JP7329945B2 - 貯蔵装置の改造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵装置の改造方法および貯蔵装置に関する。
従来、例えば、特許文献1では、貯蔵装置としてのガスホルダの修繕方法が開示されている。
特許第5596834号公報
可変容量の貯蔵装置は、基礎と、基礎上に設けられる底板や、基柱や、側板や、屋根などからなる貯蔵部本体と、貯蔵部本体の内部で昇降可能に設けられたピストンと、を主に有している。このようなガスホルダは、ピストンのシール構造が異なるものがあり、大分すると、2種類ある。具体的に、ガスホルダは、側板の内面との間の気密性を確保するシール装置がピストン部に設けられて、ピストン部と共に昇降移動するものと、側板に一端が取り付けられてピストン部に他端が取り付けられたゴム膜を有し、ゴム膜により底板とピストン部との間の気密性を確保するものと、がある。
上述した2種類のガスホルダは、貯蔵する気体の性状に応じて適用することができる。例えば、ダストを多く含むガスでは、シール装置において側板の内面との間にダストが侵入してシール寿命が低下するおそれがあることから、ゴム膜のシール構造が適している。一方、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどを含むガスはゴム膜を劣化させるため、シール装置のシール構造が適している。
ここで、貯蔵装置を有する設備において、貯蔵装置に貯蔵する気体が変更される場合、上記の如く適不適のため、既存の貯蔵装置を撤去し、貯蔵装置を新設することとなる。このような貯蔵装置の撤去および新設は、基礎工事費、材料費、制作費などの建設費が嵩み、工期もかかる問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、全てを新設することと比較して建設費および工期を削減することのできる貯蔵装置の改造方法および貯蔵装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係る貯蔵装置は、筒状の貯蔵部本体と、前記貯蔵部本体の内部を昇降可能に配置されたピストンと、前記ピストンと前記貯蔵部本体の側板との間の気密性を確保するゴム膜と、最下降位置の前記ピストンを支持するピストンサポートと、前記ピストンサポートを貫通して前記貯蔵部本体の内部に延びた延出部が前記ピストンの甲板の下側に位置する気体出入口管と、を備える。
本発明の一態様に係る貯蔵装置では、前記貯蔵部本体の内面に突出し上下方向に連続して設けられた突起部を有することが好ましい。
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法は、筒状の貯蔵部本体と、前記貯蔵部本体の内部を昇降可能に配置されたピストンと、前記ピストンと共に昇降可能に前記ピストンの周りに取り付けられて前記貯蔵部本体と前記ピストンとの間の気密性を確保するシール装置と、を備える貯蔵装置の改造方法であって、前記シール装置を前記貯蔵部本体の外部に撤去する工程と、前記ピストンと前記貯蔵部本体の側板との間にゴム膜を設置する工程と、を含む。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記ピストンにおいてバランスコンクリートが充填されたフートリングおよびドーム状の甲板を残し、かつ最降下位置の前記ピストンの前記フートリングを支持するピストンサポートを残すことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記ピストンは、前記貯蔵部本体の内面に接触するガイドローラを有した支持フレームを有しており、前記支持フレームを前記貯蔵部本体の外部に撤去する工程と、前記貯蔵部本体の内面に沿って前記ピストンの上方に延び、かつ円周方向に沿って円環状に形成されるフェンダを前記ピストンに設置する工程と、を含むことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記ゴム膜を設置する工程は、前記貯蔵部本体の前記側板に前記ゴム膜を取り付ける本体側固定具を設置する工程と、前記ピストンに前記ゴム膜を取り付けるピストン側固定具を設置する工程と、前記本体側固定具と前記ピストン側固定具に前記ゴム膜を取り付ける工程と、を含むことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記貯蔵部本体に、前記ピストンの昇降を補助するレベルウエイト装置を設置する工程と、前記レベルウエイト装置のワイヤと前記ピストンとを接続する工程と、を含むことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記ワイヤの長さおよび前記ピストンの傾きを調整する工程と、前記調整する工程の後、前記ピストンの昇降の試運転を実施する工程と、を含むことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記貯蔵部本体に、前記貯蔵部本体の内部から外部に排気が可能に設けられた既設非常用排気装置が設置されており、前記既設非常用排気装置を残置、または撤去する工程と、新設非常用排気装置を設置する工程と、を含むことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記ピストンは、バランスコンクリートが充填されたフートリングを有しており、前記フートリングの前記バランスコンクリートを一部除去または増設して前記ピストンの重量調整を行う工程を含むことが好ましい。
本発明の一態様に係る貯蔵装置の改造方法では、前記ピストンの回転を防止する回転防止装置と、前記貯蔵部本体の内面に突出し上下方向に連続して設けられて前記回転防止装置が係合する突起部と、が設置されており、前記回転防止装置を撤去し、前記突起部を残す工程を含むことが好ましい。
本発明は、最下降位置のピストンを支持するピストンサポートと、ピストンサポートを貫通して貯蔵部本体の内部に延びた延出部がピストンの甲板の下側に位置する気体出入口管と、は、シール装置を使用する貯蔵装置の構成であり、この構成を、ゴム膜を使用する貯蔵装置への改造に際して利用している。従って、本実施形態の改造後の貯蔵装置によれば、全てを新設することと比較して基礎工事費、材料費、制作費などの建設費および工期を削減できる。
図1は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置の側面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置を垂直方向と直交する方向で切った断面模式図である。 図3は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置の貯蔵装置本体の中心で切った縦断面の模式図である。 図4は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示す側面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示す貯蔵装置本体の中心で切った縦断面の模式図である。 図7は、本発明の実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示す貯蔵装置本体の中心で切った縦断面の模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施形態では、既設の貯蔵装置を異なる形式の貯蔵装置に改造する改造方法、および異なる形式に改造された貯蔵装置について説明する。
まず、既設の貯蔵装置について説明する。図1は、本実施形態に係る貯蔵装置の側面図である。図2は、本実施形態に係る貯蔵装置を垂直方向と直交する方向で切った断面模式図である。図3は、本実施形態に係る貯蔵装置の貯蔵装置本体の中心で切った縦断面の模式図である。
貯蔵装置は、気体を貯蔵するものである。図1~図3に示すように、既設の貯蔵装置は、外形が円筒状の貯蔵部本体1を有する。貯蔵部本体1は、基礎4(図3参照)上に円筒状に立設された側板2と、側板2の頂部に設けられた屋根3とを有している。また、図には明示しないが、貯蔵部本体1は、基礎4上に配置された円板状に形成され側板2により囲まれる底板を有している。側板2は、回廊5と基柱6とにより補強されている。
回廊5は、図1および図3に示すように、側板2の外壁面に取り付けられている。回廊5は、側板2の円筒状の周方向に沿って円環状に設けられ、かつ側板2の上下方向に複数設けられている。
基柱6は、図2に示すように、側板2に沿って円周方向に複数配列されている。基柱6は、側板2の内側に突出する基柱6Aと、側板2の外側に接する基柱6Bとを有している。基柱6Aは、貯蔵部本体1の中央と点対称の位置にある。
貯蔵装置は、貯蔵部本体1の下部に気体出入口管7を有する。この気体出入口管7を介して貯蔵部本体1に気体(例えば、ガス)Gを供給または排出する。気体出入口管7は、図3に示すように、一部が後述するピストンサポート11を貫通して貯蔵部本体1の内部に延びた延出部7aを有している。延出部7aは、ピストン8に設けられた後述する甲板8eの下側に位置する。
貯蔵装置は、貯蔵部本体1の内部にピストン8を有する。ピストン8は、貯蔵部本体1の内部を上下に区画するもので、気体出入口管7からの気体Gの流出入に応じて側板2の内面に沿って上下に円滑に昇降移動し、気体Gを貯蔵または排出する。この構造により、貯蔵装置は、ピストン8で区画された下部空間を可変可能な可変容量のタンクとすることができる。
ピストン8は、その外周部の上面に、支持フレーム8aが固定されている。支持フレーム8aは、図2に示す基柱6Bの位置の側板2、または基柱6Aに当接する上部ガイドローラ8bおよび下部ガイドローラ8cを有している。ピストン8は、上部ガイドローラ8bおよび下部ガイドローラ8cによって傾斜が抑制されている。
ピストン8は、図3に示すように、円周方向に設けられたフートリング8dを有する。このフートリング8dに支持フレーム8aが固定されている。フートリング8dは、ピストン8の重量を調整するため、その内部にバランスコンクリートが充填されている。ピストン8は、バランスコンクリートで重量を調整されつつ自重で降下し(図3に二点鎖線で示す)、ピストン8の下部に貯留される気体Gの圧力で上昇する(図3に実線で示す)。貯蔵装置は、ピストン8が重量をバランスコンクリートなどで調整されることにより、気体Gの圧力を所定の圧力に調整することができる。ピストン8は、図3に示すように、上側に凸となるドーム型に形成され、円周方向と半径方向の梁で組み合わされた骨組み上に甲板(デッキ)8eが張られている。
貯蔵装置は、図2に示すように、回転防止装置9を有する。回転防止装置9は、ピストン8が円周方向に回転することを防止する。回転防止装置9は、フートリング8dに設けられ、側板2の内側に突出する基柱6Aである突起部に係合することでピストン8の回転を防止する。
貯蔵装置は、図3に示すように、側板2とピストン8との間に、シール装置10を有する。シール装置10は、内部に貯留している気体Gの漏洩を防止する。シール装置10は、ピストン8のフートリング8dに設けられて円周方向に連続して配置され、例えば、油の静圧力によりシール材を側板2に押し付ける。シール材は、ゴムや鉄板が用いられる。また、シール装置10は、油の静圧力以外に弾性力などでシール材を側板2に押し付けるものもある。
貯蔵装置は、図3に示すように、ピストンサポート11を有する。ピストンサポート11は、貯蔵部本体1の内部を下降したピストン8におけるフートリング8dが載置され、最下降位置でピストン8を支持する。
貯蔵装置は、図3に示すように、油回収装置12を有する。油回収装置12は、シール装置10の油の一部が側板2の内面に沿って流下した場合、この油を回収する。油回収装置12は、底部油溝12aと、油循環装置12bと、油上昇管12cと、予備油タンク12dと、を有する。底部油溝12aは、貯蔵部本体1の内部の下側に設けられて、側板2の内面に沿って流下した油を溜める。油循環装置12b、油上昇管12c、および予備油タンク12dは、貯蔵部本体1の外部に設けられており、底部油溝12aに溜まった油に混入している水を油循環装置12bで分離し、分離後の油を循環ポンプにより油上昇管12cを介して上方の予備油タンク12dに押し上げる。そして、予備油タンク12dから図示しないスリットを経て側板2の内面へ油が流下され、シール装置10に戻される。
貯蔵装置は、図1および図3に示すように、非常用排気装置(既設非常用排気装置)13を有する。非常用排気装置13は、例えば、貯蔵部本体1の内部の気体Gが許容する貯蔵量を超えるような非常時に、貯蔵部本体1の内部から外部に排気を行う。
なお、本実施形態において、上述した、ピストン8、回転防止装置9、シール装置10、ピストンサポート11、および油回収装置12を、ピストン8に関わる構成としてピストン部と言う。
次に、上述した既存の貯蔵装置を改造する改造方法および改造した貯蔵装置について説明する。図4は、本実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示すフローチャートである。図5は、本実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示す側面図である。図6は、本実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示す貯蔵装置本体の中心で切った縦断面の模式図である。図7は、本実施形態に係る貯蔵装置の改造方法を示す貯蔵装置本体の中心で切った縦断面の模式図である。
始めに、図4および図5に示すように、側板2に開口部20を設ける(ステップS1)。開口部20は、貯蔵部本体1の外部に撤去すべき部材を搬出したり、貯蔵部本体1の内部に設置すべき部材を搬入したりするものである。また、開口部20は、必要に応じて貯蔵部本体1の内部に重機を搬入したり、貯蔵部本体1の外部に重機を搬出したりすることもできる。
続いて、図4および図6に示すように、支持フレーム8a、回転防止装置9、シール装置10および油回収装置12を撤去する(ステップS2)。即ち、ピストン部において、支持フレーム8a、回転防止装置9、シール装置10および油回収装置12を解体・撤去し、貯蔵部本体1の内部の構成を開口部20から貯蔵部本体1の外部に搬出する。従って、ステップS2は、ピストン部において、ピストン8を構成するフートリング8dおよび甲板8eと、ピストンサポート11とを残す。また、非常用排気装置(既設非常用排気装置)13を解体・撤去する(ステップS3)。なお、ステップS2において、回転防止装置9が係合する基柱(突起部)6Aは残す。
続いて、図4に示すように、フートリング8dに充填されているバランスコンクリートの重量調整を行う(ステップS4)。即ち、バランスコンクリートを一部除去または増設することでバランスコンクリートの重量を調整し、これによりピストン8の重量を調整する。
続いて、図4および図7に示すように、ピストン8にフェンダ21を設置する(ステップS5)。フェンダ21は、貯蔵部本体1の内面に沿って上方に延び、かつ円周方向に沿って円環状に形成される。フェンダ21は、ピストン8の昇降時に、後述するゴム膜24の膨らんだ形態を支持してゴム膜24に掛かる内圧を受ける。
続いて、図4および図7に示すように、レベルウエイト装置22を設置する(ステップS6)。レベルウエイト装置22は、ウエイト22aと、ワイヤ22bと、を有する。ワイヤ22bは、一端がウエイト22aに接続され、他端がピストン8に接続される。ワイヤ22bは、途中がプーリ22cで支持されて張力が付与された状態で一端と他端が上下に移動可能に設けられている。そして、レベルウエイト装置22は、ピストン8の昇降に伴ってワイヤ22bを介して貯蔵部本体1の外部に配置されたウエイト22aが昇降することでピストン8の昇降を補助する。本実施形態のステップS6において、レベルウエイト装置22は、ワイヤ22b、プーリ22c、およびワイヤ22bに接続されたウエイト22aが設置される。
続いて、図4および図7に示すように、新設非常用排気装置23を設置する(ステップS7)。新設非常用排気装置23は、その機能は、非常用排気装置(既設非常用排気装置)13と同様であり、貯蔵部本体1の内部の気体Gが許容する貯蔵量を超えるような非常時に、貯蔵部本体1の内部から外部に排気を行う。
続いて、図4および図7に示すように、貯蔵部本体1にゴム膜24を取り付ける本体側固定具25aを設置する(ステップS8)。ゴム膜24は、円環状に形成されたゴム性のシートであり、貯蔵部本体1の内面とピストン8の外周との間であって円周方向に連続して設置されることで、ピストン8と共に貯蔵部本体1の内部を上下に区画する。本体側固定具25aは、ゴム膜24を貯蔵部本体1の内面に取り付けるためのもので、円周方向に沿って配置され、貯蔵部本体1の内面に対して気密性を確保する。
続いて、図4および図7に示すように、ピストン8にゴム膜24を取り付けるピストン側固定具25bを設置する(ステップS9)。ピストン側固定具25bは、ゴム膜24をピストン8の外周に取り付けるためのもので、円周方向に沿って配置され、ピストン8の外周に対して気密性を確保する。
続いて、図4および図7に示すように、ゴム膜24を設置する(ステップS10)。
続いて、図4および図5に示すように、ステップS1にて開放した開口部20を閉塞する(ステップS11)。開口部20を閉塞する場合、開口部20の蓋となる閉塞部20aを、側板2に溶接にて接合し、開口部20を密閉する。
続いて、図4および図7に示すように、レベルウエイト装置22をピストン8に接続する(ステップS12)。即ち、ワイヤ22bの他端をピストン8に接続する。
続いて、図4に示すように、レベルウエイト装置22のワイヤ22bの長さ、およびピストン8の傾斜を調整し試運転を行う(ステップS13)。例えば、ピストン8に接続する他端の長さ位置を変えることで、ワイヤ22bの長さ、およびピストン8の傾斜を調整できる。試運転は、例えば、ブロワー接続用ノズル等から試験用気体をブロワーで供給することで実施できる。
ところで、本実施形態の貯蔵装置の改造方法は、上述したステップの順でなくてもよい。ただし、支持フレーム8a、回転防止装置9、シール装置10および油回収装置12を撤去する(ステップS2)、ゴム膜24を設置する(ステップS10)は、この順とする。
非常用排気装置(既設非常用排気装置)13を解体・撤去する(ステップS3)は、支持フレーム8a、回転防止装置9、シール装置10および油回収装置12を撤去する(ステップS2)と同時期であってもよい。バランスコンクリートの重量調整を行う(ステップS4)は、ゴム膜24を設置する(ステップS10)前であれば限定はない。フェンダ21を設置する(ステップS5)は、ゴム膜24を設置する(ステップS10)前であれば限定はない。レベルウエイト装置22を設置する(ステップS6)は、レベルウエイト装置22をピストン8に接続する(ステップS12)前であれば限定はない。新設非常用排気装置23を設置する(ステップS7)は、試運転を行う(ステップS13)前であれば限定はない。貯蔵部本体1にゴム膜24の本体側固定具25aを設置する(ステップS8)は、ゴム膜24を設置する(ステップS10)の前であれば限定はない。ピストン8にゴム膜24のピストン側固定具25bを設置する(ステップS9)は、ゴム膜24を設置する(ステップS10)前であれば限定はない。レベルウエイト装置22をピストン8に接続する(ステップS12)は、レベルウエイト装置22のワイヤ22bの長さ、およびピストン8の傾斜を調整し試運転を行う(ステップS13)前であれば限定はない。なお、開口部20が不要な場合は、ステップS1およびステップS11は行わない。なお、非常用排気装置(既設非常用排気装置)13を解体・撤去する(ステップS3)を行わず、残置し、新設非常用排気装置23を設置(ステップS7)してもよい。
以上、説明したように、本実施形態の貯蔵装置の改造方法は、筒状の貯蔵部本体1と、貯蔵部本体1の内部を昇降可能に配置されたピストン8と、ピストン8と共に昇降可能にピストン8の周りに取り付けられて貯蔵部本体1とピストン8との間の気密性を確保するシール装置10と、を備える貯蔵装置の改造方法であって、シール装置10を貯蔵部本体1の外部に撤去する工程と、ピストン8と貯蔵部本体1の側板2との間にゴム膜24を設置する工程と、を含む。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法は、貯蔵部本体1を利用しつつ、シール装置10を使用する貯蔵装置を、ゴム膜24を使用する貯蔵装置に改造できる。この結果、本実施形態の貯蔵装置の改造方法によれば、全てを新設することと比較して基礎工事費、材料費、制作費などの建設費および工期を削減できる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、ピストン8においてバランスコンクリートが充填されたフートリング8dおよびドーム状の甲板8eを残し、かつ最降下位置のピストン8のフートリング8dを支持するピストンサポート11を残す。
従って、フートリング8dおよび甲板8eと、ピストンサポート11とを利用できる。この結果、本実施形態の貯蔵装置の改造方法によれば、全てを新設することと比較して基礎工事費、材料費、制作費などの建設費および工期を削減できる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、ピストン8は、貯蔵部本体1の内面に接触するガイドローラ8b,8cを有した支持フレーム8aを有しており、支持フレーム8aを貯蔵部本体1の外部に撤去する工程と、貯蔵部本体1の内面に沿ってピストン8の上方に延び、かつ円周方向に沿って円環状に形成されるフェンダ21をピストン8に設置する工程と、を含む。
従って、シール装置10を使用する貯蔵装置を、ゴム膜24を使用する貯蔵装置に改造できる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、ゴム膜24を設置する工程は、貯蔵部本体1の側板2にゴム膜24を取り付ける本体側固定具25aを設置する工程と、ピストン8にゴム膜24を取り付けるピストン側固定具25bを設置する工程と、本体側固定具25aとピストン側固定具25bを介してゴム膜24を取り付ける工程と、を含む。
従って、これらの工程により、ゴム膜24を設置することができる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、貯蔵部本体1に、ピストン8の昇降を補助するレベルウエイト装置22を設置する工程と、レベルウエイト装置22のワイヤ22bとピストン8とを接続する工程と、を含む。
従って、レベルウエイト装置22を設置することで、ゴム膜24を使用する貯蔵装置に改造できる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、ワイヤ22bの長さおよびピストン8の傾きを調整する工程と、調整する工程の後、ピストン8の昇降の試運転を実施する工程と、を含む。
従って、レベルウエイト装置22のワイヤ22bを調整しつつ、ピストン8の昇降の試運転を実施できる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、貯蔵部本体1に、貯蔵部本体1の内部から外部に排気が可能に設けられた既設非常用排気装置13が設置されており、既設非常用排気装置13を残置、または撤去する工程と、新設非常用排気装置23を設置する工程と、を含む。
従って、ゴム膜24を使用する貯蔵装置に適用する新設非常用排気装置23を設けることができる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、ピストン8は、バランスコンクリートが充填されたフートリング8dを有しており、フートリング8dのバランスコンクリートを一部除去または増設してピストン8の重量調整を行う工程を含む。
従って、フートリング8dのバランスコンクリートを利用してピストン8の重量調整ができる。
本実施形態の貯蔵装置の改造方法では、ピストン8の回転を防止する回転防止装置9と、貯蔵部本体1の内面に突出し上下方向に連続して設けられて回転防止装置9が係合する基柱(突起部)6Aと、が設置されており、回転防止装置9を撤去し、基柱6Aを残す工程を含む。
従って、不要な回転防止装置9を撤去するが、基柱6Aを残すことで、貯蔵部本体1の構成を利用できる。
また、本実施形態の改造後の貯蔵装置は、筒状の貯蔵部本体1と、貯蔵部本体1の内部を昇降可能に配置されたピストン8と、ピストン8と貯蔵部本体1の側板2との間の気密性を確保するゴム膜24と、最下降位置のピストン8を支持するピストンサポート11と、ピストンサポート11を貫通して貯蔵部本体1の内部に延びた延出部7aがピストン8の甲板8eの下側に位置する気体出入口管7と、を備える。
本実施形態の改造後の貯蔵装置は、最下降位置のピストン8を支持するピストンサポート11と、ピストンサポート11を貫通して貯蔵部本体1の内部に延びた延出部7aがピストン8の甲板8eの下側に位置する気体出入口管7と、は、シール装置10を使用する貯蔵装置の構成であり、この構成を、ゴム膜24を使用する貯蔵装置への改造に際して利用している。従って、本実施形態の改造後の貯蔵装置によれば、全てを新設することと比較して基礎工事費、材料費、制作費などの建設費および工期を削減できる。なお、シール装置10を使用する貯蔵装置のピストンサポート11は、一般にゴム膜24を使用する貯蔵装置の同機能のものと比較して高さが高く、最下降位置のピストン8を高い位置で支持するため、ゴム膜24を使用する貯蔵装置としてピストン8のメンテナンス性を向上できる。
本実施形態の貯蔵装置では、貯蔵部本体1の内面に突出し上下方向に連続して設けられた基柱(突起部)6Aを有する。
従って、基柱6Aを残すことで、貯蔵部本体1の構成を利用できる。
1 貯蔵部本体
2 側板
3 屋根
4 基礎
5 回廊
6(6A,6B) 基柱
7 気体出入口管
7a 延出部
8 ピストン
8a 支持フレーム
8b 上部ガイドローラ
8c 下部ガイドローラ
8d フートリング
8e 甲板
9 回転防止装置
10 シール装置
11 ピストンサポート
12 油回収装置
12a 底部油溝
12b 油循環装置
12c 油上昇管
12d 予備油タンク
13 非常用排気装置(既設非常用排気装置)
20 開口部
20a 閉塞部
21 フェンダ
22 レベルウエイト装置
22a ウエイト
22b ワイヤ
22c プーリ
23 新設非常用排気装置
24 ゴム膜
25a 本体側固定具
25b ピストン側固定具
G 気体

Claims (9)

  1. 筒状の貯蔵部本体と、前記貯蔵部本体の内部を昇降可能に配置されたピストンと、前記ピストンと共に昇降可能に前記ピストンの周りに取り付けられて前記貯蔵部本体と前記ピストンとの間の気密性を確保するシール装置と、を備える貯蔵装置の改造方法であって、
    前記シール装置を前記貯蔵部本体の外部に撤去する工程と、
    前記ピストンと前記貯蔵部本体の側板との間にゴム膜を設置する工程と、
    を含む、貯蔵装置の改造方法。
  2. 前記ピストンにおいてバランスコンクリートが充填されたフートリングおよびドーム状の甲板を残し、かつ最降下位置の前記ピストンの前記フートリングを支持するピストンサポートを残す、請求項に記載の貯蔵装置の改造方法。
  3. 前記ピストンは、前記貯蔵部本体の内面に接触するガイドローラを有した支持フレームを有しており、
    前記支持フレームを前記貯蔵部本体の外部に撤去する工程と、
    前記貯蔵部本体の内面に沿って前記ピストンの上方に延び、かつ円周方向に沿って円環状に形成されるフェンダを前記ピストンに設置する工程と、
    を含む、請求項またはに記載の貯蔵装置の改造方法。
  4. 前記ゴム膜を設置する工程は、
    前記貯蔵部本体の前記側板に前記ゴム膜を取り付ける本体側固定具を設置する工程と、
    前記ピストンに前記ゴム膜を取り付けるピストン側固定具を設置する工程と、
    前記本体側固定具と前記ピストン側固定具に前記ゴム膜を取り付ける工程と、
    を含む、請求項のいずれか1つに記載の貯蔵装置の改造方法。
  5. 前記貯蔵部本体に、前記ピストンの昇降を補助するレベルウエイト装置を設置する工程と、
    前記レベルウエイト装置のワイヤと前記ピストンとを接続する工程と、
    を含む、請求項のいずれか1つに記載の貯蔵装置の改造方法。
  6. 前記ワイヤの長さおよび前記ピストンの傾きを調整する工程と、
    前記調整する工程の後、前記ピストンの昇降の試運転を実施する工程と、
    を含む、請求項に記載の貯蔵装置の改造方法。
  7. 前記貯蔵部本体に、前記貯蔵部本体の内部から外部に排気が可能に設けられた既設非常用排気装置が設置されており、
    前記既設非常用排気装置を残置、または撤去する工程と、
    新設非常用排気装置を設置する工程と、
    を含む、請求項のいずれか1つに記載の貯蔵装置の改造方法。
  8. 前記ピストンは、バランスコンクリートが充填されたフートリングを有しており、
    前記フートリングの前記バランスコンクリートを一部除去または増設して前記ピストンの重量調整を行う工程を含む、請求項のいずれか1つに記載の貯蔵装置の改造方法。
  9. 前記ピストンの回転を防止する回転防止装置と、
    前記貯蔵部本体の内面に突出し上下方向に連続して設けられて前記回転防止装置が係合する突起部と、
    が設置されており、
    前記回転防止装置を撤去し、前記突起部を残す工程を含む、請求項のいずれか1つに記載の貯蔵装置の改造方法。
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