JP7332739B1 - 投稿管理装置、投稿管理プログラム、および、投稿管理方法 - Google Patents

投稿管理装置、投稿管理プログラム、および、投稿管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投稿で扱う話題の選定についてユーザを支援することができる投稿管理装置、投稿管理プログラム及び投稿管理方法を提供する。【解決手段】投稿サービスサーバと、1以上の外部サービスサーバと、ユーザ装置とが、ネットワークを介して接続されているシステムにおいて、第1サービスとしての投稿サービスにおけるユーザの投稿を管理する投稿サービスサーバ10は、投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得する情報取得部17と、サービス利用情報に基づいて、投稿で扱う話題の候補を選定する候補選定部18と、ユーザが操作する装置に、候補選定部18が選定した話題の候補を出力する出力部19と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、投稿管理装置、投稿管理プログラム、および、投稿管理方法に関する。
ウェブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等の投稿サービスは、ユーザから記事の投稿を受け付け、公衆または設定された範囲の人々に記事を公開する(例えば、特許文献1参照)。投稿サービスの一例では、記事のジャンルやテーマといった投稿で扱う話題の設定が可能であり、ユーザは設定したジャンルやテーマに沿った内容の記事を作成する。
特開2013-247515号公報
ところで、投稿サービスのユーザのなかには、投稿する話題を自ら発案することが不得意なユーザも存在する。また、ユーザが自らの発想のみに基づいて設定したジャンルやテーマの記事ばかりを投稿していると、投稿される話題が偏りやすくなるという問題もある。したがって、投稿で扱う話題の選定についてユーザに対する支援が求められている。
上記課題を解決するための投稿管理装置は、第1サービスとしての投稿サービスにおけるユーザの投稿を管理する装置であって、前記投稿サービスとは異なる第2サービスについて、前記ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得する情報取得部と、前記サービス利用情報に基づいて、投稿で扱う話題の候補を選定する候補選定部と、前記ユーザが操作する装置に、前記候補選定部が選定した前記話題の候補を出力する出力部と、を備える。
上記課題を解決するための投稿管理プログラムは、1または複数のコンピュータに、第1サービスとしての投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得することと、前記サービス利用情報に基づいて、前記投稿サービスにおいて前記ユーザが投稿で扱う話題の候補を選定することと、前記ユーザが操作する装置に、選定された前記話題の候補を出力することと、を実行させる。
上記課題を解決するための投稿管理方法は、1または複数のコンピュータが、第1サービスとしての投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得することと、前記サービス利用情報に基づいて、前記投稿サービスにおいて前記ユーザが投稿で扱う話題の候補を選定することと、前記ユーザが操作する装置に、選定された前記話題の候補を出力することと、を実行する。
上記各構成によれば、ユーザの第2サービスの利用状況に基づいて話題の候補が選定されるため、ユーザの現在までの活動に関連した話題がユーザに提示される。これにより、ユーザに対する投稿の支援が可能である。その結果、投稿に対するユーザの意欲の向上や、投稿される話題の多様性の向上が可能である。
上記投稿管理装置において、前記投稿サービスは、ウェブログのサービスであってもよい。
上記構成において、ウェブログでは、まとまった内容および文章量を有する記事が投稿される傾向にあるため、投稿に適した話題の選定に悩むユーザが生まれやすくなっている。したがって、話題の候補の提示によって、ユーザの支援効果が大きく得られる。
上記投稿管理装置において、前記話題の候補は、前記投稿サービスに投稿される記事のテーマの候補であってもよい。
上記構成によれば、記事単位で具体的に話題の候補が提示されるため、ユーザに対する的確な支援が可能である。
上記投稿管理装置において、前記候補選定部は、前記サービス利用情報と、前記投稿サービスでの前記話題の採用数とに基づいて、前記話題の候補を選定してもよい。
上記構成によれば、提示された候補を採用した投稿に対する閲覧数の向上が期待できるため、ユーザに対し的確な支援が可能である。
上記投稿管理装置において、前記候補選定部は、前記サービス利用情報に基づき、前記第2サービスの利用に際しての前記ユーザの行動の種別を反映して、前記話題の候補を選定してもよい。
上記構成によれば、ユーザの関心が高い対象に関連する話題が、ユーザに提示される話題の候補として選定されやすくなる。
上記投稿管理装置において、前記情報取得部は、複数の前記第2サービスの各々について前記サービス利用情報を取得し、前記候補選定部は、複数の前記第2サービスの前記サービス利用情報に基づいて、前記話題の候補を選定してもよい。
上記構成によれば、ユーザの関心が高い対象に関連する話題が、ユーザに提示される話題の候補として選定されやすくなる。
上記投稿管理装置において、前記ユーザは第1ユーザであり、前記出力部は、前記第1ユーザが操作する装置に、前記第1ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補と、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補とを出力してもよい。
上記構成によれば、投稿される話題の多様性の更なる向上が期待できる。
本発明によれば、投稿で扱う話題の選定についてユーザを支援することができる。
第1実施形態の投稿管理装置を含むシステムの全体構成を示す図。 第1実施形態の投稿サービスサーバの概略構成を示す図。 第1実施形態の投稿サービスサーバの機能的な構成を示す図。 第1実施形態のユーザ装置の概略構成を示す図。 第1実施形態の投稿サービスサーバが実施する候補提示処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態のユーザ装置に表示される記事テーマの候補の一例を示す図。 第1実施形態のユーザ装置に表示される記事テーマの候補の一例を示す図。 第2実施形態の投稿サービスサーバが実施する候補提示処理の手順を示すフローチャート。
(第1実施形態)
図1~図7を参照して、投稿管理装置、投稿管理プログラム、および、投稿管理方法の第1実施形態を説明する。
[システム概要]
図1を参照して、投稿管理装置を含むシステムの概要を説明する。図1に示すように、投稿管理装置の一例である投稿サービスサーバ10は、1以上の外部サービスサーバ20とネットワークを介して接続されている。投稿サービスサーバ10と外部サービスサーバ20との間の通信には、これらの装置の通信のための専用通信回線、または、インターネット等の汎用通信回線が用いられる。なお、投稿サービスサーバ10と外部サービスサーバ20との間に、これらの装置間のデータの送受信を中継する装置が設けられていてもよいし、投稿サービスサーバ10と外部サービスサーバ20との間でのデータの入出力には、API(Application Programming Interface)が介在してもよい。
投稿サービスサーバ10および外部サービスサーバ20の各々は、インターネット等のネットワークを介して、ユーザ装置30と接続されている。
投稿サービスサーバ10は、ユーザからの記事の投稿を受け付け、ネットワークを介して当該記事を公開するサービスである投稿サービスを提供する。言い換えれば、投稿サービスサーバ10は、投稿サービスにおけるユーザの投稿を管理する。投稿サービスは、第1サービスである。本実施形態においては、投稿サービスは、ウェブログのサービスである。
外部サービスサーバ20は、投稿サービスとは異なるサービスである外部サービスを提供する。外部サービスは、第2サービスである。複数の外部サービスサーバ20は、互いに異なる外部サービスを提供する。外部サービスの内容は、ユーザがユーザ装置30から外部サービスサーバ20にアクセスすることに基づいて提供を受けられるサービスであれば、特に限定されない。外部サービスサーバ20は、例えば、各種の商品の購入が可能なECサイトやECモールを運営するサーバ、宿泊やツアーや乗り物の予約が可能なトラベルサイトを運営するサーバ、各種のイベントのチケットが購入可能なチケットサイトを運営するサーバ、レシピの投稿や閲覧が可能なレシピサイトを運営するサーバ、飲食物の宅配を依頼可能なデリバリーサイトを運営するサーバ、音楽や動画の配信サイトを運営するサーバ等である。
ユーザ装置30は、投稿サービスサーバ10が提供する投稿サービスへの記事の投稿者であるユーザによって操作される。また、当該ユーザは、外部サービスサーバ20が提供する外部サービスの利用者でもある。ユーザには、各サービスに共通のユーザIDが付与される。ユーザIDは、ユーザごとに固有の識別情報である。ユーザが、共通のユーザIDでログインして、投稿サービスサーバ10および外部サービスサーバ20の各サービスを利用することにより、各サービスの利用者が同一のユーザであることが識別可能となる。
なお、共通のユーザIDの利用により、1つのサービスで得られたユーザに関する情報が他のサービスにて利用されること、具体的には、外部サービスの利用履歴が投稿サービスにて利用されることについては、ユーザIDの付与時や各サービスの利用時に、ユーザからの同意を得るものとする。
[投稿サービスの構成]
投稿サービスサーバ10が提供する投稿サービスの基本的な構成を説明する。投稿サービスにおいては、1つのユーザIDに対して1つのウェブログが開設される。そして、ウェブログごとに、ウェブログが属するジャンルであるブログジャンルが1つ設定される。ジャンルは、例えば、ファッション、料理、美容、スポーツ、音楽といった話題の分類を示す。投稿サービスサーバ10にて選択可能なジャンルが予め定められており、ユーザが、ウェブログの開設時や任意のタイミングにおいて、1つのジャンルを選択することにより、選択されたジャンルがブログジャンルとして設定される。ユーザは、例えば、ウェブログで主として扱う予定の話題に応じたジャンルを選択する。
また、ユーザは、記事を作成する際に、当該記事に対して記事テーマを設定することができる。記事テーマは、例えば「沖縄料理」「沖縄旅行」といったように、記事の主題を示す。ユーザは、投稿サービスサーバ10にて予め登録されているテーマのなかから記事テーマを選択することもできるし、ユーザ自らが新たなテーマを作成して記事テーマとして設定することもできる。
記事テーマには、当該記事テーマの属するジャンルであるテーマジャンルが設定されている。テーマジャンルとして設定可能なジャンルの種類は、ブログジャンルとして設定可能なジャンルの種類と同一である。
投稿サービスサーバ10は、各ウェブログや各記事に対する閲覧数を集計してランキングを作成する。ランキングの作成は、ブログジャンルごとにも実施される。すなわち、全体でのランキングと、ブログジャンルごとのランキングとが作成されて、これらのランキングが公開される。ブログジャンルごとのランキングが公開されることで、ウェブログの閲覧者は、興味のある話題について他の閲覧者からの関心が高いウェブログや記事を容易に見つけることができる。一方で、ウェブログごとに設定されるブログジャンルが1つであることにより、ランキングの作成に要する投稿サービスサーバ10の処理負荷の軽減が可能である。
また、投稿サービスサーバ10は、記事テーマごとに、各記事テーマが設定された記事の投稿数を集計して、ランキングを作成する。全体でのランキングと、テーマジャンルごとのランキングとが作成されて、これらのランキングが公開される。
また、投稿サービスサーバ10は、ウェブログのフォロー機能を有している。すなわち、ユーザは、他のユーザのウェブログのうちから選択したウェブログをフォロー済みのウェブログとして登録することができる。これにより、ユーザは、例えば気に入ったウェブログを登録しておくことで、当該ウェブログを容易に閲覧することができる。
投稿サービスにおいて、投稿者であるユーザが、自身のウェブログや記事に対する閲覧数を増やすことを目的とする場合、まず、設定されているブログジャンルに沿った内容の記事を多く投稿することで、当該ブログジャンルに興味のある閲覧者に注目される機会を増やそうとすることが想定される。一方で、こうした投稿の傾向が続くと、投稿される話題に偏りが生じやすくなる。
これに対し、本実施形態の投稿サービスでは、記事テーマについてのランキングが作成されることから、ブログジャンルに関わりなく、ランキングの高い記事テーマを設定した記事を投稿することでも、ウェブログや記事に対する閲覧数を増やすことが可能である。したがって、ブログジャンルに捉われすぎない記事の投稿が可能となるため、投稿される話題の多様性が高められる。
そして、本実施形態では、投稿サービスサーバ10は、ユーザによる外部サービスの利用状況を取得し、利用状況に基づき選定した記事テーマを、投稿する話題の候補としてユーザに提示する。言い換えれば、投稿サービスサーバ10は、外部サービスの利用状況に応じたお勧めの記事テーマをユーザに提示することで、ユーザによる記事の作成を支援する。ユーザへの提示のために選定される記事テーマが、候補テーマである。
[装置構成]
図2~図4を参照して、各装置の構成を説明する。
<投稿サービスサーバ>
図2に示すように、投稿サービスサーバ10は、制御部11、通信部12、および、記憶部13を備えている。制御部11は、システムバス14を介して、通信部12および記憶部13の各々との間で各種のデータを互いに伝送する。
制御部11は、演算装置および記憶媒体の一例であるメインメモリを含む。演算装置は、記憶部13あるいはそれ以外のストレージから、各種のプログラムをメインメモリにロードし、メインメモリから取り出した命令を実行する。演算装置は、1つまたは複数の回路(circuitry)であり、例えばCPU等である。
通信部12は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせとして実装され、ネットワークを介して接続先の装置とデータを送受信する。
記憶部13は、記憶媒体の一例である補助記憶装置であって、制御部11による処理の実行に必要な各種のプログラムやデータを記憶している。記憶部13は、こうしたプログラムの一例として、投稿管理プログラムを記憶し、こうしたデータの一例として、ブログデータ13aおよび管理データ13bを記憶している。
ブログデータ13aは、ユーザIDごとに管理されるデータ、すなわちウェブログごとのデータであって、ウェブログの設定データと記事データとを含む。設定データは、ウェブログに関して設定された事項を含む。例えば、設定データは、ウェブログのタイトル、ウェブログのブログジャンル、フォロー済みのウェブログ等の情報を含む。記事データは、ユーザによって作成された記事のデータである。
管理データ13bは、投稿サービスの全体的な管理に関するデータである。管理データ13bは、例えば、各ウェブログや各記事に対する閲覧数の集計結果、登録されている記事テーマおよび各記事テーマの投稿数の集計結果、各ランキングや記事作成等の各種の画面をユーザ装置30に表示させるためのデータを含む。
図3に示すように、投稿サービスサーバ10は、投稿管理プログラムを読み出して実行することにより、投稿処理部15、集計部16、情報取得部17、候補選定部18、および、出力部19として機能する。
投稿処理部15は、記事の投稿を受け付ける。すなわち、投稿処理部15は、ユーザ装置30から記事のデータを受信し、当該記事のデータを対象のウェブログの一記事としてブログデータ13aに登録する。
また、投稿処理部15は、ウェブログに関する各事項の設定を受け付ける。例えば、投稿処理部15は、ブログジャンルの登録や変更、フォローするウェブログの登録等の処理を行う。投稿処理部15は、ユーザ装置30から設定内容を示す情報を受信し、当該情報に基づいてブログデータ13aを更新することにより、各事項の設定を行う。
集計部16は、各ウェブログに対する閲覧数、各記事に対する閲覧数、および、各記事テーマの投稿数を集計して、各ランキングを作成する。集計部16は、所定のタイミングで各集計を実施し、管理データ13bにおける各集計結果を更新する。
なお、閲覧数や投稿数の集計は、同一のユーザによる閲覧や投稿であるか、異なるユーザによる閲覧や投稿であるかを区別しない延べ数での集計であってもよいし、同一のユーザによる複数回の閲覧や投稿を除外して、異なるユーザによる閲覧や投稿のみを対象とする集計であってもよい。また、閲覧数や投稿数の集計の対象期間は、集計時点から所定の期間である直近の期間に定められていてもよいし、集計時点から過去の全期間であってもよい。集計の対象期間が直近の期間に定められていれば、投稿サービスを利用するユーザの直近での関心がランキングに反映されやすくなる。
情報取得部17は、外部サービスサーバ20から、ユーザの外部サービスの利用状況を示す情報であるサービス利用情報Isを取得する。
候補選定部18は、サービス利用情報Isに基づいて、候補テーマを選定する。
出力部19は、ユーザ装置30からの要求に応じて、各種の画面の表示データをユーザ装置30に出力する。上記画面には、各ランキングの表示画面、自身または他のユーザのウェブログや記事の表示画面、自身のウェブログの管理画面が含まれる。ウェブログの管理画面には、記事の作成画面と、各事項の設定のための画面とが含まれる。記事の作成画面には、候補選定部18によって選定された候補テーマの表示が含まれる。
<ユーザ装置>
ユーザ装置30は、スマートフォン(多機能電話端末)、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、または、これらの装置以外の画像を表示可能な情報処理装置である。
図4に示すように、ユーザ装置30は、制御部31、通信部32、記憶部33、入力操作部34、および、表示部35を備えている。制御部31は、システムバス36を介して、通信部32、記憶部33、入力操作部34、および、表示部35の各々との間で各種のデータを互いに伝送する。
制御部31は、演算装置および記憶媒体の一例であるメインメモリを含む。演算装置は、記憶部33あるいはそれ以外のストレージから、各種のプログラムをメインメモリにロードし、メインメモリから取り出した命令を実行する。演算装置は、1つまたは複数の回路(circuitry)であり、例えばCPU等である。
通信部32は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせとして実装され、ネットワークを介して接続先の装置とデータを送受信する。
記憶部33は、記憶媒体の一例である補助記憶装置であって、制御部31による処理の実行に必要な各種のプログラムやデータを記憶している。記憶部33は、こうしたプログラムの一例として、ウェブブラウザプログラムを記憶している。
入力操作部34は、タッチパネルや、操作ボタン、キーボード、マウス、コントローラ等である。入力操作部34は、入力操作部34に対するユーザの操作に応じた信号を制御部31に出力する。
表示部35は、液晶パネルや有機ELパネルである。表示部35は、制御部31からの信号やデータに基づいて、画像を表示する。
本実施形態において、投稿サービスの利用に際してのユーザ装置30における各画面の表示、および、記事のデータを含む情報の送信は、投稿サービスサーバ10から受信したウェブデータに基づき、ウェブブラウザプログラムを用いて行われる。このウェブデータに、記事の作成画面等の各画面の表示データが含まれる。
また、外部サービスの利用に際しての外部サービスサーバ20に対するユーザ装置30からの情報の送信や、ユーザ装置30における情報の表示は、外部サービスサーバ20から受信したウェブデータに基づき、ウェブブラウザプログラムを用いて行われる。
投稿サービスサーバ10または外部サービスサーバ20とユーザ装置30との通信には、WebSocket等のプロトコルを用いた通信が利用されてもよい。ウェブデータは、マークアップ言語で記述されたファイル、そのファイルに埋め込まれる画像データ、JavaScript(登録商標)プログラム等を含む。他にも、ウェブデータは、音声データを含んでいてもよい。マークアップ言語は、要素をタグで囲んだ言語であり、例えば、HTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)またはその他の言語であってもよい。マークアップ言語で記述されたデータは、テキストデータであってもよく、バイナリデータであってもよい。このようなウェブデータには、URL(Uniform Resource Locator)、URI(Uniform Resource Identifier)等のリソースを特定するための識別情報が設定されている。
なお、投稿サービスおよび外部サービスの利用に際してのユーザ装置30の動作は、ウェブブラウザプログラムに限らず、サービスごとに固有のネイティブアプリケーションソフトウェアによって実現されてもよいし、ネイティブ部による処理とウェブアプリケーション部による処理とを実行可能なハイブリッドアプリケーションソフトウェアによって実現されてもよい。
<外部サービスサーバ>
外部サービスサーバ20は、外部サービスサーバ20が提供するサービスの内容に応じた構成を有していればよい。例えば、外部サービスサーバ20は、演算装置およびメインメモリを含む制御部、ネットワークを介して接続先の装置とデータを送受信する通信部、および、補助記憶装置を含む記憶部を備えている。そして、記憶部には、外部サービスの内容に応じて、制御部による処理の実行に必要な各種のプログラムやデータが記憶されている。
外部サービスサーバ20は、ユーザによる外部サービスの利用の際に生じたユーザ装置30との間での情報の送受信に基づき、ユーザIDと対応付けて、ユーザによる外部サービスの利用履歴を記録する。利用履歴には、例えば、商品や予約対象等であるサービス対象のページの閲覧、サービス対象の検索、サービス対象の選択、サービス対象の購入や予約である取引のように、外部サービスサーバ20が運営するサイト上でのユーザ装置30を通じたユーザの行動の記録を示す情報が含まれる。
外部サービスサーバ20は、投稿サービスサーバ10からの問い合わせに応じて、対象のユーザの利用履歴に基づき、サービス利用情報Isを出力する。サービス利用情報Isの生成に用いられる利用履歴は、例えば、サービス利用情報Isの生成時点から所定の期間である直近の期間の履歴に定められる。
[投稿サービスサーバの動作]
図5を参照して、投稿サービスサーバ10による候補テーマの選定と提示に関わる一連の処理である候補提示処理について、詳細に説明する。候補提示処理は、例えば、ユーザ装置30から記事の作成画面が要求されたときに開始される。あるいは、記事の作成画面にて所定の操作が行われることに基づき、ユーザ装置30から投稿サービスサーバ10に候補テーマの表示が要求され、これに伴い、候補提示処理が開始されてもよい。
候補提示処理においては、まず、投稿サービスサーバ10は、外部サービスサーバ20から、対象のユーザのサービス利用情報Isを取得する(ステップS10)。この処理は情報取得部17としての処理である。
具体的には、候補テーマの提示対象であるユーザのユーザIDと、投稿サービスの識別情報であるサービスIDとを通知して、外部サービスサーバ20に問い合わせが行われる。これにより、外部サービスサーバ20では、投稿サービスサーバ10からの問い合わせであることが認識され、外部サービスサーバ20から、通知されたユーザIDに対応するユーザのサービス利用情報Isが、外部サービスの識別情報であるサービスIDと共に応答として返される。その結果、投稿サービスサーバ10では、いずれの外部サービスからの応答であるかが認識され、当該外部サービスからの情報としてサービス利用情報Isが取得される。サービス利用情報Isは、候補テーマの選定の態様に応じて予め定められた形式の情報を含むように構成される。
続いて、投稿サービスサーバ10は、サービス利用情報Isに基づき、候補テーマを選定する(ステップS11)。この処理は、候補選定部18としての処理である。投稿サービスサーバ10は、外部サービスの利用状況から推測されるユーザの関心が高い対象に関連する記事テーマを、候補テーマとして選定する。
具体的な処理形態の例として、(a)1つの外部サービスの利用状況から候補テーマを選定する形態、(b)複数の外部サービスの利用状況から候補テーマを選定する形態が挙げられる。
まず、(a)の形態について説明する。ユーザによる外部サービスの利用形態、すなわち外部サービスの利用に際してのユーザの行動の種別には、例えば上述のように、サービス対象に対する閲覧、検索、選択、取引といった種類がある。これらの利用形態に、各利用形態でのサービス対象に対するユーザの関心度の高さに応じた重み付けを行い、各サービス対象についての外部サービスの利用度の高さを算出する。例えば、上記の例では、取引の関心度が最も高く、選択、検索、閲覧の順に関心度は低くなる。そして、「A」というサービス対象について閲覧が為され、「B」というサービス対象について購入が為された場合、「A」よりも「B」について利用度が高く算出される。
なお、サービス利用情報Isは各サービス対象についての利用度の算出結果を含んでいてもよいし、サービス利用情報Isは、各サービス対象についてのユーザの利用履歴のみを含み、利用度の算出は投稿サービスサーバ10にて行われてもよい。また、利用形態に対する重み付けの基準は任意に設定されればよく、例えば、マーケティングに利用される行動モデルを利用した分類に応じて重み付けが行われてもよいし、他の基準が重み付けの基準として採用されてもよい。
投稿サービスサーバ10は、投稿サービスサーバ10に登録されている記事テーマのなかから、各サービス対象に対応付けられる記事テーマを選出する。
例えば、サービス対象に関連するキーワードがサービス利用情報Isに含められて投稿サービスサーバ10に取得され、投稿サービスサーバ10は、キーワードと関連の大きい記事テーマをサービス対象に対応付けられる記事テーマとして選出する。キーワードと記事テーマとの関連の判定は、例えば、キーワードと記事テーマが含む単語や記事テーマが設定されている記事が含む単語との比較に基づき行われればよい。こうした比較には、形態素解析等の自然言語処理が用いられてもよい。
またあるいは、サービス対象と記事テーマとが対応付けられたデータが予め投稿サービスサーバ10に記憶され、このデータに基づいて、投稿サービスサーバ10は、記事テーマの選出を行ってもよい。
投稿サービスサーバ10は、利用度が所定以上の高さであるサービス対象を対象として、記事テーマの選出を行ってもよいし、サービス対象の利用度に応じた優先度を、選出した記事テーマに設定してもよい。すなわち、利用度の高いサービス対象に対応付けられる記事テーマほど、優先度が高く設定される。優先度は、ユーザに対する記事テーマの推薦の優先度である。
サービス対象についての利用度が加味されることで、ユーザの関心が高い対象に関連する記事テーマが選出される。選出された記事テーマが、候補テーマである。
次に、(b)の形態について説明する。この形態では、各外部サービスの利用状況に応じて、各外部サービスの利用度の高さが算出される。例えば、各外部サービスについて、上述した閲覧、検索、選択、取引といった利用形態のうち、特定の利用形態の回数あるいは利用形態の総数を計測し、計測結果が多いほど利用度が高くなるように、各外部サービスの利用度を算出する。利用度の算出に際して、(a)の形態と同様に利用形態に重み付けが行われてもよい。
なお、サービス利用情報Isは外部サービスの利用度の算出結果を含んでいてもよいし、サービス利用情報Isはユーザの利用履歴のみを含み、利用度の算出は投稿サービスサーバ10にて行われてもよい。
投稿サービスサーバ10は、投稿サービスサーバ10に登録されている記事テーマのなかかから、各外部サービスに対応付けられる記事テーマを選出する。投稿サービスサーバ10は、利用度が所定以上の高さである外部サービスを対象として、記事テーマの選出を行ってもよいし、外部サービスの利用度に応じた優先度を、選出した記事テーマに設定してもよい。
また、複数の外部サービスにおける利用度の分布に応じた割合で、各外部サービスに対応付けられる記事テーマが選出されてもよい。例えば、「Aサービス」の利用度と「Bサービス」の利用度との比が6:4であった場合、「Aサービス」に対応付けられる記事テーマと「Bサービス」に対応付けられる記事テーマとが6:4の割合で選出される。
さらに、複数の外部サービスにおける利用度の分布に、利用度の推移が加味されて、各外部サービスに対応付けられる記事テーマが選出されてもよい。例えば、記事テーマの選出の割合が、各外部サービスの利用度の推移に応じて調整されてもよい。
各外部サービスに対応付けられる記事テーマとしては、例えば、外部サービスに関連するキーワードと関連の大きい記事テーマが選出される。キーワードと記事テーマとの関連の判定は、(a)の形態と同様に行われればよい。
あるいは、外部サービスと対応付けられるジャンルが予め設定され、この外部サービスごとに設定されているジャンルの記事テーマのなかから、投稿数の多い順に記事テーマが選出されてもよい。なお、外部サービスには複数のジャンルが対応付けられてもよいし、外部サービスとジャンルとの対応付けが、マップなどを用いて外部サービスの利用度に応じて変動可能に管理されてもよい。
またあるいは、外部サービスと記事テーマとが対応付けられたデータが予め投稿サービスサーバ10に記憶され、このデータに基づいて、投稿サービスサーバ10は、記事テーマの選出を行ってもよい。
外部サービスの利用度が加味されることで、ユーザの関心が高い対象に関連する記事テーマが選出される。選出された記事テーマが、候補テーマである。
なお、(a)の形態と(b)の形態とが組み合わされてもよい。例えば、各外部サービスにおける利用度と、各外部サービスでの各サービス対象についての利用度とが算出される。そして、複数の外部サービスにおける利用度の分布に応じた割合で、各外部サービスにおける利用度の高いサービス対象に対応付けられる記事テーマが選出される。
また、記事テーマの投稿数を加味して候補テーマが選定されてもよい。具体的には、選出された記事テーマの優先度が、記事テーマの投稿数を加味して設定されてもよい。記事テーマの投稿数は、上述したように、集計部16によって集計されてランキングに用いられる指標であり、言い換えれば、投稿サービスにおける記事テーマに対応する話題の採用数である。
例えば、記事テーマの投稿数が多いほど、記事テーマの優先度が高く設定される。あるいは、サービス対象や外部サービスの利用度に応じて記事テーマに割り振られるポイントと、記事テーマの投稿数に応じて割り振られるポイントとが掛け合わされることにより、記事テーマの評価値が算出される。そして、評価値が大きいほど、記事テーマの優先度が高く設定される。これにより、サービス対象や外部サービスの利用度が高いほど、これらに対応付けられる記事テーマの優先度が高くなり、また、記事テーマの投稿数が多いほど、記事テーマの優先度が高くなる。
以上のように、サービス利用情報Isに基づく記事テーマの選出によって、候補テーマが選定される。なお、サービス利用情報Isに基づいて、すなわち投稿者であるユーザの外部サービスの利用状況に基づいて候補テーマが選定される形態であれば、候補テーマの選定の処理形態は、上述の各形態とは異なってもよい。
候補テーマが選定されると、投稿サービスサーバ10は、候補テーマをユーザ装置30に出力する(ステップS12)。この処理は、出力部19としての処理である。これにより、ユーザ装置30に候補テーマが表示される。
例えば、図6に示すように、記事の作成画面A1が、記事の作成領域B1と候補テーマの表示領域B2とを含み、表示領域B2に候補テーマT1が表示される。一例では、ユーザが、トラベルサイトである外部サイトで沖縄での宿泊の予約を行っていた場合、「沖縄旅行」「沖縄ツアー」といった記事テーマが候補テーマとして選定されて、ユーザ装置30に表示され得る。また、候補テーマに優先度が設定されている場合には、図7に示すように、優先度の高い順に候補テーマT1が表示される。また、候補テーマT1と共に、当該テーマでの記事の投稿数N1が表示されてもよい。
本実施形態では、ユーザの外部サービスの利用状況に基づいて候補テーマが選定されるため、ユーザの現在までの活動に関連した記事テーマがユーザに提示される。したがって、ユーザにとって記事を作成しやすい記事テーマが、投稿の話題の候補として挙げられるため、投稿の適切な支援が可能である。その結果、記事の作成に対するユーザの意欲の向上や、投稿される話題の多様性の向上が可能である。
近年、ネットワークを介して利用できる外部サービスの種類は多様化しており、ユーザの日常での活動は、外部サービスの利用状況と直接的または間接的に関連する場合が多い。したがって、外部サービスの利用状況に基づいて候補テーマを選定することで、ユーザの活動に関連する記事テーマを的確に選出することができる。
また、候補テーマの優先度が、記事テーマの投稿数を加味して設定される形態であれば、投稿数の多い記事テーマ、すなわちランキングの高い記事テーマが優先してユーザに提示される。そのため、ユーザは、ランキングの高い記事テーマを採用しやすくなる。これにより、提示された記事テーマを採用して作成した記事に対する閲覧数の向上が期待できるため、閲覧数の向上を望むユーザに対し的確な支援が可能である。
以上、第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ユーザの外部サービスの利用状況に基づいて候補テーマが選定されるため、ユーザの現在までの活動に関連した記事テーマがユーザに提示される。これにより、ユーザに対する投稿の支援が可能である。その結果、記事の作成に対するユーザの意欲の向上や、投稿される話題の多様性の向上が可能である。
(2)サービスの利用状況と記事テーマの投稿数とに基づいて候補テーマが選定される形態、すなわち、候補となる記事テーマの選出もしくは選出された候補テーマへの優先度の設定に記事テーマの投稿数が加味される形態であれば、投稿数の多い記事テーマがユーザに提示されやすくなる。これにより、提示された記事テーマを採用して作成した記事に対する閲覧数の向上が期待できるため、ユーザに対し的確な支援が可能である。
(3)外部サービスの利用に際してのユーザの行動の種別を反映して、候補テーマが選定される形態であれば、ユーザの関心が高い対象に関連する記事テーマが候補テーマとして選定されやすくなる。
(4)複数の外部サービスの各々についての利用状況に基づき、候補テーマが選定される形態であれば、ユーザの関心が高い対象に関連する記事テーマが候補テーマとして選定されやすくなる。
(5)投稿サービスが、ウェブログのサービスである。ウェブログでは、まとまった内容および文章量を有する記事が投稿される傾向にあるため、こうした投稿に適した話題の選定に悩むユーザが生まれやすくなっている。したがって、記事テーマの提示によって、ユーザを大きく支援することができる。
(6)投稿で扱う話題の候補として、記事テーマの候補が提示される。これにより、記事単位で具体的に話題の候補が提示されるため、ユーザに対する的確な支援が可能である。
(第2実施形態)
図8を参照して、投稿管理装置、投稿管理プログラム、および、投稿管理方法の第2実施形態を説明する。以下では、第2実施形態と第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態においては、候補提示処理の構成が第1実施形態と異なる。図8を参照して、第2実施形態の候補提示処理を説明する。以下の説明においては、候補テーマの提示対象であるユーザを第1ユーザとし、第1ユーザによってフォローされているウェブログの作成者であるユーザを第2ユーザとする。
候補提示処理においては、まず、投稿サービスサーバ10は、外部サービスサーバ20から、第1ユーザのサービス利用情報Isを取得する(ステップS20)。続いて、投稿サービスサーバ10は、サービス利用情報Isに基づき、候補テーマを選定する(ステップS21)。ステップS20の処理は、第1実施形態におけるステップS10の処理と同様であり、ステップS21の処理は、第1実施形態におけるステップS11の処理と同様である。
さらに、投稿サービスサーバ10は、第2ユーザについての候補テーマを取得する(ステップS22)。具体的には、投稿サービスサーバ10は、第2ユーザについてサービス利用情報Isを取得して候補テーマを選定してもよいし、第2ユーザについての候補テーマの選定が過去に実施されている場合には、その選定結果を利用してもよい。
投稿サービスサーバ10は、第1ユーザについての候補テーマである第1候補テーマと、第2ユーザについての候補テーマである第2候補テーマとを、第1ユーザのユーザ装置30に出力する(ステップS23)。なお、第1候補テーマと、第2候補テーマとのうち、重複する記事テーマについては、第1候補テーマのみが出力されればよい。また、第1候補テーマの優先度が、第2候補テーマの優先度よりも高く設定されてもよい。
以上により、第1ユーザに対し、第1ユーザによる外部サービスの利用状況に基づいて選定された候補テーマに加えて、第2ユーザによる外部サービスの利用状況に基づいて選定された候補テーマが提示される。第2ユーザは、第1ユーザによってフォローされているウェブログの作成者であることから、第2ユーザの活動内容は、第1ユーザにとって関心の高い内容を含む場合が多い。したがって、第2ユーザについての候補テーマが第1ユーザに提示されることで、記事の作成に対する第1ユーザの意欲の向上や、投稿される話題の多様性の更なる向上が可能である。
なお、第2ユーザは、第1ユーザによってフォローされているウェブログの作成者に限らず、複数の外部サービスにおける利用度の分布が第1ユーザに近いユーザなど、外部サービスの利用状況に応じて選出されたユーザであってもよい。
以上、第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)~(6)の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(7)第1ユーザに、第1ユーザによる外部サービスの利用状況に基づき選定された候補テーマと、第2ユーザによる外部サービスの利用状況に基づき選定された候補テーマとが提示される。したがって、投稿される話題の多様性の更なる向上が期待できる。
(変形例)
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態および以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・投稿サービスサーバ10が、ユーザに提示する話題の候補、すなわち、ユーザの外部サービスの利用状況に基づいて選定する話題の候補は、記事テーマに限らず、ブログのジャンルであってもよい。また、投稿サービスが、記事に対してジャンルが設定される構成を有している場合には、投稿サービスサーバ10が選定する話題の候補は、記事のジャンルであってもよい。要は、投稿サービスサーバ10が選定する話題の候補は、ユーザの投稿に対して設定され得るキーワードまたは分類であればよい。
・投稿サービスにおけるジャンルの設定やランキングの作成に関する構成は、上記実施形態と異なっていてもよい。また、投稿サービスは、ウェブログのサービスに限らず、各種のSNSであってもよい。
・投稿サービスサーバ10および外部サービスサーバ20の各々は、複数の情報処理装置から構成されてもよい。1つの情報処理装置は単体のコンピュータ装置である。
10…投稿サービスサーバ
20…外部サービスサーバ
30…ユーザ装置

Claims (12)

  1. 第1サービスとしての投稿サービスにおけるユーザの投稿を管理する装置であって、
    前記投稿サービスとは異なる第2サービスについて、前記ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得する情報取得部と、
    前記サービス利用情報に基づいて、投稿で扱う話題の候補を選定する候補選定部と、
    前記ユーザが操作する装置に、前記候補選定部が選定した前記話題の候補を出力する出力部と、を備え
    前記候補選定部は、前記サービス利用情報に基づき、前記第2サービスの利用に際しての前記ユーザの行動の種別に対して重み付けを行うことにより算出された前記第2サービスの対象についての当該第2サービスの利用度の高さに基づいて、前記話題の候補を選定する
    投稿管理装置。
  2. 第1サービスとしての投稿サービスにおけるユーザの投稿を管理する装置であって、
    前記投稿サービスとは異なる第2サービスについて、前記ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得する情報取得部と、
    前記サービス利用情報に基づいて、投稿で扱う話題の候補を選定する候補選定部と、
    前記ユーザが操作する装置に、前記候補選定部が選定した前記話題の候補を出力する出力部と、を備え
    前記ユーザは第1ユーザであり、前記出力部は、前記第1ユーザが操作する装置に、前記第1ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補と、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補とを出力する
    投稿管理装置。
  3. 前記投稿サービスは、ウェブログのサービスである
    請求項1または2に記載の投稿管理装置。
  4. 前記話題の候補は、前記投稿サービスに投稿される記事のテーマの候補である
    請求項1~3のいずれか一項に記載の投稿管理装置。
  5. 前記候補選定部は、前記サービス利用情報と、前記投稿サービスでの前記話題の採用数とに基づいて、前記話題の候補を選定する
    請求項1~のいずれか一項に記載の投稿管理装置。
  6. 前記情報取得部は、複数の前記第2サービスの各々について前記サービス利用情報を取得し、
    前記候補選定部は、複数の前記第2サービスの前記サービス利用情報に基づいて、前記話題の候補を選定する
    請求項1~5のいずれか一項に記載の投稿管理装置。
  7. 前記ユーザは第1ユーザであり、
    前記出力部は、前記第1ユーザが操作する装置に、前記第1ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補と、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補とを出力する
    請求項に記載の投稿管理装置。
  8. 前記候補選定部は、前記サービス利用情報に基づき、前記第2サービスの利用に際しての前記ユーザの行動の種別を反映して、前記話題の候補を選定する
    請求項に記載の投稿管理装置。
  9. 1または複数のコンピュータに、
    第1サービスとしての投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得することと、
    前記サービス利用情報に基づいて、前記投稿サービスにおいて前記ユーザが投稿で扱う話題の候補を選定することと、
    前記ユーザが操作する装置に、選定された前記話題の候補を出力することと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記話題の候補を選定することは、前記サービス利用情報に基づき、前記第2サービスの利用に際しての前記ユーザの行動の種別に対して重み付けを行うことにより算出された前記第2サービスの対象についての当該第2サービスの利用度の高さに基づいて、前記話題の候補を選定することを含む
    投稿管理プログラム。
  10. 1または複数のコンピュータに、
    第1サービスとしての投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得することと、
    前記サービス利用情報に基づいて、前記投稿サービスにおいて前記ユーザが投稿で扱う話題の候補を選定することと、
    前記ユーザが操作する装置に、選定された前記話題の候補を出力することと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記ユーザは第1ユーザであり、前記話題の候補を出力することは、前記第1ユーザが操作する装置に、前記第1ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補と、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補とを出力することを含む
    投稿管理プログラム。
  11. 1または複数のコンピュータが、
    第1サービスとしての投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得することと、
    前記サービス利用情報に基づいて、前記投稿サービスにおいて前記ユーザが投稿で扱う話題の候補を選定することと、
    前記ユーザが操作する装置に、選定された前記話題の候補を出力することと、
    を実行する方法であって、
    前記話題の候補を選定することは、前記サービス利用情報に基づき、前記第2サービスの利用に際しての前記ユーザの行動の種別に対して重み付けを行うことにより算出された前記第2サービスの対象についての当該第2サービスの利用度の高さに基づいて、前記話題の候補を選定することを含む
    投稿管理方法。
  12. 1または複数のコンピュータが、
    第1サービスとしての投稿サービスとは異なる第2サービスについて、ユーザの利用状況を示す情報であるサービス利用情報を取得することと、
    前記サービス利用情報に基づいて、前記投稿サービスにおいて前記ユーザが投稿で扱う話題の候補を選定することと、
    前記ユーザが操作する装置に、選定された前記話題の候補を出力することと、
    を実行する方法であって、
    前記ユーザは第1ユーザであり、前記話題の候補を出力することは、前記第1ユーザが操作する装置に、前記第1ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補と、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザについての前記サービス利用情報に基づいて選定された前記話題の候補とを出力することを含む
    投稿管理方法。
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