JP7338365B2 - 転写装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、転写装置および画像形成装置に関する。
従来、感光体(像担持体)に形成したトナー像を中間転写ベルト(像担持体かつ中間転写体)に一次転写して、中間転写ベルト上のトナー像を用紙に二次転写する中間転写方式の画像形成装置が普及している(例えば、特許文献1参照)。
従来、かかる方式の画像形成装置では、中間転写ベルト及び該ベルトを回転自在に保持するローラー、中間転写ベルトを介して感光体と一次転写ニップを形成する一次転写ローラーなどを一体化させて、画像形成装置の筐体(以下、「装置本体」という)から着脱可能な構造体(中間転写ユニット)として構成していた。
特開2015-60077号公報
ところで、例えば複数の一次転写ニップ(一次転写領域)が縦方向に配列された中間転写方式の画像形成装置では、装置内の部品の交換などのメンテナンス作業を行う際、中間転写ユニットのみを装置本体から引き出すことができないものが多かった。
具体的には、かかる従来の画像形成装置では、装置本体内に「プロセス架台」と呼ばれる基台を出し入れ可能に設け、かかる基台上に、現像装置(現像ユニット)、中間転写ユニット、二次転写装置(二次転写ユニット)などを搭載する構造であった。
このような構造では、中間転写ユニットだけ点検等を行う場合であっても、装置本体から上記複数のユニットが搭載されたプロセス架台ごと引き出す必要があった。加えて、これら複数のユニットの総重量が大きい場合、当該引き出し作業を行う作業者の負担が大きくなり、メンテナンス作業が繁雑になる等の課題があった。
これに関し、上記の特許文献1では、中間転写ベルトの左右両側にレールを配置して、中間転写ベルトユニットだけ引き出せる構造を採用している。
しかしながら、上記構造を採用するためには、中間転写ユニットにおける一次転写領域(複数の一次転写ニップ)を横方向に配列することが必須事項と考えられる。すなわち、上記のように、一次転写領域を縦方向に配置した中間転写ユニットの場合、左右両側のレールのうちの一方が感光体ドラムに干渉してしまうことから、採用が困難と考えられる。
本発明の目的は、転写ユニットを引き出すことが可能な転写装置および画像形成装置を提供することである。
本発明に係る転写装置は、
転写ユニットと、
前記転写ユニットの重心上方に位置し、画像形成装置本体内から前記転写ユニットを引き出し可能に支持する引き出しレールであって、鉛直方向において、前記転写ユニットにおける転写体に接触して二次転写ニップを形成する二次転写ユニットとは逆側に位置する引き出しレールと、
水平方向において、前記転写体に接触して一次転写ニップを形成する現像ユニットとは逆側に位置し、前記画像形成装置本体内から前記転写ユニットを引き出し可能に支持する第2引き出しレールと、
を備え
前記転写体は転写ベルトであり、
前記転写ベルトに接触して一次転写ニップを形成する複数の一次転写ローラーが、縦方向に配列され
前記引き出しレールは、縦断面形状における高さ寸法が幅寸法よりも大きく、
前記第2引き出しレールは、縦断面形状における幅寸法が高さ寸法よりも大きく
前記引き出しレール及び前記第2引き出しレールは、画像形成装置本体内から前記転写ユニットのみ引き出すように前記転写ユニットに設けられている。
本発明に係る画像形成装置は、
前記画像形成装置本体と、
上記の転写装置と、を備え、
前記画像形成装置本体内に、前記引き出しレールを移動可能に保持するレールガイドと、前記第2引き出しレールを移動可能に保持する第2レールガイドを備える。
本発明によれば、転写ユニットを引き出すことができる。
本実施の形態における画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置における主要な機能構成を示すブロック図である。 本実施の形態の中間転写ユニットの概要を説明するための斜視図である。 装置本体から中間転写ユニットを引き出すための構成を説明する図である。 装置本体の左側から見た図であり、装置本体から中間転写ユニットを引き出した状態を模式的に示す。 装置本体の上方から見た図であり、装置本体から中間転写ユニットを引き出した状態を模式的に示す。 装置本体の左側から見た図であり、装置本体の外に中間転写ベルトを掛けている状態を模式的に示す。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態における画像形成装置1の制御系の主要部を示す。
画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に二次転写することにより、トナー像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部100等を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙にトナー像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21および操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、記憶部72内の階調補正データ(階調補正テーブルLUT)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示す。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、およびドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部100は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度(線速度)で回転させる。
帯電装置414は、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、例えば二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、像担持体としての感光体ドラム413の表面に摺接されるクリーニング部材としてのドラムクリーニングブレード(以下、単にクリーニングブレードと称する)416等を有する。ドラムクリーニング装置415は、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーをクリーニングブレード416によって除去する。
中間転写ユニット42は、像担持体かつ中間転写体としての中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
本発明との関係では、中間転写ユニット42および制御部100は「転写装置」に対応し、中間転写ユニット42は「転写ユニット」に対応し、中間転写ベルト421は「転写体」に対応する。
中間転写ベルト421は、無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
かかる二次転写ローラー424は、図示しないプロセス架台上に搭載され、かかるプロセス架台とともに装置本体2から引き出し可能な二次転写ユニットを構成する主たる部品である。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)が採用される場合もある。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙が二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙に二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙の裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙に静電的に転写される。トナー像が転写された用紙は定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、中間転写ベルト421の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有し、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、用紙の定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙の裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、及び加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙を狭持して搬送する定着ニップが形成される。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62、上加圧ローラー63を有する(ベルト加熱方式)。定着ベルト61は、加熱ローラー62と上加圧ローラー63とに所定のベルト張力(例えば、400N)で張架されている。
加熱ローラー62は、定着ベルト61を加熱する。加熱ローラー62は、定着ベルト61を加熱する加熱源60Cを内蔵している。加熱ローラー62は、例えば、ハロゲンヒーターであり、アルミニウム等から形成された円筒状の芯金における外周面をPTFEでコーティングした樹脂層で被覆された構成である。
下側定着部60Bは、例えば裏面側支持部材である下加圧ローラー64を有する(ローラー加圧方式)。下加圧ローラー64は、PI(ポリイミド)からなる基材層の外周面を弾性層として耐熱性のシリコンゴムで被覆し、さらに、弾性層の外周面を表面離型層としてPFAチューブの樹脂層で被覆したものである。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙を定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙にトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニット60Dが配置されている。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52および搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a~51cには、坪量(剛度)やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー、用紙の両面に画像形成するための両面搬送経路等を有する。
給紙トレイユニット51a~51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
図3は、本実施の形態における画像形成装置1の中間転写ユニット42を抽出して示す斜視図である。
本実施の形態の中間転写ユニット42は、図示のように、画像形成装置1の前奥方向の両側に配置される一対の外側板400の各々の内側に可動側板430が移動可能に組み付けられている。ここで、外側板400は、中間転写ベルト421を回転可能に保持する役割、可動側板430をスライド移動可能に保持する役割等を有する。
より具体的には、一対の外側板400,400は、中間転写ベルト421(図1参照)を回転可能に支持する複数の支持ローラー423を回転可能に軸支する。
なお、本実施の形態では、中間転写ユニット42のメンテナンス性の向上を図るため、一対の外側板400,400のうちの装置前方側(前側)の外側板400の方に、多くの役割を担わせている。
具体的には、前側の外側板400には、中間転写ユニット42を装置本体2から外方に引き出す際にユーザーによって把持される把持部401が設けられている。また、前側の外側板400には、可動側板430を移動させる駆動源となるモーターMが設けられている。その他、前側の外側板400または中間転写ユニット42の前側には、メンテナンスの際のユーザーの便宜を図るための種々の構成が備えられており、これらの構成の詳細は後述する。
一方、中間転写ユニット42の可動側板430には、4色(すなわちY,M,C,およびK)のトナー像を担持する感光体ドラム413に対向位置する4つの一次転写ローラー422が回転可能に軸支される(適宜、図1を参照)。すなわち、これら4つの一次転写ローラー422は、中間転写ユニット42の縦方向である可動側板430の上下方向に沿って配列される。
この例では、一対の外側板400の内面に各々の可動側板430の外面が当接し、外側板400に対する可動側板430の位置が変えられることにより、一次転写ニップの位置(感光体ドラム413に対する一次転写ローラー422の位置)が調整できるようになっている。概略的には、モーターMが回転することにより、図示しない偏芯カムが回転し、かかる偏芯カムにより可動側板430が上方に押し上げられることにより、一次転写ニップの位置も上昇する。
また、この中間転写ユニット42では、下方に位置するK(黒色)のトナー像用の(一対の)可動側板430と、その上方に位置するYMC(3つの色)のトナー像用の一対の)可動側板430とが、独立して位置変更できるようになっている。
なお、これらの機構は、本実施の形態の要部とは直接関係しないため、図示及び詳細な説明を省略する。
ところで、上述のように、複数の一次転写ニップ(一次転写領域)が縦方向に配列された中間転写方式の画像形成装置1に関し、メンテナンス作業を行う際に中間転写ユニット42のみを装置本体2から引き出し可能とすることが要望されていた。
すなわち、かかる画像形成装置では、中間転写ユニット42だけ点検等を行う場合であっても、複数のユニット(この例では現像装置412のユニット、中間転写ユニット42、二次転写ユニットなど)が搭載されたプロセス架台ごと装置本体2から引き出す必要があった。
このため、図1に示すような比較的大型の画像形成装置1では、プロセス架台に搭載される複数のユニットの総重量が大きくなり、当該引き出し作業を行う作業者の負担が大きくなり、メンテナンス作業が繁雑になる等の課題があった。
また、中間転写ユニット42を構成する部品や装置(支持ローラー423、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、ベルトクリーニング装置426など)のメンテナンス時には、中間転写ベルト421を取り外す作業が必要となる場合が多い。
しかしながら、従来構成では、中間転写ユニット42から中間転写ベルト421を取り外すためには、プロセス架台を装置本体2から引き出した後、搬送方向における上流側の部品(感光体ドラム413等)まで取り外す必要があり、メンテナンス性が悪かった。
これに関し、上述した特許文献1では、中間転写ベルトの左右両側にレールを配置して、中間転写ベルトユニットだけ引き出せる構成としている。しかしながら、本実施の形態のように、各々の一次転写ローラー422ひいては一次転写領域を上下(縦)方向に設ける構成では、左右両側のレールのうちの一方が感光体ドラム413に干渉してしまうことから、採用が困難である。
上記のような実情に鑑みて、本実施の形態の画像形成装置1では、装置本体2内における中間転写ユニット42の重心上方に位置し、装置本体2内から中間転写ユニット42を引き出し可能に支持するレール構造(引き出しレールおよびレールガイド)とした。以下、本実施の形態における中間転写ユニット42および画像形成装置1の特徴的な構成を、図3以下を参照して詳細に説明する。
図3は、本実施の形態の中間転写ユニット42の外観斜視図である。また、図4は、本実施の形態における画像形成装置1の装置本体2から図3に示す中間転写ユニット42を引き出すための構成を説明する図であり、装置本体2の図示しない前扉を取り外した状態を示す。
また、図5及び図6は、装置本体2から中間転写ユニット42を引き出した状態を模式的に示す左側面図及び平面図である。なお、理解を容易にするため、図6では自動原稿給紙装置11、操作表示部20等の図示を省略している。
図4を参照すると、本実施の形態では、装置本体2内における中間転写ユニット42の上部側に、第1のレール2aが備えられている。この第1のレール2aは、本発明における「引き出しレール」に対応する長尺状の部材であり、装置本体2の前奥方向のサイズと略同一の長さを有する。
また、第1のレール2aは、装置本体2内で前奥方向に延びるレールガイド2b(図6中の点線を参照)に組み付けられることにより、かかるレールガイド2bによって移動可能に保持され、レールガイド2bに沿って移動できるようになっている。一具体例では、レールガイド2bは、水平方向を基準とした左右方向から第1のレール2aを挟むように支持する(図6参照)。
さらに、第1のレール2aは、中間転写ユニット42の上部側のレール取り付け部材470(図3及び図5を参照)に取り付け固定されることにより、装置本体2に対して中間転写ユニット42全体を吊り下げながら出し入れ可能にする役割を担う。
本実施の形態では、中間転写ベルト421に接触して用紙Sに画像を転写する二次転写ニップは、中間転写ユニット42の下側に配置される(図1中の二次転写ローラー424を参照)。このため、第1のレール2a及びレールガイド2bは、鉛直方向において、中間転写ユニット42の二次転写ニップとは逆側(二次転写領域の反対側)の位置に配置される。
そして、本実施の形態において、第1のレール2aは、中間転写ユニット42の重心上方に配置されている。言い換えると、第1のレール2aは、平面視において、中間転写ユニット42の重心を通る(通過する)ように配置されている。図4中に、中間転写ユニット42の重心位置を符号GPで示す。
この例では、中間転写ユニット42の重心位置GPは、図4中に示すように、中間転写ユニット42の左右方向の中央位置よりもやや左側にある。このため、第1のレール2aは、中間転写ユニット42の上部側のレール取り付け部材470における図4中の左側の面から固定される。
このような構成を備えた本実施の形態によれば、図3に示す中間転写ユニット42のみを装置本体2から出し入れすることができる。
加えて、第1のレール2aを中間転写ユニット42の重心上方に配置した本実施の形態によれば、中間転写ユニット42を装置本体2から引き出す作業時において、第1のレール2aを軸とした回転方向の応力発生を最小化することができる。
したがって、本実施の形態によれば、中間転写ユニット42を装置本体2から引き出す際および引き出した後における姿勢の不安定化を抑制することができる。
なお、実際には中間転写ユニット42は相当な重量があることから、上記の支持構造だけでは耐久面または強度面で不十分となる可能性がある。したがって、本実施の形態では、以下のような付加的な構成を設けている。
図4及び図5に示すように、本実施の形態では、装置本体2内における第1のレール2a及びレールガイド2bの下方側に、かかる支持構造を補助するための第2のレール2c及びレールガイド2dが備えられている。このうち、第2のレール2cは、本発明の「第2引き出しレール」に対応する。
一具体例では、第2のレール2cは、第1のレール2aと同様に、装置本体2の前奥方向のサイズと略同一の長さを有する。また、図4等に示すように、第2のレール2c及びレールガイド2dは、水平方向において、上述した現像装置412のユニットとは逆側に位置し、装置本体2内から中間転写ユニット42を引き出し可能に支持する。
また、第2のレール2cは、装置本体2内で前奥方向に延びるレールガイド2d(図5中の点線を参照)に組み付けられ、かかるレールガイド2dに沿って移動できるようになっている。一具体例では、レールガイド2dは、第2のレール2cを上下方向から挟持するように支持する役割を担う。
さらに、第2のレール2cは、中間転写ユニット42の前側の外側板400に備えられるレール取り付け部材480(図3及び図4を参照)に固定されることにより、上述した第1のレール2aとともに、装置本体2に対して中間転写ユニット42全体を出し入れする役割を担う。
また、第2のレール2cは、第1のレール2aに加えられる荷重を吸収する役割を担う。このための一具体例として、第2のレール2cは、縦断面形状における幅寸法が高さ寸法よりも大きい構成とする。
このように、2本目のレールを追加的に設けた本実施の形態によれば、装置本体2に対して中間転写ユニット42を出し入れする際の安定性をより向上させることができる。
なお、メンテナンス作業における多くの場合、中間転写ユニット42から中間転写ベルト421を外す必要がある。この場合、作業者は、外側板400から下方のレール取り付け部材480を取り外すとともに、上方のレール取り付け部材470における前側の側板470a(図3参照)を外側板400から取り外す。また、作業者は、中間転写ベルト421の張力を緩めるために、後述するハンドルを操作する。さらに、必要に応じて、後述する台座81等も取り外す。これらの作業は、中間転写ユニット42の前側で行うことができるようになっており、このような幾つかの作業を経て、中間転写ユニット42から中間転写ベルト421を取り外すことができる状態となる。
このとき、中間転写ユニット42に対する第2のレール2cによる支持は失われるが、第1のレール2aによる支持は失われない。言い換えると、メンテナンス作業中においても、第1のレール2aによって中間転写ユニット42を支持し続ける(吊り下げて保持し続ける)必要がある。
このため、本実施の形態では、第1のレール2aにおける上下方向に対する曲げ剛性は、第2のレール2cにおける上下方向に対する曲げ剛性よりも高くなっている。
第1のレール2aにおける上下方向に対する曲げ剛性を確保するために、この例では、第1のレール2aを縦長の矩形状とする、すなわち第1のレール2aの縦断面形状における高さ寸法が幅寸法よりも大きい構成としている。
また、第1のレール2aの高さ寸法(上下幅)は、第2のレール2cの上下幅よりも広くなっており(図5を参照)、かかる構成により第1のレール2aの上下方向の応力に対する剛性(曲げに対する強度)を第2のレール2cのそれよりも高くしている。
さらに、本実施の形態では、中間転写ベルト421を引き出してメンテナンス作業を行う際に、中間転写ユニット42が転倒することを防止するための部品として、支持補助部490を備えている(図5を参照)。かかる支持補助部490は、本発明の「転倒防止部」に対応する。
本実施の形態では、支持補助部490は、第1のレール2a及びレールガイド2bの下方、かつ、第2のレール2c及びレールガイド2dの真下に設けられている。また、支持補助部490は、画像形成装置1の通常の使用時(画像形成時)には、装置本体2の内部に位置している。
そして、支持補助部490は、中間転写ユニット42のメンテナンス作業の際に、装置本体2内から装置本体2の前方(外方)に引き出されることにより、図5及び図6に示すように、装置本体2と中間転写ユニット42との間に介在する。
一具体例では、支持補助部490は、ユーザーの手動操作により、装置本体2内から前方(外方)に引き出されることにより、支持補助部490の一部が装置本体2内のレールガイド2dの下部に当接した状態となり(図5を参照)、支持補助部490の他の一部(大部分)が装置本体2の前側と中間転写ユニット42の奥側の外側板400との間に位置する。
この後、中間転写ユニット42から中間転写ベルト421を取り外す場合、外側板400から下方のレール取り付け部材480が取り外される。ここで、中間転写ユニット42は、実質的に第1のレール2aのみによって吊り下げられていることから、中間転写ユニット42の自重により、図5中の時計方向に回転しようとする応力が発生する。このとき、支持補助部490は、時計方向に回転しようとする中間転写ユニット42の応力を吸収して、中間転写ユニット42が自重で回転して倒れることを防止することができる。
さらに、本実施の形態では、図3に示すように、中間転写ユニット42における前方側の外側板400に、上述した複数の支持ローラー423等に架け渡されている中間転写ベルト421の張力を操作する張力操作部495を備えている。
図3に示す例では、張力操作部495は、中間転写ユニット42における前方側の外側板400の溝(図3中に明示されない)に組み付けられ、ユーザーの操作によって上下方向に移動可能に設けられている。また、張力操作部495の上部は、図3に示す最上段の支持ローラー423の軸を回転可能に保持する部材(ローラー軸保持部材)と連結している。
ここで、図3に示す状態からユーザーが張力操作部495を下方に移動させる(下降させる)と、上記のローラー軸保持部材が一体的に下降することによって、最上段の支持ローラー423が下降する。この動作により、中間転写ベルト421の張力が低下することから、中間転写ユニット42から中間転写ベルト421を取り外す作業が行いやすくなる。
さらに、本実施の形態では、上述したベルトクリーニング装置426(適宜、図1を参照)を中間転写ユニット42に対して着脱する際の容易化を図るための操作ハンドル498が設けられている。この操作ハンドル498は、本発明の「着脱操作部」に対応する。
一具体例では、図3に示す状態からユーザーが操作ハンドル498を所定方向(図3中の例えば反時計方向)に回転させると、操作ハンドル498の軸498aに連結された図示しない偏芯カムが回転する。このとき、かかる偏芯カムがベルトクリーニング装置426と中間転写ユニット42における外側板400との契合状態を解除する。
一方、ベルトクリーニング装置426を中間転写ユニット42に取り付ける際には、上記と逆の作業を行えばよい。すなわち、ベルトクリーニング装置426と中間転写ユニット42における外側板400との位置合わせを行った状態で、ユーザーが操作ハンドル498を逆方向(図3中の例えば時計方向)に回転させる。このとき、上記の偏芯カムが回転して、ベルトクリーニング装置426と中間転写ユニット42における外側板400とを契合させる。
さらに、本実施の形態では、図4に示すように、中間転写ベルト421を一時的に掛けておくためのベルト掛け軸2fを備える。かかるベルト掛け軸2fは、本発明の「受け部」に対応する部材である。
ベルト掛け軸2fは、通常の使用時(画像形成時)には、上述した第1のレール2a及びレールガイド2bの上方かつ装置本体2の内部に収容されている。一方、中間転写ユニット42のメンテナンス時には、ベルト掛け軸2fは、図7に示すように、装置本体2から前方に延びるように、装置本体2の内部から引き出される。
この例では、ベルト掛け軸2fは、図4中における右端側にベルト掛け軸2fを回動可能に保持する保持部が設けられている。かかる構成によれば、ユーザーがベルト掛け軸2fの左端側を持って装置本体2の前方側に引っぱることにより、ベルト掛け軸2fは、装置本体2から前方に延びる(張り出す)ように、装置本体2の内部から引き出される(適宜、図7を参照)。
かかる構成によれば、中間転写ユニット42に対して着脱される中間転写ベルト421を一時的にベルト掛け軸2fに掛けておくことができるので、中間転写ユニット42の内部部品の交換や点検、さらには中間転写ベルト421の点検等の作業が容易になる。
中間転写ユニット42の他の構成について説明する。図4に示すように、中間転写ユニット42における一次転写領域(すなわち4つの現像装置412に対向する領域)の下流側かつ二次転写ニップの上流側には、中間転写ベルト421上のトナー像を読み取る画像読取部80が備えられる。この画像読取部80は、本発明の「濃度検知部」に対応する。
かかる画像読取部80は、光を射出する発光部としての複数の発光素子(例えば、赤外光を射出する赤外LEDアレイ)と、かかる光の反射光を受光する受光部としての受光素子(例えば、フォトダイオード)と、を備えた光学式のセンサーである。
画像読取部80は、制御部100の制御信号に基づいて動作し、中間転写ベルト421上に形成されたトナー像の濃度の値を濃度データとして制御部100に出力する。
従来、中間転写ユニット42のみならず、かかる画像読取部80もプロセス架台上に搭載されていたため、プロセス架台上に搭載された中間転写ユニット42の中間転写ベルト421と画像読取部80との位置を正確に合わせる(整列させる)必要があった。具体的には、プロセス架台上の中間転写ユニット42と画像読取部80との整列状態が悪い場合、両者の相対位置にずれが生じるため、画像読取部80によるセンシング精度が悪くなる問題がある。
加えて、従来構成では、中間転写ユニット42に隣接する現像装置412などのユニット(以下、隣接ユニットと称する)もプロセス架台上に搭載されていたため、上記の位置合わせ作業の際に、隣接ユニットが邪魔になり作業性が悪い問題もあった。
これに対して、本実施の形態では、画像読取部80のための専用の台座81を中間転写ユニット42に着脱可能に設け、かつ、かかる台座81上に画像読取部80を搭載する構成としている。
このような構成の本実施の形態によれば、画像読取部80を中間転写ユニット42に直接保持させることができるので、整列の精度を向上させることができ、この結果、画像読取部80によるセンシング精度を向上させることができる。また、本実施の形態によれば、従来と異なり、上述した隣接ユニットを装置本体2に残したまま、中間転写ユニット42及び台座81(ひいては画像読取部80)を一体的に引き出すことができるので、上記の位置合わせ作業が容易になる。
以上、詳細に説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置1の装置本体2から中間転写ユニット42のみを引き出すことができる。
また、本実施の形態によれば、メンテナンス作業時に、中間転写ユニット42全体および構成部品に関するメンテナンス作業の容易化を図ることができる。
上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
2 装置本体(画像形成装置本体)
2a 第1のレール(引き出しレール)
2b レールガイド
2c 第2のレール(第2引き出しレール)
2d レールガイド
2f ベルト掛け軸(受け部)
10 画像読取部
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
42 中間転写ユニット(転写装置、転写ユニット)
50 用紙搬送部
51 給紙部
52 排紙部
53 搬送経路部
60 定着部
80 画像読取部(濃度検知部)
81 台座
100 制御部
400 外側板
401 把持部
413 感光体ドラム(像担持体)
421 中間転写ベルト(転写体)
422 一次転写ローラー
426 ベルトクリーニング装置(クリーニング部)
470 レール取り付け部材
480 レール取り付け部材
490 支持補助部材(転倒防止部)
495 張力操作部
498 操作ハンドル(着脱操作部)
GP 重心位置

Claims (7)

  1. 転写ユニットと、
    前記転写ユニットの重心上方に位置し、画像形成装置本体内から前記転写ユニットを引き出し可能に支持する引き出しレールであって、鉛直方向において、前記転写ユニットにおける転写体に接触して二次転写ニップを形成する二次転写ユニットとは逆側に位置する引き出しレールと、
    水平方向において、前記転写体に接触して一次転写ニップを形成する現像ユニットとは逆側に位置し、前記画像形成装置本体内から前記転写ユニットを引き出し可能に支持する第2引き出しレールと、
    を備え、
    前記転写体は転写ベルトであり、
    前記転写ベルトに接触して一次転写ニップを形成する複数の一次転写ローラーが、縦方向に配列され
    前記引き出しレールは、縦断面形状における高さ寸法が幅寸法よりも大きく、
    前記第2引き出しレールは、縦断面形状における幅寸法が高さ寸法よりも大きく
    前記引き出しレール及び前記第2引き出しレールは、画像形成装置本体内から前記転写ユニットのみ引き出すように前記転写ユニットに設けられている、
    転写装置。
  2. 前記転写体上に形成された画像の濃度を検知する濃度検知部を備える、
    請求項記載の転写装置。
  3. 前記転写ユニットは、作業者によって引き出される側に配置され前記転写ベルトの張力を操作するための張力操作部を備える、
    請求項1または2に記載の転写装置。
  4. 前記転写ユニットは、前記転写体をクリーニングするクリーニング部と、作業者によって引き出される側に配置され、前記転写ユニットに対する前記クリーニング部の着脱を行うための着脱操作部と、を備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の転写装置。
  5. 前記画像形成装置本体と、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の転写装置と、を備え、
    前記画像形成装置本体内に、前記引き出しレールを移動可能に保持するレールガイドと、前記第2引き出しレールを移動可能に保持する第2レールガイドを備える画像形成装置。
  6. 前記転写ユニットが引き出された後に、当該転写ユニットが転倒することを防止する転倒防止部を備える、
    請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記転写ユニットが引き出された後に、前記転写ユニットにおける転写体を掛けておくための受け部を備える、
    請求項またはに記載の画像形成装置。
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