JP7344535B2 - 定量注射筒用プランジャ及び定量注射筒 - Google Patents

定量注射筒用プランジャ及び定量注射筒 Download PDF

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Description

本発明は、注射筒に充填された薬液を一定量だけ吐出させることができる定量注射筒用プランジャ及びこの定量注射筒用プランジャを用いた定量注射筒に関する。
医療分野では、患者に薬物を、注射筒を使って投与する際、ある一定量を投与することがなされている。この一定量を正確に量るためにシリンジやプランジャに様々な構造を付すことがなされている。
特許文献1では、シリンジにつけるフィンガーグリップが係合部材を備え、この係合部材がプランジャロッドに係合されない非作用位置とプランジャロッドの溝付き表面と係合する作用位置の間を半径方向に移動可能であるフィンガーグリップが記載されている。
特許第6401239号
しかしながら、このようなフィンガーグリップは、構成部材が多く、構造が複雑でシリンジやプランジャとの組立てが容易でなかった。そこで、本発明は、構成部材が少なく、構造が簡単で、定量注射筒の組み立てが容易な定量注射筒用プランジャ及び定量注射筒用プランジャを用いた定量注射筒を提供することを課題とする。
本発明の1つの実施形態に係る定量注射筒用プランジャは、細長い形状を有し、前記細長い形状の外周上の第1の領域で長軸方向に延在するラチェット歯を備えるプランジャ本体と、前記プランジャ本体が挿入される貫通孔を有し、前記貫通孔の内面が前記ラチェット歯と係合してラチェット機構を構成する爪部及び前記プランジャを支持するプランジャ支持部を備えるフランジと、を備え、前記プランジャ本体は、前記細長い形状の外周上の第2の領域で前記長軸方向に延在する第1の平面を備え、前記プランジャ支持部は、前記プランジャに面する第2の平面を備え、前記第1の平面が前記第2の平面と接するとき、前記ラチェット歯が前記爪部と係合するように配置され、前記プランジャ本体は、前記ラチェット歯の終端に前記ラチェット歯の基礎部より低い領域を備え、前記爪部が前記ラチェット歯の基礎部より低い領域に入って、前記ラチェット歯と前記爪部との係合が外れることにより、前記プランジャ本体が前記フランジに対して回転できる定量注射筒用プランジャである。
本発明により、構成部材が少なく、構造が簡単で、定量注射筒の組み立てが容易な定量注射筒用プランジャを提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャの一部を断面にした(a)概略斜視図と、(b)側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャの(a)概略側面断面図と、(b)A-A断面図と、(c)ラチェット機構の部分拡大図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態に係るプランジャ本体をフランジに対して押し込んで回転させた状態を示す、一部を断面にした概略側面図であり、(b)は、図3(a)に示すプランジャ本体を回転させて軸方向に移動させた状態を示す、一部を断面にした概略側面図であり、(c)は、定量注射筒用プランジャのB-B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るプランジャ本体をフランジに対して押し込んで(a)ラチェット機構の係合が外れた状態を示す部分拡大図と、(b)ラチェット機構の係合を外して回転させた状態を示す部分拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャをフランジカバーでシリンジに装着する概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャをフランジカバーとともにシリンジに装着して注射筒を形成し、その注射筒に針部が取り付けられて形成された注射針を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒に針部が取り付けられて形成された注射針の概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャの(a)概略側面断面図と、(b)部分拡大断面図と、(c)図9(a)のC-C断面拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャを、ボスを付したフランジカバーでシリンジに装着する概略斜視図である。
以下、本発明を実施するための様々な実施の形態を、図面を参照して説明する。要点の説明または理解の容易性を考慮して、異なる図面で便宜上符号を変えてあるいは同一にして示す。実施の形態2以降では、実施の形態1と要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施の形態を分けて示すが、異なる実施の形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。
[第1の実施形態]
(定量注射筒用プランジャの概観)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャの一部を断面にした(a)概略斜視図と(b)側面図である。図6は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャを用いた注射筒を示す断面図である。図1及び図6を参照しながら、本発明の定量注射筒用プランジャの概観を説明する。
図1(a)、(b)に示すように、本発明の定量注射筒用プランジャ1039は、プランジャ本体1001とフランジ1005とを備える。フランジ1005は、プランジャ本体1001が挿入される貫通孔を有し、図6に示すように、プランジャ本体1001がシリンジ1029内に挿入された状態で、フランジ1005をシリンジ1029に固定することにより定量注射筒1041が形成される。さらに、定量注射筒1041のシリンジ1029に針部1035を取り付けることにより、注射器が形成される。プランジャ本体1001は、使用者がシリンジ1029に対して針部1035側に押し込んでシリンジ1029内の薬液を針部1035から吐出させるため、細長い形状を有している。プランジャ本体1001は、細長い形状の外周上の第1の領域で長軸方向に延在するラチェット歯1003を備える。
ラチェット歯1003には、プランジャ本体1001をシリンジ1029に装着したとき、プランジャ本体1001を針部1035側に押し込む方向にしか動かないよう歯に傾斜がつけられている。後述するようにこのラチェット歯1003の1つの歯の距離だけプランジャ本体1001が押し込まれることにより、定量の薬液を吐出させることができる。すなわち、ラチェット歯1003の間隔で細かく定量できる。便宜上、本明細書では、注射筒に組み込んだとき、薬液を吐出させるためにプランジャ本体1001が動作する方向のことをフランジ1005に対して押し込む方向、その方向に動かすことをフランジ1005に対して押し込むとする。また、押し込む方向と逆の方向をフランジ1005から引き抜く方向、その方向に動かすことをフランジ1005から引き抜くとする。
プランジャ本体1001は、長軸方向におけるシリンジ側の先端にガスケット1009を備える。ガスケット1009は、シリンジ1029とプランジャ本体1001の間の密閉を確保する。ガスケット1009は、シリンジ1029の径の大きさに応じて取り替えることができる。
フランジ1005はプランジャ本体1001が挿入される貫通孔1007を備える。貫通孔1007は、プランジャ本体1001を支持し、案内する。貫通孔1007の軸方向の長さは、プランジャ本体1001を支持し、案内できる程度の長さであることが好ましいがこれに限定されない。また、フランジ1005は、緩く弾性変形できる材質、例えばプラスチック、樹脂などを含んで作られることが好ましい。
(定量注射筒用プランジャのラチェット機構)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャの(a)概略側面断面図と(b)A-A断面図と(c)ラチェット機構の部分拡大図である。図2を参照しながら、本発明の定量注射筒用プランジャのラチェット機構について説明する。
図2(a)に示すように、フランジ1005は、フランジの貫通孔1007の内面がラチェット歯1003と係合する爪部1011を備える。ラチェット歯1003に設けられた歯の傾斜角度により、爪部1011は、一方の方向には、弾性変形してラチェット歯1003に沿って動く。一方、反対の方向には、爪部1011はラチェット歯1003に当接したまま移動することができない。このように、プランジャ本体1001は、フランジ1005とともにラチェット機構を構成する。
図2(b)に示すように、フランジ1005は、フランジの貫通孔1007の内面にプランジャ本体1001を支持する第1のプランジャ支持部1013及び第2のプランジャ支持部1015を備える。プランジャ支持部1013、1015が、プランジャ本体1001に接触することによって貫通孔1007内のプランジャ本体1001を支持し、案内できる。
プランジャ本体1001は、外周上の第2の領域で長軸方向に延在する第1の平面1017を備える。また、第1のプランジャ支持部1013は、プランジャ本体1001の第1の平面1017に面する第2の平面1019を備える。第1の平面1017が第2の平面1019と接するとき、ラチェット歯1003が爪部1011と係合するように配置されている。
また、プランジャ本体1001は、外周上の第3の領域で長軸方向に延在する第3の平面1021を備える。第2のプランジャ支持部1015は、プランジャ本体1001の第3の平面1021に面する第4の平面1023を備える。そして、第1の平面1017が第2の平面1019と接するとき、第3の平面1021は、第4の平面1023と接するように配置されている。
本実施形態においては、プランジャ本体1001の外周上に、ラチェット歯1003、第1の平面1017及び第3の平面1021が概略等分された位置に配置されている。同様に、フランジ1005の貫通孔1007の内周上に、爪部1011、第1のプランジャ支持部1013(第2の平面1019)及び第2のプランジャ支持部1015(第4の平面1023)が概略等分された位置に配置されている。すなわち、プランジャ本体1001は、長軸方向に垂直な断面において略正六角形を有する。そして、ラチェット歯1003は、略正六角形の断面の第1の辺を含み、第1の平面1017は、略正六角形の断面の第3の辺を含み、第3の平面1021は、略正六角形の断面の第5の辺を含む。ただし、周上の3つの部材の配置は、概略等分に限られるものではなく、プランジャ本体1001側及びフランジの貫通孔1007側の3つの部材の角度位置が概略一致している限り、その他の任意の角度配置を採用できる。
このように、第1のプランジャ支持部1013の第2の平面1019は、プランジャ本体1001の第1の平面1017に接し、第2のプランジャ支持部1015の第4の平面1023は、プランジャ本体1001の第3の平面1021に接することにより、フランジ1005の貫通孔1007がプランジャ本体1001を支持し、案内する。また、プランジャ支持部1013、1015は、プランジャ本体1001がフランジ1005に対して回転することを抑制する。回転を抑制することで、ラチェット歯1003が爪部1011と係合を維持でき、ラチェット機構を確実に機能させることができる。
図2(c)に示すように、さらに爪部1011は両側面に壁部1012を備える。壁部1012は、先端が尖っている爪部1011と異なり、先端が四角くなっている。この壁部1012により、ラチェット歯1003が進行方向に対して垂直方向に爪部1011を乗り越えられないので、爪部1011に沿って動き、プランジャ本体1001の回転が抑制される。壁部1012の先端は、四角以外にも、ラチェット歯1003の動きを制約できれば丸みを帯びた形も取ることができる。
プランジャ支持部は、第1のプランジャ支持部1013と第2のプランジャ支持部1015とを備えるが、1つの支持部を備えることもできる。また、さらに第3のプランジャ支持部を備えてもよい。
プランジャ本体1001の断面は、正六角形のほかにラチェット歯1003、第1の平面1017、第3の平面1021を除いて円弧を有してもよい。また、プランジャ本体1001の断面は、五角形以上の多角形であってもよい。
(定量注射筒用プランジャのラチェット機構の解放)
図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係るプランジャ本体をフランジに対して押し込んで回転させた状態を示す、一部を断面にした概略側面図であり、図3(b)は、図3(a)に示すプランジャ本体を回転させて軸方向に移動させた状態を示す、一部を断面にした概略側面図であり、図3(c)は、定量注射筒用プランジャのB-B断面図である。図4は、本発明の第1の実施形態に係るプランジャ本体をフランジに対して押し込んで(a)ラチェット機構の係合が外れた状態を示す部分拡大図と、(b)ラチェット機構の係合を外して回転させた状態を示す部分拡大図である。図3及び図4を参照しながら、本発明の定量注射筒用プランジャのラチェット機構の解放について説明する。
図3(a)に示すように、プランジャ本体1001をフランジから引き抜いたとき、ラチェット歯の長軸方向の終端にラチェット歯の基礎部より低い領域1024つまり溝部を備える。また、図3(a)の1025、及び図1(a)の1025、図1(b)の1025、図2(a)の1025に示すように、プランジャ本体1001は、プランジャ本体1001をフランジに対して押し込んだとき、ラチェット歯1003の長軸方向の終端にラチェット歯の基礎部より低い領域1025(溝部)を備える。このラチェット歯の基礎部より低い領域1024、1025(溝部)は、爪部1011の壁部1012より長く、ある程度の範囲、長軸方向に延在してもよい。
図3(a)に示すように、プランジャ本体1001をフランジ1005に対して押し込むと、図4(a)に示すように、爪部1011のラチェット歯の基礎部より低い領域1025に入り、ラチェット歯1003と爪部1011との係合が外れる。ラチェット歯1003と爪部1011との係合が外れることにより、プランジャ本体1001の第1の平面1017と第1のプランジャ支持部1013の第2の平面1019との間に隙間ができる。また同様に、プランジャ本体1001の第3の平面1021と第2のプランジャ支持部1015の第4の平面1023との間に隙間ができる。
したがって、プランジャ本体1001は、プランジャ支持部1013、1015の拘束がなくなる。また、爪部1011の壁部1012がラチェット歯の基礎部より低い領域1025に収まる。したがって、図4(b)に示すように、プランジャ支持部1013、1015の拘束がなくなり、爪部1011の壁部1012がラチェット歯の基礎部より低い領域1025に収まることにより、爪部1011が緩い弾性変形で回転できる。
図3(b)に示すように、ラチェット歯1003と爪部1011との係合を外した後に、プランジャ本体1001をフランジ1005に対して回転させたとき、プランジャ本体1001は、フランジ1005に対して長軸方向に移動できる。これによりラチェット機構から外れたプランジャ本体1001は、ラチェット機構から外れ、フランジ1005から引き抜くことができる。
このとき図3(c)に示すように、フランジ1005の周方向において爪部1011とプランジャ支持部1013、1015との間にラチェット歯1003が配置されことによって、ラチェット歯1003と爪部1011との係合が外れる。そして、プランジャ本体1001の第1の平面1017は、第1のプランジャ支持部1013の第2の平面1019と接していない。また、プランジャ本体1001の第3の平面1021は、第2のプランジャ支持部1015の第4の平面1023と接していない。
再び図3(b)に示すように、プランジャ本体をフランジから引き抜くと、爪部1011は、プランジャ本体の突起部1026に当たる。この位置で爪部1011は、ラチェット歯の基礎部より低い領域1024(溝)に来る。ここで、プランジャ本体1001を回転させると、爪部1011が、ラチェット歯の基礎部より低い領域1024に収まることにより、爪部1011が緩い弾性変形で回転できる。プランジャ本体1001をフランジ1005に対して回転させることによって、再びラチェット歯1003を爪部1011に係合させることができる。すると、図1に示すように、プランジャ本体1001とフランジ1005とを初期の位置に戻すことができる。
このように、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャは、ラチェット機構で押し込んだ後、元に戻す機構を備えるため、使い捨てにせずに、何度でも再利用できる。
(定量注射筒用プランジャの注射筒への装着)
図5は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャをフランジカバーでシリンジに装着する第1の方向からの概略斜視図である。図6は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャをフランジカバーとともにシリンジに装着して注射筒を形成し、その注射筒に針部が取り付けられて形成された注射針を示す断面図である。図7は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒に針部が取り付けられて形成された注射針の概略斜視図である。図5乃至図7を参照しながら、本発明の定量注射筒用プランジャをシリンジに装着した定量注射筒を説明する。
図5に示すように、本発明の定量注射筒用プランジャを注射筒に組立てた定量注射筒1041は、フランジ1005が挿入されたプランジャ本体1001とフランジカバー1027とを備える。
また、本発明の定量注射筒1041は、シリンジ1029を備える。シリンジ1029は、フランジ部1031を備える。プランジャ本体1001が挿入されたフランジ1005と、フランジカバー1027とでシリンジ1029のフランジ部1031を挟み込んで固定することによりプランジャ本体1001は、シリンジ1029に装着される。
フランジカバー1027は、定量注射筒1041に組立てるときに、長軸方向から組み立てる方法でも、長軸方向に分割して長軸方向から垂直にシリンジ1029を挟み込み組み立てる方法でもよい。
フランジ1005及びフランジカバー1027は、少なくとも一部にウレタン素材から形成された部材1033を備える。ウレタン素材は容易に変形できるため、シリンジ1029のフランジ部1031の形状にかかわらずフランジ1005及びフランジカバー1027は、シリンジ1029に装着できる。
図6に示すように、シリンジ1029の先端部には針部1035を取り付けることができる。さらに本発明の定量注射筒1041は、シリンジ1029とプランジャ本体1001の間の密閉を確保するガスケット1009を備える。このように本発明の定量注射筒1041は、プランジャ本体1001とフランジ1005とからなる定量注射筒用プランジャと、シリンジ1029と、ガスケット1009とを備える。これにより、薬液を注射、注入する定量注射筒に用いることができる。
図7に示すように、本発明の定量注射筒1041は、プランジャ本体1001と、シリンジ1029と、フランジ1005とフランジカバー1027とが一体化したグリップ部1037と、を備える。
グリップ部1037は、使用者がプランジャ本体1001をシリンジ1029に押し込む際に握る部分である。グリップ部1037は、略円形である。グリップ部1037が円形であることで、360°どの周囲からでもプランジャ本体1001をシリンジ1029に対して押し込むことができる。
本発明により、構成部材が少なく、構造が簡単で、定量注射筒の組み立てが容易な定量注射筒用プランジャを提供できる。また、本発明の定量注射筒用プランジャは、ラチェット機構で押し込んだ後、元に戻す機構を備えるため、使い捨てにせずに、何度でも再利用できる。
[第2の実施形態]
(定量注射筒用プランジャのラチェット機構)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャの(a)概略側面断面図と、(b)部分拡大断面図と、(c)図8(a)のC-C断面拡大図である。図8を参照しながら、本発明のラチェット機構の変形例を有する第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャを説明する。本実施形態の定量注射筒用プランジャは、ラチェット機構が2つあり、定量の微調整ができる点で第1の実施形態と異なる。
図8(a)に示すように、本発明の第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャは、プランジャ本体2001に、第1のラチェット歯2003と第2のラチェット歯2005を備える。また、フランジ2007に第1の爪部2009と第2の爪部2011を備える。
図8(b)に示すように、第1のラチェット歯2003に第1の爪部2009が係合し、第2のラチェット歯2005に第2の爪部2011が係合する。ここで、第1のラチェット歯2003と第2のラチェット歯2005は押し込む方向(長軸方向)において互い違いに形成され、第1のラチェット歯2003の歯と歯の間に第2のラチェット歯2005の歯がある。第2のラチェット歯2005の歯が、第1のラチェット歯2003の歯と歯の間の中央にあるように設ければ、第1のラチェット歯2003の2倍の細かさで定量できる。
第1の爪部2009と第2の爪部2011は、長軸方向において図示されているように異なる位置にあってもよいし、同じ位置にあってもよい。第1のラチェット歯2003の1つの歯を第1の爪部2009が乗り越えたところで、第2の爪部2011が第2のラチェット歯2005の歯に当たるように、また第1の爪部2009においても同様に長軸方向において異なる位置に第1の爪部2009と第2の爪部2011を設けると互いがストッパの役割を果たすため好ましい。
図8(c)に示すように、本実施形態のプランジャ本体2001は正六角形をしている。第1のラチェット歯2003は、外周上の第1の領域で長軸方向に延在する。第2のラチェット歯2005は外周上の第2の領域で長軸方向に延在する。第1のラチェット歯2003は第2のラチェット歯2005と対辺の位置にある。
また、フランジ2007は、第1のプランジャ支持部2013と第2のプランジャ支持部2015を備える。第1のプランジャ支持部2013は、第2のプランジャ支持部2015と対辺の位置にある。
プランジャ本体2001は、外周上の第3の領域で長軸方向に延在する第1の平面2017を備える。また、第1のプランジャ支持部2013は、プランジャ本体2001の第1の平面2017に対向する第1の曲面2019を備える。プランジャ本体2001は、外周上の第4の領域で長軸方向に延在する第2の平面2021を備える。また、第2のプランジャ支持部2015は、プランジャ本体2001の第2の平面2021に対向する第2の曲面2023を備える。そして、第1の平面2017が第1の曲面2019と対向し、第2の平面2021が第2の曲面2023と対向するとき、第1のラチェット歯2003が第1の爪部2009と係合し、第2のラチェット歯2005が第2の爪部2011に係合するように配置されている。
ここで、実施の形態1と異なり、第1のプランジャ支持部2013と第2のプランジャ支持部2015で固定されていない。しかしながら、フランジ2007から突出している第1のプランジャ支持部2013と第2のプランジャ支持部2015があることでプランジャ本体2001は、回転しようとすると第1のプランジャ支持部2013または第2のプランジャ支持部2015の頂点のいずれかと接触する。そのため、プランジャ本体2001は、プランジャ支持部2013、2015により貫通孔内で支持され、回転が抑制される。
このようにすることで、プランジャ本体2001の回転を抑制し、ラチェット機構を確実に機能させることができる。第1の実施形態と同様に第1の爪部及び第2の爪部に壁部を設け、回転を抑制してもよい。
プランジャ本体2001をフランジ2007に対して押し込んだ後、本実施形態のラチェット機構を解放するための回転機構は、第1の実施形態とラチェット機構が2つある点及び回転方向が固定される点で異なる。
ラチェット機構が2つあり、第1の爪部2009と第2の爪部2011の長軸方向における位置が異なるため、第1のラチェット歯2003と第2のラチェット歯2005のラチェット歯の基礎部より低い領域(溝部)の長軸方向の位置も異なる。第1のラチェット歯2003と第2のラチェット歯2005の溝部は、長軸方向において一部重なっていてもよい。ラチェット歯の基礎部より低い領域は、第1のラチェット歯2003の長軸方向の前端と後端にあり、第2のラチェット歯2005の長軸方向の前端と後端にある。
第1の爪部2009が、第1のラチェット歯2003のラチェット歯の基礎部より低い領域に入り、第2の爪部2011が第2のラチェット歯2005の基礎部より低い領域に入ることにより、第1の爪部2009と第2の爪部2011のわずかな弾性変形で、プランジャ本体2001は、フランジ2007に対して回転できる。
第1の実施の形態と異なり、第1のプランジャ支持部2013が第1の曲面2019を有し、第2のプランジャ支持部2015が第2の曲面2023を有すること、並びに第1のプランジャ支持部2013及び第2のプランジャ支持部2015とプランジャ本体2001とが完全に固定されていないことによりフランジ2007の緩い弾性変形でプランジャ本体2001は、回転できる。
プランジャ本体2001がフランジ2007に対して回転する回転方向は、第1のラチェット歯2003が、第1の爪部2009と第1のプランジャ支持部2013の間に入り、第2のラチェット歯2005が、第2の爪部2011と第2のプランジャ支持部2015の間に入る方向である。
第1の実施形態と同様に、ラチェット機構を解放した後、プランジャ本体2001をフランジ2007から引き抜き、第1の爪部2009がプランジャ本体の突起部に当たったとき再びプランジャ本体2001をフランジ2007に対して回転する。第1の爪部2009が第1のラチェット歯2003の溝部に入り、第2の爪部2011が第2のラチェット歯の溝部に入ることで、プランジャ本体2001はフランジ2007に対して第1の爪部2009と第2の爪部2011のわずかな弾性変形で回転でき、元の位置に戻すことができる。
このように、本発明の第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャは、ラチェット機構で押し込んだ後、元に戻す機構を備えるため、使い捨てにせずに、何度でも再利用できる。
上記からわかるように、プランジャ本体2001は正六角形に限らず、六角形以上の正八角形やその他の偶数の多角形でもよい。また、ラチェット歯は、2つに限らず、3つ以上あってもよい。その場合さらに細かな定量ができる。
本発明の第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャは、微量の定量注射をすることができる。また、本発明の第2の実施形態に係る定量注射筒用プランジャは、ラチェット機構で押し込んだ後、元に戻す機構を備えるため、使い捨てにせずに、何度でも再利用できる。
(定量注射筒用プランジャの注射筒への装着の変形例)
図9は、本発明の第1の実施形態に係る定量注射筒用プランジャを、ボスを付したフランジカバーでシリンジに装着する概略斜視図である。図9を参照しながら、本発明の定量注射筒用プランジャの注射筒への装着の変形例を説明する。
図9に示すように、本発明の定量注射筒用プランジャを注射筒に組立てた定量注射筒3041は、フランジ3005が挿入されたプランジャ本体3001とフランジカバー3027とを備える。
また、本発明の定量注射筒3041は、シリンジ3029を備える。シリンジ3029は、フランジ部3031を備える。プランジャ本体3001が挿入されたフランジ3005と、フランジカバー3027とでシリンジ3029のフランジ部3031を挟み込んで固定することによりプランジャ本体3001は、シリンジ3029に装着される。
フランジカバー3027は、4つのボス3033を備える。このボス3033によりフランジ部3031を固定し、フランジカバー3027に対してシリンジ3029を固定する。図示しないが、フランジ3005にウレタン素材からなる部材を備え、ある程度の大きさのフランジ部3031に適用できるようにすることもできる。
このようにすることで、シリンジ3029の回転を抑制するように定量注射筒用プランジャに固定できる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
本発明は、薬液等の定量が必要な注射筒を用いた注射、注入に利用できる。
1001 プランジャ本体
1003 ラチェット歯
1005 フランジ
1007 貫通孔
1009 ガスケット
1011 爪部
1012 壁部
1013 第1のプランジャ支持部(プランジャ支持部)
1015 第2のプランジャ支持部(プランジャ支持部)
1017 第1の平面
1019 第2の平面
1021 第3の平面
1023 第4の平面
1024 ラチェット歯の基礎部より低い領域
1025 ラチェット歯の基礎部より低い領域
1026 突起部
1027 フランジカバー
1029 シリンジ
1031 フランジ部
1033 ウレタン素材から形成された部材
1035 針部
1037 グリップ部
1039 定量注射筒用プランジャ
1041 定量注射筒
2001 プランジャ本体
2003 第1のラチェット歯
2005 第2のラチェット歯
2007 フランジ
2009 第1の爪部
2011 第2の爪部
2013 第1のプランジャ支持部
2015 第2のプランジャ支持部
2017 第1の平面
2019 第1の曲面
2021 第2の平面
2023 第2の曲面
3001 プランジャ本体
3005 フランジ
3027 フランジカバー
3029 シリンジ
3031 フランジ部
3033 ボス
3041 定量注射筒

Claims (11)

  1. 細長い形状を有し、前記細長い形状の外周上の第1の領域で長軸方向に延在するラチェット歯を備えるプランジャ本体と、
    前記プランジャ本体が挿入される貫通孔を有し、前記貫通孔の内面が前記ラチェット歯と係合してラチェット機構を構成する爪部及び前記プランジャ本体を支持するプランジャ支持部を備えるフランジと、を備え、
    前記プランジャ本体は、前記細長い形状の外周上の第2の領域で前記長軸方向に延在する第1の平面を備え、
    前記プランジャ支持部は、前記プランジャ本体に面する第2の平面を備え、
    前記第1の平面が前記第2の平面と接するとき、前記ラチェット歯が前記爪部と係合するように配置され、
    前記プランジャ本体は、前記ラチェット歯の終端に前記ラチェット歯の基礎部より低い領域を備え、
    前記爪部が前記ラチェット歯の基礎部より低い領域に入って、前記ラチェット歯と前記爪部との係合が外れることにより、前記プランジャ本体が前記フランジに対して回転できる定量注射筒用プランジャ。
  2. 前記ラチェット歯と前記爪部との係合を外し、前記プランジャ本体を前記フランジに対して回転させて、周方向において前記爪部と前記プランジャ支持部との間に前記ラチェット歯を配置することにより、前記プランジャ本体は、前記フランジに対して前記長軸方向に移動できる、請求項1に記載の定量注射筒用プランジャ。
  3. 前記プランジャ本体は、前記細長い形状の外周上の第3の領域で前記長軸方向に延在する第3の平面を備え、
    前記プランジャ支持部は、前記第2の平面を備える第1のプランジャ支持部と、前記プランジャ本体に面する第4の平面を備える第2のプランジャ支持部と、を備え、
    前記第1の平面が前記第2の平面と接するとき、前記第3の平面は、前記第4の平面と接する、請求項1または2に記載の定量注射筒用プランジャ。
  4. 前記プランジャ本体は、略正六角形の断面を有し、
    前記ラチェット歯は、前記略正六角形の断面の第1の辺を含み、
    前記第1の平面は、前記略正六角形の断面の第3の辺を含み、
    前記第3の平面は、前記略正六角形の断面の第5の辺を含む、請求項3に記載の定量注射筒用プランジャ。
  5. 前記ラチェット歯は、複数設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載の定量注射筒用プランジャ。
  6. 前記爪部は、両側面に先端が四角い壁部を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の定量注射筒用プランジャ。
  7. 前記プランジャ本体が挿入された前記フランジとフランジカバーとでシリンジのフランジ部を挟み、前記プランジャ本体を前記シリンジに装着させる、請求項1から6のいずれか1項に記載の定量注射筒用プランジャ。
  8. 前記フランジ及び前記フランジカバーは、使用者が前記プランジャ本体を前記シリンジに押し込むグリップ部となり、前記グリップ部は、略円形である、請求項7に記載の定量注射筒用プランジャ。
  9. 前記フランジ及び前記フランジカバーは、少なくとも一部にウレタン素材から形成された部材を備える、請求項7または8に記載の定量注射筒用プランジャ。
  10. 前記フランジカバーに前記シリンジの回転を抑制するようにボスが設けられる、請求項7から9のいずれか1項に記載の定量注射筒用プランジャ。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の定量注射筒用プランジャと、
    シリンジと、
    前記シリンジと前記プランジャ本体を密閉するガスケットと、を備える、定量注射筒。
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