(本開示の基礎となった知見)
上記従来技術では、ユーザに新商品を提示することができるが、ユーザの好奇心を刺激するような体験が提示されることはない。
以上の課題を解決するために、本開示の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、ユーザに関するユーザ情報を取得し、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの行動傾向を推定し、前記行動傾向に基づいて、前記ユーザに体験させる体験項目を選択し、選択した前記体験項目を前記ユーザが体験する際に利用される商品を選択し、選択した前記体験項目及び選択した前記商品を前記ユーザに提示する。
この構成によれば、推定されたユーザの行動傾向に基づいて、ユーザに体験させる体験項目が選択され、選択された体験項目をユーザが体験する際に利用される商品が選択され、選択された体験項目及び選択された商品がユーザに提示される。
したがって、ユーザの好奇心を刺激する体験と、当該体験で利用される商品とを提示することができる。
また、上記の情報処理方法において、前記体験項目は、複数の体験カテゴリーのうちの1の体験カテゴリーに属しており、前記体験項目の選択において、前記体験項目及び前記商品を提示した提示回数が所定回数より少ない場合、前記複数の体験カテゴリーの中から、前記行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーを選択し、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、過去に前記ユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目を選択し、前記体験項目及び前記商品を提示した提示回数が所定回数以上である場合、前記複数の体験カテゴリーの中から、前記行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーを選択し、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、少なくとも1つの体験項目を選択してもよい。
この構成によれば、過去にユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目が選択されて提示されるので、ユーザが未体験の新たな体験を提示することができる。また、体験項目及び商品を提示した提示回数が所定回数より少ない場合、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーに属している、過去にユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目が選択される。したがって、ユーザが過去に体験したことのある体験項目に類似する体験項目が提示されるので、ユーザが興味のある体験項目を提示することができる。また、体験項目及び商品を提示した提示回数が所定回数以上である場合、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーに属している少なくとも1つの体験項目が選択される。したがって、ユーザが過去に体験したことのある体験項目に類似しない体験項目が提示されるので、ユーザが今まで興味のなかった新たな体験項目を提示することができる。
また、上記の情報処理方法において、前記商品の選択において、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を判定し、判定した前記嗜好に応じた前記商品を選択してもよい。
この構成によれば、ユーザの嗜好に応じた商品が選択されて提示されるので、ユーザは体験項目を体験する際に、自身の嗜好に合った商品を利用することができる。
また、上記の情報処理方法において、前記ユーザ情報は、前記ユーザが電子商取引サイトで購入した商品に関する購入履歴情報を含み、前記商品の選択において、前記購入履歴情報によって特定される前記ユーザの好みの色及び前記ユーザの体のサイズに応じた前記商品を選択してもよい。
この構成によれば、ユーザの好みの色及びユーザの体のサイズに応じた商品が選択されて提示されるので、ユーザは体験項目を体験する際に、自身の好みの色及び自身の体のサイズに合った商品を利用することができる。
また、上記の情報処理方法において、前記商品の選択において、複数の体験項目と、前記複数の体験項目のそれぞれを体験する際に利用される商品とを対応付けた体験データベースから、選択した前記体験項目に対応付けられている前記商品を選択してもよい。
この構成によれば、複数の体験項目と、複数の体験項目のそれぞれを体験する際に利用される商品とを対応付けた体験データベースから、選択された体験項目に対応付けられている商品が選択されるので、商品を容易に選択することができる。
また、上記の情報処理方法において、さらに、前記体験項目及び前記商品を前記ユーザに提示した後、前記体験項目を体験した前記ユーザにより入力された前記商品の利用結果を示す利用結果情報を取得し、さらに、取得した前記利用結果情報に基づいて、前記体験項目に対応付けられている前記体験データベースの前記商品を更新してもよい。
この構成によれば、実際に体験項目を体験したユーザの商品の利用結果がフィードバックされるので、体験項目に最適な商品を提示することができる。
また、上記の情報処理方法において、前記ユーザ情報は、前記ユーザがソーシャルネットワーキングサービスに投稿した投稿情報及び前記ユーザが電子商取引サイトで購入した商品に関する購入履歴情報を含み、前記行動傾向の推定において、前記投稿情報及び前記購入履歴情報に含まれる単語を解析することにより、前記行動傾向を推定してもよい。
この構成によれば、ユーザがソーシャルネットワーキングサービスに投稿した投稿情報及びユーザが電子商取引サイトで購入した商品に関する購入履歴情報に含まれる単語が解析されることにより、ユーザの行動傾向を容易に推定することができる。
また、本開示は、以上のような特徴的な処理を実行する情報処理方法として実現することができるだけでなく、情報処理方法が実行する特徴的な方法に対応する特徴的な構成を備える情報処理装置などとして実現することもできる。また、このような情報処理方法に含まれる特徴的な処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムとして実現することもできる。したがって、以下の他の態様でも、上記の情報処理方法と同様の効果を奏することができる。
本開示の他の態様に係る情報処理装置は、ユーザに関するユーザ情報を取得する取得部と、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの行動傾向を推定する推定部と、前記行動傾向に基づいて、前記ユーザに体験させる体験項目を選択する体験項目選択部と、選択した前記体験項目を前記ユーザが体験する際に利用される商品を選択する商品選択部と、選択した前記体験項目及び選択した前記商品を前記ユーザに提示する提示部と、を備える。
本開示の他の態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、ユーザに関するユーザ情報を取得し、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの行動傾向を推定し、前記行動傾向に基づいて、前記ユーザに体験させる体験項目を選択し、選択した前記体験項目を前記ユーザが体験する際に利用される商品を選択し、選択した前記体験項目及び選択した前記商品を前記ユーザに提示する、処理を実行させる。
以下添付図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1における情報処理システムの構成を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、サーバ1及びユーザ端末2を備える。
ユーザ端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ又はパーソナルコンピュータである。ユーザ端末2は、ユーザによって使用される。ユーザ端末2は、ユーザの個人情報をサーバ1へ送信する。個人情報は、ユーザを識別するためのユーザID、ユーザがソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に投稿した投稿情報及びユーザが電子商取引サイトで購入した商品に関する購入履歴情報を含む。ユーザ端末2は、ユーザIDのユーザによる入力を受け付ける。ユーザ端末2は、SNSサーバから投稿情報を受信するとともに、電子商取引サイトのサーバから購入履歴情報を受信する。
また、ユーザ端末2は、ユーザに体験させる体験項目と、体験項目をユーザが体験する際に利用される商品とを含む体験情報をサーバ1から受信し、体験項目と商品とをユーザに提示する。
ユーザ端末2は、提示された体験項目を購入するか否かのユーザ入力を受け付ける。ユーザ端末2は、提示された体験項目の購入が受け付けられた場合、提示された体験項目を購入するための体験購入情報をサーバ1へ送信する。また、ユーザ端末2は、体験項目及び商品の再提示を依頼するか否かのユーザ入力を受け付ける。ユーザ端末2は、体験項目及び商品の再提示の依頼が受け付けられた場合、体験項目及び商品の再提示を依頼するための再提示依頼情報をサーバ1へ送信する。さらに、ユーザ端末2は、体験項目及び商品の提示を終了するか否かのユーザ入力を受け付ける。ユーザ端末2は、体験項目及び商品の提示の終了が受け付けられた場合、体験項目及び商品の提示を終了するための提示終了情報をサーバ1へ送信する。
サーバ1は、ユーザ端末2とネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。ネットワークは、例えば、インターネットである。
サーバ1は、プロセッサ11、メモリ12及び通信部13を備える。
プロセッサ11は、例えば、CPU(中央演算処理装置)である。プロセッサ11により、ユーザ情報取得部101、行動傾向推定部102、体験選択部103、嗜好判定部104、商品選択部105、提示部106及び購入処理部107が実現される。
メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリ等の各種情報を記憶可能な記憶装置である。メモリ12により、ユーザ情報記憶部121及び体験データベース122が実現される。
通信部13は、ユーザ端末2によって送信された個人情報を受信する。個人情報は、ユーザを識別するためのユーザID、投稿情報及び購入履歴情報を含む。通信部13は、受信した投稿情報及び購入履歴情報をユーザIDに対応付けてユーザ情報記憶部121に記憶する。
ユーザ情報記憶部121は、ユーザIDに対応付けて投稿情報及び購入履歴情報を記憶する。また、ユーザ情報記憶部121は、ユーザIDに対応付けて、ユーザの年齢、職業、性別、家族構成、恋愛対象、ユーザが過去に行ったことのある場所、及び過去に参加した体験項目をさらに記憶する。ユーザの年齢、職業、性別、家族構成、恋愛対象、及びユーザが過去に行ったことのある場所は、予めユーザ端末2に入力され、サーバ1へ送信される。
ユーザ情報取得部101は、ユーザに関するユーザ情報をユーザ情報記憶部121から取得する。ユーザ情報は、ユーザがソーシャルネットワーキングサービスに投稿した投稿情報及びユーザが電子商取引サイトで購入した商品に関する購入履歴情報を含む。
行動傾向推定部102は、ユーザ情報取得部101によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザの行動傾向を推定する。行動傾向推定部102は、投稿情報及び購入履歴情報に含まれる単語を解析することにより、行動傾向を推定する。例えば、メモリ12は、複数の行動傾向と、複数の行動傾向それぞれに関連する複数の単語とを対応付けて予め記憶してもよい。そして、行動傾向推定部102は、投稿情報及び購入履歴情報に含まれる単語に一致する単語が対応付けられている行動傾向を、ユーザの行動傾向として推定する。行動傾向には、例えば、キャンプをする傾向、スポーツをする傾向、及び音楽を聴く傾向などがある。キャンプをする傾向には、キャンプに関連する単語が対応付けられ、スポーツをする傾向には、スポーツに関連する単語が対応付けられ、音楽を聴く傾向には、音楽に関連する単語が対応付けられる。
なお、行動傾向推定部102は、行動傾向に関連する単語を入力とし行動傾向を出力として機械学習された行動傾向推定モデルに、投稿情報及び購入履歴情報から抽出した単語を入力することにより、ユーザの行動傾向を推定してもよい。
体験データベース122は、複数の体験項目と、複数の体験項目のそれぞれを体験する際に利用される商品とを対応付けて記憶する。
図2は、本実施の形態1における体験データベースの一例を示す図である。
図2に示す体験データベースは、体験ID、体験カテゴリー、体験項目、商品情報及び詳細情報を記憶する。体験カテゴリーは、ユーザに提示する体験を大まかに分類するものであり、例えば、キャンプ、スポーツ及び音楽などを含む。体験項目は、ユーザに提示する体験を細かく分類するものであり、例えば、川辺のキャンプ、登山キャンプ、テニス、ゴルフ、ギター及びピアノなどを含む。体験項目は、複数の体験カテゴリーのうちの1の体験カテゴリーに属している。商品情報は、体験項目をユーザが体験する際に利用される商品を表す。例えば、川辺のキャンプという体験項目には、テント、ランタン及び釣り竿という商品情報が対応付けられている。詳細情報は、商品のさらに詳細な情報を表す。例えば、テントという商品情報には、色、サイズ及びメーカを表す詳細情報が対応付けられ、ランタンという商品情報には、種類及びメーカを表す詳細情報が対応付けられ、釣り竿という商品情報には、サイズ及びメーカを表す詳細情報が対応付けられている。
体験選択部103は、行動傾向推定部102によって推定された行動傾向に基づいて、ユーザに体験させる体験項目を選択する。このとき、体験選択部103は、ユーザが過去に体験した体験項目とは異なる体験項目を選択する。体験選択部103は、行動傾向推定部102によって推定された行動傾向に応じた体験カテゴリーを特定する。例えば、行動傾向推定部102によって推定された行動傾向がキャンプをする傾向であれば、体験選択部103は、体験カテゴリーをキャンプに特定する。
体験選択部103は、複数の体験カテゴリーの中から、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーを選択し、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、少なくとも1つの体験項目を選択する。このとき、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、過去にユーザが体験したことのない少なくとも1つの体験項目を選択する。例えば、図2に示す体験データベースにおいて、ユーザの行動傾向が「キャンプをする傾向」であり、過去にユーザが体験した体験項目が「川辺のキャンプ」である場合、体験選択部103は、選択した体験カテゴリー「キャンプ」に属している「川辺のキャンプ」及び「登山キャンプ」の中から、過去にユーザが体験したことのない「登山キャンプ」を体験項目として選択する。
また、体験選択部103は、複数の体験カテゴリーの中から、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーを選択し、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、少なくとも1つの体験項目を選択してもよい。このとき、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、過去にユーザが体験したことのない少なくとも1つの体験項目を選択する。例えば、図2に示す体験データベースにおいて、ユーザの行動傾向が「キャンプをする傾向」である場合、体験選択部103は、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリー「キャンプ」とは異なる体験カテゴリー「スポーツ」を選択する。そして、体験選択部103は、選択した体験カテゴリー「スポーツ」に属している「テニス」及び「ゴルフ」の中から、過去にユーザが体験したことのない「テニス」を体験項目として選択する。
ユーザ情報記憶部121は、ユーザIDと、ユーザが過去に体験した体験項目とを対応付けて記憶してもよい。そして、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、ユーザが過去に体験した体験項目以外の過去にユーザが体験したことのない少なくとも1つの体験項目を選択してもよい。
なお、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる複数の体験カテゴリーが存在する場合、体験選択部103は、複数の体験カテゴリーのうちのいずれかの体験カテゴリーをランダムに選択してもよい。また、過去にユーザが体験したことのない複数の体験項目が存在する場合、体験選択部103は、複数の体験項目のうちのいずれかの体験項目をランダムに選択してもよい。
さらに、体験選択部103は、体験項目及び商品を提示した提示回数が所定回数より少ない場合、複数の体験カテゴリーの中から、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーを選択する。そして、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、過去に前記ユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目を選択する。また、体験選択部103は、体験項目及び商品を提示した提示回数が所定回数以上である場合、複数の体験カテゴリーの中から、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーを選択する。そして、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属している複数の体験項目の中から、少なくとも1つの体験項目を選択する。
嗜好判定部104は、ユーザ情報に基づいて、ユーザの嗜好を判定する。嗜好判定部104は、購入履歴情報に基づいて、ユーザの好みの色及びユーザの体のサイズを判定する。例えば、嗜好判定部104は、購入履歴情報から、ユーザが頻繁に購入している商品の色を判定する。また、例えば、嗜好判定部104は、購入履歴情報から、ユーザが購入した衣類のサイズを判定する。
商品選択部105は、体験選択部103によって選択された体験項目をユーザが体験する際に利用される商品を選択する。商品選択部105は、複数の体験項目と、複数の体験項目のそれぞれを体験する際に利用される商品とを対応付けた体験データベース122から、体験選択部103によって選択された体験項目に対応付けられている商品を選択する。例えば、図2に示す体験データベースにおいて、体験選択部103によって選択された体験項目が「川辺のキャンプ」である場合、商品選択部105は、「川辺のキャンプ」という体験項目に対応付けられている「テント」、「ランタン」及び「釣り竿」という商品を選択する。
また、商品選択部105は、嗜好判定部104によって判定されたユーザの嗜好に応じた商品を選択する。商品選択部105は、購入履歴情報によって特定されるユーザの好みの色及びユーザの体のサイズに応じた商品を選択する。例えば、図2に示す体験データベースにおいて、色の異なる複数のテントが存在する場合、商品選択部105は、ユーザの好みの色に応じたテントを選択する。また、提示する商品が衣類である場合、商品選択部105は、ユーザの好みの色及びユーザの体のサイズに応じた衣類を選択する。
なお、商品選択部105は、体験項目を体験する際に利用される物だけでなく、体験項目を体験する際に利用される場所、例えば、スポーツを行う場所、キャンプを行う場所又は楽器を演奏する場所などを選択してもよい。また、商品選択部105は、体験項目をレクチャーするための動画像、又は体験項目をオンラインでレクチャーするための動画像を視聴可能なサイトのURL(Uniform Resource Locator)を選択してもよい。
提示部106は、体験選択部103によって選択された体験項目及び商品選択部105によって選択された商品をユーザに提示する。提示部106は、体験選択部103によって選択された体験項目と、商品選択部105によって選択された商品とを含む体験情報を、通信部13を介してユーザ端末2へ送信する。
通信部13は、提示された体験項目を購入するための体験購入情報をユーザ端末2から受信する。また、通信部13は、体験項目及び商品の再提示を依頼するための再提示依頼情報をユーザ端末2から受信する。また、通信部13は、体験項目及び商品の提示を終了するための提示終了情報をユーザ端末2から受信する。
購入処理部107は、提示部106によって提示された体験項目及び商品をユーザに購入させるための購入処理を実行する。体験購入情報が受信された場合、購入処理部107は、購入処理を実行する。
再提示依頼情報が受信された場合、体験選択部103は、行動傾向推定部102によって推定された行動傾向に基づいて、ユーザに体験させる体験項目を再選択する。このとき、体験選択部103は、前回提示した体験項目とは異なる体験項目を選択する。
続いて、本開示の実施の形態1におけるサーバ1による体験提示処理について説明する。
図3は、本開示の実施の形態1におけるサーバ1による体験提示処理について説明するための第1のフローチャートであり、図4は、本開示の実施の形態1におけるサーバ1による体験提示処理について説明するための第2のフローチャートである。
まず、ステップS1において、ユーザ情報取得部101は、ユーザに関するユーザ情報をユーザ情報記憶部121から取得する。
なお、体験提示処理よりも先に、ログイン処理が行われる。ユーザ端末2は、ユーザに体験項目及び商品を提示するアプリケーションを起動すると、ユーザを認証するためのログイン画面を表示する。
図5は、本実施の形態1においてユーザ端末2に表示されるログイン画面の一例を示す図である。ユーザ端末2は、表示部を備える。表示部は、タッチパネルである。ユーザ端末2の表示部は、ログイン画面201を表示する。
図5に示すログイン画面201では、ユーザID及びパスワードの入力が受け付けられる。ユーザは、ログイン画面201において、ユーザID及びパスワードを入力する。なお、ユーザID及びパスワードは、予めサーバ1に登録されている。ユーザ端末2は、ユーザによって入力されたユーザID及びパスワードをサーバ1へ送信する。サーバ1は、受信したユーザIDに対応付けられているパスワードをメモリ12から読み出し、読み出したパスワードと受信したパスワードとが一致するか否かを判断する。メモリ12から読み出したパスワードと受信したパスワードとが一致する場合、サーバ1は、ユーザの認証が完了したことを示す認証許可情報をユーザ端末2へ送信する。一方、メモリ12から読み出したパスワードと受信したパスワードとが一致しなかった場合、サーバ1は、ユーザの認証が失敗したことを示す認証不許可情報をユーザ端末2へ送信する。
なお、ユーザID及びパスワードが予めサーバ1に登録されていない場合、ユーザ端末2は、ユーザ登録画面を表示し、サーバ1に登録するユーザID及びパスワードの入力を受け付ける。また、ユーザ登録画面では、ユーザID及びパスワードだけでなく、ユーザの年齢、職業、性別、家族構成、恋愛対象、及びユーザが過去に行ったことのある場所の入力を受け付ける。
ユーザ端末2は、サーバ1によって送信された認証許可情報又は認証不許可情報を受信する。ユーザ端末2は、認証許可情報を受信すると、SNSサーバから投稿情報を受信するとともに、電子商取引サイトのサーバから購入履歴情報を受信する。そして、ユーザ端末2は、ユーザID、投稿情報及び購入履歴情報を含む個人情報をサーバ1へ送信する。
サーバ1の通信部13は、ユーザ端末2によって送信された個人情報を受信し、受信した個人情報に含まれる投稿情報及び購入履歴情報をユーザIDに対応付けてユーザ情報記憶部121に記憶する。
次に、ステップS2において、行動傾向推定部102は、ユーザ情報取得部101によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザの行動傾向を推定する。
次に、ステップS3において、体験選択部103は、体験提示回数が所定回数以上であるか否かを判断する。なお、メモリ12は、体験提示回数を記憶している。所定回数は、例えば、5回である。
ここで、体験提示回数が所定回数以上ではないと判断された場合(ステップS3でNO)、ステップS4において、体験選択部103は、複数の体験カテゴリーの中から、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーを選択する。
次に、ステップS5において、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属し、過去にユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目を選択する。
次に、ステップS6において、体験選択部103は、メモリ12に記憶されている体験提示回数をインクリメントする。
一方、体験提示回数が所定回数以上であると判断された場合(ステップS3でYES)、ステップS7において、体験選択部103は、複数の体験カテゴリーの中から、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーを選択する。
次に、ステップS8において、体験選択部103は、選択した体験カテゴリーに属する少なくとも1つの体験項目を選択する。
次に、ステップS9において、体験選択部103は、メモリ12に記憶されている体験提示回数をリセットする。
次に、ステップS10において、嗜好判定部104は、ユーザ情報に基づいて、ユーザの嗜好を判定する。
次に、ステップS11において、商品選択部105は、体験データベース122から、体験選択部103によって選択された体験項目に対応付けられているとともに、嗜好判定部104によって判定されたユーザの嗜好に応じた商品を選択する。
次に、ステップS12において、提示部106は、体験選択部103によって選択された体験項目と、商品選択部105によって選択された商品とを含む体験情報を、通信部13を介してユーザ端末2へ送信する。
ユーザ端末2は、サーバ1によって送信された体験情報を受信する。ユーザ端末2は、受信した体験情報に含まれる体験項目及び商品を表示する。
図6は、本実施の形態1において、ユーザ端末2に表示される体験提示画面の一例を示す図である。ユーザ端末2の表示部は、体験提示画面211を表示する。
図6に示す体験提示画面211は、ユーザに提示される体験項目210、及び体験項目をユーザが体験する際に利用される商品212を含む。ユーザは、体験提示画面211において、提示された体験項目及び商品を確認する。図6の例では、提示された体験項目210は、「都会のアウトドア体験」であり、提示された商品212は、トランシーバ、ブランケット、ランタン及びホットサンドクッカーである。
また、体験提示画面211は、提示された体験項目で示される体験を依頼するための体験ボタン213、体験項目の再提示を依頼するための再提示ボタン214、及び提示された体験項目を依頼せずに終了する終了ボタン215を含む。
体験ボタン213がユーザによりタッチされた場合、ユーザ端末2は、提示された体験項目を購入するための体験購入情報をサーバ1へ送信する。再提示ボタン214がユーザによりタッチされた場合、ユーザ端末2は、体験項目及び商品の再提示を依頼するための再提示依頼情報をサーバ1へ送信する。終了ボタン215がユーザによりタッチされた場合、ユーザ端末2は、体験項目及び商品の提示を終了するための提示終了情報をサーバ1へ送信する。
図7は、本実施の形態1において、ユーザ端末2に表示される体験提示画面の他の例を示す図である。ユーザ端末2の表示部は、体験提示画面221を表示する。
図7に示す体験提示画面221は、ユーザに提示される体験項目220、及び体験項目をユーザが体験する際に利用される商品222を含む。ユーザは、体験提示画面221において、提示された体験項目及び商品を確認する。図7の例では、提示された体験項目220は、「スポーツ観戦体験」であり、提示された商品222は、双眼鏡、ユニフォーム、チームマフラー及びスポーツ観戦チケットである。
また、体験提示画面221は、提示された体験項目で示される体験を依頼するための体験ボタン223、体験項目の再提示を依頼するための再提示ボタン224、及び提示された体験項目を依頼せずに終了する終了ボタン225を含む。体験ボタン223、再提示ボタン224及び終了ボタン225の各機能は、図6に示す体験ボタン213、再提示ボタン214及び終了ボタン215の各機能と同じである。
図4に戻って、次に、ステップS13において、購入処理部107は、通信部13によって体験購入情報が受信されたか否かを判断する。
ここで、体験購入情報が受信されたと判断された場合(ステップS13でYES)、ステップS14において、購入処理部107は、提示された体験項目及び商品をユーザに購入させるための購入処理を実行する。購入処理において、購入処理部107は、体験項目及び商品の代金を徴収するとともに、商品を入れたバックパックのユーザへの配送を指示する。ユーザには、商品が入ったバックパックが届けられる。ユーザは、届けられた商品を利用して、提示された体験項目を体験する。
一方、体験購入情報が受信されていないと判断された場合、(ステップS13でNO)、ステップS15において、体験選択部103は、通信部13によって再提示依頼情報が受信されたか否かを判断する。
ここで、再提示依頼情報が受信されたと判断された場合(ステップS15でYES)、ステップS3に処理が戻る。そして、ステップS3~ステップS12の処理が実行され、前回提示した体験項目とは異なる体験項目がユーザに再提示される。
一方、再提示依頼情報が受信されていないと判断された場合、すなわち、提示終了情報が受信された場合(ステップS15でNO)、体験提示処理が終了する。
このように、推定されたユーザの行動傾向に基づいて、ユーザに体験させる体験項目が選択され、選択された体験項目をユーザが体験する際に利用される商品が選択され、選択された体験項目及び選択された商品がユーザに提示される。したがって、ユーザの好奇心を刺激する体験と、当該体験で利用される商品とを提示することができる。
また、体験項目及び商品を提示した提示回数が所定回数より少ない場合、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーに属している、過去にユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目が選択される。したがって、ユーザが過去に体験したことのある体験項目に類似する体験項目が提示されるので、ユーザが興味のある体験項目を提示することができる。
また、体験項目及び商品を提示した提示回数が所定回数以上である場合、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーに属している少なくとも1つの体験項目が選択される。したがって、ユーザが過去に体験したことのある体験項目に類似しない体験項目が提示されるので、ユーザが今まで興味のなかった新たな体験項目を提示することができる。
なお、本実施の形態1において、体験選択部103は、複数の体験項目を選択してもよい。この場合、提示部106は、体験選択部103によって選択された複数の体験項目及び商品選択部105によって選択された複数の商品をユーザに提示してもよい。そして、ユーザ端末2は、複数の体験項目の中から1の体験項目の選択を受け付け、選択された体験項目をサーバ1へ通知してもよい。
また、本実施の形態1において、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーに属し、過去にユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目が選択された後、体験選択部103は、メモリ12に記憶されている体験提示回数をインクリメントしているが、本開示は特にこれに限定されない。行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーと同じ体験カテゴリーに属し、過去にユーザが体験していない少なくとも1つの体験項目がユーザに提示された後、体験選択部103は、メモリ12に記憶されている体験提示回数をインクリメントしてもよい。
また、本実施の形態1において、行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーに属する少なくとも1つの体験項目が選択された後、体験選択部103は、メモリ12に記憶されている体験提示回数をリセットしているが、本開示は特にこれに限定されない。行動傾向に応じて特定される体験カテゴリーとは異なる体験カテゴリーに属する少なくとも1つの体験項目がユーザに提示された後、体験選択部103は、メモリ12に記憶されている体験提示回数をリセットしてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、体験項目及び商品がユーザに提示されるだけであるが、実施の形態2では、体験項目及び商品がユーザに提示された後、体験項目を体験したユーザにより入力された商品の利用結果を示す利用結果情報が取得され、取得された利用結果情報に基づいて、体験項目に対応付けられている体験データベースの商品が更新される。
図8は、本開示の実施の形態2における情報処理システムの構成を示す図である。
図8に示す情報処理システムは、サーバ1A及びユーザ端末2を備える。なお、本実施の形態2において、実施の形態1と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
サーバ1Aは、プロセッサ11A、メモリ12及び通信部13を備える。
プロセッサ11Aにより、ユーザ情報取得部101、行動傾向推定部102、体験選択部103、嗜好判定部104、商品選択部105、提示部106、購入処理部107、利用結果取得部108及び商品更新部109が実現される。
利用結果取得部108は、体験項目及び商品をユーザに提示した後、体験項目を体験したユーザにより入力された商品の利用結果を示す利用結果情報を取得する。例えば、利用結果情報は、提示された商品が不要であったか否かを示す情報を含む。ユーザ端末2は、体験項目を体験したユーザによる商品の利用結果の入力を受け付ける。例えば、ユーザ端末2は、ユーザに提示された体験項目及び商品を表示し、提示された商品が不要であったか否かのユーザによる入力を受け付ける。ユーザ端末2は、利用結果情報をサーバ1へ送信する。
商品更新部109は、利用結果取得部108によって取得された利用結果情報に基づいて、体験項目に対応付けられている体験データベース122の商品を更新する。例えば、商品更新部109は、体験項目に対応付けられている体験データベース122の商品のうち、ユーザにより不要であったと評価された商品を削除する。なお、商品更新部109は、体験項目に対応付けられている体験データベース122の商品のうち、所定数以上のユーザにより不要であったと評価された商品を削除してもよい。
続いて、本開示の実施の形態2におけるサーバ1Aによる体験データベース更新処理について説明する。なお、本実施の形態2におけるサーバ1Aによる体験提示処理は、実施の形態1におけるサーバ1による体験提示処理と同じである。
図9は、本開示の実施の形態2におけるサーバ1Aによる体験データベース更新処理について説明するためのフローチャートである。
体験データベース更新処理は、体験項目及び商品がユーザに提示された後、任意のタイミングで実行される。例えば、体験データベース更新処理は、体験項目及び商品がユーザに提示されてから所定期間が経過した後、実行されてもよい。また、例えば、体験データベース更新処理は、ユーザによる指示又はサーバ1からの指示に応じて実行されてもよい。
まず、ステップS21において、利用結果取得部108は、体験項目及び商品をユーザに提示した後、体験項目を体験したユーザにより入力された商品の利用結果を示す利用結果情報を取得する。利用結果は、商品が不要であったか否かを表す。ユーザ端末2は、体験項目を体験したユーザによる商品の利用結果の入力を受け付けるための利用結果入力画面を表示する。
図10は、本実施の形態2においてユーザ端末2に表示される利用結果入力画面の一例を示す図である。ユーザ端末2の表示部は、利用結果入力画面231を表示する。
図10に示す利用結果入力画面231は、ユーザが体験した体験項目230、及び体験項目をユーザが体験した際に利用した商品に対する利用結果を入力するためのオプションボタン232を含む。ユーザは、利用結果入力画面231において、体験した体験項目で利用した商品に対する評価を入力する。図10の例では、体験した体験項目230は、「都会のアウトドア体験」であり、利用した商品は、トランシーバ、ブランケット、ランタン及びホットサンドクッカーである。商品に対する利用結果は、例えば、商品が不要であったか否かを表す。ユーザは、利用した複数の商品それぞれに対して、必要及び不要のいずれかに対応するオプションボタン232を選択する。
また、利用結果入力画面231は、入力された利用結果を示す利用結果情報を送信するための送信ボタン233を含む。送信ボタン233がユーザによりタッチされた場合、ユーザ端末2は、商品の利用結果を示す利用結果情報をサーバ1へ送信する。
サーバ1の通信部13は、ユーザ端末2によって送信された利用結果情報を受信し、受信した利用結果情報を利用結果取得部108へ出力する。
図9に戻って、次に、ステップS22において、商品更新部109は、取得した利用結果情報に基づいて、不要と評価された商品があるか否かを判断する。
ここで、不要と評価された商品がないと判断された場合(ステップS22でNO)、体験データベース更新処理は終了する。
一方、不要と評価された商品があると判断された場合(ステップS22でYES)、ステップS23において、商品更新部109は、体験項目に対応付けられている体験データベース122の商品のうち、ユーザにより不要であったと評価された商品を削除することにより、体験データベース122の商品を更新する。
なお、商品更新部109は、ユーザにより不要であったと評価された商品に替えて、別の商品を体験項目に対応付けてもよい。別の商品は、ユーザ端末2においてユーザによって入力されてもよい。
ここで、本実施の形態2においてユーザ端末2に表示される利用結果入力画面の他の例について説明する。
図11は、本実施の形態2においてユーザ端末2に表示される利用結果入力画面の他の例を示す図である。ユーザ端末2の表示部は、利用結果入力画面241を表示する。
図11に示す利用結果入力画面241は、ユーザが体験した体験項目240、及び体験項目をユーザが体験した際に利用した商品に対する利用結果を入力するための自由記述欄242を含む。ユーザは、利用結果入力画面241において、体験した体験項目で利用した商品に対する評価を入力する。図11の例では、体験した体験項目230は、「都会のアウトドア体験」であり、利用した商品は、トランシーバ、ブランケット、ランタン及びホットサンドクッカーである。ユーザは、利用した複数の商品に対応する利用結果を自由記述欄242に入力する。図11に示す自由記述欄242には、「ランタンはとても便利でした。ブランケットはもう少し大きいサイズの方がよかったです。ホットサンドクッカーは不要でした。」という文章が入力されている。
また、利用結果入力画面241は、入力された利用結果を示す利用結果情報を送信するための送信ボタン243を含む。利用結果情報は、自由記述欄242に入力された利用結果を示す文章を含む。送信ボタン243がユーザによりタッチされた場合、ユーザ端末2は、商品の利用結果を示す利用結果情報をサーバ1へ送信する。
商品更新部109は、利用結果取得部108によって取得された利用結果情報に含まれる文章を解析し、不要と評価された商品があるか否かを判断する。例えば、商品更新部109は、「ホットサンドクッカーは不要でした。」という文章から、ホットサンドクッカーが不要と評価された商品であると判定し、不要と評価された商品があると判断する。なお、商品更新部109は、「ブランケットはもう少し大きいサイズの方がよかったです。」という文章から、体験データベース122の体験項目に対応付けられているブランケットのサイズを変更してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。また、プログラムを記録媒体に記録して移送することにより、又はプログラムをネットワークを経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムによりプログラムが実施されてもよい。
本開示の実施の形態に係る装置の機能の一部又は全ては典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、本開示の実施の形態に係る装置の機能の一部又は全てを、CPU等のプロセッサがプログラムを実行することにより実現してもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示は例示された数字に制限されない。
また、上記フローチャートに示す各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためのものであり、同様の効果が得られる範囲で上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。