JP2018105761A - 多波長蛍光分析装置 - Google Patents

多波長蛍光分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018105761A
JP2018105761A JP2016253422A JP2016253422A JP2018105761A JP 2018105761 A JP2018105761 A JP 2018105761A JP 2016253422 A JP2016253422 A JP 2016253422A JP 2016253422 A JP2016253422 A JP 2016253422A JP 2018105761 A JP2018105761 A JP 2018105761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescence
excitation light
optical system
wavelength
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016253422A
Other languages
English (en)
Inventor
智 大日方
Satoshi Obinata
智 大日方
美由貴 浦田
Miyuki Urata
美由貴 浦田
高橋 健
Takeshi Takahashi
高橋  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKK TOA Corp
Original Assignee
DKK TOA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DKK TOA Corp filed Critical DKK TOA Corp
Priority to JP2016253422A priority Critical patent/JP2018105761A/ja
Publication of JP2018105761A publication Critical patent/JP2018105761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】試料液の蛍光を現場で継続して取得可能であると共に、測定対象成分に応じて、簡便に励起波長および蛍光波長を選択可能な多波長蛍光分析装置を提供する。【解決手段】回折格子33を有する励起光照射光学系により、鉛直方向に対して45±15゜の角度で、かつオーバーフロー面7における励起光のスポット径が、50mm以下となるように、オーバーフロー面7に励起光Eを入射させる。オーバーフロー面7から鉛直方向上方に発せられる蛍光Fが入射可能な蛍光検出光学系を設け、蛍光検出光学系中に回折格子73を配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、試料液の発する蛍光によって、試料液中の測定対象成分についての情報を得る多波長蛍光分析装置に関する。さらに詳しくは、試料液の複数の蛍光を現場で連続して取得可能な多波長蛍光分析装置に関する。
試料液中の測定対象成分、測定対象成分との反応生成物、或いは測定対象成分と反応する試薬等から発せられる蛍光(強度、消光時間を含む。)を測定することにより、測定対象成分の存否や濃度を測定する蛍光分析が広く利用されている。
実験室では、試料液を入れたセルの一側面に予め分光した励起光を入射させ、入射方向に対して90゜の方向に発せられる光を分光して蛍光を検出する側面測光方式が一般的である。
また、検出感度を上げるため、吸着剤が充填されたカートリッジに試料液を流通させ、測定対象成分を充分に吸着させた後にカートリッジに励起光を照射し、蛍光を測定する装置も提案されている(特許文献1)。
特許文献1では、蛍光の検出経路に対してθの角度を持った斜め方向から励起光を照射する方式が採用されている。特許文献1では、励起光がカートリッジ表面で全反射してしまわない範囲でθを充分に大きくすることが、カートリッジに照射される励起光の面積を充分に大きくできる点で好ましいとされている。
一方、環境測定等の現場において、試料液の情報を継続的に得ようとする場合、フローセルやカートリッジのように試料液と接する部材を使用することは、汚れ等メンテナンス上の問題がある。そこで、オーバーフローさせた試料液の液面(オーバーフロー面)に対して、蛍光の検出経路と同軸となる垂直方向から励起光を照射する落射方式の蛍光分析装置が提案されている(特許文献2)。
特開2013−19819号公報 特開2004−157018号公報
特許文献2のように落射方式で蛍光測定を行う場合、励起光と蛍光とを分けるため、特定の波長(励起光の波長)の光を反射するダイクロイックミラーが必要である。水平方向からダイクロイックミラーに入射した励起光はダイクロイックミラーで反射されることにより垂直方向に光路を変えて試料液に照射される。一方、蛍光は、ダイクロイックミラーで反射されずに直進して、上方の検出器に至る。
このようにダイクロイックミラーを使用する落射方式では、ダイクロイックミラーが反射する光の波長が固定されているため、多波長の測定は不可能であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、試料液の蛍光を現場で連続して取得可能であると共に、複数の測定対象成分に応じた蛍光波長を簡便に選択して測定することが可能な多波長蛍光分析装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するために、本発明は、以下の構成を採用した。
[1] 上端が開口部とされ、前記開口部に試料液のオーバーフロー面が形成されるように下方から流入した試料液がオーバーフローするオーバーフロー筒と、
励起光を発する励起光源と、
前記励起光を前記励起光源から前記オーバーフロー面に導く励起光照射光学系と、
前記励起光によって前記試料液から発せられる蛍光を検出する蛍光検出器と、
前記蛍光を前記オーバーフロー面から前記蛍光検出器に導く蛍光検出光学系とを備え、
前記蛍光検出光学系は、分光手段を有し、
前記励起光照射光学系は、鉛直方向に対して45±15゜の角度で、前記オーバーフロー面に前記励起光を入射させ、かつ前記オーバーフロー面における前記励起光のスポット径が、50mm以下となるように構成され、
前記励起光照射光学系は、前記励起光が照射されたオーバーフロー面から鉛直方向上方に発せられる蛍光が入射可能となるように配置されていることを特徴とする多波長蛍光分析装置。
[2] さらに、前記励起光照射光学系は、分光手段を有する[1]に記載の多波長蛍光分析装置。
[3] 前記励起光照射光学系が1以上の照射光学ユニットを含み、前記照射光学ユニットは、2以上の光学部材が取付ベースに固定されてなる[1]または[2]に記載の多波長蛍光分析装置。
[4] 前記蛍光検出光学系が1以上の検出光学ユニットを含み、前記検出光学ユニットは、2以上の光学部材が取付ベースに固定されてなる[1]〜[3]の何れか一項に記載の多波長蛍光分析装置。
本発明の多波長蛍光分析装置によれば、試料液の複数の蛍光を現場で連続して取得可能であると共に、測定対象成分に応じて、簡便に蛍光波長を選択可能である。
本発明の実施形態に係る多波長蛍光分析装置の概略構成図である。
本発明の1実施形態に係る多波長蛍光分析装置について説明する。図1に示すように、本実施形態の多波長蛍光分析装置1は、遮光性の仕切り板2と仕切り板2の上方に設置される遮光性の検出部ケース3と、仕切り板2の下方に設置される遮光性の試料ケース4と、試料ケース4の下方から挿入された遮光性の試料液槽5と、試料液槽5内に設けられたオーバーフロー筒6とを備えている。
オーバーフロー筒6は下端が下側開口部6aとされ、上端が略水平の上側開口部6bとされている。試料液槽5には、試料液入口5aと試料液出口5bが設けられている。
試料液Sは、試料液槽5の試料液入口5aから流入し、試料液槽5の内壁とオーバーフロー筒6の外周との間を下降するようになっている。また、オーバーフロー筒6の下端まで下降した試料液Sは、オーバーフロー筒6の下側開口部6aからオーバーフロー筒6の内側に流入し、オーバーフロー筒6の上端側の略水平の上側開口部6bからオーバーフローし、オーバーフロー面7を形成するようになっている。そして、オーバーフローした試料液Sは、試料液出口5bに導かれて排出されるようになっている。
多波長蛍光分析装置1の動作中、試料液Sの流入流出は、原則として常に継続し、常時新しい試料液Sによるオーバーフロー面7が形成されるようになっている。
仕切り板2と検出部ケース3とで囲まれた空間には、光源ユニット10、光路ユニット20、光源側分光ユニット30、励起光ユニット40、受光ユニット60、検出側分光ユニット70、検出器ユニット80が配置されている。
また、多波長蛍光分析装置1は演算制御装置90を備え、演算制御装置90により、装置全体の動作が制御されると共に、検出器ユニット80で検出された信号等に基づき、必要な演算等を行うようになっている。
本実施形態において、光源ユニット10が本発明における励起光源に、検出器ユニット80における検出器82が本発明における蛍光検出器に該当する。また、光路ユニット20、光源側分光ユニット30、および励起光ユニット40が、本発明における励起光照射光学系を構成している。また、受光ユニット60、検出側分光ユニット70および検出器ユニット80における検出器82以外が、本発明における蛍光検出光学系を構成している。
また、光路ユニット20、光源側分光ユニット30、および励起光ユニット40は、各々が、取付ベースに、レンズ、マスク等の2以上の光学部材が固定された照射光学ユニットに該当する。また、受光ユニット60、検出側分光ユニット70および検出器ユニット80における検出器82以外は、各々が、取付ベースに、レンズ、マスク等の2以上の光学部材が固定された本発明の検出光学ユニットに該当する。
光源ユニット10としては、Xeフラッシュランプ(キセノン放電管)、Dランプ(重水素放電管)等を用いることができる。
光路ユニット20は、取付ベース21と、この取付ベース21に固定されたマスク22、レンズ23、ミラー24、レンズ25、およびマスク26で構成されている。光路ユニット20は、光源ユニット10からの光束をマスク22、26やレンズ23、25で整えつつ、ミラー24で方向を変えて、光源側分光ユニット30に導くように構成されている。
光源側分光ユニット30は、取付ベース31と、この取付ベース31に固定されたスリット32、回折格子33、およびスリット34で構成されている。すなわち、励起光照射光学系は、分光手段として回折格子33を有している。
回折格子33は、図示を省略するモーターにより回転可能とされており、光路ユニット20からスリット32を通過して入射した光の内、特定の波長の光がスリット34を通過して励起光ユニット40に入射するように回転位置を選択できるようになっている。
励起光ユニット40は、取付ベース41と、この取付ベース41に固定されたマスク42、レンズ43、ミラー45、レンズ46、マスク47、リファレンス光検出器51、マスク52、およびレンズ53で構成されている。光源側分光ユニット30から入射した光は、マスク42、52やレンズ43、46で光束を整えつつ、ミラー45を通過して、試料液Sによるオーバーフロー面7に対して励起光Eとして照射されるようになっている。
また、光源側分光ユニット30から入射した光の一部は、ミラー45で反射されて、マスク52、およびレンズ53を経由してリファレンス光Rとしてリファレンス光検出器51に至り、リファレンス光Rが検出される。リファレンス光Rの検出結果は、演算制御装置90に送られ、励起光Eの光量の変動を補償できるようになっている。
受光ユニット60は、取付ベース61と、この取付ベース61に固定されたレンズ62、およびレンズ63で構成されている。受光ユニット60は、励起光Eによって発せられた蛍光Fを、励起光Eがオーバーフロー面7に照射されるスポット位置の鉛直方向上方で捉えられる位置に配置されている。すなわち、オーバーフロー面から鉛直方向上方に発せられる蛍光が入射可能となるように配置されている。そして、受光した蛍光Fは、レンズ62、63により光束を整えられ、検出側分光ユニット70に導かれるようになっている。
検出側分光ユニット70は、取付ベース71と、この取付ベース71に固定されたスリット72、回折格子73、およびスリット74で構成されている。すなわち、蛍光検出光学系は、分光手段として回折格子73を有している。
回折格子73は、図示を省略するモーターにより回転可能とされており、受光ユニット60からスリット72を通過して入射した光の内、特定の波長の光がスリット74を通過して検出器ユニット80に入射するように回転位置を選択できるようになっている。
検出器ユニット80は、取付ベース81と、この取付ベース81に固定された検出器82、マスク83、レンズ84およびカットフィルター85で構成されている。検出器82としては、光電子増倍管、フォトダイオード、フォトトランジスタ、アバランシェフォトダイオードなどを適宜用いることができる。
検出器82は、感度が可変とされており、蛍光Fの光量に応じて適切な感度が選択できるようになっている。例えば、検出器82が光電子増倍管の場合、印加電圧の調整により感度を調整できるようになっている。
検出器ユニット80では、検出側分光ユニット70から導かれた光が、マスク83、レンズ84で光束を整えられ、さらに、カットフィルター85で不要な波長の光を除去された後、検出器82に導入されるようになっている。カットフィルター85は励起光Eと同じ波長の光を除去するもので、これにより、散乱光や迷光が除去される。検出器82による蛍光Fの検出結果は、演算制御装置90に送られ、測定対象成分の濃度等が求められるようになっている。
励起光Eは、光路ユニット20、光源側分光ユニット30、および励起光ユニット40により、鉛直方向に対する角度θが45±15゜の方向から、オーバーフロー面7に入射するようになっている。また、オーバーフロー面7における励起光Eのスポット径は、50mm以下となるように調整されている。
角度θは45±15゜であり、45±10゜であることが好ましく、45±5゜であることが好ましく、45゜であることが特に好ましい。角度θが充分に大きいことにより、受光ユニット60に入射する励起光Eの反射光や迷光を低減させることができる。また、角度θが充分に小さいことにより、励起光Eが、オーバーフロー面7で全反射してしまうことを防ぎ、試料液S中の測定対象成分から、充分な蛍光Fを発生させることができる。また、角度θを充分に小さくすることにより、オーバーフロー面7における励起光Eのスポット径が大きくなりすぎることを防止しやすい。
本発明者らは、オーバーフロー面に励起光Eを照射する場合、スポット径が大きすぎると、水面の揺らぎの影響により、蛍光Fを安定して検出することが困難であることを見出した。そして、角度θや、励起光照射光学系のレンズ等を調整してスポット径を充分に小さくすることにより、安定した検出が可能であることを見出した。
一方、スポット径をある程度大きくすることは、蛍光Fの光量を確保しやすい点で有利である。但し、蛍光Fの光量は、光源ユニット10の光量を増すことによっても大きくすることが可能なため、スポット径の下限値に特に限定はない。
スポット径は、50mm以下であり、5〜40mmであることが好ましく、5〜20mmであることがより好ましく、5〜10mmであることがさらに好ましい。
本実施形態の多波長蛍光分析装置1は、励起光をオーバーフロー面7に照射する角度θが30゜以上であるため、励起光の経路と蛍光の経路を充分にずらすことが可能である。そのため、落射方式のように、ダイクロイックミラーを必要としない。そのため、回折格子等を用いることにより、励起光と蛍光の波長を、個別に調整可能である。
また、スポット径を制限したことにより、試料液と接するセル等の部材を使用しないオーバーフロー方式であっても、安定して蛍光を測定することができる。
また、本実施形態では、照射光学系と蛍光検出光学系の双方に、回折格子を配置したため、測定対象成分に応じた蛍光波長を選択し、かつ最適な励起光の波長を選択することができる。そのため、一台の装置で、複数成分の測定を精度良く行うことが可能である。
例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類濃度を求める場合の励起光Eの波長は230nmとし、蛍光Fの波長は290nmとすることができる。また、BODを測定する場合の励起光Eの波長は320nmとし、蛍光Fの波長は440nmとすることができる。また、水中油分濃度を測定する場合の励起光Eの波長は230nmまたは365nmとし、蛍光Fの波長は励起光Eの波長が230nmの場合290〜360nm、励起光Eの波長が365nmの場合440〜460nmとすることができる。また、フェノール濃度を測定する場合の励起光Eの波長は250nmとし、蛍光Fの波長は300nmとすることができる。また、クロロフィル濃度を測定する場合の励起光Eの波長は250〜320nmとし、蛍光Fの波長は360〜370nmとすることができる。
また、濁度補正に適した波長、例えば波長660nmの光をオーバーフロー面7に照射し、波長660nmの散乱光を検出し、濁度を求め、濁度補正用のデータを得ることもできる。
また、本実施形態では、励起光照射光学系が、ユニット化された照射光学ユニットで構成されている。また、蛍光検出光学系が、ユニット化された検出光学ユニットで構成されている。
そのため、装置の組み立てが容易であり、部品交換等の保守作業や光路調整も容易である。また、仕切り板2から上を試料ケース4から取り外し、光学部材(励起光源、励起光照射光学系、蛍光検出光学系及び蛍光検出器)を検出部ケース3と仕切り板2の中に収納したまま別の現場に持ち出し、可搬型としてパソコンや専用コントローラ等と組み合わせて使用することも可能である。
なお、本実施形態では、照射光学系と蛍光検出光学系の双方に、回折格子を配置したが、各々回折格子に代えて、プリズム等の他の分光手段を用いてもよい。また、励起光の波長は固定とし、蛍光検出光学系の方だけに回折格子等の分光手段を配置してもよい。その場合、光路ユニット20、光源側分光ユニット30を省き、光源ユニット10と励起光ユニット40とを直接連結させてもよい。
また、励起光の波長を固定とする場合、光源ユニット10としてXeフラッシュランプ(キセノン放電管)、Dランプ(重水素放電管)等を用いるのであれば、励起光ユニット40に干渉フィルタ等の波長選択手段を挿入することが好ましい。干渉フィルタは、例えば、レンズ43とミラー45との間に挿入することができる。
また、励起光の波長を固定とする場合、光源ユニット10として、所望の波長の光を発するレーザ光源やLEDなどの単色光源を使用してもよい。
励起光の波長が固定であっても、蛍光の測定波長が可変であれば、測定対象成分に応じた蛍光波長を選択し、一台の装置で、複数成分の測定を精度良く行うことが可能である。例えば、励起光の波長を250nmとし、波長300nmの蛍光によりフェノールを測定し、波長360nmの蛍光によりクロロフィルを測定することができる。
なお、試料液が試料液入口5aに至るまでの経路には、受水槽、流量調節弁等、公知のサンプリングシステムに使用される部材を適宜設けることができる。また、演算制御装置90に指示を出すための指示操作部や、測定結果を表示するための表示装置や記録計、プリンター等を適宜設けることができるのはもちろんである。
本発明の多波長蛍光分析装置は、試料液の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類濃度、BOD(生物化学的酸素要求量)、水中油分濃度、フェノール濃度、クロロフィル濃度等を求める多項目水質分析計として利用できる。その他、試料液の発する蛍光により、測定対象成分、測定対象成分の反応生成物、或いは測定対象成分と反応する試薬の蛍光(強度、消光時間を含む。)を測定し、測定対象成分の存否及び/又は濃度、或いはその蛍光の特性(蛍光スペクトル、励起スペクトルなど)自体を測定する、任意の多波長蛍光分析装置に広く適用可能である。
1…多波長蛍光分析装置、2…仕切り板、3…検出部ケース、4…試料ケース、
5…試料液槽、6…オーバーフロー筒、7…オーバーフロー面、
10…光源ユニット、20…光路ユニット、30…光源側分光ユニット、
33…回折格子、40…励起光ユニット、60…受光ユニット、
70…検出側分光ユニット、73…回折格子、80…検出器ユニット、
90…演算制御装置、S…試料液、E…励起光、F…蛍光、R…リファレンス光

Claims (4)

  1. 上端が開口部とされ、前記開口部に試料液のオーバーフロー面が形成されるように下方から流入した試料液がオーバーフローするオーバーフロー筒と、
    励起光を発する励起光源と、
    前記励起光を前記励起光源から前記オーバーフロー面に導く励起光照射光学系と、
    前記励起光によって前記試料液から発せられる蛍光を検出する蛍光検出器と、
    前記蛍光を前記オーバーフロー面から前記蛍光検出器に導く蛍光検出光学系とを備え、
    前記蛍光検出光学系は、分光手段を有し、
    前記励起光照射光学系は、鉛直方向に対して45±15゜の角度で、前記オーバーフロー面に前記励起光を入射させ、かつ前記オーバーフロー面における前記励起光のスポット径が、50mm以下となるように構成され、
    前記励起光照射光学系は、前記励起光が照射されたオーバーフロー面から鉛直方向上方に発せられる蛍光が入射可能となるように配置されていることを特徴とする多波長蛍光分析装置。
  2. さらに、前記励起光照射光学系は、分光手段を有する請求項1に記載の多波長蛍光分析装置。
  3. 前記励起光照射光学系が1以上の照射光学ユニットを含み、前記照射光学ユニットは、2以上の光学部材が取付ベースに固定されてなる請求項1または2に記載の多波長蛍光分析装置。
  4. 前記蛍光検出光学系が1以上の検出光学ユニットを含み、前記検出光学ユニットは、2以上の光学部材が取付ベースに固定されてなる請求項1〜3の何れか一項に記載の多波長蛍光分析装置。
JP2016253422A 2016-12-27 2016-12-27 多波長蛍光分析装置 Pending JP2018105761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016253422A JP2018105761A (ja) 2016-12-27 2016-12-27 多波長蛍光分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016253422A JP2018105761A (ja) 2016-12-27 2016-12-27 多波長蛍光分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018105761A true JP2018105761A (ja) 2018-07-05

Family

ID=62787023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016253422A Pending JP2018105761A (ja) 2016-12-27 2016-12-27 多波長蛍光分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018105761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110726704A (zh) * 2019-10-11 2020-01-24 北京茂泽科技有限公司 一种全自动多波长角度激发荧光光度检测分析仪
JP2021001802A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 東亜ディーケーケー株式会社 光学測定装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48105589U (ja) * 1972-03-07 1973-12-08
JP2002510515A (ja) * 1998-04-06 2002-04-09 ザ・ジェネラル・ホスピタル・コーポレイション 非侵襲的組織グルコース・レベル監視
US20030062485A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-03 Fernandez Salvador M. Compact multiwavelength phase fluorometer
JP2006071384A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Horiba Ltd 粒径分布測定装置及びその製造方法
JP2013019819A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Tokai Kogaku Kk 蛍光分析装置
JP2014209087A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 シスメックス株式会社 粒子測定装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48105589U (ja) * 1972-03-07 1973-12-08
JP2002510515A (ja) * 1998-04-06 2002-04-09 ザ・ジェネラル・ホスピタル・コーポレイション 非侵襲的組織グルコース・レベル監視
US20030062485A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-03 Fernandez Salvador M. Compact multiwavelength phase fluorometer
JP2006071384A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Horiba Ltd 粒径分布測定装置及びその製造方法
JP2013019819A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Tokai Kogaku Kk 蛍光分析装置
JP2014209087A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 シスメックス株式会社 粒子測定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021001802A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 東亜ディーケーケー株式会社 光学測定装置
JP7335494B2 (ja) 2019-06-21 2023-08-30 東亜ディーケーケー株式会社 光学測定装置
CN110726704A (zh) * 2019-10-11 2020-01-24 北京茂泽科技有限公司 一种全自动多波长角度激发荧光光度检测分析仪
CN110726704B (zh) * 2019-10-11 2024-04-12 北京茂泽科技有限公司 一种全自动多波长角度激发荧光光度检测分析仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102444477B1 (ko) 수질 분석계
JP4853518B2 (ja) 分光光度計
JP5870497B2 (ja) 測定装置及び測定方法
JP4817100B2 (ja) 水質モニタリング装置
US9891104B2 (en) Spectroscopic detector
US10222254B2 (en) System for optically monitoring operating conditions in a sample analyzing apparatus
US9651478B2 (en) Analyzer
JP5272965B2 (ja) 蛍光検出器
JP2018105761A (ja) 多波長蛍光分析装置
JP2009503523A (ja) 少ない液体量を分析または吸収測定するための装置
US10876887B2 (en) Spectroscopic detector
JP2018146539A (ja) 多波長蛍光分析装置
KR101188217B1 (ko) 휴대용 분광 분석 장치
JP2013190211A (ja) 蛍光分析装置
US9709484B2 (en) Apparatuses and methods for performing a light-absorption measurement on a test sample and a compliance measurement on a reference sample
US10948416B2 (en) Method and apparatus for determining a concentration of a substance in a liquid medium
JP2007127449A (ja) 測定容器
JP7071620B2 (ja) 光学測定装置及び光学測定装置の感度校正方法
JP6820122B2 (ja) 選択可能な励起光経路を用いる光学ベースの測定のための方法およびシステム
JPH11295219A (ja) 分光光度計とこれを用いた自動分析装置
WO2022123968A1 (ja) ラマン分析用プレート、ラマン分析装置、分析システム、及びラマン分析方法
JP3137044U (ja) 蛍光分光光度計
JP2006300671A (ja) 分光検出装置
JP2021067575A (ja) 気泡測定装置および方法
KR20230025056A (ko) 광원이 개선된 마이크로플레이트 형광측정장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210105