JP7336280B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆うボンネットにヘッドライトを設ける作業車両に関し、詳しくは樹脂製のボンネットにLEDを光源とするLEDヘッドライトを設ける乗用型田植機やトラクタ等の作業車両に関する。
乗用型田植機やトラクタ等の作業車両においては、走行機体の前部寄りにエンジンやエアクリーナ等の補器類を搭載してこれらをボンネットで覆っている。また、ボンネットに左右のヘッドライト(前照灯)や通気孔を備えるフロントグリル等を取付けると共に、ボンネットを後部側を支点として前部側を開閉自在に取付けると、走行機体の前方を照らすヘッドライトの取付箇所をボンネットに確保しながら、ボンネットを開いてエンジン回りやヘッドライトなどのメンテナンスを行うことができる。
そして、このように左右のヘッドライトやフロントグリルをボンネットに取付ける場合、ボンネットの前面に開孔部を設け、この開孔部に左右のヘッドライトやフロントグリルを収容し、特にこれ等の前面がボンネット前面の丸みを帯びた曲面からあまり前方に突出しないように取付けてボンネットに一体感を与えたり、或いは、これ等が作業車両の前方視界や走行機体上の通行の邪魔にならないように取付けている(例えば、特許文献1参照)。
また、ここで左右のヘッドライトの光源としては、白熱バルブやハロゲンバルブ、或いはHID(High Intensity Discharg)が使用されている。しかし、長寿命、低消費電力、低発熱という優れた特性を備えるLED(Light Emitting Diode)が注目され、近年ではLEDが作業車両における作業灯として、或いはヘッドライトして採用され始めている(例えば、特許文献2参照)。
特許第6307357号公報 特開2016-175443号公報
前述のように、ボンネットの前面に開孔部を設け、この開孔部に左右のヘッドライトやフロントグリルを収容し、特にこれ等の前面がボンネット前面の丸みを帯びた曲面からあまり前方に突出しないように取付けると、左右のヘッドライトやフロントグリルがボンネットと一体となって作業車両のフロントマスクに流麗さを与え、或いは作業車両の前方視界や走行機体上の通行の邪魔にならないといった利点がある。
そして、係るボンネットを踏襲しながら、従来の白熱バルブ等の光源に変えて優れた特性を備えるLEDを光源とするLEDヘッドライトを採用する場合、一般にLEDの表面温度は約50度程度と低いもののLEDを発光させるために流す電流を制御する抵抗、或いは素子の接合部から発熱するため全く温度が上昇しないわけではない。また、LEDは逆に高温状態に弱いという欠点があり、LEDの内部温度が高温となると劣化が始まり寿命が縮まるといわれている。
それ故、市販されているLEDヘッドライトは放熱するためのヒートシンクを本体に備える構造が採用されている。しかし、ヒートシンクを備えるLEDヘッドライトであっても使用する周囲温度が高ければ故障や性能の低下を避けることができず、係るLEDヘッドライトを高温となるエンジンを覆うボンネット内に以前と同様に設けると、上述のように故障の要因となる虞がある。
そのため、これを避けるためにエンジン等からLEDヘッドライトを出来るだけ遠ざけてLEDヘッドライトを設ける周囲温度を下げるようにする。しかし、LEDヘッドライトをエンジン等から遠ざけるためにボンネットの前面を例えば、前方に延ばすとボンネットが大型化してコンパクトに作業車両を纏めることができない、或いはコストアップの要因となる。また、LEDヘッドライトはヒートシンク等を備えるので重量が増し、これを取付けるボンネットの強度アップも必要となる。
そこで、本発明は、前述のような問題点に鑑み、ボンネットにLEDを光源とするLEDヘッドライトを設ける場合に、LEDヘッドライトの周囲温度を低くするためにボンネットを大型化することなく、また、重量が増したLEDヘッドライトを支障なくボンネットに取付けることができる作業車両を提供することを課題とする。
本発明の作業車両は、上記課題を解決するため第1に、走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付け、前記カバーを、照射口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付け、前記ガーニッシュカバーを螺子によって後方から取付けるメインカバーの裏座面を、前方に取付けるガーニッシュカバーの周縁によって隠すことができる表座面の造形の範囲で開拡させて成型することを特徴とする。
また、本発明の作業車両は第2に、走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付け、前記カバーを、照射口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付け、前記ガーニッシュカバーの左右方向の先端寄りにリブを成型し、係るリブをメインカバーに設ける合わせ孔に嵌めて、ガーニッシュカバーの先端寄りをメインカバーに取付けることを特徴とする。
そして、本発明の作業車両は第に、走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付け、前記カバーを、照射口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付け、前記LEDヘッドライトをメインカバーに取付けるブラケットのメインカバーへの取付けを妨げるメインカバーの部位に逃し穴を設け、この逃し穴をガーニッシュカバーの周縁によって隠すことを特徴とする。
そして、本発明の作業車両は第に、前記カバーに照射口と近接させて通気口を設け、この通気口によってカバーに取付けるヘッドライト本体の周囲温度を低下させることを特徴とする。
本発明の作業車両によれば、走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付ける。
そのため、ボンネットの前面を前方に延ばしてこれを大型化することなく、ボンネットの前面に設ける開孔部に左右のヘッドライトを設けるコンパクトなボンネットを踏襲しながら、新たに採用するLEDを光源とするLEDヘッドライトを、そのボンネットの開孔部を覆う樹脂製のカバーにエンジン及びその補器類とできる限り離して取付け、これによりヘッドライト本体の周囲温度を低くしてLEDヘッドライトの故障の要因を排除することができる。
しかも、LEDヘッドライトは、その先端に設ける光の放出口が開孔部を覆うカバーの夫々の照射口によって保護され、その本体は外観から直接的に目に触れることがないので、作業車両のフロントマスクとしてLEDヘッドライト自体に意匠性を備える必要が無くなり、機能性のみを備えたヘッドライトを使用してコストダウンを図ることができる。さらに、ヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付けるから、LEDヘッドライトをボンネットのコーナー部となる左右下部寄りの前方側に堅実に設けて周囲温度を低くしながら、前方視界や走行機体上の通行の邪魔にならないように設けることができる。
また、前記カバーに照射口と近接させて通気口を設け、この通気口によってカバーに取付けるヘッドライト本体の周囲温度を低下させると、カバーの照射口と近接する通気口を通って流入した外気はヘッドライト本体から直接的に熱を奪い、或いはエンジン等から発生する熱によって高温となった内気は通気口を通ってカバー外に排出されてLEDヘッドライトの周囲温度を低くするから、LEDヘッドライトの故障を防止して長時間にわたって性能を維持して使用することができる。
さらに、前記カバーを照射口、或いは照射口と通気口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付けると、メインカバー及びガーニッシュカバーのがたつきを無くしてボンネットの開孔部の周縁にしっかり保持させて取付けることができる。そのため、重量がアップしたLEDヘッドライトであっても補強金具等を用いることなく、ボンネットの開孔部の周縁に確実に取付けることができる。
また、前記ガーニッシュカバーを螺子によって後方から取付けるメインカバーの裏座面を、前方に取付けるガーニッシュカバーの周縁によって隠すことができる表座面の造形の範囲で開拡させて成型すると、ガーニッシュカバーをメインカバーに取付ける螺子穴を開拡させた裏座面から見易くなってガーニッシュカバーの組立作業を行い易くすることができる。また、メインカバーの開拡させた裏座面によって造形される表座面はガーニッシュカバーの周縁によって隠すことができるのでフロントマスクの見栄えを悪くすることはない。
そして、前記ガーニッシュカバーの左右方向の先端寄りにリブを成型し、係るリブをメインカバーに設ける合わせ孔に嵌めてガーニッシュカバーの先端寄りをメインカバーに取付けると、メインカバーの表側からガーニッシュカバーを取付ける際にガーニッシュカバーの左右方向の先端寄りの位置決めを容易に行える。また、その先端寄りが多少変形したガーニッシュカバーであってもメインカバーの合わせ孔に嵌めると適正な形状に矯正することができて開き等を防止することができる。そのため、その部位の螺子固定等を不要にしてがたつき無くしっかりとメインカバーに取付けることができる。
そのうえ、前記LEDヘッドライトをメインカバーに取付けるブラケットのメインカバーへの取付けを妨げるメインカバーの部位に逃し穴を設け、この逃し穴をガーニッシュカバーの周縁によって隠すと、ブラケットをメインカバーの裏側の造形面を避けるようにカットしたり、造形面に倣うように複雑に折曲げる必要が無くなって、その形状が簡素化されて折曲げるにしても単に直角等に折曲げて形成することができるので製作コストのアップを防止することができる。また、逃し穴を設けることによってメインカバーを軽量化することができ、しかも、この逃し穴はガーニッシュカバーの周縁によって隠すことができるのでフロントマスクの見栄えを悪くすることはない。
本発明を適用する乗用型田植機の斜視図である。 乗用型田植機の平面図である。 ボンネットのセンター箇所の側断面図である。 ボンネットのLEDヘッドライトを設ける箇所の側断面図である。 ボンネットの斜視図である。 カバーを取外したボンネットの斜視図である。 メインカバーの正面側から見た斜視図である。 メインカバーの背面側から見た斜視図である。 ガーニッシュカバーの正面側から見た斜視図である。 ガーニッシュカバーの背面側から見た斜視図である。 LEDヘッドライトの取付けを示す分解図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように農業用の作業車両を構成する乗用型田植機1は、左右の前輪2と後輪3を備える走行機体4の後部に昇降リンク機構5を介して作業機としての植付装置6をローリング自在に連結する。そして、この植付装置6は、走行機体4の後部と昇降リンク機構5の後部に亘って取付ける油圧シリンダ7によって下降させた作業姿勢と上昇させた非作業姿勢に亘って昇降自在に設ける。なお、後輪3と植付装置6との間には、走行機体4の旋回によって荒れた枕地を均す整地ロータ8を設け、この整地ロータ8は植付装置6と共に昇降するように設ける。
一方、前記走行機体4は、左右のサイドメンバーに複数のクロスメンバーを固着して構成するシャーシフレーム9に左右のフロントアクスルケース10をその側面にそれぞれ一体に連結するトランスミッションケースと、左右のリヤアクスルケース11等を取付けて構成する。また、トランスミッションケースの前方のシャーシフレーム9にはエンジンフレームを取付け、このエンジンフレームにガソリンエンジン、或いはディーゼルエンジン12を防振支持して搭載する。
そして、エンジン12の後方に設けるトランスミッションケースは、その上面に前輪2を操舵するステアリングホイール13を備えるステアリングコラムを立設し、このステアリングコラムを覆うパネルカバー14には、モニタパネル15やヘッドライト等を入り切りする各種のスイッチを設ける他、主変速レバー16や副変速レバー17、或いはエンジンコントロールレバー18をそのガイド溝から突出させて設ける。また、パネルカバー14の下方にはスタータスイッチ等を取付けるリヤパネルカバー19を設ける。
さらに、パネルカバー14とリヤパネルカバー19の前方側には、エンジン12や冷却ファンを備えるラジエータやエアクリーナ等のエンジンの補器類の後方側と下方側を除いてこれらを覆う樹脂製のボンネット20を設ける。なお、ボンネット20は、ステアリングコラムをトランスミッションケースに取付けるブラケットの支点ピンに後部寄りの左右上部を回動自在に取付け、また、前部寄りの中央下部に設けるマグネット式のキャッチャーによって保持して、その前部側が後部側を中心に開閉自在に構成する。
また、シャーシフレーム9にはフロントステップ21とリヤステップ22とリヤサイドステップ23を取付ける。この内、フロントステップ21は、ボンネット20の前部下方側となる前フロントステップ部21aとボンネット20の左右側方となる左右のフロントステップ部21bを備え、前フロントステップ部21aには、前述のボンネット20の先端下部に取付ける金属板pを吸着するマグネットを設けてボンネット20のキャッチャーとなし、左右のフロントステップ部21bは走行機体4の前方側からリヤステップ22側に移動する際の通路となる。
さらに、リヤステップ22は幅広なフロア22aの後部から立上がる左右の後部壁22bを備え、そのフロア22aの中央寄り後部から左右の後部壁22bの間にかけてシャーシフレーム9から立設するシートフレームを設ける。そして、このシートフレーム上には運転席24を取付け、運転席24の下方にはシートフレームを覆うシートアンダーカバー25を設ける。また、リヤサイドステップ23は、左右の後部壁22bの上部に連なるように左右に分割して設け、このリヤサイドステップ23に作業者は片足を掛けて植付装置6に苗補給を行う。
なお、リヤステップ22のフロア22aの前部中央寄りには株間調節レバーを通す開口を、また、前部右寄りにはブレーキぺダル26を通す開口を設け、このブレーキぺダル26はリヤアクスルケース11に設けるブレーキを作動させて前輪2と後輪3を制動する。また、図3及び図4に示すように、エンジン12のエキゾーストマニホールドに連結するエキゾーストパイプ27はエンジン12の前部寄りにおいて遮熱カバー28で覆って左フロントステップ部21bの下方に設けるマフラー29に連結する。
また、エンジン12のインテークマニホールドに連結するエアクリーナ30は、エンジン12の右側上部寄りに設け、バッテリは右フロントステップ部21bの下方に、また、電動式冷却ファンを備えるラジエータは、エンジン12後方のシャーシフレーム9に立設してパネルカバー14とリヤパネルカバー19で上方及び後方を覆い、燃料タンク31はリヤステップ22の右後部寄りの下方に設ける。そして、エンジン12は伝動ベルトによってトランスミッションケースに取付ける静油圧式無段変速装置(HST)で構成する主変速装置を駆動する。
さらに、主変速装置はトランスミッションケースに内装する歯車式変速装置で構成する副変速装置を介して、フロントアクスルケース10とリヤアクスルケース11に取付ける前輪2と後輪3を駆動すると共に、クラッチを介して整地ロータ8を必要に応じて駆動する。さらに、主変速装置はトランスミッションケースに内装する植付クラッチと株間変速装置を介して植付装置6を駆動する。
一方、植付装置6は6条植えとなして走行機体4の後部にローリング自在に連結する植付フレーム32を備える。また、植付フレーム32には前高後低状に傾斜して複数のマット苗を載置する6つの苗載台33、それぞれの苗載台33の下端から1株分ずつ苗を掻き取って田面に植付けるロータリ植付機構34、走行跡や旋回跡を整地しながら植付箇所を均すフロート35、次行程における作業走行の目印を田面に付ける左右のマーカー36等を備えて植付装置6を構成する。
そして、植付装置6が駆動されるとスクリュシャフトは苗載台33を左右往復スライド移動させ、また、ロータリ植付機構34はロータリケースを回転駆動し、それによって植付爪が苗載台33の下端から1株分ずつ苗を掻き取ると共に、掻き取った苗をフォークで押出して苗を田面に植付ける。なお、前フロントステップ部21aにはマーカー36と対をなして直進走行を行わせるセンターポール37を前後方向に回動自在に設け、さらに、前輪2の側方には既植苗列に合わせて走行を行う左右のトレースマーカー38を設ける。
なお、田植機1は載置板式の予備苗台やスライド式予備苗台を設ける取付フレーム39を左右のフロントステップ部21bの外側方に設けている。従って、この取付フレーム39の上部に図示しない予備苗台を取付けると、苗載台32にマット苗が少なくなった際に予め予備苗台に載置しておいた苗箱からマット苗を取出して苗載台32に補給することができる。また、田植機1は詳細な説明を省くがペースト施肥機や粒状施肥機を搭載して苗の植付と同時に施肥を行うこともできる。
以上、乗用型田植機1の概要について説明したが、次に、前述のエンジン12とエンジンの補器類を覆うボンネット20に設けるヘッドライト40について説明すると、この田植機1に新たに採用するヘッドライト40は、寿命が長く消費電力が少ないという特長を備えるLEDを光源とするLEDヘッドライト40を用いる。また、一方のライトが仮に故障しても他方のライトで取り敢えず前方を照らすことができるようにするためにLEDヘッドライト40を丸型の数個のLEDを用いた2灯式とする。
なお、LEDは周囲温度が低いほど明るく発光する傾向があるが、逆に自己発熱や周囲温度によって高温となると劣化が始まり寿命が縮まるといわれている。そのため、LEDヘッドライト40は自己発熱を放熱するためのヒートシンクや点灯回路等を本体に備えてその重量が増すことになる。また、LEDヘッドライト40には許容動作温度が定められているから、この温度を超えないように周囲温度を下げてボンネット20に取付ける必要がある。
しかし、エンジン12等を覆うボンネット20内の温度は、エンジン12等の発熱やエンジン12の冷却水を冷やすラジエータからの排風によってかなり高温となり、従来のヘッドライトのようにエンジン12等に近接させて設けると、LEDヘッドライト40の周囲温度が許容動作温度を超えて故障の要因となる虞がある。そこで、LEDヘッドライト40を許容動作温度を超えないようにエンジン12等から出来るだけ離して設け、LEDヘッドライト40の使用周囲温度を下げる必要がある。
そのため、従来のようにボンネット20の前面に開孔部を設け、この開孔部に左右のヘッドライトをリフレクタやレンズと共にユニットとなして左右個別的に取付けるのではなく、ボンネット20の前面にヘッドライトを収容する開孔部は設けるものの、この開孔部を覆うカバーに左右一対のLEDヘッドライト40をエンジン12等から出来るだけ離して堅実に取付ける。より詳細に説明すると、先ずボンネット20は図6に示すように従来と同様に、ポリプロピレン等の合成樹脂によって後方及び下方が開放した略箱状に一体成形する。
また、ボンネット20の天井部20aと左右側璧部20bには多数の通気孔h1、h2、h3を設け、これらの通気孔h1、h2を通してエンジン12の冷却水を冷却して高温となった排風を機外に排出したり、エンジン12を停止した後にボンネット20内にこもる熱気を機外に排出することは従来通りであり、さらに、ボンネット20の前面となる前壁部20cに開孔部20dを設けることも同様である。
そして、このボンネット20の前壁部20cに設ける開孔部20dは、ボンネット20の下端を構成する裾部20eを残して前面の下部寄りに、その前壁部22cの略全幅に相当する左右方向に長い幅と前面の半分程度の高さを備えた湾曲する帯状の長孔となし、この開孔部20dを図5に示すようにポリプロピレン等の合成樹脂によって成型するカバーで覆う。なお、カバーは左右の照射口と通気口を夫々備えるメインカバー41とライト周りを飾るガーニッシュカバー42で構成する。
また、この内、メインカバー41は図7及び図8に示すように、湾曲して帯状となす開孔部20dに嵌る嵌合部41aと、嵌合部41aを起点として周囲に張り出す取付座41bと、嵌合部41aから前方に向けて隆起してボンネット20の裾部22dの外縁まで達する膨出部41cを備えて、これ等を一体成型する。そして、このメインカバー41を開孔部20dの内側(裏側)からその嵌合部41aが開孔部20dに嵌り、また、開孔部20dの周縁にメインカバー41の取付座41bの周縁が当接する状態でボンネット20の裏面に取付ける。
さらに、他方のガーニッシュカバー42は図9及び図10に示すように、メインカバー41の膨出部41cの左右方向の中央に設ける方形状のエンブレム取付部41dを縁取って囲む枠部42aを中央下部寄りに備えて、メインカバー41の膨出部41cの上部寄りから嵌合部41aの上面を左右方向に眉毛状に覆う左右の翼部42bを一体成型する。そして、このガーニッシュカバー42は、開孔部20dの外側(表側)からその周縁(端面)となる下縁42cと上縁42dが開孔部20dの周縁に当接して、メインカバー41の周縁と共同して開孔部20dの周縁を挟み込んだ状態で、メインカバー41の外面に被さるように取付ける。
また、前述のメインカバー41に設ける左右の照射口41eは、メインカバー41の膨出部41cの最も左右方向の外端部に、その中心に照射口41eとなる丸穴を開けた円筒部41fで形成し、この照射口41eとボンネット20の湾曲して帯状となす開孔部20dの間の前後方向の距離Lは、メインカバー41に設ける膨出部41cの中で最大となる。また、メインカバー41に設ける左右の通気口41gは、照射口41eに近接させて照射口41eより左右方向の中央下部寄りに設ける円筒部41hの前面に格子41iをあしらって設ける丸穴で形成する。
そして、LEDを光源とするLEDヘッドライト40は、メインカバー41の左右の円筒部41fの内側に後方から、その前面(先端)に設ける透明なガラス又は樹脂カバー(光の放出口)40aが照射口41eに臨むように嵌合させた状態で夫々、ブラケット43を用いてメインカバー41の裏面に取付ける。そして、この場合、図11に示すようにヘッドライト本体(ボディ)40bをボルトで予め取付けたブラケット43を、メインカバー41の膨出部41cの裏面から突出させて設けるインサートナットを備える3つの取付座z1、z2、z3にボルトを用いて取付ける。
また、この場合、メインカバー41の膨出部41cの中央上部寄りには、ブラケット43の端部との当接を無くす左右の逃し穴41jを設ける。そのため、ブラケット43をメインカバー41の膨出部41cにおける裏側の造形面を避けるようにカットしたり、この造形面の曲面に倣うように複雑に折曲げる必要が無くなってその形状が簡素化され、また、折曲げるにしても単に直角等に折曲げて形成することができるので、ブラケット43の製作コストを下げることができる。
さらに、係る逃し穴41jを設けることによってメインカバー41を軽量化することができ、また、膨出部41cにおける裏側の造形面を避けるためにブラケット43を後方に離して設ける必要がなくなって膨出部41cの裏面から突出させる取付座z2、z3の高さも低くすることができるので、膨出部41cの表面側に取付座z2、z3を成型する際のヒケを生ずる虞を無くすことができる。なお、この逃し穴41jやブラケット43は、メインカバー41にガーニッシュカバー42を取付けた際にガーニッシュカバー42の翼部42bの周縁によって隠すことができるので、フロントマスクの見栄えを悪くすることはない。
また、左右のLEDヘッドライト40をメインカバー41の裏側にブラケット43を介して取付けた後、このメインカバー41をボンネット20の開孔部20dに裏側から取付ける際、ボンネット20の開孔部20dには後方に向かう多数の突起tを一体成型してあり、この突起tにメインカバー41の取付座41bに設ける多数の係合穴aを嵌めて、更に突起tの先端部にスピードナットを挿入して、その爪部を突起tに喰い込ませて抜け止めして固定する。なお、LEDヘッドライト40から引き出したワイヤハーネスHは、メインカバー41やボンネット20の裏側に適宜クランプcを用いて固定して配策する。
さらに、メインカバー41にガーニッシュカバー42を取付ける場合には、前述のように開孔部20dの外側(表側)からその周縁(端面)となる下縁42cと上縁42dが開孔部20dの周縁に当接して、メインカバー41の周縁と共同して開孔部20dの周縁を挟み込んだ状態で、メインカバー41の外面に被さるように取付けるが、この場合、メインカバー41の膨出部41cの左右両端側の上部寄り側壁部には、略前後方向に細長い合わせ孔41kを設ける。また、ガーニッシュカバー42の翼部42bの左右先端寄りの下端部の内側に向かう端面に上方に向かう略前後方向となるリブ42eを設ける。
そのため、ガーニッシュカバー42をメインカバー41に取付ける場合には、先ずメインカバー41の左右の合わせ孔41kにガーニッシュカバー42の翼部42bの左右リブ42eを嵌めて位置決めし、また、ガーニッシュカバー42の枠部42aがメインカバー41のエンブレム取付部41dを囲むように被せる。そして、メインカバー41の裏側からタッピング螺子をガーニッシュカバー42の裏面に後方を向くように突出させて設ける多数の突起kの穴にねじ込んで、ガーニッシュカバー42をメインカバー41に取付ける。
従って、メインカバー41に取付けたガーニッシュカバー42の翼部42bの左右先端寄りはリブ42eの合わせ孔41kとの係合によって位置決め固定される。そのため、翼部42bの左右先端寄りが多少変形していても、メインカバー41の合わせ孔41kにガーニッシュカバー42のリブ42eを嵌めると、翼部42bを適正な形状に矯正して両者の間の隙間を無くし、翼部42bの左右先端寄りの開きを防止することができる。
さらに、係る部位42eはメインカバー41に確実に位置決め固定されるので、他の部位のようにタッピング螺子を用いた固定が不要となる。なお、ガーニッシュカバー42のリブ42eは、翼部42bの左右先端寄りの下端部の内側に向かう端面に上方に向けて設けるから、仮にリブ42eを設けることによってその下面にヒケが生じた際にもガーニッシュカバー42の翼部42bの下面となって目立たないので、フロントマスクの見栄えを悪くすることはない。
また、前述のガーニッシュカバー42をメインカバー41にタッピング螺子を用いて取付ける場合に、ガーニッシュカバー42の翼部42bの左右先端寄りの上端寄りを固定するメインカバー41の裏座面41lは、前方に取付けるガーニッシュカバー42の翼部42bの周縁によって隠すことができる表座面42mの造形の範囲で扇状に開拡させて成型する。
そのため、ガーニッシュカバー42をメインカバー41に取付ける螺子穴bを開拡させた裏座面41lから見易くなってガーニッシュカバー42の取付作業を行い易くすることができる。また、メインカバー41の開拡させた裏座面41lによって造形される表座面41mはガーニッシュカバー42の周縁によって隠すことができるのでフロントマスクの見栄えを悪くすることはない。
さらに、ガーニッシュカバー42の翼部42bの左右先端寄りの内面には高さの異なる前後方向となるリブ42fを上下方向に多数併設して、このリブ42fでボンネット20の前壁部20cに設ける開孔部20dの周縁と翼部42bの左右先端寄りの間に生ずる隙間を埋める。そのため、ボンネット20とガーニッシュカバー42の相対的位置を合わせることが困難な箇所における隙間塞ぎをリブ42fを用いて簡単に行うことができて、ボンネット20内への塵埃等の侵入を効果的に防止することができる。
そして、以上のように左右のLEDヘッドライト40を2つのカバー41、42の内、特にメインカバー41を用いてボンネット20に取付けると、ボンネット20の前面となる前壁部20cを前方に延ばしてこれを大型化することなく、LEDを光源とするLEDヘッドライト40を、そのボンネット20の開孔部20dを覆う樹脂製のメインカバー41にエンジン12及びその補器類とできる限り離して取付け、それによってヘッドライト本体40bの周囲温度を低くしてLEDヘッドライト40の故障の要因を排除することができる。
しかも、LEDヘッドライト40は、その前部となる放出口40aが開孔部20dを覆うメインカバー41の夫々の照射口41e及び円筒部41fによって保護され、そのヘッドライト本体40bは外観から直接的に目に触れることがないので、田植機1のフロントマスクとしてLEDヘッドライト40自体に意匠性を備える必要が無くなり、機能性のみを備えたヘッドライトを使用してコストダウンを図ることができる。
さらに、ヘッドライト本体40bをボンネット20の前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて開孔部20dを閉鎖する仮想曲面w上にその本体40bの後端部が臨む位置までエンジン12等から遠ざけて取付けるから、LEDヘッドライト40をボンネット20のコーナー部となる左右下部寄りの前方側に堅実に設けて周囲温度をより低くしながら、前方視界や苗補給時のフロントステップ21上の通行の邪魔にならないように設けることができる。
また、メインカバー41に照射口41eと近接させて通気口41gを設けると、カバー41の照射口41eと近接する通気口41gを通って流入した外気はヘッドライト本体40bから直接的に熱を奪い、或いはエンジン12等から発生する熱によって高温となった内気は通気口41gを通ってカバー41外に排出されてLEDヘッドライト40の周囲温度を低くするから、LEDヘッドライト40の故障を防止して長時間にわたって性能を維持して使用することができる。
さらに、ボンネット20にメインカバー41とガーニッシュカバー42を取付けるに当たってボンネット20の開孔部20dの周縁の内外をメインカバー41とガーニッシュカバー42の周縁で挟んで取付けると、メインカバー41及びガーニッシュカバー42のがたつきを無くしてボンネット20の開孔部20dの周縁にしっかり保持させて取付けることができる。そのため、重量がアップしたLEDヘッドライト40であっても補強金具等を用いることなく、ボンネット20の開孔部20dの周縁に確実に取付けることができる。
なお、前述の実施形態にあっては、メインカバー41に設ける照射口41eを円筒部41fの前面に形成した丸穴で構成したが、例えば角型のLEDヘッドライトを用いる場合は、方形状の開口で照射口を構成してもよく、また、メインカバー41の照射口41eと近接させて格子41iをあしらった通気口41gを設けたが、フロントマスクの意匠性を損なわない範囲でエンブレム取付部41dに設ける多数の小孔41nのような通気口をメインカバー41の他の箇所に設けてもよく、本発明は、前記実施形態に必ずしも限定するものではない。
1 乗用型田植機
4 走行機体
12 エンジン
20 ボンネット
20d 開孔部
40 LEDヘッドライト
41 メインカバー
41e 照射口
41g 通気口
42 ガーニッシュカバー
43 ブラケット

Claims (4)

  1. 走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付け、前記カバーを、照射口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付け、前記ガーニッシュカバーを螺子によって後方から取付けるメインカバーの裏座面を、前方に取付けるガーニッシュカバーの周縁によって隠すことができる表座面の造形の範囲で開拡させて成型することを特徴とする作業車両。
  2. 走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付け、前記カバーを、照射口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付け、前記ガーニッシュカバーの左右方向の先端寄りにリブを成型し、係るリブをメインカバーに設ける合わせ孔に嵌めて、ガーニッシュカバーの先端寄りをメインカバーに取付けることを特徴とする作業車両。
  3. 走行機体の前部寄りに搭載するエンジン及びその補器類を覆う樹脂製のボンネットと、このボンネットの前面下部寄りに設ける開孔部を覆う樹脂製のカバーと、このカバーに取付ける左右一対のLEDを光源とするLEDヘッドライトを備え、前記左右一対のLEDヘッドライトは、前記カバーのボンネットの開孔部より前方に離して設ける夫々の照射口にその先端に設ける光の放出口を臨ませて、そのヘッドライト本体をボンネットの前面下部寄り内面の前方側に偏倚させて取付け、前記カバーを、照射口を設けるメインカバーとライト周りを飾るガーニッシュカバーで構成すると共に、前記ボンネットにこれらのカバーを取付けるに当たってボンネットの開孔部の周縁の内外をメインカバーとガーニッシュカバーの周縁で挟んで取付け、前記LEDヘッドライトをメインカバーに取付けるブラケットのメインカバーへの取付けを妨げるメインカバーの部位に逃し穴を設け、この逃し穴をガーニッシュカバーの周縁によって隠すことを特徴とする作業車両。
  4. 前記カバーに照射口と近接させて通気口を設け、この通気口によってカバーに取付けるヘッドライト本体の周囲温度を低下させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の作業車両。
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