JP7342660B2 - 液体吐出ヘッド、吐出ユニット、液体を吐出する装置 - Google Patents

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Description

本発明は液体吐出ヘッド、吐出ユニット、液体を吐出する装置に関する。
液体吐出ヘッドは、吐出する液体の粘度によって吐出特性が影響を受ける。
従来、記録媒体に対して記録を行う記録ヘッド及び回路基板を塔載するヘッドホルダと、ヘッドホルダ上の回路基板に設けられた温度検出手段とを備えるものが知られている(特許文献1)。
また、ヘッドのアクチュエータ基板に温度検出手段を配置したものも知られている(特許文献2)。
特開2007-130837号公報 特開2017-084601号公報
ところで、温度検知手段によってヘッド温度を検出する場合、駆動ICの発熱などの影響をできるだけ排除して、正確な温度を検出しなければならないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、吐出する液体温度の検出精度を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、
液体を吐出するノズルが通じる圧力室と、前記圧力室内の液体を加圧する圧力発生手段を含むアクチュエータ基板と、
前記アクチュエータ基板を保持するフレーム部材と、
前記アクチュエータ基板に取り付けられた温度検知手段と、を備え、
前記フレーム部材は、
長手方向の一端部側に前記液体が供給される供給口が、他端部側に前記液体を回収される回収口がそれぞれ配置され、
前記回収口が配置された側に、前記温度検知手段が挿入されて前記アクチュエータ基板に取り付けられる貫通穴を有し、
前記フレーム部材には、配線部材に搭載された駆動ICと熱結合された第1金属部材を備え、
前記第1金属部材は、前記回収口側よりも前記供給口側に偏って配置されている
構成とした。
本発明によれば、吐出する液体温度の検出精度を向上することができる。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの平面説明図である。 同じく正面説明図である。 同じく斜視説明図である。 同実施形態の作用効果の説明に供する説明図である。 比較例1に係る液体吐出ヘッドの平面説明図である。 同じく正面説明図である。 本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッドの平面説明図である。 同じく正面説明図である。 同じく斜視説明図である。 本発明の第3実施形態に係るヘッドアレイの説明に供する平面説明図である。 本発明に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の一例の要部平面説明図である。 同装置の要部正面説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同実施形態に係る液体吐出ヘッドの平面説明図、図2は同じく正面説明図、図3は同じく斜視説明図である。
液体吐出ヘッド1は、液体を吐出するノズルを有するノズル板10と、ノズルが通じる圧力室及び圧力室内の液体を加圧する圧力発生手段を含むアクチュエータ基板20と、アクチュエータ基板を保持するフレーム部材80とを備えている。
アクチュエータ基板20には温度検知手段としてのサーミスタ83が取り付けられている。
また、アクチュエータ基板20には圧力発生手段に対して駆動信号などを伝達する配線部材101、101が接続され、フレーム部材80の短手方向の両端部から引き出されている。配線部材101には駆動IC(ドライバIC)102が実装されている。
ここで、フレーム部材80は、長手方向の一端部側に液体が供給される供給口81が、他端部側に液体を回収される回収口82がそれぞれ配置されている。供給口81は圧力室に通じる個別供給流路にそれぞれ連通する共通供給流路に通じ、回収口82は圧力室に通じる個別回収流路にそれぞれ連通する共通回収流路に通じている(これらの各流路を併せて「流路50」と表記している)。
そして、フレーム部材80の回収口82が配置された側に、温度検知手段としてのサーミスタ83が挿入されてアクチュエータ基板20に取り付けられる貫通穴84を有している。サーミスタ83の引出し配線83aは貫通穴84を通じて外部に引き出されている。
また、フレーム部材80には、第1金属部材である第1ヒートシンク103が設けられ、各配線部材101の駆動IC102は第1ヒートシンク103にそれぞれ熱結合されている。
ここで、第1ヒートシンク103は、フレーム部材80の回収口82側よりも供給口81側に偏って配置されている。第1ヒートシンク103は、フレーム部材80の長手方向において回収口82側は開口している。
このように構成したので、温度検知手段としてのサーミスタ83と熱源となる第1ヒートシンク103との距離が離れ、サーミスタ83が熱源による影響を受けにくくなる。これにより、吐出する液体の温度(ノズル部分の液体温度)の検出精度が向上する。
また、第1ヒートシンク103を供給口81側に偏らせて配置していることで、ノズル配列方向(フレーム部材80の長手方向)におけるノズル面内での温度分布も低減することができる。
この本実施形態の作用効果について図4も参照して説明する。図4は図2に示すヘッド長手方向(フレーム部材80の長手方向)の各ポイントP1、P2、P3の温度と検知温度の一例を示している。
ヘッド1を駆動することによって駆動IC102で生じた熱は第1ヒートシンク103に伝達され、第1ヒートシンク103を熱源として線hで示すように放射状にフレーム部材80を熱が伝わる。
このとき、サーミスタ83の検知温度は温度Tathとなる。一方、各ポイントP1、P2、P3のノズル温度は、温度Ta1~Ta3で示すように変化する。
つまり、温度の関係は、IC熱源(駆動IC102)>フレーム部材80>ノズル温度(液体温度)、になる。フレーム部材80は、駆動IC102の熱が伝わり、蓄熱するのに対し、ノズルには常に温度の低い温調された液体(インク)が循環(及び吐出)している。そのため、上流側のポイントP1の温度Ta1の方がノズルの温度は低く、下流側にいくにつれインクも温められ、ポイントP3の温度Ta3が高くなる。
本実施形態の構成においては、熱源となる第1ヒートシンク103が供給口81側へ近づくことで、上流側のポイントP1のノズル温度Ta1が上昇し、ノズル面内の温度差ΔTaは低減される。つまり、上流側に熱源をシフトさせることで上流側の温度Ta1と下流側の温度Ta3との差が小さくなる。
また、サーミスタ83を熱源から遠ざけることで、ノズル温度と検出温度の温度差ΔTathを小さくでき、温度検出精度を向上させることができる。
ここで、比較例1について図5及び図6を参照して説明する。図5は比較例1に係る液体吐出ヘッドの平面説明図、図6は同じく正面説明図である。
この比較例1は、フレーム部材80の長手方向において、サーミスタ83が中央部に配置され、平面視において、第1ヒートシンク103がサーミスタ83を取り囲むように配置されている。
この比較例1においては、フレーム部材80の長手方向の中央部に熱源(第1ヒートシンク103)が配置されていることで、循環する液体はフレーム部材80を介して熱が伝わり、下流に流れるにつれ徐々に温度が上昇する。その結果、図4に示すように、ノズル面内の温度差ΔTbは、本実施形態の温度差ΔTaよりも大きくなる。
また、サーミスタ83は熱源中央の直下にあるため、検出温度は駆動IC102の熱に引っ張られる形となり、ノズル温度と検出温度に温度差ΔTbthも本実施形態の温度差ΔTathよりも大きくなる。
次に、本発明の第2実施形態について図7ないし図9を参照して説明する。図7は同実施形態に係る液体吐出ヘッドの平面説明図、図8は同じく正面説明図、図9は同じく斜視説明図である。
本実施形態では、フレーム部材80には、サーミスタ83を配置する貫通穴84の周囲に切込み部を設けることで、サーミスタ83の周囲に空気層85を配置している。
また、フレーム部材80には、長手方向において、貫通穴84と第1ヒートシンク103との間に切込み部を設けて空気層86を設けている。
これにより、第1ヒートシンク103の熱がサーミスタ83に伝達されることを低減することができ、温度検出精度を更に向上することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図10を参照して説明する。図10は同実施形態に係るヘッドアレイの説明に供する平面説明図である。
ヘッドアレイ200は、複数(ここでは、2つ)のヘッド1を備え、複数のヘッド1の各第1金属部材である第1ヒートシンク103、103を共通の第2金属部材104と熱的に結合している。第2金属部材104は、例えば、熱を外部に逃がす部材として配置することができる。
なお、本実施形態では、複数のヘッド1でヘッドアレイを構成しているが、複数のヘッド1をアレイ化しない場合、例えば同一の移動部材(キャリッジ)に搭載して吐出ユニットや液体を吐出する装置を構成する場合にも同様に適用できる。
また、本実施形態では、複数のヘッド1の第1金属部材1を共通の第2金属部材に熱的に結合しているが、個々のヘッド1の第1金属部材1を第2金属部材と熱的に結合して、第2金属部材で熱を外部に逃がす構成とすることもできる。
次に、本発明に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の一例について図11及び図12を参照して説明する。図11は同装置の要部平面説明図、図12は同装置の要部正面説明図である。
この印刷装置500は、シリアル型装置であり、主走査移動機構493によって、キャリッジ403は主走査方向に往復移動する。主走査移動機構493は、ガイド部材401、主走査モータ405、タイミングベルト408等を含む。ガイド部材401は、左右の側板491A、491Bに架け渡されてキャリッジ403を移動可能に保持している。そして、主走査モータ405によって、駆動プーリ406と従動プーリ407間に架け渡したタイミングベルト408を介して、キャリッジ403は主走査方向に往復移動される。
このキャリッジ403には、本発明に係る液体吐出ヘッド1とヘッドタンク441を一体にした吐出ユニットである液体吐出ユニット440を搭載している。吐出ユニットとしえは、前述した第3実施形態のヘッドアレイ200を搭載することもできる。また、アレイ化しないで複数のヘッド1を搭載することもできる。
液体吐出ユニット440の液体吐出ヘッド1は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、液体吐出ヘッド1は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
この印刷装置500は、用紙4101搬送するための搬送機構495を備えている。搬送機構495は、搬送手段である搬送ベルト412、搬送ベルト412を駆動するための副走査モータ416を含む。
搬送ベルト412は用紙410を吸着して液体吐出ヘッド1に対向する位置で搬送する。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413と、テンションローラ414との間に掛け渡されている。吸着は静電吸着、あるいは、エアー吸引などで行うことができる。
そして、搬送ベルト412は、副走査モータ416によってタイミングベルト417及びタイミングプーリ418を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
さらに、キャリッジ403の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に液体吐出ヘッド1の維持回復を行う維持回復機構420が配置されている。
維持回復機構420は、例えば液体吐出ヘッド1のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材421、ノズル面を払拭するワイパ部材422などで構成されている。
主走査移動機構493、維持回復機構420、搬送機構495は、側板491A,491B、背板491Cを含む筐体に取り付けられている。
このように構成したこの印刷装置500においては、用紙410が搬送ベルト412上に給紙されて吸着され、搬送ベルト412の周回移動によって用紙410が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ403を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド1を駆動することにより、停止している用紙410に液体を吐出して画像を形成する。
本願において、吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
「液体吐出ユニット」は、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体が含まれる。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構、液体循環装置の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジが一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構が一体化されているものがある。また、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、ヘッドタンク若しくは流路部品が取付けられた液体吐出ヘッドにチューブが接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構が一体化されているものがある。このチューブを介して、液体貯留源の液体が液体吐出ヘッドに供給される。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
「液体を吐出する装置」には、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて液体を吐出させる装置が含まれる。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を 気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 液体吐出ヘッド
10 ノズル部材
20 アクチュエータ基板
50 流路
80 フレーム部材
81 供給口
82 回収口
83 サーミスタ
84 貫通穴
85、86 空気層
101 配線部材
102 駆動IC
103 第1ヒートシンク(第1金属部材)
104 第2金属部材
403 キャリッジ
440 液体吐出ユニット
500 印刷装置(液体を吐出する装置)

Claims (9)

  1. 液体を吐出するノズルが通じる圧力室と、前記圧力室内の液体を加圧する圧力発生手段を含むアクチュエータ基板と、
    前記アクチュエータ基板を保持するフレーム部材と、
    前記アクチュエータ基板に取り付けられた温度検知手段と、を備え、
    前記フレーム部材は、
    長手方向の一端部側に前記液体が供給される供給口が、他端部側に前記液体を回収される回収口がそれぞれ配置され、
    前記回収口が配置された側に、前記温度検知手段が挿入されて前記アクチュエータ基板に取り付けられる貫通穴を有し、
    前記フレーム部材には、配線部材に搭載された駆動ICと熱結合された第1金属部材を備え、
    前記第1金属部材は、前記回収口側よりも前記供給口側に偏って配置されている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記温度検知手段の周囲には空気層が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記フレーム部材には、長手方向において、前記貫通穴と前記第1金属部材との間に空気層が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記第1金属部材は、第2金属部材と熱的に結合されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを複数備え、
    前記複数の液体吐出ヘッドの前記第1金属部材はそれぞれ共通の第2金属部材と熱的に結合されている
    ことを特徴とするヘッドアレイ。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド、又は、請求項5に記載のヘッドアレイを備えている
    ことを特徴とする吐出ユニット。
  7. 請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド、又は、請求項6に記載の吐出ユニットを備えている
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  8. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを複数備え、
    前記複数の液体吐出ヘッドの前記第1金属部材はそれぞれ共通の第2金属部材と熱的に結合されている
    ことを特徴とする吐出ユニット。
  9. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを複数備え、
    前記複数の液体吐出ヘッドの前記第1金属部材はそれぞれ共通の第2金属部材と熱的に結合されている
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
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