JP3852079B2 - 乾式ガスホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピストンフェンダーとシール材等を設けたピストンデッキが外殻本体内を昇降する可変容量の乾式ガスホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乾式ガスホルダーの従来例を図3に示す。図は1段式の可変容量の乾式ガスホルダーの事例である。図中120は乾式ガスホルダーの外殻本体であり、底板101と、側板102と、屋根103とからなる直立円筒体状に形成されている。
この外殻本体120の内部に、円形浮体状の可動式ピストンデッキ104を備えている。
【0003】
このピストンデッキ104の上面外周部にリング状にピストンフェンダー105を立設し、このピストンフェンダー105の下端外周部から側板102のほぼ3分の1高さ位置に筒体状にかけ渡して、合成ゴム製等の可撓性シート状のシール材106が取付けられている。このシール材106とピストンデッキ104とによって、ピストンデッキ104下部はガスを貯留する密封構造に形成されている。またピストンフェンダー105は、ガス圧を受けた筒体可撓性シート状のシール材106の膨らみを支えるコルゲートプレート108、つまりシール材106の長さ相当高さの波板等よりなる堰状のコルゲートプレート108と、このコルゲートプレート108を内側から支持する支柱109及び斜材110等からなる支持部材118で形成されている。
【0004】
図3の2点鎖線は、乾式ガスホルダー内にガスが入っていない空の状態で、ピストンデッキ104が最低位置の底板101上に着座している状態を示す。また図3の実線は、乾式ガスホルダー内にガスが送られて満量となった状態で、ガス入口107から送られたガスの圧力によってピストンデッキ104が最高位置までリフトされている状態を示す。
【0005】
図3の2点鎖線に示すピストンデッキ104が着座した状態で、ピストンデッキ104の下部にガス入口107からガスが供給されると、ピストンデッキ104は導入されたガスの圧力によって浮上を開始する。ガスの導入に従ってシール材106は、ピストンフェンダー105外面のコルゲートプレート108の外周面に押し付けられた状態で上方に摺動し、ピストンデッキ104は、ワイヤ111や滑車112等からなる平衡装置113によって水平が保持され、かつ所定のガス圧を保持しながら外殻本体120内を上昇し、図3の実線に示す最大上昇した最高位置で満量状態となる。またピストンデッキ104は、図示省略したガス排出口からのガスの排出により下降する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示すように従来の乾式ガスホルダーは、ガス満量時のピストンデッキ104が最大上昇した最高位置で、ピストンデッキ104の上面外周にリング状に立設したピストンフェンダー105の上端部が、屋根103に当たらないようになっている。この際に、従来例のピストンフェンダー105の高さはシール材106の長さに相当して高いため、この高さ相当分の範囲にわたってピストンデッキ104の上部にガスが収容されない大きい容積のデッドスペースyが生じた。
このデッドスペースyは、ガス収容空間xの約半分に相当する量、つまり外殻本体120全体容積のうち約3分の1の量を占めており、この大きな空間にガスが貯蔵できずに無駄になるという問題があった。また、ピストンフェンダー105の高さが高いために、外殻本体120の高さもその分だけ高くなり構築が大変で設備も大きくなるという問題も生じた。
【0007】
また、ピストンデッキ上部のデッドスペースを少なくした乾式ガスホルダーの発明が、本出願人に係る特開平5−18494号公報に開示されている。この従来の発明はTフェンダーを有する多段乾式ガスホルダーに関するもので、シール材の取付構造及びピストンフェンダーとTフェンダーの係合構造を配慮してピストンデッキ上部のデッドスペースを少なくしたものであるが、この従来の発明のピストンフェンダーも上方に高く突出しているため、この高さ相当分については依然としてピスンデッキ上部にデッドスペースが残存していた。
【0008】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、ガスが収容されないピストンデッキ上部のデッドスペースを少なくしてガス収容空間の有効容積比率を高くし、かつ外殻本体の高さを低くして経済性の高い乾式ガスホルダーを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る乾式ガスホルダーは、ピストンデッキの上面外周部にコルゲートプレートとそのプレートを支持する支持部材よりなるピストンフェンダーをリング状に立設し、ピストンデッキとその外側に隔接した側板との間を密封シールする筒体状の可撓性シール材を円形のピストンデッキの周縁部に設け、該ピストンデッキがガスの供給と排出により外殻本体内を昇降する乾式ガスホルダーにおいて、上記ピストンフェンダーを同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成したものである。
【0010】
上記同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造の各段のピストンフェンダーは、複数のコルゲートプレートをやや隙間をもたせて重ね合わせて摺動させ、かつ、このコルゲートプレートを支える支持部材は、複数の筒体部材又はコ状部材を遊嵌させて伸縮摺動させるようにし、各段一体の同心円筒体状に組み立てて複数段入れ子状の摺動構造に形成する。
【0011】
また、請求項2の発明に係る乾式ガスホルダーは、ピストンデッキの上面外周部にコルゲートプレートとそのプレートを支持する支持部材よりなるピストンフェンダーをリング状に立設し、ピストンデッキとその外側に隔接した側板との間を密封シールする筒体状の可撓性シール材を円形のピストンデッキの周縁部に設け、該ピストンデッキがガスの供給と排出により外殻本体内を昇降する乾式ガスホルダーにおいて、上記ピストンフェンダーを同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成し、かつ該多段のピストンフェダーを展開させる吊上げ装置及び折畳む収縮装置を設けたものである。
【0012】
上記吊上げ装置は、ピストンフェンダー上端部に設けた滑車と、外殻本体外部の屋根上等に設けた滑車と、一方端を屋根に固定してこれらの滑車間に張設したワイヤと、ワイヤの他方端に取付けたカウンターウエイトとから形成し、このカウンターウエイトの荷重で、上記多段のピストンフェンダーを吊り引き上げて展開させるようにする。
【0013】
また上記収縮装置は、ピストンフェンダー上端部に設けた係合片と、この係合片と対応する位置の外殻本体内上端部に設けたストッパーとから形成し、上記係合片をストッパーに当接させて、ガス圧によるピストンデッキの浮上力で上記多段のピスンフェンダーを押し下げ収縮させて折畳むようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明に係る乾式ガスホルダーの実施形態例について、図面を参照して説明する。図1は、1段式の可変容量乾式ガスホルダーの場合の全体側断面説明図で、図2は、図1のピストンフェンダー部分の詳細を一部欠除して示した斜視説明図である。この図1及び図2は、ピストンフェンダー5を2段の展開折畳み自在な構造に形成した場合を示す。
【0015】
乾式ガスホルダーの外殻本体20は、円板状の底板1と筒体状の側板2とそれを覆うドーム状の屋根3とからなり、この乾式ガスホルダーの下部にガス入口7及び図示省略したガス出口を備える。また、乾式ガスホルダー外殻本体20内部に、垂直方向に水平を維持しながら昇降自在なピストンデッキ4を設け、そのピストンデッキ4の上面外周にリング状にピストンフェンダー5を立設する。このピストンフェンダー5の外周下端に一方端を固定し他方端を側板2の内側中間部付近に固定した、合成ゴムなどの熱可塑性エラストマー等の材料よりなるシート状の可撓性シール材6を設け、ピストンデッキ4とシール材6の下部にガスを貯留する密封構造に形成する。
【0016】
図1の2点鎖線は、ガスが入っていない状態でピストンデッキ4が最低位置の底板1上に着座し、かつピストンフェンダー5は展開している状態を示す。また図1の実線は、ピストンデッキ4の下部にガスが供給され浮上し、満杯になった状態でピストンデッキ4が最高位置まで上昇し、ピストンフェンダー5は折畳まれた状態を示している。
【0017】
図1の実線で示すように、ピストンデッキ4上部のガスが収容されないデッドスペースYは、ピストンフェンダー5が折畳まれて低くなっているため少なくなり、ガス収容空間Xの有効容積比率は高くなる。図示の2段にピストンフェンダー5を折畳むようにした場合、デッドスペースYの容積は約半分に減少し、これは外殻本体20の全体容積のうち約5分の1(従来は約3分の1)に相当する。
また、ピストンフェンダー5の高さが低くなるため、ガス収容量を少なくすることなく、乾式ガスホルダーの外殻本体20の高さをその分だけ低くすることができる。
【0018】
ピストンフェンダー5の展開折畳み自在な構造は、シール材の取付等を一部省略し簡略化して示した図2のように、リング状のピストンフェンダー5を円周方向に沿って上下に2分割し、上段ピストンフェンダー5Aと下段ピストンフェンダー5Bの同心円入れ子式の鉛直方向2段に展開折畳み自在な構造に形成する。
その概略詳細は、外周の波板状のコルゲートプレート8を、上段コルゲートプレート8Aと下段コルゲートプレート8Bで内外にやや隙間をもたせて重ね合わせて摺動自在にし、かつそれぞれを水平のアングル部材17等で補強し、またコルゲートプレート8を支える垂直の支柱9及び斜材10等の支持部材18を、上段支柱9Aと下段支柱9B等の2つに分離させ、上段支柱9Aと下段支柱9Bを筒体部材又はコ状部材等で遊嵌状、かつ伸縮摺動自在に形成して、上下各段のピストンフェンダー5A,5Bをそれぞれ一体の同心円筒体状に組み立てて、入れ子式に展開し、かつ折畳み自在な構造に形成する。なお、ピストンフェンダー5の下端部の取付部材19には、図示省略したが、ボルトナット及び押え部材等の固定具を用いてシート状のシール材6の端部を固定する。
【0019】
上述の展開折畳み自在な構造のピストンフェンダー5を、展開し折畳む装置の概略を図1及び図2に示す。図示例は、上記した展開折畳み自在な構造のピストンフェンダー5を上部から吊り引き上げて展開させる吊上げ装置21と、展開したピストンフェンダー5の上部を押し下げて折畳む収縮装置22を示したものである。
【0020】
吊上げ装置21は、図1及び図2に示すように、上段ピストンフェンダー5Aの上端部に所定間隔をおいて複数個設けた吊り上げ用の滑車12と、外殻本体20の屋根3上に設置した複数の滑車12と、一方端を屋根3に固定してこれらの滑車12間に張設したワイヤ11と、そのワイヤ11の他方端に取付けたカウンターウエイト13とから形成する。このカウンターウエイト13の荷重をワイヤ11とそのワイヤ11を案内する滑車12を介して上段ピストンフェンダー5Aに伝え、上段ピストンフェンダー5Aを上方に引っ張り、吊り上げて滑らかに展開させるようにする。
【0021】
このように形成した吊上げ装置21によって、ピストンフェンダー5は、大きな抵抗がなくカウンターウエイト13の荷重で滑らか、かつ確実に展開されるので、展開した状態で膨らもうとする長いシール材6を支障なく安全に支え、ピストンデッキ4の円滑な昇降が行われる。
【0022】
また収縮装置22は、図1及び図2に示すように、上段ピストンフェンダー5A上端部所定箇所に係合片14を設け、外殻本体20内の側板2から延出し、又は屋根3から下方に延出して、係合片14の上端部位置に対応した位置にストッパー15を設け、係合片14がストッパー15に当接して、ピストンデッキ4が最高位置に至る間に、ガス圧によるピストンデッキ4の浮上する力で、上段ピスンフェンダー5Aを押し下げ収縮させて滑らかに折畳むようにする。また、外殻本体20の外部側板2の所定箇所にウエイト支持架台16を設け、係合片14がストッパー15に当接した時点で、上記吊上げ装置21のカウンターウエイト13をウエイト支持架台16上に載置させ、荷重をウエイト支持架台16で支えてワイヤ11を緩め、上段ピストンフェンダー5Aを引っ張る吊り上げ力を解除し、該上段ピストンフェンダー5Aの自重等によって収縮する力を働かせて、ピストンフェンダー5の折畳みを容易にさせる。
【0023】
このようにウエイト支持架台16を設けた収縮装置22は、ピストンデッキ4が最高位置に至る間に、ピストンデッキ4を押し上げるガス圧の力で上段ピストンフェンダー5Aを押し下げて折畳むとともに、カウンターウエイト13による引き上げ力を解除して、上段ピストンフェンダー5Aの自重による押し下げの収縮力を働かせることができるので、大きな抵抗を生じず、強い力も必要とすることなく滑らかに安全確実に折畳まれ、最高位置付近でのピストンデッキ4は妨げられることなく円滑に上昇し、折畳みのためにガス圧を所定以上に高くする必要もない。
【0024】
なお、上述した展開折畳み自在な構造のピストンフェンダー5を展開し折畳む装置は、簡便で安全確実な構造の吊上げ装置21及び収縮装置22の実施形態例を示しているが、スプリングバネ等を内蔵した装置(図示省略)、電気的や機械的に駆動する装置等の応答性に優れた構造の装置(図示省略)を採用してもよい。
【0025】
また、この発明の乾式ガスホルダーの実施形態例は、展開折畳み自在なピストンフェンダー5を上下2段の構造に形成した場合を示したが、2段以上の同心円入れ子式の複数段に展開し折畳む自在な構造に形成した場合には、さらにピストンフェンダー5の高さを低く折畳むことができるため、デッドスペースYがさらに少なくなり外殻本体20の高さもさらに低くすることができる。
【0026】
また、従来例及びこの発明の実施形態例は1段式の乾式ガスホルダーの事例について説明したが、Tフェンダーを複数段備えた多段式の乾式ガスホルダーにおいても同様に適用することができ、最上段のピストンフェンダー5を同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成すれば、上部のデッドスペースYをさらに少なくしてガス収容空間Xの有効容積比率を高めることができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る乾式ガスホルダーは、ピストンフェンダーを同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成し、該同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造の各段のピストンフェンダーは、複数のコルゲートプレートをやや隙間をもたせて重ね合わせて摺動させ、かつ、このコルゲートプレートを支える支持部材は、複数の筒体部材又はコ状部材を遊嵌させて伸縮摺動させるようにし、各段一体の同心円筒体状に組み立てて複数段入れ子状の摺動構造に形成するので、捩れや揺動がなく垂直方向に効率良く滑らかに伸縮摺動し容積の利用効率が向上し、ピストンデッキの最上昇時にはピストンデッキ上部のデッドスペースを少なくでき、ガスを収容する容量に無駄がなくなり有効容積比率が高くなる。また、デッドスペースを少なくすることによって、ガスを収容する容量を変えずに乾式ガスホルダーの外殻本体の高さをその分だけ低く構築することができる。
【0028】
また、請求項2の発明に係る乾式ガスホルダーは、ピストンフェンダーを同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成し、さらにこのピストンフェンダーを展開させる吊上げ装置及び折畳む収縮装置を設け、上記吊上げ装置は、ピストンフェンダー上端部に設けた滑車と、外殻本体外部の屋根上等に設けた滑車と、一方端を屋根に固定してこれらの滑車間に張設したワイヤと、ワイヤの他方端に取付けたカウンターウエイトとから形成し、このカウンターウエイトの荷重で、上記多段のピストンフェンダーを吊り引き上げて展開させるように形成し、また上記収縮装置は、ピストンフェンダー上端部に設けた係合片と、この係合片と対応する位置の外殻本体内上端部に設けたストッパーとから形成し、上記係合片をストッパーに当接させて、ガス圧によるピストンデッキの浮上力で上記多段のピスンフェンダーを押し下げ収縮させて折畳むように形成したので、ピストンフェンダーを繰り返し滑らかに安全確実に展開しかつ折畳むことができる。また、ピストンフェンダーを展開する力と折畳む力は、外殻本体外部のカウンターウエイトで引き上げるため荷重負担が少なくピストンデッキが昇降する際の大きな抵抗や妨げとなることがないので、所定のガス圧力を保持しながら円滑にピストンデッキを昇降させることができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る乾式ガスホルダーの全体側断面説明図である。
【図2】 図1のピストンフェンダー部分の詳細を一部欠除して示した斜視説明図である。
【図3】 従来例の乾式ガスホルダーの全体側断面説明図である。
【符号の説明】
1 底板
101 底板
2 側板
102 側板
3 屋根
103 屋根
4 ピストンデッキ
104 ピストンデッキ
5 ピストンフェンダー
105 ピストンフェンダー
5A 上段ピストンフェンダー
5B 下段ピストンフェンダー
6 シール材
106 シール材
7 ガス入口
107 ガス入口
8 コルゲートプレート
108 コルゲートプレート
8A 上段コルゲートプレート
8B 下段コルゲートプレート
9 支柱
109 支柱
9A 上段支柱
9B 下段支柱
10 斜材
110 斜材
11 ワイヤ
111 ワイヤ
12 滑車
112 滑車
13 カウンターウエイト
113 平衡装置
14 係合片
X,x ガス収容空間
15 ストッパー
Y,y デッドスペース
16 ウエイト支持架台
17 アングル部材
18 支持部材
118 支持部材
19 取付部材
20 外殻本体
120 外殻本体
21 吊上げ装置
22 収縮装置

Claims (2)

  1. ピストンデッキの上面外周部にコルゲートプレートとそのプレートを支持する支持部材よりなるピストンフェンダーをリング状に立設し、ピストンデッキと側板との間をシールする可撓性シール材をピストンデッキの周縁部に設け、該ピストンデッキがガスの供給と排出により外殻本体内を昇降する乾式ガスホルダーであって、上記ピストンフェンダーを同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成し、該同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造の各段のピストンフェンダーは、複数のコルゲートプレートをやや隙間をもたせて重ね合わせて摺動させ、かつ、このコルゲートプレートを支える支持部材は、複数の筒体部材又はコ状部材を遊嵌させて伸縮摺動させるようにし、各段一体の同心円筒体状に組み立てて複数段入れ子状の摺動構造に形成することを特徴とする乾式ガスホルダー。
  2. ピストンデッキの上面外周部にコルゲートプレートとそのプレートを支持する支持部材よりなるピストンフェンダーをリング状に立設し、ピストンデッキと側板との間をシールする可撓性シール材をピストンデッキの周縁部に設け、該ピストンデッキがガスの供給と排出により外殻本体内を昇降する乾式ガスホルダーであって、上記ピストンフェンダーを同心円入れ子式の多段に展開折畳み自在な構造に形成し、かつ該ピストンフェダーを展開させる吊上げ装置及びピストンフェンダーを折畳む収縮装置を設け、上記吊上げ装置は、ピストンフェンダー上端部に設けた滑車と、外殻本体外部の屋根上等に設けた滑車と、一方端を屋根に固定してこれらの滑車間に張設したワイヤと、ワイヤの他方端に取付けたカウンターウエイトとから形成し、このカウンターウエイトの荷重で、上記多段のピストンフェンダーを吊り引き上げて展開させるように形成し、また上記収縮装置は、ピストンフェンダー上端部に設けた係合片と、この係合片と対応する位置の外殻本体内上端部に設けたストッパーとから形成し、上記係合片をストッパーに当接させて、ガス圧によるピストンデッキの浮上力で上記多段のピスンフェンダーを押し下げ収縮させて折畳むように形成したことを特徴とする乾式ガスホルダー。
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