JP7343959B2 - 排水管継手、および排水管の接続方法 - Google Patents
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Description
本発明に係る排水管継手は、複数の継手口を有する排水管継手であって、前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整されることを特徴とする。
以下、図1から図3を参照し、本発明の第1実施形態に係る排水管継手1について説明する。
図1に示すように、排水管継手1は、複数の継手口2Aを有する継手本体2と、継手本体2に取付けられる連結部材3と、を備えている。継手本体2における複数の継手口2Aには、上流側の排水管P1、および下流側の排水管P2が各別に連結される。これにより、図示の例では、上流側の2つの排水管P1の流路が、下流側の1つの排水管P2の流路に集約される。下流側の排水管P2の内径は、上流側の排水管P1の内径と比較して、同等若しくは大きくなっている。
図示の例では、調整筒10は、合成樹脂材料の射出成形により一体に形成されている。なお、調整筒10のうちの一部が別体により形成されてもよい。
嵌合部11の外径は雄ねじ部12の外径よりも小さくなっている。
縮径部13の軸方向の大きさは、嵌合部11よりも大きくなっている。縮径部13のうち、雄ねじ部12との接続部分である基端部13Aの外径は、雄ねじ部12の外径と同等になっている。
ねじ部材20の内周面のうち、雌ねじ部21よりも軸方向の上流側に位置する部分には、傾斜面22が形成されている。傾斜面22の内径は、軸方向の上流側に向かうに従い漸次、縮径している。
ねじ部材20の内周面のうち、傾斜面22よりも軸方向の上流側に位置する部分には、軸方向に真直ぐ延びる先端面23が形成されている。先端面23は、ねじ部材20の内周面のうち、軸方向の上流側の端部に位置している。
シール筒30の材料としては、上述の他、シリコン、SBR、ウレタン、フッ素ゴム、NBR、EPDM等、弾力性があり、汚染されにくいものが好ましい。
複数のはね部13Bはそれぞれ、上流側に向かうに従い漸次、周方向の大きさが小さくなる先細り形状をなしている。このため、スリット14の周方向の大きさは、上流側に向かうに従い漸次、大きくなっている。
閉塞面14Aは、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、ねじ部材20が継手口2Aに螺着される方向に向けて延びている。周方向に互いに隣り合う閉塞面14Aは、調整筒10が完全に縮径した際に、互いに当接する。
図1に示すように、排水管の接続方法では、まず、下流側の排水管P2に、排水管継手1の継手本体2を連結する。この際、継手口2Aの嵌合凹部2B内に、下流側の排水管P2を嵌合する。下流側の排水管P2は、例えば接着剤等により、嵌合凹部2Bの内面に接着されてもよい。
また、スリット14の周方向の大きさが、上流側に向かうに従い漸次、大きくなっているので、スリット14の周方向の大きさが、軸方向の全域にわたって均一になっている構成と比較して、調整筒10の内径を円滑に調整することができる。
また、前記閉塞面14Aが、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、ねじ部材20が継手口2Aに螺着される方向に向けて延びている。このため、ねじ部材20が調整筒10に締め込まれると、周方向に互いに隣り合うスリット14の閉塞面14A同士が、より強固に当接することとなり、調整筒10と排水管P1との接続部分に、水密性をより一層確実に具備させることができる。
すなわち、接着剤の塗布量のムラ等により、継手口2Aに対する排水管P1の固定力がばらついたり、継手口2Aと排水管P1との間に隙間が生じて、漏れが発生したりするといった不具合を回避することができる。
次に、図4を参照し、本発明の第2実施形態に係る排水管継手1Bについて説明する。なお、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る排水管継手1Bでは、継手本体2Cにおける継手口2Aの外周面に、ねじ部材20が螺着される雄ねじ部12が形成されている。そして、連結部材3Bの調整筒10には雄ねじ部12が形成されていない。すなわち、ねじ部材20は継手口2Aに取付けられる。
2、2C 継手本体
3、3B 連結部材
10 調整筒
14 スリット
14A 閉塞面
20 ねじ部材
Claims (4)
- 複数の継手口を有する排水管継手であって、
前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、
前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、
前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整され、
前記調整筒は、前記調整筒の一端に形成され前記継手口に嵌合される嵌合部と、前記調整筒の他端において軸方向に延び、かつ周方向に間隔をあけて複数形成されたスリットとを備え、
前記複数の継手口のうち、下流側に位置する継手口には、前記調整筒に挿入される排水管よりも大きな内径の排水管が接続される、
ことを特徴とする排水管継手。 - 複数の継手口を有する排水管継手であって、
前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、
前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、
前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整され、
前記調整筒には、軸方向に延びるスリットが、周方向に間隔をあけて複数形成され、
前記調整筒には、周方向を向き、かつ前記スリットを画成する閉塞面が複数形成され、
周方向に互いに隣り合う前記閉塞面は、前記調整筒が縮径した際に、互いに当接し、
前記複数の継手口のうち、下流側に位置する継手口には、前記調整筒に挿入される排水管よりも大きな内径の排水管が接続される、
ことを特徴とする排水管継手。 - 請求項1または2に記載の排水管継手を用いた排水管の接続方法であって、
前記下流側に位置する継手口と下流側の排水管とを接着剤により連結し、
前記上流側に位置する継手口に設けられた前記調整筒に、前記下流側の排水管よりも内径の小さい上流側の排水管を挿入し、
前記ねじ部材を締め込んで前記上流側の排水管を前記上流側に位置する継手口に固定する、
排水管の接続方法。 - 複数の継手口を有する排水管継手であって、
前記複数の継手口のうち、上流側に位置する継手口に設けられる調整筒と、
前記継手口および前記調整筒のうちの少なくとも一方に取付けられるねじ部材と、を備え、
前記調整筒の内径の大きさは、前記ねじ部材の締め込みの程度によって調整され、
前記調整筒には、軸方向に延びるスリットが、周方向に間隔をあけて複数形成され、
前記調整筒には、周方向を向き、かつ前記スリットを画成する閉塞面が複数形成され、
周方向に互いに隣り合う前記閉塞面は、前記調整筒が縮径した際に、互いに当接し、
前記閉塞面は、径方向の外側に向かうに従い漸次、周方向のうち、前記ねじ部材が前記継手口に螺着される方向に向けて延びている、排水管継手。
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