JP7335798B2 - 燃料電池システム、及び燃料電池システム運転方法 - Google Patents

燃料電池システム、及び燃料電池システム運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池システム、及び燃料電池システム運転方法に関する。
ガス燃料を用いて燃料電池で発電すると共に燃料電池からの排熱で加熱された伝熱媒体を蓄える貯湯タンク、追い焚き器(熱源機)、を備えた燃料電池システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-262849号公報
一般的に、熱源機は、貯湯タンクに貯留された湯の温度が低下した場合に、燃料を用いて湯を加熱してユーザーへ給湯する。このとき、熱源機の熱交換器において湯の加熱が行われるが、なるべく、燃料を用いることなく湯の加熱を行うことで、燃料の使用量を減らし、省エネルギーで運転することが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、省エネルギーで運転可能な燃料電池システム、及び、燃料電池システム運転方法を提供することが目的である。
第1態様に係る燃料電池システムは、発電を行う燃料電池モジュールと、前記燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンクと、ガス燃料の燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機と、前記貯湯タンクと前記熱源機との間で前記貯湯タンクの湯を循環させ、前記熱源機内での熱交換により水を加熱する熱源機循環路と、を備えている。
第1態様に係る燃料電池システムは、燃料電池モジュール、貯湯タンク、熱源機、及び熱源機循環路を備えている。燃料電池モジュールは発電を行い、貯湯タンクは燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する。熱源機は、ガス燃料の燃焼により水を加熱して熱供給する。ここでの熱供給には、給湯、暖房用の温水供給、追焚用の湯の供給などが含まれている。
熱源機循環路は、貯湯タンクと熱源機との間で貯湯タンクの湯を循環させ、熱源機内での熱交換により水を加熱する。この熱交換により、貯湯タンクの湯で熱源機内において水を加熱することができる。これにより、熱源機におけるガス燃料の使用を遅らせたり、必要に応じた使用によりガス燃料の使用を行わない水の加熱を行ったりすることができる。
第2態様に係る燃料電池システムは、前記熱源機循環路と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給する湯供給路、を備えている。
第2態様に係る燃料電池システムによれば、熱源機循環路と別に湯供給路を備えているので、熱源機は湯供給路から供給される湯が要求温度に満たない場合にガス燃料を用いて加熱すればよい。したがって、熱源機におけるガス燃料の使用を抑制することができる。
第3態様に係る燃料電池システムは、前記貯湯タンクの湯を前記熱源機循環路において循環させる循環駆動部と、前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記循環駆動部を駆動させる制御部と、を備えている。
第3態様に係る燃料電池システムによれば、貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、循環駆動部が駆動されて熱源機循環路で貯湯タンクの湯が循環し、熱源機での熱交換が行われる。したがって、駆動開始温度を気温や給湯要求温度等に応じて設定することにより、熱源機におけるガス燃料の使用開始前に循環駆動部を駆動させることで熱源機から供給される水の温度を上げ、ガス燃料の使用の開始を遅らせることができる。
第4態様に係る燃料電池システムは、前記制御部は、前記熱源機からの給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い燃料使用加熱開始温度以下になった場合にガス燃料の燃焼による水の加熱を行うように前記熱源機を制御すると共に、前記燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度を前記駆動開始温度とする。
第4態様に係る燃料電池システムでは、熱源機からの給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い温度が燃料使用加熱開始温度とされ、燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度が駆動開始温度とされている。燃料使用加熱開始温度は、給湯要求温度よりも高く、ガス燃料により水の加熱が開始される温度である。当該燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い駆動開始温度で、循環駆動部が駆動されて熱源機循環路で貯湯タンクの湯が循環し、熱源機での熱交換が行われる。したがって、熱源機における湯温が燃料使用加熱開始温度になるのを遅らせることができ、熱源機におけるガス燃料の使用の開始を遅らせることができる。
第5態様に係る燃料電池システムは、前記制御部は、前記熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が前記貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合に、前記循環駆動部を停止させる。
第5態様に係る燃料電池システムでは、熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合には、循環駆動部を停止させる。これらの場合には、貯湯タンクの湯を循環させても、熱源機における水の加熱ができないことから、循環駆動部を停止させることにより、ガス燃料の燃焼熱を用いて効率的にシステムを運転することができる。
第6態様に係る燃料電池システム運転方法は、燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンク内の湯を、ガスの燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機との間で循環させ、前記熱源機内での熱交換により水を加熱する。
第6態様に係る燃料電池システム運転方法では、貯湯タンクと熱源機との間で貯湯タンクの湯を循環させ、熱源機内での熱交換により水を加熱する。この熱交換により、貯湯タンクの湯で熱源機内において水を加熱することができる。これにより、熱源機におけるガス燃料の使用を遅らせたり、必要に応じた使用によりガス燃料の使用を行わない水の加熱を行ったりすることができる。
第7態様に係る燃料電池システム運転方法は、前記貯湯タンク内の湯の循環と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給する。
第7態様に係る燃料電池システム運転方法によれば、貯湯タンク内の湯の循環と別に湯を熱源機へ供給するので、熱源機は別で供給される湯が要求温度に満たない場合にガス燃料を用いて加熱すればよい。したがって、熱源機におけるガス燃料の使用を抑制することができる。
第8態様に係る燃料電池システム運転方法は、前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間で循環させる。
第8態様に係る燃料電池システム運転方法によれば、貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、貯湯タンクの湯が循環し、熱源機での熱交換が行われる。したがって、駆動開始温度を気温や給湯要求温度等に応じて設定することにより、熱源機におけるガス燃料の使用開始前に熱源機から供給される水の温度を上げ、ガス燃料の使用の開始を遅らせることができる。
第9態様に係る燃料電池システム運転方法は、前記熱源機からの給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い燃料使用加熱開始温度以下になった場合にガスの燃焼による水の加熱を行うと共に、前記燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度を前記駆動開始温度とする。
第9態様に係る燃料電池システム運転方法では、熱源機からの給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い温度が燃料使用加熱開始温度とされ、燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度が駆動開始温度とされている。燃料使用加熱開始温度は、給湯要求温度よりも高く、ガス燃料により水の加熱が開始される温度である。当該燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い駆動開始温度で、貯湯タンクの湯が循環し、熱源機での熱交換が行われる。したがって、熱源機における湯温が燃料使用加熱開始温度になるのを遅らせることができ、熱源機におけるガス燃料の使用の開始を遅らせることができる。
第10態様に係る燃料電池システム運転方法は、前記熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が前記貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間での循環を停止する。
第10態様に係る燃料電池システム運転方法では、熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合には、貯湯タンク内の湯の熱源機と貯湯タンクとの間での循環を停止させる。これらの場合には、貯湯タンクの湯を循環させても、熱源機における水の加熱ができないことから、湯の循環を停止させることにより、効率的にガス燃料の燃焼熱を用いてシステムを運転することができる。
以上説明したように、本発明に係る燃料電池システム、及び、燃料電池システム運転方法は、貯湯タンクの湯を熱源機との間で循環させることにより、省エネルギーでシステムを運転することができる。
第1実施形態の燃料電池システムの構成概略図である。 第1実施形態の燃料電池システムの制御系の構成を示すブロック図である。 第1実施形態における給湯処理のフローチャートである。 第1実施形態における熱源機循環処理のフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係る燃料電池システムの構成概略図である。 第2実施形態の燃料電池システムの構成概略図である。 第2実施形態の変形例に係る燃料電池システムの構成概略図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の燃料電池システム10Aは、図1に示されるように、燃料電池ユニット12と、熱源機の一例である給湯ユニット14の2ユニットで構成されている。なお、燃料電池システム10Aは、燃料電池ユニット12と、後述する貯湯タンク48を収容した貯湯タンクユニットとを別体として、3ユニットで構成してもよい。
燃料電池ユニット12は、燃料ガス及び水を用いて発電を行う。また、貯湯タンク48を備え、発電により生じた熱を熱交換で回収する伝熱媒体としての水を貯湯タンク48に蓄える。給湯ユニット14は、燃料電池ユニット12で加熱された上水を目的の温度まで加熱して供給する。
燃料電池ユニット12は、発電を行う燃料電池の一例である燃料電池モジュール20を備えている。燃料電池モジュール20は、ガス供給路21を介して、ガス継手22に接続されており、ガス継手の22には、ガス供給管24が接続されている。ガス供給管24は、後述する給湯ユニット14のバーナー150へ向かう流路と燃料電池モジュール20へ向かう流路とに分岐されている。当該分岐を分岐部24Aと称する。
ガス供給管24は、ガス本管(不図示)に接続されており、ガス供給管24には、炭化水素原料の一例であるメタンを主成分とする都市ガスが供給される。ガス供給路21には、脱硫部26が設けられており、都市ガスに含まれた硫黄分や硫黄化合物が脱硫部26で除去されて燃料電池モジュール20に供給される。
また、燃料電池モジュール20は、供給ポンプ28を有する改質水流入路30を介して貯留槽32に接続されており、燃料電池モジュール20には、貯留槽32に貯留された改質水が供給ポンプ28で供給される。この燃料電池モジュール20は、都市ガスと改質水とを改質反応させて水素を生成する水素生成部(改質器)を備えている(図示省略)。
燃料電池モジュール20には、水素生成部での改質反応促進の為に利用した燃焼排ガスを排出する排出路34が接続されている。排出路34には、排気熱交換器36が設けられており、排気熱交換器36より下流側が貯留槽32に接続されている。燃料電池モジュール20からの燃焼排ガスは、排気熱交換器36で後述する伝熱媒体50との熱交換により冷却され、含有されている水蒸気が凝縮される。これにより、燃焼排ガスは、水とガスとに分けられ、水は貯留槽32へ送られて改質水として再利用される。また、ガスは、不図示の排気口より排気される。
貯留槽32には、排水ポンプ100を有した排水路102が接続されており、排水路102は、排水継手102aに接続された排水管104を介して下水道に接続されている。排水ポンプ100は、貯留槽32の水が所定量以上になった際に作動し、貯留槽32内の水を、排水管104を介して下水道に排出する。
燃料電池モジュール20は、水素生成部で生成した水素を利用して発電を行う燃料電池スタックを有する発電部(図示省略)を備えている。燃料電池モジュール20の発電部からの電力は、インバーター回路38によって交流に変換された後、接続端子40aに接続された供給線92aを介して外部へ供給される。
排気熱交換器36には、伝熱媒体50を排気熱交換器36と貯湯タンク48との間で循環させる熱回収循環路42が接続されている。排気熱交換器36と貯湯タンク48とを接続する熱回収循環路42の一方の流路である第一流路42aには、熱回収ポンプ44及びラジエータ46が設けられている。この第一流路42aのラジエータ46より上流側は、貯湯タンク48に接続されている。貯湯タンク48には、伝熱媒体50が貯留されており、伝熱媒体50としては、一例として水が使用されている。貯湯タンク48の上部は大気開放されている。また、貯湯タンク48には、貯湯タンク内の水温を計測するためのタンク温度計51が設けられている。
この第一流路42aは、貯湯タンク48の下部に接続されており、貯湯タンク48の下部に貯留された伝熱媒体50が優先的に排気熱交換器36へ送られる。貯湯タンク48から熱回収循環路42の第一流路42aに供給された伝熱媒体50は、ラジエータ46で冷却された後、熱回収ポンプ44によって排気熱交換器36へ送られる。なお、ラジエータ46は、供給される伝熱媒体50が高温の際など必要に応じてファンモータが作動する。
貯湯タンク48から第一流路42aを介して排気熱交換器36へ送られた伝熱媒体50は、熱回収循環路42の他方の流路である第二流路42eを介して貯湯タンク48に戻される。第二流路42eは、貯湯タンク48の上部に接続されている。燃料電池モジュール20からの燃焼排ガスの熱は、排気熱交換器36によって伝熱媒体50へ移動され、この熱で加熱された伝熱媒体50は、貯湯タンク48の上部に戻される。これにより、燃料電池モジュール20で発生した熱により貯湯タンク48内の伝熱媒体50が加熱される。
貯湯タンク48に貯留された伝熱媒体50は、熱回収循環路42と異なる熱供給循環路58を介して、燃料電池ユニット12に設けられた上水熱交換器54に供給される。これにより、貯湯タンク48の伝熱媒体50は、熱供給循環路58に設けられた上水熱交換器54を経て貯湯タンク48へ戻される。
熱供給循環路58の上水熱交換器54よりも上流側には、分岐部55が設けられている。分岐部55では、伝熱媒体50を、上水熱交換器54へ向かう第一流路58aと、給湯ユニット14内の、後述する熱交換器154へ向かう熱源機循環路120へ分岐させる。通常時には、熱源機循環路120へ分岐させる開口は閉鎖されている。分岐部55は、伝熱媒体50の分岐流量(一方へ分岐しない場合を含む)を調整可能とされている。分岐部55よりも上流側(貯湯タンク48側)の共通流路59には、熱供給ポンプ56が設けられている。熱供給ポンプ56は、貯湯タンク48の伝熱媒体50の熱を利用して上水等を加熱する際に作動する。共通流路59は、後述する第一流路58aの一部を兼ねている。
共通流路59の上流端は、貯湯タンク48の上部に接続されており、貯湯タンク48の上部に貯留された伝熱媒体50が優先的に共通流路59へ送出される。共通流路59の下流端は分岐部55と接続されている。分岐部55で分岐された一方側の第一流路58aは、上水熱交換器54と接続され、貯湯タンク48の上部に貯留された伝熱媒体50が上水熱交換器54へ供給される。熱供給循環路58の下流側の第二流路58eは、貯湯タンク48の下部に接続されており、上水熱交換器54で熱が奪われた伝熱媒体50は、貯湯タンク48の下部側に戻される。
上水熱交換器54には、流入側分岐点60aを有する流入路60が接続されている。流入路60は、入側管継手62に接続されている。入側管継手62は、例えば水道管の給水管64に接続されており、流入路60には、上水が供給される。
上水熱交換器54には、流入路60からの上水が熱交換後に流出する流出路66が接続されている。流出路66には、流出側分岐点66aが設けられており、流出側分岐点66aには、補水弁68を有した補水路71が接続されている。補水路71は、熱供給循環路58の第一流路58aに接続されており、補水弁68を開作動することで、上水を伝熱媒体50として、上水熱交換器54の上流側から貯湯タンク48へ供給することができる。
流出路66の流出側分岐点66aの下流には、混合弁72が設けられている。混合弁72は、バイパス路74を介して流入側分岐点60aに接続されている。混合弁72は、流入路60からの上水と上水熱交換器54からの上水とを混合する弁であり、例えば流出温が予め定められた設定温度となるように、流入路60からの上水と上水熱交換器54からの上水との混合比を調整する。
流出路66の混合弁72より下流側は、出側継手76に接続されており、出側継手76は、出湯管78を介して、給湯ユニット14の入水継手80に接続されている。
燃料電池ユニット12には、制御部110が設けられている。制御部110により、燃料電池システム10Aが制御されている。図2に示されるように、制御部110は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)112、ROM(Read Only Memory)113、RAM(Random Access Memory)114、ストレージ115、入出力インターフェース(I/F)116、を有する。各構成は、バス117を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU112は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU112は、ROM113またはストレージ115からプログラムを読み出し、RAM114を作業領域としてプログラムを実行する。CPU112は、ROM113またはストレージ115に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。
ROM113は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM114は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ115は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。本実施形態では、ROM113またはストレージ115には、燃料電池システム10Aの後述する給湯処理、熱源機循環処理についてのプログラム、各処理に用いる設定温度ΔT1、ΔT2等が格納されている。入出力I/F116は、信号線を介して、分岐部55、温度計51、熱供給ポンプ56、制御部164(後述)、及びその他の燃料電池システム10Aを駆動させるための機器と接続されている。(制御部110と各機器との接続線は省略)。
ここで、設定温度ΔT1、ΔT2について説明する。燃料電池システム10Aでは、給湯ユニット14の熱源機温度計154Aで測定された温度TBが、ユーザーが要求する給湯温度(要求温度T0)よりもΔT1高い場合に、給湯ユニット14のバーナー150でガス燃料を燃焼させず、燃料電池ユニット12内における熱交換による加熱のみで、給湯が行われる。そこで、温度TBが、当該ΔT1となる時の温度を燃料使用加熱開始温度TYと称する。温度TBが燃料使用加熱開始温度TY以下となった場合に、ガス燃料により加熱が行われる。また、燃料使用加熱開始温度TYよりもΔT2高い温度を「駆動開始温度TK」とし、温度TA(タンク温度計51で測定される温度)が、駆動開始温度TK以下となった場合に、貯湯タンク48の伝熱媒体50を熱源機循環路120に循環させ、熱交換器154における熱交換を行う。
給湯ユニット14のガス継手82には、ガス供給管24が接続されており、給湯ユニット14のバーナー150には、ガス供給管24からの都市ガスが供給される。バーナー150の燃焼熱により、熱交換器154を通過する水が加熱される。
給湯ユニット14の給湯継手84には、給湯管86が接続されており、給湯管86は、お湯が利用される給湯箇所へ配索されている。そして、給湯ユニット14に接続された排水管88は、下水道に接続されている。
給湯ユニット14の入水継手80には、入水路152が接続されており、入水路152は、熱交換器154に接続されている。熱交換器154は、混合弁156を有する給湯路158を介して給湯継手84に接続されており、混合弁156は、バイパス路160を介して入水路152の入水側分岐点152aに接続されている。
混合弁156は、入水路152からの上水と熱交換器154からの上水とを混合する弁であり、入水路152からの上水と熱交換器154からの上水との混合比を調整する。また、熱交換器154には、内部に滞留する水の温度を計測するための熱源機温度計154Aが設けられている。ここで測定される温度が給湯用湯温となる。
熱源機循環路120は、熱交換器154よりも上流側が上流循環路120a、下流側が下流循環路11bとされている。上流循環路120aは、一端が分岐部55に接続され、継手121a、継手121bを経て、他端が熱交換器154の入口側に接続されている。共通流路59は上流循環路120aの一部を兼ねている。下流循環路120bは、一端が熱交換器154の出口側と接続され、継手122b、継手122aを経て、他端が貯湯タンク48の下部に接続されている。
熱供給ポンプ56が駆動されると共に、上流循環路120aへ湯が送出されるように分岐部55において流量調整を行うことにより、貯湯タンク48の湯が熱交換器154へ送出され、熱交換器154で熱交換を行った後、貯湯タンク48へ戻され、熱源機循環路120を循環する。
給湯ユニット14は、制御部164を備えている。制御部164は、制御部110と同様に、不図示のCPU、ROM、RAM、ストレージ、入出力インターフェース(I/F)を有し、CPUは、ROMまたはストレージに記録されているプログラムにしたがって、各構成の制御および各種の演算処理を行う。制御部164は、不図示の信号線を介して、制御部110、熱源機温度計154A、バーナー150、及び給湯ユニット14を駆動させるためのその他の機器と接続されている。
なお、給湯ユニット14には、暖房用の暖房管や、ふろ追焚き用のふろ管などが配策されており、各々循環路を構成すると共に、熱交換器154での熱交換により循環路内の水が加熱される。これら暖房管、ふろ管については図示を省略している。
給湯ユニット14は、燃料電池ユニット12で加熱された上水、暖房管、ふろ管内を流れる水を必要に応じて加熱するバックアップ用の熱源機である。制御部164は、例えば、バーナー150での燃焼量を調整して熱交換器154での上水の加熱量を制御するとともに、混合弁156の開度を制御する。これにより、給湯管86からの給湯温度が図示しないリモコンで設定された設定温度となる。また、暖房管内を流れる水、ふろ管内を流れる水を設定温度まで上昇させる。また、制御部164は、後述する給湯処理、熱源機循環処理において、貯湯タンク48からの伝熱媒体50で入水路152から熱交換器154へ流入する水の温度を上昇させる。
ガス供給管24の分岐部24Aよりも上流側には、マイコンメータ70が取り付けられている。マイコンメータ70は、供給するガスの流量を計測すると共に、ガスの供給における異常を監視する複数の機能を有している。主たる監視機能としては、異常流出監視機能、感震機能、圧力監視機能、及び長時間使用監視機能等がある。
次に、本実施形態の燃料電池システム10Aの動作について説明する。
ユーザーから給湯要求があり給水管64が開放されると、制御部110により、図3に示される給湯処理が実行される。なお、通常、燃料電池システム10Aにおいて、発電は継続して行われていることから、貯湯タンク48内の伝熱媒体50の温度は充分高いが、湯の使用量が継続して行われると、熱回収量よりも熱使用量が多くなり、伝熱媒体50の温度は低下する。
給湯処理では、まず、ステップS10で、熱供給ポンプ56を駆動させ、次に、ステップS11で、タンク温度計51で測定されるタンク温度TAを取得する。そして、ステップS12で、タンク温度TAが、駆動開始温度TKよりも高いかどうかを判断する。
判断が肯定された場合には、ステップS14で通常給湯運転を行う。通常給湯運転では、分岐部55で、熱供給循環路58のみへ伝熱媒体50を流して上水熱交換器54で上水を加熱し、湯温が要求温度T0でユーザーに供給されるように、混合弁72で調整が行われて湯が送出される。混合弁72から送出された湯は、出湯管78を介して、給湯ユニット14へ送出され、給湯管86からユーザーへ供給される。
ステップS12での判断が否定された場合には、ステップS15で熱源機温度計154Aの熱源機温度TBを取得する。ステップS16で、熱源機温度TBが、燃料使用加熱開始温度TYよりも高いかどうかを判断する。判断が肯定された場合には、ステップS20で、熱源機循環処理を行うように、制御部164へ指示が出される。制御部164での熱源機循環処理は、図4に示されるように、ステップS22で、分岐部55の熱源機循環路120側を開放し、熱源機循環路120で貯湯タンク48内の伝熱媒体50を循環させる。この伝熱媒体50の循環により、熱交換器154へ燃料使用加熱開始温度TYよりも高温の伝熱媒体50を供給でき、給湯ユニット14においてバーナー150の燃焼による上水の加熱を避けることができる。
次に、ステップS24で温度TBが駆動開始温度TKよりも大きいかどうかを判断する。判断が肯定された場合には、ステップS26で、分岐部55の熱源機循環路120側を閉鎖し、熱源機循環処理を終了してステップS32へ進む。燃料電池システム10Aにおいて発電出力が上がって熱回収量が増加したり、給湯要求の流量が少なくなったりするような変化があった場合に、貯湯タンク48の温度TAが上昇し、温度TBが駆動開始温度TKよりも大きくなることが考えられる。
ステップS24での判断が否定された場合には、ステップS28で、温度TBが燃料使用加熱開始温度TYよりも高いかどうかを判断する。判断が肯定された場合には、熱源機循環路120内で貯湯タンク48の伝熱媒体50の循環を継続するため、そのままステップS24へ戻る。ステップS28での判断が否定された場合には、熱交換器154の温度が燃料使用加熱開始温度TY以下となってガス燃料を使用した運転が必要なため、ステップS26へ進み、熱源機循環処理を終了し、ステップS32へ進む。
ステップS16での判断が否定された場合には、ステップS30でバーナー150を用いて加熱を行う、燃料使用運転が実行される。具体的には、ガス燃料が供給されてバーナー150の燃焼が開始され、要求温度T0の湯が得られるように混合弁156の開度が調整される。貯湯タンク48の温度TAが所定の温度(燃料使用加熱開始温度TYよりも高く駆動開始温度よりも低い温度を設定)を超えると、バーナー150の燃焼は停止される。
ステップS32では、給湯の停止があったかどうかを判断する。給湯の停止があった場合には、ステップS34で、熱供給ポンプ56を停止させ、給湯処理を終了する。給湯の停止がない場合には、ステップS11へ戻り、上記の処理を繰り返す。
本実施形態の燃料電池システム10Aは、熱源機循環路120を有しているので、貯湯タンク48内の伝熱媒体50を給湯ユニット14の熱交換器154との間で循環させて、水を加熱することができる。
なお、本実施形態では、暖房やふろの追焚きの循環路について詳細に説明していないが、これらの循環路を流通する水についても、熱源機循環路120を循環する伝熱媒体50との間での熱交換により、加熱することができる。
また、本実施形態では、温度TAが燃料使用加熱開始温度TYよりもΔT2高い駆動開始温度TKまで低下した時に、貯湯タンク48の伝熱媒体50が循環し、熱交換器154での熱交換が行われる。したがって、熱交換器154において加熱される水の温度(給湯用湯温)が燃料使用加熱開始温度TYになるのを遅らせることができる。これにより、給湯ユニット14におけるガス燃料の使用の開始を遅らせることができ、省エネルギーで燃料電池システム10Aを運転することができる。
また、本実施形態では、熱交換器154の温度TBが燃料使用加熱開始温度TYよりも低くなった場合に、熱源機循環路120における伝熱媒体50の循環を停止するので、ガス燃料の燃焼熱が熱源機循環路120伝熱媒体50で奪われることがなく、効率よく給湯用の水を加熱することができる。
なお、本実施形態では、上水熱交換器54及び熱供給循環路58を設けたが、図5に示されるように、上水熱交換器54及び熱供給循環路58を有しない構成にすることもできる。この場合には、熱供給ポンプ56から送出される伝熱媒体50は、分岐されずに熱源機循環路120へ供給される。また、給水管64は、熱回収循環路42へ補水する給水管64Aと、給湯ユニット14の入水路152へ上水を供給する給水管64Bに分岐される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の燃料電池システム10Bは、図6に示されるように、開放式の貯湯タンク48に代えて、加圧式の貯湯タンク48Pを備えている。また、上水熱交換器54を有しておらず、給水管64の一端は貯湯タンク48Pの下部に接続され、上水は貯湯タンク48Pへ供給される。貯湯タンク48Pに貯留された上水は、熱回収循環路42へ送出され、排気熱交換器36によって加熱される。
本実施形態では、上水熱交換器54を備えておらず、貯湯タンク48Pに貯留された湯が、給湯用の上水となる。貯湯タンク48Pに貯留された上水は、一端が貯湯タンク48Pの上部に接続された上水供給路94から送出される。上水供給路94から送出された上水は、混合弁72、出側継手76、及び出湯管78を介して、給湯ユニット14に供給される。
熱源機循環路120は、上流循環路120aが貯湯タンク48Pの上部に接続されている。熱供給ポンプ56は、上流循環路120aに設けられ、分岐することなく貯湯タンク48P内の湯が熱交換器154へ送出される。
燃料電池システム10Bでも、燃料電池システム10Aと同様に、図3に示される給湯処理、図4に示される熱源機循環処理を行うことができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
10A、10B 燃料電池システム
14 給湯ユニット(熱源機)
20 燃料電池モジュール
48、48P 貯湯タンク
56 熱供給ポンプ(循環駆動部)
78 出湯管(湯供給路)
94 上水供給路(湯供給路)
120 熱源機循環路
110 制御部
T0 要求温度(給湯要求温度)
TK 駆動開始温度
TY 燃料使用加熱開始温度

Claims (14)

  1. 発電を行う燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンクと、
    ガス燃料の燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機と、
    前記貯湯タンクと前記熱源機との間で前記貯湯タンクの湯を循環させ、前記熱源機内での熱交換により前記貯湯タンクの湯で給湯対象の水を加熱する熱源機循環路と、
    を備えた、燃料電池システム。
  2. 前記熱源機循環路と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給する湯供給路、を備えた、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記貯湯タンクの湯を前記熱源機循環路において循環させる循環駆動部と、
    前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記循環駆動部を駆動させる制御部と、
    を備えた、請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御部は、前記熱源機の給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い燃料使用加熱開始温度以下になった場合にガス燃料の燃焼による水の加熱を行うように前記熱源機を制御すると共に、前記燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度を前記駆動開始温度とする、請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御部は、前記熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が前記貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合に、前記循環駆動部を停止させる、
    請求項3または請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンク内の湯を、ガスの燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機との間で循環させ、前記熱源機内での熱交換により前記貯湯タンクの湯で給湯対象の水を加熱する、燃料電池システム運転方法。
  7. 前記貯湯タンク内の湯の循環と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給する、請求項6に記載の燃料電池システム運転方法。
  8. 前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間で循環させる、請求項7に記載の燃料電池システム運転方法。
  9. 前記熱源機からの給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い燃料使用加熱開始温度以下になった場合にガスの燃焼による水の加熱を行うと共に、前記燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度を前記駆動開始温度とする、請求項8に記載の燃料電池システム運転方法。
  10. 前記熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が前記貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間での循環を停止する、請求項8または請求項9に記載の燃料電池システム運転方法。
  11. 発電を行う燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンクと、
    ガス燃料の燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機と、
    前記貯湯タンクと前記熱源機との間で前記貯湯タンクの湯を循環させ、前記熱源機内での熱交換により水を加熱する熱源機循環路と、
    前記熱源機循環路と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給する湯供給路と、
    前記貯湯タンクの湯を前記熱源機循環路において循環させる循環駆動部と、
    前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記循環駆動部を駆動させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記熱源機の給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い燃料使用加熱開始温度以下になった場合にガス燃料の燃焼による水の加熱を行うように前記熱源機を制御すると共に、前記燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度を前記駆動開始温度とする、燃料電池システム。
  12. 発電を行う燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンクと、
    ガス燃料の燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機と、
    前記貯湯タンクと前記熱源機との間で前記貯湯タンクの湯を循環させ、前記熱源機内での熱交換により水を加熱する熱源機循環路と、
    前記熱源機循環路と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給する湯供給路と、
    前記貯湯タンクの湯を前記熱源機循環路において循環させる循環駆動部と、
    前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記循環駆動部を駆動させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が前記貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合に、前記循環駆動部を停止させる、燃料電池システム。
  13. 燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンク内の湯を、ガスの燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機との間で循環させ、前記熱源機内での熱交換により水を加熱し、
    前記貯湯タンク内の湯の循環と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給し、
    前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間で循環させ、
    前記熱源機からの給湯用湯温が給湯要求温度よりもΔT1高い燃料使用加熱開始温度以下になった場合にガスの燃焼による水の加熱を行うと共に、前記燃料使用加熱開始温度よりもΔT2高い温度を前記駆動開始温度とする、燃料電池システム運転方法。
  14. 燃料電池モジュールからの熱により加熱された水を貯留する貯湯タンク内の湯を、ガスの燃焼により水を加熱して熱供給する熱源機との間で循環させ、前記熱源機内での熱交換により水を加熱し、
    前記貯湯タンク内の湯の循環と別に、前記貯湯タンクの湯又は前記貯湯タンクの湯が有する熱により加熱された湯を前記熱源機へ供給し、
    前記貯湯タンクの湯が駆動開始温度以下となった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間で循環させ、
    前記熱源機においてガスの燃焼による水の加熱が開始された場合、及び、給湯要求温度が前記貯湯タンクの湯温よりも高くなった場合に、前記貯湯タンク内の湯を前記熱源機と前記貯湯タンクとの間での循環を停止する、燃料電池システム運転方法。
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