JP7329204B2 - 本人確認システム、オペレータ端末及び本人確認システムプログラム - Google Patents

本人確認システム、オペレータ端末及び本人確認システムプログラム Download PDF

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Description

この発明は、遠隔にて本人確認を行う本人確認システム、当該システムで使用するオペレータ端末及び本人確認システムプログラムに関する。
従来、銀行や証券会社の口座開設を行う場合等の何らかの申込を行う際に、本人確認を行う場合がある。このような本人確認を行う場合には、窓口で申込書類と共に免許証等の本人確認書類を提示し、そこで窓口の職員が申込書類と本人確認書類を照合し、本人確認書類の写真と本人とを見比べて、本人であるとの確認を取ることが多かった。
また、本人確認を行う種々の技術も提案されるようになってきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-215889号公報
しかしながら、窓口にわざわざ出向くのは面倒である等の理由から、遠隔にて口座開設等を行いたいとのニーズがあり、そのために本人確認も遠隔で行えるようにしたいとの要望があった。
この発明はこのような課題に鑑み、本人確認を通信手段を用いて遠隔で簡単に行うことができる本人確認システム、当該システムで使用するオペレータ端末及び本人確認システムプログラムを提供するを目的とする。
かかる課題を解決するために、請求項1の発明に係る本人確認システムは、ユーザの本人確認を行うオペレータが操作するオペレータ端末と、前記オペレータに本人確認を依頼する前記ユーザが操作するユーザ端末と、前記オペレータ端末と前記ユーザ端末とを通信可能に接続する通信手段と、を有しており、前記ユーザ端末は、本人及び写真付証明書を撮影可能な撮影手段を有しており、前記オペレータ端末は、前記撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段と、前記ユーザ端末に指示を送る指示手段とを有しており、前記指示手段から前記ユーザ端末に送られた指示に基づいて、前記ユーザ端末の前記撮影手段で撮影された前記本人画像及び前記写真付証明書画像を、前記オペレータ端末の前記モニタ手段で確認可能に構成され、前記撮影手段は、前記本人又は前記写真付証明書を動画撮影又は連続静止画撮影し、前記通信手段を介して前記オペレータ端末に送られた前記動画又は前記連続静止画が、該オペレータ端末側の前記モニタ手段で写し出し可能な構成とされており、前記オペレータ端末側に、前記モニタ手段に写し出される前記動画又は前記連続静止画から静止画を取り出すためのシャッタボタンを有しており、前記オペレータが、前記ユーザ端末の前記撮影手段を介して前記モニタ手段に写し出された前記本人又は前記写真付証明書の前記動画又は前記連続静止画を見て、前記シャッタボタンで撮影を行い、その静止画を取り出すように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ユーザ端末は、スマートフォン又はタブレットであり、前記スマートフォン又は前記タブレットは、インカメラ及びアウトカメラを有し、前記インカメラは前記本人を撮り、前記アウトカメラは前記写真付証明書を撮る構成であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記撮影手段は、前記本人又は前記写真付証明書が所定位置及び大きさに写し出されたときに自動で撮影を行うように構成された本人確認システムとしたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか一項に記載の構成に加え、前記撮影手段で撮影された前記写真付証明書に記載された住所氏名を特定し、前記ユーザから別途提出された書類と照会するように構成された本人確認システムとしたことを特徴とする。
また、請求項の発明に係るオペレータ端末は、ユーザの本人確認を行うためにオペレータが操作するオペレータ端末であって、該オペレータ端末と前記オペレータに本人確認を依頼する前記ユーザが操作するユーザ端末とを通信可能に接続する通信手段を介して、前記ユーザ端末と繋がるように構成されており、前記ユーザ端末における撮影手段で撮影した本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段と、前記ユーザ端末に指示を送る指示手段とを有しており、前記指示手段から前記ユーザ端末に送られた指示に基づいて、前記ユーザ端末の前記撮影手段で撮影された前記本人画像及び前記写真付証明書画像を、前記オペレータ端末の前記モニタ手段で確認可能に構成され、前記モニタ手段で、前記撮影手段によって撮影した前記本人又は前記写真付証明書を動画撮影又は連続静止画を写し出し可能な構成とされており、該オペレータ端末側に、前記モニタ手段に写し出される前記動画又は前記連続静止画から静止画を取り出すためのシャッタボタンを有しており、 前記オペレータが、前記ユーザ端末の前記撮影手段を介して前記モニタ手段に写し出された前記本人又は前記写真付証明書の前記動画又は前記連続静止画を見て、前記シャッタボタンで撮影を行い、その静止画を取り出すように構成されていることを特徴とする。
また、請求項に係る本人確認システムプログラムは、ユーザの本人確認を行うオペレータが操作するオペレータ端末と、前記オペレータに本人確認を依頼する前記ユーザが操作するユーザ端末と、前記オペレータ端末と前記ユーザ端末とを通信可能に接続する通信手段と、を有し、前記ユーザ端末は、本人及び写真付証明書を撮影可能な撮影手段を有しており、前記オペレータ端末は、前記撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段と、前記ユーザ端末に指示を送る指示手段とを有しており、前記指示手段から前記ユーザ端末に送られた指示に基づいて、前記ユーザ端末の前記撮影手段で撮影された前記本人画像及び前記写真付証明書画像を、前記オペレータ端末の前記モニタ手段で確認可能に構成され、前記撮影手段は、前記本人又は前記写真付証明書を動画撮影又は連続静止画撮影し、前記通信手段を介して前記オペレータ端末に送られた前記動画又は前記連続静止画が、該オペレータ端末側の前記モニタ手段で写し出し可能な構成とされており、前記オペレータ端末側に、前記モニタ手段に写し出される前記動画又は前記連続静止画から静止画を取り出すためのシャッタボタンを有しており、前記オペレータが、前記ユーザ端末の前記撮影手段を介して前記モニタ手段に写し出された前記本人又は前記写真付証明書の前記動画又は前記連続静止画を見て、前記シャッタボタンで撮影を行い、その静止画を取り出すように構成されている本人確認システムを動かすためのプログラムであって、既存のプログラム中にスクリプトとして埋め込むことで起動することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、オペレータ端末の指示手段からユーザ端末に送られた指示に基づいて、ユーザ端末の撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、オペレータ端末のモニタ手段で確認するように構成されているため、遠隔で確実に本人確認を行うことができる。
また、請求項1の発明によれば、オペレータが、ユーザ端末の撮影手段を介してモニタ手段に写し出された本人又は写真付証明書を見て、シャッタボタンで撮影を行うように構成されているため、オペレータが自分が適切と考えたタイミングで本人確認用の画像を撮影することができる。そのため、ユーザが操作してピンぼけ等の写真を撮影するような不具合を防止でき、より確実に本人確認を行うことができる。
さらに、請求項1の発明によれば、撮影手段が、本人又は写真付証明書を動画撮影又は連続静止画撮影するように構成されており、撮影した動画又は連続静止画から本人画像又は写真付証明書画像の静止画を取り出してモニタ手段で確認可能に構成されているため、撮影時はこれとは決めずにたくさんの画像を撮影しておいて、後でその中から静止画を取り出して確認することができ、撮影時にオペレータが対応すべきユーザが多くて対応時間を十分に取れないとき等でも、後からゆっくり確認することができ、より確実に本人確認を行うことができる。
請求項3の発明によれば、撮影手段が、本人や証明書が所定位置及び大きさに写し出されたら自動で撮影を行うように構成されているため、人が操作することによるミスを防止し、より確実に本人確認を行うことができる。
請求項の発明によれば、撮影手段で撮影された写真付証明書に記載された住所氏名を特定し、ユーザから別途提出された書類と照会するように構成されているため、オペレータに照会作業が任されている場合よりも、オペレータの負担を軽減し、確実に本人確認を行うことができる。
請求項の発明によれば、オペレータ端末が、その指示手段からユーザ端末に送られた指示に基づいて、ユーザ端末の撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、そのモニタ手段で確認するように構成されているため、遠隔で確実に本人確認を行うことができる。
請求項の発明によれば、オペレータ端末の指示手段からユーザ端末に送られた指示に基づいて、ユーザ端末の撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、オペレータ端末のモニタ手段で確認するように構成された本人確認システムを動かすためのプログラムであって、既存のプログラム中にスクリプトとして埋め込むことで起動する本人確認システムプログラムとしたため、遠隔で確実に本人確認を行うことができると共に、簡単に既存のプログラムに加えることができる。
この発明の実施の形態に係る本人確認システムのネットワーク構成を示す概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのフローチャートである。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第1概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第2概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第3概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第4概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第5概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第6概念図である。 同実施の形態に係る本人確認システムのユーザ端末画面とオペレータ端末画面の例を示す第7概念図である。
以下、この発明の実施の形態について、図1~図9を用いて説明する。
まず、この実施の形態に係る本人確認システム10の構成について、図1等を用いて説明する。
図1に示すように、この実施の形態の本人確認システム10は、本人確認を遠隔で簡単に行うためのシステムであり、ユーザ(利用者)の本人確認を行うオペレータ(管理者)が操作するオペレータ端末20と、オペレータに本人確認を依頼するユーザが操作するユーザ端末30と、オペレータ端末20とユーザ端末30とを通信可能に接続する通信手段40とを有する構成となっている。
このうち、ユーザ端末30としては、具体的には、スマートフォンやパソコン、タブレット等の通信可能な電子機器が挙げられる。また、ユーザ端末30は、本人及び写真付証明書を撮影可能な撮影手段31を備えている。この撮影手段31としては、スマートフォンやパソコン、タブレットに予め設けられているカメラでも良いし、パソコン等に後付けするカメラでも良い。なお、撮影手段31としては、当該カメラで静止画も動画も撮影できるものが好ましい。また、撮影手段31としては、写真付証明書を撮影するためのアウトカメラと、本人を撮るためのインカメラの双方を有しているのが好ましい。
また、写真付証明書としては、例えば、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住基ネットカード等が挙げられる。これらを証明書として撮影する場合には、本実施の形態の本人確認システム10を仕様して本人確認を行う。また、証明書として前記した写真付でないもの、例えば、健康保険証、マイナンバー通知カード等を使用する場合には、この実施の形態の本人確認システム10を使用して本人確認を行うことができず、従来の郵送による本人確認処理を行うこととなる。
また、オペレータ端末20は、管理者端末、サーバ等と呼ばれるものであり、この実施の形態では、オペレータ端末20に予めインストールされたプログラム(ここでは銀行口座開設用プログラム)に本人確認システムプログラムがスクリプトとして埋め込まれている。また、この実施の形態では、オペレータ端末20に、撮影手段31で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段21と、ユーザ端末30に指示を送る指示手段22とを有している。そして、指示手段22からユーザ端末30に送られた指示に基づいて、ユーザ端末30の撮影手段31で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、オペレータ端末20のモニタ手段21で確認可能に構成されている。
なお、この実施の形態では、モニタ手段21はリアルタイムで撮影手段31が写し出している画像を閲覧することができると共に、オペレータ端末20にシャッタボタン23を有しており(ここではタッチパネル上)、オペレータ側の操作で画像のシャッタを切ることができるようになっている。
また、この実施の形態では、撮影手段31が起動してモニタ手段21に写し出している画像をシャッタボタン23を押す押さないに関わらず動画として録画するように構成されている。このように動画を録画しておくことで、万が一、シャッタボタン23を押して撮影手段31で撮影した静止画がピンぼけ等で確認が難しいものであった場合に、動画の中から適切な静止画を取り出して、代わりに使用することができる。
また、通信手段40は、ここではインターネット回線で構成されている。なお、オペレータ端末20とユーザ端末30の通信状態によっては、専用回線やVPN等が用いられる場合もある。
次に、この実施の形態の本人確認システム10の動作について、図2~図9を用いて説明する。ここでは、銀行口座の開設時に本人確認システム10を使用した場合について説明する。
まず、図2のステップS1に示すように、ユーザがユーザ端末30を操作して、例えば銀行口座の開設の申込フォームを立ち上げ(図3の(A))、氏名、住所、電話番号等の所定の事項を記入する。
なお、オペレータ端末20では、オペレータがログインし(図4の(a))、本人確認画面メニューを選択して(図4の(b))、ユーザからの接続待機状態となっておく(図4の(c))。
ユーザによる所定の事項の記入が終了したら、ユーザは次に本人確認システム10を使用して本人確認を行うために、接続ボタン32を押す(図5の(B))。ユーザ端末30からの接続申請があったら、図2のステップS2に示すように、オペレータ端末20ではオペレータが応答ボタン24を押して応答し(図5の(d))、ユーザ端末30との接続を行って(図5の(C))、本人確認を開始する。
オペレータ端末20では指示手段22からテキストを選択し(図5の(e))、ユーザ端末30に送信する。ここでは、ユーザ端末30に図5の(D)に示すような文章を送信する。
次に、ユーザがこの文章に対して応答すると、ユーザ端末30では、図2のステップS3に示すように、本人確認のための証明書を選択する画面になる(図5の(E))。ここで、ユーザが運転免許証等の写真付証明書を選択した場合には、このまま本人確認システム10を続行する。また、健康保険証等の写真のない証明書を選択した場合には、図2のステップS7に示すように、本人確認システム10では手続きできない旨の説明文がでて、郵送処理を行うとの説明が表示され、本人確認システム10を終了する。なお、質問等があってオペレータに接続したいときには、ユーザ端末30に表示されたオペレータ呼出ボタン33を押してオペレータに音声接続する。
証明書として写真付証明書を選択したら、次に、オペレータ端末20の指示手段22からテキストを選択して、ユーザ端末30に送信し、それが表示されたら(図6の(F))、ユーザが撮影ボタン34を押して撮影手段(カメラ)が起動する(図6の(G))。ユーザはユーザ端末30の撮影手段31のカメラレンズ(ここではアウトカメラ)の前に運転免許証等の選択した写真付証明書の表をかざし、暫く動かないようにする(図6の(G))。これに対し、図2のステップS4に示すように、かざされた写真付証明書の様子をオペレータがオペレータ端末20のモニタ手段21で見ながら、シャッタボタン23を押して、証明書の表の撮影を行う(図6の(f))。
次に、オペレータが指示手段22からテキストを選択して、ユーザ端末30に送信し、それが表示されたら(図7の(H))、ユーザが再び撮影ボタン34を押して撮影手段(カメラ)が起動する(図7の(I))。ユーザはユーザ端末30の撮影手段31のカメラレンズ(ここではアウトカメラ)の前に運転免許証の裏をかざし、暫く動かないようにする(図7の(I))。これに対し、図2のステップS4に示すように、かざされた写真付証明書の様子をオペレータがオペレータ端末20のモニタ手段21で見ながら、シャッタボタン23を押して、証明書の裏の撮影を行う(図7の(g))。
次に、オペレータが指示手段22からテキストを選択して、ユーザ端末30に送信し、それが表示されたら(図8の(J))、ユーザが再び撮影ボタン34を押して撮影手段(カメラ)が起動する(図8の(K))。ユーザはユーザ端末30の撮影手段31のカメラレンズ(ここではインカメラ)の前に本人が写るようにし、暫く動かないようにする(図8の(K))。これに対し、図2のステップS5に示すように、本人の様子をオペレータがオペレータ端末20のモニタ手段21で見ながら、シャッタボタン23を押して、証明書の撮影を行う(図8の(h))。
その後、図2のステップS6に示すように、オペレータ端末20で申込フォームと運転免許証の記載内容を照会し、運転免許証と本人画像を比較して、双方が一致するかどうかをオペレータが判断し、照会OKであれば、オペレータ端末20で完了ボタン25を押し(図9の(i))、顧客キー等の記入を行って(図9の(j))、処理を終了する。オペレータ端末20の操作が終了すると、ユーザ端末30にも終了の表示がなされる(図9の(L))。
なお、この実施の形態では、撮影手段31は、ユーザが写真付証明書画像を撮るために確認してカメラ起動したときからシャッタボタン23を押すか押さないかに関わらず、常に動画を撮影するようになっている。これにより、万が一、撮影した画像が乱れているときに、撮ってあった動画の中から適切な画像を取り出して代わりに使用することができる。また、この実施の形態では動画を撮るようになっていたが、これに限らず、所定間隔で連続静止画を撮るようになっていても良い。また、写真付証明書や本人の画像を撮影する際に、前記したような静止画を全く撮らずに動画又は連続静止画のみを撮っておいて後から静止画にして保存するものを決めるようになっていても良い。
以上説明したように、この実施の形態の本人確認システム10によれば、オペレータ端末20の指示手段22からユーザ端末30に送られた指示に基づいて、ユーザ端末30の撮影手段31で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、オペレータ端末20のモニタ手段21で確認するように構成されているため、遠隔で確実に本人確認を行うことができる。
また、この実施の形態の本人確認システム10によれば、オペレータが、ユーザ端末30の撮影手段31を介してモニタ手段21に写し出された本人又は写真付証明書を見て、シャッタボタン23で撮影を行うように構成されているため、オペレータが自分が適切と考えたタイミングで本人確認用の画像を撮影することができる。そのため、ユーザが操作してピンぼけ等の写真を撮影するような不具合を防止でき、より確実に本人確認を行うことができる。
また、この実施の形態の本人確認システム10によれば、撮影手段31が、本人又は写真付証明書を動画撮影又は連続静止画撮影するように構成されており、撮影した動画又は連続静止画から本人画像又は写真付証明書画像の静止画を取り出してモニタ手段で確認可能に構成されているため、撮影時はこれとは決めずにたくさんの画像を撮影しておいて、後でその中から静止画を取り出して確認することができ、撮影時にオペレータが対応すべきユーザが多くて対応時間を十分に取れないとき等でも、後からゆっくり確認することができ、より確実に本人確認を行うことができる。
また、この実施の形態の本人確認システム10のオペレータ端末20によれば、オペレータ端末20が、その指示手段22からユーザ端末30に送られた指示に基づいて、ユーザ端末30の撮影手段31で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、そのモニタ手段21で確認するように構成されているため、遠隔で確実に本人確認を行うことができる。
また、この実施の形態の本人確認システムプログラムによれば、オペレータ端末20の指示手段22からユーザ端末30に送られた指示に基づいて、ユーザ端末30の撮影手段31で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を、オペレータ端末20のモニタ手段21で確認するように構成された本人確認システム10を動かすためのプログラムであって、既存のプログラム中にスクリプトとして埋め込むことで起動する本人確認システムプログラムとしたため、遠隔で確実に本人確認を行うことができると共に、簡単に既存のプログラムに加えることができる。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した実施の形態では、オペレータ端末で撮影タイミングを決めてシャッタボタンを押して本人画像及び写真付証明書を撮影するようになっていたが、これに限るものではなく、ユーザ端末で撮影タイミングを決めるようになっていても良い。さらに、撮影手段は、本人又は写真付証明書が所定位置及び大きさに写し出されたときに自動で撮影を行うように構成されていても良い。
このようになっていれば、撮影手段が、本人や証明書が所定位置及び大きさに写し出されたら自動で撮影を行うように構成されているため、人が操作することによるミスを防止し、より確実に本人確認を行うことができる。
また、前記した実施の形態では、オペレータが目視で申込フォームと運転免許証の記載内容のチェックをしていたが、これに限るものではなく、撮影手段で撮影された写真付証明書に記載された住所氏名を画像から文字認識して特定し、ユーザから別途提出された書類(申込フォーム)と照会するように構成されていても良い。
このようになっていれば、撮影手段で撮影された写真付証明書に記載された住所氏名を特定し、ユーザから別途提出された書類と照会するように構成されているため、オペレータに照会作業が任されている場合よりも、オペレータの負担を軽減し、確実に本人確認を行うことができる。
また、。
10 本人確認システム
20 オペレータ端末
21 モニタ手段
22 指示手段
23 シャッタボタン
24 応答ボタン
25 完了ボタン
30 ユーザ端末
31 撮影手段
32 接続ボタン
33 オペレータ呼出ボタン
34 撮影ボタン
40 通信手段

Claims (7)

  1. ユーザの本人確認を行うオペレータが操作するオペレータ端末と、
    前記オペレータに本人確認を依頼する前記ユーザが操作するユーザ端末と、
    前記オペレータ端末と前記ユーザ端末とを通信可能に接続する通信手段と、
    を有しており、
    前記ユーザ端末は、本人及び写真付証明書を撮影可能な撮影手段を有しており、
    前記オペレータ端末は、前記撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段と、前記ユーザ端末に指示を送る指示手段とを有しており、
    前記指示手段から前記ユーザ端末に送られた指示に基づいて、前記ユーザ端末の前記撮影手段で撮影された前記本人画像及び前記写真付証明書画像を、前記オペレータ端末の前記モニタ手段で確認可能に構成され
    前記撮影手段は、前記本人又は前記写真付証明書を動画撮影又は連続静止画撮影し、前記通信手段を介して前記オペレータ端末に送られた前記動画又は前記連続静止画が、該オペレータ端末側の前記モニタ手段で写し出し可能な構成とされており、
    前記オペレータ端末側に、前記モニタ手段に写し出される前記動画又は前記連続静止画から静止画を取り出すためのシャッタボタンを有しており、
    前記オペレータが、前記ユーザ端末の前記撮影手段を介して前記モニタ手段に写し出された前記本人又は前記写真付証明書の前記動画又は前記連続静止画を見て、前記シャッタボタンで撮影を行い、その静止画を取り出すように構成されていることを特徴とする本人確認システム。
  2. 前記ユーザ端末は、スマートフォン又はタブレットであり、前記スマートフォン又は前記タブレットは、インカメラ及びアウトカメラを有し、前記インカメラは前記本人を撮り、前記アウトカメラは前記写真付証明書を撮る構成であることを特徴とする請求項1に記載の本人確認システム。
  3. 前記撮影手段は、前記本人又は前記写真付証明書が所定位置及び大きさに写し出されたときに自動で撮影を行うように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の本人確認システム。
  4. 前記撮影手段で撮影された前記写真付証明書に記載された住所氏名を特定し、前記ユーザから別途提出された書類と照会するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の本人確認システム。
  5. ユーザの本人確認を行うためにオペレータが操作するオペレータ端末であって、
    該オペレータ端末と前記オペレータに本人確認を依頼する前記ユーザが操作するユーザ端末とを通信可能に接続する通信手段を介して、前記ユーザ端末と繋がるように構成されており、
    前記ユーザ端末における撮影手段で撮影した本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段と、前記ユーザ端末に指示を送る指示手段とを有しており、
    前記指示手段から前記ユーザ端末に送られた指示に基づいて、前記ユーザ端末の前記撮影手段で撮影された前記本人画像及び前記写真付証明書画像を、前記オペレータ端末の前記モニタ手段で確認可能に構成され
    前記モニタ手段で、前記撮影手段によって撮影した前記本人又は前記写真付証明書を動画撮影又は連続静止画を写し出し可能な構成とされており、
    該オペレータ端末側に、前記モニタ手段に写し出される前記動画又は前記連続静止画から静止画を取り出すためのシャッタボタンを有しており、
    前記オペレータが、前記ユーザ端末の前記撮影手段を介して前記モニタ手段に写し出された前記本人又は前記写真付証明書の前記動画又は前記連続静止画を見て、前記シャッタボタンで撮影を行い、その静止画を取り出すように構成されていることを特徴とするオペレータ端末。
  6. ユーザの本人確認を行うオペレータが操作するオペレータ端末と、
    前記オペレータに本人確認を依頼する前記ユーザが操作するユーザ端末と、
    前記オペレータ端末と前記ユーザ端末とを通信可能に接続する通信手段と、
    を有し、
    前記ユーザ端末は、本人及び写真付証明書を撮影可能な撮影手段を有しており、
    前記オペレータ端末は、前記撮影手段で撮影された本人画像及び写真付証明書画像を確認可能なモニタ手段と、前記ユーザ端末に指示を送る指示手段とを有しており、
    前記指示手段から前記ユーザ端末に送られた指示に基づいて、前記ユーザ端末の前記撮影手段で撮影された前記本人画像及び前記写真付証明書画像を、前記オペレータ端末の前記モニタ手段で確認可能に構成され
    前記撮影手段は、前記本人又は前記写真付証明書を動画撮影又は連続静止画撮影し、前記通信手段を介して前記オペレータ端末に送られた前記動画又は前記連続静止画が、該オペレータ端末側の前記モニタ手段で写し出し可能な構成とされており、
    前記オペレータ端末側に、前記モニタ手段に写し出される前記動画又は前記連続静止画から静止画を取り出すためのシャッタボタンを有しており、
    前記オペレータが、前記ユーザ端末の前記撮影手段を介して前記モニタ手段に写し出された前記本人又は前記写真付証明書の前記動画又は前記連続静止画を見て、前記シャッタボタンで撮影を行い、その静止画を取り出すように構成されている本人確認システムを動かすためのプログラムであって、
    既存のプログラム中にスクリプトとして埋め込むことで起動することを特徴とする本人確認システムプログラム。
  7. 前記ユーザ端末は、スマートフォン又はタブレットであり、前記スマートフォン又は前記タブレットは、インカメラ及びアウトカメラを有し、前記インカメラは前記本人を撮り、前記アウトカメラは前記写真付証明書を撮る構成であることを特徴とする請求項6に記載の本人確認システムプログラム。
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