JP7340128B2 - 再生セルロース繊維、その製造方法及びそれを含む繊維構造物 - Google Patents
再生セルロース繊維、その製造方法及びそれを含む繊維構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7340128B2 JP7340128B2 JP2019198741A JP2019198741A JP7340128B2 JP 7340128 B2 JP7340128 B2 JP 7340128B2 JP 2019198741 A JP2019198741 A JP 2019198741A JP 2019198741 A JP2019198741 A JP 2019198741A JP 7340128 B2 JP7340128 B2 JP 7340128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- regenerated cellulose
- fibers
- less
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
特許文献2の場合、改質しないセルロース繊維をセルロース分解酵素で減量処理して形成される繊維軸方向に沿った特定の大きさの筋状溝のみでは、除去対象物や機能剤等に対する吸着性能や機能剤等の繊維への担持性が劣るという問題がある。
特許文献3の場合、スポンジ状の繊維は、開放型気泡による多孔質が形成されているが繊維の強度との兼ね合いで多孔の度合いを上げるのに限界がある。また、延伸率が20%を超えないようにして分子配向をさせないので炭酸ソーダに由来する小さな孔は形成されても大きな凹部は得られないという問題がある。
また、本発明の製造方法によれば、繊維内部にセル状領域を有する再生セルロース繊維の繊維表面を減量処理することで、前記セル領域を繊維表面に露出させて孔を形成するとともに、繊維表面に繊維軸方向に筋状に延びる筋状凹部を形成することができる。
JIS L 1015に準じて測定した。
JIS L 1015 8.7.1(標準時試験)に準じて測定した。「以下、乾強度、乾伸度という」
JIS L 1015 8.7.2(湿潤時試験)に準じて測定した。「以下、湿強度、湿伸度という」
<セル状領域>
繊維の断面を走査型電子顕微鏡(日立サイエンスシステムズ(株)製、「S-3000N型」)で観察し、断面の電子顕微鏡写真(1000倍)から繊維断面を4つ選び、画像処理によりセル状領域を抽出し、各々のセル状領域の断面積及び繊維断面積を測定し、繊維断面積に対するセル状領域の合計断面積の比(以下において、単に「面積比率」とも記す。)を算出した。各々のセル状領域の断面積は、セル状領域を楕円形(円形も含む)と仮定し、長径および短径を測ることで算出した。
<孔>
繊維の表面(側面)を走査型電子顕微鏡(日立サイエンスシステムズ(株)製、「S-3000N型」)で観察し、繊維の表面(側面)の電子顕微鏡写真(3000倍)を任意に1枚サンプリングし、25μm2の範囲を10カ所任意に決め、孔の長径及び短径を測定し、25μm2当たりの個数をカウントし、25μm2当たりの平均個数を算出した。孔は長径が8.0μm以下のものとした。孔の短径又は長径が0.1μm未満の孔は、写真を拡大してもサイズの判別が困難であるため、除外した。
<筋状凹部>
繊維表面(側面)を走査型電子顕微鏡(日立サイエンスシステムズ(株)製、「S-3000N型」)で観察し、繊維の表面(側面)の電子顕微鏡写真(2000倍)を任意に1枚サンプリングし、筋状凹部の繊維軸方向の長さを測定し、2500μm2当たりの個数をカウントした。カウントした筋状凹部は、繊維軸方向の長さが15.0μm以上のものとした。筋状凹部の繊維軸方向の長さの最小値及び最大値、ならびに2500μm2当たりの個数を算出した。
<機能剤に対する吸着性:色素吸着性>
100ppmのメチレンブルー水溶液100mLに繊維0.3gを加え、超音波(28/38KHz(2周波))をかけながら30分間浸漬させた後、自然乾燥と、100℃で1時間乾燥とで繊維に色素を吸着させた。乾燥後の繊維を色の溶出が無くなるまで蒸留水で洗浄し、染色の程度を観察した。
<機能剤による色素沈着度合い:反射光による吸光度測定>
島津製作所社製の分光光度計UV-2600を用いて、上記で得られた色素吸着後の繊維に対して反射光により波長220~1400nmの範囲での吸光度を測定した。その際、硫酸バリウムでの吸光度を「0」に換算した値で表記した。また、メチレンブルー水溶液については、石英セルを用いて透過光により吸光度を測定した。その際、蒸留水での吸光度を「0」に換算した値で表記した。
JTETC(一般社団法人繊維評価技術評議会)が定める消臭性能評価方法に準じ、5Lのテドラーバッグに繊維1.0gを入れ、70.0±0.2ppmに調整したアンモニアガスを3L注入し、所定時間後のガス濃度を測定し、下記式によりアンモニア残存率を算出した。
臭気残存率(%)=(O2/O1)×100・・・・(2)
なお、ここで、O1(=70±0.2ppm)は初期のアンモニア濃度を示し、O2は所定時間ごとに測定したアンモニア濃度を示す。
[紡糸用ビスコースの調製]
オレイン酸、水酸化ナトリウム、ノニオン系界面活性剤(ベロール社製商品名「ビスコ32」)を水中に添加して攪拌機で混合して乳化させ、オレイン酸9質量%、水酸化ナトリウム1.47質量%、ノニオン系界面活性剤2.7質量%を含むオレイン酸のエマルジョンを作製した。該オレイン酸のエマルジョンを原料ビスコースへオレイン酸がセルロース100質量部に対して3質量部になるように添加し、撹拌混合を行った。
原料ビスコースはセルロースを8.5質量%、水酸化ナトリウムを5.7質量%、二硫化炭素を3.2質量%含むものを用いた。
[紡糸条件]
得られた紡糸用ビスコース(粘度28.3sec;落球式)を、2浴緊張紡糸法により、紡糸速度40m/分、延伸率50%で紡糸して、繊度17.0texの繊維を得た。第1浴(紡糸浴)の組成は、硫酸100g/L、硫酸亜鉛15g/L、硫酸ナトリウム350g/L含むミューラー浴(50℃)を用いた。また、ビスコースを吐出する紡糸口金には、孔径0.18mmのホールを1,000個有するノズルを用いた。
[精練条件]
得られたビスコースレーヨンの糸条に対して精練処理を行い、オレイン酸が練りこまれたレーヨン繊維を得た。精練処理は、具体的には、熱水処理後に水洗を行い、その後、55℃の0.8質量%の水流化ソーダの水溶液にて処理してから水洗し、圧縮ローラーにて余分な水分を落とすことで行った。
[オレイン酸除去]
オレイン酸が油滴状となって存在している、すなわち、オレイン酸を含むセル状領域が存在しているレーヨン繊維中からオレイン酸を除去するために、60℃の3%炭酸ソーダ(浴比1:20)で30分処理したあとに、80℃の熱水で洗浄した。洗浄後の繊維は浴比1:10で一晩メタノールに浸漬させ、脱液後に水洗し、乾燥機内で乾燥させることで、繊維内部に複数の空間からなるセル状領域を有するレーヨン繊維を得た。
[セルラーゼ処理]
酸性セルラーゼ(洛東化成工業(株)製、エンチロンCM-40)を2.0g/L、pHが4.5のpH緩衝剤(洛東化成工業(株)製、ブライト BAF CONC)を2.0g/Lの濃度になるように水で希釈し、セルラーゼ溶液を調製した。このセルラーゼ溶液をターゴトメーターに入れ、55℃になるまで保温した。その後、セルラーゼ溶液に浴比が1:200になるように上記で得られた繊維内部に複数の空間からなるセル状領域を有するレーヨン繊維を加え、反転回転40回/minにて撹拌し、90分間セルラーゼ処理を行った。処理後の繊維は、90℃の熱水で処理することで酵素を失活させ、蒸留水で洗浄してから乾燥させ、繊維表面に筋状凹部と孔が形成された実施例1のレーヨン繊維を得た。
セルラーゼ処理の処理時間を120分とした以外は、実施例1と同様の製造方法でレーヨン繊維を得た。
セルラーゼ処理の処理時間を60分とした以外は、実施例1と同様の製造方法でレーヨン繊維を得た。
セルラーゼ処理の処理時間を30分とした以外は、実施例1と同様の製造方法でレーヨン繊維を得た。
セルラーゼ処理を行わないこと以外は実施例1と同様にして、比較例1のレーヨン繊維を得た。
原料ビスコースにオレイン酸の水分散液を添加せず、オレイン酸除去処理を行わないこと(レギュラーレーヨンを用いた)以外は、実施例1と同様にして、比較例2のレーヨン繊維を得た。
セルラーゼ処理を行わないこと以外は、比較例2と同様にし、比較例3のレーヨン繊維(レギュラーレーヨン繊維)を得た。
原料ビスコースにオレイン酸の水分散液を添加せず、オレイン酸除去処理を行わないこと(レギュラーレーヨンを用いた)以外は、実施例2と同様にして、比較例4のレーヨン繊維を得た。
原料ビスコースにオレイン酸の水分散液を添加せず、オレイン酸除去処理を行わないこと(レギュラーレーヨンを用いた)以外は、実施例3と同様にして、比較例5のレーヨン繊維を得た。
原料ビスコースにオレイン酸の水分散液を添加せず、オレイン酸除去処理を行わないこと(レギュラーレーヨンを用いた)以外は、実施例4と同様にして、比較例6のレーヨン繊維を得た。
また、図3(実施例3)及び図4(実施例4)から分かるように、セルラーゼ処理時間が長くなるにつれて、表面に形成される筋状凹部の数が多くなる傾向が見られる。実施例3よりも処理時間を長くした実施例1、2では、筋状凹部の数が減っているが、これは再生セルロース繊維の繊維表面に存在するスキン層のほとんどの部分がセルラーゼで処理されること、あるいはセルロースの溶解または分解が起こることで筋状凹部同士が一体化するためであると考えられる。スキン層には結晶部分と非晶質部分が繊維軸方向に分子配向して存在し、非晶質部分が先に溶解または分解されて、配向した結晶部分以外に筋状凹部が形成されやすいが、コア層は分子配向がスキン層ほど進んでおらず、結晶部分と非晶質部分が混在した状態であり、筋状凹部が形成されにくいためであると考えられる。
また、レーヨン繊維に対するセルラーゼ処理による影響を確認したところ、セルラーゼ処理(90分間)を行った実施例1、比較例2の方がセルラーゼ処理を行わなかった比較例1、3よりも、色素の沈着が多く色が濃いこともわかった。これは、実施例1では、セルラーゼ処理により繊維表面に筋状凹部を形成するとともに、繊維内部に存在していたセル状領域が繊維表面に露出して複数の孔を形成することによって、メチレンブルー色素が繊維に吸着しやすくなったためであると考えられる。
また、メチレンブルーの色素を吸着後、加熱乾燥した繊維の方が自然乾燥した繊維よりも、色素の沈着が多いこともわかった。これは、繊維の表面に付着されたメチレンブルーの色素が加熱によって結晶化が促進され、水洗による繊維からの色素の脱落が生じにくくなったためと考えられた。つまり、繊維表面が粗面化した場合では、メチレンブルー色素が窪んだ部分で結晶化され、脱落しにくくなったものと考えられる。
Claims (9)
- 再生セルロース繊維であって、繊維表面には、繊維軸方向に筋状に延びる筋状凹部と、前記筋状凹部の繊維軸方向の長さより長径が小さい孔が形成されており、
前記筋状凹部は、繊維軸方向の長さが15.0μm以上であるものを含み、
前記筋状凹部は、繊維軸方向の全長に連続的に存在するものではない、再生セルロース繊維。 - 繊維軸方向の長さが15.0μm以上の筋状凹部が繊維側面2500μm2当たりに5個以上存在する、請求項1に記載の再生セルロース繊維。
- 前記孔は、長径が0.1μm以上8.0μm以下、短径が0.1μm以上1.5μm以下であり、かつ繊維側面25μm2当たりに1個以上存在する、請求項1または2に記載の再生セルロース繊維。
- 前記再生セルロース繊維の繊維内部には、空間からなるセル状領域を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の再生セルロース繊維。
- 繊維内部にセル状領域を有する再生セルロース繊維の繊維表面を減量処理することで、前記セル状領域を繊維表面に露出させて孔を形成するとともに、繊維表面に繊維軸方向に筋状に延びる筋状凹部を形成することを特徴とする再生セルロース繊維の製造方法。
- 前記減量処理がセルラーゼ処理である請求項5に記載の再生セルロース繊維の製造方法。
- 前記減量処理の前に、前記再生セルロース繊維のセル状領域を構成する成分を溶出して空間からなるセル状領域を形成する工程を含む、請求項5または6に記載の再生セルロース繊維の製造方法。
- 前記繊維内部にセル状領域を有する再生セルロース繊維は、セルロースを含む紡糸原液に油性物質のエマルジョンを添加し、得られた油性物質含有紡糸原液を紡糸することで作製しており、前記紡糸において延伸率が25%以上55%以下である、請求項5~7のいずれか一項に記載の再生セルロース繊維の製造方法。
- 請求項1~4のいずれか一項に記載の再生セルロース繊維を含む繊維構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019198741A JP7340128B2 (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 再生セルロース繊維、その製造方法及びそれを含む繊維構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019198741A JP7340128B2 (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 再生セルロース繊維、その製造方法及びそれを含む繊維構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021070887A JP2021070887A (ja) | 2021-05-06 |
JP7340128B2 true JP7340128B2 (ja) | 2023-09-07 |
Family
ID=75712719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019198741A Active JP7340128B2 (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 再生セルロース繊維、その製造方法及びそれを含む繊維構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7340128B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285779A (ja) | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Daiwabo Co Ltd | レーヨン繊維及びその製造方法 |
JP2016176175A (ja) | 2016-04-04 | 2016-10-06 | ダイワボウホールディングス株式会社 | 油脂含有レーヨン繊維、その製造方法、及び繊維構造物 |
-
2019
- 2019-10-31 JP JP2019198741A patent/JP7340128B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285779A (ja) | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Daiwabo Co Ltd | レーヨン繊維及びその製造方法 |
JP2016176175A (ja) | 2016-04-04 | 2016-10-06 | ダイワボウホールディングス株式会社 | 油脂含有レーヨン繊維、その製造方法、及び繊維構造物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021070887A (ja) | 2021-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4962619B2 (ja) | 制電性アクリル繊維およびその製造方法 | |
JP2010522833A (ja) | 抗菌性、抗真菌性、及び抗ウイルス性レーヨン繊維 | |
JP2020504791A (ja) | リヨセル繊維、これを含む不織繊維集合体およびこれを含むマスクパックシート | |
WO2003008678A1 (fr) | Fibre composite acrylique et procede de production associe, ainsi que composite de fibres mettant en oeuvre cette fibre | |
JP5885961B2 (ja) | 扁平レーヨン繊維、その製造方法及びこれを用いた繊維集合体 | |
JP2007100230A (ja) | 無機粒子担持ポリテトラフルオロエチレン繊維およびその製造方法 | |
KR20030061374A (ko) | 섬유 및 그 제조방법 | |
JP6101429B2 (ja) | 多機能性再生セルロース繊維、それを含む繊維構造物及びそれらの製造方法 | |
JP7340128B2 (ja) | 再生セルロース繊維、その製造方法及びそれを含む繊維構造物 | |
JP5912761B2 (ja) | 消臭性再生セルロース繊維、それを用いた繊維構造物及びそれらの製造方法 | |
JP2006241627A (ja) | 抗菌性繊維とその製法、並びに抗菌性繊維製品 | |
JP6108145B2 (ja) | アクリル系消臭繊維並びにそれを含む紡績糸および織編物。 | |
JP2013204205A (ja) | 消臭性再生セルロース繊維、その製造方法及び繊維構造物 | |
JP2008088591A (ja) | アクリル系合成繊維およびその製造方法 | |
KR20180117367A (ko) | 중공면사를 포함하는 흡한속건 타월 | |
JP6108171B2 (ja) | 抗菌防臭性、消臭性を有するアクリル系複合繊維並びにそれを含む紡績糸および織編物 | |
JP6678643B2 (ja) | エアレイド不織布用レーヨン繊維とその製造方法、エアレイド不織布とその製造方法、及び水解紙 | |
CN111826775A (zh) | 一种基于蓄热聚丙烯腈保暖纤维面料的校服制作工艺 | |
JP3635183B2 (ja) | 消臭性アクリル繊維 | |
JP2007138324A (ja) | レーヨン繊維及びその製造方法 | |
JP2005200799A (ja) | 吸水性・速乾性を有するポリエステル繊維織編物およびその製造方法 | |
JPH02300315A (ja) | 消臭性アクリル系複合繊維及びその製造方法 | |
JP2007126794A (ja) | 多孔質アクリル繊維の製造方法 | |
JP3958548B2 (ja) | 親水性ポリオレフィン系繊維、その製造方法及びこれを用いた不織布 | |
JPS6231088B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230627 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20230721 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20230721 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7340128 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |