JP7335494B2 - 光学測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料液の液面に向けて照射光を照射することによって試料液から発せられる応答光を検出し、試料液中の測定対象成分等についての情報を得る光学測定装置に関する。
試料液に光を照射し、試料液中の測定対象成分、測定対象成分との反応生成物、或いは測定対象成分と反応する試薬等から発せられる蛍光(強度、消光時間を含む。)や散乱光等の応答光を測定することにより、測定対象成分の存否や濃度を測定する光学測定装置が広く利用されている。
蛍光を測定する場合、実験室では、試料液を入れたセルの一側面に励起光を入射させ、入射方向に対して90゜の方向に発せられる光を分光して蛍光を検出する側面測光方式が一般的である。
一方、環境測定等の現場において、試料液の情報を継続的に得ようとする場合、セルのように試料液と接する部材を使用することは、汚れ等メンテナンス上の問題がある。そこで、オーバーフローさせた試料液の液面(オーバーフロー面)に対して照射光を照射し、照射光によって試料液から発せられる応答光を検出する光学ユニットを、オーバーフロー面の上方に配置することが行われている。
具体的には、蛍光の検出経路と同軸となる鉛直方向から励起光を照射する落射方式の蛍光分析装置が提案されている(特許文献1)。
また、濁度計では、オーバーフロー面に対して、斜め上方から光を照射し、乱反射した散乱光を検出することが行われている(特許文献2)。
特許文献1、2の場合、照射光の光路と応答光の光路の途中にセルが存在しないため、試料液による汚れの影響が測定結果に及びにくく、メンテナンスの負担が軽減されている。
しかし、特許文献1、2の場合も、オーバーフロー筒が設けられた測定槽は、試料液に接触するため、定期的に洗浄することが求められる。洗浄する際は、測定槽を露出させることが必要である。また、試料液の流量調整も、測定槽を露出させてオーバーフローする状態を確認しながら行う必要がある。
従来、洗浄や流量調整の際には、光学ユニットを測定槽上部から移動させることにより、測定槽を露出させていた。
具体的には、非特許文献1に示す装置では、光学ユニットを、その一つの角部を中心に水平に回転させることにより、測定槽を露出させるようになっている。また、非特許文献2に示す装置では、光学ユニットの一つの辺が測定槽とヒンジ結合されており、ヒンジ結合された辺と反対側を持ち上げることにより、測定槽を露出させるようになっている。
また、非特許文献3に示す装置では、光学ユニット全体を上に持ち上げて外すことにより、測定槽を露出させるようになっている。
特開2004-157018号公報 特開2005-351831号公報
「取扱説明書 連続油分計OWF-100型」、東亜ディーケーケー株式会社、2009年10月7日、p9、15、16 「取扱説明書 濁度計TUF-100型」、東亜ディーケーケー株式会社、2012年7月9日、p10、11、17、18、25 「取扱説明書 濁度計TUF-1600型」、東亜ディーケーケー株式会社、2013年9月30日、p9、10、14、15
しかし、光学ユニットは精密機器であるため、本来動かすことは好ましくない。また、回折格子を用いた光学ユニットなどは重量物であり、これを動かす作業者に負担をかけやすい。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、光学ユニットを動かすことなく測定槽を露出させて洗浄や流量調整等を行うことが可能であって、メンテナンスの負担が軽減され、装置性能を維持しやすい光学測定装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するために、本発明は、以下の構成を採用した。
[1]試料液が導入され、前記試料液の液面が形成される測定槽を有する測定槽ユニットと、
前記試料液に接触することなく、前記測定槽ユニットを外部からの光を遮断して閉塞するように前記測定槽ユニットの上方に配置され、前記試料液の液面に向けて照射光を照射し、前記照射光によって前記試料液から発せられる応答光を検出する光学ユニットと、
前記測定槽ユニットを前記光学ユニットに固定する固定手段とを有し、
前記測定槽ユニットが、前記固定手段による固定が解除されたときに、前記測定槽を露出させるように前記光学ユニットの下方から移動可能とされていることを特徴とする光学測定装置。
[2]前記測定槽ユニットが、前記測定槽及び前記測定槽の上端に設けられたフランジ部を有し、前記固定手段が、前記フランジ部を前記光学ユニットの下面に固定する螺子部材である、[1]に記載の光学測定装置。
[3]前記測定槽ユニットが、前記測定槽及び前記測定槽の上端に設けられたフランジ部を有し、
前記フランジ部の上面と前記光学ユニットの下面に、互いに嵌合する凹凸構造が形成されている、[1]又は[2]に記載の光学測定装置。
[4]前記フランジ部の上面に環状の凸構造又は凹構造が形成され、前記光学ユニットの下面に前記フランジ部の凸構造又は凹構造と嵌合する環状の凹構造又は凸構造が形成されている[3]に記載の光学測定装置。
[5]前記固定手段による固定を解除した後に、前記測定槽ユニットを、前記固定手段により固定された位置より低い位置に下げた状態で水平方向又は斜め下方向に移動させるスライドユニットを有する、[1]~[4]に記載の光学測定装置。
[6]前記スライドユニットは、前記光学ユニットの下面に、固定された一対のアウターレールと、前記一対のアウターレールの間に配置され、前記一対のアウターレールに沿って引き出し可能な引き出し部を有し、
前記引き出し部は、前記測定槽ユニットを支える支え部と前記支え部に立設された支柱を有し、前記測定槽ユニットに、前記支柱が挿入されるガイド孔が設けられている[5]に記載の光学測定装置。
[7]試料液が導入され、前記試料液の液面が形成される測定槽、及び前記測定槽の上端
に設けられたフランジ部を有する測定槽ユニットと、
前記試料液に接触することなく、前記測定槽ユニットを外部からの光を遮断して閉塞するように前記測定槽ユニットの上方に配置され、前記試料液の液面に向けて照射光を照射し、前記照射光によって前記試料液から発せられる応答光を検出する光学ユニットと、
前記測定槽ユニットを前記光学ユニットに固定する固定手段と、
前記固定手段による固定を解除した後に、前記測定槽ユニットを、前記光学ユニットの下方から引き出すためのスライドユニットを備え、
前記スライドユニットは、前記光学ユニットの下面に、互いに平行に配置されて固定された一対のアウターレールと、前記一対のアウターレールの間に配置され、前記一対のアウターレールに沿って引き出し可能な引き出し部を有し、
前記引き出し部は、前記一対のアウターレールの各々に収容され、前記一対のアウターレール内を前記一対のアウターレールの長手方向にスライド可能な一対のインナーレールと、前記一対のインナーレールを前方側の端部において連結する連結材と、前記一対のインナーレールの各々に、前記一対のアウターレールと反対側において固定され、上面が水平とされた一対の支え部と、前記一対の支え部に、各々立設された一対の支柱とを有し、
前記測定槽ユニットのフランジ部には、前記一対の支柱が各々挿入される一対のガイド孔が設けられ、
前記固定手段により、前記測定槽ユニットが前記光学ユニットに固定されているときは、前記一対のガイド孔に前記一対の支柱が各々挿入された状態で、前記フランジ部の下面が前記一対の支え部から離間しており、
前記固定手段による固定が解除されたときは、前記フランジ部が前記一対のガイド孔に各々挿入された前記一対の支柱に沿って下降し、その下面が前記一対の支え部に接触して前記引き出し部に支えられることを特徴とする光学測定装置。
[8]前記測定槽が、前記試料液をオーバーフローさせて液面を形成させることが可能なオーバーフロー筒を有する[1]~[7]に記載の光学測定装置。
[9]前記応答光が蛍光である、[1]~[8]に記載の光学測定装置。
[10]前記応答光が散乱光である、[1]~[8]に記載の光学測定装置。
本発明の光学測定装置によれば、光学ユニットを動かすことなく、測定槽を露出させて洗浄等を行うことが可能であり、メンテナンスの負担が軽減され、装置性能も維持しやすい。
本発明の一実施形態に係る光学測定装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る光学測定装置の測定槽ユニットと引き出し部を引き出した状態の斜視図である。 図1を操作者側(前面側)から見た縦断面図である。 測定槽ユニットとスライドユニット部分の分解斜視図である。
本発明の光学測定装置に係る一実施形態を図1~4に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の光学測定装置は、測定槽ユニット10と、測定槽ユニット10の上方に配置された光学ユニット60と、測定槽ユニット10を光学ユニット60の下方から前方に引き出すためのスライドユニット40を備え、光学ユニット60が、架台90に固定されている。なお、測定槽ユニット10には、試料液導入管と試料液排出管が接続されている。
また、図2に示すように、スライドユニット40の引き出し部50を引き出した状態では、測定槽ユニット10が、引き出し部50に支えられた状態で、引き出し部50と共に光学ユニット60の下から引き出されるようになっている。なお、図2において、光学ユニット60は、測定槽ユニット10及びスライドユニット40に対する相対的な位置のみを示し、光学ユニット60自体の図示は省略している。
図3は、図1を操作者側(前面側)から見た縦断面図であるが、図3において、架台90の図示は省略している。また、断面線は、図2のIII-IIIに沿って測定槽ユニット10を切断する位置とされている。
また、図4は、測定槽ユニット10とスライドユニット40部分の分解斜視図である。
図3、図4に示すように、測定槽ユニット10は、測定槽20と測定槽20の上端に設けられたフランジ部30とで構成されている。
測定槽20は、外槽21と外槽21に斜め下方から挿入されたオーバーフロー筒22とで構成されている。
外槽21は、図3に示すように、前面から観察した際に略三角形である略三角柱状の形状とされている。前面から観察した際に略三角形として見える部分は、上端に形成された矩形状の開口21aと、開口21aを囲む周面の内の第一面21bと第二面21cとで囲まれた部分である。
オーバーフロー筒22はその上端側が、第一面21b部分で外槽21に挿入されている。
オーバーフロー筒22の下端側は試料液入口22aとされ、上端は開口22bとされ、試料液入口22aに連結された試料液導入管から流入した試料液が開口22bでオーバーフローし、開口22b付近にオーバーフロー面(液面)を形成するようになっている。オーバーフロー筒22の開口22bは水平とされ、オーバーフロー筒22の開口22bの近傍は良好なオーバーフロー面を形成できるように肉薄とされている。
オーバーフロー筒22の開口22bは、外槽21の開口21aよりも低い位置とされている。
第二面21cとオーバーフロー筒22との間の下端には、オーバーフロー筒22からオーバーフローした試料液を、試料液排出管に排出するための試料液出口21dが設けられている。
図4に示すように、フランジ部30は板状で平面視矩形のフランジ本体31とフランジ本体31の上面に設けられた嵌合凸部32とで構成されており、フランジ本体31の下面が外槽21に対して開口21a側で接合されている。
フランジ本体31には、操作者から見て中央よりやや右側に寄った位置において楕円形状の開口31aが形成されている。開口31aは、外槽21の開口21aとほぼ対応する位置に形成されているが、外槽21の上端側外周からはみ出さない範囲とされている。
嵌合凸部32は、フランジ本体31の開口31aに沿って形成された楕円環状の凸部である。
フランジ本体31の4つの角部には、各々第1螺子孔33、第2螺子孔34、第3螺子孔35、第4螺子孔36が形成されている。
また、第1螺子孔33、第2螺子孔34、第3螺子孔35、第4螺子孔36には、各々本発明の固定手段である第1螺子部材71、第2螺子部材72、第3螺子部材73、第4螺子部材74が下面側から挿入されるようになっている。
また、第1螺子孔33と第3螺子孔35の中間部分に第1ガイド孔37が、第2螺子孔34と第4螺子孔36の中間部分に第2ガイド孔38が各々形成されている。
図4に示すように、スライドユニット40は、第1アウターレール41及び第2アウターレール42と、これら一対のアウターレールの間に配置され、これら一対のアウターレールに沿って引き出し可能な引き出し部50とで構成されている。
第1アウターレール41には第1L字金具43が、第2アウターレール42には第2L字金具44が固定されている。
第1L字金具43は、光学ユニット60の下面に固定される上面43aと上面43aの長手方向に沿う一方の辺から直角に垂下する垂下面43bで構成されており、垂下面43bが第1アウターレール41に固定されている。
第2L字金具44は、光学ユニット60の下面に固定される上面44aと上面44aの長手方向に沿う一方の辺から直角に垂下する垂下面44bで構成されており、垂下面44bが第2アウターレール42に固定されている。
引き出し部50は、第1インナーレール51と第2インナーレール52とからなる一対のインナーレールを備えている。
第1インナーレール51は、第1アウターレール41内に収容され、第1アウターレール41内を第1アウターレール41の長手方向にスライド可能とされている。また、第2インナーレール52は、第2アウターレール42内に収容され、第2アウターレール42内を第2アウターレール42の長手方向にスライド可能とされている。
なお、第1インナーレール51と第2インナーレール52は、各々公知のストッパー機構により、第1アウターレール41と第2アウターレール42から前方に引き出した際に、抜けきってしまわない位置で停止するようになっている。
また、第1インナーレール51には、第1支え部材53が、第2インナーレール52には第2支え部材54が、各々固定されている。
第1支え部材53は、第1インナーレール51の長手方向に沿う部材本体53aと部材本体53aの長手方向途中から垂下された凸片53bと、凸片53bの先端から、第1インナーレール51と反対側に水平に設けられた支え部53cとを備えている。
同様に、第2支え部材54は、第2インナーレール52の長手方向に沿う部材本体54aと部材本体54aの長手方向途中から垂下された凸片54bと、凸片54bの先端から、第2インナーレール52と反対側に水平に設けられた支え部54cとを備えている。
第1支え部材53と第2支え部材54とは、鏡像対称の構成となっている。
また、引き出し部50は、第1支え部材53と第2支え部材54とを前方側の端部において連結する前方連結材55と、第1支え部材53と第2支え部材54とを中央よりやや後方側で連結する後方連結材56とを備えている。
すなわち、本実施形態の第1インナーレール51と第2インナーレール52とは、第1支え部材53及び第2支え部材54を介して、間接的に前方連結材55と後方連結材56らより連結されている。
前方連結材55の前面側の面には、ハンドル57が取り付けられている。また、後方連結材56の後方側の面には、引き出し部50を光学ユニット60の下方に戻した際に、定位置で止まるよう、ストッパー56aが設けられている。
また、支え部53cには第1支柱58が、支え部54cには第2支柱59が、各々立設されている。
第1支柱58の中心と第2支柱59の中心の距離は、フランジ本体31の第1ガイド孔37の中心と第2ガイド孔38の中心距離と同等とされている。
また、第1支え部材53と第2支え部材54との距離は、フランジ本体31の幅(図3の左右方向の幅)よりやや大きめとされている。また、前方連結材55と後方連結材56の距離は、フランジ本体31の奥行きよりやや大きめとされている。第1支柱58と第2支柱59の平面視における位置は、各々前方連結材55と後方連結材56のほぼ中間位置とされている。
そのため、第1ガイド孔37に第1支柱58が挿入され、第2ガイド孔38に第2支柱59が挿入されるようにして、フランジ部30を、引き出し部50に載せると、図2に示すように、引き出し部50の第1支え部材53、第2支え部材54、前方連結材55、及び後方連結材56で囲まれた領域に、フランジ部30が丁度はまった状態で、支え部53cと支え部54cによって支えられるようになっている。
光学ユニット60は、試料液に接触することなく、測定槽ユニット10を外部からの光を遮断して閉塞するように測定槽ユニット10の上方に配置されており、試料液の液面に向けて照射光を照射し、照射光によって試料液から発せられる応答光を検出するようになっている。
本実施形態の光学ユニット60は、図3に示すように、第2ベース板62とフード63で囲まれた空間に照射光となる光を発する光源64と照射光学系65と応答光を受光する受光器66と受光光学系67が収容され、これら全体が第1ベース板61上に載置されて構成されている。第2ベース板62上のフード63で覆われた部分の外側には、一対の把持部68が設けられており、把持部68を持つことにより、第2ベース板62とフード63とこれらに収容された光源64等を一体として扱えるようになっている。
第1ベース板61の中央部分には、フランジ本体31の開口31aと平面視で同じ形状かつ同じ大きさとされた開口61aが形成されている。また、第1ベース板61の下面(光学ユニット60の下面)には、開口61aに沿ってフランジ部30の嵌合凸部32と嵌合する嵌合凹部61bが形成されている。
また、スライドユニット40における第1L字金具43の上面43aと第2L字金具44の上面44aが各々第1ベース板61の下面に固定されている。第1L字金具43と第2L字金具44は、互いの長手方向が平行となるように離間して第1ベース板61に固定されている。
そのため、第1L字金具43に固定されている第1アウターレール41と第2L字金具44に固定されている第2アウターレール42も、光学ユニット60の下面に対して互いに平行に配置されて固定されるようになっている。
第2ベース板62には、照射光学系65の先端を測定槽ユニット10に向かって突出させるための第1開口62aが照射光学系65の先端形状に沿って形成されている。また、受光光学系67の先端を測定槽ユニット10に向かって突出させるための第2開口62bが受光光学系67の先端形状に沿って形成されている。
照射光学系65は、その先端が試料液の液面の上方に配置され、光源64から発せられる光を、図3において照射光光軸L1で示す光軸に沿って、斜め上方から照射光としてオーバーフロー筒22からオーバーフローする試料液の液面に導くようになっている。
また、受光光学系67は、その先端が、照射光が照射された試料液の液面の上方に配置され、図3において応答光光軸L2で示す光軸に沿って、照射光によって試料液から発せられる応答光を受光器に導くようになっている。本実施形態において、応答光光軸L2は、鉛直方向、すなわち、試料液の液面に対して垂直な方向となっている。
照射光光軸L1と応答光光軸L2とは、オーバーフロー筒22の開口22b近傍の第1交叉点P1において交叉している。
応答光は、例えば、照射光を励起光として発せられる蛍光であってもよいし、照射光の散乱光であってもよい。
図1、図3、図4に示すように、測定槽ユニット10は、フランジ部30が光学ユニット60の第1ベース板61に接合した状態で、かつ、第1ガイド孔37に第1支柱58が、第2ガイド孔38に第2支柱59が各々挿入された状態で、第1螺子部材71、第2螺子部材72、第3螺子部材73、第4螺子部材74によって固定されている。
フランジ部30と第1ベース板61とは、フランジ部30の嵌合凸部32が第1ベース板61の嵌合凹部61bに嵌合した状態で接合している。これにより、フランジ部30と第1ベース板61の水平方向の位置関係が固定される。また、嵌合凸部32は、フランジ部30の上面に環状に形成され、この嵌合凸部32に嵌合するように、嵌合凹部61bが環状に形成されているので、光学ユニット60と測定槽ユニット10との隙間から外光が入ることを防止できる。
図4に示すように、第1螺子部材71の先端側には雄螺子部71aが形成されている。第2螺子部材72の先端側には雄螺子部72aが形成されている。同様に、第3螺子部材73及び第4螺子部材74の先端側にも雄螺子部が形成されている。
これら螺子部材の雄螺子部が、第1ベース板61に形成された4つの雌螺子部76に螺合されることにより、測定槽ユニット10は光学ユニット60に対して固定される。
なお、第1螺子部材71には抜け止めワッシャー71bが設けられている。また、第2螺子部材72には抜け止めワッシャー72bが設けられている。同様に、第3螺子部材73及び第4螺子部材74にも抜け止めワッシャーが設けられている。
そのため、これらの螺子部材は、各雌螺子部76との螺合が解除された際も、フランジ本体31の第1螺子孔33、第2螺子孔34、第3螺子孔35、第4螺子孔36から抜け落ちず、フランジ部30に保持された状態を保てるようになっている。
測定槽ユニット10は光学ユニット60に対して固定されている時、図3に示すように、測定槽ユニット10におけるフランジ部30の下面(フランジ本体31の下面)は、スライドユニット40の引き出し部50における支え部53c及び支え部54cから離間し、浮き上がった状態となっている。
この固定状態では、測定槽ユニット10の上端における開口(フランジ部30の開口31a)は完全に光学ユニット60によって閉塞され、外部からの光は遮断された状態となっている。
洗浄等の目的で測定槽ユニット10を光学ユニット60の下側から引き出す際は、まず、第1螺子部材71、第2螺子部材72、第3螺子部材73、第4螺子部材74を緩め、各雌螺子部76に螺合しない状態として、測定槽ユニット10の光学ユニット60に対する固定を解除し、測定槽ユニット10を手で支えながら、ゆっくりと下降させる。
すると、測定槽ユニット10の測定槽ユニット10におけるフランジ部30の下面が、スライドユニット40の引き出し部50における支え部53c及び支え部54cに到達したところで下降が止まり、その後は手を離しても、引き出し部50によって測定槽ユニット10が支えられる。
なお、固定時も、第1ガイド孔37に第1支柱58が、第2ガイド孔38に第2支柱59が各々挿入された状態とされているので、固定を解除した際も、第1支柱58と第2支柱59に沿って測定槽ユニット10を下降させることができ、水平方向にぶれることがない。
次に、ハンドル57を前に引き、引き出し部50の第1インナーレール51と第2インナーレール52を、各々第1アウターレール41と第2アウターレール42内をスライドさせることにより、引き出し部50を前面に引き出す。
フランジ部30の下面が、スライドユニット40の引き出し部50における支え部53c及び支え部54cに到達するまで下降したのに伴い、フランジ部30の嵌合凸部32の上面が第1ベース板61の下面より下側まで下がっているので、嵌合凸部32が光学ユニット60の第1ベース板61に接触して、引き出しが妨げられることはない。
また、第1ガイド孔37に第1支柱58が、第2ガイド孔38に第2支柱59が各々挿入された状態とされているので、引き出し部50を引き出す際も、測定槽ユニット10は引き出し部50に対して安定して載置され、がたつきが抑制されている。
引き出し部50を充分に全面に引き出すと、図2に示すように、測定槽ユニット10の上面が露出し、測定槽ユニット10の洗浄や流量調整等のメンテナンス作業が可能となる。
また、測定槽ユニット10から試料液導入管と試料液排出管を外して、測定槽ユニット10を引き出し部50から持ち上げれば、測定槽ユニット10だけを外して、持ち運びが可能となる。そのため、測定槽ユニット10を水道設備のある場所まで運び、充分な洗浄を施すことも可能である。
また、光学ユニット60を動かすことなく、測定槽ユニット10を光学ユニット60から分離して、上面側を露出させることができるので、メンテナンスの負担が軽減され、かつ精密機器である光学ユニットの性能も維持しやすい。
洗浄や流量調整等が終了した後は、第1アウターレール41と第2アウターレール42に沿って引き出し部50を後方側に押し込むことにより、測定槽ユニット10を光学ユニット60の下方に戻す。
引き出し部50は、第1ベース板61又は架台90に設けられたストッパー受け(図示略)にストッパー56aが嵌合することにより適切な位置で停止する。
その停止した位置で、測定槽ユニット10を手で持ち上げると、第1支柱58と第2支柱59に沿ってフランジ部30が支え部53cと支え部54cから離れて上昇し、嵌合凸部32が第1ベース板61の嵌合凹部61bに嵌合する。
この位置で第1螺子部材71、第2螺子部材72、第3螺子部材73、第4螺子部材74を閉めることにより、これらの螺子部材が第1ベース板61の各雌螺子部76に螺合し、光学ユニット60に対する測定槽ユニット10の固定が完了する。
その後は、試料液をオーバーフローさせながらの通常の測定状態に復帰できる。
なお、上記実施形態では、第1支柱58と第2支柱59を、各々第1支え部材53、第2支え部材54を介して第1インナーレール51、第2インナーレール52に固定する構造としたが、各支柱は、各々のインナーレールに直接固定されていてもよい。
また、支え部に立切する支柱の数に限定はなく、1つでも3つ以上でもよい。なお、支柱と支柱が挿入されるガイド孔は省略してもよい。
また、上記実施形態では、ガイド孔をフランジ部に形成する構成としたが、ガイド孔を測定槽に形成してもよい。
また、フランジ部を設けず、測定槽に直接光学ユニットが接する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、第1支え部材53の支え部53cと、第2支え部材54の支え部54cを第1インナーレール51及び第2インナーレール52の下端側より低い高さ位置としたが、インナーレールに対する支え部の高さ位置に特に限定はなく、例えば、支え部の高さ位置をインナーレールの下端側と同等としてもよい。
また、上記実施形態では、測定槽ユニット10を前方向に引き出す構成としたが、引き出す方向は前方向に限られず、例えば、横方向や後ろ方向に引き出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、測定槽ユニット10を固定状態から下げた後、水平に引き出す構成としたが、例えば、斜め下方向に移動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、嵌合凸部32を開口31aに沿って形成された凸部としたが、嵌合凸部32の位置は、開口31aから離間した位置であってもよい。
また、フランジ部の上面に形成する凹凸構造を凸構造ではなく凹構造とし、光学ユニットの下面にその凹構造と嵌合する凸構造を形成してもよい。
また、フランジ部の上面に形成する凹凸構造は環状に形成されていなくてもよい。なお、環状の凹凸構造を形成しない場合は、例えば測定槽ユニットと光学ユニットとの間にパッキングを配置する等、外部からの光を遮断する他の手段を施すことが好ましい。
また、フランジ部の上面には、凹凸構造を形成しなくてもよい。
また、固定手段による固定が解除されたときに、測定槽を露出させるように光学ユニットの下方から測定槽ユニットを移動可能とする手段はスライドユニットに限られない。
例えば、測定槽ユニットの一つの角部に光学ユニットとつながる回転軸を通した構成とし、固定手段による固定を解除した際、その回転軸に沿って測定槽ユニットを多少下げた後、回転軸を中心に水平に回転させることにより、測定槽を露出させるようにしてもよい。
また、フランジ部の一辺に光学ユニットの下端と結合する蝶番を設け、蝶番を設けた側と反対側の対辺を光学ユニットの下端に螺子止めするような構成とすれば、その螺子止めを外し、蝶番を中心軸として回転させるようにして対辺を下げることで、測定槽を露出させることができる。
また、固定手段による固定を解除することにより、例えば、フランジの周囲4カ所に設けた螺子を外すことにより、測定槽ユニット全体を、完全に外せる構成としてもよい。
また、応答光光軸L2を鉛直方向としたが、液面に対して、斜めの光軸としてもよい。
また、上記実施形態では、試料液の液面をオーバーフローによって得られるオーバーフロー面としたが、測定槽中を水平に流れる試料液の液面であってもよいし、測定槽中に導入された静止した試料液であってもよい。
また、オーバーフロー筒を有する測定槽とする場合の測定槽の具体的形状にも特に限定はなく、測定槽の形状に合わせてフランジ部の形状も適宜変更できる。
また、上記実施形態では、第1ベース板61と第2ベース板62とを別部材としたが、第1ベース板61と第2ベース板62とは、一体化された1つのベース板であってもよい。
また、光学ユニット60はベース板とフードで光源等を収容する構成に限定されず、例えば、上端側が開口した容器内に光源等を収容し、蓋部材で覆うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、測定槽ユニット10を光学ユニット60に固定する固定手段を、測定槽ユニット10のフランジ部30と第1ベース板61とを固定する4つの螺子部材としたが、螺子部材の数に限定はない。
また、上記実施形態では、前方連結材55と後方連結材56を有する構成としたが、前方連結材55のみで引き出し部50全体の形状を保つ強度を確保できれば、後方連結材56は省略してもよい。
また、固定手段は、螺子部材に限られず、例えば締め込みバンド、挟み込み金具等の固定部材を使用してもよい。また、測定槽ユニットと光学ユニットの各々に互いにはめ込み可能なはめ込み構造を設け、別途の固定部材を使用しない構成としてもよい。
10 測定槽ユニット
20 測定槽
21 外槽
22 オーバーフロー筒
30 フランジ部
31 フランジ本体
32 嵌合凸部
33 第1螺子孔
34 第2螺子孔
35 第3螺子孔
36 第4螺子孔
37 第1ガイド孔
38 第2ガイド孔
40 スライドユニット
41 第1アウターレール
42 第2アウターレール
50 引き出し部
51 第1インナーレール
52 第2インナーレール
53 第1支え部材
53c 支え部
54 第2支え部材
54c 支え部
55 前方連結材
56 後方連結材
57 ハンドル
58 第1支柱
59 第2支柱
60 光学ユニット
61 第1ベース板
62 第2ベース板
63 フード
64 光源
65 照射光学系
66 受光器
67 受光光学系
71 第1螺子部材
72 第2螺子部材
73 第3螺子部材
74 第4螺子部材
76 雌螺子部
90 架台
L1 照射光光軸
L2 応答光光軸
P1 第1交叉点

Claims (9)

  1. 試料液が導入され、前記試料液の液面が形成される測定槽を有する測定槽ユニットと、
    前記試料液に接触することなく、前記測定槽ユニットを外部からの光を遮断して閉塞するように前記測定槽ユニットの上方に配置され、前記試料液の液面に向けて照射光を照射し、前記照射光によって前記試料液から発せられる応答光を検出する光学ユニットと、
    前記測定槽ユニットを前記光学ユニットに固定する固定手段とを有し、
    前記測定槽ユニットが、前記測定槽及び前記測定槽の上端に設けられたフランジ部を有し、前記フランジ部の上面と前記光学ユニットの下面に、互いに嵌合する凹凸構造が形成されており、
    前記測定槽ユニットが、前記固定手段による固定が解除されたときに、前記測定槽を露出させるように前記光学ユニットの下方から移動可能とされていることを特徴とする光学測定装置。
  2. 記固定手段が、前記フランジ部を前記光学ユニットの下面に固定する螺子部材である、請求項1に記載の光学測定装置。
  3. 前記フランジ部の上面に環状の凸構造又は凹構造が形成され、前記光学ユニットの下面に前記フランジ部の凸構造又は凹構造と嵌合する環状の凹構造又は凸構造が形成されている請求項1又は2に記載の光学測定装置。
  4. 前記固定手段による固定を解除した後に、前記測定槽ユニットを、前記固定手段により固定された位置より低い位置に下げた状態で水平方向又は斜め下方向に移動させるスライドユニットを有する、請求項1~のいずれか一項に記載の光学測定装置。
  5. 前記スライドユニットは、前記光学ユニットの下面に、固定された一対のアウターレールと、前記一対のアウターレールの間に配置され、前記一対のアウターレールに沿って引き出し可能な引き出し部を有し、
    前記引き出し部は、前記測定槽ユニットを支える支え部と前記支え部に立設された支柱を有し、前記測定槽ユニットに、前記支柱が挿入されるガイド孔が設けられている請求項に記載の光学測定装置。
  6. 試料液が導入され、前記試料液の液面が形成される測定槽、及び前記測定槽の上端に設けられたフランジ部を有する測定槽ユニットと、
    前記試料液に接触することなく、前記測定槽ユニットを外部からの光を遮断して閉塞するように前記測定槽ユニットの上方に配置され、前記試料液の液面に向けて照射光を照射し、前記照射光によって前記試料液から発せられる応答光を検出する光学ユニットと、
    前記測定槽ユニットを前記光学ユニットに固定する固定手段と、
    前記固定手段による固定を解除した後に、前記測定槽ユニットを、前記光学ユニットの下方から引き出すためのスライドユニットを備え、
    前記スライドユニットは、前記光学ユニットの下面に、互いに平行に配置されて固定された一対のアウターレールと、前記一対のアウターレールの間に配置され、前記一対のアウターレールに沿って引き出し可能な引き出し部を有し、
    前記引き出し部は、前記一対のアウターレールの各々に収容され、前記一対のアウターレール内を前記一対のアウターレールの長手方向にスライド可能な一対のインナーレールと、前記一対のインナーレールを前方側の端部において連結する連結材と、前記一対のインナーレールの各々に、前記一対のアウターレールと反対側において固定され、上面が水平とされた一対の支え部と、前記一対の支え部に、各々立設された一対の支柱とを有し、
    前記測定槽ユニットのフランジ部には、前記一対の支柱が各々挿入される一対のガイド孔が設けられ、
    前記固定手段により、前記測定槽ユニットが前記光学ユニットに固定されているときは、前記一対のガイド孔に前記一対の支柱が各々挿入された状態で、前記フランジ部の下面が前記一対の支え部から離間しており、
    前記固定手段による固定が解除されたときは、前記フランジ部が前記一対のガイド孔に各々挿入された前記一対の支柱に沿って下降し、その下面が前記一対の支え部に接触して前記引き出し部に支えられることを特徴とする光学測定装置。
  7. 前記測定槽が、前記試料液をオーバーフローさせて液面を形成させることが可能なオーバーフロー筒を有する請求項1~のいずれか一項に記載の光学測定装置。
  8. 前記応答光が蛍光である請求項1~のいずれか一項に記載の光学測定装置。
  9. 前記応答光が散乱光である請求項1~のいずれか一項に記載の光学測定装置。
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