JP7335509B2 - スイッチング電源、dc-dcコンバータ、及び過電圧抑制回路 - Google Patents

スイッチング電源、dc-dcコンバータ、及び過電圧抑制回路 Download PDF

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本発明はスイッチング電源、それを用いたDC-DCコンバータ、及び過電圧抑制回路に関する。
直流電源と、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、インバータ回路の交流出力に、一次側が接続されたトランスとを備えるスイッチング電源が知られている。特許文献1には、このようなスイッチング電源と、トランスの二次側に接続されたダイオードブリッジ回路とで構成されたDC-DCコンバータが開示されている。更に特許文献1では、トランスの端子に発生するサージ電圧を防止するために、特定の構成の過電圧抑制回路(スナバ回路:Snubber circuit)を備えることも開示されている。
特許第5687373号公報
特許文献1の従来技術は、コンデンサがその両端子間の電圧の急激な変動に対して、電圧の変動を抑制させるように動作する(電圧をクランプする)ことを利用している。そのため過電圧抑制回路には、定常時に電源電圧でチャージされるコンデンサが設けられている。トランスの一次側端子にサージ電圧が生じると、過電圧抑制回路のコンデンサを通じて過渡的な電流が流れて、サージ電圧が抑制される。
このように従来技術では、コンデンサの両端子間には、定常状態で電源電圧がかかっており、過渡的には更に大きな電圧が印加されることとなる。そのため、過電圧抑制回路のコンデンサは高耐圧であることが要求されていた。本発明の一態様は、上記課題に鑑みてなされたものであり、過電圧抑制回路に、従来よりも低い耐圧のコンデンサを利用することができるスイッチング電源を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るスイッチング電源は、直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備え、前記直流電源の正極端子に一方の端子が接続された第1コンデンサと、前記第1コンデンサに並列接続された第1抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記一次側端子に、カソードが前記第1コンデンサの他方の端子に接続された第1ダイオードと、を有する、過電圧抑制回路を更に備える。
上記の課題を解決するために、本発明の別の一態様に係るスイッチング電源は、正極端子が接地されている直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備え、前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続された第2コンデンサと、前記第2コンデンサに並列接続された第2抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続された第2ダイオードと、を有する、過電圧抑制回路を更に備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る過電圧抑制回路は、直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備えたスイッチング電源に適用される過電圧抑制回路であって、前記直流電源の正極端子に一方の端子が接続される第1コンデンサと、前記第1コンデンサに並列接続される第1抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記一次側端子に、カソードが前記第1コンデンサの他方の端子に接続される第1ダイオードと、を備える。
上記の課題を解決するために、本発明の別の一態様に係る過電圧抑制回路は、直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備えたスイッチング電源に適用される過電圧抑制回路であって、前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続される第2コンデンサと、前記第2コンデンサに並列接続される第2抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続される第2ダイオードと、を備える。
本発明の一態様のスイッチング電源によれば、過電圧抑制回路に、従来よりも低い耐圧のコンデンサを利用することができるスイッチング電源が実現できる。本発明の一態様の過電圧抑制回路によれば、スイッチング電源に適用するための過電圧抑制回路において、従来よりも低い耐圧のコンデンサを利用することができる。
本発明の実施形態1に係るスイッチング電源、及び、それを用いた双方向DC-DCコンバータを示す回路図である。 本発明の実施形態1に係るスイッチング電源の動作を説明するための図である。点線は、トランスのu端子の過電圧(Vuvが正の場合)のピークを抑制する過渡的な電流が流れる還流経路を示す。 本発明の実施形態1に係るスイッチング電源の動作を説明するための図である。点線は、トランスのu端子またはv端子の過電圧により第1コンデンサC1に充電された電荷の放電電流の還流経路を示す。 本発明の実施形態1に係るスイッチング電源の動作を説明するための図である。点線は、トランスのv端子の過電圧(Vuvが負の場合)のピークを抑制する過渡的な電流が流れる還流経路を示す。 過電圧抑制回路を備えない比較例における、無負荷条件での、トランスの一次側端子電位(Vu、Vv)の波形を示す図である。 本発明の実施形態1に係るスイッチング電源を用いたDC-DCコンバータにおける、無負荷条件での、トランスの一次側端子電位(Vu、Vv)の波形を示す図である。 過電圧抑制回路を備えない比較例における、負荷有り条件での、トランスの一次側端子電位(Vu、Vv)の波形を示す図である。 過電圧抑制回路を備えない比較例における、負荷有り条件での、トランスの一次側端子電位(Vu)の実測波形を示す図である。 本発明の実施形態1に係るスイッチング電源を用いたDC-DCコンバータにおける、負荷有り条件での、トランスの一次側端子電位(Vu、Vv)の波形を示す図である。 本発明の実施形態1に係るスイッチング電源を用いたDC-DCコンバータにおける、負荷有り条件での、トランスの一次側端子電位(Vu)の実測波形を示す図である。 本発明の実施形態2に係るスイッチング電源、及び、それを用いた双方向DC-DCコンバータを示す回路図である。 本発明の実施形態3に係るスイッチング電源、及び、それを用いた双方向DC-DCコンバータを示す回路図である。 本発明の実施形態4に係るスイッチング電源、及び、それを用いたDC-AC変換器を示す回路図である。 本発明の実施形態5に係るスイッチング電源、及び、それを用いた片方向DC-DCコンバータを示す回路図である。
〔実施形態1〕
以下に、図1~10を用いて本発明の一実施形態が、詳細に説明される。図1は、実施形態1に係るスイッチング電源11及び、スイッチング電源11を用いたDC-DCコンバータ1を示す回路図である。
<スイッチング電源の構成>
スイッチング電源11は、直流電源Vs、インバータ回路101、リアクトル、トランスTRと、過電圧抑制回路112とを備える。直流電源Vsは、正極端子v1と負極端子v2との間に、直流の電源電圧Viを出力する。図1のように、実施形態1の具体的な回路例において、負極端子v2は接地されている。直流電源Vsは、正極端子v1、負極端子v2を通じてインバータ回路101に直流電力を供給する。
実施形態1において、インバータ回路101及びトランスTRは単相用である。インバータ回路101の交流出力には、リアクトルを介してトランスTRの一次側が接続される。図1のように、実施形態1の具体的な回路例において、リアクトルは、トランスTRの一次側端子(u端子、v端子)のそれぞれについて設けられている。トランスTRのu端子にはリアクトルLuが接続され、v端子にリアクトルLvが接続されている。
しかし、必ずしもリアクトルが一次側端子のそれぞれについて設けられなくともよく、少なくとも一方の一次側端子(u端子またはv端子)に設けられていればよい。図1の回路図におけるトランスTRの一次側端子間の容量は、トランスTRの端子間の浮遊容量Cuvである。過電圧抑制回路112の構成については詳細に後述する。
インバータ回路101は、4つのスイッチング素子が設けられたフルブリッジのインバータ回路である。各スイッチング素子は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor field-effective transistor)やその他のFETで構成できる。あるいは各スイッチング素子は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ)、その他のトランジスタで構成されてもよい。各スイッチング素子は、図示されないゲート制御回路により制御されて、スイッチング動作が実行される。
インバータ回路101において、入力間(直流電源Vsの正極端子v1と負極端子v2との間)には、適宜コンデンサCsが設けられる。インバータ回路101では、入力間に、スイッチング素子S1uと、スイッチング素子S2uとが直列に配置される。スイッチング素子S1uは正極端子v1に接続され、スイッチング素子S2uは負極端子v2に接続される。また入力間に、スイッチング素子S1vと、スイッチング素子S2vとが直列に配置される。スイッチング素子S1vは正極端子v1に接続され、スイッチング素子S2vは負極端子v2に接続される。
スイッチング素子S1uとスイッチング素子S2uの接続点が、インバータ回路101の一方の出力端(u出力)であり、リアクトルLuを介してトランスTRのu端子に接続される。スイッチング素子S1vとスイッチング素子S2vの接続点が、インバータ回路101のもう一方の出力端(v出力)であり、リアクトルLvを介してトランスTRのv端子に接続される。
スイッチング電源11の基本的な動作は、過電圧抑制回路112を備えない公知のスイッチング電源(後述する比較例におけるスイッチング電源)と同様であり、簡単に記述する。インバータ回路101のu出力は、直流電源Vsの正極端子v1と負極端子v2とに、所定の周期で交互に接続される。v出力は、それと相補的に、正極端子v1と負極端子v2とに、交互に接続される。その結果、トランスTRの一次側端子間電圧Vuvは、所定の周期で、交互におよそ+Viまたは-Viの値をとる。
<二次側の回路構成とDC-DCコンバータ>
DC-DCコンバータ1における、トランスTRの二次側の回路について説明する。トランスTRの二次側は、アクティブブリッジ回路211に接続される。更に、アクティブブリッジ回路211の出力が、図1の例では蓄電池BTに接続されている。蓄電池BTに並列に、更に負荷が設けられていてもよい。また蓄電池に替えて太陽電池等でもよい。
アクティブブリッジ回路211は、インバータ回路101の入力側と出力側とが反転した構成の回路である。アクティブブリッジ回路211には4つのスイッチング素子(Q1p、Q2p、Q1q、Q2q)と、コンデンサCbとが設けられている。以上により、DC-DCコンバータ1は、双方向に電力を輸送できる双方向のDC-DCコンバータを構成する。DC-DCコンバータ1の基本的な動作は、過電圧抑制回路112を備えない公知の双方向DC-DCコンバータ(後述する比較例)と同様である。
一次側のインバータ回路101のスイッチング動作に対する、アクティブブリッジ回路211のスイッチング動作の位相を制御することにより、電力の輸送が制御される。なお、DC-DCコンバータ1は、双方向のDC-DCコンバータであるが、一般に行われているように、本願において、直流電源Vsに近い側を入力、蓄電池BTに近い側を出力と、便宜的に呼称する。
<過電圧抑制回路の構成>
次に、スイッチング電源11が備える過電圧抑制回路112について詳細に説明する。過電圧抑制回路112には、2つの第1ダイオードと、第1コンデンサC1、第1コンデンサC1に並列接続される第1抵抗R1とが設けられている。第1コンデンサC1の一方の端子(電源側端子s1)は、直流電源Vsの正極端子v1に接続される。
第1ダイオードは、アノードがトランスTRの一次側端子に接続され、カソードが第1コンデンサC1の他方の端子(ダイオード側端子d1)に接続されるダイオードである。そのうち、第1ダイオードD1uは、u端子とダイオード側端子d1との間に配され、第1ダイオードD1vはv端子とダイオード側端子d1との間に配される。
<スイッチング電源の特徴的動作>
以下では、スイッチング電源11及びそれを適用したDC-DCコンバータ1の特徴的な動作について説明する。その前に、以下の説明において用いる比較例のスイッチング電源及びDC-DCコンバータについて述べる。比較例のDC-DCコンバータは、実施形態1のDC-DCコンバータ1から、過電圧抑制回路112を削除したものである。
つまり、比較例のDC-DCコンバータは双方向DC-DCコンバータの公知の基本構成に相当する。比較例のスイッチング電源は、比較例のDC-DCコンバータ中のスイッチング電源であって、実施形態1に係るスイッチング電源11から、過電圧抑制回路112を削除したものである。
DC-DCコンバータ1、あるいは比較例のDC-DCコンバータにおいて、スイッチング動作により一次側端子間電圧Vuvが反転する。すると、浮遊容量Cuvのチャージが反転に伴って、リアクトル(リアクトルLuやリアクトルLv)の存在により、共振して過渡的に一次側端子間電圧Vuvに電源電圧Viを超える過電圧が印加される。このような過渡的な過電圧は、振動しながら徐々に解消される。過電圧抑制回路112を備えない比較例のDC-DCコンバータでは、一次側端子間電圧Vuvについての過渡的な過電圧の大きさの最大値は、電源電圧Viの約2倍に達し得る。
また、一次側端子間電圧Vuvと同様に、一次側端子の対地電位にも過渡的な過電圧が発生する。図1に示されるように、スイッチング電源11では、直流電源Vsの負極端子v2が接地されており、負極端子v2を基準(電位0)とするu端子についての一次側端子電位Vu及びv端子についての一次側端子電位Vvが問題となる。
図5は、無負荷とした際の、比較例のDC-DCコンバータにおける一次側端子電位(Vu、Vv)の波形を示す図である。試験条件は、電源電圧Vi=1000V、二次側出力電圧DC400V、スイッチング周波数20kHzである。スイッチング動作により一次側端子電位Vuまたは一次側端子電位Vvがおよそ+Viへと変化させられようとするときに、過渡的な過電圧が発生していることが示されている。また、スイッチング動作により一次側端子電位Vuまたは一次側端子電位Vvがおよそ0へと変化させられようとするときにも、過渡的な電位の振動が見られることが示されている。
次に、過電圧抑制回路112を備えたスイッチング電源11及びそれを適用したDC-DCコンバータ1の動作について、図2乃至図4を用いて説明する。過電圧抑制回路112の第1コンデンサC1には第1抵抗R1が並列接続されている。そのため定常時(過渡的な現象が終息した状態)において、第1コンデンサC1は両端子間の電圧が0となる。
そうして、第1コンデンサC1はダイオード側端子d1の電位を電源電位(+Vi)にクランプするように機能する。第1コンデンサC1は、電源側端子s1が直流電源Vsの高電位側である正極端子v1に接続されているために、電源電位を超える過電圧に対してダイオード側端子d1の電位を+Viに保とうとする。
上述の過渡的な現象が無ければ、一次側端子電位Vu及び一次側端子電位Vvは、およそ+Viかおよそ0である。第1ダイオード(第1ダイオードD1u、第1ダイオードD1v)は、カソード側がダイオード側端子d1に接続されているから、オン(導通)し得ない。
しかし、u端子について、スイッチング動作により一次側端子電位Vuがおよそ+Viへと変化させられようとするときに、一次側端子電位Vuが過渡的に+Viを超える過大な高電位となると、第1ダイオードD1uがオンとなる。そうして、図2に点線で示される経路で、一次側端子電位Vuの過電圧を抑制するように過渡的な電流が還流する。
浮遊容量Cuvから、u端子側の第1ダイオードD1u、第1コンデンサC1(ダイオード側端子d1から電源側端子s1へ)、直流電源Vs(あるいはコンデンサCs)、オンしているスイッチング素子S2v、リアクトルLvを通じ、浮遊容量Cuvに戻る経路である。次に、第1コンデンサC1に充電された電荷は、第1コンデンサC1に並列接続された第1抵抗R1を通じて放電される。放電電流は、図3に点線で示される経路で還流する。
また、v端子については、スイッチング動作により一次側端子電位Vvがおよそ+Viへと変化させられようとするときに、一次側端子電位Vvが過渡的に電源電圧Viを超える過大な高電位となると、第1ダイオードD1vがオンとなる。そうして、図4に点線で示される経路で、一次側端子電位Vvの過電圧を抑制するように過渡的な電流が還流する。
浮遊容量Cuvから、v端子側の第1ダイオードD1v、第1コンデンサC1(ダイオード側端子d1から電源側端子s1へ)、直流電源Vs(あるいはコンデンサCs)、オンしているスイッチング素子S2u、リアクトルLuを通じ、浮遊容量Cuvに戻る経路である。次に、第1コンデンサC1に充電された電荷は、第1コンデンサC1に並列接続された第1抵抗R1を通じて放電される。放電電流は、図3に点線で示される経路で還流する。
<トランスの一次側端子電位の波形>
図6は、無負荷とした際の、DC-DCコンバータ1における一次側端子電位Vu及び一次側端子電位Vvの波形を示す図である。試験条件は図5の比較例の場合と同じである。図5の比較例の場合と比較すると、スイッチングにより電位が高電位側に変化させられる際の過渡的な過電圧のピークが、過電圧抑制回路112の付加によって、大幅に抑制されていることは明らかである。
また二次側のスイッチング動作の位相を制御することによって、一次側から二次側へと電力を供給する、負荷有り条件の場合についても比較する。図7は比較例のDC-DCコンバータにおける一次側端子電位Vu及び一次側端子電位Vvの波形である。図8はその一次側端子電位Vuの実測波形である。図9は実施形態1のDC-DCコンバータ1における一次側端子電位Vu及び一次側端子電位Vvの波形である。図10はその一次側端子電位Vuの実測波形である。
これらにおける試験条件は、電源電圧Vi=150V、二次側出力電圧DC60V、スイッチング周波数20kHz、一次側から二次側への電力供給2kWである。このように電力の移送が行われる場合においても、無負荷の場合と同様に、スイッチングの際の過渡的な過電圧のピークの大きさが抑制されていることが明らかである。
実施形態1によれば、スイッチングに伴う、トランスTRの一次側端子電位Vu及び一次側端子電位Vv(対地電位)の過渡的な過電圧のピークの大きさを、過電圧抑制回路112によって低減できる。過電圧抑制回路112における第1コンデンサC1は、定常時に両端子間の電圧が0にされている。よって、過電圧抑制回路112に用いるコンデンサの定格耐圧は、小さくてよい。
また特許文献1のような従来技術の過電圧抑制回路では、コンデンサの端子間に過渡的に加わる電圧のピーク値は、スイッチングによる変動分に電源電圧が加わった値であった。しかし、過電圧抑制回路112における第1コンデンサC1には、スイッチングによる変動分しか印加されない。よって、過電圧抑制回路に用いるコンデンサの瞬時耐圧も従来技術と比較して低くてよい。
このように、使用するコンデンサの耐圧が小さくてよいため、実施形態1の過電圧抑制回路112、スイッチング電源11、DC-DCコンバータ1は低コストに構成することができ、その利点は大きい。図2乃至図4を用いて説明されたように、過電圧抑制回路112が過電圧を抑制する機構は、一次側(スイッチング電源11)において完結する。そのため、上記の効果は二次側の回路によらない。従ってDC-DCコンバータ1のような双方向DC-DCコンバータに限らず、スイッチング電源11を用いる電源回路であれば、本発明の適用が可能である。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態2に係るスイッチング電源12では、過電圧抑制回路122の構成が、実施形態1の場合と異なる他は、実施形態1のスイッチング電源11と同様である。
図11は、実施形態2に係るスイッチング電源12及び、スイッチング電源12を用いたDC-DCコンバータ2を示す回路図である。実施形態2における過電圧抑制回路122は、実施形態1における過電圧抑制回路112の構成に、2つの第2ダイオード、第2コンデンサC2、第2コンデンサC2に並列接続される第2抵抗R2が付加されている。第2コンデンサC2の一方の端子(電源側端子s2)は、直流電源Vsの負極端子v2に接続される。
第2ダイオードは、アノードが第2コンデンサC2の他方の端子(ダイオード側端子d2)に接続され、カソードがトランスTRの一次側端子に接続されるダイオードである。そのうち、第2ダイオードD2uは、u端子とダイオード側端子d2との間に配され、第2ダイオードD2vはv端子とダイオード側端子d2との間に配される。
実施形態1に係るスイッチング電源11では、直流電源Vsの高電位側である正極端子v1に接続された第1コンデンサC1が、トランスTRの一次側端子電位が+Viを越えるような過電圧を抑制(電圧をクランプ)するように作用した。実施形態2に係るスイッチング電源12においても、第1コンデンサC1は同様に作用する。
更に、実施形態2に係るスイッチング電源12では、直流電源Vsの低電位側である負極端子v2に接続された第2コンデンサC2が、トランスTRの一次側端子電位が0を下回る負の過電圧を抑制(電圧をクランプ)するように作用する。第2コンデンサC2側の回路部分は、第1コンデンサC1側の回路部分とは対称に設けられているからである。
従って、実施形態2においては、トランスTRの一次側端子電位(Vu、Vv)が、スイッチングにより高電位側に変化させられるときのみならず、低電位側に変化させられる際にも、過渡的な過電圧を低減させる効果が奏される。そのため、実施形態2に係るスイッチング電源12では、一次側端子間電圧Vuvに関しても、過渡的な過電圧が低減される。
なお、図11に示される具体的な回路図では、直流電源Vsの負極端子v2が接地されている。よって、トランスTRの一次側端子(u端子、v端子)の対地電位における過電圧を低減する観点からは、低電位(対地電位0)側に変化させられる際の効用は小さい。しかし、接地を直流電源Vsの中間点で行ってもよく、この場合には、過電圧抑制回路122の構成が効果的である。一次側端子電位がスイッチングにより高電位(対地電位およそ+Vi/2)側に変化させられるときと、低電位(対地電位およそ-Vi/2)側に変化させられるときの、対地電位の大きさについての効用が同等になるからである。
〔実施形態3〕
実施形態3に係るスイッチング電源13では、過電圧抑制回路132の構成が実施形態1の場合と異なり、また直流電源Vsの正極端子v1側が接地されている他は、実施形態1のスイッチング電源11と同様である。図12は、実施形態3に係るスイッチング電源13及び、スイッチング電源13を用いたDC-DCコンバータ3を示す回路図である。
実施形態3における過電圧抑制回路132は、実施形態2における過電圧抑制回路122の構成から、2つの第1ダイオードと、第1コンデンサC1、第1抵抗R1を削除した回路である。従って、実施形態3においては、トランスTRの一次側端子電位(Vu、Vv)が、スイッチングにより低電位側に変化させられるときに過渡的な過電圧を低減させる効果が奏される。
実施形態3に係るスイッチング電源13では、直流電源Vsの正極端子v1が接地されているから、トランスTRの一次側端子電位(Vu、Vv)がスイッチングにより低電位側に変化させられる際の、対地電位はおよそ-Viである。そうして、第2コンデンサC2が、トランスTRの一次側端子電位が-Viを下回る負の過電圧を抑制(電圧をクランプ)する、すなわち対地電位の大きさがViを超える過電圧を抑制するように作用する。このように、過電圧抑制回路132の構成は、直流電源Vsの正極端子v1が接地されている場合に特に効果的である。
〔実施形態4〕
図13は、スイッチング電源11を用いたDC-AC変換器4を示す図である。実施形態4に係るスイッチング電源11は、実施形態1と同様の構成である。DC-AC変換器4では、トランスTRの二次側において、実施形態1のアクティブブリッジ回路211が省略され、二次側端子(p端子及びq端子)が負荷RLに接続されている。
なお図13に示されるように、トランスTRの二次側端子間には適宜にコンデンサが接続されてよい。あるいは適宜にリアクトルが負荷RLに直列に接続されてもよい。スイッチング電源11の構成が実施形態1と同様であるため、実施形態2においても実施形態1と同様の効果が奏される。
〔実施形態5〕
図14は、スイッチング電源11を用いたDC-DCコンバータ5を示す図である。実施形態5に係るスイッチング電源11は、実施形態1と同様の構成である。DC-DCコンバータ5では、トランスTRの二次側において、実施形態1のアクティブブリッジ回路211に替えて、ダイオードブリッジ回路251を備えている。
そのためDC-DCコンバータ5は、実施形態1とは異なり、1次側から2次側への一方向の電力の供給が可能な、片方向DC-DCコンバータである。スイッチング電源11の構成が実施形態1と同様であるため、実施形態5においても実施形態1と同様の効果が奏される。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るスイッチング電源は、直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備え、前記直流電源の正極端子に一方の端子が接続された第1コンデンサと、前記第1コンデンサに並列接続された第1抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記一次側端子に、カソードが前記第1コンデンサの他方の端子に接続された第1ダイオードと、を有する、過電圧抑制回路を更に備える。
本発明の態様2に係るスイッチング電源は、上記態様1において、前記過電圧抑制回路は、前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続された第2コンデンサと、前記第2コンデンサに並列接続された第2抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続された第2ダイオードと、を更に有する構成を備えてもよい。本発明の態様3に係るスイッチング電源は、上記態様1または2において、前記直流電源の負極端子が接地される構成を備えてもよい。
本発明の態様4に係るスイッチング電源は、正極端子が接地されている直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備え、前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続された第2コンデンサと、前記第2コンデンサに並列接続された第2抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続された第2ダイオードと、を有する、過電圧抑制回路を更に備える。
本発明の態様5に係るスイッチング電源は、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記リアクトルは、前記トランスの一次側端子ごとに備えられていてもよい。本発明の態様6に係るDC-DCコンバータは、上記態様1から5のいずれかのスイッチング電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記トランスの二次側の交流電力を、直流電力に変換するアクティブブリッジ回路と、を備える。
本発明の態様7に係る過電圧抑制回路は、直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備えたスイッチング電源に適用される過電圧抑制回路であって、前記直流電源の正極端子に一方の端子が接続される第1コンデンサと、前記第1コンデンサに並列接続される第1抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記一次側端子に、カソードが前記第1コンデンサの他方の端子に接続される第1ダイオードと、を備える。
本発明の態様8に係る過電圧抑制回路は、直流電源と、複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、リアクトルと、前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備えたスイッチング電源に適用される過電圧抑制回路であって、前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続される第2コンデンサと、前記第2コンデンサに並列接続される第2抵抗と、前記トランスの一次側端子ごとに、アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続される第2ダイオードと、を備える。
上述の各実施形態では、スイッチング電源において、インバータ回路及びトランスが単相交流用である例が示された。しかし、本発明はインバータ回路及びトランスが三相交流用である場合にも適用が可能である。この場合、過電圧抑制回路は、単相の場合と同様に、各相ごとに、第1ダイオード、第2ダイオードを備える。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、2、3、5 DC-DCコンバータ
4 DC-AC変換器
Vs 直流電源
v1 正極端子
v2 負極端子
11、12、13、14 スイッチング電源
101 インバータ回路
S1u、S1v、S2u、S2v スイッチング素子
Cs コンデンサ
Lu、Lv リアクトル
TR トランス
u、v 一次側端子
Cuv 浮遊容量
p、q 二次側端子
112、122、132 過電圧抑制回路
C1 第1コンデンサ
C2 第2コンデンサ
s1、s2 電源側端子
d1、d2 ダイオード側端子
R1 第1抵抗
R2 第2抵抗
D1u、D1v 第1ダイオード
D2u、D2v 第2ダイオード
211 アクティブブリッジ回路
251 ダイオードブリッジ回路
BT 蓄電池
RL 負荷

Claims (8)

  1. 直流電源と、
    複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、
    リアクトルと、
    前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備え、
    前記直流電源の正極端子に一方の端子が接続された第1コンデンサと、
    前記第1コンデンサに並列接続された第1抵抗と、
    前記トランスの一次側端子ごとに、
    アノードが前記一次側端子に、カソードが前記第1コンデンサの他方の端子に接続された第1ダイオードと、を有する、過電圧抑制回路を更に備えることを特徴とする、スイッチング電源。
  2. 前記過電圧抑制回路は、
    前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続された第2コンデンサと、
    前記第2コンデンサに並列接続された第2抵抗と、
    前記トランスの一次側端子ごとに、
    アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続された第2ダイオードと、を更に有することを特徴とする、請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 前記直流電源の負極端子が接地されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のスイッチング電源。
  4. 正極端子が接地されている直流電源と、
    複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、
    リアクトルと、
    前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備え、
    前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続された第2コンデンサと、
    前記第2コンデンサに並列接続された第2抵抗と、
    前記トランスの一次側端子ごとに、
    アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続された第2ダイオードと、を有する、過電圧抑制回路を更に備えることを特徴とする、スイッチング電源。
  5. 前記リアクトルは、前記トランスの一次側端子ごとに備えられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスイッチング電源。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のスイッチング電源と、
    複数のスイッチング素子を有し、前記トランスの二次側の交流電力を、直流電力に変換するアクティブブリッジ回路と、を備える、DC-DCコンバータ。
  7. 直流電源と、
    複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、
    リアクトルと、
    前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備えたスイッチング電源に適用される過電圧抑制回路であって、
    前記直流電源の正極端子に一方の端子が接続される第1コンデンサと、
    前記第1コンデンサに並列接続される第1抵抗と、
    前記トランスの一次側端子ごとに、
    アノードが前記一次側端子に、カソードが前記第1コンデンサの他方の端子に接続される第1ダイオードと、を備える、過電圧抑制回路。
  8. 直流電源と、
    複数のスイッチング素子を有し、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、
    リアクトルと、
    前記インバータ回路の交流出力に、前記リアクトルを介して一次側が接続されたトランスと、を備えたスイッチング電源に適用される過電圧抑制回路であって、
    前記直流電源の負極端子に一方の端子が接続される第2コンデンサと、
    前記第2コンデンサに並列接続される第2抵抗と、
    前記トランスの一次側端子ごとに、
    アノードが前記第2コンデンサの他方の端子に、カソードが前記一次側端子に接続される第2ダイオードと、を備える、過電圧抑制回路。
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