JP7339067B2 - 端子付き電線、及び、端子金具 - Google Patents
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Description
[1]
電線と、金属板材から構成され且つ前記電線に取り付けられる端子金具と、止水体と、を備える端子付き電線であって、
前記端子金具は、
前記電線の端末にて絶縁被覆から露出する導体芯線を前記導体芯線の周方向に取り囲むように、前記導体芯線に圧着されるバレル部と、
前記バレル部に繋がり且つ前記導体芯線の軸方向に沿って延びる連結部と、を有し、
前記止水体は、
流動性を有する止水材料の配置及び硬化を経て当該止水体を形成可能な前記止水材料から構成され、且つ、前記バレル部及び前記連結部を構成する前記金属板材の端面と前記導体芯線との間を隔離するように設けられ、
前記連結部は、
前記端子金具の外表面を構成することになる当該連結部の側面の一部が前記端子金具の内側に向けて窪んだ窪み面が、当該連結部の前記端面に繋がるように構成された、凹状箇所を有し、
前記窪み面は、
前記バレル部よりも前記軸方向における先端側および前記バレル部よりも前記軸方向における基端側の少なくとも一方に当該窪み面の全体が配置され、且つ、前記軸方向及び前記周方向に広がる面形状を有する、ように構成される、
端子付き電線であること。
[2]
上記[1]に記載の端子付き電線において、
前記連結部は、
前記凹状箇所における前記金属板材の厚さが前記凹状箇所以外の箇所の前記金属板材の厚さよりも薄い、ように構成される、
端子付き電線であること。
[3]
金属板材から構成され且つ電線に取り付けられる端子金具であって、
前記電線の端末にて絶縁被覆から露出する導体芯線を前記導体芯線の周方向に取り囲むように、前記導体芯線に圧着されるバレル部と、
前記バレル部に繋がり且つ当該端子金具の軸方向に沿って延びる連結部と、を備え、
前記連結部は、
前記端子金具の外表面を構成することになる当該連結部の側面の一部が前記端子金具の内側に向けて窪んだ窪み面が、当該連結部を構成する前記金属板材の端面に繋がるように構成された、凹状箇所を有し、
前記窪み面は、
前記バレル部よりも前記軸方向における先端側および前記バレル部よりも前記軸方向における基端側の少なくとも一方に当該窪み面の全体が配置され、且つ、前記軸方向及び前記周方向に広がる面形状を有する、ように構成される、
端子金具であること。
以下、図面を参照しながら、電線10に本発明の第1実施形態に係る端子金具20を取り付けた端子付き電線1について説明する。以下、説明の便宜上、端子金具20の軸方向(嵌合方向)において、相手側端子(図示省略)が嵌合する側(図1、図3、図4及び図8において左側)を先端側(前方側)とし、その反対側(図1、図3、図4及び図8において右側)を基端側(後方側)と称呼する。また、図1、図3、図4及び図8において上側及び下側をそれぞれ、上側及び下側と称呼する。
上記第1実施形態では、凹状箇所48の底面(窪み面)がテーパ面49となっている。これに対し、本発明の第2実施形態では、図6及び図7に示すように、凹状箇所48の底面(窪み面)が、鉛直方向に平行な鉛直面49となるように、端子金具20が構成される。図6に示す凹状箇所48では、鉛直面49の上端縁49aが、第1連結部35の上端面35aに繋がっている。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る端子付き電線1によれば、端子金具20の第1バレル部41から先端側に延びる第1連結部35の側面の一部が端子金具20の内側に向けて窪んだ窪み面(テーパ面49)が、第1連結部35の上端面35aに繋がることにより、第1連結部35に凹状箇所48が構成される。更に、流動性を有する状態で配置された後に硬化可能な止水材料(例えば、紫外線硬化型の樹脂60a)を用いて、第1、第2バレル部41,42および第1、第2連結部35,36を構成する金属板材の端面と導体芯線11との間を隔離するように、止水体60が設けられる。その止水材料を端子金具20などに滴下して止水体60を形成する際、仮に止水材料60aの滴下量が設計値よりも多少多くても、過剰な止水材料60aが凹状箇所48に流れ込むことで、設計上想定していない範囲にまで止水材料60aが濡れ広がることを抑制できる。そのため、止水材料60aの滴下量や滴下位置の精度を過度に高めなくても、設計通りの形状を有する止水体60を設計通りの位置に形成し得る。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
電線(10)と、金属板材から構成され且つ前記電線(10)に取り付けられる端子金具(20)と、止水体(60)と、を備える端子付き電線(1)であって、
前記端子金具(20)は、
前記電線(10)の端末にて絶縁被覆(12)から露出する導体芯線(11)に圧着されるバレル部(41)と、
前記バレル部(41)に繋がり且つ前記導体芯線(11)の軸方向に沿って延びる連結部(35,36)と、を有し、
前記止水体(60)は、
流動性を有する止水材料(60a)の配置及び硬化を経て当該止水体(60)を形成可能な前記止水材料(60a)から構成され、且つ、前記バレル部(41)及び前記連結部(35,36)を構成する前記金属板材の端面(35a,41a,41b,36a,42a)と前記導体芯線(11)との間を隔離するように設けられ、
前記連結部(35,36)は、
前記端子金具(20)の外表面を構成することになる当該連結部(35,36)の側面の一部が前記端子金具(20)の内側に向けて窪んだ窪み面(49)が、当該連結部(35,36)を構成する前記金属板材の端面(35a,36a)に繋がるように構成された、凹状箇所(48)を有する、
端子付き電線(1)。
[2]
上記[1]に記載の端子付き電線(1)において、
前記連結部(35,36)は、
前記凹状箇所(48)における前記金属板材の厚さが前記凹状箇所(48)以外の箇所の前記金属板材の厚さよりも薄い、ように構成される、
端子付き電線(1)。
[3]
金属板材から構成され且つ電線(10)に取り付けられる端子金具(20)であって、
前記電線(10)の端末にて絶縁被覆(12)から露出する導体芯線(11)に圧着されるバレル部(41)と、
前記バレル部(41)に繋がり且つ当該端子金具(20)の軸方向に沿って延びる連結部(35,36)と、を備え、
前記連結部(35,36)は、
前記端子金具(20)の外表面を構成することになる当該連結部(35,36)の側面の一部が前記端子金具(20)の内側に向けて窪んだ窪み面(49)が、当該連結部(35,36)の前記端面(35a,36a)に繋がるように構成された、凹状箇所(48)を有する、
端子金具(20)。
10 電線
11 導体芯線
12 絶縁被覆
20 端子金具
35 第1連結部(連結部)
35a 第1連結部の上端面(端面)
36 第2連結部(連結部)
36a 第2連結部の上端面(端面)
41 第1バレル部
41a 第1バレル部の先端側端面(端面)
41b 第1バレル部の基端側端面(端面)
42 第2バレル部
42a 第2バレル部の先端側端面(端面)
48 凹状箇所
49 テーパ面、鉛直面(窪み面)
60 止水体
60a 樹脂(止水材料)
Claims (3)
- 電線と、金属板材から構成され且つ前記電線に取り付けられる端子金具と、止水体と、を備える端子付き電線であって、
前記端子金具は、
前記電線の端末にて絶縁被覆から露出する導体芯線を前記導体芯線の周方向に取り囲むように、前記導体芯線に圧着されるバレル部と、
前記バレル部に繋がり且つ前記導体芯線の軸方向に沿って延びる連結部と、を有し、
前記止水体は、
流動性を有する止水材料の配置及び硬化を経て当該止水体を形成可能な前記止水材料から構成され、且つ、前記バレル部及び前記連結部を構成する前記金属板材の端面と前記導体芯線との間を隔離するように設けられ、
前記連結部は、
前記端子金具の外表面を構成することになる当該連結部の側面の一部が前記端子金具の内側に向けて窪んだ窪み面が、当該連結部の前記端面に繋がるように構成された、凹状箇所を有し、
前記窪み面は、
前記バレル部よりも前記軸方向における先端側および前記バレル部よりも前記軸方向における基端側の少なくとも一方に当該窪み面の全体が配置され、且つ、前記軸方向及び前記周方向に広がる面形状を有する、ように構成される、
端子付き電線。 - 請求項1に記載の端子付き電線において、
前記連結部は、
前記凹状箇所における前記金属板材の厚さが前記凹状箇所以外の箇所の前記金属板材の厚さよりも薄い、ように構成される、
端子付き電線。 - 金属板材から構成され且つ電線に取り付けられる端子金具であって、
前記電線の端末にて絶縁被覆から露出する導体芯線を前記導体芯線の周方向に取り囲むように、前記導体芯線に圧着されるバレル部と、
前記バレル部に繋がり且つ当該端子金具の軸方向に沿って延びる連結部と、を備え、
前記連結部は、
前記端子金具の外表面を構成することになる当該連結部の側面の一部が前記端子金具の内側に向けて窪んだ窪み面が、当該連結部を構成する前記金属板材の端面に繋がるように構成された、凹状箇所を有し、
前記窪み面は、
前記バレル部よりも前記軸方向における先端側および前記バレル部よりも前記軸方向における基端側の少なくとも一方に当該窪み面の全体が配置され、且つ、前記軸方向及び前記周方向に広がる面形状を有する、ように構成される、
端子金具。
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JP2019152157A JP7339067B2 (ja) | 2019-08-22 | 2019-08-22 | 端子付き電線、及び、端子金具 |
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---|---|---|---|---|
WO2012018049A1 (ja) | 2010-08-06 | 2012-02-09 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子付き電線、及びコネクタ |
JP2012033378A (ja) | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 端子付き電線 |
JP2015095388A (ja) | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 矢崎総業株式会社 | 端子付き電線 |
JP2020187894A (ja) | 2019-05-13 | 2020-11-19 | 矢崎総業株式会社 | 端子付き電線、及び、端子金具 |
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