JP7343100B2 - 微細気泡発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、微細気泡発生装置に関し、より詳しくは、水栓から供給される水を微細気泡を含んだ白濁水とするための微細気泡発生装置に関する。
微細気泡を含んで白濁した水(以下、微細気泡含有白濁水という)には洗浄効果があることが知られており、例えば特許文献1には、水栓から供給される水を微細気泡発生装置により微細気泡含有白濁水とし、これをシャワーヘッドから吐出させる技術が開示されている。
特許文献1に開示された技術は、水栓から供給される水にエゼクタにより空気を混合し、この空気混じりの水を加圧下で攪拌することにより空気溶解水とし、シャワーヘッドに設けた減圧部に空気溶解水を通過させて微細気泡を発生させることにより、シャワーヘッドから微細気泡含有白濁水を吐出させるように構成されたものである。
ところで特許文献1に開示された技術は、空気混じりの水を所定圧力に加圧するためのポンプや、空気混じりの水を攪拌するための動力が必要であり、装置全体が複雑かつ高価となるほか、AC電源を必要とすることから、浴室で使用する装置として必ずしも簡便かつ適切であるとはいえない側面があった。
特開2008-132038号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、水栓から供給される水をより簡単な構成で微細気泡含有白濁水とすることができ、取扱いがより簡便な微細気泡発生装置を提供することをその課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明によって提供される微細気泡発生装置は、水栓に接続される通水路と、上記通水路内を流れる水に空気を混合する空気混合手段と、上記通水路に接続され、上記通水路から流入させた空気混合水を空気溶解水とする溶解タンクと、上記溶解タンクから排出される空気溶解水を減圧する減圧手段と、を含む微細気泡発生装置であって、上記溶解タンクには、流速を高めて噴流とした上記空気混合水が流入させられ、上記溶解タンクに流入させられた上記空気混合水は、当該溶解タンク内に固定的に配置した障害物に衝突することにより攪拌されることを特徴とする。
好ましい実施の形態では、上記空気混合水は、上記通水路に形成されたノズル部により噴流とされて上記溶解タンクに流入させられる。
好ましい実施の形態では、上記溶解タンク内には、過剰空気排出管が所定長さ垂下して延びていることにより、当該溶解タンク内の上部に空気溜りが形成され、上記噴流とされた空気混合水は、当該空気溜りに流入させられる。
好ましい実施の形態では、上記障害物は、上記噴流とされた空気混合水の流入方向と交差して上下方向に延び、その上部は上記空気溜りに位置している。
好ましい実施の形態では、上記障害物は、上記噴流とされた空気混合水の流入方向と交差し、厚み方向に貫通する多数の開口を有する板状である。
好ましい実施の形態では、上記多数の開口は、パンチングメタル状部または網板状部を設けることにより形成されている。
好ましい実施の形態では、上記空気溶解水は、上記溶解タンクの下方部から排出される。
好ましい実施の形態では、上記空気混合手段は、上記通水路に設置した流量スイッチと、この流量スイッチがONとなっている間作動する、入手容易なコンプレッサとを含んで構成されている
好ましい実施の形態では、上記コンプレッサは、DC電源またはAC電源により作動する。
好ましい実施の形態では、上記減圧手段は、上記溶解タンクから排出される空気溶解水が導かれるシャワーノズル内に設けられている。
空気混合手段により空気が混合され、溶解タンク内に流入させられた空気混合水は、溶解タンク内に固定的に配置された障害物に衝突する際の衝撃により攪拌され、これにより空気の水への溶解が促進される。このような空気の溶解は、基本的に水栓の圧力(通常約0.2MPa)下で行われる。空気溶解水中に溶解させられた空気は、当該空気溶解水が減圧手段によって例えば大気圧まで急激に減圧されることにより微細気泡となって現れ、空気溶解水は微細気泡含有白濁水に変化する。
上記の微細気泡の生成は、水栓による圧力下で行われるので、従来のように比較的大きな動力で作動する加圧ポンプを必要とせず、また、溶解タンク内での攪拌のための、動力を必要とする機構も不要である。さらには、空気混合手段は,わずか0.2MPa程度の水中に所定量の空気を送り込めばよいので、例えばDC電源またはAC電源を利用した入手容易なコンプレッサを利用することができる。したがって、上記構成の微細気泡発生装置は、構成が簡単であり、かつ取扱い勝手に優れたものになる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る微細気泡発生装置の一例を示す概略構成図である。 本発明に係る微細気泡発生装置の一例の要部を示す縦断面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図2のIV-IV線に沿う断面図である。 本発明に係る微細気泡発生装置の一例におけるシャワーヘッドの一例を示す縦断面図である。 図5のVI-VI線に沿う断面図である。 図5のVII-VII線に沿う断面図である。 図5のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図5に示すシャワーヘッドを先端側から見た図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る微細気泡発生装置の一例の概略構成を示している。本実施形態の微細気泡発生装置A1は、水栓W1に接続される通水路1と、この通水路1内を流れる水に空気を混合する空気混合手段2と、通水路1の先端に接続され、通水路1から流入させた空気混合水を空気溶解水とする溶解タンク3と、溶解タンク3から排出される空気溶解水を減圧する減圧手段52(図5参照)と、を基本的に含んで構成される。本実施形態では、減圧手段52は、溶解タンク3から排出される空気溶解水が導かれるシャワーヘッド5の内部に設けられている。
水栓W1は、例えば浴室に配置される混合水栓であり、通水路1は、水栓W1から溶解タンク3まで水を通す管路であり、例えば混合水栓W1のシャワー側出口に接続される。
通水路1には、その基端側から、逆止弁11、流量スイッチ12、空気混合手段2、および、通水路1を流れる空気混合水を増速し、噴流状態で溶解タンク3に流入させるための水流増速手段4が、この順で設けられている。
流量スイッチ12は、水栓W1が開かれて通水路1に水が流れているかどうかを検知する公知のものであり、この流量スイッチ12からの信号は、空気混合手段2をON/OFFするために用いられる。
空気混合手段2は、例えばDC電源またはAC電源で作動する入手容易なコンプレッサ2aを用いることができ、流量スイッチ12により通水路1内を水が流れていることが検知されている間作動させられる。コンプレッサ2aの出口ポート21に接続されたパイプ22は、図1、図2に示すように、逆止弁11aを介して通水路1の側壁から当該通水路1の内部に延入させられている。
図2~図4は、空気混合手段2における、通水路1に対する上記パイプ22の接続構造、上記水流増速手段4、および溶解タンク3の具体的構造を示す。
通水路1を構成するホース1aの先端は、T字継手13、ノズル部材14を介して溶解タンク3の入口ポート32に接続されている。
T字継手13の側部ポート131には、コンプレッサ2aの出口ポート21から延びるパイプ22が挿入され、このパイプ22の先端は、T字継手13の中心孔131の中心付近まで延入している。このパイプ22は、図2に表れているように、下方から延入させることが、コンプレッサ2aからの空気を円滑に混入するうえで都合がよい。また、パイプ22の先端が、流速が最も大きい上記中心孔131の中心付近まで延入していることにより、効果的にパイプ22の先端から吐出される気泡を流水中に分散混合させるうえで都合がよい。なお、水栓W1を開いた場合の通水路1内の流量は、例えば7~8L/minであり、コンプレッサ2aから通水路1内の流水に混合する空気の量は、例えば250~350mL/minである。
ノズル部材14は、上記T字継手13の中心孔131の一端にねじ付け接続されており、先端に向かうほど縮径するノズル孔141を有する。このノズル孔141は、本発明における水流増速手段4に相当する。このノズル孔141はまた、上記T字継手13の中心孔131と同一軸線をもって水平方向に延びており、その先端は、溶解タンク3の入口ポート32内に開口している。
溶解タンク3は、タンク本体31と、入口ポート32と、出口(排出)ポート33と、過剰空気排出部34と、障害物35と、を含む。
タンク本体31は、上下方向に延びる円筒状側壁311と、凹状内面312aを有する底部壁312と、同じく凹状内面313aを有する上部壁313とを有する。入口ポート32は、タンク本体31の上部において水平方向に円筒状に延出させられており、ノズル部材14にねじ付け接続されている。この入口ポート32の軸線L1は、上記T字継手13の中心孔131および上記ノズル孔141の各軸線L2,L3と一致して水平方向に延びており、タンク本体31の垂直中心軸線L4と交差している。出口(排出)ポート33は、タンク本体31の下部に設けられており、本実施形態では、水平方向に円筒状に延びている。なお、入口ポート32の内径は、上記ノズル孔141の出口径よりも相当程度大きくしてある。
過剰空気排出部34は、タンク本体31の上部壁313から当該タンク本体31の中心軸線L4に沿って垂下し、タンク本体31の外部と連通する過剰空気排出管341と、タンク本体31の上部に過剰空気排出管341と連通するようにして設けられている弁部材342とにより構成されている。図示は省略するが、この弁部材342は、逆止弁構造を有していることが望ましい。また、過剰空気排出管341は、その下端が入口ポート32の上下方向位置よりも下方に至るまで垂下させられている。
障害物35は、本実施形態では、入口ポート32の軸線L3に対して直交する面内を下方に延びる板状をしており、この板状障害物35は、パンチングメタル状部や網板状部など、厚み方向に貫通する多数の開口351を有する部材である。この障害物35は、その上部がタンク本体31の上部内面に設けた垂直壁状の取付け座314に対して固定されている。また、この障害物35における多数の開口351が設けられた領域の上端は、上記過剰空気排出管341の下端よりも上位に位置させられている。図3に示されるように、板状障害物35の上部の幅方向両側は、ショルダ状の切欠き352が設けられており、タンク本体31の内面との間に所定のすきまSが形成されるようにしてある。
溶解タンク3の出口(排出)ポート33には、ホース6を介してシャワーヘッド5が接続されている。
図5~図9は、シャワーヘッド5の構造の一例を示している。シャワーヘッド5は、たとえば、ヘッド本体51、減圧プレート52a、押さえ部材53、遮蔽板54、起立壁55、支持部56およびカバー57を備えて構成される。ヘッド本体51は、概略筒状とされており、先端側(図5の右側)に延出する環状の内側壁511を有する。減圧プレート52aは、本発明における減圧手段52に相当する。
減圧プレート52aは、溶解タンク3から排出された空気溶解水が通過するための貫通孔521を有する。図6に示すように、本実施形態では複数(3つ)の貫通孔521が円形の減圧プレート52aに均等に形成される。この減圧プレート52aの厚さ方向の両側に、環状のシール材58が配置されている。
図5に示すように、押さえ部材53は、ねじ等の適宜手段によってヘッド本体51との間に減圧プレート52aを挟んでいる。ヘッド本体51、減圧プレート52aおよび押さえ部材53の相互間において、シール材58が圧接される。溶解タンク3から導かれた空気溶解水が減圧プレート52a(貫通孔521)を通過すると、急激な圧力開放によって微細気泡が発生し、白濁状の微細気泡含有水となる。押さえ部材53は、有底状の筒状部531を有する。筒状部531には、その径方向内側にある流体が径方向外方に通過するための開口532が形成されている。図6に示すように、本実施形態では、複数の開口532が筒状部531の周方向において放射状に設けられる。減圧プレート52を通過した後の微細気泡含有水は、筒状部531の内側から開口532を通じて筒状部531の外側に流れ、内側壁511と筒状部531との間を通過する。
遮蔽板54は、後述するカバー57のノズルプレート572の厚さ方向(図5における左右方向)に見て、当該ノズルプレート572と重なっている。起立壁55は、遮蔽板54の周縁につながり、ノズルプレート572の厚さ方向においてノズルプレート572から離れる方向に延びている。起立壁55は、円筒環状とされている。上記の内側壁511は、その一部が起立壁55の内側空間に配置され、遮蔽板54と所定の間隔を隔てた先端位置511aからノズルプレート572とは反対側(図5では図中左側)に延びている。図5、図6から理解されるように、内側壁511の内側空間は、減圧プレート52aまで通じる流路を構成する。
支持部56は、上記の遮蔽板54および起立壁55を所定の位置に配置するためにカバー57に取り付けられる部分である。支持部56は、遮蔽板54の外周付近からノズルプレート572側(図5の図中右側)に延びており、ノズルプレート572の適所に凹凸嵌合によって取り付けられる。図8に示すように、本実施形態では、3つの支持部56が設けられており、これら支持部56は遮蔽板54の外周付近において周方向に均等に離間配置される。上記の遮蔽板54、起立壁55および支持部56は、たとえば樹脂成形によって一体的に形成される。
カバー57は、外筒部571およびノズルプレート572を有する。外筒部571は、円筒状とされており、ヘッド本体51の先端部に適宜手段によって固定される。ノズルプレート572は、外筒部571の先端を覆っている。ノズルプレート572は、多数の吐出孔573を有する。各吐出孔573は、ノズルプレート572の厚さ方向に貫通する。図5に示すように、多数の吐出孔573は、円形のノズルプレート572において万遍なく均等に形成されている。
上記構成のシャワーヘッド5においては、減圧プレート52aを通過して発生した微細気泡含有水は、図5の矢印で示すように流れ方向が変更させられ、迂回してノズルプレート572に到達する。このような構成によれば、シャワーヘッド5がどのような向きで使用される場合においても、図中矢印で示した経路の空間に微細気泡含有水が貯留された状態となる。したがって、減圧プレート52を通過した後の微細気泡含有水は、ノズルプレート572から放出される直前まで白濁状を維持し、ノズルプレート572から放出される。
次に、本実施形態の微細気泡発生装置A1の作用について説明する。
水栓W1を開くと、冷水または温水からなる水が通水路1を流れる。通水路1を水が流れていることを流量スイッチ12が検知している間、コンプレッサ2aが作動して通水路1を流れる水に空気を混合する。上記したように、本実施形態では、コンプレッサ2aから延びるパイプ22が下方から通水路1内に延び、その先端が通水路1の中心付近まで延びているので、効果的に空気が分散混合された空気混合水を溶解タンク3に流入させることができる。
空気混合水は、入口ポート32から溶解タンク3内に流入させられるが、過剰空気排出管341が溶解タンク3の上部から所定長さ垂下しているため、概ね、過剰空気排出管341の下端位置よりも上位空間に空気溜りPが形成される(図2)。空気混合水は、ノズル孔141(水流増速手段4)を通過することにより増速され、噴流となって溶解タンク3内に流入させられるが、この噴流は空気溜りPに流入させられるため、減速することなく、高速で板状障害物35に衝突させられる。このように高速で障害物35に衝突する空気混合水は、その衝撃により攪拌されるとともに多数の開口351を通過する際に細かく砕かれながら飛翔する。その際、空気が水に対して圧力をもって接触する機会が増大し、これにより空気の水への溶解が促進される。さらに、空気混合水が空気溜りPにおいて最初に板状障害物35に衝突した後もなお、噴流のエネルギが残存していて、溶解タンク3内では図2、図4に矢印で示すような流れが継続して起こり、この流れが繰り返し障害物35に衝突して攪拌作用が行われる。図4に矢印で示したような流れは、板状障害物35の幅方向両側に設けたショルダ状の切欠き352により、タンク本体の内面との間に所定のすきまSが形成されていることにより促進される。なお、上記のような作用は、基本的に水栓W1がもつ圧力下で行われる。
溶解タンク3内で溶解されずに残った空気は、過剰空気排出管341を通して外部に排出される。上記のようにして空気が所定濃度で溶解した空気溶解水は、出口(排出)ポート33から排出され、ホース6を介してシャワーヘッド5に導かれる。出口(排出)ポート33は、溶解タンク3の下部に設けられているため、空気溶解水が比較的大きな気泡混じり状態で排出されることがなく、これにより、シャワーヘッド5において不整な脈動が生じるといった不具合を回避することができる。
シャワーヘッド5においては、上述したように、空気溶解水が減圧プレート52a(減圧手段52)の貫通孔521を通過する際に急激な圧力開放により微細気泡が発生し、この微細気泡を含有する白濁水がシャワー水としてノズルプレート572から放出される。本実施形態のシャワーヘッド5は特殊な構造を有しているため、どのような向きで使用される場合でも、微細気泡含有白濁水が放出されることも、上述のとおりである。
上記の微細気泡の生成は、水栓W1による圧力下で行われるので、従来のように比較的大きな動力で作動する加圧ポンプを必要とせず、また、溶解タンク内での攪拌のための、動力を必要とする機構も不要である。さらには、空気混合手段2は,わずか0.2MPa程度の水中に所定量の空気を送り込めばよいので、例えばDC電源またはAC電源を利用した、市場で入手容易かつ安価なコンプレッサ2aを利用することができる。したがって、上記構成の微細気泡発生装置A1は、構成が簡単であり、かつ取扱い勝手に優れたものになる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る微細気泡発生装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態においては、微細気泡発生装置をシャワー装置として構成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係る微細気泡発生装置は、たとえば食器洗いや野菜洗いなどの厨房機器、あるいはトイレ洗浄や工業用の洗浄等に利用することが可能であり、いずれの場合も微細気泡含有水による洗浄作用を享受することができる。
A1 微細気泡発生装置
W1 水栓
L1,L2,L3,L4 軸線
S すきま
P 空気溜り
1 通水路
1a ホース
11 逆止弁
12 流量スイッチ
13 T字継手
131 中心孔
14 ノズル部材
141 ノズル孔
2 空気混合手段
2a コンプレッサ
21 出口ポート
22 パイプ
3 溶解タンク
31 タンク本体
311 円筒状側壁
312 底部壁
312a 凹状内面
313 上部壁
313a 凹状内面
314 取付け座
32 入口ポート
33 出口ポート
34 過剰空気排出部
341 過剰空気排出管
342 弁部材
35 障害物
351 開口
352 切欠き
4 水流増速手段
5 シャワーヘッド
51 ヘッド本体
511 内側壁
511a 先端位置
52 減圧手段
52a 減圧プレート
521 貫通孔
53 押さえ部材
531 筒状部
532 開口
54 遮蔽板
55 起立壁
56 支持部
57 カバー
571 外筒部
572 ノズルプレート
573 吐出孔
58 シール材
6 ホース

Claims (8)

  1. 水栓に接続され、当該水栓の圧力により通水が行われる通水路と、
    上記通水路内を流れる水に空気を混合する空気混合手段と、
    上記通水路に接続され、上記通水路から流入させた空気混合水を空気溶解水とする溶解タンクと、
    上記溶解タンクから排出される空気溶解水を減圧する減圧手段と、を含む微細気泡発生装置であって、
    上記溶解タンクには、上記通水路に形成されたノズル部により噴流とされた上記空気混合水が流入させられ、
    上記溶解タンク内には、過剰空気排出管が所定長さ垂下して延びていることにより、当該溶解タンク内の上部に空気溜りが形成され、
    上記噴流とされた空気混合水は、上記空気溜りに流入させられるとともに、上記溶解タンク内に固定的に配置した障害物に衝突することにより攪拌されることを特徴とする、微細気泡発生装置。
  2. 上記障害物は、上記噴流とされた空気混合水の流入方向と交差して上下方向に延び、その上部は上記空気溜りに位置している、請求項に記載の微細気泡発生装置。
  3. 上記障害物は、上記噴流とされた空気混合水の流入方向と交差し、厚み方向に貫通する多数の開口を有する板状である、請求項に記載の微細気泡発生装置。
  4. 上記多数の開口は、パンチングメタル状部または網板状部を設けることにより形成されている、請求項に記載の微細気泡発生装置。
  5. 上記空気溶解水は、上記溶解タンクの下方部から排出される、請求項ないしのいずれかに記載の微細気泡発生装置。
  6. 上記空気混合手段は、上記通水路に設置した流量スイッチと、この流量スイッチがONとなっている間作動する、入手容易なコンプレッサとを含んで構成されている、請求項1ないしのいずれかに記載の微細気泡発生装置。
  7. 上記コンプレッサは、DC電源またはAC電源により作動する、請求項に記載の微細気泡発生装置。
  8. 上記減圧手段は、上記溶解タンクから排出される空気溶解水が導かれるシャワーノズル内に設けられている、請求項1ないしのいずれかに記載の微細気泡発生装置。


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