JP7331652B2 - 超音波デバイス及び流体検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波デバイス及び流体検出装置に関する。
従来の超音波デバイスとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の超音波デバイスは、振動することにより超音波を送波及び/又は受波する音源部分を備えたセンサケースと、センサケースの音源部分の内面に設けられた圧電振動素子と、を備えている。
特開2002-112392号公報
従来の超音波デバイスでは、センサケースと圧電素子との界面において、超音波の反射が生じ得る。超音波の反射は、超音波の受波及び送波の感度を低下させる。
本発明の一側面は、感度の向上が図れる超音波デバイス及び流体検出装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る超音波デバイスは、圧電素子と、圧電素子が収容されている収容空間を形成しているケースと、ケースの収容空間に充填されている充填部材と、圧電素子に接続されている配線部材と、を備え、ケースは、互いに対向している第1主面及び第2主面を有している底部と、第1主面と共に収容空間を形成している側部と、を有する有底筒状のマッチング部を有し、圧電素子は、底部の第1主面に配置されており、圧電素子と底部の第1主面とは、接合部材によって接合されており、圧電素子の音響インピーダンスをZ1、接合部材の音響インピーダンスをZ2、マッチング部の音響インピーダンスをZ3とした場合、Z3<Z2<Z1の関係を満たす。
本発明の一側面に係る超音波デバイスでは、圧電素子と底部の第1主面とは、接合部材によって接合されており、圧電素子の音響インピーダンスをZ1、接合部材の音響インピーダンスをZ2、マッチング部の音響インピーダンスをZ3とした場合、Z3>Z2>Z1の関係を満たす。このように、超音波デバイスでは、マッチング部、接合部材及び圧電素子の順番で、音響インピーダンスが大きくなるように設計されている。これにより、超音波デバイスでは、圧電素子と接合部材との境界、及び、接合部材とマッチング部との境界での超音波の反射を低減することができる。したがって、超音波デバイスでは、圧電素子における超音波の送波及び受波の感度の低下を抑制できる。その結果、超音波デバイスでは、感度の向上が図れる。
一実施形態においては、底部は、第1主面側よりも第2主面側の密度が低くてもよい。言い換えれば、底部は、第2主面側よりも第1主面側の密度が高くてもよい。この構成では、底部において、密度が傾斜している。これにより、超音波デバイスでは、流体(空気等)と第2主面との界面、及び、接合部材と第1主面との界面での超音波の反射を低減させることができる。
一実施形態においては、底部は、第1主面を構成している第1層と、第2主面を構成している第2層と、第1層と第2層との間に配置されており、複数の空孔を含んでいる第3層と、を含んで構成されていてもよい。この構成では、底部において、第1主面側よりも第2主面側の密度が低い構成を実現できる。
一実施形態においては、接合部材は、第1主面と圧電素子とを接合している接合部分と、第1主面と圧電素子とを接合していない非接合部分と、を含んでいてもよい。この構成では、非接合部分を適宜設定することにより、接合部材の音響インピーダンスを調整することができる。
一実施形態においては、第1主面には凹凸が形成されており、接合部材は、第1主面の凹凸に沿って形成されていてもよい。この構成では、凹凸を成す第1主面に接合部材が入り込んでいる。これにより、超音波デバイスでは、マッチング部の底部と接合部材との界面において超音波が反射し難くすることができる。
一実施形態においては、圧電素子は、互いに対向している一対の主面と、一対の主面を連結している側面と、を有している素体と、底部の第1主面と対向して配置されている第1電極及び当該第1電極と対向して配置されている第2電極と、を有し、第1電極の表面には凹凸が形成されており、接合部材は、第1電極の凹凸に沿って形成されていてもよい。この構成では、凹凸を成す第1電極の表面に接合部材が入り込んでいる。これにより、超音波デバイスでは、第1電極と接合部材との界面において超音波が反射し難くすることができる。
一実施形態においては、第1主面の表面粗さRa1は、圧電素子の第1電極の表面粗さRa2よりも小さくてもよい。言い換えれば、第1電極の表面粗さRa2は、第1主面の表面粗さRa1よりも大きくてもよい。この構成では、第1電極の表面よりも第1主面の方が滑らかである。これにより、超音波デバイスでは、超音波の受波感度の向上を図ることができる。
一実施形態においては、接合部材は、圧電素子の第1電極が配置されている主面及び側面にわたって配置されていてもよい。超音波デバイスでは、圧電素子の振動に伴って振動する接合部材も超音波の送波に寄与する。超音波デバイスでは、接合部材を圧電素子の側面にも配置することによって、接合部材の領域を大きくできる。したがって、超音波デバイスでは、超音波の送波領域を大きくすることができ、超音波の放射性の向上が図れる。
一実施形態においては、充填部材は、圧電素子を覆うように配置されている第1充填部を有し、第1充填部と接合部材とは、同じ材料で形成されていてもよい。この構成では、音響インピーダンスの反射をより一層抑制することができる。
本発明の一側面に係る流体検出装置は、上記超音波デバイスと、超音波デバイスを制御する制御装置と、を備え、超音波デバイスは、被検出流体の流れ方向において、上流側に配置されている第1の超音波デバイスと、第1の超音波デバイスよりも下流側で且つ第1の超音波デバイスと対向する位置に配置されている第2の超音波デバイスと、を含み、制御装置は、第1の超音波デバイスと第2の超音波デバイスとの間の超音波の伝搬時間に基づいて、被検出流体を検出する。
本発明の一側面に係る流体検出装置では、上記超音波デバイスを備えている。したがって、流体検出装置では、感度の向上が図れる。
本発明の一側面によれば、感度の向上が図れる。
図1は、超音波デバイスの斜視図である。 図2は、図1に示す超音波デバイスの側面図である。 図3は、図1に示す超音波デバイスの上面図である。 図4は、図1に示す超音波デバイスの断面図である。 図5は、マッチング部の底部の断面構成を示す図である。 図6(a)は、圧電素子の主面を示す図、図6(b)は、圧電素子の側面を示す図、図6(c)は、圧電素子の主面を示す図である。 図7は、配線部材を示す図である。 図8は、超音波デバイスの断面構成を示す図である。 図9は、流体検出装置の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1及び図4に示されるように、超音波デバイス1は、ケース3と、圧電素子5と、配線部材7と、接合部材9と、充填部材11と、を備えている。超音波デバイス1は、超音波を送波すると共に、超音波を受波する。
ケース3は、圧電素子5を収容している収容空間を形成している。図1及び図2に示されるように、ケース3は、マッチング部20と、ハウジング部21と、を有している。マッチング部20は、圧電素子5の音響インピーダンスと、空気やガス等の流体(媒体)の音響インピーダンスとの整合を図るための整合材を構成している。マッチング部20は、例えば、エポキシ樹脂で形成されている。マッチング部20は、例えば、エポキシ樹脂にガラスビーズを混入した複合材料を発泡成形して形成されている。マッチング部20は、有底筒状を呈している。マッチング部20は、底部22と、側部23と、を有している。底部22及び側部23は、一体に形成されている。
底部22は、円板形状を呈している。底部22は、超音波を送波、及び、超音波を受波する部分である。底部22は、互いに対向している第1主面22a及び第2主面22bを有している。第1主面22a及び第2主面22bは、第1主面22aと第2主面22bとの対向方向から見て、例えば、円形状を呈している。第1主面22aは、ケース3の収容空間を形成している。第1主面22aの表面粗さRa1は、例えば、1μm~20μmである。第2主面22bは、超音波デバイス1における超音波の送波面及び受波面を構成している。底部22には、テーパー部22cが設けられている。テーパー部22cは、第1主面22a側から第2主面22b側に向かって先細りになっている。底部22の厚さ(第1主面22aと第2主面22bとの間の距離)は、例えば、2.3mm~2.6mmである。
側部23は、円筒形状を呈している。側部23は、底部22の第1主面22aから、第1主面22aと第2主面22bとの対向方向に沿って延在している。側部23の内面23aは、底部22の第1主面22aと共に収容空間を形成している。
図5に示されるように、マッチング部20の底部22は、第1主面22aを構成している第1層26と、第2主面22bを構成している第2層27と、第1層26と第2層27との間に配置されている第3層28と、を含んで構成されている。第1層26及び第2層27は、ソリッドスキン層である。第3層28は、複数の空孔を含んでいる。第3層28は、発泡コア層である。
底部22は、第1主面22a側よりも第2主面22b側の密度が低い。言い換えれば、底部22は、第2主面22b側よりも第1主面22a側の密度が高い。本実施形態では、底部22の密度は、第3層28の複数の空孔によって設定(調整)されている。そのため、底部22の第3層28において、第1主面22a側よりも第2主面22b側の密度が低い。底部22では、第1主面22a側よりも第2主面22b側に空孔が多く存在している。これより、底部22では、第2主面22b側から第1主面22a側に向かって密度が密になるように密度傾斜している。言い換えれば、底部22では、第1主面22a側から第2主面22b側に向かって密度が疎になるように密度傾斜している。
図4に示されるように、ハウジング部21は、マッチング部20に取り付けられている。ハウジング部21は、例えば、ゴムで形成されている。ハウジング部21は、マッチング部20と共に収容空間を形成している。ハウジング部21は、本体部24と、フランジ部25と、を有している。本体部24及びフランジ部25は、一体に形成されている。
本体部24は、略円筒形状を呈している。本体部24は、マッチング部20の側部23に取り付けられている。本体部24は、側部23の上部の外周面を取り囲むと共に、側部23の上部に配置されている。本体部24は、収容空間に連通する開口部Kを形成している。本体部24の内径は、マッチング部20の側部23の内径よりも小さい。フランジ部25は、本体部24の上端部に設けられている。フランジ部25は、円環状を呈している。フランジ部25は、本体部24の外周面から径方向の外側に張り出している。
図6(a)、図6(b)及び図6(c)に示されるように、圧電素子5は、圧電素体30と、第1電極31及び第2電極32と、を有している。圧電素体30は、円板形状を呈している。圧電素体30は、互いに対向している主面30a及び主面30bと、主面30aと主面30bとを連結している側面30cと、を有している。主面30a,30bは、円形状を呈している。主面30aには、第1電極31が配置されている。主面30bには、第1電極31及び第2電極32が配置されている。主面30bにおいて、第1電極31と第2電極32とは、離間して配置されている。側面30cには、第1電極31が配置されている。
圧電素体30は、複数の圧電体層(不図示)が積層されて構成されている。各圧電体層は、圧電材料からなる。本実施形態では、各圧電体層は、圧電セラミック材料からなる。圧電セラミック材料には、例えば、PZT[Pb(Zr、Ti)O]、PT(PbTiO)、PLZT[(Pb,La)(Zr、Ti)O]、又はチタン酸バリウム(BaTiO)が用いられる。各圧電体層は、例えば、上述した圧電セラミック材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の圧電素体30では、各圧電体層は、各圧電体層の間の境界が認識できない程度に一体化されている。圧電素体30内には、複数の内部電極(不図示)が配置されている。各内部電極は、導電性材料からなる。導電性材料には、例えば、Ag、Pd、又はAg-Pd合金が用いられる。
第1電極31は、主面30a上に配置されている。第1電極31は、略円形状を呈している。第1電極31は、主面30b及び側面30cにも配置されている。すなわち、第1電極31は、主面30a、側面30c及び主面30bにわたって配置されている。第2電極32は、主面30bに配置されている。第2電極32は、円形が一部切り欠かれた形状を呈している。第1電極31及び第2電極32は、導電性材料からなる。導電性材料には、例えば、Ag、Pd、又はAg-Pd合金が用いられる。第1電極31及び第2電極32は、例えば、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。
図7に示されるように、第1電極31の表面31aには、凹凸が形成されている。第1電極31の表面31aの表面粗さRa2は、例えば、20μm~30μmである。第1電極31の表面31aの表面粗さRa2は、マッチング部20の底部22の第1主面22aの表面粗さRa1よりも大きい。言い換えれば、マッチング部20の底部22の第1主面22aの表面粗さRa1は、第1電極31の表面31aの表面粗さRa2よりも小さい。すなわち、第1電極31の表面31aは、マッチング部20の底部22の第1主面22aよりも粗い。
圧電素子5は、ケース3のマッチング部20の底部22に配置されている。圧電素子5は、接合部材9によって底部22に接合されている。圧電素子5は、圧電素体30の主面30aが底部22の第1主面22aと対向して配置されている。すなわち、圧電素子5は、第1電極31が第1主面22aと対向して配置されている。
図4に示されるように、配線部材7は、圧電素子5に接続されている。配線部材7には、リード線17が接続されている。リード線17は、ケース3の開口部Kを介してケース3の外部に延びている。図7に示されるように、配線部材7は、ベース40と、第1導電層41と、第2導電層42と、補強板43と、カバー44と、を有している。配線部材7は、可撓性を有し、例えば、フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)である。
ベース40は、帯状を呈している。ベース40は、電気絶縁性を有している。ベース40は、例えば、ポリイミド樹脂等の樹脂からなる樹脂層である。第1導電層41及び第2導電層42は、ベース40上に配置されている。第1導電層41及び第2導電層42は、接着層(不図示)によって、ベース40に接合(接着)されている。第1導電層41及び第2導電層42は、例えば、Cuからなる。第1導電層41及び第2導電層42は、例えば、Cu層上にNiメッキ層及びAuメッキ層がこの順に設けられた構成であってもよい。第1導電層41と第2導電層42とは、互いに離間して配置されている。
第1導電層41は、圧電素子5の第1電極31に接続されている端部41aと、リード線17に接続されている端部41bと、を有している。第2導電層42は、圧電素子5の第2電極32に接続されている端部42aと、リード線17に接続されている端部42bと、を有している。
補強板43は、ベース40において第1導電層41及び第2導電層42が配置されている主面とは反対側の主面に配置されている。補強板43は、例えば、矩形状を呈している。補強板43は、例えば、ポリイミドからなる樹脂層である。
カバー44は、ベース40上に配置されている。カバー44は、第1導電層41及び第2導電層42及びベース40を覆っている。カバー44は、第1導電層41の端部41a及び端部41b、及び、第2導電層42の端部42a及び端部42bを露出させている。カバー44は、例えば、ポリイミド樹脂等の樹脂からなる樹脂層である。
図4に示されるように、配線部材7は、略U字形状を成して配置されている。配線部材7の第1導電層41の端部41aは、圧電素体30の主面30b上に配置されている第1電極31に接続されている。第1導電層41の端部41aと第1電極31とは、導通部45によって電気的に接続されている。配線部材7の第2導電層42の端部42aは、圧電素体30の主面30b上に配置されている第2電極32に接続されている。第2導電層42の端部42aと第2電極32とは、導通部45によって電気的に接続されている。導通部45は、例えば、異方性導電ペーストで形成されている。
配線部材7の一部は、カバー44が圧電素子5の第2電極32に沿うように配置されている。図3に示されるように、配線部材7は、第1導電層41の端部41b及び第2導電層42の端部42bが開口部Kによって形成されている開口を臨むように配置されている。第1導電層41の端部41bには、リード線17の一方の極性の導電線が接続されており、第2導電層42の端部42bには、リード線17の他方の極性の導電線が接続されている。
図8に示されるように、接合部材9は、圧電素子5とマッチング部20とを接合している。接合部材9は、例えば、エポキシ樹脂で形成されている。接合部材9は、圧電素子5とマッチング部20の底部22との間に配置されている。接合部材9は、圧電素子5の第1電極31(主面30a)及び圧電素体30の側面30cにわたって配置されている。接合部材9は、圧電素子5の周囲を囲うように配置されている。接合部材9は、圧電素子5の主面30a側よりも主面30b側の厚みが大きくなるように、末広がりに形成されている。接合部材9の厚さは、例えば、10μm~20μmである。本実施形態では、接合部材9の厚さは、圧電素子5とマッチング部20の底部22との間の距離に相当する。
接合部材9は、マッチング部20の底部22の第1主面22aの凹凸に沿って形成されている。すなわち、接合部材9は、マッチング部20の底部22の第1主面22aの凹部に入り込んでいる。接合部材9は、圧電素子5の第1電極31の表面31aの凹凸に沿って形成されている。すなわち、接合部材9は、圧電素子5の第1電極31の表面の凹部に入り込んでいる。
接合部材9は、接合部分9aと、非接合部分9bと、を含んでいる。接合部分9aは、マッチング部20の底部22の第1主面22aと圧電素子5とを接合している。非接合部分9bは、第1主面22aと圧電素子5とを接合していない。接合部分9a及び非接合部分9bは、接合部材9において混在している。接合部分9aは、第1主面22aと第1電極31の表面31aとの間にわたって配置されている。すなわち、第1主面22aと第1電極31の表面31aとの間を満たしている。非接合部分9bは、第1主面22aと第1電極31の表面31aとの間に形成されている空隙(空間)である。非接合部分9bは、接合部分9aによって画成されている。非接合部分9bは、接合部材9において、一又は複数設けられている。
充填部材11は、ケース3の収容空間に充填されている。充填部材11は、第1充填部11aと、第2充填部11bと、第3充填部11cと、を含んでいる。第1充填部11aは、圧電素子5を覆うように配置(充填)されている。第1充填部11aは、例えば、エポキシ樹脂で形成されている。第1充填部11aは、接合部材9と同じ材料で形成されている。
第2充填部11bは、第1充填部11aを覆うように配置(充填)されている。第2充填部11bは、吸音材として機能する。第2充填部11bは、例えば、ウレタン樹脂で形成されている。第3充填部11cは、第2充填部11bを覆うように配置(充填)されている。第3充填部11cは、封止材として機能する。第3充填部11cは、電気絶縁性を有している。第3充填部11cは、例えば、エポキシ樹脂で形成されている。第3充填部11cは、配線部材7を覆うように配置されている。配線部材7の第1導電層41の端部41b、第2導電層42の端部42b及び補強板43は、第3充填部11cに位置している。
超音波デバイス1では、圧電素子5の音響インピーダンスをZ1、接合部材9の音響インピーダンスをZ2、マッチング部20の音響インピーダンスをZ3とした場合、
Z3<Z2<Z1
の関係を満たす。音響インピーダンスは、以下の式で定義される。
音響インピーダンスZ=物質の密度P×物質固有の音速C
圧電素子5の音響インピーダンスZ1は、例えば、2.5×10kg/m・s~3.0×10kg/m・sである。具体的には、圧電素子5の音響インピーダンスZ1とは、圧電素子5の全体としての音響インピーダンスである。接合部材9の音響インピーダンスZ2は、例えば、3.5×10kg/m・s~10×10kg/m・sである。マッチング部20の音響インピーダンスZ3は、例えば、0.8×10kg/m・s~1.5×10kg/m・sである。
図9に示されるように、流体検出装置100は、第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1Bと、制御装置110と、を備えている。流体検出装置100は、例えば、ガス管120を流れるガス(被検出流体)を検査する。第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1Bは、超音波デバイス1と同じ構成を有している。
第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1Bは、ガス管120の側部120aに配置されている。第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1Bは、マッチング部20がガス管120の内部に露出するように配置されている。第1の超音波デバイス1Aは、ガスの流れ方向Fにおいて、第2の超音波デバイス1Bよりも上流側に配置されている。第2の超音波デバイス1Bは、第1の超音波デバイス1Aよりも下流側に配置されている。第1の超音波デバイス1Aと第2の超音波デバイス1Bとは、ガス管120の内部空間を挟んで対向する位置に配置されている。
制御装置110は、第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1Bから出力される電圧に基づいて、ガス管120を流れるガスの流量を検出する。制御装置110は、第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1Bの動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成されている。
流体検出装置100では、第1の超音波デバイス1Aを超音波送波器として用い、第2の超音波デバイス1Bを超音波受波器として用いる。制御装置110は、第1の超音波デバイス1Aの圧電素子5に交流電圧を印加する。これにより、第1の超音波デバイス1Aは、ガス管120内に超音波を放射する。第2の超音波デバイス1Bは、第1の超音波デバイス1Aから放射されてガス管120内を伝搬してきた超音波を受波する。第2の超音波デバイス1Bの圧電素子5は、受波した超音波を電圧に変換する。制御装置110は、圧電素子5において変換された電圧の電圧値を取得し、超音波の第1伝搬時間を算出する。
流体検出装置100では、第2の超音波デバイス1Bを超音波送波器として用い、第1の超音波デバイス1Aを超音波受波器として用いる。制御装置110は、第2の超音波デバイス1Bの圧電素子5に交流電圧を印加する。これにより、第2の超音波デバイス1Bは、ガス管120内に超音波を放射する。第1の超音波デバイス1Aは、第2の超音波デバイス1Bから放射されてガス管120内を伝搬してきた超音波を受波する。第1の超音波デバイス1Aの圧電素子5は、受波した超音波を電圧に変換する。制御装置110は、圧電素子5において変換された電圧の電圧値を取得し、超音波の第2伝搬時間を算出する。
制御装置110は、第1伝搬時間及び第2伝搬時間に基づいて、ガス管120内のガスの流量を検出する。具体的には、制御装置110は、第1伝搬時間と第2伝搬時間との差から、ガス管120内のガスの流量を検出する。制御装置110は、第1伝搬時間と第2伝搬時間との差が所定時間以上である場合には、ガス管120内にガスが流通していることを検出する。制御装置110は、第1伝搬時間と第2伝搬時間との差が所定時間よりも短い場合には、ガス管120内にガスが流通していないことを検出する。制御装置110は、検出結果を出力する。
以上説明したように、本実施形態に係る超音波デバイス1では、圧電素子5とマッチング部20の底部22の第1主面22aとは、接合部材9によって接合されている。超音波デバイス1では、圧電素子5の音響インピーダンスをZ1、接合部材9の音響インピーダンスをZ2、マッチング部20の音響インピーダンスをZ3とした場合、Z3<Z2<Z1の関係を満たす。このように、超音波デバイスでは、マッチング部20、接合部材9及び圧電素子5の順番で、音響インピーダンスが大きくなるように設計されている。これにより、超音波デバイス1では、圧電素子5と接合部材9との境界、及び、接合部材9とマッチング部20との境界での超音波の反射を低減することができる。したがって、超音波デバイス1では、圧電素子5における超音波の送波及び受波の感度の低下を抑制できる。その結果、超音波デバイス1では、感度の向上が図れる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、マッチング部20の底部22は、第1主面22a側よりも第2主面22b側の密度が低い。言い換えれば、底部22は、第2主面22b側よりも第1主面22a側の密度が高い。この構成では、底部22において、密度が傾斜している。これにより、超音波デバイス1では、流体(空気等)と第2主面22bとの界面、及び、接合部材9と第1主面22aとの界面での超音波の反射を低減させることができる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、マッチング部20の底部22は、第1主面22aを構成している第1層26と、第2主面22bを構成している第2層27と、第1層26と第2層27との間に配置されており、複数の空孔を含んでいる第3層28と、を含んで構成されている。この構成では、マッチング部20の底部22において、第1主面22a側よりも第2主面22b側の密度が低い構成を実現できる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、接合部材9は、第1主面22aと圧電素子5とを接合している接合部分9aと、第1主面22aと圧電素子5とを接合していない非接合部分9bと、を含んでいる。この構成では、非接合部分9bを適宜設定することにより、接合部材9の音響インピーダンスを調整することができる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、マッチング部20の底部22の第1主面22aには凹凸が形成されている。接合部材9は、第1主面22aの凹凸に沿って形成されている。この構成では、凹凸を成す第1主面22aに接合部材9が入り込んでいる。これにより、超音波デバイス1では、マッチング部20の底部22と接合部材9との界面において超音波が反射し難くすることができる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、圧電素子5は、互いに対向している一対の主面30a,30bと、一対の主面30a,30bを連結している側面30cと、を有している圧電素体30と、マッチング部20の底部22の第1主面22aと対向して配置されている第1電極31及び第1電極31と対向して配置されている第2電極32と、を有している。超音波デバイス1では、第1電極31の表面31aには凹凸が形成されている。接合部材9は、第1電極31の凹凸に沿って形成されている。この構成では、凹凸を成す第1電極31の表面31aに接合部材9が入り込んでいる。これにより、超音波デバイス1では、第1電極31と接合部材9との界面において超音波が反射し難くすることができる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、第1主面の表面粗さRa1は、圧電素子5の第1電極31の表面粗さRa2よりも大きくてもよい。言い換えれば、第1電極31の表面粗さRa2は、第1主面22aの表面粗さRa1よりも大きくてもよい。この構成では、第1電極31の表面31aよりも第1主面22aの方が滑らかである。これにより、超音波デバイス1では、超音波の受波感度の向上を図ることができる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、接合部材9は、圧電素子5の第1電極31が配置されている主面30a及び側面30cにわたって配置されている。超音波デバイス1では、圧電素子5の振動に伴って振動する接合部材9も超音波の送波に寄与する。超音波デバイス1では、接合部材9を圧電素子5の側面30cにも配置することによって、接合部材9の領域を大きくできる。したがって、超音波デバイス1では、超音波の送波領域を大きくすることができ、超音波の放射性の向上が図れる。
本実施形態に係る超音波デバイス1では、充填部材11は、圧電素子5を覆うように配置されている第1充填部11aを有している。第1充填部11aと接合部材9とは、同じ材料で形成されている。この構成では、音響インピーダンスの反射をより一層抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、超音波デバイス1(第1の超音波デバイス1A及び第2の超音波デバイス1B)が流体検出装置100に適用される形態を一例に説明した。しかし、超音波デバイス1は、車両のバックソナー、コーナーソナー等に適用されてもよい。
上記実施形態では、ケース3のマッチング部20がエポキシ樹脂で形成されている形態を一例に説明した。しかし、マッチング部20は、他の材料で形成されていてもよい。
上記実施形態では、ケース3のハウジング部21がゴムで形成されている形態を一例に説明した。しかし、ハウジング部21は、他の材料(例えば、金属等)で形成されていてもよい。
上記実施形態では、接合部材9が、圧電素子5の第1電極31が配置されている主面30a及び側面30cにわたって配置されている形態を一例に説明した。しかし、接合部材9は、主面30bを覆うように、すなわち主面30bの外縁部側にも配置されていてもよい。この構成では、圧電素子5のダンピングの向上を図ることができる。
上記実施形態では、充填部材11において、第1充填部11aがエポキシ樹脂、第2充填部11bがウレタン樹脂、及び、第3充填部11cがエポキシ樹脂で形成されている形態を一例に説明した。しかし、第1充填部11a、第2充填部11b及び第3充填部11cの材料は、適宜設定されればよい。
上記実施形態では、充填部材11が、第1充填部11a、第2充填部11b及び第3充填部11cを有している形態を一例説明した。しかし、充填部材11は、1つの充填部で構成されていてもよいし、4以上の充填部で構成されていてもよい。
上記実施形態では、底部22が、第1層26、第2層27及び第3層28を含んで構成されている形態を一例に説明した。しかし、底部22の構成はこれに限定されない。
上記実施形態では、接合部材9が、接合部分9a及び非接合部分9bを含む形態を一例に説明した。しかし、接合部材9は、非接合部分9bを含んでいなくてもよい。
上記実施形態では、底部22の第1主面22aの表面粗さRa1が、圧電素子5の第1電極31の表面粗さRa2よりも大きい形態を一例に説明した。しかし、底部22の第1主面22aの表面粗さRa1が、圧電素子5の第1電極31の表面粗さRa2よりも小さくてもよいし、底部22の第1主面22aの表面粗さRa1と圧電素子5の第1電極31の表面粗さRa2とが同等であってもよい。
1…超音波デバイス、1A…第1の超音波デバイス、1B…第2の超音波デバイス、3…ケース、5…圧電素子、7…配線部材、9…接合部材、9a…接合部分、9b…非接合部分、11…充填部材、11a…第1充填部、20…マッチング部、22…底部、22a…第1主面、22b…第2主面、23…側部、26…第1層、27…第2層、28…第3層、30…圧電素体、30a,30b…主面、30c…側面、31…第1電極、31a…表面、32…第2電極、100…流体検出装置、110…制御装置。

Claims (8)

  1. 圧電素子と、
    前記圧電素子が収容されている収容空間を形成しているケースと、
    前記ケースの前記収容空間に充填されている充填部材と、
    前記圧電素子に接続されている配線部材と、を備え、
    前記ケースは、互いに対向している第1主面及び第2主面を有している底部と、前記第1主面と共に前記収容空間を形成している側部と、を有する有底筒状のマッチング部を有し、
    前記圧電素子は、前記底部の前記第1主面に配置されており、
    前記圧電素子と前記底部の前記第1主面とは、接合部材によって接合されており、
    前記圧電素子の音響インピーダンスをZ1、前記接合部材の音響インピーダンスをZ2、前記マッチング部の音響インピーダンスをZ3とした場合、
    Z3<Z2<Z1
    の関係を満たし、
    前記圧電素子は、
    互いに対向している一対の主面と、一対の前記主面を連結している側面と、を有している素体と、
    前記底部の前記第1主面と対向して配置されている第1電極及び当該第1電極と対向して配置されている第2電極と、を有し、
    前記第1電極の表面には凹凸が形成されており、
    前記接合部材は、前記第1電極の前記凹凸に沿って形成されており、
    第1主面の表面粗さRa1は、前記圧電素子の前記第1電極の表面粗さRa2よりも大きい、超音波デバイス。
  2. 圧電素子と、
    前記圧電素子が収容されている収容空間を形成しているケースと、
    前記ケースの前記収容空間に充填されている充填部材と、
    前記圧電素子に接続されている配線部材と、を備え、
    前記ケースは、互いに対向している第1主面及び第2主面を有している底部と、前記第1主面と共に前記収容空間を形成している側部と、を有する有底筒状のマッチング部を有し、
    前記圧電素子は、前記底部の前記第1主面に配置されており、
    前記圧電素子と前記底部の前記第1主面とは、接合部材によって接合されており、
    前記圧電素子の音響インピーダンスをZ1、前記接合部材の音響インピーダンスをZ2、前記マッチング部の音響インピーダンスをZ3とした場合、
    Z3<Z2<Z1
    の関係を満たし、
    前記圧電素子は、
    互いに対向している一対の主面と、一対の前記主面を連結している側面と、を有している素体と、
    前記底部の前記第1主面と対向して配置されている第1電極及び当該第1電極と対向して配置されている第2電極と、を有し、
    前記第1電極の表面には凹凸が形成されており、
    前記接合部材は、前記第1電極の前記凹凸に沿って形成されており、
    前記接合部材は、前記圧電素子の前記第1電極が配置されている前記主面及び前記側面にわたって配置されている、超音波デバイス。
  3. 圧電素子と、
    前記圧電素子が収容されている収容空間を形成しているケースと、
    前記ケースの前記収容空間に充填されている充填部材と、
    前記圧電素子に接続されている配線部材と、を備え、
    前記ケースは、互いに対向している第1主面及び第2主面を有している底部と、前記第1主面と共に前記収容空間を形成している側部と、を有する有底筒状のマッチング部を有し、
    前記圧電素子は、前記底部の前記第1主面に配置されており、
    前記圧電素子と前記底部の前記第1主面とは、接合部材によって接合されており、
    前記圧電素子の音響インピーダンスをZ1、前記接合部材の音響インピーダンスをZ2、前記マッチング部の音響インピーダンスをZ3とした場合、
    Z3<Z2<Z1
    の関係を満たし、
    前記充填部材は、前記圧電素子を覆うように配置されている第1充填部を有し、
    前記第1充填部と前記接合部材とは、同じ材料で形成されている、超音波デバイス。
  4. 前記底部は、前記第1主面側よりも前記第2主面側の密度が低い、請求項1~3のいずれか一項に記載の超音波デバイス。
  5. 前記底部は、
    前記第1主面を構成している第1層と、
    前記第2主面を構成している第2層と、
    前記第1層と前記第2層との間に配置されており、複数の空孔を含んでいる第3層と、を含んで構成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波デバイス。
  6. 前記接合部材は、
    前記第1主面と前記圧電素子とを接合している接合部分と、
    前記第1主面と前記圧電素子とを接合していない非接合部分と、を含む、請求項1~のいずれか一項に記載の超音波デバイス。
  7. 前記第1主面には凹凸が形成されており、
    前記接合部材は、前記第1主面の前記凹凸に沿って形成されている、請求項1~のいずれか一項に記載の超音波デバイス。
  8. 請求項1~のいずれか一項に記載の超音波デバイスと、
    前記超音波デバイスを制御する制御装置と、を備え、
    前記超音波デバイスは、被検出流体の流れ方向において、上流側に配置されている第1の超音波デバイスと、前記第1の超音波デバイスよりも下流側で且つ前記第1の超音波デバイスと対向する位置に配置されている第2の超音波デバイスと、を含み、
    前記制御装置は、前記第1の超音波デバイスと前記第2の超音波デバイスとの間の超音波の伝搬時間に基づいて、前記被検出流体を検出する、流体検出装置。
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