JP7344938B2 - メインスタンド - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、シート4に着座した乗員が足を載せるステップフロア5を有するスクータ型の車両である。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム20と、車両カバー30と、パワートレイン40と、メインスタンド60と、を備える。
図2に示すように、パワートレイン40は、エンジン41と、エンジン41の出力を後輪3に伝達する動力伝達機構46と、を一体に有している。
図2および図3に示すように、パワートレイン40の外装体には、一対のスタンドブラケット50が形成されている。本実施形態では、一対のスタンドブラケット50は、クランクケース43に設けられている。一対のスタンドブラケット50は、車幅方向に間隔をあけて配置されている。スタンドブラケット50は、クランクケース43から下方に突出している。一対のスタンドブラケット50は、車幅方向から見た側面視で伝動ケース47の下方に設けられている。一対のスタンドブラケット50は、側面視で互いに重なり合うように配置されている。一対のスタンドブラケット50には、メインスタンド60が連結される。各スタンドブラケット50は、メインスタンド60のシャフト70が挿通される貫通部51を備える。貫通部51は、各スタンドブラケット50を車幅方向に貫通している。
図3に示すように、メインスタンド60は、車体下部に回動可能に支持されている。メインスタンド60は、左右一対の脚部61を有し、一対の脚部61が接地して後輪3を浮かせた状態で車体を略垂直に自立させた起立位置と、脚部61が地面等から離れて格納された格納位置と、の間を揺動する。メインスタンド60は、車体側の部品に支持されたシャフト70と、シャフト70に結合したブラケット80と、脚部61とシャフト70とを接続する接続部90と、脚部61と接続部90とに結合されたガセット63と、を備える。なお以下の説明におけるメインスタンド60は、特に記載のない限り、各図に示す格納位置にある状態とする。
図3および図4に示すように、ブラケット80は、右側のスタンドブラケット50よりも車幅方向の外側に配置されている。ブラケット80は、スタンドブラケット50に沿って配置されている。ブラケット80は、車幅方向に厚みを持つ平板状に形成されている。ブラケット80は、接続ピン81と、係合部82と、を備える。接続ピン81は、車幅方向外側に突出している。接続ピン81は、側面視でシャフト70に対してずれて配置されている。接続ピン81には、リターンスプリングの一端が接続される。係合部82は、ブラケット80を車幅方向に貫通しているとともにブラケット80の端縁に開口した切欠である。係合部82の内側には、スタンドブラケット50から車幅方向外側に突出した係合ピン52が配置されている。ブラケット80は、係合部82が係合ピン52に係合することにより、シャフト70をスタンドブラケット50に対して回転不能としている。
次に、図5を参照して、第2実施形態のメインスタンドについて説明する。第2実施形態のメインスタンド60Aは、接続部90Aに溝94が形成されておらず、シール部材65がシャフト70Aに形成された溝75(第2溝)に配置されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図5に示すように、シャフト70Aの摺動部73の外周面にシール部材65が1つずつ配置される環状の溝75が一対形成されている。溝75は、接続部90Aの摺動面92に対向する位置に形成されている。一対の溝75は、窪み74を挟むように位置している。一対の溝75は、摺動部73における車幅方向外側の端部よりも僅かに車幅方向内側の位置に形成されている。
本実施形態では、シャフト70Aの外周面に一対のシール部材65のそれぞれが配置される環状の溝75が形成されているので、第1実施形態のように接続部90の内周面に溝94を形成する場合よりも、切削により溝75を容易に形成できる。
例えば、上記実施形態では、本発明をスクータ型の自動二輪車に適用した例を示したが、本発明の適用範囲は自動二輪車に限定されない。例えば、本発明は車体を自立させるメインスタンド(センタースタンド)を具備する車両全般に適用することができる。すわなち、本発明はスクータ型の自動二輪車だけでなく、スクータ型以外の自動二輪車や自動三輪車等に適用可能である。また、上記実施形態では、自動二輪車1がエンジン車であるが、本発明は動力源としてモータを備えた電動車にも適用可能である。
Claims (8)
- 車体側部品(50)に支持されるシャフト(70,70A)と、
前記シャフト(70,70A)が挿通されるとともに前記シャフト(70,70A)が摺動する摺動面(92)を有する貫通孔(91)が形成された接続部(90,90A)と、
前記シャフト(70,70A)の延在方向に間隔をあけて配置され、前記貫通孔(91)と前記シャフト(70,70A)との径方向の隙間を塞ぐ一対のシール部材(65)と、
を備え、
前記一対のシール部材(65)は、前記延在方向において前記接続部(90,90A)の端部よりも内側の位置に配置されている、
メインスタンド。 - 前記貫通孔(91)の内周面には、
前記摺動面(92)よりも拡径されて前記一対のシール部材(65)のそれぞれが配置される環状の第1溝(94)が形成されている、
請求項1に記載のメインスタンド。 - 前記シャフト(70A)の外周面には、
前記一対のシール部材(65)のそれぞれが配置される環状の第2溝(75)が形成されている、
請求項1または請求項2に記載のメインスタンド。 - 前記接続部(90,90A)から延びる一対の脚部(61)をさらに備え、
前記一対のシール部材(65)は、前記シャフト(70,70A)の前記延在方向において
前記接続部(90,90A)と前記一対の脚部(61)との結合部(93)を挟むように設けられている、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のメインスタンド。 - 前記接続部(90,90A)は、
前記一対の脚部(61)との結合部(93)の間を連続して延在している、
請求項4に記載のメインスタンド。 - 前記接続部(90,90A)は、エンジン(41)のクランクシャフト(42)よりも後輪(3)側に位置する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のメインスタンド。 - 前記接続部(90,90A)の前記貫通孔(91)の開口は、駆動輪(3)を駆動するパワートレイン(40)の下方に位置する、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のメインスタンド。 - 前記シャフト(70,70A)の外周面は、前記一対のシール部材(65)よりも前記延在方向の内側の位置で径方向に窪む窪み(74)を有する、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のメインスタンド。
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