JP7329435B2 - 車両及び撮影方法 - Google Patents

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この発明は、トンネルに設置された照明設備等をトンネルの壁に取り付けている取り付け部材を撮影する撮影システムを搭載する車両に関する。
カメラでトンネル内を撮影し、トンネルの内部を点検することが行われている。トンネル内をカメラで撮影する目的として、トンネルの健全性の点検がある。この点検は、トンネル内部の撮影画像からひび割れを検出する。この点検の一つの方式では、複数のカメラを搭載した車両を走行させながら、複数のカメラがトンネル内部を撮影する(例えば特許文献1)。
トンネル内部に設置されている照明設備のような、トンネル設備も点検の必要がある。 照明設備の点検とは、主に、照明設備をトンネルの壁面に取り付けている取り付け金具及びボルトのような取り付け部材の点検である。取り付け部材を効率的に点検するためには、トンネルのひび割れを点検する方法のように、カメラを搭載した車両を走行させながら照明設備の取り付け部材を撮影し、撮影後の後の工程で、撮影画像から取り付け部材の異常を検出する方法が考えられる。
しかし、照明設備はトンネルの壁面よりも浮き出ている状態で壁面に設置されている事が通常である。このため、カメラの視線方向によっては、照明設備自体が死角をつくり、取り付け部材が死角に入り、取り付け部材をカメラで撮影できないという課題がある。
特開2001-141660号公報
この発明は、カメラを搭載した車両を走行させながら照明設備等の取り付け部材を撮影する場合に、取り付け部材が照明設備の死角に入ることなく取り付け部材を撮影できる方式の提供を目的とする。
この発明の車両は、
車両に設置されているフレームと、
前記車両のリアからフロントへ向かう方向であるフロント方向に対して前記フレームの右側の上方に設置されており、前記車両がトンネルの内部の道路を走行する際に、前記車両の進行方向に対して前記トンネルの左側の壁に前記車両の進行方向に沿って設置されている複数の左側設備のそれぞれの左側設備を撮影する右側カメラと、
前記フロント方向に対して前記フレームの左側の上方に設置されており、前記車両が前記トンネルの内部の前記道路を走行する際に、前記車両の進行方向に対して前記トンネルの右側の壁に前記車両の進行方向に沿って設置されている複数の右側設備のそれぞれの右側設備を撮影する左側カメラと、
を備えている撮影システムを、搭載している。
この発明により、照明設備の取り付け部材を撮影する場合に、取り付け部材が照明設備の死角に入ることなく取り付け部材を撮影できる。
実施の形態1の図で、車両800が道路350を走行している状態を示す図。 実施の形態1の図で、照明設備310Lを示す図。 実施の形態1の図で、図2のD方向から見た、照明設備310Lの図。 実施の形態1の図で、カメラ706で照明設備310Lを撮影する状態を示す図。 実施の形態1の図で、車両200が道路350を走行している状態を示す図。 実施の形態1の図で、第1の右側カメラ11Rで照明設備310Lを撮影し、第1の左側カメラ31Lで照明設備310Rを撮影する状態を示す図。 実施の形態1の図で、撮影システム110に設置されるカメラユニット30を示す図。 実施の形態1の図で、撮影システム110の斜視図。 実施の形態1の図で、カメラユニット30の図7に示すE方向矢視の図。 実施の形態1の図で、図7に示すF方向矢視の図。 実施の形態1の図で、カメラユニット30に設置されている第1の左側カメラ31Lの撮影範囲31bを示す図。 実施の形態1の図で、第1の左側カメラ31Lの撮影範囲31bと第2の左側カメラ41Lの撮影範囲41bとの合わさった撮影範囲を示す図。 実施の形態1の図で、図12の状態を示す斜視図。 実施の形態1の図で、撮影システム110が車両200に搭載される際の平面図。 実施の形態1の図で、収納荷室120を示す図。 実施の形態1の図で、スライドカバー130を示す図。 実施の形態1の図で、スライドカバー130のスライド状態を示す図。 実施の形態1の図で、スライドカバー130の斜視図及びY軸方向の反対方向からみた図。
実施の形態1.
図面を参照して実施の形態1の車両200を説明する。実施の形態1の特徴は、撮影システム110を搭載している車両200にある。撮影システム110は、トンネル300に設置されている照明設備に死角の生じない位置から、照明設備の取り付け部材をカメラで撮影する。トンネル300に設置された照明設備310は、例えば照明灯具のような照明装置311と、照明装置を取り付ける取り付け部材とを備えている。取り付け部材とは、取り付け金具312と、ボルト313である。以下の説明では車両の進行方向に対してトンネル300の左側の照明設備310を照明設備310Lと表記し、右側の照明設備310を照明設備310Rと表記する。ここで、照明設備310について点検したい対象は、取り付け金具312について、さび、腐食、塗装のはげ、ごみの付着のような事象であり、ボルト313について、欠落、緩み、さび、腐食などのような事象である。
なお、照明設備310Rは右側設備の例であり、照明設備310Lは左側設備の例である。
図1から図4を参照して、実施の形態1の車両200との比較例として、車両800を説明する。車両200はトンネル300に設置されている照明設備310を撮影するための車両であるのに対して、車両800はトンネル300内部のひび割れを撮影するための車両である。
図1は、車両800がトンネル300の内部の道路350を走行している状態を示す。 車両800の進行方向802を基準にして左側の壁301Lには、進行方向802に沿って、複数の照明設備310Lが、設置されている。車両800の進行方向802を基準にして右側の壁301Rには、進行方向802に沿って、複数の照明設備310Rが、設置されている。車両800はカメラ701からカメラ708までの8台のカメラが設置されている。8台という台数は説明のためであり、実際には8台に限らない。8台のカメラは便宜的に丸の形状で示している。破線の丸はカメラが隠れて見えないことを示す。8台のカメラは、進行方向802を法線方向とする断面に円弧状に設置されている。
図2は、照明設備310Lを示す。照明設備310Lは、照明装置311、4つの取り付け金具312、及び取り付け金具312ごとのボルト313を有する。照明設備310Rも照明設備310Lと同じ構成である。
図3は、図2のD方向から見た、照明設備310LのD方向矢視である。
図4は、車両800に設置されたカメラ706で、照明設備310Lを撮影する状態を示している。図4の照明設備310Lは図1の最も左の照明設備310Lとする。最も左の照明設備310Lの撮影には、8台のカメラのうちカメラ706が最も適しているとする。図4ではカメラ706以外のカメラは省略した。トンネル300のひび割れを検出するためのカメラ706で照明設備310Lを撮影する場合、撮影に最も適しているカメラ706で最も左の照明設備310Lを撮影したとしても、照明設備310Lの照明装置311が、図2及び図3に破線314で示す取り付け金具312及びボルト313の死角810を作ってしまう。図4において、カメラ706の視線方向706aは固定されている。このときカメラ706の撮影範囲706bに対して、照明装置311は、取り付け金具312及びボルト313の死角810を作る。
図4のように、照明装置311は左側の壁301Lよりも出っ張っているので、照明設備310Lの下から照明設備310Lを撮影すると、破線314で示す範囲の取り付け金具312及びボルト313の死角810が生まれて取り付け金具312及びボルト313は映らない。この理由の一つとして、進行方向802に対してトンネル300の左側の壁301Lに設置されている照明設備310Lを、進行方向802に対して車両800の左上に設置されているカメラ706で撮影することによる。左側の照明設備310Lを左側のカメラ706で撮影する状態では、図4に示すように、照明設備310Lの下から照明設備310Lをカメラ706で撮影することとなる。カメラ706の使用目的はトンネル300のひび割れであるので、照明設備310Lを下から撮影することになる。このため、トンネル300のひび割れ撮影用のカメラを搭載した車両800を、トンネル300に設置されている照明設備310L及び照明設備310Rの撮影に用いると、図2及び図3の破線314の範囲が死角810となる。
図1及び図4で述べたように、トンネル300のひび割れの検出に使用する車両800はトンネル300の内部に設置されている複数の照明設備310の点検には使用できない。実施の形態1では、トンネル300の内部に設置されている複数の照明設備310の点検に使用できる車両200を説明する。
図5は、実施の形態1の車両200が、トンネル300の内部の道路350を走行している状態を示す。図5は図1に対応する。図5ではトンネル300、複数の照明設備310L、複数の照明設備310R及び道路350は図1と同じである。
図6は、車両200に設置された第1の右側カメラ11Rで照明設備310Lを撮影し、第1の左側カメラ31Lで照明設備310Rを撮影する状態を示している。図5及び図6を参照して、車両200及び車両200に搭載される撮影システム110を説明する。車両200は、撮影システム110を搭載している。撮影システム110は、フレーム1と、第1の右側カメラ11Rと、第1の左側カメラ31Lと、を備えている。フレーム1は、車両200に設置されている。
第1の右側カメラ11Rは、車両200のリアからフロントへ向かう方向であるフロント方向201に対してフレーム1の右側の上方に設置されている。図5にフロント方向201を示している。また図6には座標を示した。X軸の方向が車両200の右方向である。Y軸の方向が車両200のフロント方向201である。Z軸の方向が車両200の上方向である。他の図で登場する座標どうしは同一である。第1の右側カメラ11Rは、車両200がトンネル300の内部の道路350を走行する際に、複数の照明設備310Lのそれぞれの照明設備310Lを撮影する。複数の照明設備310Lは、車両200の進行方向202に対してトンネル300の左側の壁301Lに進行方向202に沿って設置されている。
第1の左側カメラ31Lは、フロント方向201に対してフレーム1の左側の上方に設置されている。第1の左側カメラ31Lは、車両200がトンネル300の内部の道路350を走行する際に、複数の照明設備310Rのそれぞれの照明設備310Rを撮影する。複数の照明設備310Rは、進行方向202に対してトンネル300の右側の壁301Rに進行方向202に沿って設置されている。
図6に示すように、第1の右側カメラ11Rは、視線方向11aがフロント方向201に対して左側の斜め上方を向くように設置されている。第1の右側カメラ11Rは撮影範囲11bを有する。フロント方向201はY軸の方向に一致する。第1の右側カメラ11Rは、車両200の走行に伴って、それぞれの照明設備310Lに正対しながらそれぞれの照明設備310Lを撮影する。
第1の左側カメラ31Lは、視線方向31aがフロント方向201に対して右側の斜め上方を向くように設置されている。第1の左側カメラ31Lは撮影範囲31bを有する。第1の左側カメラ31Lは、車両200の走行に伴って、それぞれの照明設備310Rに正対しながらそれぞれの照明設備310Rを撮影する。
「照明設備310に正対する」とは、カメラを照明設備310の真正面から撮影できる位置に配置することをいう。つまり「正対」とは、第1の右側カメラ11Rについては、第1の右側カメラ11Rが、照明設備310Lにまっすぐ向くことである。より具体的には、第1の右側カメラ11Rの視線方向11aが照明設備310Lにまっすぐ向くことである。
また、「正対」とは、第1の左側カメラ31Lについては、第1の左側カメラ31Lが、照明設備310Rにまっすぐ向くことである。より具体的には、第1の左側カメラ31Lの視線方向31aが照明設備310Rにまっすぐ向くことである。
またトンネル300の「左側」及び「右側」とは、図6のように、車両200の進行方向202を法線方向とする断面において。トンネル300の幅Wのうち、左半分のW/2の側を左側といい、右半分のW/2の側を右側と呼ぶ。
***効果の説明***
トンネル300に設置された照明設備310の場合、通常、トンネル300の上部に設置されている。このため、ひび割れ検査用のカメラ配置の車両800の場合、照明設備310の下から照明設備310を撮影することになる。よって照明装置311による遮蔽が発生し、照明装置311の上部の取り付け金具312及びボルト313は死角となり、取り付け金具312及びボルト313は撮影できない。
しかし、図5及び図6に示す、車両200に搭載される撮影システム110によれば、トンネル300の右側の照明設備310Rを撮像するカメラは、フロント方向201に対して車両200の左側の上部に第1の左側カメラ31Lとして設置した。
またトンネル300の左側を撮像するカメラは、フロント方向201に対して車両200の右側の上部に第1の右側カメラ11Rとして配置した。
よって、車両200に搭載された撮影システム110の第1の右側カメラ11Rで照明設備310Lを撮影する場合は、照明設備310Lの取り付け金具312及びボルト313が、照明装置311の死角とならない。同様に、撮影システム110の第1の左側カメラ31Lで照明設備310Rを撮影する場合は、照明設備310Rの取り付け金具312及びボルト313が、照明装置311の死角とならない。したがって、撮影システム110を搭載した車両200によれば、トンネル300の道路350を走行しながら、トンネル300内部に設置された複数の照明設備310L及び複数の照明設備310Rを、取り付け金具312及びボルト313が死角にならない状態で撮影できる。撮影システム110を搭載した車両200を使用することにより、照明設備310の点検のために道路を封鎖する必要も生じない。また。車両200は走行しながら、取り付け金具312及びボルト313が死角となることなく複数の照明設備310の各照明設備310の全体を撮影できる。照明設備310の撮影後に画像を確認することで、取り付け金具312及びボルト313を点検することができる。よって、撮影システム110を搭載した車両200を使用することで、照明設備310の効率てきな点検を実施できる。
なお、撮影システム110では、車両200そのものの車高を高くして、照明設備310の、より正面から撮影できる状態を作ってもよい。また、撮影システム110は、カメラの撮像角度と、カメラ高さとの少なくともいずれかを、調整できる構成でも良い。また、撮影システム110は、カメラが撮影対象に向けて回転可能な構成でもよいし、カメラが上下することにより撮影対象に対して、より正面から撮影できる状態となる構成でも良い。
撮影システム110を搭載した車両200による照明設備310の撮影は、以下のように、撮影システム110を使用する撮影方法として把握することも可能である。すなわち、撮影システム110の撮影動作は、第1の右側カメラ11Rが車両200の走行に伴って、各照明設備310Lに正対しながら各照明設備310Lを撮影し、第1の左側カメラ31Lが車両200の走行に伴って、各照明設備310Rに正対しながら各照明設備310Rを撮影する撮影方法として把握できる。ここで撮影システム110は、フレーム1、第1の右側カメラ11R、及び第1の左側カメラ31Lを備える。フレーム1は、車両200に設置されている。第1の右側カメラ11Rは、車両200のリアからフロントへ向かう方向であるフロント方向201に対してフレーム1の右側の上方に設置されている。第1の右側カメラ11Rは、車両200がトンネル300の内部の道路350を走行する際に、進行方向202に対してトンネル300の左側の壁301Lに進行方向202に沿って設置されている複数の照明設備310Lのそれぞれの照明設備310を撮影する。第1の左側カメラ31Lは、フロント方向201に対してフレーム1の左側の上方に設置されている。第1の左側カメラ31Lは、車両200がトンネル300の内部の道路350を走行する際に、進行方向202に対してトンネル300の右側の壁301Rに進行方向202に沿って設置されている複数の照明設備310Rのそれぞれの照明設備310を撮影する。
図7から図13を参照して、撮影システム110の具体的な構成を説明する。
図7は、撮影システム110に設置されるカメラユニット30を示す。撮影システム110には、カメラユニット10、20,30,40の4台が設置される。図7では、4台の代表としてカメラユニット30を示している。3台のカメラユニット10,20,40も、カメラユニット30と同様の構成である。
図8は、撮影システム110の斜視図である。
図9は、カメラユニット30の、図7に示すE方向における矢視である。
図10は、図7に示すF方向における矢視である。
図11は、カメラユニット30に設置されている第1の左側カメラ31Lの撮影範囲31bを示す斜視図である。
図12は、フレーム1に設置されたカメラユニット30及びカメラユニット40について、第1の左側カメラ31Lの撮影範囲31bと第2の左側カメラ41Lの撮影範囲41bとの合わさった撮影範囲を示す。
図13は、図12の状態を示す斜視図である。
図14は、撮影システム110が車両200に搭載される際の平面図である。
図7に示すように、カメラユニット30は、第1の左側カメラ31Lと、3台の可視光ライン光源32,33,34と、第1の左側カメラ31L及び3台の可視光ライン光源32,33,34を制御するカメラ制御ボックス35を備えている。カメラユニット10からカメラユニット40に設置されているカメラは、いずれもカラーのラインカメラである。カメラユニット30は、第1の左側カメラ31L、可視光ライン光源32,33,34及びカメラ制御ボックス35が設置されるユニットフレーム36を備えている。
図8に示すように、撮影システム110のフレーム1のZ軸方向の端部にはカメラユニット10,20,30,40が設置される。カメラユニット10では、カラーラインカメラである第1の右側カメラ11Rが設置されている。カメラユニット10では、可視光ライン光源32,33,34、カメラ制御ボックス35及びユニットフレーム36を備えている。カメラユニット20では、カラーラインカメラである第2の右側カメラ21Rが設置されている。カメラユニット20は、可視光ライン光源32,33,34、カメラ制御ボックス35及びユニットフレーム36を備えている。カメラユニット30は図7で説明したとおりである。カメラユニット40では、カラーラインカメラである第2の左側カメラ41Lが設置されている。カメラユニット40は、可視光ライン光源32,33,34、カメラ制御ボックス35及びユニットフレーム36を備えている。
図8の撮影システム110は車両200に搭載される。よって、車両200は、第1の右側カメラ11R、第2の右側カメラ21R、第1の左側カメラ31L及び第2の左側カメラ41Lを備える。第1の右側カメラ11Rは、フロント方向201に対してフレーム1の後方に設置されている。第2の右側カメラ21Rは、第1の右側カメラ11Rよりもフロント方向201に対してフレーム1の前方に設置されている。第1の左側カメラ31Lは、フロント方向201に対してフレーム1の後方に設置されている。第2の左側カメラ41Lは、第1の左側カメラ31Lよりもフロント方向201に対してフレーム1の前方に設置されている。
図9に示すように、カメラユニット30はE方向矢視で、撮像素子31L-1が見える。図10に示すように、第1の左側カメラ31Lの視線方向31aは、E方向と180度反対方向である。第1の右側カメラ11Rの視線方向11a、第2の右側カメラ21Rの視線方向21a、及び第2の左側カメラ41Lの視線方向41aも、第1の左側カメラ31Lの視線方向31aと同様に、E方向と180度反対方向である。図11に示すように、第1の左側カメラ31Lの撮影範囲31bは、ライン光源32とライン光源33との間に位置する、図12及び図13に示すように、第1の左側カメラ31Lの撮影範囲31bと、第2の左側カメラ41Lの撮影範囲41bとは合わさる。よって、第1の左側カメラ31Lまたは第2の左側カメラ41Lの一台で撮影する場合に比べ、撮影される視野範囲が広くなる。第1の右側カメラ11R及び第2の右側カメラ21Rの撮影範囲も、第1の左側カメラ31L及び第2の左側カメラ41Lと同様である。
図14に示すように、撮影システム110は、車両200の備える収納荷室120に収納される。
図15は、収納荷室120を示す。図15に示すように、車両200は、収納荷室120を備えている。撮影システム110は収納荷室120の収納領域127に収納される。収納荷室120は荷室ドア128を備えている。図17で後述する人500は、荷室ドア128によって収納荷室120に出入りできる。収納荷室120は、撮影システム110を収納する箱形状の荷室である。収納荷室120には、右側カメラ開口121R、右側カメラ開口122R、左側カメラ開口123L、及び、左側カメラ開口124Lが形成されている。右側カメラ開口121Rは、第1の右側カメラ11Rの視線方向11aに位置する開口である。右側カメラ開口122Rは、第2の右側カメラ21Rの視線方向21aに位置する開口である。左側カメラ開口123Lは、第1の左側カメラ31Lの視線方向31aに位置する開口である。左側カメラ開口124Lは、第2の左側カメラ41Lの視線方向41aに位置する開口である。右側カメラ開口121Rは、収納荷室120の天井から右側面にかけて形成されている。左側カメラ開口124Lは、収納荷室120の天井から左側面にかけて形成されている。
図16は、スライドカバー130を示す。車両200は、スライドカバー130を備えている。スライドカバー130は、収納荷室120の外側から収納荷室120の一部を覆うカバーである。
スライドカバー130は、スライド機構135によってフロント方向201に対して前後にスライドする。スライドカバー130はスライドにより、右側カメラ開口121R,122R及び左側カメラ開口123L、124Lの露出状態131と、右側カメラ開口121R,122R及び左側カメラ開口123L、124Lの遮蔽状態132とを切り換え可能である。
図16では、露出状態131におけるスライドカバー130を一点鎖線で示しており、遮蔽状態132におけるスライドカバー130を実線で示している。スライドカバー130は、スライド方向136にスライドする。
図17は、スライドカバー130のスライド状態を示す。収納荷室120には、スライドカバー130がスライドするスライド機構135が設置されている。図17ではフロント方向201に対して、最も前に位置する右側カメラ開口122Rと、最も後ろに位置する左側カメラ開口123Lとを、収納荷室120の左側面に便宜的に示している。
スライドカバー130は、収納荷室120にいる人500の力によってフロント方向201に対して前後のスライド方向136にスライドが可能である。スライドカバー130は、人500がスライドさせやすいように、取っ手133を備えている。取っ手133は例えばスライド方向136が長手方向の棒である。
図18は、スライドカバー130の斜視図及びY軸方向の反対方向からみた図である。スライドカバー130は収納荷室120の右側面の一部、天面の一部及び左側面の一部を覆う形状である。スライドカバー130は、2つの取っ手133を持つ。各取っ手133は複数の取っ手支持具134によって、支持される。図17に示すように、収納荷室120の左側面には荷室窓126が形成されている。スライドカバー130が露出状態131に有るときでも遮蔽状態132にあるときでも、取っ手133が荷室窓126に現れる構成である。よって、収納荷室120にいる人500は、取っ手133を持って、スライドカバー130をスライドさせることができる。収納荷室120の右側面にも同様の荷室窓126が形成されている。なお、収納荷室120は収納荷室120の内側から、覆うことができる。
雨のときはスライドカバー130を遮蔽状態132にし、撮影のときは露出状態131にすることで、カメラユニット10からカメラユニット40を、雨から保護することができる。また、スライドカバー130は収納荷室120の中から人500がスライドできるので、撮影中に急に雨が降り始めたときにも、車両200を停止させる必要がない。なお、手動でスライドカバー130をスライドさせる方式を説明したが、スライドカバー130は、電動方式でスライドさせても構わない。
なお、実施の形態1に記載された車両200に搭載されて照明設備310を撮影する撮影システム110は、照明灯具(照明装置311)及び照明灯具と同等の高さに設置されて、人が下方より目視できない他設備を含めた照明設備等を撮影するシステムに利用しても良い。例えば、トンネル内や屋外設備の上部に設置される、人が下方より目視できない照明設備等およびその取り付け部材周辺の画像を、走行中の車両200から撮影システム110を用いて撮影する場合に、可能な限り死角を排除して、当該取り付け部材が照明設備等の死角に入ることなく当該取り付け部材を撮影できるようにしても良い。
1 フレーム、10 カメラユニット、11R 第1の右側カメラ、11a 視線方向、11b 撮影範囲、20 カメラユニット、21R 第2の右側カメラ、21a 視線方向、30 カメラユニット、31L 第1の左側カメラ、31a 視線方向、31b 撮影範囲、32 ライン光源、33 ライン光源、34 ライン光源、35 カメラ制御ボックス、36 ユニットフレーム、40 カメラユニット、41L 第2の左側カメラ、41a 視線方向、41b 撮影範囲、110 撮影システム、120 収納荷室、121R 右側カメラ開口、122R 右側カメラ開口、123L 左側カメラ開口、124L 左側カメラ開口、126 荷室窓、127 収納領域、128 荷室ドア、130 スライドカバー、131 露出状態、132 遮蔽状態、133 取っ手、134 取っ手支持具、135 スライド機構、136 スライド方向、200 車両、201 フロント方向、202 進行方向、300 トンネル、301L 左側の壁、301R 右側の壁、310R 照明設備、310L 照明設備、310 照明設備、311 照明装置、312 取り付け金具、313 ボルト、314 破線、350 道路、500 人、701,702,703,704,705,706,707,708 カメラ、706a 視線方向、706b 撮影範囲、800 車両、802 進行方向、810 死角。

Claims (5)

  1. 車両に設置されているフレームと、
    前記車両のリアからフロントへ向かう方向であるフロント方向に対して前記フレームの右側の上方に設置されており、前記車両がトンネルの内部の道路を走行する際に、前記車両の進行方向に対して前記トンネルの左側の壁に前記車両の進行方向に沿って設置され、照明装置と前記照明装置の取り付け部材とを備える複数の左側照明設備のそれぞれの左側照明設備を撮影する右側カメラと、
    前記フロント方向に対して前記フレームの左側の上方に設置されており、前記車両が前記トンネルの内部の前記道路を走行する際に、前記車両の進行方向に対して前記トンネルの右側の壁に前記車両の進行方向に沿って設置され、照明装置と前記照明装置の取り付け部材とを備える複数の右側照明設備のそれぞれの右側照明設備を撮影する左側カメラと、
    を備え撮影システムであって、
    前記右側カメラは、
    視線方向が前記フロント方向に対して左側の斜め上方を向くように設置されており、前記車両の道路左側寄りの走行に伴って、それぞれの前記左側照明設備に正対しながらそれぞれの前記左側照明設備を、前記左側照明設備の備える前記取り付け部材に死角が生じないように撮影し、
    前記左側カメラは、
    視線方向が前記フロント方向に対して右側の斜め上方を向くように設置されており、前記車両の道路左側寄りの走行に伴って、それぞれの前記右側照明設備に正対しながらそれぞれの前記右側照明設備を、前記右側照明設備の備える前記取り付け部材に死角が生じないように撮影する撮影システム
    を搭載している車両。
  2. 前記車両は、
    前記フロント方向に対して前記フレームの後方に設置されている第1の前記右側カメラと、
    第1の前記右側カメラよりも前記フロント方向に対して前記フレームの前方に設置されている第2の前記右側カメラと、
    前記フロント方向に対して前記フレームの後方に設置されている第1の前記左側カメラと、
    第1の前記左側カメラよりも前記フロント方向に対して前記フレームの前方に設置されている第2の前記左側カメラと、
    備え、
    第1の前記右側カメラと第2の前記右側カメラでは、
    視線方向が異なると共に撮影範囲の一部どうしが重なることで撮影範囲どうしが合わさり、
    第1の前記左側カメラと第2の前記左側カメラでは、
    視線方向が異なると共に撮影範囲の一部どうしが重なることで撮影範囲どうしが合わさる、請求項1に記載の車両。
  3. 前記車両は、さらに、
    前記撮影システムを収納する箱形状の荷室であって、前記右側カメラの視線方向に位置する開口である右側カメラ開口と、前記左側カメラの視線方向に位置する開口である左側カメラ開口とが形成されている荷室である収納荷室と、
    前記収納荷室の外側から前記収納荷室の一部を覆うカバーであって、前記フロント方向に対して前後にスライドすることで、前記右側カメラ開口及び前記左側カメラ開口の露出状態と、前記右側カメラ開口及び前記左側カメラ開口の遮蔽状態とを切り換え可能なカバーであるスライドカバーと、
    を備え、
    前記右側カメラ開口及び前記左側カメラ開口の全部は、
    一つの前記スライドカバーによって、前記露出状態と前記遮蔽状態とに切り換えられ、
    前記スライドカバーは、
    前記収納荷室にいる人の力によって前記フロント方向に対して前後にスライドが可能な請求項1または請求項2に記載の車両。
  4. 前記撮影システムは、
    右側カメラユニットと左側カメラユニットとを備え、
    前記右側カメラユニットは、
    前記右側カメラであるカラーのラインカメラと、
    前記ラインカメラの視線方向に配置された第1の右側可視光ライン光源と、
    前記ラインカメラの視線方向に配置された第2の右側可視光ライン光源と、
    を備え、
    前記ラインカメラの長手方向と、前記第1の右側可視光ライン光源の長手方向と、前記第2の右側可視光ライン光源の長手方向とは、
    平行に配置されており、
    前記左側カメラユニットは、
    前記左側カメラであるカラーのラインカメラと、
    前記ラインカメラの視線方向に配置された第1の左側可視光ライン光源と、
    前記ラインカメラの視線方向に配置された第2の左側可視光ライン光源と、
    を備え、
    前記ラインカメラの長手方向と、前記第1の左側可視光ライン光源の長手方向と、前記第2の左側可視光ライン光源の長手方向とは、
    平行に配置されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
  5. 車両に設置されているフレームと、
    前記車両のリアからフロントへ向かう方向であるフロント方向に対して前記フレームの右側の上方に視線方向が前記フロント方向に対して左側の斜め上方を向くように設置されたカメラであり、前記車両がトンネルの内部の道路を走行する際に、前記車両の進行方向に対して前記トンネルの左側の壁に前記車両の進行方向に沿って設置されて照明装置と前記照明装置の取り付け部材とを備える複数の左側照明設備のそれぞれの左側照明設備を撮影するカメラである右側カメラと、
    前記フロント方向に対して前記フレームの左側の上方に視線方向が前記フロント方向に対して右側の斜め上方を向くように設置されたカメラであり、前記車両が前記トンネルの内部の前記道路を走行する際に、前記車両の進行方向に対して前記トンネルの右側の壁に前記車両の進行方向に沿って設置されて照明装置と前記照明装置の取り付け部材とを備える複数の右側照明設備のそれぞれの右側照明設備を撮影するカメラである左側カメラと、
    を備え
    前記右側カメラが、
    前記車両の道路左側寄りの走行に伴って、それぞれの前記左側照明設備に正対しながらそれぞれの前記左側照明設備を、前記左側照明設備の備える前記取り付け部材に死角が生じないように撮影し、
    前記左側カメラが、
    前記車両の道路左側寄りの走行に伴って、それぞれの前記右側照明設備に正対しながらそれぞれの前記右側照明設備を、前記右側照明設備の備える前記取り付け部材に死角が生じないように撮影する、撮影方法。
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