JP7344018B2 - 水処理方法及び水処理装置 - Google Patents
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Description
y=ax1+bx2
を算出し、この値yが、良好な凝集状態に対応する値となるように、制御対象の凝集剤の添加量を制御すればよい。あるいは制御装置72は、被処理水の水質変動が少ないことが分かっているのであれば、エッジ数を色面積で除算して得られる商、すなわちエッジ数/色面積に基づいて、エッジ数/色面積がその最適値となるように凝集剤の添加量を制御してもよい。いずれにせよエッジ数と色面積に基づいて凝集剤の添加量の制御を行うときは、公知のPID(比例積分微分)制御を用いることが好ましい。
11,21 撹拌機構
20 凝集槽
30 沈殿槽
31 回転分配管
32 モータ
33 インバータ
34 スラッジブランケット部
35 汚泥濃縮部
50,55,60,65 貯槽
37,51,56,61,66 ポンプ
70 画像センサ
71 画像処理装置
72 制御装置
81 回転軸
82 被処理水導入部
83 配管部
84 造粒翼
85 撹拌翼
Claims (10)
- 被処理水に対して凝集剤を添加したのち、前記被処理水を固液分離槽に導いて凝集フロックの固液分離を行い、処理水を得る水処理方法において、
前記凝集剤の少なくとも1種類が添加されたのちに前記被処理水を撮影し、
撮影された画像から画像処理によってエッジを抽出してエッジ数を取得し、
画像処理によって、フロックに対応する色の領域を前記撮影された画像から抽出して前記領域の面積を取得し、
前記エッジ数をx 1 、前記面積をx 2 とし、重み付けパラメータをa,bとして、
y=ax 1 +bx 2
により算出される値yに基づいて前記凝集剤の添加量を制御することを特徴とする水処理方法。 - 前記凝集剤は無機凝集剤及び高分子凝集剤の少なくとも一方である、請求項1に記載の水処理方法。
- 被処理水に対して凝集剤を添加したのち、前記被処理水を沈降分離槽に導いて凝集フロックの固液分離を行い、処理水を得る水処理方法において、
前記沈降分離槽は、スラッジブランケット型の沈殿槽であって、回転機構によって回転してスラッジブランケットが形成される位置に対して被処理水を供給する分配管と、前記分配管とともに回転して前記スラッジブランケットにおける凝集フロックを粗大化させる造粒翼と、を備え
前記凝集剤の少なくとも1種類が添加されたのちに前記被処理水を撮影し、
撮影された画像から画像処理によってエッジを抽出してエッジ数を取得し、
画像処理によって、フロックに対応する色の領域を前記撮影された画像から抽出して前記領域の面積を取得し、
前記エッジ数及び前記面積に基づいて、前記凝集剤の添加量と前記分配管の回転速度とを制御することを特徴とする水処理方法。 - 前記凝集剤は無機凝集剤及び高分子凝集剤の少なくとも一方である、請求項3に記載の水処理方法。
- 前記エッジ数をx 1 、前記面積をx 2 とし、重み付けパラメータをa,bとして、
y=ax 1 +bx 2
により算出される値yに基づいて前記凝集剤の添加量を制御する、請求項3または4に記載の水処理方法。 - 被処理水に対して凝集剤を添加するために設けられた少なくとも1つの反応槽と、前記凝集剤が添加された前記被処理水が供給されて凝集フロックの固液分離を行う固液分離槽と、を有する水処理装置において、
前記凝集剤の少なくとも1種類が添加されたのちの前記被処理水を撮影して画像を取得する撮影手段と、
前記画像に対して画像処理を行い、エッジを抽出してエッジ数を取得するとともにフロックに対応する色の領域を抽出して前記領域の面積を取得する画像処理手段と、
前記エッジ数及び前記面積に基づいて前記凝集剤の添加量を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記エッジ数をx 1 、前記面積をx 2 とし、重み付けパラメータをa,bとして、
y=ax 1 +bx 2
により算出される値yに基づいて前記凝集剤の添加量を制御することを特徴とする水処理装置。 - 前記凝集剤は無機凝集剤及び高分子凝集剤の少なくとも一方である、請求項6に記載の水処理装置。
- 被処理水に対して凝集剤を添加するために設けられた少なくとも1つの反応槽と、前記凝集剤が添加された前記被処理水が供給されて凝集フロックの固液分離を行う沈降分離槽と、を有する水処理装置において、
前記凝集剤の少なくとも1種類が添加されたのちの前記被処理水を撮影して画像を取得する撮影手段と、
前記画像に対して画像処理を行い、エッジを抽出してエッジ数を取得するとともにフロックに対応する色の領域を抽出して前記領域の面積を取得する画像処理手段と、
前記エッジ数及び前記面積に基づいて前記凝集剤の添加量を制御する制御手段と、
を有し、
前記沈降分離槽は、スラッジブランケット型の沈殿槽であって、回転機構によって回転してスラッジブランケットが形成される位置に対して被処理水を供給する分配管と、前記分配管とともに回転して前記スラッジブランケットにおける凝集フロックを粗大化させる造粒翼と、を備え、
前記制御手段は、前記エッジ数に基づいて前記分配管の回転速度を制御することを特徴とする、水処理装置。 - 前記凝集剤は無機凝集剤及び高分子凝集剤の少なくとも一方である、請求項8に記載の水処理装置。
- 前記制御手段は、
前記エッジ数をx 1 、前記面積をx 2 とし、重み付けパラメータをa,bとして、
y=ax 1 +bx 2
により算出される値yに基づいて前記凝集剤の添加量を制御する、請求項8または9に記載の水処理装置。
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JP2019072675A (ja) | 2017-10-17 | 2019-05-16 | オルガノ株式会社 | 凝集沈殿装置及び凝集沈殿処理方法 |
JP2020049419A (ja) | 2018-09-26 | 2020-04-02 | オルガノ株式会社 | 水処理方法及び水処理装置 |
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