JP7341615B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は車両用シートに関する。
自動車等に搭載される車両用シートには、鉛直方向の回転軸を中心としてシートを回転させる機構を備えたものがある。例えば、下記特許文献1には、車両の各シートをそれぞれ所定の角度まで回転させ、各シートの向き合う角度を適宜調整できる装置が開示されている。
特開2016-97780号公報
特許文献1に記載のシートは、あくまで手動でシートを回転させるものである。
本発明の目的は、場面に応じて自動でシートが回転する車両用シートを提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、車両用シートは、回転軸を中心に回転可能な回転盤と、前記回転盤に載置されるクッションフレームと、前記クッションフレームに取付けられたシートクッションと、前後方向に延びる左右一対のロアレールと、前記ロアレールに対して相対移動する左右一対のアッパレールと、前記アッパレールを前後方向に摺動させる左右一対の駆動部と、一端が一方の前記アッパレールに対し回転可能に支持され他端が他方の前記アッパレールに対し回転可能に支持された伸縮可能な接続パイプと、前記回転盤に設けられて前記接続パイプを挿通するパイプ挿通部と、前記駆動部を制御する制御部と、を備える。そして、前記制御部は、車両の制御装置から入力される信号に基づいて、一方の前記アッパレールを前記回転軸に対して前方へ移動させ、他方の前記アッパレールを前記回転軸に対して後方へ移動させることで、回動力を発生させ、前記回動力が、前記接続パイプと前記パイプ挿通部によって前記回転盤に伝達される
本発明によれば、場面に応じて自動でシートが回転する車両用シートを提供できる。
実施形態に係る車両用シートの全体構造を示す側面図である。 実施例1に係るスライド回転機構の斜視図である。 ロアレールと、これらを連結する連結板と、を示す平面図である。 アッパレールと、これらを駆動する駆動部と、これらを接続する接続パイプと、を示す平面図である。 回転盤と、この回転盤上に固定されるライザと、を示す平面図である。 図2のA-Aで示す、スライド回転機構を正面から見た断面図である。 実施例1に係るスライド回転機構を下方から見た平面図である。 回転前であってシートが正面を向いた状態において、スライド回転機構を上方から見たときの平面図である。 シートが左へ回転した状態において、スライド回転機構を上方から見たときの平面図である。 シートが右へ回転した状態において、スライド回転機構を上方から見たときの平面図である。 実施例2に係るスライド回転機構の斜視図である。 回転盤と、この回転盤上に固定されるライザと、このライザに連結されるリフターリンクと、を示す平面図である。 図11のB-Bで示す、スライド回転機構を背面から見た断面図である。 図13における点線部分の拡大図である。 車両用シートの構成を示すブロック図である。 実施例2に係るスライド回転機構の回転盤が正面を向いた状態を示す図である。 回転盤が左回りに回転した後の状態を示す図である。 会議/パーティモードにおいて、左右に隣り合う席が互いに内側を向いた状態を示す図である。 プライベートモードにおいて、左右に隣り合う席が互いに背を向けた状態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。また、図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印RRは車両の後方を示し、矢印LHは車両の左側方を示し、矢印RHは車両の右側方を示し、矢印UPは車両の鉛直上方を示し、矢印DWは車両の鉛直下方を示すものとする。また、以下の説明においては、特別に断らない限り、前,後や上,下、左,右については、車両に対しての前,後や上,下、左,右を意味するものとする。
図1は、本実施形態に係る車両用シート1の全体構造を示す側面図である。図1に示すように、本実施形態の車両用シート1は、シートクッション2と、このシートクッション2に対して傾動可能なシートバック3と、このシートバック3の上端部に取付けられたヘッドレスト4と、シートクッション2を前後方向にスライドさせるスライド機能及び鉛直方向の回転軸13を中心に回転させる回転機能を有するスライド回転機構と、を備えている。
ここで、シートクッション2及びシートバック3には、図示しないシートフレームが内蔵されており、シートクッション2のフレームを構成するクッションフレームと、シートバック3のフレームを構成するバックフレームと、を有する。そして、クッションフレームの後端部が、図示しないリクライニング装置によって、バックフレームの下端部と角度調整可能に連結され、リクライニング装置に内蔵されたロック機構によって所定の角度で固定できるようになっている。シートクッション2は、クッションフレームに、ウレタン等のクッション材からなるクッションパッドを取り付け、さらに合成皮革や布地等からなる表皮材を被せることで構成される。シートバック3も、バックフレームに、クッション材からなるバックパッドを取り付け、さらに表皮材を被せることで構成される。
以下、実施例1に係るスライド機構について説明する。
≪スライド回転機構の構成≫
図2は、本実施例のスライド回転機構の斜視図である。なお、本実施例では、左前の席(例えば助手席)に好適な車両用シート1について述べるが、他の席にも適用可能である。なお、車両の右側の席に適用した場合には、左右を入れ替えた構成となる。
スライド回転機構は、車両の床に固定され前後方向に延びる左右一対のロアレール5L,5Rと、このロアレール5L,5R上を摺動する左右一対のアッパレール7L,7Rと、このアッパレール7L,7Rと共に前後方向へ移動可能かつ回転軸13を中心に回転可能な回転盤11と、各アッパレール7L,7Rを前後方向に摺動させる駆動部と、を備えている。各構成の詳細については、図3~図5を用いて説明する。
<ロアレール>
図3は、左右一対のロアレール5L,5Rと、これらを連結する連結板6と、を示す平面図である。ロアレール5L,5Rは、鉄などの金属材料からなる、車両の前後方向に沿って延びるレールであり、車両の床面に対して、リベットなどの固定部材を用いて取付けられる。
<連結板>
連結板6の幅方向の略中央には、前後方向に延びる案内溝6aが形成されており、後述するパイプ挿通部11b底面の凸部が挿入できるようになっている。この案内溝6aは、回転盤11の回転動作を支持する回転支持部としての役割と、回転盤11の前後方向へのスライド動作を案内するスライド案内部としての役割と、を有する。また、連結板6の前後方向中央を幅狭にすることで、側方切欠部6bが形成され、連結板6が軽量化されている。そして、連結板6の前方寄りに案内溝6aを設けることで、後方切欠部6cも形成され、連結板6の更なる軽量化が図られている。なお、本実施例では連結板6とロアレール5L,5Rとを別体で形成しているが、これらを一体で形成しても良い。
<アッパレール>
図4は、左右一対のアッパレール7L,7Rと、これらのアッパレールを駆動する左右一対の駆動部(モータ8L,8R及びギヤボックス9L,9R等)と、各アッパレール7L,7Rに対して伸縮可能に接続される接続パイプ10と、を示す平面図である。アッパレール7L,7Rは、鉄などの金属材料からなる、車両の前後方向に沿って延びるレールであり、それぞれに設けられた駆動部によってロアレール5L,5R上をスライドする。
<駆動部>
ここで、本実施例では、各アッパレール7L,7Rに同様の駆動部を設けているため、左側のアッパレール7Lを例に挙げて、駆動部の詳細について説明する。駆動部は、スクリューネジ(図示せず)と、ギヤボックス9Lと、モータ8Lと、を有している。スクリューネジは、アッパレール7Lの長手方向(前後方向)に挿通された状態で、一端(後端)側がアッパレール7Lに設けられた軸受で回動可能に支持され、他端(前端)側がギヤボックス9Lに連結されている。また、ギヤボックス9Lは、アッパレール7Lに固定され、モータ8Lのシャフトと連結されている。モータ8Lは、制御部によって制御される。そして、モータ8Lで発生させた回転力がギヤボックス9Lで減速されてスクリューネジに伝達され、このスクリューネジに噛合してロアレール5Lに固定されるナット部材の位置が、当該スクリューネジの回転に伴って前後方向に移動することで、アッパレール7Lがロアレール5Lに対して相対移動する。
<接続パイプ>
接続パイプ10は、径の異なる筒状部材を組み合わせた伸縮可能なパイプとなっており、縮んだ状態では大径部に小径部が入り込み、伸びた状態では大径部から小径部が抜け出すようにして、伸縮が可能である。また、接続パイプ10の一端(左端)は、軸支部10aによってアッパレール7Lの上部に対し回転可能に支持され、接続パイプ10の他端(右端)は、同様に軸支部10aによってアッパレール7Rの上部に対し回転可能に支持されている。したがって、一方のアッパレールが駆動部により回転軸13に対して前方へ移動し、他方のアッパレールが駆動部により回転軸13に対して後方へ移動した場合には、それに追従するように、接続パイプ10が伸縮する。すなわち、一方のアッパレールを他方のアッパレールに対して前後方向に相対移動させた場合には、回動力が発生し、接続パイプ10が鉛直軸を中心に回転する。
<回転盤>
図5は、回転盤11と、この回転盤11上に固定されるライザ12L,12Rと、を示す平面図である。回転盤11は、ライザ12L,12Rを介してクッションフレームを載置するものであり、シートクッション2と一体となって、前後方向へスライドしたり、鉛直軸を中心に回転したりする。また、回転盤18の後端部における切り欠きは、後席者の足元のスペースを確保するために形成されている。
<回動力伝達部>
図6は、本実施例のスライド回転機構の背面図であり、図7は、本実施例のスライド回転機構を下方から見た平面図である。図6に示すように、回転盤11の下面側には、接続パイプ10を挿通するパイプ挿通部11bが、一体又は別体で設けられている。このため、左右一対のアッパレール7L,7Rが前後方向に相対移動することで接続パイプ10が回転すると、それに同期してパイプ挿通部11b及び回転盤11も回転する。つまり、左右一対の相対移動により発生した回動力が、接続パイプ10とパイプ挿通部11bとからなる回動力伝達部によって、回転盤11に伝達される。
ここで、接続パイプ10の両端は、左右一対のアッパレール7L,7Rの上に取付けられるので、回転盤11を各アッパレール7L,7Rの上方へそのまま配置すると、接続パイプ10の上に回転盤11が重なるため、上方へ出張ってしまう。そこで、本実施例では、回転軸13の左右の側方に切欠部11aを形成し、この切欠部11aのあるところで、接続パイプ10の両端をアッパレール7L,7Rに軸支部10aで固定した。また、この接続パイプ10は、両端から幅方向中央に向かって下方へ湾曲する湾曲部10bと、幅方向中央の伸縮部10cと、を有している。このため、接続パイプ10の両端をアッパレール7L,7Rの上という高い場所に置きながら、接続パイプ10の幅方向中央を回転盤11の下という低い場所に置くことが可能となっている。その結果、パイプ挿通部11bを回転盤11の下面側に設け、回転盤11の下方にあるデッドスペースを有効に活用することができ、高さ寸法の低減につながる。
また、パイプ挿通部11bは、その底面に凸部が形成されており、この凸部が連結板6の案内溝6aを貫通し、図7に示すように、連結板6の下方から凸部先端に抜止部材14を取り付けることで、パイプ挿通部11bが連結板6から外れるのを防止している。なお、凸部を含むパイプ挿通部11bは、回転盤11と別体に形成しても良いし、一体に形成しても良い。また、本実施例の案内溝6aは、貫通穴で形成されているが、パイプ挿通部11bの凸部が外れないことを担保できれば、貫通しない凹部で溝を形成しても良い。
本実施例では、回転軸となるパイプ挿通部11bの凸部と、この回転軸の回転を支持する案内溝6aが、連結板6の幅方向の中央付近、すなわち、左右一対のロアレール5L,5Rの間に位置する。このため、本実施例の車両用シート1は、シートを回転させたときの軌跡が小さく、限られた幅方向スペースであっても車両に搭載することが可能である。
<ライザ>
図2及び図5に示す通り、ライザ12L,12Rは、左右それぞれの前後に合計4か所設けられ、これらによってクッションフレームを安定的に支持している。各ライザ12L,12Rは、一枚の金属板をプレス加工して成型することで側壁部及び底壁部が形成されており、側壁部に対してクッションフレームがボルト等で固定され、底壁部の前後2か所で、ライザ固定部材12aによって回転盤11上面に固定されている。このように、ライザ12L,12Rが、アッパレール7L,7Rではなく、回転盤11に対して固定されているので、ライザ12L,12Rが支持するクッションフレームを、回転盤11の回転に伴って一体的に回転させることができる。
<シートベルト装置>
また、車両用シート1は、図示しないシートベルト装置を備えている。そして、本実施例のシートベルト装置は、ウェビングと、リトラクタと、バックルと、アンカと、を有する。リトラクタは、シートバック3の内部のバックフレーム等に取付けられる場合もある。ただし、シートベルト装置を車両用シート1に搭載する仕様に限らず、例えばリトラクタを車両に固定するなど、シートベルト装置を車両側に搭載する仕様であっても良い。シートベルト装置の少なくとも一部を車両側に搭載すれば、高い強度が保持できる。
バックルは、シートクッション2の一方の側部に配置され、クッションフレームに取付けられる。アンカは、シートクッション2の他方の側部に配置され、アッパレール7Rの後方上部に形成されたブラケット7aに固定される。ウェビングには、バックルに着脱可能に結合されるタングプレートが設けられている。ウェビングは、タングプレートがバックルに結合されることにより、シートクッションの座面側でバックルとアンカとの間に架け渡され、また、シートバックの背もたれ面側でバックルとリトラクタとの間に架け渡される。本実施例では、アッパレール7Rの上方に回転盤11が設けられているが、シートベルト装置のアンカについては、回転盤11ではなく、アッパレール7Rに固定することで、シートベルトを引張る大荷重を、回転盤11を介さずに直接アッパレールに入力できるため、シートベルト装置としての強度が高く保持できる。
≪スライド回転機構の動作≫
次に、図8~図10を用いて、本実施例のスライド回転機構の動作について説明する。図8~図10は、本実施例のスライド回転機構を上方から見たときの平面図であり、図8は回転前の状態、図9は左へ回転した状態、図10は右へ回転した状態、をそれぞれ示している。
図8のように、シートが回転前の状態は、主に通常運転している場合が想定される。この場合、接続パイプ10がアッパレール7L,7R等と垂直となっており、接続パイプ10の伸縮部10cが最も縮んでいる。
そして、図8の状態で、モータ8Lを駆動してアッパレール7Lを後方へ移動させる一方、モータ8Rを駆動してアッパレール7Rを前方へ移動させる。すると、アッパレール7Lの後退に伴い接続パイプ10の左側端が後退する一方、アッパレール7Rの前進に伴い接続パイプ10の右側端が前進する。その結果、図9に示すように、接続パイプ10が伸びながら反時計回りに回転し、この接続パイプ10の回転がパイプ挿通部11bを介して回転盤11に伝達され、回転盤11も反時計回りに回転する。この図9の状態は、例えば、自動運転時に助手席の乗員が運転席の乗員と会話をするために、助手席のシートを運転席側に向けて回転させる場合が想定される。また、後方の座席を振り返るときにも、シートをこのように回転させることで、乗員が体を捩じり易くすることができる。
逆に、図8の状態で、モータ8Lを駆動してアッパレール7Lを前方へ移動させる一方、モータ8Rを駆動してアッパレール7Rを後方へ移動させる。すると、アッパレール7Lの前進に伴い接続パイプ10の左側端が前進する一方、アッパレール7Rの後退に伴い接続パイプ10の右側端が後退する。その結果、図10に示すように、接続パイプ10が伸びながら時計回りに回転し、この接続パイプ10の回転がパイプ挿通部11bを介して回転盤11に伝達され、回転盤11も時計回りに回転する。この図10の状態は、例えば、乗員が車両から乗降するために、助手席のシートをドア側に向けて回転させる場合が想定される。
ここで、回転盤11(シート)の回転可能な角度範囲としては、右回転及び左回転とも、自動運転時に運転席と助手席が向かい合って会話する場合等を考慮すると15度以上が望ましく、前後方向の寸法の制限等を考慮すると45度以下が望ましい。
なお、回転盤11が正面を向いた状態又は回転した状態で、アッパレール7L,7Rを両方とも前進させた場合には、回転盤11がそのままの状態で前方へスライドし、アッパレール7L,7Rを両方とも後退させた場合には、回転盤11がそのままの状態で後方へスライドする。その際、パイプ挿通部11bの底面から延設された凸部が、連結板6の案内溝6aに沿って移動するため、シートの前後方向へのスライド動作が滑らかとなっている。
さらに、本実施例の駆動部を構成するモータ8L,8Rは、乗員がシート位置スイッチを手動で操作をした場合だけでなく、所定の入力信号に基づいて、車両用シート1に搭載された電子制御部(ECU:Electronic Control Unit)が、自動で制御するようにしても良い。例えば、カーブを走行中であることを車両に設けられた加速度センサ(図示せず)等が検知すると、所定の信号が車両の電子制御装置からCAN通信により車両用シート1のECUへ入力される。そして、車両用シート1のECUが、自動的にモータ8L,8Rに指令を出して、回転盤11を所定の角度に保持し、乗員の着座を安定化させることができる。さらには、車両が何かと衝突する可能性のあることを加速度センサ等が検知すると、車両用シート1のECUが衝撃の少ない角度になるよう回転盤11を制御することもできる。
≪スライド通常作動時の同期性確保構造≫
通常PWRスライド機構は、駆動側と従動側の2本で構成され、駆動側にモータを搭載し、その駆動力がケーブルを介して従動側へ供給されることで、前後作動を可能にしている。しかし、本実施例に係る構造は、右側/左側のスライドレールがそれぞれ独立のモータを搭載しているため、通常スライド時の同期作動に関してずれが生じる可能性がある。そこで、回転動作と通常のスライド動作との両方を可能にする方法を説明する。
モータは、それぞれホールICセンサが搭載され、モータ1回転につき1パルスの電圧を出力するように設定されている。そして、車両用シート1のECUが、それぞれのモータからの出力パルスを読み取り、回転によりずれが生じた時に、元の位置(回転前の状態)に復帰させる。また、回転位置(スライド動作の前後中間位置)にて回転動作後も、シート位置スイッチなど乗員の操作の入力信号によって、回転前の状態に復帰し、スライド動作が可能となる。さらに、スライド速度のばらつきによる位置ずれも、PWM制御(Pulse width modulation)を用いることにより、右側と左側のモータを同速にコントロールでき、回転動作とスライド動作とを両立することが可能となっている。
≪効果≫
本実施例によれば、以下の効果を得ることが可能である。まず、前後方向にスライドさせるモータ等を利用することで、シートを回転させるために専用のモータ等を設けなくても、回転機能付きの車両用シートを安価に提供できる。また、シート幅方向中心の鉛直軸を中心にシートが回転できるので、シートの回転軌跡が小さくなり、限られた幅方向スペースであっても、回転機能付きの車両用シートを配置できる。
次に、実施例2に係るスライド回転機構について説明する。以下では、実施例1と異なる点を中心に説明し、共通する部分は説明を省略する。
≪スライド回転機構の構成≫
図11は、本実施例のスライド回転機構の斜視図である。本実施例の回転盤18は、後述の樹脂スライダ19によってアッパレール7L,7Rと連結されているため、回転盤18が受ける乗員の荷重を、アッパレール7L,7Rで受けることが可能となり、信頼性の高いスライド回転機構を実現できる。
<回転盤>
図12は、回転盤18と、この回転盤18上に固定されるライザ15L,15Rと、このライザ15L,15Rに連結されるリフターリンク(前側リンク16L1,後側リンク16L2,前側リンク16R1,後側リンク16R2)と、を示す、上方から見たときの平面図である。リフターリンクは、ライザに対してクッションフレームを昇降させるものであり、クッションフレームの前側とライザ15L,15Rの前側とを接続する前側リンク16L1,16R1と、クッションフレームの後側とライザ15L,15Rの後側とを接続する後側リンク16L2,16R2と、を有している。本実施例の回転盤18も、アッパレール7L,7Rと共に前端位置から後端位置まで前後方向へ移動可能であり、かつ、左右のロアレール5L,5Rの中間位置にある回転軸を中心として回転可能となっている。
本実施例の回転盤18は、実施例1と異なり、後方が左右方向外側へ広がる形状となっている。そして、回転盤18の後方の広がった部分のうち右側の上方には、シートベルトのアンカが位置する。また、回転軸の周りには、凸部18cが同心円状に複数形成されており、回転盤18の強度が高められている。また、回転盤18の後端部における切り欠きは、後席者の足元のスペースを確保するために設けられている。
図12に示す通り、本実施例の回転盤18は、前後方向の異なる位置に、複数の長孔18bを有しており、それぞれが回転軸から外側に向けて放射状に孔が形成されている。各長孔18bは、回転盤18の左右方向の両側に形成され、アッパレール7L,7Rの上方に位置している。そして、回転盤18が回転軸を中心に回転する際には、アッパレール7L,7Rの前後方向の所定位置にある連結部(後述)がこの長孔18bに嵌合した状態で、回転盤18がスライドできるようになっている。また、長孔18bは、回転軸の前側より後側の方が、多く形成されており、回転軸から遠い位置にある長孔18bほど長くなっている。なお、前後方向について回転軸と同じ位置であって回転盤18の左右両側には、パイプ用孔18aが左右方向に延びるように形成されている。
図13は、図11のB-Bで示す、本実施例のスライド回転機構の背面図である。図13に示すように、回転軸側では回転盤18の下側を通る接続パイプ10が、パイプ用孔18aのところで上方へ湾曲し、先端がアッパレール7L,7Rに固定される。
<アッパレール>
図14は、図13における点線部分の拡大図である。本実施例のアッパレール7L,7Rは、前後方向の所定箇所の上面に、複数の孔を有している。そして、連結部であるスタッドボルト20が、回転盤18の長孔18bを貫通するとともに、アッパレール7L,7R上面の孔も貫通している。スタッドボルト20の両端側にはネジ部が形成されており、下端側はアッパレール7L,7Rの上面に固定され、上端側はワッシャ21を介してキャップボルト22が締結されている。なお、スタッドボルト20の上端側は、回転盤18の長孔18bとの嵌合状態を維持するよう抜け止め支持されていれば、他の構造であっても良い。
また、図14に示すように、スタッドボルト20の外周側には、滑動部である樹脂スライダ19が位置している。この樹脂スライダ19は、回転盤18の下面とアッパレール7L,7Rの上面と、の間に介在しており、回転盤18に加わる鉛直方向の荷重を、樹脂スライダ19を介してアッパレール7L,7Rが受けられるようになっている。このため、回転盤18が受ける乗員の荷重が、回転盤18の中央近傍のパイプ挿通部18dだけに集中することなく、複数の樹脂スライダ19を介して、アッパレール7L,7Rの複数個所で分散して支持できる。
樹脂スライダは、樹脂製であるため、アッパレール7L,7R上を回転盤18が回転する際に、低摩擦でスムーズに摺動することが可能である。なお、樹脂スライダの材質としては、例えば、耐摩耗性の高いポリアセタール(POM)が用いられる。
なお、図11に示すように、回転盤18の後方右側には、シートベルトのアンカを固定するためのブラケット17が配置されている。このブラケット17は、キャップボルト22を介してスタッドボルト20の上端に締結されている。そして、スタッドボルト20の下端は、アッパレール7R上面に締結されている。このため、アンカに加わる荷重も回転盤18を介さずにアッパレール7Rで受けることが可能である。
≪スライド回転機構の動作モード≫
図15は、本実施例の車両用シートの構成を示すブロック図である。図15に示すように、本実施例の車両用シート1は、電子制御部(ECU)23と、内側レール駆動用モータ24と、外側レール駆動用モータ25と、シート位置スイッチ26と、乗員検知センサ27と、を備えている。
ECU23は、車両の制御装置(車両ECU)28とCAN通信で接続され、乗員の所持するスマートフォン29等の携帯無線端末とBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信や有線通信で接続されている。内側レール駆動用モータ24は、右側の席の場合は左側のモータ8Lに相当し、左側の席の場合は右側のモータ8Rに相当する。一方、外側レール駆動用モータ25は、右側の席の場合は右側のモータ8Rに相当し、左側の席の場合は左側のモータ8Lに相当する。シート位置スイッチ26は、乗員が手動で操作することで、モータを駆動させて指定の方向にスライド回転機構を回転させるものである。乗員検知センサ27は、乗員が着座したことを検知する圧電式センサ等であり、シートクッション2又はシートバック3のパッド表面などに配置される。
<乗車モード>
乗員が乗車するのを出迎える、乗車モードにおけるスライド回転機構の動作について、左側の席を例に挙げて説明する。
図16は、乗車モードが設定される前であって、スライド回転機構の回転盤18の回転前の状態を示す図である。図16に示す状態で、車両のドアが開いたことを示す信号が、車両ECU28からCAN通信を介して、ECU23に入力される。すると、ECU23は、シートクッション2が車両の外側を向くよう、内側レール駆動用モータ24及び外側レール駆動用モータ25を制御し、回転盤18を左回りに回転させる。
図17は、回転盤18が左回りに回転した後の状態を示す図である。図17に示す状態で、乗員が乗車したことを示す信号が、乗員検知センサ27から入力されると、ECU23は、シートクッションが元の位置に戻るよう、回転盤18を右回りに回転させる。
<降車モード>
乗員が降車するのを送り出す、降車モードにおけるスライド回転機構の動作について、左側の席を例に挙げて説明する。
降車モードが設定される前は、スライド回転機構は正面を向いており、図16に示す状態となっている。図16に示す状態で、車両のシフトレンジがパーキングレンジの状態にあることを示す信号と、車両のドアが開いたことを示す信号と、が車両ECU28からCAN通信を介して入力されると、ECU23は、シートクッション2が車両の外側を向くよう、回転盤18を左回りに回転させる。
回転盤18が左回りに回転した後は、図17に示す状態となっている。図17に示す状態で、乗員が降車したことを示す信号が、乗員検知センサ27から入力され、かつ、車両のドアが閉じたことを示す信号が、車両ECU28から入力されると、ECU23は、シートクッション2が元の位置に戻るよう、回転盤18を右回りに回転させる。
<第1の自動運転モード(会議/パーティモード)>
自動運転が設定されている際、左右に隣り合う席が互いに向かい合う向きに回転される、会議/パーティモードにおけるスライド回転機構の動作について、説明する。
自動運転の設定中に、会議/パーティモードの設定をオンにする所定の操作がされた場合、各席のECU23は、車両ECU28から信号が入力され、シートクッション2が車両の内側を向くように、第1の角度まで回転盤18を回転させる。このとき、左側の席では、回転盤18が第1の角度まで右回りに回転され、右側の席では、回転盤18が第1の角度まで左回りに回転される。
その後、各ECU23は、内側レール駆動用モータ24及び外側レール駆動用モータ25を駆動させることで、回転盤18を前後方向にスライドさせ、回転盤18を最後方の位置まで移動させる。これにより、車両用シート1を設置する前後方向スペースに制約がある場合であっても、会議/パーティモードにおいて、シートクッション2を内側に向けつつ後方にも下げることにより、乗員がゆとりをもって着座しながら会話を楽しむことが可能となる。
図18は、会議/パーティモードにおいて、左右に隣り合う席が互いに内側を向いた状態を示す図である。その後、会議/パーティモードの設定がオフにされた場合、左右の席のECU23は、シートクッション2が元の位置に戻るよう、回転盤18を回転させる。
<第2の自動運転モード(プライベートモード)>
自動運転が設定されている際、左右に隣り合う席が互いに背を向ける向きに回転される、プライベートモードにおけるスライド回転機構の動作について、説明する。
自動運転の設定中に、乗員が所持するスマートフォン29に着信があったことを示す信号が、スマートフォン29から入力されると、各ECU23は、シートクッション2が車両の外側を向くように、第2の角度まで回転盤18を回転させる。このとき、左側の席では、回転盤18が第2の角度まで左回りに回転され、右側の席では、回転盤18が第2の角度まで右回りに回転される。
ここで、スマートフォン29からの着信があった時点で、回転盤18が前端位置と後端位置との中間位置になかった場合、ECU23は、回転盤18をまず中間位置にスライドさせてから、回転盤18の回転動作を行う。なお、第2の角度は、第1の角度より大きいため、外側のアッパレールが後方へ移動できる限界に近いか既に限界に到達してしまっている。このため、回転盤18が第2の角度まで回転した後は、回転盤18は後方へスライドせずに、その状態で保持される。これにより、車両用シート1を設置する前後方向スペースに制約がある場合であっても、プライベートモードにおいて、可能な限りシートクッション2を外側に向けることができる利点がある。
また、スマートフォン29の着信を示す信号が入力された場合、ECU23は、スマートフォン29へ回転可否を確認する信号を出力しても良い。この場合、スマートフォン29から回転を許可する信号が入力されたときに限り、ECU23が回転盤18を回転させるようにする。
図19は、プライベートモードにおいて、左右に隣り合う席が互いに背を向けた状態を示す図である。その後、スマートフォン29による通話が終了したことを示す信号が、スマートフォン29から入力されると、各ECU23は、シートクッション2が元の位置に戻るよう、回転盤18を回転させる。
上述の実施例1,2は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1:車両用シート
2:シートクッション
3:シートバック
4:ヘッドレスト
5L,5R:ロアレール
6:連結板
6a:案内溝
6b:側方切欠部
6c:後方切欠部
7L,7R:アッパレール
7a:ブラケット
8L,8R:モータ
9L,9R:ギヤボックス
10:接続パイプ
10a:軸支部
10b:湾曲部
10c:伸縮部
11:回転盤
11a:切欠部
11b:パイプ挿通部
12L,12R:ライザ
12a:ライザ固定部材
13:回転軸
14:抜止部材
15L,15R:ライザ
16L1,16R1:前側リンク
16L2,16R2:後側リンク
17:ブラケット
18:回転盤
18a:パイプ用孔
18b:長孔
18c:凸部
18d:パイプ挿通部
19:樹脂スライダ
20:スタッドボルト
21:ワッシャ
22:キャップボルト
23:電子制御部(ECU)
24:内側レール駆動用モータ
25:外側レール駆動用モータ
26:シート位置スイッチ
27:乗員検知センサ
28:車両ECU
29:スマートフォン

Claims (8)

  1. 回転軸を中心に回転可能な回転盤と、
    前記回転盤に載置されるクッションフレームと、
    前記クッションフレームに取付けられたシートクッションと、
    前後方向に延びる左右一対のロアレールと、
    前記ロアレールに対して相対移動する左右一対のアッパレールと、
    前記アッパレールを前後方向に摺動させる左右一対の駆動部と、
    一端が一方の前記アッパレールに対し回転可能に支持され他端が他方の前記アッパレールに対し回転可能に支持された伸縮可能な接続パイプと、
    前記回転盤に設けられて前記接続パイプを挿通するパイプ挿通部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、車両の制御装置から入力される信号に基づいて、一方の前記アッパレールを前記回転軸に対して前方へ移動させ、他方の前記アッパレールを前記回転軸に対して後方へ移動させることで、回動力を発生させ、
    前記回動力が、前記接続パイプと前記パイプ挿通部によって前記回転盤に伝達されることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートにおいて
    記回転盤は、前記アッパレールと共に前端位置から後端位置まで前後方向へ移動可能であって
    記回転軸が左右の前記ロアレールの中間位置にあることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項2に記載の車両用シートにおいて、
    前記制御部は、前記回転盤が前記前端位置と前記後端位置との中間位置にあるときに、前記回転盤を回転させることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    自動運転の設定中に所定の操作がされた場合、前記制御部は、前記車両の制御装置から信号が入力され、前記シートクッションが前記車両の内側を向くように、前記回転盤を回転させることを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    前記制御部は、自動運転の設定中に、乗員が所持する携帯無線端末に着信があったことを示す信号が、前記携帯無線端末から入力されると、前記シートクッションが前記車両の外側を向くように、前記回転盤を回転させることを特徴とする車両用シート。
  6. 請求項5に記載の車両用シートにおいて、
    前記制御部は、前記信号が入力された場合、乗員が所持する携帯無線端末へ回転可否を確認する信号を出力し、前記携帯無線端末から回転を許可する信号が入力されると、前記回転盤を回転させることを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    乗員が着座したことを検知する乗員検知センサを備え、
    前記制御部は、車両のドアが開いたことを示す信号が、前記車両の制御装置から入力されると、前記シートクッションが前記車両の外側を向くように、前記回転盤を回転させ、
    前記制御部は、前記乗員が乗車したことを示す信号が、前記乗員検知センサから入力されると、前記シートクッションが元の位置に戻るように、前記回転盤を回転させることを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    乗員が着座したことを検知する乗員検知センサを備え、
    前記制御部は、車両のシフトレンジがパーキングレンジの状態にあることを示す信号と、前記車両のドアが開いたことを示す信号と、が前記車両の制御装置から入力されると、前記シートクッションが前記車両の外側を向くように、前記回転盤を回転させ、
    前記制御部は、前記乗員が降車したことを示す信号が、前記乗員検知センサから入力され、かつ、前記車両のドアが閉じたことを示す信号が、前記車両の制御装置から入力されると、前記シートクッションが元の位置に戻るように、前記回転盤を回転させることを特徴とする車両用シート。
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