子の相対的発現抑制程度(%)は、前記数式1によって計算した。
前記実験の結果を下記の表8に示した。
表8を参考すれば、本発明による実施例の化合物が肝癌細胞株であるHepG2でパルミチン酸により誘導された線維症マーカ遺伝子の発現を抑制することを確認でき、これを通じて本発明による化合物の抗線維症効果を確認できる。
<実験例10>動物モデルでの非アルコール性脂肪肝炎抑制評価
化合物の非アルコール性脂肪性肝疾患に対する効果を確認するために、6週齢のC57BL/6Jマウスにメチオニンとコリン欠乏(MCD)食餌を給与した非アルコール性脂肪肝炎動物モデルを使用した。正常食餌群は、正常食餌(Chow)を自律給与し、MCD群は、MCD食餌を8週間の自律給与を介して非アルコール性脂肪肝炎モデルに誘導されるようにした(Molecules 2014、19、8189-8211)。動物は、23±2℃の温度と55±5%の相対湿度で維持される換気が良い環境条件で飼育された。一日に約12時間の間、蛍光灯照明を提供し、周1回、寝藁を交替した。
正常食餌またはMCD食餌8週経過後、MCD食餌動物は、薬物投与を腹腔内に1日1回、4週間投与した。このとき、全ての動物は、既存の食餌を維持した。MCD食餌動物のうち、「実験群」は、実施例7化合物10mg/kgを、「陰性対照群」は、Vehicleを腹腔内に1日1回、4週間投与した。本実験例の動物群構成は、下記の表9のとおりである。
体重と飼料及び飲水摂取量を毎週1回測定し、12週間の実験終了後、血清生化学的指標(ALT、AST、ALP、TG、Glucose、Albumin)と組織病理学的指標(シリウス-レッド染色後、Brunt score評価)を評価し、そのうちの一部の結果を図4~図6に示した。図4~図6に示すように、本発明による実施例の化合物がMCD食餌により誘導された非アルコール性脂肪肝炎に対する評価指標を改善することを確認し、これを通じて本発明による化合物の非アルコール性脂肪肝炎に対する予防及び治療効果を確認できた。
<実験例11>LRRK2に対する阻害活性評価
本発明による実施例化合物のLRRK2野生型とLRRK2の突然変異(G2019S)キナーゼに対する活性抑制効果を確認するために、BL21由来の大腸菌バクテリア(E.coli)を24-ウェルプレートで成長期(log phase)まで培養させた後、LRRK2野生型またはLRRK2突然変異(G2019S)がタグされたT7ファージを使用してMOI(Multiplicity of infection)を0.4で感染させた。その後、32℃で90~150分間、大腸菌バクテリアを攪拌して溶解がなされ得るようにした。大腸菌バクテリアの溶解物を遠心分離し(6,000xg)、ろ過して(0.2μm)得られたタグされたT7ファージをHEK293細胞に形質感染させ、DNAがタグされたキナーゼ蛋白質(LRRK2 or LRRK2 G2019S)を収得した。
ストレプトアビジン(streptavidin)がコーティングされたマグネチックビードを室温で30分間ビオチン化された(bionylated)低分子リガンドに処理して親和性レジン(affinity resin)を作った。ビオチン化されたリガンドは、余分のビオチンでブロッキング(blocking)した後、Pierce社の緩衝液であるSeaBlock(1% BSA、0.05% Tween 20、1mM DTT)で洗浄して非結合されたリガンドを除去し、非特異的結合を減らそうとした。結合反応は、HEK293細胞で収得したキナーゼとリガンドとが結合した親和性ビード(affinity bead)、そして1X緩衝液に入れられた実施例化合物を混合してなされるようにした。
化合物は、100% DMSOに40X濃度で準備した後、希釈して使用し、全ての結合反応は、384-ウェルプレートで最終容量0.02mlで行った。室温で1時間の間、プレートを攪拌した後、洗浄緩衝液(1x PBS、0.05% Tween 20)で親和性ビードを洗浄し、溶出(溶離)緩衝液(1x PBS、0.05% Tween 20、0.5μM non-biotinylated affinity ligand)で再浮遊(resuspension)させた。
本発明による実施例化合物等のLRRK2野生型とLRRK2の突然変異(G2019S)キナーゼに対する活性抑制効果を測定して、下記の表10に示した。
表10をみると、本発明による実施例化合物等のLRRK2野生型及びLRRK2突然変異(G2019S)キナーゼに対する活性抑制効果を確認できる。
<実験例12>LRRK2のリン酸化抑制評価
本発明による実施例化合物のLRRK2キナーゼのリン酸化抑制効果を確認するために、LRRK2発現細胞朱として知られているNIH-3T3細胞株を使用し、Gibco社のFBS 10%とPenicillin/Streptomycin 1%とを添加したDMEM培地を使用して、5% CO2、37℃環境で培養した。
12-ウェルプレートに2×105細胞数に分周して培養した後、実施例7とLRRK2抑制剤であるHG-10-102-01及びGNE0877(各々比較化合物1、2)、MLK抑制剤であるCEP1347(比較化合物3)を各々5、20、100、1000nMの濃度で処理した。24時間の間培養した後、Lysis buffer(50mM Tris-HCl(pH7.5)、0.5% TX-100、150mM NaCl、0.5mM EDTA、Protease inhibitor mixture、0.2mM PMSF)を使用して蛋白質を収得した。収得した蛋白質は、Thermo fisher scientific社のBCAキットを使用して定量し、75℃で5分間加熱した後、ウェスタンブロットを進行した。LRRK2、phospho-LRRK2、及びβ-actinの1次抗体は、abcam社製品を使用し、LRRK2とphospho-LRRK2抗体は、1:1000の割合で、β-actin抗体は、1:5000の割合で反応させた。前記実験の結果を図7に示した。
図7に示すように、本発明による実施例化合物がLRRK2発現細胞株であるNIH-3T3細胞株でLRRK2阻害剤である比較化合物1、2と類似した水準にLRRK2リン酸化を抑制することを確認できる。
<実験例13>神経細胞損傷に対する保護効果の評価
本発明による実施例化合物の神経損傷に対する保護効果を確認するために、妊娠15日になった白ネズミ(Rat)から胎児を分離した後、大脳皮質部位を摘出して一次大脳皮質神経細胞として使用した。12-ウェルプレートに2×105細胞数に分周して24時間の間培養した後、Gibco社のNeurobasal培地に交替した後、培養した。in vitro 11日目にInvitrogen社のLipofectamineとOpti-MEMとを使用してLRRK2 G22019Sを形質転換(transfection)し、6時間後、実施例化合物または比較化合物を0.01、0.1,1μM濃度で処理した。その後、4% PFAを処理して細胞を固定させた後、abcam社のGFP抗体を使用して免疫染色して神経突起を観察した。神経突起の長さ変化を介して各化合物の神経損傷に対する保護効果を評価した。前記実験の結果を図8に示した。
図8に示すように、本発明による実施例化合物がLRRK2 G2019S突然変異過剰発現による神経細胞損傷に対して容量依存的に保護することを確認できる。
<実験例14>抗ウイルス効果の評価1
化合物のインフルエンザ活性抑制効果を確認するために、96-ウェルプレートに十分に育ったMDCK細胞株をリン酸緩衝食塩水(phosphate-buffered saline、PBS)で洗浄した後、50-100プラーク形成単位(plaque forming units、PFU)のインフルエンザウイルスをウェル毎に接種した。1時間ぐらいウイルスが細胞に感染されるように35℃で放置した。培養液を除去し、リン酸緩衝食塩水で洗浄した後、各実施例化合物が様々な濃度で希釈された2μg/ml TPCK-trypsin包含のMEM培養液をウェル毎に添加した。感染後、3日目になる日、MTT(Sigma)を使用して細胞活性を評価した[Jang YJ et.al.,(2014).Antiviral Res 107:66-75.].540nmと690nm波長での吸光度を測定して、50%細胞毒性濃度(CC50)と50%有効濃度(EC50)とを計算した。
前記実験の結果を下記の表11に示した。参考として、「ND」で表示された部分は、「Not Determined」を意味する。
表11をみると、本発明による実施例の化合物が、インフルエンザウイルスが感染されたMDCK細胞株に対してマイクロモル単位濃度でウイルス感染による細胞毒性を抑制する効果(抗ウイルス効果)を表すことを確認できる。
<実験例15>抗ウイルス効果の評価2
化合物のインフルエンザ活性抑制効果を確認するために、24-ウェルプレートに十分に育った人間肺癌細胞株であるA549細胞株をリン酸緩衝食塩水(phosphate-buffered saline、PBS)で洗浄した後、各ウェル毎に14,000プラーク形成単位(plaque forming units、PFU)のインフルエンザウイルス(A/PR8)を接種した。細胞にウイルスが感染されるように1時間の間35℃で培養した。培養液を除去し、リン酸緩衝食塩水で洗浄した後、各実施例化合物が11,33、100μM濃度で希釈された0.1μg/ml TPCK-trypsin包含RPMI培養液を各ウェル毎に添加して35℃で培養した。
細胞培養液内に存在するインフルエンザウイルスの量を測定するために、培養2日後、各細胞培養液を収集し、10-1から10-8まで10倍数で希釈して96-ウェルプレートに100%育ったMDCK細胞に感染させた。感染3日後、MTT(Sigma)を利用して細胞活性を測定し、Reed-MuenchまたはSpearman-Karber法を使用して50% endpointを計算した。これは、ウイルスが接種された細胞が50%感染される希釈倍数を力価で示した単位であるTCID50/ml(tissue culture infective dose 50%)で表記した。陰性対照群は、ウイルスを感染させたが、実施例化合物を処理しなかった。
前記実験の結果を図9~図14に示した。
図9~図14をみると、本発明による実施例の化合物等がインフルエンザウイルス感染による細胞毒性を抑制する効果(抗ウイルス効果)を表すことを確認できる。
<実験例16>動物モデルで抗ウイルス効果の評価
動物モデルで化合物のインフルエンザ活性抑制効果を確認するために、mouse-adaptationされたPR8(以下、「maPR8」という)ウイルスを感染させたマウスモデルを使用した。前記モデルは、鼻腔経路を介して3MLD50(aマウス半数致死量)の力価に該当するウイルスを7週齢のBalb/cマウスに感染させて確立した。治療効果を観察するために、ウイルス感染の一日前に(day 0)実施例4化合物を腹腔投与した。動物実験が進行される期間の間、実験群(実施例4化合物)を1日1回、10mg/kg/dayの濃度で9日間毎日投与した。グループ当たり3匹のマウスを使用し、抗ウイルスの効能は、体重の測定を方法とし、実験開始時点を基準に体重の減少が30%以上進行された個体は安楽死をさせた(化学研究院の動物実験委員会規定に基づく)[Shin JS et.al.,(2017)J Microbiol.55:979-983]。
前記実験の結果を図15及び図16に示した。
図15及び図16に示すように、本発明による実施例の化合物を投与した動物群がインフルエンザウイルス感染マウスモデルの体重を正常化させ、生存率を高めることを確認できる。
以上の説明は、本発明を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明が、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で実現され得ることが理解できるであろう。したがって、開示された実施例及び実験例等は、限定的な観点でなく、説明的な観点で考慮されなければならない。本発明の範囲は、前述した説明でなく、特許請求の範囲に表れており、それと同等な範囲内にある全ての差異点は、本発明に含まれたことと解釈されるべきであろう。