JP7337519B2 - 超音波プローブガイド装置及びプログラム - Google Patents

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本発明の実施形態は、超音波プローブガイド装置及びプログラムに関する。
乳癌診断において超音波エラストグラフィー(Elastography)が利用されている。超音波エラストグラフィーとして、オペレータが超音波プローブを介して患者等の被検体に圧を加えるストレイン・エラストグラフィー(Strain Elastography)がある。ストレイン・エラストグラフィーは、オペレータの手動により超音波プローブを被検体に押しつけて圧を加える操作を要するので、オペレータが不慣れであると超音波プローブの操作の再現性を確保し難い。
特開2009-183566号公報 特開2017-159027号公報
発明が解決しようとする課題は、超音波プローブの操作の再現性を向上することである。
実施形態に係る超音波プローブガイド装置は、現在の超音波走査に関し超音波プローブの現在の操作内容を表す情報を取得する取得部と、基準の超音波走査に関し超音波プローブの基準の操作内容を表す情報を記憶する記憶部と、前記現在の操作内容が前記基準の操作内容に一致するように前記現在の超音波走査に関する超音波プローブの操作をガイドするガイド部と、を具備する。
図1は、第1実施形態に係る放射線治療システムの構成を示す図である。 図2は、図1の超音波プローブガイド装置の構成を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る超音波プローブの操作手法を示す図である。 図4は、図2の記憶回路により記憶される超音波画像と操作内容情報との記憶態様を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置の処理の典型的な流れを示す図である。 図6は、図5のステップSA5においてディスプレイにより表示される視覚ガイド情報を含む表示画面の一例を示す図である。 図7は、図5のステップSA5においてディスプレイにより表示される視覚ガイド情報を含む他の表示画面の一例を示す図である。 図8は、図5のステップSA5においてディスプレイにより表示される合成画像に関する表示画面の一例を示す図である。 図9は、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置の構成を示す図である。 図10は、第2実施形態に係る超音波プローブの操作手法を示す図である。 図11は、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置の処理の典型的な流れを示す図である。 図12は、応用例に係る放射線治療システムの処理の典型的な流れを示す図である。 図13は、応用例に係る、腫瘍領域を含むエラスト画像を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる超音波プローブガイド装置、超音波プローブガイドプログラム及び放射線治療システムを説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る放射線治療システム100の構成を示す図である。図1に示すように、放射線治療システム100は、治療計画用CT(Computed Tomography)装置1、治療計画装置2、放射線治療装置3、超音波診断装置4及び超音波プローブガイド装置5を有する。治療計画用CT装置1、治療計画装置2、放射線治療装置3、超音波診断装置4及び超音波プローブガイド装置5は、互いにネットワークを介して通信可能に接続されている。
治療計画用CT装置1は、撮像用架台と撮像用寝台とコンソールとを有する。撮像用架台は、X線管とX線検出器とを回転軸回りに回転可能に支持する支持機構を搭載する。撮像用寝台は、患者が載置される撮像用天板と、撮像用天板を移動自在に支持する基台とを有する。撮像用天板は、後述する治療用天板と同様に平面形状を有している。患者の位置決め精度の向上のため、撮像用天板は、治療用天板と同一形状を有しているとよい。CT撮像時において撮像用架台は、X線管とX線検出器とを高速で回転させながら、X線管によるX線の照射とX線検出器によるX線の検出とを行うことにより、患者によるX線の減弱を示す生データをX線検出器により収集する。生データは、コンソールに伝送される。
治療計画用CT装置2のコンソールは、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ、ディスプレイ、入力インタフェース及び通信インタフェースを含むコンピュータを有する。コンソールは、生データに基づいて3次元のCT画像を再構成する。コンソールは、CT画像として、X線減弱係数に応じたCT値の空間分布を示す画像を生成してもよいし、CT値からX線減弱係数を算出し、X線減弱係数の空間分布を示す画像を生成してもよい。CT画像は、治療計画装置2、放射線治療装置3、超音波診断装置4及び超音波プローブガイド装置5に送信される。
なお、放射線治療システム100は、治療計画用CT装置1を有するとしているが、本実施形態はこれに限定されない。すなわち、放射線治療システム100は、患者の治療計画用の3次元医用画像を生成できる医用画像診断装置であれば、治療計画用CT装置1の代わりに、コーンビームCT装置や磁気共鳴イメージング装置、核医学診断装置等を有してもよい。しかしながら、以下の説明を具体的に行うため、放射線治療システム100は、患者の治療計画用の3次元医用画像を生成できる医用画像診断装置として治療計画用CT装置1を有するものとする。
治療計画装置2は、CPU等のプロセッサ、ROMやRAM等のメモリ、ディスプレイ、入力インタフェース、通信インタフェースを含むコンピュータである。治療計画装置2は、治療計画用CT装置1からCT画像を受信する。治療計画装置2は、CT画像に基づいて患者に関する治療計画を作成する。
放射線治療装置3は、治療用架台と治療用寝台とコンソールとを有する。治療用架台は、照射ヘッドを回転軸回りに回転可能に支持する。照射ヘッドには、電子銃等により発生された電子等を加速する加速管と、加速管により加速された電子が衝突する金属ターゲットとが搭載される。金属ターゲットに電子が衝突することにより、放射線であるX線が発生する。照射ヘッドは、治療計画装置2により同定された治療計画に含まれる照射条件に従い放射線を照射する。照射ヘッドからの放射線のビーム軸と回転軸とが交わる点は、空間的に不動であり、アイソ・センタと呼ばれている。治療用寝台は、患者が載置される治療用天板と、治療用天板を移動自在に支持する基台とを有する。治療用天板は、撮像用天板と同様に平面形状を有している。患者の治療部位がアイソ・センタに一致するように放射線治療装置、治療用寝台及び患者が位置合わせされる。
超音波診断装置4は、超音波プローブ41、センサ43及び超音波診断装置本体45を有する。超音波プローブ41は、超音波を送受波する。センサ43は、超音波プローブ41に取り付けられる。センサ43は、超音波プローブ41の操作に関する内容を表す情報を収集する。操作内容としては、例えば、超音波プローブ41の位置、超音波プローブ41の移動方向、超音波プローブ41から患者への圧力を含む。センサ43は、位置や移動方向を検出するための位置センサ、圧力を検出するための加速度センサや圧力センサを含む。センサ43は、位置センサ、加速度センサ、圧力センサの出力信号に基づいて位置、移動方向及び圧力に関する情報を生成する演算回路を含む。なお、加速度センサの出力信号から圧力に関する情報を生成可能であれば、圧力センサが設けられる必要はない。
超音波診断装置4の超音波診断装置本体45は、CPU等のプロセッサ、ROMやRAM等のメモリ、ディスプレイ、入力インタフェース、通信インタフェースを含むコンピュータである。超音波診断装置本体45は、放射線治療装置3による放射線治療時において超音波プローブ41を介して患者を超音波で走査して当該患者の治療対象部位を対象とする超音波画像を収集する。収集された超音波画像は、超音波プローブガイド装置5に伝送される。本実施形態に係る超音波画像は、2次元状に配列された複数のピクセルから構成される2次元画像でもよいし、3次元状に配列された複数のボクセルから構成される3次元画像でもよい。
第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置5は、オペレータによる超音波プローブ41の操作をガイドする装置である。図2は、第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の構成を示す図である。図2に示すように、超音波プローブガイド装置5は、処理回路51、ディスプレイ52、通信インタフェース53、入力インタフェース54及び記憶回路55を有する。処理回路51、ディスプレイ52、通信インタフェース53、入力インタフェース54及び記憶回路55は、バス等を介して互いに通信可能に接続されている。
処理回路51は、ハードウェア資源として、CPUやGPU等のプロセッサを有する。処理回路51は、放射線治療支援に関するプログラム(以下、超音波プローブガイドプログラムと呼ぶ)を実行し、操作内容取得機能511、オペレータガイド機能512及びフュージョン機能513の少なくとも1機能を実現する。
操作内容取得機能511において処理回路51は、超音波走査に関し超音波プローブ41の操作内容を表す情報を取得する。操作内容を表す情報を操作内容情報と呼ぶことにする。操作内容情報は、超音波走査が実行された時期に応じて現在の操作内容情報と基準の操作内容情報とに分類される。現在の操作内容情報は、現在の超音波走査における操作内容情報である。現在の超音波走査は、例えば、放射線治療時において放射線照射に略並行して行われる超音波走査である。基準の操作内容情報は、基準の超音波走査における操作内容情報である。基準の超音波走査は、現在の超音波走査よりも前に行われた超音波走査であって、現在の超音波操作において再現対象になっている超音波走査に規定される。例えば、基準の超音波走査は、実施済みの放射線治療の際に行われた超音波走査でもよいし、放射線治療とは独立して画像診断のために行われた超音波走査でもよいし、治療計画に利用する超音波画像の収集のために行われた超音波走査でもよい。なお、本実施形態に係る放射線治療時とは、放射線治療装置3による放射線照射時だけでなく、治療用寝台に患者が載置されてから放射線照射が行われるまでの準備段階、複数照射角度で放射線照射が行われる場合における放射線照射間をも含むものとする。
図3は、超音波プローブ41の操作手法を示す図である。図3に示すように、超音波プローブ41には位置センサや加速度センサ等のセンサ43が取り付けられている。患者の走査対象部位61を超音波撮像する場合、オペレータは、当該走査対象部位に超音波プローブ41を押しつける。超音波撮像の種類としては、Bモード撮像、ドプラモード撮像、超音波エラストグラフィー等の如何なる走査種にも適用可能である。走査対象部位61としては、腫瘍63を含む如何なる部位に適用可能であるが、例えば、患者の乳房等が挙げられる。オペレータは、超音波プローブ41を移動させながら走査対象部位61における超音波プローブ41の当接位置を変えたり、超音波プローブ41で走査対象部位61を圧迫又は解放したりすることにより、腫瘍63が良好に描出される位置を見つけ出す。超音波プローブ41を操作している間、センサ43により、超音波プローブ41の位置、移動方向、圧力等の操作内容情報が収集されている。
腫瘍63が良好に描出された超音波画像が収集されると、オペレータは、入力機器等を介して記憶指示を行う。例えば、記憶指示は、超音波診断装置本体45等に設けられた記録ボタン等の押下により行われる。記録ボタン等の押下を契機として、記録ボタン等の押下時に収集された超音波画像と操作内容情報とが互いに関連付けて超音波診断装置本体45のメモリに登録される。放射線治療時において操作内容情報と超音波画像とは、センサ43又は超音波診断装置本体45から通信インタフェース53を介して超音波プローブガイド装置5に送信される。操作内容情報と超音波画像とは、超音波プローブガイド装置5からの送信要求を受けて送信されてもよいし、自動的に送信されてもよい。
オペレータガイド機能512において処理回路51は、現在の操作内容が基準の操作内容に一致するように、オペレータによる現在の超音波走査に関する超音波プローブ41の操作をガイドする。具体的には、処理回路51は、現在の操作内容と基準の操作内容との相違を表す情報を生成し、相違を表す情報をディスプレイ52に表示する。以下、第1実施形態に係る相違を表す情報を視覚ガイド情報と呼ぶことにする。
フュージョン機能513において処理回路51は、超音波画像と他の医用画像診断装置により収集された医用画像との合成画像を生成する。他の医用画像診断装置により収集された医用画像は、治療計画用CT装置1により収集されたCT画像でもよいし、治療計画用CT装置1により収集された医用画像でもよい。合成画像は、フュージョン画像と呼ばれる。フュージョン画像は、ディスプレイ52に表示される。
ディスプレイ52は、種々の情報を表示する。ディスプレイ52は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は当技術分野で知られている他の任意のディスプレイが適宜利用可能である。例えば、ディスプレイ52は、視覚ガイド情報や超音波画像、フュージョン画像等を表示する。
通信インタフェース53は、図示しない有線又は無線を介して、治療計画用CT装置1、治療計画装置2、放射線治療装置3、超音波診断装置4等との間でデータ通信を行う。例えば、通信インタフェース53は、超音波診断装置4から超音波画像や操作内容情報を受信する。また、通信インタフェース53は、治療計画用CT装置1や治療計画装置2から治療計画用のCT画像を受信したり、治療計画装置2から治療計画を受信したりする。
入力インタフェース54は、入力機器を介して受け付けたユーザからの各種指令を入力する。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ等が利用可能である。入力インタフェース54は、入力機器からの出力信号を、バスを介して処理回路51に供給する。
記憶回路55は、種々の情報を記憶するRAMやROM、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置である。ハードウェアとして記憶回路55は、CD-ROMドライブやDVDドライブ、フラッシュメモリ等の可搬性記録媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であってもよい。例えば、記憶回路55は、操作内容情報、超音波画像、治療計画CT画像、超音波プローブガイドプログラム等を記憶する。
図4は、記憶回路55により記憶される超音波画像IUと操作内容情報COとの記憶態様を示す図である。図4に示すように、超音波画像IUと操作内容情報COとは関連付けて記憶される。例えば、超音波診断装置本体45等に設けられた記憶ボタンが押下された時点で収集された超音波画像IUと操作内容情報COとが関連付けられる。換言すれば、略同一時刻に収集された超音波画像IUと操作内容情報COとが関連付けられる。超音波画像IUと操作内容情報COとが関連付けられることにより、当該操作内容情報COは、当該超音波画像IUと同一内容の画像を収集するために必要な超音波プローブ41の操作内容を表すこととなる。操作内容情報COは、超音波プローブ41の位置、移動方向及び圧力を含む。例えば、図4の場合、位置はPO1、移動方向はD1、圧力はPR1である。
超音波走査としてストレイン・エラストグラフィーが行われる場合、エラスト画像を再現するためには圧力も重要な因子であるので、ベストプラクティスのエラスト画像に操作内容情報を関連付けておくことが有益である。
次に、第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の動作例について説明する。図5は、第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の処理の典型的な流れを示す図である。なお、図5の処理は、放射線治療時に行われるものとする。超音波走査種は、超音波エラストグラフィーのうちのストレイン・エラストグラフィーであるとする。
図5に示すように、超音波プローブガイド装置5の処理回路51は、まず、基準の超音波エラストグラフィーの操作内容情報を記憶回路55から読み出す(ステップSA1)。基準の超音波エラストグラフィーの操作内容情報は、例えば、治療対象部位である腫瘍等が明瞭に描出された超音波画像に関連付けられた操作内容情報である。読み出し対象の操作内容情報は、オペレータにより入力インタフェース54を介して指定されてもよいし、自動的に指定されてもよい。この際、基準の操作内容情報に関連付けられた超音波画像も読み出してもよい。
ステップSA1が行われると、放射線治療時において超音波診断装置4により超音波エラストグラフィーが開始される(ステップSA2)。オペレータは、超音波プローブ41を患者の治療対象部位近傍の体表に押し付けたり離したりする。その間、超音波プローブ41は、超音波を送信し、体内からの反射を受信し、受信された超音波をエコー信号に変換する。エコー信号は、超音波診断装置本体45に供給される。超音波診断装置本体45は、エコー信号に基づいてエラスト画像を生成する。例えば、超音波プローブ41を押し付けている状態のBモード画像と離している状態のBモード画像とに基づいて硬さの空間分布を表現する画像を生成する。硬さを示す指標としては変位や弾性率等の硬さに応じて変化する如何なるパラメータでもよい。硬さの空間分布は、Bモード画像の全体領域に対して計算されてもよいし、Bモード画像に設定された局所の関心領域に対して計算されてもよい。空間分布を表現する画像はエラスト画像と呼ばれる。エラスト画像は、超音波診断装置本体45のディスプレイ又は超音波プローブガイド装置5のディスプレイ52に表示される。
超音波エラストグラフィーの開始後、処理回路51は、操作内容取得機能511を実行する(ステップSA2)。ステップSA2において処理回路51は、現在の超音波エラストグラフィーに関する操作内容情報を、超音波診断装置4からリアルタイムで取得する。
ステップSA2が行われると処理回路51は、オペレータガイド機能512を実行する(ステップSA3)。ステップSA3において処理回路51は、基準の操作内容から現在の操作内容への相違値を算出する。操作内容情報に含まれるパラメータ毎に相違値が算出される。具体的には、基準の操作内容に含まれる位置がPO1、現在の操作内容に含まれる位置がPO2である場合、相違値としてPO2-PO1が算出され、基準の操作内容に含まれる移動方向がD1、現在の操作内容に含まれる移動方向がD2である場合、相違値としてD2-D1が算出され、基準の操作内容に含まれる圧力がPR1、現在の操作内容に含まれる圧力がPR2である場合、相違値としてPR2-PR1が算出される。
ステップSA3が行われると処理回路51は、オペレータガイド機能512において、相違値に基づいて視覚ガイド情報を生成し(ステップSA4)、ステップSA4において生成された視覚ガイド情報をディスプレイ52に表示する(ステップSA5)。視覚ガイド情報は、相違値を視覚的に表現する文字や図形、画像等である。
図6は、ステップSA5においてディスプレイ52に表示される視覚ガイド情報を含む表示画面I1の一例を示す図である。図6に示すように、表示画面I1には現在の超音波画像(エラスト画像)IU1が表示される。超音波画像IU1の上方には押下ガイド矢印AP1が表示される。押下ガイド矢印AP1は、視覚ガイド情報の一種である。押下ガイド矢印AP1は、超音波画像IU1の走査面内での基準の移動方向から現在の移動方向の相違を表す。より詳細には、押下ガイド矢印AP1は、基準の超音波エラストグラフィーにおける押下又は解放のための超音波プローブ41の移動方向から現在の超音波エラストグラフィーにおける押下又は解放のための超音波プローブ41の移動方向へのずれ方向を表す。押下ガイド矢印AP1の大きさは、基準の圧力から現在の圧力を得るために必要な圧力の大きさを表す。すなわち、押下ガイド矢印AP1の大きさは、基準の圧力から現在の圧力の相違値に応じて変化する。押下ガイド矢印AP1を観察することによりオペレータは、基準の超音波画像の収集時と同等の操作内容を実現するために必要な押下方向及び圧力を知ることができる。
図6に示すように、超音波画像IU1の横にはプローブ位置ガイドG1が表示される。プローブ位置ガイドG1は、視覚ガイド情報の一種である。プローブ位置ガイドG1は、基準の位置と現在の位置との関係を図示する。例えば、プローブ位置ガイドG1は、撮像対象部位を模式的に示すシェーマS1を含む。シェーマS1には、基準の位置を示すマークM1と現在の位置を示すマークM2とが表示される。また、マークM1とマークM2との近傍には位置ガイド矢印AD1が表示される。位置ガイド矢印AD1は、基準の位置から現在の位置のずれ、すなわち、ベクトルを示す。オペレータは、マークM1やマークM2、位置ガイド矢印AD1を観察することにより、基準の位置に超音波プローブ41を移動させるための方向及び距離を知ることができる。
図7は、ステップSA5においてディスプレイ52に表示される視覚ガイド情報を含む表示画面I2の一例を示す図である。図7に示すように、表示画面I2には現在の超音波画像IU2と基準の超音波画像IU3とが並べて表示される。現在の超音波画像IU2の情報には押下ガイド矢印AP2が表示され、現在の超音波画像IU2と基準の超音波画像IU3との下方には位置ガイド矢印AD1が表示される。このように押下ガイド矢印AP2や位置ガイド矢印AD1が表示されつつ、現在の超音波画像IU2と基準の超音波画像IU3とが並べて表示されることにより、オペレータは、現在の超音波画像IU2の走査面の位置が基準の超音波画像IU3の走査面の位置に近づいているか否かを確認することができる。
図7に示すように、現在の超音波画像IU2の上方には表示欄DP1と基準の超音波画像IU3の上方には表示欄DP2とが表示される。表示欄DP1と表示欄DP2とは、視覚ガイド情報の一種である。表示欄DP1には現在の操作内容に含まれる現在の圧力を示す数値が表示される。表示欄DP2には基準の操作内容に含まれる基準の圧力を示す数値が表示される。例えば、表示欄DP1には15kPaと表示され、表示欄DP2には10kPaと表示される。このように現在の圧力を示す数値と基準の圧力を示す数値とが表示されることにより、オペレータは、現在の圧力を基準の圧力に近づけるための手がかりを得ることができる。
現在の操作内容が基準の操作内容に略一致した状態で現在の超音波画像が収集された場合、オペレータは、当該現在の超音波画像と基準の超音波画像とを比較して放射線照射による腫瘍の変化の様子を確認したりする。
なお、上記説明において処理回路51は、単に超音波画像を表示するとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。処理回路51は、超音波画像を表示する際、フュージョン機能513を実行してもよい。フュージョン機能513において処理回路51は、患者に関する3次元のCT画像に基づいて、現在の超音波画像の走査面(表示断面)と略同一の断面に関する2次元のCT画像を生成する。そして処理回路51は、2次元のCT画像に現在の超音波画像を位置整合して合成する。2次元のCT画像と現在の超音波画像との合成画像は、ディスプレイ52に表示される。
図8は、図5のステップSA5においてディスプレイにより表示される合成画像に関する表示画面I3の一例を示す図である。図8に示すように、表示画面I3には、2次元のCT画像ICTと現在の超音波画像IU4との合成画像が表示される。超音波画像IU4では描出できない細かい形態をCT画像で補うことができるので、患者の体内の様子をより鮮明に把握することができる。
処理回路51は、オペレータガイド機能512の終了指示がなされることを待機している(ステップSA6)。終了指示がなされるまで処理回路51によるステップSA2からステップSA6が繰り返される。オペレータは、オペレータガイド機能512の終了をさせる場合、例えば、入力インタフェース54を介して終了指示を入力する。終了指示が入力されたことを契機として(ステップSA6:YES)、処理回路51は、オペレータガイド機能512を終了する。
以上により、第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の処理の流れの説明を終了する。
上記の通り、第1実施形態によれば、ベストプラクティスである基準の超音波走査に従い、現在の超音波走査におけるオペレータによる超音波プローブ41の操作をガイドすることができるので、超音波プローブ41の再現性を向上させることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態に係る超音波プローブガイド装置5は、オペレータによる超音波プローブ41の操作をガイドするものとした。第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置5は、ロボットアームによる超音波プローブ41の操作をガイドする。以下、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置5について詳細に説明する。なお以下の説明において、第1実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
図9は、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の構成を示す図である。図9に示すように、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置5は、処理回路51、ディスプレイ52、通信インタフェース53、入力インタフェース54、記憶回路55、ロボットアーム56及び駆動回路57を有する。
図10は、第2実施形態に係る超音波プローブ41の操作手法を示す図である。図10に示すように、超音波プローブ41は、ロボットアーム56に取り付けられている。ロボットアーム56は、放射線治療装置3や超音波診断装置4が設置される治療室に設置される。ロボットアーム56は、例えば、略端部に超音波プローブ41を取り付け可能な多関節アームにより実現される。より詳細には、ロボットアームは、複数のアームを有し、当該複数のアームのうちの隣り合うアームが回転関節により回転可能に接続されている。床面側のアームは基台に設置され、先端側のアームには超音波プローブ41が着脱可能に取り付けられる。当該構造によりロボットアーム56は、超音波プローブ41を移動自在に支持することができる。
図9に示すように、処理回路51は、操作内容取得機能511とフュージョン機能513とに加え、ロボットアームガイド機能514を実現する。ロボットアームガイド機能514において処理回路51は、現在の操作内容が基準の操作内容に一致するように、ロボットアーム56による現在の超音波走査に関する超音波プローブ41の操作をガイドする。具体的には、処理回路51は、基準の操作内容を実現するために、現在の操作内容と基準の操作内容との相違に従い駆動回路57を制御する。ロボットアーム56は、駆動回路57からの駆動信号の供給を受けて作動する。より詳細には、駆動回路57は、各回転関節に各駆動信号を供給することにより、所定の位置及び向きに超音波プローブ41を移動する。
次に、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の動作例について説明する。図11は、第2実施形態に係る超音波プローブガイド装置5の処理の典型的な流れを示す図である。なお、図11の処理は、放射線治療時に行われるものとする。超音波走査種はストレイン・エラストグラフィーであるとする。
図11に示すように、超音波プローブガイド装置5の処理回路51は、まず、基準の超音波エラストグラフィーの操作内容情報を記憶回路55から読み出す(ステップSB1)。基準の超音波エラストグラフィーは、ロボットアーム56が超音波プローブ41を操作することにより行われたものでも、オペレータが超音波プローブ41を操作することにより行われたものでもよい。操作内容情報は、第1実施形態と略同一である。
ステップSB1が行われると、放射線治療時においてロボットアーム56を用いた超音波診断装置4による超音波エラストグラフィーが開始される(ステップSB2)。超音波エラストグラフィーの開始時点においてロボットアーム56は初期位置に配置されているものとする。超音波エラストグラフィーの開始後、処理回路51は、操作内容取得機能511を実行する(ステップSB2)。ステップSB2において処理回路51は、現在の超音波エラストグラフィーに関する操作内容情報を、超音波診断装置4からリアルタイムで取得する。
ステップSB2が行われると処理回路51は、ロボットアームガイド機能514において、基準の操作内容から現在の操作内容への相違値を算出し、相違値に基づいてロボットアームガイド情報を生成する(ステップSB4)。ロボットアームガイド情報は、基準の操作内容から現在の操作内容への相違値に基づき生成され、ロボットアーム56に基準の操作内容を再現させるための情報である。具体的には、ロボットアームガイド情報は、相違値に対応する距離及び方向に超音波プローブ41を移動させるための、駆動回路57への制御信号に対応する。
ステップSB4が行われると処理回路51は、ロボットアームガイド機能514において、ロボットアームガイド情報に従いロボットアーム56を駆動する(ステップSB5)。ステップSB5において処理回路51は、ロボットアームガイド情報に従い駆動回路57を制御する。駆動回路57の制御によりロボットアーム56は、基準の位置と同一位置に超音波プローブ41を配置し、基準の移動方向及び圧力と同一方向及び圧力で超音波プローブ41を圧迫又は解放する。これにより、基準の超音波エラストグラフィーに関する操作内容を、現在の超音波エラストグラフィーにおいて再現することができる。
ロボットアーム56により超音波プローブ41が操作されている間、超音波プローブ41は、超音波を送信し、体内からの反射を受信し、受信された超音波をエコー信号に変換する。エコー信号は、超音波診断装置本体45に供給される。超音波診断装置本体45は、エコー信号に基づいてエラスト画像を生成する。エラスト画像は、超音波診断装置本体45のディスプレイ又は超音波プローブガイド装置5のディスプレイ52に表示される。
処理回路51は、ロボットアームガイド機能514の終了指示がなされることを待機している(ステップSB6)。終了指示がなされるまで処理回路51によるステップSB2からステップSB6が繰り返される。オペレータは、ロボットアームガイド機能514の終了をさせる場合、例えば、入力インタフェース54を介して終了指示を入力する。終了指示が入力されたことを契機として(ステップSB6:YES)、処理回路51は、ロボットアームガイド機能514を終了する。
上記の通り、第2実施形態によれば、ベストプラクティスである基準の超音波走査に従い、現在の超音波走査におけるロボットアーム56による超音波プローブ41の操作をガイドすることができるので、超音波プローブ41の再現性を向上させることができる。
(応用例)
上記第1及び第2実施形態の応用例について説明する。応用例に係る放射線治療システム100は、エラスト画像を悪性腫瘍に対するブースト照射の治療計画に役立てる。
図12は、応用例に係る放射線治療システム100の処理の典型的な流れを示す図である。図12に示す処理は、放射線治療の再計画のために行われ、複数日に亘り行われる放射線治療の期間のうちの任意の日に行われる。
図12に示すように、まず、放射線治療期間において超音波診断装置4により超音波エラストグラフィーが実行される(ステップSC1)。ステップSC1においては超音波プローブガイド装置5により基準の操作内容情報及びエラスト画像が取得される。エラスト画像は、治療計画装置2に伝送される。
ステップSC1が行われると治療計画装置2は、治療計画機能を実行する(ステップSC2)。ステップSC2において治療計画装置2は、エラスト画像を利用して悪性腫瘍位置を特定する。
図13は、腫瘍に対応する画像領域(以下、腫瘍領域と呼ぶ)を含むエラスト画像を示す図である。ストレイン・エラストグラフィーにおいて収集された超音波画像IU5はBモード画像である。超音波走査の撮像対象は腫瘍であるので、超音波画像IU5には腫瘍領域RTが含まれる。超音波画像IU5のうちの腫瘍領域RTを含む局所的な関心領域ROIについて、超音波診断装置4等によりエラスト画像が生成される。関心領域ROIは、オペレータ等のユーザにより指定されてもよいし、画像処理により自動的に設定されてもよい。
治療計画装置2は、エラスト画像に含まれる腫瘍領域RTの位置を、悪性腫瘍位置として特定する。悪性腫瘍位置の特定方法は如何なる方法でもよい。治療計画装置2は、画像処理により特定してもよいし、ユーザによりエラスト画像に対して指定された位置を悪性腫瘍位置として特定してもよい。画像処理による特定方法としては、例えば、閾値処理が挙げられる。悪性腫瘍は当該悪性腫瘍が生じている組織の正常部に比して硬くなる性質を有する。従って治療計画装置2は、エラスト画像に、悪性腫瘍と正常組織との境を閾値とする閾値処理を施して腫瘍領域RTを抽出することができる。また、治療計画装置2は、セグメント処理、領域生成処理、機械学習等の画像処理により悪性腫瘍位置を特定してもよい。
ステップSC2が行われると治療計画装置2は、治療計画機能において、治療計画の再計画と悪性腫瘍位置を対象とするブースト照射のための付加的な治療計画とを作成する(ステップSC3)。ステップSC3において治療計画装置2は、別途、放射線治療期間内において治療計画用CT装置1において収集されたCT画像に基づいて再計画を作成する。悪性腫瘍の大きさ等の変化が前回の治療計画から比較的小さい場合、前回の治療計画を修正することにより再計画を作成してもよい。次に治療計画装置2は、ステップSC2において特定された悪性腫瘍位置に対してブースト照射のための付加的な治療計画を作成する。ブースト照射に関する線量分布は、既存のアルゴリズムにより計算されればよい。治療計画の再計画とブースト照射の治療計画とは放射線治療装置3に伝送される。
ステップSC4において放射線治療装置3は、治療計画の再計画とブースト照射の治療計画とに従い放射線治療を施す(ステップSC4)。ステップSC4において超音波プローブガイド装置5は、上記第1及び第2実施形態と同様、超音波プローブ41のガイドを行ってもよい。この際、基準の超音波走査に関する操作内容情報として、ステップSC1において行われた超音波走査に関する操作内容情報が用いられるとよい。これにより、再計画に使用されたエラスト画像のための超音波プローブ41の操作を、ステップSC4における超音波走査において再現することができる。
以上により、応用例に係る放射線治療システム100の処理の流れの説明を終了する。なお、ステップSC2において悪性腫瘍位置が特定されなかった場合、ブースト照射は計画されなくてもよい。
上記の通り、応用例によれば、が硬さの空間分布を表現するエラスト画像を利用して、悪性腫瘍に対するブースト照射の治療計画を作成することができる。よって、応用例に係る放射線治療システム100は、エラスト画像を悪性腫瘍に対するブースト照射の治療計画に役立てることができる。
上記説明の通り、以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、超音波プローブガイド装置5は、処理回路51と記憶回路55とを有する。処理回路51は、少なくとも操作内容取得機能511とオペレータガイド機能512又はロボットアームガイド機能514とを有する。操作内容取得機能511において処理回路51は、現在の超音波走査に関し超音波プローブ41の現在の操作内容情報を取得する。記憶回路55は、基準の超音波走査に関し超音波プローブ41の基準の操作内容情報を記憶する。オペレータガイド機能512又はロボットアームガイド機能514において処理回路51は、現在の操作内容が基準の操作内容に一致するように現在の超音波走査に関する超音波プローブ41の操作をガイドする。
上記構成により、超音波プローブガイド装置5は、現在の操作内容が基準の操作内容に一致するように、オペレータ又はロボットアーム56による現在の超音波走査に関する超音波プローブ41の操作をガイドすることができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、超音波プローブ41の操作の再現性を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 治療計画用CT装置
2 治療計画装置
3 放射線治療装置
4 超音波診断装置
5 超音波プローブガイド装置
41 超音波プローブ
43 センサ
45 超音波診断装置本体
51 処理回路
52 ディスプレイ
53 通信インタフェース
54 入力インタフェース
55 記憶回路
56 ロボットアーム
57 駆動回路
100 放射線治療システム
511 操作内容取得機能
512 オペレータガイド機能
513 フュージョン機能
514 ロボットアームガイド機能

Claims (8)

  1. 現在の超音波走査に関し超音波プローブの現在の操作内容を表す情報を取得する取得部と、
    基準の超音波走査に関し超音波プローブの基準の操作内容を表す情報を記憶する記憶部と、
    前記現在の操作内容が前記基準の操作内容に一致するように前記現在の超音波走査に関する超音波プローブの操作をガイドするガイド部と、
    前記基準の超音波走査において超音波プローブにより収集されたエコー信号に基づくエラスト画像から腫瘍に対応する画像領域を特定し、前記画像領域に基づいて前記腫瘍に対するブースト照射のための付加的な治療計画を作成する治療計画部と、
    を具備し、
    前記現在の超音波走査は、前記ブースト照射に係る放射線治療における超音波走査である、
    超音波プローブガイド装置。
  2. 前記ガイド部は、前記現在の操作内容と前記基準の操作内容との相違を表す情報を生成し、前記相違を表す情報をディスプレイに表示する、請求項1記載の超音波プローブガイド装置。
  3. 前記操作内容は、超音波プローブの移動方向及び圧力であり、
    前記相違を表す情報は、向きにより前記現在の超音波走査における超音波プローブの移動方向から前記基準の超音波走査における超音波プローブの移動方向へのずれ方向を表し且つ大きさにより前記現在の超音波走査における超音波プローブによる圧力から前記基準の超音波走査における超音波プローブによる圧力を得るために必要な圧力の大きさを表す矢印であり、
    前記ガイド部は、前記矢印をディスプレイに表示する、
    請求項2記載の超音波プローブガイド装置。
  4. 前記ガイド部は、前記現在の超音波走査において超音波プローブにより収集されたエコー信号に基づく超音波画像と、前記超音波画像と略同一断面のCT画像との合成画像をディスプレイに表示する、請求項2記載の超音波プローブガイド装置。
  5. 超音波プローブを移動自在に保持するロボットアームと、
    前記ロボットアームを駆動する駆動部と、を更に備え、
    前記ガイド部は、前記基準の操作内容を実現するために前記現在の操作内容と前記基準の操作内容との相違に従い前記駆動部を制御する、
    請求項1記載の超音波プローブガイド装置。
  6. 前記現在の超音波走査と前記基準の超音波走査とは、超音波エラストグラフィーである、請求項1記載の超音波プローブガイド装置。
  7. 前記記憶部は、オペレータによる入力インタフェースを介した記憶指示を契機として前記基準の操作内容を表す情報と前記基準の操作内容に対応する基準の超音波画像とを関連付けて記憶する、請求項1記載の超音波プローブガイド装置。
  8. コンピュータに、
    現在の超音波走査に関し超音波プローブの現在の操作内容を表す情報を取得する機能と、
    前記現在の操作内容が、基準の超音波走査における超音波プローブの基準の操作内容に一致するように前記現在の超音波走査に関する超音波プローブの操作をガイドする機能と、
    前記基準の超音波走査において超音波プローブにより収集されたエコー信号に基づくエラスト画像から腫瘍に対応する画像領域を特定し、前記画像領域に基づいて前記腫瘍に対するブースト照射のための付加的な治療計画を作成させる機能と、
    を実現させ、
    前記現在の超音波走査は、前記ブースト照射に係る放射線治療における超音波走査である、
    超音波プローブガイドプログラム。
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