JP2007133021A - 画像形成装置 - Google Patents

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茂 田代
Haruka Soda
波留香 曽田
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Abstract

【課題】本体の剛性を高めることができ、しかもベルトクリーナのメンテナンスを省スペースで行える画像形成装置を提供すること。
【解決手段】一側面93に扉50を有する本体91と、扉50が作る開口を通して本体91に対して水平方向に着脱可能に装着される中間転写ベルトユニット40を備える。中間転写ベルトユニット40は、一対のフレーム41,41と、一対のローラを取り巻くように巻回された中間転写ベルト14と、一側面93と反対の側面の側に配置される端部41f,41f同士の間に取り付けられたベルトクリーナ15とを有する。本体91の一側面93に、本体内部から取り出された中間転写ベルトユニット40を保持する保持部51,51を備える。
【選択図】図3B

Description

この発明は画像形成装置に関し、より詳しくは、装置本体に対して着脱可能な中間転写ベルトユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、この種の画像形成装置としては、例えば特許文献1(特開2001−356546号公報)に記載されているように、装置本体に対して中間転写ベルトユニットを水平方向に着脱可能に備えたものが知られている。同文献では、中間転写ベルトユニットは、水平で、かつ中間転写ベルトが巻回されたローラの軸と直交する方向へ引き出される。具体的には、本体の左右に扉が設けられており、ベルトクリーナのメンテナンス(交換など)時には、左扉が開けられて、中間転写ベルトユニットのベルトクリーナが取り付けられている端部(左端部)が本体外部へ引き出される。また、ジャム処理時には、右扉が開けられて、ジャム発生箇所(中間転写ベルトユニットの右端部近傍)にアクセスできるようになっている。
特開2001−356546号公報
しかしながら、上記画像形成装置では、右扉だけでなく、ベルトクリーナのメンテナンスのために本体の左側にも扉を設けているため、本体(ケーシング)の剛性が低下するという問題がある。
ここで、本体の剛性を高めるために本体の左側面を塞いで(左扉を廃止して)、ベルトクリーナのメンテナンス時に中間転写ベルトユニットを右扉から本体外部へ引き出すようにした場合、ベルトクリーナは中間転写ベルトユニットの左端部(最も奥に相当)に取り付けられていることから、中間転写ベルトユニット全体を本体から引き出す必要がある。このため、中間転写ベルトユニットを一時的に置くために机などの作業スペースを設けなければならないという問題が生ずる。
そこで、この発明の課題は、本体の剛性を高めることができ、しかもベルトクリーナのメンテナンスを省スペースで行える画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の画像形成装置は、
一側面に扉を有する本体と、
上記扉が作る開口を通して上記本体に対して水平方向に着脱可能に装着された中間転写ベルトユニットと
を備え、
上記中間転写ベルトユニットは、
上記本体内部で水平かつ上記一側面に対して実質的に垂直に延在する一対のフレームと、
上記一対のフレームの対応する端部同士にそれぞれ軸支された一対のローラと、
上記一対のローラを取り巻くように巻回され、上記本体内に配置された感光体ドラムからトナー像が転写されるべきシートへトナー像を中継する中間転写ベルトと、
上記一対のフレームの上記一側面と反対の側面の側に配置された端部同士の間に取り付けられ、上記中間転写ベルトを清掃するベルトクリーナと
を少なくとも有し、
上記本体の上記一側面の側に、上記本体内部から引き出された上記中間転写ベルトユニットを保持する保持部を備えたことを特徴とする。
ここで、「一側面と反対の側面の側」「一側面の側」とは、それぞれ、それらの対向する二つの側面のうちその側面に近い側を意味する。
この発明の画像形成装置では、ベルトクリーナのメンテナンス時に、上記扉が上記一側面に作る開口を通して上記中間転写ベルトユニットを本体外部へ引き出すことができる。そのようにした場合、上記一側面とは反対側の側面には、開口を設ける必要がないので、その側面を塞ぐことができる。したがって、本体の剛性を高めることができる。また、上記本体の上記一側面の側に、上記本体内部から引き出された上記中間転写ベルトユニットを保持する保持部が設けられている。したがって、メンテナンス担当者がベルトクリーナのメンテナンスを行おうとして中間転写ベルトユニット全体を本体から引き出したとき、その中間転写ベルトユニットを上記保持部によって保持させることができる。つまり、中間転写ベルトユニットを一時的に置くためにわざわざ机などの作業スペースを設ける必要が無い。したがって、ベルトクリーナのメンテナンスを省スペースで行える。
一実施形態の画像形成装置では、上記中間転写ベルトユニットは、上記一対のフレームの上記一側面の側に配置された端部同士の間に取り付けられ、上記中間転写ベルトに圧接されてニップ部を形成する加圧ローラを有するのが望ましい。その場合、トナー像が転写されるべきシートを上記ニップ部を通して搬送することによって、そのシートにトナー像を転写させることができる。
また、一実施形態の画像形成装置は、上記本体内で上記中間転写ベルトに接して配置された感光体ドラムにトナー像を形成する現像部と、シートにトナー像を転写させるように、シートを上記ニップ部を通して搬送するシート搬送部と、上記シートに転写されたトナー像を上記シートに定着させる定着部とを備えるのが望ましい。
一実施形態の画像形成装置では、上記保持部は、上記一側面から本体の外側へ突起した突起部材からなることを特徴とする。
この一実施形態の画像形成装置では、上記保持部は、上記一側面から本体の外側へ突起した突起部材からなるので、簡単に構成することができる。
上記突起部材は、上記中間転写ベルトユニットの上記一対のフレーム又はそのフレームから突出した要素に係合するように、上記一側面の上部に互いに離間して一対設けられているのが望ましい。
一実施形態の画像形成装置では、上記保持部は、上記一側面を通して上記本体内部から外側へ引き出される保持部材からなることを特徴とする。
一般に、画像形成装置の本体には、本来、側面に設けられた穴を通して上記本体から引き出される部材(本体搬送用の取っ手など)が設けられていることが多い。ここで、この一実施形態の画像形成装置では、上記保持部は、上記一側面を通して上記本体内部から外側へ引き出される保持部材からなる。したがって、画像形成装置の本体に本来から設けられている部材を利用して、上記保持部を構成することができる。
一実施形態の画像形成装置では、上記保持部は、上記本体内部で上記一側面に隣り合う側面に設けられた受け部と、上記扉が開いた状態で、上記中間転写ベルトユニットを保持するために上記本体の外部から上記受け部に導入される保持部材とからなることを特徴とする。
この一実施形態の画像形成装置では、上記保持部を簡単に構成することができる。なお、ベルトクリーナのメンテナンスを行うとき、メンテナンス担当者は、まず上記扉を開き、上記本体の外部から上記受け部に上記中間転写ベルトユニットを保持するための保持部材を導入して保持させる。次に、上記中間転写ベルトユニットを本体外部へ引き出して、その中間転写ベルトユニットを上記保持部材に保持させる。この状態で、ベルトクリーナのメンテナンスを行うことができる。
一実施形態の画像形成装置では、上記本体内部で上記一側面の側に、上記本体に対して上記中間転写ベルトユニットを位置決めする固定部材を備え、上記保持部は上記固定部材を兼用することを特徴とする。
一般に、中間転写ベルトユニットが装着される画像形成装置の本体には、上記本体に対して上記中間転写ベルトユニットを位置決めする部材を備えている。ここで、この一実施形態の画像形成装置では、上記本体内部で上記一側面の側に、上記本体に対して上記中間転写ベルトユニットを位置決めする固定部材を備え、上記保持部は上記固定部材を兼用する。したがって、画像形成装置の本体に本来から設けられている部材(上記固定部材)を利用して、上記保持部を簡単に構成することができる。
一実施形態の画像形成装置では、上記扉は蝶番式に開放されて内面が上方へ向くようになっており、上記保持部は、上記扉の上記内面に設けられ、上記中間転写ベルトユニットの上記一対のフレーム又はそのフレームから突出した要素に係合する係合部材を含むことを特徴とする。
この一実施形態の画像形成装置では、上記保持部は、上記固定部材と上記係合部材との協働によって、上記中間転写ベルトユニットを安定に保持することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、一実施形態のカラータンデム方式の画像形成装置90の断面構造を示している。この画像形成装置90は、本体としての本体ケーシング91と、この本体ケーシング91内の略中央に、本体ケーシング91に対して着脱可能に装着された中間転写ベルトユニット40とを備えている。なお、本体ケーシング91は、図4Aに示すように、前面95、後面96、右側面93、左側面94を有し、略直方体の箱状に構成されている。
図1中に示す中間転写ベルトユニット40は、本体ケーシング91内部で水平かつ右側面93および左側面94に対して実質的に垂直に延在する一対のフレーム41,41(図1では一つのフレーム41のみを示す。)と、一対のフレーム41,41の対応する端部同士にそれぞれ軸支された一対のローラ42,43と、その一対のローラ42,43を取り巻くように巻回された中間転写ベルト14とを有している。中間転写ベルト14は、その一対のローラ42,43によって張力が与えられるとともに、図1において左回りに循環するようになっている。中間転写ベルト14の内側には、フレーム41の長手方向に関して所定の間隔で1次転写ローラ18Bk、18C、18M、18Yが設けられている。これらの1次転写ローラ18Bk、18C、18M、18Yは、それぞれ一対のフレーム41,41に軸支されている(つまり、ローラの軸が回転可能に支持されている。)。さらに、一対のフレーム41,41の左端部同士の間にベルトクリーナ15が取り付けられている。一方、本体ケーシング91の右側面93(後述の扉50)に、ケーシング内部へ突起した状態に、加圧ローラとしての2次転写ローラ12が取り付けられている。この2次転写ローラ12は、図示しないバネによってローラ42へ向けて付勢され、中間転写ベルト14に圧接されてニップ部(トナー転写位置)36を形成している。
中間転写ベルトユニット40の上方には、右から順にそれぞれBk(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の補給トナーを内包するトナーカートリッジ13Bk、13C、13M、13Yが設けられている。
中間転写ベルトユニット40の下方には、同じく右から順にそれぞれBk、C、M、Yのプロセスカートリッジとしてのイメージングカートリッジ2Bk、2C、2M、2Yが設けられている。各イメージングカートリッジ2Bk、2C、2M、2Yは、それらが取り扱うトナー色の違いを除いて全く同様に構成されている。具体的には、例えばイエローのイメージングカートリッジ2Yは、トナーとキャリアを含む2成分現像剤を用いて現像を行う現像装置10と、感光体ドラム1、帯電装置、および感光体ドラム表面上の転写残トナーをクリーニングするクリーナを含んだ感光体ドラムユニット20とを一体にして構成されている。各イメージングカートリッジ2Bk、2C、2M、2Yの感光体ドラム1は、それぞれ中間転写ベルト14を挟んで、中間転写ベルトユニット40の1次転写ローラ18Bk、18C、18M、18Yに対応する位置に配置されている。各イメージングカートリッジ2Bk、2C、2M、2Yの下方には、それぞれ対応するイメージングカートリッジの感光体ドラム表面を露光してそこに潜像を形成するための露光装置17Bk、17C、17M、17Yが設けられている。
本体ケーシング91内の下部には、図示しない用紙を収容した2段の給紙カセット29、31が設けられている。また、本体ケーシング91内には、右側面93に沿って、シートとしての用紙を搬送するための搬送路(破線で示す)33が設けられている。用紙は、給紙カセット29または31から給紙ローラ30または32によって搬送路33に送り出され、さらに右側面93(後述の扉50)に取り付けられたシート搬送部としての搬送ローラ34によって上方へ搬送されるようになっている。
本体ケーシング91内の右上部には、トナーを用紙に定着させるための定着ユニット11が設けられている。
また、本体ケーシング91内で中間転写ベルトユニット40の左端部に設けられたベルトクリーナ15の下方に相当する位置には、中間転写ベルト14の表面からベルトクリーナ15が取り除いた残トナーを回収して貯蔵する廃トナーボックス16が設けられている。
画像形成時には、給紙カセット29または31から搬送路33へ送り出された用紙は、搬送ローラ34によって中間転写ベルト14と2次転写ローラ12との間のトナー転写位置36へ送り込まれる。一方、各イメージングカートリッジ2Bk、2C、2M、2Yにおいてそれぞれ感光体ドラム1の表面が帯電装置によって一様に帯電され、さらに露光装置17Bk、17C、17M、17Yによって露光されてそこに潜像が形成される。続いて、現像装置10が備える現像剤担持体としての現像ローラ4に所定の現像バイアスが印加され、現像剤(図2B中に符号9で示す。)に含まれたトナーが飛翔してそれらの潜像が可視化(現像)される。これにより、各感光体ドラム1の表面にトナー像が形成される。各感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、中間転写ベルトユニット40の1次転写ローラ18Bk、18C、18M、18Yによって順次中間転写ベルト14上に転写され、更に2次転写ローラ12によって、上述のトナー転写位置36に送り込まれた用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は定着ユニット11を通して搬送され、これにより、その用紙にトナー像が定着される。そして、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ35によって、本体ケーシング91の上面に設けられた排紙トレイ部92へ排出される。
図2に示すように、本体ケーシング91の右側面93には、開閉可能な扉50が設けられている。扉50が右側面93に作る開口を通して、本体ケーシング91に対して水平方向Hに中間転写ベルトユニット40が着脱されるようになっている。なお、扉50は、前面側から見たとき、蝶番99によって右回りに90度まで開くことができ、開放状態では内面が上方へ向いた水平な姿勢をとるようになっている。
ベルトクリーナ15のメンテナンス時には、扉50が右側面93に作る開口を通して中間転写ベルトユニット40を本体ケーシング91外部へ引き出すことができる。そのようにした場合、右側面93とは反対側の左側面には、開口を設ける必要がないので、その左側面を塞ぐことができる。したがって、本体ケーシング91の剛性を高めることができる。
以下では、本体ケーシング91内部から取り出された中間転写ベルトユニット40を本体ケーシング91の右側面93の側に保持するための構成および方法について、4つの例を挙げて説明する。
第1の例では、図3Aおよび図3Bに示すように、本体ケーシング91の右側面93の上部に、本体ケーシング91内部から取り出された中間転写ベルトユニット40を保持するための突起部材としての一対のアーム部材51,51を備えている。その一対のアーム部材51,51は、前後方向に互いに離間して設けられ、それぞれ右側面93から本体ケーシング91の外側へ突起している。アーム部材51,51の間の間隔は、中間転写ベルトユニット40の一対のフレーム41,41から突出した要素、この例ではローラ42の回転軸(の端部)42a,42aの間隔に略一致している。
この例では、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行うとき、メンテナンス担当者は、一旦扉50を開いて、中間転写ベルトユニット40全体を本体ケーシング91から取り出す。しかる後、扉50を閉じて、その中間転写ベルトユニット40のローラ42の回転軸42a,42aをアーム部材51,51に引っ掛ける。この状態で、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行う。
このようにして、この例では、本体ケーシング91の右側面93に沿って中間転写ベルトユニット40を容易に保持させることができる。つまり、中間転写ベルトユニット40を一時的に置くためにわざわざ机などの作業スペースを設ける必要が無い。したがって、ベルトクリーナ15のメンテナンスを省スペースで行える。
第2の例では、図4Aに示すように、本体ケーシング91の右側面93の扉50に一対の穴97,97が設けられ、図4Bに示すように、この一対の穴97,97を通して本体ケーシング91から外側へそれぞれ本体ケーシング搬送用の取っ手52,52が引き出されるようになっている。各取っ手52は、水平方向に細長いアーム部52bと、このアーム部52bの先端に設けられたコの字状の横断面を有するソケット部52aとを有している。
一対の取っ手52,52の間の間隔は、中間転写ベルトユニット40の一対のフレーム41,41の間隔に略一致している。また、ソケット部52aのコの字の内寸法は、フレーム41,41の端部41e,41e(ベルトクリーナ15が設けられている端部41f,41fとは反対側の端部)の断面(長手方向に垂直な断面)の外寸法に略一致している。
図5Aに示すように、これらの取っ手52,52は、本体ケーシング91内部で右側面93に隣り合う前後の側面95i,96iに設けられた受け部としてのガイド部材53,53(図5Aでは一つのガイド部材53のみを示す。)に、それぞれ左右方向にスライド可能に保持されている。各ガイド部材53は、取っ手52のアーム部52bを案内するように、本体ケーシング91の右側面93側から見て略コの字状に構成されている。なお、各取っ手52のアーム部52bの奥側(ソケット部52aとは反対側)の端部には、その取っ手52がガイド部材53から抜けるのを防止するための突起52c(例えば、その端部に螺合されたネジの頭部からなる。)が設けられている。
この例では、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行うとき、メンテナンス担当者は、図5Aに示すように、まず扉50を開く。次に、図5Bに示すように、ガイド部材53,53から取っ手52,52を引き出す。次に、図5Cに示すように、中間転写ベルトユニット40を本体ケーシング91外部へ引き出して、その中間転写ベルトユニット40のフレーム41,41の端部41e,41eを各取っ手52,52のソケット部52a,52aに嵌め込む。この状態で、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行う。
このようにして、この例では、本体ケーシング91の右側面93に沿って中間転写ベルトユニット40を容易に保持させることができる。つまり、中間転写ベルトユニット40を一時的に置くためにわざわざ机などの作業スペースを設ける必要が無い。したがって、ベルトクリーナ15のメンテナンスを省スペースで行える。しかも、この例では、本体ケーシング搬送用の取っ手52,52を利用して、中間転写ベルトユニット40を保持するための保持部を簡単に構成することができる。
第3の例では、図6Aに示すように、本体ケーシング91内部で右側面93に隣り合う前後の側面95i,96iに、受け部としてのガイド部材55,55(図6Aでは一つのガイド部材55のみを示す。)が設けられている。各ガイド部材55は、中間転写ベルトユニット40を保持するための保持部材54を案内するように、本体ケーシング91の右側面93側から見て略コの字状に構成されている。この例では、各保持部材54は、本体ケーシング91の外部からガイド部材55に挿入される部材であり、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行うメンテナンス担当者によって用意される。各保持部材54は、既述の取っ手52と同様に、水平方向に細長いアーム部54bと、このアーム部54bの先端に設けられたコの字状の横断面を有するソケット部54aとを有している。ソケット部54aのコの字の内寸法は、フレーム41,41の端部41e,41eの断面(長手方向に垂直な断面)の外寸法に略一致している。
一対のガイド部材55,55の間の間隔は、中間転写ベルトユニット40の一対のフレーム41,41の間隔に略一致している。
この例では、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行うとき、メンテナンス担当者は、図6Aに示すように、まず扉50を開く。次に、図6Bに示すように、本体ケーシング91の外部からガイド部材55,55に保持部材54,54を挿入して保持させる。次に、図6Cに示すように、中間転写ベルトユニット40を本体ケーシング91外部へ引き出して、その中間転写ベルトユニット40のフレーム41,41の端部41e,41eを各保持部材54,54のソケット部54a,54aに嵌め込む。この状態で、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行う。
このようにして、この例では、本体ケーシング91の右側面93に沿って中間転写ベルトユニット40を容易に保持させることができる。つまり、中間転写ベルトユニット40を一時的に置くためにわざわざ机などの作業スペースを設ける必要が無い。したがって、ベルトクリーナ15のメンテナンスを省スペースで行える。
第4の例では、図7Aに示すように、本体ケーシング91内部で右側面93に隣り合う前後の側面95i,96iに、本体ケーシング91内部に中間転写ベルトユニット40が装着されたとき本体ケーシング91に対して中間転写ベルトユニット40を位置決めする一対の固定部材61,61が設けられている。この一対の固定部材61,61の間の間隔は、中間転写ベルトユニット40の一対のフレーム41,41の間隔に略一致している。これらの固定部材61,61は、図示しないバネによって、それぞれ本体ケーシング91内部から右側面93の側へ付勢されている。各固定部材61は、図7Bに詳細に示すように、本体ケーシング91内部で左右方向に延在するキャリア部61bと、キャリア部61bの先端に設けられた取付板部61aとを有している。キャリア部61bの上縁61eは、本体ケーシング91に対して中間転写ベルトユニット40を着脱するときに、中間転写ベルトユニット40のフレーム41から突出した要素、この例ではローラ43の回転軸(の端部)43aを水平方向に案内するようになっている。
本体ケーシング91に対して中間転写ベルトユニット40を装着するときは、固定部材61,61のキャリア部61b,61bの上縁61e,61eに沿って中間転写ベルトユニット40のローラ43の回転軸43a,43aをスライドさせて、本体ケーシング91内部に中間転写ベルトユニット40を挿入する。そして、各固定部材61の取付板部61aを、既述のバネの付勢力に抗して、穴61gを通して本体ケーシング91内部のメインフレーム(図示せず)に対してネジで固定する。これにより、本体ケーシング91に対して中間転写ベルトユニット40を位置決めして、装着するようになっている。
各固定部材61のキャリア部61bの上縁61eのうち先端近傍には、本体ケーシング91から中間転写ベルトユニット40が右方向に引き出されたときに、ローラ43の回転軸43aを受ける凹部61dが設けられている。
また、図7Aに示すように、扉50の内面50iには、一体成形により一対の係合部材62,62が設けられている。この一対の係合部材62,62の間の間隔は、中間転写ベルトユニット40の一対のフレーム41,41の間隔に略一致している。各係合部材62の上縁(扉50の開放状態で)には凹部62dが設けられている。この凹部62dは、図7Cに詳細に示すように、本体ケーシング91から中間転写ベルトユニット40が右方向に引き出されたときに、ローラ42の回転軸42aを受けるようになっている。
この例では、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行うとき、メンテナンス担当者は、図7Aに示すように、まず扉50を開く。次に、本体ケーシング91から中間転写ベルトユニット40を、ローラ43の回転軸43a,43aが固定部材61,61のキャリア部61b,61bの凹部61d,61dに嵌るところまで引き出す。次に、中間転写ベルトユニット40のローラ42の回転軸42a,42aを、扉50の内面50iに設けられた係合部材62,62の凹部62d,62dに嵌める。これにより、中間転写ベルトユニット40は、本体ケーシング91の固定部材61,61の先端近傍と開放状態の扉50の係合部材62,62との間にまたがって斜めに保持される。この状態で、ベルトクリーナ15のメンテナンスを行う。
このようにして、この例では、本体ケーシング91の右側面の側に中間転写ベルトユニット40を容易に保持することができる。つまり、中間転写ベルトユニット40を一時的に置くためにわざわざ机などの作業スペースを設ける必要が無い。したがって、ベルトクリーナ15のメンテナンスを省スペースで行える。しかも、画像形成装置90の本体ケーシング91に本来から設けられている固定部材61,61と、一体成形により扉50の内面50iに設けられた係合部材62,62とを利用して、中間転写ベルトユニット40を保持する保持部を簡単に構成することができる。そして、固定部材61,61と係合部材62,62との協働によって、中間転写ベルトユニット40を安定に保持することができる。
このように、上述の各例では、本体ケーシング91の右側面93の側に、本体ケーシング91内部から取り出された中間転写ベルトユニット40を保持することができる。したがって、メンテナンス担当者がベルトクリーナ15のメンテナンスを行おうとして中間転写ベルトユニット40全体を本体ケーシング91から引き出したとき、その中間転写ベルトユニット40を保持部によって保持させることができる。つまり、中間転写ベルトユニット40を一時的に置くためにわざわざ机などの作業スペースを設ける必要が無い。したがって、ベルトクリーナ15のメンテナンスを省スペースで行える。
なお、上述の実施形態では、本体ケーシング91の右側面93に扉50を設け、本体ケーシング91に対して中間転写ベルトユニット40を右側面93を通して着脱するものとした。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば図1に示した構成を左右対称に反転して、中間転写ベルトユニット40を左側面を通して着脱するものとしても良い。その場合、中間転写ベルトユニット40を本体ケーシング91の左側面の側に保持するように保持部を設ける。
この発明の一実施形態の画像形成装置の断面構造を示す図である。 上記画像形成装置の本体から中間転写ベルトユニットを取り外す方向を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第1の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第1の例を説明する図である。 上記本体ケーシングの右側面の扉に設けられている穴を示す図である。 上記本体ケーシングに設けられている本体ケーシング搬送用の取っ手を示す図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第2の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第2の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第2の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第3の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第3の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第3の例を説明する図である。 上記中間転写ベルトユニットを本体ケーシングの右側面の側に保持する第4の例を説明する図である。 図7Aの一部を詳細に示す図である。 図7Aの別の一部を詳細に示す図である。
符号の説明
15 ベルトクリーナ
40 中間転写ベルトユニット
41 フレーム
50 扉
51 アーム部材
52 取っ手
53,55 ガイド部材
54 保持部材
61 固定部材
62 係合部材
91 本体ケーシング
93 右側面
94 左側面

Claims (6)

  1. 一側面に扉を有する本体と、
    上記扉が作る開口を通して上記本体に対して水平方向に着脱可能に装着された中間転写ベルトユニットと
    を備え、
    上記中間転写ベルトユニットは、
    上記本体内部で水平かつ上記一側面に対して実質的に垂直に延在する一対のフレームと、
    上記一対のフレームの対応する端部同士にそれぞれ軸支された一対のローラと、
    上記一対のローラを取り巻くように巻回され、上記本体内に配置された感光体ドラムからトナー像が転写されるべきシートへトナー像を中継する中間転写ベルトと、
    上記一対のフレームの上記一側面と反対の側面の側に配置された端部同士の間に取り付けられ、上記中間転写ベルトを清掃するベルトクリーナと
    を少なくとも有し、
    上記本体の上記一側面の側に、上記本体内部から引き出された上記中間転写ベルトユニットを保持する保持部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記保持部は、上記一側面から本体の外側へ突起した突起部材からなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記保持部は、上記一側面を通して上記本体内部から外側へ引き出される保持部材からなることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記保持部は、
    上記本体内部で上記一側面に隣り合う側面に設けられた受け部と、
    上記扉が開いた状態で、上記中間転写ベルトユニットを保持するために上記本体の外部から上記受け部に導入される保持部材とからなることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記本体内部で上記一側面の側に、上記本体に対して上記中間転写ベルトユニットを位置決めする固定部材を備え、
    上記保持部は上記固定部材を兼用することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    上記扉は蝶番式に開放されて内面が上方へ向くようになっており、
    上記保持部は、上記扉の上記内面に設けられ、上記中間転写ベルトユニットの上記一対のフレーム又はそのフレームから突出した要素に係合する係合部材を含むことを特徴とする画像形成装置。
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