JP7340217B2 - 液体化粧料用容器 - Google Patents

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本発明は液体化粧料用容器に係り、さらに詳しくは簡単な構造でアイライナーなどの液体化粧料の貯留量を増やし、さらに液体化粧料の供給性に優れる液体化粧料用容器に関する。
従来から筆型の化粧料容器でアイライナーなどの化粧品を塗布する液体化粧料容器が知られている。
この液体化粧料容器は、図3に示すように液体化粧料容器10内に液体貯留部1を形成し、この液体貯留部1とペン先2の間に中継芯3を介在させ、中継芯3の根元部を液体貯留部1内に位置させ、中継芯3の先端部を塗布部となるペン先2に臨ませ、適量の液体化粧料を継続的に、かつ円滑にペン先2に供給する構成であった。
さらに中継芯3を安定的に保持するために、液体貯留部1の端部にプラグ5と称せられる、中継芯3と直交する方向に液体化粧料容器10を横断して液体貯留部1内の液体化粧料がペン先方向に不用意に漏れることを防止すると同時に、液体貯留部1から排出された液体化粧料量に対応して置換的に外気を導く際のエア通路を形成するという役目も果たすための仕切り板状部材が設けられており、このプラグ5は液体貯留部1のペン先2側端部位置に設けられていた。
またプラグ5と液体貯留部1間の仕切りの確保と、中継芯3への過剰な液体化粧料の供給事故を防止する目的で、シュノーケル11と称せられる中継芯3を被覆する樹脂部材が設けられていた。
実公平5-3343号公報
本発明の液体化粧料用容器10は、従来の液体化粧料用容器がシュノーケル11を備えるものであったことに起因して、シュノーケル11の容積分だけ液体貯留部1の内容積が小さくなることと、さらにはシュノーケル11の長さ以上に中継芯3を長く伸長させなければ、中継芯が液体化粧料を吸収してペン先2へ液体化粧料を供給できないため、中継芯3の長さは必然的に長くなるという問題点があった。
本発明は、液体化粧料容器10からシュノーケル11を排除して、液体貯留部1の内容積を大きく確保できるようにし、かつ中継芯3の長さを短くすることで、ペン先2への液体化粧料の供給性能を向上させようとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、化粧料容器内のペン先と液体貯留部間にシュノーケルを設けることなく第1のプラグで支持されるように中綿を介することなく中継芯を配設し、この中継芯の液体貯留部内への突出長を1~5ミリメートルに構成し、中継芯の軸部最大直径寸法を減ずることなく液体貯留部内へ中継芯を臨ませ、第1のプラグの断面形状をC型とし、化粧料容器内のプラグ設置位置のペン先側において、圧縮部材を備えない液体吸蔵部材を中継芯に巻設し、前記ペンが筆であることを特徴とする液体化粧料容器である。
請求項2は、化粧料容器内のペン先と液体貯留部間にシュノーケルを設けることなく第1のプラグで支持されるように中綿を介することなく中継芯を配設し、この中継芯の液体貯留部内への突出長を1~5ミリメートルに構成し、中継芯の軸部最大直径寸法を減ずることなく液体貯留部内へ中継芯を臨ませ、第1のプラグの断面形状にスリットを形成し、化粧料容器内のプラグ設置位置のペン先側において、圧縮部材を備えない液体吸蔵部材を中継芯に巻設し、前記ペンが筆であることを特徴とする液体化粧料容器である。
請求項3は、液体吸蔵部材がスポンジ又は繊維集合体であることを特徴とする請求項1又は2記載の液体化粧料容器である。
上記した請求項1及び2に係る液体化粧料容器は、液体化粧料容器からシュノーケルを排除して、液体貯留部の内容積を大きく確保できるようにし、かつ中継芯の長さを短くすることで、ペン先への液体化粧料の供給性能を向上させ、化粧用具としての使用性に優れた液体化粧料容器を提供できるという優れた効果を発揮する。
また請求項3に係る液体化粧料容器は、液体吸蔵部材を中継芯に巻設したため、中継芯内の液体化粧料の含有状況が多すぎる場合は、液体化粧料を液体吸蔵部材に保持させることができ、一方中継芯内の液体化粧料の含有状況が少なすぎる場合には、液体貯留部からの供給に加えて液体吸蔵部材からも併せて液体化粧料を補充的に供給することができるため、使用性が一層向上するという効果を発揮する。
さらに請求項4に係る液体化粧料容器は、液体吸蔵部材がスポンジ又は繊維集合体であるため、液体吸蔵部材の容器への取り付けが容易となり、液体化粧料の吸引や排水のための給水が確実かつ容易に行える効果がある。
本発明に係る液体化粧料容器の組立状態の縦断正面図である。 第1プラグの中継芯を挿通させる孔部の形状を複数異なる形態にしたものを示した正面図である。 従来の液体化粧料容器の組立状態の縦断正面図である。
以下添付図面に基づいて、本発明に係る液体化粧料容器の一実施の形態を詳説する。
まず図1に示すように、本発明に係る液体化粧料容器10は、アイライナーなどの化粧料である液体化粧料を貯留するための液体貯留部1と、この液体貯留部1内の液体化粧料をペン先2に供給するための中継芯3とで構成されている。
ここで液体貯留部1の後端は、尾栓4で仕切られ、液体貯留部1の先端は、第1のプラグ6で仕切られている。このため、液体貯留部1は液体化粧料容器10の円柱状側壁と、尾栓4と第1のプラグ6とで仕切られる状態で液密状に形成され、その内部には液体化粧料が充填されることとなる。
液体貯留部1内の液体化粧料は、液体貯留部1内に延伸している中継芯3内を浸透して、中継芯3の先端が対面状に臨んでいるペン先2に導かれ、ペン先2に適量の液体化粧料を継続的に供給し、使い勝手の良い液体化粧料容器を実現している。
本発明の液体化粧料容器10には、従来存在していたシュノーケル11が存在せず、その結果中継芯3の液体貯留部1内への突出長を1~5ミリメートルと極めて短い寸法とすることが可能となった。
実施例1
中継芯が液体貯留部内へ突出するときの突出長を、0~6ミリメートル(mm)の間で1ミリメートル単位で変化させ、各寸法ごとの液体化粧料の供給の状態の変化を調べた。
中継芯の素材や構成は、従来からこの種の液体化粧料容器で使用されている一般的なものを使用した。
その各寸法ごとの変化の状況は、表1に示す結果となった。
Figure 0007340217000001
上記の結果から、中継芯3の突出長が0ミリメートルの場合には、液体化粧料の供給に不足を感じさせる問題点が認められたが、1ミリメートル以上の場合には、この問題点が解消されていることが判明した。
そのため、中継芯3の突出長は1ミリメートル以上であれば問題が起こらず、その突出長の上限はないこととなる。ただし、必要以上に長くする必要もないため、従来との比較から突出長は5ミリメートルよりも短いことが望ましいと考えられる。シュノーケル11を備えた液体化粧料容器の場合には、どんなに短いものであっても、10ミリメートルの突出長が認められていた。
ついで図2の2A,2B,2C,2D,2E,2F,2Gは、第1プラグ6の孔部12の形状を変化させた状態の変形例を示すもので、2Aは、孔部12が円形で貫通しないスリット9が形成されたもの、2Bは、孔部12が円形で貫通したスリット9が形成されたもの、2Cは、孔部12が4角形のもの、2Dは、孔部12が5角形のもの、2Eは、孔部12が6角形のもの、2Fは、孔部12が7角形のもの、2Gは、孔部12が8角形のものである。
本発明の第1プラグ6は、従来から使用されているプラグ5と同様の働きをするもので、中継芯3と直交する方向に液体化粧料容器10を横断して液体貯留部1内の液体化粧料がペン先方向に不用意に漏れることを防止すると同時に、液体貯留部1から排出された液体化粧料量に対応して置換的に外気を導く際のエア通路を形成するという役目も果たすための仕切り板状部材であり、第1プラグ6の孔部12には中継芯3が挿通される。
本発明の液体化粧料容器10には、第1プラグ6のペン先側に液体吸蔵部材8が巻設されており、中継芯3の第1プラグ6を越えた個所で中継芯に過剰の液体化粧料が浸透したような場合に、その液体化粧料があふれ出ることを防止するために、液体吸蔵部材8が過剰な液体化粧料を一時的に保管する作用を果たすものである。
この液体吸蔵部材8は、素材は特に制限されることはないが、液体吸蔵部材がスポンジ又は繊維集合体であると、液体吸蔵部材の容器への取り付けが容易となる上、液体化粧料の吸引や排水のための給水が一層確実かつ容易に行える効果がある。
さらに、この液体吸蔵部材8のペン先側には、必要に応じて第2のプラグ7を設けることができ、この第2のプラグ7の構造や作用は、前記した第1のプラグ6と同様である。
本発明は、液体化粧料容器を使用したり製造したりする産業において利用される。
1…液体貯留部
2…ペン先
3…中継芯
4…尾栓
5…プラグ
6…第1のプラグ
7…第2のプラグ
8…液体吸蔵部材
9…スリット
10…液体化粧料容器
11…シュノーケル

Claims (3)

  1. 化粧料容器内のペン先と液体貯留部間にシュノーケルを設けることなく第1のプラグで支持されるように中綿を介することなく中継芯を配設し、この中継芯の液体貯留部内への突出長を1~5ミリメートルに構成し、中継芯の軸部最大直径寸法を減ずることなく液体貯留部内へ中継芯を臨ませ、第1のプラグの断面形状をC型とし、化粧料容器内のプラグ設置位置のペン先側において、圧縮部材を備えない液体吸蔵部材を中継芯に巻設し、前記ペンが筆であることを特徴とする液体化粧料容器。
  2. 化粧料容器内のペン先と液体貯留部間にシュノーケルを設けることなく第1のプラグで支持されるように中綿を介することなく中継芯を配設し、この中継芯の液体貯留部内への突出長を1~5ミリメートルに構成し、中継芯の軸部最大直径寸法を減ずることなく液体貯留部内へ中継芯を臨ませ、第1のプラグの断面形状にスリットを形成し、化粧料容器内のプラグ設置位置のペン先側において、圧縮部材を備えない液体吸蔵部材を中継芯に巻設し、前記ペンが筆であることを特徴とする液体化粧料容器。
  3. 液体吸蔵部材がスポンジ又は繊維集合体であることを特徴とする請求項1又は2記載の液体化粧料容器。
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