JP7328823B2 - 秤量装置 - Google Patents

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Description

この発明は、秤量装置に関するものである。
より具体的には、被秤量物の質量を簡単に測定することができ、携帯可能かつ表示部に表示された表示値を記憶することが可能な秤量装置に係るものである。
従来、ロードセルに加えられた荷重を検出することにより被秤量物の質量を測定するロードセル式の秤量装置がある。
このような秤量装置の一例が、特開2015-40810号公報(特許文献1)に開示されている。
前記特許文献1においては、ロードセルに対する過大な荷重の印加の履歴を把握することが可能となる計量装置が提案されている。
この計量装置は、荷重を検出するロードセルを備えるものであって、
前記ロードセルからの荷重信号の内、その信号レベルの絶対値が、所定値以上であって、かつ、前記所定値以上の信号レベルの絶対値を継続する継続時間が、所定時間以上である荷重信号を、過大な荷重信号と判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定される前記過大な荷重信号を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される過大な荷重信号を読み出して出力する出力手段と、
を備えるものである。
特開2015-40810号公報(特許請求の範囲,図1)
前記特許文献1に記載された計量装置において、記憶手段は、判定手段によって判定される過大な荷重信号を記憶するものである。
したがって、前記特許文献1に記載された計量装置は、ロードセルによって測定された荷重の値など、表示部に表示された表示値を記憶するものではない。
この発明はかかる現状に鑑み、被秤量物の質量を、簡単に測定することができ、携帯可能かつ表示部に表示された表示値を記憶することが可能な秤量装置を提供せんとするものである。
この発明の請求項1に記載の発明は、
中空の装置本体と、
前記装置本体内に、軸方向に移動可能に配設され、かつ先端側に被秤量物を保持する保持部を有する軸部材と、
前記軸部材に与えられた荷重を測定するよう前記装置本体内に配設される荷重測定部と、
前記荷重測定部が測定・出力した荷重の値を表示する表示部と、
前記表示部に表示された表示値を記憶する表示値記憶部と、
前記装置本体内に突設された第1支持軸に搖動自在に保持される揺動体を備え、
前記軸部材を、基端側に、被秤量物の荷重に基づく押圧力で前記荷重測定部を押圧して歪みを生じさせる押圧体を有するよう構成し、
前記揺動体の揺動に応じて、前記軸部材が軸方向に移動することにより、前記押圧体が前記荷重測定部と当接又は離間するよう構成したこと
を特徴とする秤量装置である。
この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の秤量装置において、
前記表示値記憶部は、
不揮発性メモリで構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の秤量装置において、
前記荷重測定部は、
ロードセルで構成されたものであること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1~3のいずれかに記載の秤量装置において、
前記秤量装置は、さらに、
前記荷重測定部が測定した荷重の値分を減算補正して減算補正値を出力する補正部と、前記減算補正値を記憶する減算補正値記憶部と、前記減算補正値を前記荷重測定部が測定した荷重の値から減算して出力する演算部を備え、
前記表示部は、さらに、
前記減算補正値及び前記演算部から出力された演算値を表示可能に構成され、
前記表示値記憶部は、さらに、
前記減算補正値及び前記演算値を記憶可能に構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1~4のいずれかに記載の秤量装置において、
前記荷重測定部及び前記揺動体は、
それぞれ前記軸部材を軸方向に移動可能に保持する挿通孔を有し、
前記軸部材は、
その外周部に径方向外側に向かって突出形成された突出部を有し、
前記揺動体は、
前記突出部と係合可能に形成された係合凹部を有すること
を特徴とするものである。
この発明の請求項6に記載の発明は、
請求項1~5のいずれかに記載の秤量装置において、
前記秤量装置は、さらに、
前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持される回動体を備え、
前記回動体の回動に応じて前記揺動体が揺動するよう構成したこと
を特徴とするものである。
この発明の請求項7に記載の発明は、
請求項に記載の秤量装置において、
前記秤量装置は、さらに、
前記回動体の位置を判定し、その判定結果に基づいて前記秤量装置の電源のオン/オフを制御する制御手段を備えること
を特徴とするものである。
この発明の請求項8に記載の発明は、
請求項1~のいずれかに記載の秤量装置において、
前記秤量装置は、さらに、
電源を供給するための電源部を備え、
前記電源部は、
一又は複数の電池で構成される電池ボックスであること
を特徴とするものである。
この発明にかかる秤量装置は、中空の装置本体と、前記装置本体内に、軸方向に移動可能に配設され、かつ先端側に被秤量物を保持する保持部を有する軸部材と、前記軸部材に与えられた荷重を測定するよう前記装置本体内に配設される荷重測定部、好ましくはロードセルと、前記荷重測定部が測定・出力した荷重の値(質量)を表示する表示部と、前記表示部に表示された表示値を記憶する表示値記憶部を備えるものである。
したがって、前記荷重測定部が測定・出力した荷重の値など、前記表示部に表示された表示値を記憶することが可能となる。
なお、この発明において、前記秤量装置は、さらに、前記装置本体内に突設された第1支持軸に搖動自在に保持される揺動体を備え、前記軸部材を、基端側に、被秤量物の荷重に基づく押圧力で前記荷重測定部を押圧して歪みを生じさせる押圧体を有するよう構成し、前記揺動体の揺動に応じて、前記軸部材が軸方向に移動することにより、前記押圧体が前記荷重測定部と当接又は離間するよう構成されている。
前記秤量装置においては、前記表示値記憶部を、不揮発性メモリで構成することができる。
このような構成によって、記憶された値(データ)を書き換え可能で、且つ電源を切っても、この値が消去されないようにすることができる。
前記秤量装置においては、さらに、前記荷重測定部が測定した荷重の値分を減算補正して減算補正値を出力する補正部と、前記減算補正値を記憶する減算補正値記憶部と、前記減算補正値を前記荷重測定部が測定した荷重の値から減算して出力する演算部を備えさせ、前記表示部を、前記減算補正値及び前記演算部から出力された演算値をも表示可能に構成し、前記表示値記憶部を、前記減算補正値及び前記演算値をも記憶可能に構成することができる。
このような構成によって、前記表示部に表示される、前記荷重測定部が測定・出力した荷重の値に加えて、前記減算補正値及び前記演算値を、前記表示値記憶部に記憶させて、適宜読み出すことが可能となるので、被秤量物自体の質量のみならず、その質量変化の測定を行うことが可能となる。
前記秤量装置においては、さらに、前記装置本体内に突設された第1支持軸に搖動自在に保持される揺動体を備えさせ、前記軸部材を、基端側に、被秤量物の荷重に基づく押圧力で前記荷重測定部を押圧して歪みを生じさせる押圧体を有するよう構成し、前記揺動体の揺動に応じて、前記軸部材が軸方向に移動することにより、前記押圧体が前記荷重測定部と当接又は離間するよう構成することができる。
このような構成によって、前記軸部材が移動し、前記軸部材の押圧体が前記荷重測定部と当接又は離間するので、荷重測定部に、荷重が伝達されず、負荷がかからない状態にすることが可能となる。
したがって、かかる構成の秤量装置によれば、荷重測定部の劣化を効果的に抑制することが可能となり、長期間に亘って秤量精度の維持が可能となる。
前記秤量装置においては、さらに、前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持される回動体を備えさせ、前記回動体の回動に応じて前記揺動体が揺動するよう構成することができる。
このような構成によって、前記揺動体は、前記回動体の回動に伴って揺動することが可能となる。
前記秤量装置においては、さらに、前記回動体の位置を判定し、その判定結果に基づいて前記秤量装置の電源のオン/オフを制御する制御手段を備えさせることができる。
このような構成によって、前記回動体を下方に回動させることにより前記秤量装置が測定不能の状態になったときに、前記秤量装置の電源をオフし、前記回動体を上方に回動させることにより前記秤量装置が測定可能の状態になったときに、前記秤量装置の電源をオンすることが可能となる。
前記秤量装置においては、さらに、電源を供給するための電源部を設け、前記電源部を、一又は複数の電池で構成される電池ボックスとすることができる。
このような構成によって、前記秤量装置を携帯性に優れたものとすることができる。
この発明にかかる秤量装置の一例を示す説明図である。 図1に示す秤量装置の正面図である。 図1に示す秤量装置の内部構造を示す説明図であって、(A)は、押圧体4bが受圧部3cに当接し、荷重測定部3が押圧体4bを介して伝達される荷重を検出可能な状態を示すもので、(B)は、押圧体4bが受圧部3cから離間し、荷重測定部3に荷重がかからない状態を示すものである。 この発明にかかる秤量装置の他の例を示す説明図である。
以下、この発明にかかる秤量装置の実施の一例を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
なお、この発明は、図面に示す形態にのみ限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲内において種々改良を加えることができるものである。
図1は、この発明にかかる秤量装置の一例を示す正面斜視図で、図2は、図1に示す秤量装置の正面図で、図3は、図1に示す秤量装置の内部構造を示す説明図である。
なお、図1~図3においては、フック部材10から軸部材4に向かう方向を下方向としている。
この発明にかかる秤量装置1は、図1~3に示すように、その一方側に周方向に回動可能に設けたフック部材10のO字状の先端部を所望の場所に引っ掛けることによって、吊り下げることができる。
前記秤量装置1は、図1~3に示すように、中空の装置本体2と、前記装置本体2内に軸方向に移動可能に配設され、かつ先端側に被秤量物を保持する保持部4aを有する軸部材4と、前記装置本体内に、前記軸部材4に与えられた荷重を測定するよう前記装置本体2内に配設される荷重測定部3と、前記装置本体2内に突設された第1支持軸2cに搖動自在に保持される揺動体5と、前記装置本体2内に突設された第2支持軸2dを支点として回動可能に支持される回動体6と、を備える。
前記装置本体2は、図1~3に示すように、上部が開口するケース本体2aと、このケ
ース本体2aの開口部を閉止する蓋体2bから構成されている。
前記ケース部材2aの下面の中央部には、前記蓋体2bと結合させたときに、軸部材4の保持部4aを、前記装置本体2から突出させるための開口部が形成されるように、所要の大きさの切欠き2eが形成され、前記蓋体2bにも、前記切欠き2eと相対する切欠き(図示せず)が形成されている。
さらに、前記ケース部材2aの下端の所定の位置には、前記蓋体2bと結合させたときに、前記回動体5の先端部を、前記装置本体2から突出させるための開口部が形成されるように、所要の大きさの切欠き2fが形成され、前記蓋体2bにも、前記切欠き2fと相対する切欠き2gが形成されている。
なお、前記蓋体2bには、後述する表示部7及び装置操作部8のそれぞれと対応させて貫通孔が形成されている。
したがって、図1及び2に示されているように、前記ケース本体2aに前記蓋体2bを取り付けると、前記表示部7及び装置操作部8が、前記蓋体2bの貫通孔からそれぞれ突出する。
前記荷重測定部3は、被秤量物により加えられた荷重を測定するためのもので、被秤量物の荷重を受けて歪みを発生する起歪体3aと、この起歪体3aに発生した歪みの量を検出する検出部(図示せず)で構成されている。
図3において、前記荷重測定部3は、板状の起歪体3aの基端側と先端側を、側面視が略逆S字状ないしS字状になるよう折り曲げて、一端を、装置本体2に固定する固定部3bとし、他端の自由端を、被秤量物の荷重を受ける受圧部3cとするとともに、所定の位置に、前記荷重を受けて生じた歪みの量を検出し、かつこの歪みに応じた荷重信号を出力する検出部としての歪ゲージを貼着させたロードセルで構成されている。
なお、前記荷重測定部としては、荷重ないし力を検出することができるものであれば、特段の制限はなく、秤量装置の形態や用途に応じて、歪ゲージ式や、圧電式などの荷重検出手段を適宜選択することができる。
前記受圧部3cには、後述する軸部材4を挿通させるため、厚さ方向に貫通形成された挿通孔3dが設けられている。
前記軸部材4の一端には押圧体4bが形成されており、この押圧体4bが前記受圧部3cに当接し、これを押圧する。
したがって、前記押圧体4bから前記受圧部3cに対して、被秤量物の荷重に基づく押圧力で押圧されて生じた歪みに基づいて、前記荷重測定部3は、自身にかかる荷重を検出する。
前記軸部材4は、所要の長さを有する略円柱棒状体からなるもので、前記荷重測定部3の受圧部3cに厚さ方向に貫通形成された挿通孔3dと、前記揺動体5に厚さ方向に貫通形成された挿通孔5dに、軸方向に移動可能に挿通されている。
図3において、前記軸部材4の先端側は、装置本体2の外側に突出し、この先端部に、被秤量物を保持するための保持部4aが一体的に形成されている。
なお、図1~3において、前記保持部4aは、被秤量物の吊り下げが可能となるよう鉤状に形成されている。
さらに、図3において、前記軸部材4の基端側には、前記荷重測定部3の受圧部3cに形成された挿通孔よりも大きい外径を有する円柱状の押圧体4bが設けられている。
この押圧体4bは、前記荷重測定部3の受圧部3cと当接して、これを押圧し、前記荷重測定部3を構成する起歪体3aに歪みを発生させるものである。
前記軸部材4の外周部の所定部位には、径方向外側に向かって突出する突出部4cが形成されている。
前記突出部4cは、前記揺動体5の後述する係合凹部5cと係合するもので、その外周面は、下方に向かって徐々に縮径する截頭円錐面状に形成されている。
なお、図3において、前記突出部4cは、前記軸部材4の外周部に全周に亘って形成されているが、これを分割して、周方向に間隔を存して複数形成されるようにしてもよい。
前記突出部4cは、被秤量物の秤量を行わない場合には、前記揺動体5を、支持軸2cを支点として上方へ揺動させると、前記揺動体5の係合凹部5cと係合し、前記突出部4cが上方へ押し上げられることによって、軸部材4が上方に移動するので、軸部材4の押圧体4bは、前記荷重測定部3の受圧部3cから離間する。
一方、被秤量物の秤量を行う場合には、前記揺動体5を、支持軸2cを支点として下方へ揺動させると、軸部材4が下方に移動して、前記軸部材4の押圧体4bが前記荷重測定部3の受圧部3cに当接・支持されると同時に、前記突出部4cの前記係合凹部5cとの係合が解除され、前記突出部4cが前記揺動体5の係合凹部5cから離間するので、前記押圧体4bから押圧されて生じた歪みに基づいて、前記荷重測定部3が自身にかかる荷重を検出しうる状態が構築される。
したがって、前記突出部4cは、前記軸部材4において、前記押圧体4bの前記受圧部3cからの離間と前記荷重測定部3が自身にかかる荷重を検出しうる状態の構築を可能にする位置に設けられるものである。
前記揺動体5は、所要の厚さを有する平面視矩形状の板状部材からなるもので、一端側に、前記ケース本体2a内に突設された支持軸2cを中心として回動可能に支持されるよう軸受け5aを有し、他端側に、前記回動体6の当接部6aに保持される自由端部5bを有している。
したがって、前記揺動体5は、後述するように、前記回動体6の回動に応じて揺動する。
前記揺動体5の所定の位置(図3において中央部)には、前記軸部材4が挿通されるよう所要の深さの挿通孔5dが形成されるとともに、前記挿通孔5dの周縁には、前記軸部材4の突出部4cと係合可能に形成された係合凹部5cが設けられている。
このような構成によって、前記揺動体5は、後述するように、前記回動体6の回動に伴って揺動し、この揺動に伴って前記軸部材4が移動することによって、押圧体4bの荷重測定部3との離接が行われる。
したがって、従来のロードセル式の秤量装置においては、被秤量物の質量の変化を測定する等、長期間に亘って継続して秤量する必要がある場合には、常に電源をオンの状態にしておく必要があるという問題や、ロードセルに長期間に亘って継続して負荷がかかるため、ロードセルが劣化するという問題があったが、この発明にかかる秤量装置においては、被秤量物の質量と質量変化を、簡単に測定することができ、携帯可能かつ長期間に亘って秤量精度の維持が可能である。
前記回動体6は、前記揺動体5の揺動操作を行うための操作レバーを兼ねるもので、所要の幅と厚みを有する棒状部材で構成され、前記ケース本体2a内に突設された支持軸2dを中心として回動可能に支持されている。
前記回動体6は、一端側に、その回動操作を行うための回動操作部6bを有し、他端側に、かつ前記揺動体5の前記自由端部5bと当接・支持して揺動させる当接部6aを有している。
このような構成によって、前記回動体6を下方に回動させたときには、その当接部6aが揺動体5の自由端部5bの下面を上方に押圧することで、揺動体5が上方に搖動し、前記回動体6を上方に回動させたときには、その当接部6aが揺動体5から離間することで、揺動体5が下方に搖動する。
なお、この実施例において、前記回動体6の当接部6aは、円弧状に形成されたカム面と、所定の高さの水平面を形成する平坦部を有するように構成されている。
具体的には、前記当接部6aは、前記揺動体5が最下部に位置するまで回動したときに高さh1の水平面を形成し(図3(A))、最上部に位置するまで回動したときに高さh2の水平面を形成する(図3(B))よう構成されている。
したがって、揺動体5は、前記カム面の形状に沿って支持軸2cを中心として徐々に上方又は下方に搖動し、その最高位置(すなわち押圧体4bが受圧部3cから離間した状態)と最低位置(すなわち押圧体4bが受圧部3cと当接した状態)において固定される。
さらに、この実施例において、前記回動体6は、支持軸2dの中心から回動操作部6bの端縁までの長さが、支持軸2dの中心から当接部6aの端縁までの長さよりも長くなるように構成されている。
したがって、前記回動体6を操作するに際しては、てこの原理が働くので、被秤量物の質量にもよるが、保持部4aに被秤量物を保持させたまま、回動体6の回動を行うことも可能である。
かかる構成からなる秤量装置1は、前記回動体6の回動に伴って、前記揺動体5が揺動し、前記荷重測定部3に対して被秤量物の荷重を伝達する前記押圧体4bが前記荷重測定部3と離接する構造を有している。
すなわち、前記秤量装置1においては、被秤量物の秤量を行う場合には、前記揺動体5を、支持軸2cを支点として下方へ揺動させるべく、前記回動体6を支持軸2dを中心として上方に回動させると、軸部材4が下方に移動して、前記軸部材4の押圧体4bが前記荷重測定部3の受圧部3cに当接・支持されると同時に、前記突出部4cの前記係合凹部5cとの係合が解除され、前記突出部4cが前記揺動体5の係合凹部5cから離間するので、前記押圧体4bから押圧されて生じた歪みに基づいて、前記荷重測定部3が自身にかかる荷重を検出することが可能となる。
一方、被秤量物の秤量を行う必要がない場合には、前記揺動体5を、支持軸2cを支点として上方へ揺動させるべく、前記回動体6を支持軸2dを中心として下方に回動させると、前記軸部材4の突出部4cが前記揺動体5の係合凹部5cと係合して上方へ押し上げられることに伴い、前記軸部材4自体も上方に移動するので、前記軸部材4の押圧体4bは、前記荷重測定部3の受圧部3cから離間し、この押圧体4bの受圧部3cへの当接が解除される。
よって、前記荷重測定部3に、荷重が伝達されず、負荷がかからない状態にすることが可能となるので、前記荷重測定部3の劣化を効果的に抑制することが可能となる。
図1~3において、前記秤量装置1は、前記荷重測定部3が測定した荷重値分を減算補正して減算補正値を出力する、いわゆるゼロセットを行うための補正部(図示せず)と、前記減算補正値を記憶する減算補正値記憶部(図示せず)と、前記減算補正値を前記荷重測定部3が測定した荷重値から減算して出力する演算部(図示せず)を備える。
このような構成によって、被秤量物自体の質量や質量変化の測定を行うことが可能となる。
図3において、前記ケース本体2aには、表示部7が内蔵されている。
前記表示部7は、前記荷重測定部3が測定・出力した荷重値(質量)や前記減算補正値、前記演算部から出力された演算値を表示することを可能にするものである。
さらに、図1~3において、前記秤量装置1は、前記表示部7に表示された表示値を記憶する表示値記憶部(図示せず)を備える。
前記表示値記憶部としては、表示値などの所定のデータを記憶する機能を有するものであれば、特段の制限はないが、好ましくは、フラッシュROMなどの書き換え可能で、且つ電源を切ってもデータが消去されない不揮発性のものが選択される。
前記秤量装置1は、この秤量装置を秤量操作するための装置操作部8を備える。
図1及び2において、前記装置操作部8は、ケース本体2aの開口側に向かって水平に延出する縦断面矩形のボックス8aに設けられたもので、電源のオン/オフを切り替える電源ボタン8bと、ゼロセット(ゼロ補正)を行うTAREボタン8cと、前記表示値記憶部の記憶/消去を行うMEMORY/RESETボタン8dで構成されている。
なお、前記操作部については、特段の制限はなく、用途に応じて適宜構成することができる。
さらに、前記ケース本体2aには、秤量装置1に電源を供給するための電源部(図示せず)が内蔵される。
なお、前記電源部については、装置に対して電源供給可能に構成されている限り、その構成に特段の制限はないが、携帯性に優れたものとする観点から、一又は複数の電池で構成される電池部とすることが好ましい。
さらにまた、前記秤量装置1においては、前記軸部材4の押圧体4bが前記荷重測定部3の受圧部3cから離間している状態、すなわち測定不能の状態において前記秤量装置1の電源がオフとなり、前記軸部材4の押圧体4bが前記荷重測定部3の受圧部3cに当接・支持されている状態、すなわち測定可能の状態において前記秤量装置1の電源がオンと
なるよう構成することができる。
例えば、前記秤量装置1に、操作レバーを兼ねる前記回動体6の位置を判定し、その判定結果に基づいて前記秤量装置1の電源のオン/オフを制御する制御手段(図示せず)を備えさせることができる。
より具体的には、前記制御手段を、前記回動体6が下方に回動したと判定した場合には、前記秤量装置1の電源をオフし、前記回動体6が上方に回動したと判定した場合には、前記秤量装置1の電源をオンするように構成することができる。
このような構成によって、被秤量物の質量と質量変化をより簡単に測定することが可能となる。
以下、この発明にかかる秤量装置1による被秤量物の秤量の一例を、具体的に説明する。
まず、装置操作部8の電源ボタン8bを押して、装置の電源をオンの状態にする(1日目)。
この状態では、表示部7には、「0g」と表示されている。
ついで、レバー操作体としての回動体6を、上方に回動・固定させる。
このとき、軸部材4の押圧体4bは、荷重測定部3の受圧部3cに当接・支持され、軸部材4の突出部4cが揺動体5の係合凹部5cから離間した状態となるので、この押圧体4bから押圧されて生じた歪みに基づいて、荷重測定部3は、自身にかかる荷重を検出することが可能となる。
空の容器を保持部4aに吊るして、質量を測定する。
例えば、100mLの容器の場合、表示部7には、「125g」と表示される。
TAREボタン8cを押してゼロセットを行う。
これによって、表示部7には、再度「0g」と表示される。
回動体6を、下方に回動・固定し、容器を保持部4aから取り除く。
このとき、軸部材4の突出部4cが揺動体5の係合凹部5cと係合して上方へ押し上げられることに伴い、軸部材4自体も上方に移動するので、軸部材4の押圧体4bは、前記荷重測定部3の受圧部3cから離間し、荷重測定部3に、荷重が伝達されない、という状態にある。
表示部7には、「-125g」と表示される。
その後、MEMORY/RESETボタン8dを押す。
これによって、表示値記憶部には、「-125g」が記憶される。
ついで、先の容器に薬液を充填したものを保持部4aに吊るしたのち、再度、回動体6を、上方に回動・固定し、被秤量物の荷重を測定することが可能な状態にする。
例えば、薬液を100mL充填した場合、表示部7には、「100g」と表示される。
回動体6を下方に回動・固定し、電源ボタン8bを押して、装置の電源をオフの状態にする。
先の容器内の薬液が所定量使用されたのち、再度、電源ボタン8bを押して、装置の電源をオンの状態にする。
このとき、表示部7には、「-125g」と表示される。
残りの薬液が充填された容器を保持部4aに吊るしたのち、再度、回動体6を、上方に回動・固定し、被秤量物の荷重を測定することが可能な状態にする。
例えば、薬液が30mL使用された場合、表示部7には、「70g」と表示される。
回動体6を下方に回動・固定し、電源ボタン8bを押して、装置の電源をオフの状態にする。
さらに薬液が所定量使用されたのち、再度、電源ボタン8bを押して、装置の電源をオンの状態にする(2日目)。
このとき、表示部7には、「-125g」と表示される。
残りの薬液が充填された容器を保持部4aに吊るしたのち、再度、回動体6を、上方に回動・固定し、被秤量物の荷重を測定することが可能な状態にする。
例えば、さらに薬液が40mL使用された場合、表示部7には、「30g」と表示される。
回動体6を下方に回動・固定し、電源ボタン8bを押して、装置の電源をオフの状態にする。
したがって、上記操作を繰り返すことによって、前記被秤量物の質量の変化を測定することができる。
なお、図1~3において、秤量装置1は、秤量機構として、被秤量物を吊り下げて秤量する、いわゆる吊り下げ秤の方式を採用するものであるが、吊り下げ秤の方式以外の他の秤量機構を採用してもよい。
図4において、秤量装置11は、被秤量物を載置する載置台14に接続された軸部材が備える押圧体(図示せず)が、回動操作体16の前後方向の移動に従って、荷重測定部への当接又は離間が可能になるように構成することによって、荷重測定部の劣化が抑制されるよう構成されている。
この発明の秤量装置は、被秤量物の質量を簡単に測定することができ、携帯可能かつ表示部に表示された表示値を記憶することが可能となるものである。
したがって、前記秤量装置は、あらゆる秤量装置に利用することができるものである。
1 秤量装置(吊り下げ秤)
2 装置本体
2a ケース本体
2b 蓋体
2c,2d 支持軸
2e,2f,2g 切欠き
3 荷重測定部
3a 起歪体
3b 固定部
3c 受圧部
3d 挿通孔
4 軸部材
4a 保持部
4b 押圧体
4c 突出部
5 揺動体
5a 軸受け
5b 自由端部
5c 係合凹部
5d 挿通孔
6 回動体
6a 当接部
6b 回動操作部
7 表示部
8 装置操作部
8a ボックス
8b 電源ボタン
8c TARE(ゼロセット)ボタン
8d MEMORY/RESET(記憶/消去)ボタン
9 電源供給部
10 フック部材
11 秤量装置(台秤)
14 載置台
16 回動体
17 表示部
18 装置操作部

Claims (8)

  1. 中空の装置本体と、
    前記装置本体内に、軸方向に移動可能に配設され、かつ先端側に被秤量物を保持する保持部を有する軸部材と、
    前記軸部材に与えられた荷重を測定するよう前記装置本体内に配設される荷重測定部と、
    前記荷重測定部が測定・出力した荷重の値を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された表示値を記憶する表示値記憶部と、
    前記装置本体内に突設された第1支持軸に搖動自在に保持される揺動体を備え、
    前記軸部材を、基端側に、被秤量物の荷重に基づく押圧力で前記荷重測定部を押圧して歪みを生じさせる押圧体を有するよう構成し、
    前記揺動体の揺動に応じて、前記軸部材が軸方向に移動することにより、前記押圧体が前記荷重測定部と当接又は離間するよう構成したこと
    を特徴とする秤量装置。
  2. 前記表示値記憶部は、
    不揮発性メモリで構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の秤量装置。
  3. 前記荷重測定部は、
    ロードセルで構成されたものであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の秤量装置。
  4. さらに、前記荷重測定部が測定した荷重の値分を減算補正して減算補正値を出力する補正部と、前記減算補正値を記憶する減算補正値記憶部と、前記減算補正値を前記荷重測定部が測定した荷重の値から減算して出力する演算部を備え、
    前記表示部は、さらに、
    前記減算補正値及び前記演算部から出力された演算値を表示可能に構成され、
    前記表示値記憶部は、さらに、
    前記減算補正値及び前記演算値を記憶可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の秤量装置。
  5. 前記荷重測定部及び前記揺動体は、
    それぞれ前記軸部材を軸方向に移動可能に保持する挿通孔を有し、
    前記軸部材は、
    その外周部に径方向外側に向かって突出形成された突出部を有し、
    前記揺動体は、
    前記突出部と係合可能に形成された係合凹部を有すること
    を特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の秤量装置。
  6. さらに、前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持される回動体を備え、
    前記回動体の回動に応じて前記揺動体が揺動するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の秤量装置。
  7. さらに、前記回動体の位置を判定し、その判定結果に基づいて前記秤量装置の電源のオン/オフを制御する制御手段を備えること
    を特徴とする請求項に記載の秤量装置。
  8. さらに、電源を供給するための電源部を備え、
    前記電源部は、
    一又は複数の電池で構成される電池ボックスであること
    を特徴とする請求項1~のいずれかに記載の秤量装置。
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