JP7343959B2 - 排水管継手、および排水管の接続方法 - Google Patents

排水管継手、および排水管の接続方法 Download PDF

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本発明は、排水管継手、および連結部材に関する。
従来から、下記特許文献1に示されるような排水管継手が知られている。このような排水管継手における複数の継手口に排水管を各別に接続することで、複数の排水管同士を互いに接続することができる。
特開2012-172361号公報
しかしながら、前記従来の排水管継手では、継手口の大きさが決められているので、排水管の口径に合わせて、様々な大きさの継手口を有する各種の排水管継手を、それぞれ準備する必要があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、継手口に様々な大きさの口径の排水管を接続することができる排水管継手を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る排水管継手は、複数の継手口を有する排水管継手であって、前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整されることを特徴とする。
また、本発明に係る連結部材は、複数の継手口を有する継手本体に取付けられる連結部材であって、前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整されることを特徴とする。
これらの発明によれば、排水管継手が前記調整筒を備えているので、排水管の口径に合わせて、ねじ部材の締め込みの程度を調整することで、調整筒の内径を任意に変更することができる。これにより、上流側の継手口に、様々な大きさの口径の排水管を、調整筒を介して連結することができる。
また、前記調整筒には、軸方向に延びるスリットが、周方向に間隔をあけて複数形成されてもよい。
この場合には、調整筒の周壁にスリットが複数形成されているので、簡易な構成で調整筒の内径を調整可能にすることができる。
また、前記スリットの周方向の大きさは、前記調整筒の軸方向に沿う上流側に向かうに従い漸次、大きくなってもよい。
この場合には、スリットの周方向の大きさが、軸方向の全域にわたって均一になっている構成と比較して、調整筒の内径を円滑に調整することができる。
また、前記調整筒には、周方向を向き、かつ前記スリットを画成する閉塞面が複数形成され、周方向に互いに隣り合う前記閉塞面は、前記調整筒が縮径した際に、互いに当接してもよい。
この場合には、調整筒が縮径した際に、周方向に互いに隣り合う閉塞面同士が、互いに当接するので、調整筒と排水管との接続部分に、水密性を具備させることができる。
また、前記閉塞面は、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、前記ねじ部材が前記継手口に螺着される方向に向けて延びてもよい。
この場合には、ねじ部材が調整筒に締め込まれると、周方向に互いに隣り合うスリットの閉塞面同士が、より強固に当接するので、調整筒と排水管との接続部分に、水密性をより一層確実に具備させることができる。
本発明によれば、継手口に様々な大きさの口径の排水管を接続することができる。
本発明の第1実施形態に係る排水管継手の一部断面正面図である。 図1に示す調整部における先端部のA矢視図である。 図1に示す調整筒におけるねじ部材を取付ける前の状態を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る排水管継手の一部断面正面図である。
(第1実施形態)
以下、図1から図3を参照し、本発明の第1実施形態に係る排水管継手1について説明する。
図1に示すように、排水管継手1は、複数の継手口2Aを有する継手本体2と、継手本体2に取付けられる連結部材3と、を備えている。継手本体2における複数の継手口2Aには、上流側の排水管P1、および下流側の排水管P2が各別に連結される。これにより、図示の例では、上流側の2つの排水管P1の流路が、下流側の1つの排水管P2の流路に集約される。下流側の排水管P2の内径は、上流側の排水管P1の内径と比較して、同等若しくは大きくなっている。
連結部材3は、上流側の継手口2Aに設けられる調整筒10と、継手口2Aおよび調整筒10のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材20と、を備えている。以下の説明において、調整筒10の中心軸線Oに沿う方向を軸方向といい、調整筒10における軸方向から見た平面視で中心軸線Oと交差する方向を径方向という。また、前記平面視で中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
調整筒10は、継手口2Aに嵌合される嵌合部11と、外周面に雄ねじ部12が形成された雄ねじ部12と、縮径自在に形成された縮径部13と、を備えている。嵌合部11、雄ねじ部12、および縮径部13は、軸方向に沿ってこの順に配置されている。
図示の例では、調整筒10は、合成樹脂材料の射出成形により一体に形成されている。なお、調整筒10のうちの一部が別体により形成されてもよい。
嵌合部11の外径は雄ねじ部12の外径よりも小さくなっている。
継手口2Aには、内径および外径が、他の部分と比べて大きく形成された嵌合凹部2Bが形成されている。嵌合凹部2Bの内側に、調整筒10の嵌合部11が嵌合されている。嵌合部11は、例えば接着剤等により、嵌合凹部2Bの内面に接着されてもよい。
雄ねじ部12の外径および内径は、軸方向の全域にわたって均一になっている。雄ねじ部12の軸方向の大きさは、嵌合部11および縮径部13よりも大きくなっている。
縮径部13の軸方向の大きさは、嵌合部11よりも大きくなっている。縮径部13のうち、雄ねじ部12との接続部分である基端部13Aの外径は、雄ねじ部12の外径と同等になっている。
縮径部13は、周方向に間隔をあけて配置された複数のはね部13Bにより構成されている。複数のはね部13Bそれぞれにおける軸方向および周方向の大きさは、互いに同等となっている。複数のはね部13Bは、縮径部13の基端部13Aから軸方向に延びている。はね部13Bは、例えば弾性を備えたゴム材料等により形成してもよい。
ねじ部材20は筒状をなし、中心軸線Oと同軸に配置されている。本実施形態では、ねじ部材20は、調整筒10に取付けられている。ねじ部材20の内周面には、雌ねじ部21が形成されている。ねじ部材20が調整筒10を径方向の外側から囲繞する際には、ねじ部材20の雌ねじ部21が、調整筒10の雄ねじ部12に螺着される。
雌ねじ部21は、ねじ部材20の内周面における、調整筒10の軸方向に沿う下流側の端部に配置されている。
ねじ部材20の内周面のうち、雌ねじ部21よりも軸方向の上流側に位置する部分には、傾斜面22が形成されている。傾斜面22の内径は、軸方向の上流側に向かうに従い漸次、縮径している。
ねじ部材20の内周面のうち、傾斜面22よりも軸方向の上流側に位置する部分には、軸方向に真直ぐ延びる先端面23が形成されている。先端面23は、ねじ部材20の内周面のうち、軸方向の上流側の端部に位置している。
図2に示すように、連結部材3はまた、調整筒10の径方向の内側に配置されるシール筒30を備えている。シール筒30は、ゴム材料や軟質のプラスティック材料といった可撓性を有する樹脂材料により形成されている。シール筒30は調整筒10と同軸に配置されている。シール筒30は、調整筒10の内側のうち、少なくとも縮径部13の径方向の内側に配置されている。なお、連結部材3はシール筒30を備えていなくてもよい。
シール筒30の材料としては、上述の他、シリコン、SBR、ウレタン、フッ素ゴム、NBR、EPDM等、弾力性があり、汚染されにくいものが好ましい。
そして本実施形態では、調整筒10の内径の大きさは、ねじ部材20の締め込みの程度によって調整される。ねじ部材20が、調整筒10の雄ねじ部12に螺着されるに従って、ねじ部材20は調整筒10に対して軸方向の下流側に向けて移動する。このため、ねじ部材20の傾斜面22が、縮径部13のはね部13Bに軸方向の上流側から当接する。これにより、はね部13Bは軸方向の上流側に位置する先端部から順次、径方向の内側に向けて変位する。以上のように、ねじ部材20の締め込みの程度によって調整筒10の内径の大きさが調整される。
また本実施形態では、図3に示すように、調整筒10の周壁には、軸方向に延びるスリット14が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。スリット14は、複数のはね部13B同士の間に各別に形成されている。
複数のはね部13Bはそれぞれ、上流側に向かうに従い漸次、周方向の大きさが小さくなる先細り形状をなしている。このため、スリット14の周方向の大きさは、上流側に向かうに従い漸次、大きくなっている。
また、本実施形態では、調整筒10には、周方向を向き、かつスリット14を画成する閉塞面14Aが複数形成されている。閉塞面14Aは、はね部13Bの外表面のうち、周方向の両外側を向く面に各別に位置している。
閉塞面14Aは、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、ねじ部材20が継手口2Aに螺着される方向に向けて延びている。周方向に互いに隣り合う閉塞面14Aは、調整筒10が完全に縮径した際に、互いに当接する。
次に、本実施形態にかかる排水管継手1を用いた排水管P1、P2の接続方法について説明する。
図1に示すように、排水管の接続方法では、まず、下流側の排水管P2に、排水管継手1の継手本体2を連結する。この際、継手口2Aの嵌合凹部2B内に、下流側の排水管P2を嵌合する。下流側の排水管P2は、例えば接着剤等により、嵌合凹部2Bの内面に接着されてもよい。
次に、上流側の排水管P1を継手本体2に連結する。まず、継手本体2における上流側の継手口2Aに、調整筒10の嵌合部11を嵌合する。そして、上流側の排水管P1を、ねじ部材20の内側を挿通しながら、調整筒10における縮径部13の内側に挿通する。この際、上流側の排水管P1を、シール筒30の内側に同時に挿通する。
そして最後に、ねじ部材20を調整筒10の雄ねじ部12に螺着する。これにより、ねじ部材20の傾斜面22が、次第に複数のはね部13Bを径方向の内側に向けて押圧することで、はね部13Bが、シール筒30を径方向の内側に向けて弾性変形しながら変位する。そして、上流側の排水管P1の外周面に対して、はね部13Bの先端部がシール筒30を介して当接した状態で、上流側の排水管P1が、継手本体2の継手口2Aに固定される。
以上説明したように、本実施形態に係る排水管継手1、および連結部材3によれば、排水管継手1が調整筒10を備えているので、排水管の口径に合わせて、ねじ部材20の締め込みの程度を調整することで、調整筒10の内径を任意に変更することができる。これにより、上流側の継手口2Aに、様々な大きさの口径の排水管P1、P2を、調整筒10を介して連結することができる。
また、調整筒10の周壁にスリット14が複数形成されているので、簡易な構成で調整筒10の内径を調整可能にすることができる。
また、スリット14の周方向の大きさが、上流側に向かうに従い漸次、大きくなっているので、スリット14の周方向の大きさが、軸方向の全域にわたって均一になっている構成と比較して、調整筒10の内径を円滑に調整することができる。
また、調整筒10が縮径した際に、周方向に互いに隣り合う閉塞面14A同士が、互いに当接するので、調整筒10と排水管との接続部分に、水密性を具備させることができる。
また、前記閉塞面14Aが、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、ねじ部材20が継手口2Aに螺着される方向に向けて延びている。このため、ねじ部材20が調整筒10に締め込まれると、周方向に互いに隣り合うスリット14の閉塞面14A同士が、より強固に当接することとなり、調整筒10と排水管P1との接続部分に、水密性をより一層確実に具備させることができる。
また、調整筒10が複数のはね部13Bを備えているので、例えばはね部13Bの径方向の内側への変位量を調整することで、上流側の排水管P1に対する固定力を調整することができる。また、はね部13Bを、例えばゴム材料等により形成することで、排水管P1の外周面と当接するはね部13Bの先端部に、水密性を具備させることができる。
また、調整筒10におけるはね部13Bの先端部が、排水管P1の外周面を径方向の内側に押圧することで、排水管P1を継手本体2の継手口2Aに固定する。このため、例えば継手口2Aの嵌合凹部2B内に嵌合した排水管P1を、接着剤により接着して継手口2Aに固定するような構成と比較して、排水管P1の固定状態を安定させることができる。
すなわち、接着剤の塗布量のムラ等により、継手口2Aに対する排水管P1の固定力がばらついたり、継手口2Aと排水管P1との間に隙間が生じて、漏れが発生したりするといった不具合を回避することができる。
また、継手口2Aの嵌合凹部2Bの内側に、排水管P1を軸方向に突き当てる必要が無い。このため、外部の温度変化による排水管P1の軸方向の膨張や、排水管P1の振動および撓みといった変形が継手口2Aに伝わるのを抑え、継手本体2の経年劣化を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照し、本発明の第2実施形態に係る排水管継手1Bについて説明する。なお、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る排水管継手1Bでは、継手本体2Cにおける継手口2Aの外周面に、ねじ部材20が螺着される雄ねじ部12が形成されている。そして、連結部材3Bの調整筒10には雄ねじ部12が形成されていない。すなわち、ねじ部材20は継手口2Aに取付けられる。
以上説明したように、本実施形態に係る排水管継手1Bによれば、継手口2Aの外周面に、ねじ部材20が螺着される雄ねじ部12が形成されている。このため、ねじ部材20を、継手口2Aの雄ねじ部12に螺着すると、調整筒10を継手口2Aとねじ部材20とにより軸方向に挟み込むことで、強固に継手口2Aに固着することができる。また、調整筒10に雄ねじ部12を形成する必要が無いので、調整筒10が軸方向にかさ張るのを抑え、連結部材3を軸方向にコンパクトな構成とすることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、継手本体2、2Cおよび連結部材3、3Bが別体に形成された構成を示したが、このような態様に限られない。例えば、継手本体2の継手口2Aに、連結部材3の調整筒10が一体に形成されてもよい。
また、上記各実施形態においては、調整筒10の周壁に、軸方向に延びるスリット14が、周方向に間隔をあけて複数形成された構成を示したが、このような態様に限られない。例えば、調整筒10の縮径部13が弾性材料により形成されることで、内径の大きさが調整される構成としてもよいし、調整筒10の周壁に、スリット14が1つだけ形成されてもよい。
また、上記各実施形態においては、スリット14の周方向の大きさが、上流側に向かうに従い漸次、大きくなっている構成を示したが、このような態様に限られない。スリット14の周方向の大きさは、軸方向の全域にわたって均一であってもよい。
また、上記各実施形態においては、調整筒10に形成され、かつ周方向に互いに隣り合う閉塞面14A同士が、調整筒10が完全に縮径した際に、互いに当接する構成を示したが、このような態様に限られない。周方向に互いに隣り合う閉塞面14A同士は、調整筒10が完全に縮径した際に、互いに当接しなくてもよい。
また、上記各実施形態においては、閉塞面14Aが、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、ねじ部材20が継手口2Aに螺着される方向に向けて延びている構成を示したが、このような態様に限られない。閉塞面14Aは、例えば径方向と直交する方向を向いて延びていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、1B 排水管継手
2、2C 継手本体
3、3B 連結部材
10 調整筒
14 スリット
14A 閉塞面
20 ねじ部材

Claims (4)

  1. 複数の継手口を有する排水管継手であって、
    前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、
    前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、
    前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整され、
    前記調整筒は、前記調整筒の一端に形成され前記継手口に嵌合される嵌合部と、前記調整筒の他端において軸方向に延び、かつ周方向に間隔をあけて複数形成されたスリットとを備え
    前記複数の継手口のうち、下流側に位置する継手口には、前記調整筒に挿入される排水管よりも大きな内径の排水管が接続される、
    ことを特徴とする排水管継手。
  2. 複数の継手口を有する排水管継手であって、
    前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、
    前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、
    前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整され、
    前記調整筒には、軸方向に延びるスリットが、周方向に間隔をあけて複数形成され、
    前記調整筒には、周方向を向き、かつ前記スリットを画成する閉塞面が複数形成され、
    周方向に互いに隣り合う前記閉塞面は、前記調整筒が縮径した際に、互いに当接し、
    前記複数の継手口のうち、下流側に位置する継手口には、前記調整筒に挿入される排水管よりも大きな内径の排水管が接続される、
    ことを特徴とする排水管継手。
  3. 請求項1または2に記載の排水管継手を用いた排水管の接続方法であって、
    前記下流側に位置する継手口と下流側の排水管とを接着剤により連結し、
    前記上流側に位置する継手口に設けられた前記調整筒に、前記下流側の排水管よりも内径の小さい上流側の排水管を挿入し、
    前記ねじ部材を締め込んで前記上流側の排水管を前記上流側に位置する継手口に固定する、
    排水管の接続方法。
  4. 複数の継手口を有する排水管継手であって、
    前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、
    前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、
    前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整され、
    前記調整筒には、軸方向に延びるスリットが、周方向に間隔をあけて複数形成され、
    前記調整筒には、周方向を向き、かつ前記スリットを画成する閉塞面が複数形成され、
    周方向に互いに隣り合う前記閉塞面は、前記調整筒が縮径した際に、互いに当接し、
    前記閉塞面は、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、前記ねじ部材が前記継手口に螺着される方向に向けて延びている排水管継手。
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