JP2009025036A - 粒径分布測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の粒径分布測定装置1を用いつつ、ノズルから噴射されるスプレー粒子を安全に測定することである。
【解決手段】粒子群の粒径分布を測定するものであって、前記粒子群に光を照射する光源21と、その光の照射によって発生する回折又は/及び散乱光の強度を検出する光検出器22とを備えた装置本体2に対して、ノズルから噴射された粒子群であるスプレー粒子群を前記光源21及び前記検出器の間に導くスプレー測定系3と、前記スプレー粒子群以外の粒子群である通常粒子群を収容する測定セル41を前記光源21及び前記光検出器22の間に配置する通常測定系4と、を交換可能に構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、粒子群に光を照射して生じる回折又は/及び散乱光の強度に基づいて粒径分布を測定する粒径分布測定装置に関し、特に粒径分布測定装置のアプリケーションに関するものである。
特許文献1に示されるようなこの種の粒径分布測定装置は、透明なセルに収容した粒子群にレーザ等の光源から光を照射し、その際生じる回折散乱光の強度角度分布を、セルの周囲に離散配置した多数の光検出器により検出し、その検出結果に基づいて粒子群の粒径分布を測定するようにしている。
しかしながら、このような粒径分布測定装置では、セルに収容した粒子群を測定するものであり、スプレーのノズルから噴射される粒子群の粒径分布などを測定することができないという問題がある。
そして、スプレーのノズルから噴射される粒子群を測定するためには、例えば特許文献2に示す、それ専用の測定装置が必要であるという問題がある。
特開2000−146814号公報 特公平05−083138号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、従来の粒径分布測定装置を用いて、ノズルから噴射されるスプレー粒子を測定することをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る粒径分布測定装置は、粒子群の粒径分布を測定するものであって、前記粒子群に光を照射する光源と、その光の照射によって発生する回折又は/及び散乱光の強度を検出する光検出器とを備えた装置本体に対して、ノズルから噴射された粒子群であるスプレー粒子群を前記光源及び前記検出器の間に導くスプレー測定系と、前記スプレー粒子群以外の粒子群である通常粒子群を収容する測定セルを前記光源及び前記光検出器の間に配置する通常測定系と、を交換可能に構成していることを特徴とする。
このようなものであれば、1台の粒径分布測定装置によって、ノズルから噴射されるスプレー粒子群を測定すること、及びスプレー粒子群以外の従来の通常粒子群を測定することができる。よって、粒径分布測定装置のアプリケーションを充実することができる。
前記スプレー測定系の具体的な実施の態様及び変更可能とするための具体的な実施の態様としては、前記スプレー測定系が、前記装置本体に取り付けられ、内部にスプレー粒子群を測定するための測定領域を有するケーシングと、前記ケーシングに設けられ、前記スプレー粒子群を内部に導く導入口と、前記ケーシングにおいて、前記測定領域と前記光源及び前記光検出器との間に設けられた光学窓と、を具備し、前記通常測定系を前記装置本体から取り外した状態において、前記ケーシングを前記装置本体に取り付けることにより、前記スプレー測定系が前記装置本体に装備されることが挙げられる。
これならば、ケーシングを装置本体に取り付けるだけで、スプレー測定系を装置本体に装備することができるので、簡単にスプレー測定系を装置本体に装備することができる。また、測定領域がケーシングによって覆われているので、装置本体を汚すことなく、外部からの風又は光等の外乱影響を受けずに安定したスプレー粒子群の測定を行うことができる。また、スプレー粒子群が、溶剤、農薬又は殺虫剤等の人体や環境に有害な測定試料であっても安心して測定することができる。
ノズルから噴射されたスプレー粒子群が測定領域に到達するまで必要以上に広がってしまい充分な測定結果を得ることができない等の問題を好適に防止するためには、前記導入口に連続して設けられ、前記測定領域に向かって開口する導入管をさらに備えていることが望ましい。このとき、導入管の長さを変更可能に構成していることが望ましい。
種々のスプレー粒子群や測定目的に好適に対応するため、具体的には噴射位置を調節可能にするためには、前記測定領域と前記導入口との距離を変更可能に構成していることが望ましい。
特に、前記ケーシングが、前記光学窓を有し、前記測定領域を覆うケーシング本体と、前記導入口を有する前面板と、を備え、前記前面板と前記ケーシング本体との間に介在して設けられ、前記測定領域と前記導入口との距離を変更する距離変更筒体をさらに備えていることが挙げられる。
前記ケーシングに設けられ、前記スプレー粒子群を外部に排出する排出口と、当該排出口から前記スプレー粒子群を吸引する吸引機構と、をさらに備えていることが望ましい。これにより、ケーシング内部の汚れ及びスプレー粒子群のケーシング内での滞留を防ぐことができ測定を安定して行うことができる。
ケーシング内部の汚れをさらに防止するとともに、スプレー測定系の洗浄やメンテナンスを容易にするためには、前記ケーシングの下面に設けられ、前記スプレー粒子群が液状化して生じた液体を収容するトレイを備えていることが望ましい。
装置本体の汚れを防止するとともに、スプレー測定系の洗浄及びメンテナンスを一層容易にするためには、前記光学窓に使い捨ての光学フィルムを設けていることが望ましい。
このように構成した本発明によれば、粒径分布測定装置を用いてノズルから噴射されるスプレー粒子を測定することができる。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、図1は粒径分布測定装置1の模式的斜視図である。図2は、装置本体2の模式的断面図である。図3は、通常測定系を主として示す平面図である。図4は、スプレー測定系3の斜視図であり、図5は、スプレー測定系3の模式的横断面図であり、図6は、スプレー測定系3を主として示す装置1の縦断面図である。また、図7は、スプレー測定系3の部分拡大断面図である。
<装置構成>
本実施形態に係る粒径分布測定装置1は、測定対象となる粒子群に光を照射した際に生じる回折散乱光の回折散乱パターン(回折散乱光強度の角度分布)を検出し、その回折散乱パターンからMIE散乱理論に基づいて逆フーリエ変換演算を施し、粒径分布を測定するようにしたものであり、大きく分けると、装置本体2、スプレーのノズルから噴射された粒子群であるスプレー粒子群を測定するためのスプレー測定系3、及びスプレー粒子群以外の粒子群である通常粒子群を測定するための通常測定系4を備えている。
<装置本体2>
装置本体2は、図1及び図2に示すように、粒子群に光を照射する光源21と、その光の照射によって発生する回折散乱光の強度を検出する光検出器22と、それらを内部に収容する筐体23と、を備えている。
光源21は、例えば半導体レーザであり、例えば波長約650nmの赤色のレーザ光を発する。ここでレーザ光の光軸を水平に設定している。なお、光源21に、例えば波長約400nmの青色の光を発するLEDを用いることもできる。大粒径の粒子を測定する場合には波長の長い光が有利になり、小粒径の粒子を測定する場合には波長の短い光が有利になるため、波長の異なる光を発する光源21を複数設けて、粒径の測定可能レンジを精度を落とすことなく広げることができる。
光検出器22は、フォトダイオード等を利用したもので、受光した光の強度に応じた強さの電気信号(光強度信号)を出力する。これら光検出器22の総数は、例えば90〜100個であり、通常測定系4のセル41又はスプレー測定系3の測定領域Pの周囲であって当該セル41又は測定領域Pを含む鉛直面上に離散配置してある。
特にこの実施形態では、図2に示すように、これら光検出器22を、一定角度以下の小さい角度で回折散乱した光を角度について精度よく検出するための狭角散乱光検出器22(A)と、それよりも広い角度で、前方から側方、後方にかけて回折散乱した光を検出するための広角散乱光検出器22(B)に分類している。狭角散乱光検出器22(A)は、多数を基板上に非常に細い幅で同心円状に密に配列してリングディテクタアレイにしており、広角散乱光検出器22(B)は、複数個ずつブロック化して、あるいは単独で離散配置している。
筐体23は、図2に示すように、後述するスプレー測定系3、又は後述する通常測定系4を収容する測定系収容空間S1を内部に有し、その測定系収容空間S1を挟み込むように前記光源21及び光検出器22を収容する機器収容空間S2を形成するものである。
そして、筐体23は、前記測定系収容空間S1の下部に、スプレー測定系3及び通常測定系4が載置されるレール部材231を備えている。
本実施形態の粒径分布測定装置1は、このレール部材231によって、装置本体2に対して通常測定系4及びスプレー測定系3を交換可能に構成している。
<通常測定系4>
通常測定系4は、通常粒子群を収容する測定セルを前記光源及び前記光検出器の間に配置するものである。ここで、通常粒子群とは、スプレー粒子群以外の粒子群であり、分散媒中に分散されて測定セル41内に収容されるものである。
具体的にこのものは、図3に示すように、1又は複数のセル41と当該セル41を保持するセル保持部材42とを有し、当該セル保持部材42が測定系収容空間S1に設けられたレール部材231上に載置され、複数のセル41を選択的に光源21からの光が照射される光照射位置に位置付けるものである。
セル41は、タイプの異なる複数のセル(例えば湿式フローセル、湿式バッチセルである。)である。
セル保持部材42は、装置本体2に設けられたレール部材231上を前記セル41をスライド移動させるためのものである。セル保持部材42の端部に設けられた取っ手421を用いて前記複数のセル41を選択的に光源21からの光が照射される光照射位置に位置づける。
<スプレー測定系3>
スプレー測定系3は、通常測定系4が取り外された装置本体2に取り付けられて、ノズルから噴射される粒子群であるスプレー粒子群を光源21及び光検出器22の間に導く一体型のものである。
具体的にこのものは、図4〜図6に示すように、前記装置本体2に取り付けられ、スプレー粒子群を測定するための測定領域Pを内部に有するケーシング31と、前記ケーシング31に設けられ、前記スプレー粒子群を内部に導く導入口32と、前記ケーシング31において、前記測定領域Pと前記光源21及び前記光検出器22との間に設けられた光学窓33と、を具備している。
ケーシング31は、スプレー粒子群の噴射範囲(吹き付け範囲)を規定するものである。
具体的にケーシング31は、図4〜図6に示すように、基板311と、当該基板311上に設けられる内部に測定領域Pを有するケーシング本体312と、このケーシング本体312に着脱可能に固定される前面板313と、を備えた中空の直方体状をなすものである。
基板311は、前記通常測定系4のセル保持部材42と同じ形状をなすものであり、前記筐体23のレール部材231上に載置されるものである。
ケーシング本体312は、基板311上に設けられて測定領域Pを形成するものである。ケーシング本体312の上壁3122は、外部からの光の入射を防ぐために、スプレー測定系3を装置本体2に取り付けた状態において、装置本体2の上面とほぼ密着して遮光を行う機能を果たしている。また、ケーシング本体312の左右側壁3121には、それぞれ光学窓33が設けられている。
それら光学窓33は、測定領域Pと光源21及び光検出器22との間に設けられ、光学窓側面視において縦長の概略矩形状をなすものであり、測定領域Pから光検出器22を臨むことができる角度を含む高さまで上部に開口している。
そして、光学窓33には、使い捨ての光透過性を有する樹脂製の光学フィルム5が取り付けられる。光学窓33に取り付けられた光学フィルム5は、クリップ等の固定具によって固定される。
本実施形態では、光学窓33に光学フィルム5を取り付けるための取り付け構造Mが設けられている。この取り付け構造Mは、光学窓33を形成する側壁3121の近傍に対向して設けられた案内板6と側壁3121との間に形成された溝から形成されている。この溝の間に光学フィルム5を挿入することにより光学窓33に光学フィルム5が取り付けられる。本実施形態では、前記溝に光学フィルム5を挿入し易くするため、光学窓33の上部には、側方に広がるコの字状の切り欠きが形成されている(図4参照)。
本実施形態の粒径分布測定装置1は逆フーリエ光学系を用いており、光入射側の光学窓33の前方には、コンパレートガラス(図示しない)を設けている。
ケーシング本体312内部の後端部(導入口32の反対側)には、スプレー粒子群をケーシング31外部に排出するための排出口35が設けられている。
この排出口35には、漏斗状の通路を形成する連結部材36が設けられており、その連結部材36の下流端には、スプレー粒子群を外部に排出するための排出構造37が接続されている。
この排出構造37は、前記連結部材36に連結されて、測定領域P内に噴射されたスプレー粒子を外部に排出するものであり、例えば排出管により構成されている。なお、排出管は複数の構成部品から構成するようにしても良い。そして、排出管37は、基板311に設けられた貫通孔311aを介して、基板311の下面に設けられた収容体38を通り、ケーシング31外部に設けられた吸引装置(図示しない)に連結されている。これにより、測定中において、吸引装置によりスプレー粒子群を吸引する。なお、排出構造37である排出管をケーシング本体312の後壁3123から外部に延出するようにしても良い。
前面板313は、ケーシング本体312にねじ固定されるものであり、概略円形状の導入口32が設けられている。本実施形態では、ケーシング本体312に対して前面板313を容易に着脱可能とするため、例えば4箇所ねじで固定している。
導入口32は、ノズルが近接又は挿入されて、ノズルから噴射されたスプレー粒子群をケーシング31内部に導入するものである。
導入口32の外側には、ノズルを導入口32に近接又は挿入し易くするための案内部8が設けられている。案内部8は、導入口32に沿って開口したドーナツ形状をなすものである。
また、前面板313は、前記導入口32に連続して設けられた導入管9をさらに備えている。この導入管9は、その開口が測定領域Pを向くように設けられた円筒状の管である。導入管9と案内部8とは、一体の部材から構成しても良いし、別々の部材から構成するものであっても良い。
この導入管9により、ノズルから噴射されたスプレー粒子群の広がりを防ぐとともに、ケーシング31内部が必要以上に汚れないようにしている。また、導入管9のメンテナンスを容易にするため及び種類(例えば長さや径等)の異なる導入管9に取り替えることができるように、取り外し可能としている。
さらに、前面板313の外面下部には、取っ手3131が設けられて移動の便を図っている。なお、図4〜図6中、3124は、後壁3123に設けられ、前面板313に設けられた取っ手3131との関係で、装置本体2に対するスプレー測定系3の着脱を容易にするための取っ手である。
このように構成したケーシング31において、その下部、つまり基板311上面にトレイ10を設けるようにしている。
トレイ10は、スプレー粒子群が液状化して生成された液体を収容するものであり、ケーシング31内の下部をほぼ覆う矩形状を成すものである。また、トレイ10は、メンテナンスを簡単にするため取り外し可能に基板311の上面に設けられている。
本実施形態では、図6、特に図7に示すように、前記液体のほぼ全てがトレイ10に流れ込むように、つまり、ケーシング31の側壁3121とトレイ10との間に形成される間隙に液体が流れ込まないように、ケーシング31の側壁3121に内方に突出した突出壁3123を設けている。突出壁3123の設けられている高さは、基板311の下面と当該突出壁2123との間にトレイ10が入る程度の高さである。
次に、このように構成した粒径分布測定装置1の通常測定系4とスプレー測定系3の交換動作について説明する。
まず、装置本体2に通常測定系4が取り付けられている状態において、通常測定系4のセル41に接続されているチューブ等を外す。そして、通常測定系4のセル保持部材42に設けられた取っ手421を持ち、通常測定系4を装置本体2から取り外す。その後、スプレー測定系3を装置本体2の測定系収容空間S1内に取り付ける。具体的には、ケーシング31を測定系収容空間S1に設けられたレール部材231上に載置して取り付ける。
このように構成した粒径分布測定装置1におけるスプレー粒子群の測定は、予め、測定前にブランク測定をしておく。そして、ノズルからスプレー粒子群が噴射されると、装置内部の光量をモニタしているセンサが噴射を検知し、その検知信号をトリガーとしての測定を開始する。このとき、センサを光源21及び光検出器22を用いて構成しても良い。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係る粒径分布測定装置1によれば、1台の粒径分布測定装置1によって、ノズルから噴射されるスプレー粒子群を測定すること、及びスプレー粒子群以外の従来の通常粒子群を測定することができる。よって、粒径分布測定装置1のアプリケーションを充実することができる。
また、スプレー測定系3を一体的に構成しており、ケーシング31を装置本体2に取り付けるだけで、スプレー測定系3を装置本体2に装備することができるので、簡単にスプレー測定系3を装置本体2に装備することができる。また、測定領域Pがケーシング31によって覆われているので、装置本体2を汚すことなく、外部からの風又は光等の外乱影響を受けずに安定したスプレー粒子群の測定を行うことができる。また、スプレー粒子群が、溶剤、農薬又は殺虫剤等の人体や環境に有害な測定試料であっても安心して測定することができる。
また、光学フィルム5を光学窓33に取り付けているため、汚れた場合等安価で交換することができる。
さらに、ケーシング本体312に対して前面板313が取り外し可能であるため、前面板313を取り外した場合には、任意の噴射位置から噴射することができる。
そして、噴射位置と測定領域Pとの距離の調節が可能であり、噴射位置からの距離と粒子との関係の定量的な測定を可能とすることができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。以下の説明において前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付すこととする。
例えば、前記実施形態では、ケーシング本体312と前面板313とを着脱可能に構成しているが、このとき、図8に示すように、それらの間に測定領域Pと導入口32との距離を変更する距離変更筒体11を設けるようにしても良い。距離変更筒体11は、一端開口がケーシング本体312に接続され、他端開口が前面板313により閉塞される、直方体形状をなす筒である。
また、導入管9は、長さが変更可能なものであっても良い。具体的に例えば入れ子式の構造として構成しても良い。これによれば、噴射位置を調節することができ、種々の測定用途に用いることができるようになる。
さらに、測定領域Pと排出口35との間にミストキャッチャを設けても良い。これにより、スプレー粒子群が吸引装置内に吸い込まれないようにしている。これにより、吸引装置内部を濡らさずに済み、吸引装置から排出される排気中のスプレー粒子群を少なくすることができる。
また、ミストキャッチャにより捕集した液体がトレイ10に流れ込む構造にしても良い。
前記実施形態では、逆フーリエ変換演算を施し、粒径分布を測定するものであったが、その他、フーリエ変換演算を施し、粒径分布を測定するものであっても良い。
その他、前述した実施形態や変形実施形態の一部又は全部を適宜組み合わせてよいし、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
本実施形態に係る粒径分布測定装置の斜視図。 同実施形態における粒径分布測定装置の模式的断面図。 同実施形態における通常測定系の模式的正面図。 同実施形態におけるスプレー測定系の斜視図。 同実施形態におけるスプレー測定系の横断面図。 同実施形態におけるスプレー測定系の縦断面図。 同実施形態におけるスプレー測定系の部分拡大断面図。 変形実施形態におけるスプレー測定系の縦断面図。
符号の説明
1 ・・・粒径分布測定装置
2 ・・・装置本体
21 ・・・光源
22 ・・・光検出器
23 ・・・筐体
3 ・・・スプレー測定系
31 ・・・ケーシング
312・・・ケーシング本体
313・・・前面板
32 ・・・導入口
33 ・・・光学窓
9 ・・・導入管
P ・・・測定領域
35 ・・・排出口
4 ・・・通常測定系
41 ・・・測定セル
10 ・・・トレイ
11 ・・・距離変更筒体

Claims (8)

  1. 粒子群の粒径分布を測定するものであって、
    前記粒子群に光を照射する光源と、その光の照射によって発生する回折又は/及び散乱光の強度を検出する光検出器とを備えた装置本体に対して、
    ノズルから噴射された粒子群であるスプレー粒子群を前記光源及び前記検出器の間に導くスプレー測定系と、前記スプレー粒子群以外の粒子群である通常粒子群を収容する測定セルを前記光源及び前記光検出器の間に配置する通常測定系と、を交換可能に構成している粒径分布測定装置。
  2. 前記スプレー測定系が、
    前記装置本体に取り付けられ、内部にスプレー粒子群を測定するための測定領域を有するケーシングと、
    前記ケーシングに設けられ、前記スプレー粒子群を内部に導く導入口と、
    前記ケーシングにおいて、前記測定領域と前記光源及び前記光検出器との間に設けられた光学窓と、を具備し、
    前記通常測定系を前記装置本体から取り外した状態において、前記ケーシングを前記装置本体に取り付けることにより、前記スプレー測定系が前記装置本体に装備される請求項1記載の粒径分布測定装置。
  3. 前記導入口に連続して設けられ、前記測定領域に向かって開口する導入管をさらに備えている請求項2記載の粒径分布測定装置。
  4. 前記測定領域と前記導入口との距離を変更可能に構成している請求項2又は3記載の粒径分布測定装置。
  5. 前記ケーシングが、前記光学窓を有し、前記測定領域を覆うケーシング本体と、前記導入口を有する前面板と、を備え、
    前記前面板と前記ケーシング本体との間に介在して設けられ、前記測定領域と前記導入口との距離を変更する距離変更筒体をさらに備えている請求項4記載の粒径分布測定装置。
  6. 前記ケーシングに設けられ、前記スプレー粒子群を外部に排出する排出口と、当該排出口から前記スプレー粒子群を吸引する吸引機構と、をさらに備えている請求項2、3、4又は5記載の粒径分布測定装置。
  7. 前記ケーシングの下面に設けられ、前記スプレー粒子群が液状化して生じた液体を収容するトレイを備えている請求項2、3、4、5又は6記載の粒径分布測定装置。
  8. 前記光学窓に使い捨ての光学フィルムを設けている請求項2、3、4、5、6又は7記載の粒径分布測定装置。
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