JP7328687B2 - 縦型製袋充填包装機 - Google Patents
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Description
また、各横シール部材にはヒータが内蔵されており、各横シール部材で筒状フィルムを押圧した状態でヒータにより熱が加えられ、これにより、押圧された部分が軟化し、かつ固着されるようになっている。つまり、横シールが施工されるようになっている。
また、「カット野菜」や「もやし」等は筒状フィルム内に落下した状態では嵩張って沈み込まず、噛み込みの危険性も高い。
この特許文献4に開示された製袋装置および製袋方法の場合、脱気は筒状フィルムの前後をスポンジで押圧することで筒状フィルム内の空気を上方に押し出して脱気する構成となっている。
また、しごき部材は脱気の時の上方への空気の流れを阻害しないように適度な隙間を設けた構成となっている。
そのため、しごきの効果と脱気の効果の両方が得られる隙間が必要となるが、その調整は困難である、という問題が生じる。
しかし、エアシリンダを用いた場合、エアシリンダは圧力調整が不安定なので、適正なシール圧の確保が困難となり、同時に、噛み込みの検出機能が働かなくなる、という不具合が生じる。
さらに、これらの機能を盛り込むために、作動手段としてサーボモータをチャンバー内あるいはそのチャンバー周辺に設置しようとすると、複数のサーボモータ及び回転運動を直線運動に変換する複数の変換機構が必要となるなど、大掛かりな装置となってしまう、という問題が生じる。
本発明は上記課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、吸引式の脱気方法で、標準的な縦型製袋充填包装機で実施されているサーボモータを駆動源とすることで適正なシール圧の保持やかみ込みの検出機能をコンパクトな構成で実現でき、さらに、必要に応じてしごき動作を付加でき、それにより適正なしごきも実施できる縦型製袋充填包装機を提供することである。
前記一対の横シール部材をそれぞれ個別に囲い込むと共に、一つからなる第1のサーボモータによって互いに接近・離間することにより、前記一対の横シール部材を互いに接近・離間させる一対のバキュームボックスと、前記一対のバキュームボックスの対向面同士の接触動作後に機能し前記加熱シール施工前に前記筒状包装材の内部の空気を吸引し且つ外部に排出する吸引脱気手段とを有し、
この吸引脱気手段は、前記一対のバキュームボックスの内一方のバキュームボックスに他方のバキュームボックス側に対してエアシリンダによって前後進自在に設けられたスライド部材を備え、
このスライド部材は、
前記他方のバキュームボックス側に対して前進した状態で前記他方のバキュームボックスに当接して前記一対の横シール部材間に隙間を形成することにより、この隙間を介して前記筒状包装材の内部の空気を吸引し且つ外部に排出する前記吸引脱気手段による作業を可能にする機能と、
前記他方のバキュームボックスに当接したまま前記他方のバキュームボックス側に対して後退した状態になって前記一対の横シール部材同士を前記筒状包装材を挟んで接触させることにより、前記筒状包装材を加熱シールする前記一対の横シール部材による作業を可能とする機能とを有していることを特徴とする。
。
また、一対の横シール部材が横シールを施工する際、筒状包装材の内部の製品を噛み込んだ場合、サーボモータの駆動電流の変化をモニターすることで噛み込みの検出を行うことができる。
さらに、標準的な縦型製袋充填包装機で実施されている一つのサーボモータを駆動源として利用できるので、コンパクトな装置を構成でき、コストも安くなり、その結果、経済的にも優れた縦型製袋充填包装機を得ることができる。
図1に示すように、縦型製袋充填包装機1は、所定量の帯状フィルムFwが巻付けられた巻取りロールFrを備えている。
巻取りロールFrの帯状フィルムFwの流れの下流側には、帯状フィルムFwに、矢印Aで示す方向に遥動して最適のテンションを付与するテンション機構2が配置されており、このテンション機構2の流れのさらに下流側には、当該テンション機構2を経由した帯状フィルムFwを筒状に形成する製筒器3と、この製筒器3で形成された筒状包装材である筒状フィルムFtを装着する製袋充填筒4が配置されている。
また、上記横シール装置10を装備した状態で、筒状フィルムFtの内部の空気を抜く吸引脱気手段20が配設されている。
なお、上記バキュームボックス駆動用サーボモータ29は、標準的な縦型製袋充填包装機において利用されているサーボモータである。そのため、サーボモータの駆動電流の変化をモニターすることで、例えば、袋内の製品の噛み込みの検出を行うことができる。
次に、図2,3に基づいて、まず、横シール装置10を説明する。
ここで、図2は、一対のバキュームボックス21と、一対の横シール部材であるヒータブロック11と、隙間形成用スライド部材(以下、単にスライド部材と言う)27と、第1のサーボモータであるバキュームボックス駆動用サーボモータ29との相互関係を示す概略図であり、図3は、これらの各部材を実際に組み立てた状態を示す図である。
また、各ヒータブロック12,13は、図示しないビス止め等により、それぞれ一方側および他方側バキュームボックス22,23に固定されている。
なお、一方側バキュームボックス22内において、一方側ヒータブロック12と一方側バキュームボックス22の内側面との間には、一方側バキュームボックス22および一方側ヒータブロック11に対して前後方向にスライド可能なスライド部材27が設けられている。
これに対して、他方側ヒータブロック13におけるカッタ摺動用溝13cは、図4に示すように、当該他方側ヒータブロック13の前面側端面から後面側に所定寸法切り込んで形成され、上記カッタ28の先端部が筒状フィルムFtの所定位置を切断した後、その先端を受けるカッタ受け溝となっている。
カッタ28の刃部28bは、複数(3箇所)の凸部28b1と2箇所の凹部28b2とで形成されており、これらは交互に形成されている。
そして、カッタ28の移動は、一方側ベース部材32(図3参照)に配設された駆動用エアシリンダ38(図3参照)の駆動により実行される。
このスライド部材27は、筒状フィルムFtの少なくとも一部に空気抜き用の孔をあける孔あけ作業、孔明け後の筒状フィルムFtの両側面を開く袋開き作業、および開口された筒状フィルムFtの内部の空気を吸引する空気吸引作業を可能とする機能を有している。
また、一方側バキュームボックス22は、一方側ベース部材32に図示しないビス止め等により取付け固定されている。
このガイドバー34はベース支持部材35に支持されており、このベース支持部材35は、上記両ベース部材32,33の略中間部において、前記各バキュームボックス22,23の前後移動用の駆動源としての前記サーボモータ29を含む駆動機構(図略)に接続されている。
これにより、上記サーボモータ29および駆動機構を駆動させることで、一方側べース部材32と他方側ベース部材33とがガイドバー34に沿って互いに接近、離間できるようになっている。
また、一方側べース部材32には、前記カッタ28の前後移動を可能とする前記カッタ駆動用エアシリンダ38が設けられている。
この吸引脱気手段20は、前記横シール装置10による横シール施工を実施する前に機能させるものである。
それぞれの吸着パット40,40は、図6に示すように、いずれも吸着部40aと、蛇腹部40bと、ホース接続部40cとで構成されている。
そして、ホース接続部40cは、吸着駆動源側にホース部40-1を介して接続されている。
そのため、両バキュームボックス22,23が駆動され、一方側バキュームボックス22のスライド部材27の前面接触部と、他方側バキュームボックス23の前面部の弾性部材23aとが接近し、かつ当接したとき、対向する両側の吸着部40a,40aの前面部が筒状フィルムFtの表面に自動的に吸着するようになっている。
その後、吸着パット40により筒状フィルムFtの吸着を開始することで、図6に示すように、筒状フィルムFtの吸引口Vを開口(5mm程度)させ、その後、吸引管41による筒状フィルムFtの内部の空気の吸引が行われるようになっている。
図3,9に示すように、吸引管41は、一方側および他方側バキュームボックス22,23のそれぞれの左右方向2箇所に設けられている。
吸引管41は、塩ビパイプ等で形成されており、他方側バキュームボックス23内に差し込まれた吸込み側先端が、例えば、L字状に形成されており、吸着パット40により開かれた筒状フィルムFt内の空気を吸引し易い形状となっている。
そのため、吸着パット40により開かれた筒状フィルムFt内の空気は、合計4本の吸引管41により吸引され、かつ外部に排出されるようになっている。
そして、このスライド部材27は、前述したように、一方のべース部材32に配設されたスライド部材駆動用エアシリンダ37の駆動により、一方側バキュームボックス22に対して、寸法S(例えば、4mm程度)で前後進できるようになっている。
図7(ロ)では、スライド部材27が後進時において、一方側バキュームボックス22とスライド部材27との幅方向寸法はBとなっている。
そして、これらの寸法の関係は、B=Cであり、A=C+4となっている。
図8(A)は開き位置であり、一方側バキュームボックス22と他方側バキュームボックス23とは開いており、スライド部材27は一方側ヒータブロック12の前面シール面から4mm突出している。
そして、このとき、一方側バキュームボックス22のスライド部材27の前面端面と、他方側バキュームボックス23の前面の弾性部材23aとが当接する。これに対して、一方側および他方側ヒータブロック12,13のそれぞれのシール面12a,12bと13a,13bとの間には寸法S(4mm)の隙間が形成されている。
そして、このとき、一方側および他方側ヒータブロック12,13のそれぞれのシール面12a,12bと13a,13bとが噛み合って横シールが施行される。また、一方側バキュームボックス22に装備されたスライド部材27は、他方側バキュームボックス23に押されて寸法S1(2mm)後退している。
図9は、通常の動作(しごきを行わない開閉のみの動作)であり、図8の各部材の動作をさらに具体的に表現したものである。
また、シール位置とは、一方側および他方側バキュームボックス22,23が接触し、一方側および他方側ヒータブロック12,13も接触して、筒状フィルムFtの横シール部分を加熱圧接する位置のことである。
また、吸引管41は吸引中であり、吸着パット40はOFFの状態であり、カッタ28は後進位置にある状態である。
このとき、図8(B)で示すように、一方側および他方側ヒータブロック12,13のシール面12a,12bと13a,13bとが噛み合い位置手前の寸法S1(例えば2mm)まで移動している。
この位置で、吸着パット40によりで筒状フィルムFtを開いて、吸引管41により筒状フィルムFtの内部の空気を吸引する。
また、吸引管41は吸引中であり、吸着パット40はOFFの状態であり、カッタ28は切断位置(第3位置;図8参照)にある。つまり、図8(C)で示すように、シール面同士が噛み合い、内部に「カット野菜」等が充填された筒状フィルムFtが横シールされた後、切断され、包装体BPとして生産される。
そして、このとき、スライド部材27はONの状態(前進状態)であるが、他方側バキュームボックス23に押されて後退した位置にある。
まず、制御装置により、巻取りロールFr、紙送り機構5等を駆動させることにより、巻取りロールFrから帯状フィルムFwが連続的に繰り出される。
帯状フィルムFwは、テンション機構2を経由して製筒器3に送られ、この製筒器3を通過して製袋充填筒4に移行し、その製袋充填筒4により筒状フィルムFtに形成される。
そして、その筒状フィルムFtは上記製品P2を内包した状態で下方に送られ、所定の位置で、前述のように、吸引脱気手段20により筒状フィルムFtの内部の空気が吸引された後、横シール装置10により横シールの施工後、カッタ28により切断され、これにより、製品P2を内包した包装体BPが完成する。
(1)一対のヒータブロック11をそれぞれ個別に囲い込んだ一対のバキュームボックス21がサーボモータ29の駆動により互いに接近・離間するようになっており、加熱シール施工前に吸引脱気手段20のスライド部材27により筒状フィルムFtの内部の空気吸引作業を実行した後、一対のヒータブロック11により横シールを施工するようになっているので、適正なシール圧の保持が可能となる。
この第2実施形態の横シール装置10は、前記筒状フィルムFtに製品P2が投入された後、所定の間隔を上下方向にしごき、製品の詰まりを防止しようとするものである。
そして、一方側および他方側バキュームボックス22,23が取付けられている前記一方側および他方側べース部材32,33を前後方向(X軸方向)の移動の他、上下方向(Z軸方向)の移動も可能な第2のサーボモータ(図略)を備えた構成となっている。
シャッター収容ケース52は、一端が開口された薄くて細長い箱状に形成されており、このシャッター収容ケース52の奥側には、図示しないバネが装備され、このバネの一端が、しごき用シャッター部材50,51の他方側端面と当接している。
したがって、しごき用シャッター50,51部材は前後方向に移動できるようになっている。
また、各しごき用シャッター部材50,51の先端面は、図12等にも示すように、各バキュームボックス22,23が開いているとき、各バキュームボックス22,23の前面端部より所定寸法突出している。
そして、上記第1のサーボモータ29および第2のサーボモータを含む駆動機構を協働させることで、一方側および一方側べース部材32,33とが、開閉方向(X軸方向)の他、上下方向(Z軸方向)にも移動できるようになっている。
図11は、各バキュームボックス22,23の上下面のそれぞれに取付けられたしごき用シャッター50,51の上側シャッター部材50a,51aと、下側シャッター部材50b,51bとの内の下側シャッター部材50b,51bの動き、いわゆるボックスモーションの動きを説明する模式図である。
この状態から、下側シャッター部材50b,51b等を、矢印m1,m2で示すように、しごき待機位置からしごき開始位置まで水平移動させるが、垂直移動はさせないで、図12(B)のしごき開始位置に移行させる。
この状態から、下側シャッター部材50b,51b等を、水平移動はさせないで、矢印m3,m4で示すように、しごき高さからシール高さまで垂直移動させて、図12(C)に示すようなしごき終了位置に移行させる。
この状態から、下側シャッター部材50b,51b等を、垂直移動はさせないで、矢印m1,m2で示すように、しごき高さ位置から吸引位置まで水平移動させて、図13(D)に示すような吸引位置に移行させる。
この状態から、下側シャッター部材50b,51b等を、垂直移動はさせないで、矢印m1,m2で示すように、吸引位置からシール位置まで水平移動させて、図13(E)に示すようなシール位置に移行させる。
この状態から、下側シャッター部材50b,51b等を、垂直移動はさせないで、矢印m5,m6で示すように、シール位置からしごき待機位置まで水平移動させて、図13(F)に示すような待機位置に移行させる。
この状態から、下側シャッター部材50b,51b等を、水平移動はさせないで、矢印m7,m8で示すように、シール高さ位置からしごき高さ位置まで垂直移動させて、図13(G)に示すような待機位置に移行させる。
そして、この状態は図12(A)と同じである。つまり、図12(A)~図13(G)までが、包装体BPの予定の生産量に達するまで繰り返される。
(8)「カット野菜」や「もやし」等は筒状フィルムFt内に落下した状態では嵩張って沈み込み難く、噛み込みの危険性が高いが、収納された状態で、しごき用シャッター50,51により所定範囲にわたって上下方向にしごかれるので、確実に袋内に収納される。その結果、製品の詰まりを防止することができる。
3 製筒器
4 製袋充填筒
10 横シール装置
11 一対のヒータブロック(横シール部材)
12 一方側ヒータブロック
13 他方側ヒータブロック
20 吸引脱気手段
21 一対のバキュームボックス
22 一方側バキュームボックス
23 他方側バキュームボックス
23a 弾性部材
27 スライド部材
28 カッタ
29 第1のサーボモータ
32 一方側ベース部材
33 他方側ベース部材
37 スライド部材駆動用エアシリンダ
38 カッタ駆動用エアシリンダ
40 吸着パット
41 吸引管
50 しごき用シャッター
51 しごき用シャッター
53 上下スライドバー
Fr 巻取りロール
Ft 筒状フィルム(筒状包装材)
BP 包装体
P2 被収容物である製品
Claims (9)
- 巻取りロールから繰り出される面状の包装材を製品包装用の筒状包装材とする製袋充填筒と、この製袋充填筒の下方に配設され前記製品が投入された前記筒状包装材の製品投入側を、一対の横シール部材により加熱シールする横シール装置とを備えた縦型製袋充填包装機であって、
前記一対の横シール部材をそれぞれ個別に囲い込むと共に、一つからなる第1のサーボモータによって互いに接近・離間することにより、前記一対の横シール部材を互いに接近・離間させる一対のバキュームボックスと、前記一対のバキュームボックスの対向面同士の接触動作後に機能し前記加熱シール施工前に前記筒状包装材の内部の空気を吸引し且つ外部に排出する吸引脱気手段とを有し、
この吸引脱気手段は、前記一対のバキュームボックスの内一方のバキュームボックスに他方のバキュームボックス側に対してエアシリンダによって前後進自在に設けられたスライド部材を備え、
このスライド部材は、
前記他方のバキュームボックス側に対して前進した状態で前記他方のバキュームボックスに当接して前記一対の横シール部材間に隙間を形成することにより、この隙間を介して前記筒状包装材の内部の空気を吸引し且つ外部に排出する前記吸引脱気手段による作業を可能にする機能と、
前記他方のバキュームボックスに当接したまま前記他方のバキュームボックス側に対して後退した状態になって前記一対の横シール部材同士を前記筒状包装材を挟んで接触させることにより、前記筒状包装材を加熱シールする前記一対の横シール部材による作業を可能とする機能とを有していることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項1記載の縦型製袋充填包装機において、
前記吸引脱気手段は、前記筒状包装材の少なくとも一部に空気抜き用の孔をあける孔あけ作業を実行する孔明け部材と、孔明け後の前記筒状包装材の両側面を開く開き作業を実行する開口用吸着部材と、開口された前記筒状包装材の内部の空気を吸引する空気吸引作業を実行する空気吸引部材とを備え、
前記孔明け部材は、前記一対の横シール部材のそれぞれのシール面に形成された横溝内に挿通可能に形成され、
前記開口用吸着部材は、前記各バキュームボックスのそれぞれの下部に取付けられると共に、孔明け後の前記筒状包装材の製品投入側の両側面を吸着し且つその両側面を開く機能を有し、
前記空気吸引部材は、前記各バキュームボックスの内他方のバキュームボックスに設けられ前記開口された前記筒状包装材の内部の空気を吸引する機能を有していることを特徴とする縦型製袋充填包装機 - 請求項2記載の縦型製袋充填包装機において、
前記開口用吸着部材を、前記筒状包装材の前記両側面に吸着する吸着部、この吸着部に連続する蛇腹部、およびこの蛇腹部に連続するホース接続部とで構成し、
前記吸着部先端は、前記吸着前の時点では前記各バキュームボックスのそれぞれの前面側端部より突出していることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項2または3に記載の縦型製袋充填包装機において、
前記スライド部材は、前記一方のバキュームボックスの前面内部と接触する基部と、この基部の前面に貼り付けられた弾性部材と、この弾性部材の前面に貼り付けられ前記他方のバキュームボックスの前面側端部と接触する接触部材との三層構造となっていることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項2ないし4のいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機において、
前記他方のバキュームボックスの前面側端部には弾性部材が設けられていることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機において、
前記一方のバキュームボックスは一方のベース部材に固定されると共に前記他方のバキュームボックスは他方のベース部材に固定され、
前記各ベース部材は、当該各ベース部材間に架けわたされたガイド部材に沿って且つ前記第1のサーボモータの駆動により接近・離間自在となっていることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項6に記載の縦型製袋充填包装機において、
第2のサーボモータを更に備え、
前記各ベース部材およびガイド部材は、前記第2のサーボモータの駆動により上下方向に移動可能となっており、
前記各バキュームボックスのそれぞれの少なくとも下面に、当該各バキュームボックスの間に位置している前記筒状包装材を挟んだ状態で上方から下方にしごくしごき用シャッター部材を設け、
これらの各しごき用シャッター部材の対向する先端面は、それぞれ前記各バキュームボックスの対向する前面側端部より前方に突出していることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項6に記載の縦型製袋充填包装機において、
前記第1のサーボモータにより、前記各ベース部材が、第1位置(待機位置)、第2位置(吸引位置)、第3位置(シール位置)、の順に移動し、前記第1位置に戻る動作をすることを特徴とする縦型製袋充填包装機。 - 請求項7に記載の縦型製袋充填包装機において、
前記第1のサーボモータと前記第2のサーボモータの協働により、前記各ベース部材が第1位置(垂直座標:しごき高さ、水平座標:しごき待機位置)、第2位置(垂直座標:しごき高さ、水平座標:しごき開始位置)、第3位置(垂直座標:シール高さ、水平座標:しごき終了位置)、第4位置(垂直座標:シール高さ、水平座標:吸引位置)、第5位置(垂直座標:シール高さ、水平座標:シール位置)、第6位置(垂直座標:シール高さ、水平座標:しごき待機位置)の順に移動し前記第1位置に戻る動作をすることを特徴とする縦型製袋充填包装機。
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