JP7339513B2 - 除菌装置及び温水装置 - Google Patents

除菌装置及び温水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7339513B2
JP7339513B2 JP2019154888A JP2019154888A JP7339513B2 JP 7339513 B2 JP7339513 B2 JP 7339513B2 JP 2019154888 A JP2019154888 A JP 2019154888A JP 2019154888 A JP2019154888 A JP 2019154888A JP 7339513 B2 JP7339513 B2 JP 7339513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular member
along
sterilization device
outer peripheral
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019154888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021029735A (ja
Inventor
洋平 堀部
益生 浜岡
弘康 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2019154888A priority Critical patent/JP7339513B2/ja
Publication of JP2021029735A publication Critical patent/JP2021029735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7339513B2 publication Critical patent/JP7339513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Description

本発明は、除菌装置及び温水装置に関する。
特許文献1(特開2017-196382号公報)には、除菌装置が記載されている。特許文献1に記載の除菌装置は、除菌ランプと、筒状の本体部と、一対の蓋部材と、固定部材とを有している。除菌ランプは、湯水を除菌する紫外線等の光を発生させる。本体部は、両端部に開口が設けられている。本体部の内部には、除菌ランプが収納されている。蓋部材は、先端部を有している。先端部は、開口から本体部に挿入されている。固定部材は、本体部及び一対の蓋部材を挟持することにより、一対の蓋部材を本体部の両端部に取り付けている。
特開2017-196382号公報
特許文献1に記載の除菌装置においては、先端部が本体部に挿入されているため、先端部には、除菌ランプから紫外線等が照射される。その結果、先端部が紫外線等により劣化してしまうおそれがある。
蓋部材に凹部を設け、凹部に本体部の端部を挿入することにより蓋部材を本体部に取り付けた場合、蓋部材が除菌ランプから放出される光により劣化することを抑制できる。この場合、Oリングを本体部の外周面と凹部の内壁面との間に配置する必要がある。しかしながら、このようにOリングを配置すると、Oリングが除菌ランプを流れる水の圧力により本体部の外周面と凹部の内壁面との間から外れてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、除菌ランプから放出される光による蓋部材の劣化を抑制しつつ、Oリングの外れを抑制することが可能な除菌装置及び温水装置を提供するものである。
本発明の一態様に係る除菌装置は、除菌ランプと、筒状の本体部と、蓋部材と、Oリングと、環状部材と、固定部材とを備えている。本体部の内部には、除菌ランプが収納されている。本体部は、第1端と、第1端の反対側である第2端とを有し、第1端が開口している。蓋部材は、第1端が挿入された凹部を有する。Oリングは、本体部の外周面と本体部の外周面に対向している凹部の内壁面との間に配置されている。環状部材は、本体部が挿通されており、Oリングを支持可能である。固定部材は、第2端から第1端に向かう方向に沿った蓋部材の移動を規制するとともに、第1端から第2端に向かう方向に沿った環状部材の移動を規制するように構成されている。
上記の除菌装置において、固定部材は、第1端から第2端に向かう方向に沿って延在している平板部と、第1支持片とを有していてもよい。第1支持片は、平板部から本体部に向かって延在しており、環状部材を第2端から第1端に向かう方向に沿って支持していてもよい。
上記の除菌装置において、固定部材は、蓋部材に係止された第2支持片を有していてもよい。第2支持片は、第1支持片との間で蓋部材及び環状部材を挟持していてもよい。
上記の除菌装置において、環状部材は、環状部材の外周面から平板部に向かって突出している突出部を有していてもよい。第1支持片は、第2端から第1端に向かう方向に沿って突出部を支持していてもよい。
上記の除菌装置において、固定部材は、第1端から第2端に向かう方向に沿って延在している平板部を有していてもよい。平板部は、平板部を厚さ方向に沿って貫通している穴を含んでいてもよい。環状部材は、穴に挿入されるように環状部材の外周面から突出している突出部を有していてもよい。
本発明の一態様に係る温水装置は、浴槽内の湯水を循環させる循環経路と、循環経路上に配置された上記の除菌装置とを備えている。
本発明の一態様に係る除菌装置及び温水装置によると、蓋部材の紫外線による劣化を抑制しつつ、Oリングの外れを抑制することができる。
第1実施形態に係る除菌装置の斜視図である。 第1実施形態に係る除菌装置の第1方向DR1に沿った断面図である。 第1実施形態に係る温水装置の模式図である。 第2実施形態に係る除菌装置の第1方向DR1に沿った断面図である。 第3実施形態に係る除菌装置の第1方向DR1に直交する断面図である。 第4実施形態に係る除菌装置の斜視図である。
本発明の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(第1実施形態)
以下に、第1実施形態に係る除菌装置(以下「除菌装置100」とする)の構成を説明する。
<除菌装置100の概略構成>
図1及び図2に示されるように、除菌装置100は、除菌ランプ1と、本体部2と、蓋部材3及び蓋部材4と、Oリング5及びOリング6と、環状部材7及び環状部材8と、固定部材9とを有している。
<除菌ランプ1>
除菌ランプ1は、湯水を除菌する光を放出するランプである。除菌ランプ1から放出される湯水を除菌する光は、例えば紫外線である。除菌ランプ1は、例えば、紫外線を放出する蛍光ランプである。除菌ランプ1は、紫外線を放出するLED(Light Emitting Diode)であってもよい。
<本体部2>
本体部2は、第1端2aと第2端2bとを有している。第1端2a及び第2端2bは、本体部2の長手方向における端である。第2端2bは、第1端2aの反対側の端である。以下において、第1端2aから第2端2bに向かう方向を第1方向DR1ということがあり、第2端2bから第1端2aに向かう方向を第2方向DR2ということがある。また、以下において、第1方向DR1(第2方向DR2)に直交する方向を第3方向DR3ということがあり、第1方向DR1(第2方向DR2)及び第3方向DR3の双方に直交している方向を第4方向DR4ということがある。
本体部2は、第1方向DR1(第2方向DR2)に沿って延在している筒形状を有している。本体部2は、例えば、円筒形状を有している。本体部2は、第1端2a及び第2端2bが開口している。本体部2は、例えば、金属材料により形成されている。この金属材料は、例えば、ステンレス鋼である。本体部2は、内周面2cと、外周面2dとを有している。
本体部2の内部には、除菌ランプ保護管21が配置されている。除菌ランプ保護管21は、例えば円筒形状である。除菌ランプ保護管21は、除菌ランプ1から放出される光に対して透明である。除菌ランプ保護管21は、例えば石英ガラスにより形成されている。
除菌ランプ1は、除菌ランプ保護管21の内部に収納されることにより、本体部2の内部に収納されている。除菌ランプ保護管21の外周面と内周面2cとの間には、空間が存在している。この空間は、除菌対象となる湯水が流れる流路22となる。すなわち、流路22を流れている湯水は、除菌ランプ1から放出された光が照射されることにより、除菌される。
<蓋部材3及び蓋部材4>
蓋部材3は、例えば、樹脂材料により形成されている。この樹脂材料は、例えば、SPS(シンジオタクチックポリスチレン)である。蓋部材3は、第1面3aと第2面3bとを有している。第1面3a及び第2面3bは、第1方向DR1(第2方向DR2)における端面を構成している。第2面3bは、第1面3aの反対面である。
蓋部材3は、凹部31を有している。凹部31において、第2面3bは、第1面3a側に向かって窪んでいる。凹部31には、第1端2aが挿入されている。蓋部材3は、挿入穴32を有している。挿入穴32は、凹部31に連通するように、第1面3aに形成されている。挿入穴32には、除菌ランプ保護管21の端部が挿入されている。なお、挿入穴32は、蓋33により閉じられている。また、除菌ランプ保護管21と挿入穴32との間の水密性は、Oリングにより確保されている。
蓋部材3は、排水口34を有している。排水口34は、凹部31に連通している。そのため、流路22を流れた湯水は、凹部31を介して排水口34から除菌装置100の外部へと排出される。第1面3aには、起立壁35が形成されている。起立壁35は、第2面3bとは反対側に向かって(第2方向DR2に沿って)、第1面3aから突出している。起立壁35は、第4方向DR4に沿って延在している。
蓋部材4は、例えば、樹脂材料により形成されている。この樹脂材料は、例えば、SPSである。蓋部材4は、第1面4aと、第2面4bとを有している。第1面4a及び第2面4bは、第1方向DR1(第2方向DR2)における端面を構成している。第2面4bは、第1面4aの反対面である。
蓋部材4は、凹部41を有している。凹部41において、第2面4bは、第1面4a側に向かって窪んでいる。凹部41には、第2端2bが挿入されている。蓋部材4は、挿入穴42を有している。挿入穴42は、凹部41に連通するように、第1面4aに形成されている。挿入穴42には、除菌ランプ保護管21の端部が挿入されている。なお、挿入穴42は、蓋43により閉じられている。また、除菌ランプ保護管21と挿入穴42との間の水密性は、Oリングにより確保されている。
蓋部材4は、入水口44を有している。入水口44は、凹部41に連通している。そのため、入水口44から供給された湯水は、凹部41を介して流路22へと流れる。第1面4aには、起立壁45が形成されている。起立壁45は、第2面4bとは反対側に向かって(第1方向DR1に沿って)、第1面4aから突出している。起立壁45は、第4方向DR4に沿って延在している。
<Oリング5及びOリング6>
Oリング5は、本体部2と蓋部材3との間に配置されている。より具体的には、Oリング5は、外周面2dと外周面2dに対向している凹部31の内壁面との間に配置されている。これにより、本体部2と蓋部材3との間の水密性が確保されている。
Oリング6は、本体部2と蓋部材4との間に配置されている。より具体的には、Oリング6は、外周面2dと外周面2dに対向している凹部41の内壁面との間に配置されている。これにより、本体部2と蓋部材4との間の水密性が確保されている。
<環状部材7及び環状部材8>
環状部材7は、環状形状を有している。より具体的には、環状部材7は、円環形状を有している。環状部材7には、本体部2が挿通されている。環状部材7は、蓋部材3よりも第1端2aから離れた位置に配置されている。環状部材7は、第1面7aと、第2面7bと、内周面7cと、外周面7dと、支持部7eと、突出部7fとを有している。
第1面7a及び第2面7bは、第1方向DR1(第2方向DR2)における環状部材7の端面を構成している。第1面7aは、蓋部材3側を向いている。第2面7bは、第1面7aの反対面である。内周面7cは第1面7a及び第2面7bに連なっており、外周面7dは第1面7a及び第2面7bに連なっている。内周面7cは、外周面2dに対向している。
支持部7eは、第1面7aに形成されている。支持部7eは、第2面7bとは反対側に向かって(第2方向DR2に沿って)第1面7aから突出している。支持部7eは、第1面7aに直交する方向から見て、円環状に形成されている。支持部7eは、外周面2dと凹部31の内壁面との間に挿入されている。支持部7eは、第2方向DR2に沿ってOリング5を支持可能になっている。突出部7fは、外周面7dに形成されている。突出部7fは、外周面7dから平板部91に向かって突出している。平板部91については、後述する。
環状部材8は、環状形状を有している。より具体的には、環状部材8は、円環形状を有している。環状部材8には、本体部2が挿通されている。環状部材8は、蓋部材4よりも第2端2bから離れた位置に配置されている。環状部材8は、第1面8aと、第2面8bと、内周面8cと、外周面8dと、支持部8eと、突出部8fとを有している。
第1面8a及び第2面8bは、第1方向DR1(第2方向DR2)における環状部材8の端面を構成している。第1面8aは、蓋部材3側を向いている。第2面8bは、第1面8aの反対面である。内周面8cは第1面8a及び第2面8bに連なっており、外周面8dは第1面8a及び第2面8bに連なっている。内周面8cは、外周面2dに対向している。
支持部8eは、第1面8aに形成されている。支持部8eは、第2面8bとは反対側に向かって(第1方向DR1に沿って)第1面8aから突出している。支持部8eは、第1面8aに直交する方向から見て、円環状に形成されている。支持部8eは、外周面2dと凹部41の内壁面との間に挿入されている。支持部8eは、第1方向DR1に沿ってOリング6を支持可能になっている。突出部8fは、外周面8dに形成されている。突出部8fは、外周面8dから平板部91に向かって突出している。
<固定部材9>
固定部材9は、第2方向DR2に沿って蓋部材3が本体部2に対して移動することを規制しているとともに、第1方向DR1に沿って環状部材7が本体部2に対して移動することを規制している。また、固定部材9は、第1方向DR1に沿って蓋部材4が本体部2に対して移動することを規制しているとともに、第2方向DR2に沿って環状部材8が本体部2に対して移動することを規制している。固定部材9の数は、例えば2つである。2つの固定部材9は、第3方向DR3において本体部2を挟み込むように配置されている。固定部材9は、例えば金属材料により形成されている。この金属材料は、例えば、溶融亜鉛めっき鋼板(SGCC)である。
固定部材9は、平板部91と、支持片92及び支持片93と、支持片94及び支持片95とを有している。
平板部91は、平板形状を有している。平板部91は、第1方向DR1(第2方向DR2)に沿って延在している。平板部91は、第1主面91aと、第2主面91bとを有している。第2主面91bは、第1主面91aの反対面であり、本体部2と対向している。
平板部91は、第1端91cと、第2端91dとを有している。第1端91c及び第2端91dは、第1方向DR1(第2方向DR2)における端である。第1端91cは、蓋部材3側にある。第2端91dは、第1端91cの反対側の端である。すなわち、第2端91dは、蓋部材4側にある。
平板部91は、穴91eと、穴91fとを有している。穴91e及び穴91fは、第1主面91aから第2主面91bに向かう方向に沿って平板部91を貫通している。なお、第1主面91aから第2主面91bに向かう方向は、第3方向DR3に沿っている。穴91eには突出部7fは挿入されておらず、穴91fには突出部8fが挿入されていない。
支持片92は、第1端91cから第3方向DR3に沿って延在している第1部分92aと、第1部分92aの平板部91とは反対側の端から第1方向DR1に沿って折れ曲がっている第2部分92bとを有している。支持片93は、第2端91dから第3方向DR3に沿って延在している第1部分93aと、第1部分93aの平板部91とは反対側の端から第2方向DR2に沿って折れ曲がっている第2部分93bとを有している。
支持片92及び支持片93は、それぞれ起立壁35及び起立壁45に係止されている。これにより、固定部材9は、第2方向DR2に沿った蓋部材3の移動を規制しているとともに、第1方向DR1に沿った蓋部材4の移動を規制している。
支持片94及び支持片95は、第2主面91bから本体部2に向かって延在している。支持片94は、第2方向DR2に沿って環状部材7(より具体的には、突出部7f)を支持している。支持片95は、第1方向DR1に沿って環状部材8(より具体的には、突出部8f)を支持している。これにより、固定部材9は、第1方向DR1に沿った環状部材7の移動を規制しているとともに、第2方向DR2に沿った環状部材8の移動を規制している。
支持片92及び支持片94は、第1方向DR1(第2方向DR2)において蓋部材3と環状部材7とを挟持しており、支持片93及び支持片95は、第1方向DR1(第2方向DR2)において蓋部材4と環状部材8とを挟持している。
なお、固定部材9は、支持片92及び支持片93が起立壁35及び起立壁45にそれぞれ係止されている状態で第4方向DR4に沿ってスライドされることにより、取り付けることができる。
(第1実施形態に係る温水装置の構成)
以下に、第1実施形態に係る温水装置(以下「温水装置200」とする)の構成を説明する。
図3に示されるように、温水装置200は、給湯管路201と、循環管路202と、注湯管路203と、循環アダプタ204とを有している。給湯管路201は、上水を供給するための管路である。循環管路202は、浴槽205に貯留されている湯水(浴槽水)を循環させるための管路である。注湯管路203は、給湯管路201と循環管路202とを接続している管路である。
給湯管路201は、一方端において上水道に接続されており、他方端においてカラン等に接続されている。給湯管路201の経路上には、熱交換器201aが配置されている。熱交換器201aを通る上水は、バーナ201bから発せられる燃焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、昇温される。バーナ201bは、例えばブンゼンバーナである。
循環管路202は、一方端において循環アダプタ204の吸入口に接続されており、他方端において循環アダプタ204の吐出口に接続されている。なお、循環アダプタ204は、浴槽に取り付けられている。循環管路202の経路上には、除菌装置100と、熱交換器202aと、ポンプ202cとが配置されている。
熱交換器202aを通る浴槽水は、バーナ202bから発せられる燃焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、昇温される。バーナ202bは、例えばブンゼンバーナである。ポンプ202cは、循環管路202と浴槽205との間で、図3中の矢印の方向に浴槽水を循環させる。
注湯管路203は、一方端において給湯管路201に接続されており、他方端において循環管路202に接続されている。注湯管路203の経路上には、弁203aが配置されている。弁203aは、例えば電磁弁である。
<追い焚き動作>
温水装置200において追い焚き動作が行われる際、ポンプ202cが動作されることにより、循環アダプタ204の吸入口から、浴槽水が浴槽205から循環管路202へと吸入される。吸入された浴槽水は、熱交換器202aを通る際に、昇温される。また、吸入された浴槽水は、除菌装置100を通過することにより、除菌される。なお、追い焚き動作が行われている際、弁203aは、閉状態にされている。
<湯張り動作>
温水装置200において湯張り動作が行われる際、熱交換器201aを通過することにより、上水が昇温される。湯張り動作が行われる際、弁203aは開状態にされているため、上水は、注湯管路203を介して、循環管路202に供給される。循環管路202に供給された上水は、循環管路202を介して、循環アダプタ204の吐出口及び吸入口から、浴槽へと供給される。なお、湯張り動作が行われている際、除菌装置100の動作は停止されている。
<給湯動作>
温水装置200において給湯動作が行われる際、熱交換器201aを通過することにより、上水が昇温される。給湯動作が行われる際、弁203aは閉状態とされているため、上水は、循環管路202へは供給されず、給湯管路201の他方端に接続されているカラン等から給湯される。
(第1実施形態に係る除菌装置の効果)
以下に、除菌装置100の効果を説明する。
除菌装置100においては、凹部31に第1端2aが挿入されている(凹部41に第2端2bが挿入されている)ため、蓋部材3(蓋部材4)が除菌ランプ1から放出される紫外線等により曝されることが抑制されている。そのため、除菌装置100によると、蓋部材3(蓋部材4)の除菌ランプ1から放出される紫外線等による劣化が抑制されている。
除菌装置100においては、固定部材9により、蓋部材3の第2方向DR2に沿った移動が規制されている。除菌装置100においては、蓋部材4の第1方向DR1に沿った移動が規制されている。そのため、除菌装置100によると、除菌対象となる湯水の水圧により蓋部材3及び蓋部材4が本体部2の端部から外れてしまうことが抑制されている。
除菌装置100においては、Oリング5が環状部材7により第2方向DR2に沿って支持されているとともに、第1方向DR1に沿った環状部材7の移動が固定部材9により規制されている。除菌装置100においては、Oリング6が環状部材8により第1方向DR1に沿って支持されているとともに、第2方向DR2に沿った環状部材8の移動が固定部材9により規制されている。そのため、除菌装置100によると、除菌対象となる湯水の水圧によりOリング5及びOリング6が外れてしまうことが抑制されている。
(第2実施形態に係る除菌装置)
以下に、第2実施形態に係る除菌装置(以下「除菌装置300」とする)を説明する。ここでは、除菌装置100と異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
除菌装置300は、除菌ランプ1と、本体部2と、蓋部材3及び蓋部材4と、Oリング5及びOリング6と、環状部材7及び環状部材8と、固定部材9とを有している。この点に関して、除菌装置300の構成は、除菌装置100の構成と共通している。しかしながら、環状部材7、環状部材8及び固定部材9の詳細構成に関して、除菌装置300の構成は、除菌装置100の構成と異なっている。
図4に示されるように、除菌装置300において、固定部材9は、支持片94及び支持片95を有していない。除菌装置300において、固定部材9は、穴91eに突出部7fが挿入されることにより、第1方向DR1に沿った環状部材7の移動が規制している。除菌装置300において、固定部材9は、穴91fに突出部8fが挿入されることにより、第2方向DR2に沿った環状部材8の移動が規制されている。
このように、除菌装置300における固定部材9は、除菌装置100における固定部材9と同様の機能を果たすため、除菌装置300は、除菌装置100と同様に、蓋部材3及び蓋部材4の紫外線等による劣化を抑制しつつ、Oリング5及びOリング6の外れを抑制することができる。
(第3実施形態に係る除菌装置)
以下に、第3実施形態に係る除菌装置(以下「除菌装置400」とする)を説明する。ここでは、除菌装置100と異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
除菌装置400は、除菌ランプ1と、本体部2と、蓋部材3及び蓋部材4と、Oリング5及びOリング6と、環状部材7及び環状部材8と、固定部材9とを有している。この点に関して、除菌装置400の構成は、除菌装置100の構成と共通している。しかしながら、環状部材7及び環状部材8の詳細構成に関して、除菌装置400の構成は、除菌装置100の構成と異なっている。
図5に示されるように、除菌装置400において、環状部材7は、突出部7fの先端面7faから突出しており、穴91eに挿入されている凸部7gをさらに有している。凸部7gは、第1側面7gaと、第2側面7gbとを有している。第1側面7ga及び第2側面7gbは、第4方向DR4における端面を構成している。
第1方向DR1(第2方向DR2)に直交する断面視において、先端面7faと第1側面7gaとは、角度θ1をなしており、先端面7faと第2側面7gbとは、角度θ2をなしている。角度θ1は、鈍角である(90°を超えている)。角度θ2は、鋭角又は直角である(角度θ2は、90°以下である)。
同様に、除菌装置400において、環状部材8は、突出部8fの先端面8faから突出しており、穴91fに挿入されている凸部8gをさらに有している。凸部8gは、第4方向DR4における端面として、第1側面8gaと、第2側面8gbとを有している。先端面8faと第1側面8gaとがなす角度である角度θ3は鈍角であり、先端面8faと第2側面8gbとがなす角度である角度θ4は鋭角又は直角である。
角度θ1は鈍角であるため、第4方向DR4に沿って第1側面7ga側から第2側面7gb側へとスライドさせて固定部材9を取り付ける際に、凸部7gは、そのスライドの妨げになりにくい。他方で、第2側面7gb側から第1側面7ga側へと固定部材9をスライドさせようとすると、角度θ2が鋭角又は直角であるため、そのスライドは、凸部7gにより妨げられる。凸部8gも、凸部7gと同様の機能を果たす。そのため、除菌装置400によると、固定部材9の抜け止めが可能になる。
(第4実施形態に係る除菌装置)
以下に、第4実施形態に係る除菌装置(以下「除菌装置500」とする)を説明する。ここでは、除菌装置100と異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
除菌装置500は、除菌ランプ1と、本体部2と、蓋部材3及び蓋部材4と、Oリング5及びOリング6と、環状部材7及び環状部材8と、固定部材9とを有している。この点に関して、除菌装置500の構成は、除菌装置100の構成と共通している。しかしながら、蓋部材3、蓋部材4、環状部材7及び環状部材8の詳細構成に関して、除菌装置500の構成は、除菌装置100の構成と異なっている。
図6に示されるように、除菌装置500において、蓋部材3は凹部36を有しており、環状部材7は凸部7hを有している。凹部36は、第2面3bに形成されている。凹部36において、第2面3bは、第1面3a側に窪んでいる。凸部7hは、第1面7aに形成されている。凸部7hは、第2面7bとは反対側に向かって(第2方向DR2に沿って)第1面7aから突出している。凸部7hは、凹部36に挿入されている。これにより、環状部材7の蓋部材3に対する回転が抑制されている。なお、除菌装置500において、蓋部材4及び環状部材8は、それぞれ蓋部材3及び環状部材7と同様の構成になっている。すなわち、蓋部材4は凹部46を有しており、環状部材8は凸部8hを有している。
除菌装置500によると、環状部材7の蓋部材3に対する回転(環状部材8の蓋部材4に対する回転)が抑制されているため、環状部材7の蓋部材3への組み付け(環状部材8の蓋部材4への組み付け)を行う際の位置決めが容易となる。また、除菌装置500によると、環状部材7の蓋部材3に対する回転(環状部材8の蓋部材4に対する回転)により環状部材7(環状部材8)が固定部材9により支持されなくなる事態の発生を抑制することができる。
以上のように本発明の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。
上記の実施形態は、除菌装置及び温水装置に特に有利に適用される。
1 除菌ランプ、2 本体部、2a 第1端、2b 第2端、2c 内周面、2d 外周面、3,4 蓋部材、3a 第1面、3b 第2面、4 蓋部材、4a 第1面、4b 第2面、5,6 Oリング、7,8 環状部材、7a 第1面、7b 第2面、7c 内周面、7d 外周面、7e 支持部、7f 突出部、7fa 先端面、7g 凸部、7h 凸部、7ga 第1側面、7gb 第2側面、7g 凸部、8 環状部材、8a 第1面、8b 第2面、8c 内周面、8d 外周面、8e 支持部、8f 突出部、8fa 先端面、8g 凸部、8ga 第1側面、8gb 第2側面、8h 凸部、9 固定部材、21 除菌ランプ保護管、22 流路、31 凹部、32 挿入穴、33 蓋、34 排水口、35 起立壁、36 凹部、41 凹部、42 挿入穴、43 蓋、44 入水口、45 起立壁、46 凹部、91 平板部、91a 第1主面、91b 第2主面、91c 第1端、91d 第2端、91e 穴、91f 穴、92 支持片、92a 第1部分、92b 第2部分、93 支持片、93a 第1部分、93b 第2部分、94,95 支持片、100 除菌装置、200 温水装置、300,400,500 除菌装置、201 給湯管路、201a 熱交換器、201b バーナ、202 循環管路、202a 熱交換器、202b バーナ、202c ポンプ、203 注湯管路、203a 弁、204 循環アダプタ、205 浴槽、DR1 第1方向、DR2 第2方向、DR3 第3方向、DR4 第4方向。

Claims (4)

  1. 除菌ランプと、
    内部に前記除菌ランプが収納されており、第1端と、前記第1端の反対側である第2端とを有し、前記第1端が開口している筒状の本体部と、
    前記第1端が挿入された凹部を有する蓋部材と、
    前記本体部の外周面と前記本体部の外周面に対向している前記凹部の内壁面との間に配置されたOリングと、
    前記本体部が挿通されており、前記Oリングを支持可能な環状部材と、
    固定部材とを備え、
    前記環状部材は、第1面と、支持部とを有し、
    前記第1面は、前記第2端から前記第1端に向かう方向における端面であり、
    前記支持部は、前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿って前記第1面から突出しており、かつ前記第1面に直交する方向から見て環状であり、
    前記支持部は、前記凹部の内壁面と前記本体部の外周面との間に挿入されていることにより、前記Oリングを支持しており、
    前記固定部材は、前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿った前記蓋部材の移動を規制するとともに、前記第1端から前記第2端に向かう方向に沿った前記環状部材の移動を規制するように構成されており
    前記固定部材は、前記第1端から前記第2端に向かう方向に沿って延在している平板部と、第1支持片と、第2支持片とを有し、
    前記第1支持片は、前記平板部から前記本体部に向かって延在しており、前記環状部材を前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿って支持しており、
    前記第2支持片は、前記蓋部材に係止され、かつ前記第1支持片との間で前記蓋部材及び前記環状部材を挟持している、除菌装置。
  2. 前記環状部材は、前記環状部材の外周面から前記平板部に向かって突出している突出部を有し、
    前記第1支持片は、前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿って前記突出部を支持している、請求項に記載の除菌装置。
  3. 除菌ランプと、
    内部に前記除菌ランプが収納されており、第1端と、前記第1端の反対側である第2端とを有し、前記第1端が開口している筒状の本体部と、
    前記第1端が挿入された凹部を有する蓋部材と、
    前記本体部の外周面と前記本体部の外周面に対向している前記凹部の内壁面との間に配置されたOリングと、
    前記本体部が挿通されており、前記Oリングを支持可能な環状部材と、
    固定部材とを備え、
    前記環状部材は、第1面と、支持部とを有し、
    前記第1面は、前記第2端から前記第1端に向かう方向における端面であり、
    前記支持部は、前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿って前記第1面から突出しており、かつ前記第1面に直交する方向から見て環状であり、
    前記支持部は、前記凹部の内壁面と前記本体部の外周面との間に挿入されていることにより、前記Oリングを支持しており、
    前記固定部材は、前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿った前記蓋部材の移動を規制するとともに、前記第1端から前記第2端に向かう方向に沿った前記環状部材の移動を規制するように構成されており、
    前記固定部材は、前記第1端から前記第2端に向かう方向に沿って延在している平板部と、第1支持片とを有し、
    前記第1支持片は、前記平板部から前記本体部に向かって延在しており、前記環状部材を前記第2端から前記第1端に向かう方向に沿って支持しており、
    前記平板部は、前記平板部を厚さ方向に沿って貫通している穴を含み、
    前記環状部材は、前記穴に挿入されるように前記環状部材の外周面から突出している突出部を有する、除菌装置。
  4. 浴槽内の湯水を循環させる循環経路と、
    前記循環経路上に配置された請求項1~請求項のいずれか1項に記載の前記除菌装置とを備える、温水装置。
JP2019154888A 2019-08-27 2019-08-27 除菌装置及び温水装置 Active JP7339513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154888A JP7339513B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 除菌装置及び温水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154888A JP7339513B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 除菌装置及び温水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021029735A JP2021029735A (ja) 2021-03-01
JP7339513B2 true JP7339513B2 (ja) 2023-09-06

Family

ID=74674493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019154888A Active JP7339513B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 除菌装置及び温水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7339513B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150136671A1 (en) 2012-05-30 2015-05-21 Ronald L. Barnes Sanitizer system
WO2016143829A1 (ja) 2015-03-11 2016-09-15 株式会社日本フォトサイエンス 紫外線処理装置及びそのための遮光部品
JP2017196382A (ja) 2016-04-22 2017-11-02 株式会社ノーリツ 除菌装置及び温水装置
JP2017209293A (ja) 2016-05-25 2017-11-30 株式会社ノーリツ 除菌装置及び温水装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0398940U (ja) * 1990-01-26 1991-10-15
JPH0737753Y2 (ja) * 1990-04-18 1995-08-30 千代田工販株式会社 紫外線照射装置
JPH086558Y2 (ja) * 1993-08-04 1996-02-28 ライザー工業株式会社 紫外線殺菌処理装置におけるグランドナット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150136671A1 (en) 2012-05-30 2015-05-21 Ronald L. Barnes Sanitizer system
WO2016143829A1 (ja) 2015-03-11 2016-09-15 株式会社日本フォトサイエンス 紫外線処理装置及びそのための遮光部品
JP2017196382A (ja) 2016-04-22 2017-11-02 株式会社ノーリツ 除菌装置及び温水装置
JP2017209293A (ja) 2016-05-25 2017-11-30 株式会社ノーリツ 除菌装置及び温水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021029735A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111265680B (zh) 流体杀菌装置
JP6863135B2 (ja) 流体殺菌装置
JP7084574B2 (ja) Uv殺菌装置およびこれを備えた飲料水供給設備
CN105209393A (zh) 杀菌净化反应器
JP6963956B2 (ja) 紫外線殺菌装置および紫外線照射装置
US20220362419A1 (en) Fluid sterilization device
JP2018064771A (ja) 紫外光照射装置
JP2018128197A (ja) 熱交換器
JP7339513B2 (ja) 除菌装置及び温水装置
JP7205128B2 (ja) 流体殺菌装置
JP6939013B2 (ja) 給湯装置
JP2020157187A (ja) 流体殺菌装置
JP6798147B2 (ja) 除菌装置及び温水装置
JP2019193917A (ja) 流体殺菌装置
JP6606703B2 (ja) 飲料殺菌ユニット、およびこの飲料殺菌ユニットを備えたウォータサーバ
JP6819182B2 (ja) 温水装置
JP6900654B2 (ja) 除菌装置及び温水装置
JP6798216B2 (ja) 除菌装置及び温水装置
JP6724596B2 (ja) 除菌装置及び温水装置
JP2019098291A (ja) 流体殺菌装置
JP2021129926A (ja) 除菌装置及び温水装置
JP7251463B2 (ja) 給湯機
JP2005274030A (ja) 暖房器
WO2023248749A1 (ja) 流体殺菌装置
JP2017225695A (ja) 除菌装置及び温水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7339513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150