JP7328582B2 - モノリシックミラーの作製方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一定の傾斜角を高精度で作製可能なモノリシックミラーを作製する方法に関する。
従来、光回路を導波する光を外部の光学系に接続するためには多くの課題がある。即ち、光回路は、基本的に基板の表面近傍の平面上に形成され、基板の端面での接続を必要としている。このため、基板の表面側に形成された光回路の光導波路の端面における劈開、研磨、反射防止コーティング等の作製工程が必要であり、しかも空間光学系の調心等の実装工程が必要となっている。こうした種々工程を要するため、光回路の製造コストの削減を図ることが課題となっている。
上記の観点から光回路の製造コストを削減するため、光を基板の上面に出射させる方法が考案され、光回路にグレーティングカプラを設ける手法とミラーを設ける手法とが提案されている。
前者のグレーティングカプラを用いた手法は、確立された回折格子の作製技術を応用するため、歩留まり良く製造できるという長所がある。しかし、その反面、回折格子の性質として、波長依存性が強く、戻り光が多く発生し易い等の光学特性上の問題がある。
後者のミラーを用いた方法は、波長依存性が弱く、戻り光が少ないという光学特性上の長所がある。しかし、その反面、ミラーを歩留まり良く高精度に作製することが困難であるという問題がある。特に問題の主たる要因は、ミラーの傾き角を高精度に作製する手法が確立されていないことにあるが、光学特性上の長所を活かすことが出来れば、今後の研究開発の主流になると考えられる。
尚、後者のミラーを設ける手法に係る周知技術は、例えば非特許文献1及び非特許文献2に開示されている。これらの非特許文献1及び非特許文献2に開示されたミラーの作製は、基板を傾けた状態でプラズマを用いてエッチングすることにより、ミラーとなる斜面を形成するものである。
ところが、前記手法によれば、実際には角度ずれ等が生じ易く、傾斜角を高精度に作製し難いという課題がある。
Sunghan Choi,Akio Higo,Masaru Zaitsu,Myung-Joon Kwack,Masakazu Sugiyama,Hiroshi Toshiyoshi,and Yoshiaki Nakano,"Development of a vertical optical coupler using a slanted etching of InP/InGaAsP waveguide," IEICE Electronics Express,Vol.10,No.6,1-8,2013. F.R.Gfeller,P.Buchmann,K.Datwyler,J.P.Reithmaier,P.Vettiger,and D.J.Webb,"50mW CW-Operated Single-Mode Surface-Emitting AlGaAs Lasers with 45° Total Reflection Mirrors,"PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS,IEEE,Vol.4,No.7,JULY 1992(pp.698-700).
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものである。本発明に係る実施形態の目的は、一定の傾斜角を有するモノリシックミラーを簡便に、且つ歩留まり良く高精度に作製できる方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、基板の上面に設けられたコア層と、基板の上面にコア層を覆うように設けられたクラッド層と、が光導波路を形成する多層膜基板を母材として、モノリシックミラーを形成するモノリシックミラーの作製方法であって、多層膜基板に対して光導波路の一端を含む凹状の開口部が形成されるように、コア層及びクラッド層と基板とをエッチングするエッチング工程と、開口部を含む基板の上面に対して、誘電体によるマスク層を形成するマスク層形成工程と、開口部におけるマスク層に対して結晶成長させ、モノリシックミラーとして利用する傾斜面を形成する傾斜面形成工程と、を有することを特徴とする。
上記プロセスを採用することにより、一定の傾斜角を有するモノリシックミラーが簡便に、且つ歩留まり良く高精度に作製される。これにより、モノリシックミラーが集積された光回路による光デバイスの低コスト化、及び高機能化が具現される。この光回路は、光通信システムの普及に多大に寄与することができる。
本発明の実施形態1に係るモノリシックミラーの作製方法で使用する母材となる多層膜基板を示した概略図である。(a)は多層膜基板の上面方向からの平面図である。(b)は多層膜基板の長手方向における側面方向からの側面図である。 図1に示した多層膜基板における上部クラッド層の除去、及びマスク層の成膜を経て、エッチング工程でエッチングすることにより、凹状の開口部が形成された多層膜基板を示した図である。(a)はコア層を露呈させるエッチング工程の前半期で開口部が形成された多層膜基板の上面方向からの平面図である。(b)は基板11を露呈させるエッチング工程の後半期で開口部が形成された多層膜基板の長手方向における側面方向の断面図である。 図2(b)を参照して説明した多層膜基板の光導波路について、横軸の距離及び縦軸の距離の交点をモードフィールドの中心とする光のモノリシックミラーでの反射による伝搬特性を示した図である。 図2(b)を参照して説明した多層膜基板の光導波路について、モノリシックミラーを形成する際のモードフィールド径に対するミラー高さの関係を示した図である。 図2(b)を参照して説明した多層膜基板のマスク層の除去を経て、第2のマスク層形成工程でマスク層を成膜した後、マスク層加工工程を実施した状態の多層膜基板の上面方向からの平面図である。 図5を参照して説明したマスク層加工工程で基板の上面に結晶成長用のマスク層を形成した多層膜基板に傾斜面形成工程を実施した状態の多層膜基板の側面方向における断面図である。 図6を参照して説明した傾斜面形成工程で用いたマスク層の除去後に改めて成膜されたマスク層への光導波路パターンの形成、及び係るマスク層の除去後の光導波路とその端面との形成に係る多層膜基板を示した図である。(a)は光導波路パターン加工工程の光導波路パターン加工により、改めて成膜されたマスク層に光導波路パターンが形成された多層膜基板の上面方向からの平面図である。(b)はエッチング工程のエッチングにより、改めて成膜されたマスク層の除去後に光導波路とその端面とが形成された多層膜基板の長手方向における側面方向の断面図である。 図7(b)を参照して説明したエッチング工程後に得られた多層膜基板に誘電体膜成膜工程を実施した状態の多層膜基板の長手方向における側面方向の断面図である。 図8を参照して説明した誘電体膜成膜工程後に得られた多層膜基板に金属膜成膜工程を実施した状態の多層膜基板の長手方向における側面方向の断面図である。 本発明の実施形態2に係るモノリシックミラーの作製方法で適用するコア層加工工程の別形態を実施した状態の多層膜基板の長手方向における側面方向の断面図である。 本発明の実施形態2に係るモノリシックミラーの作製方法の最終工程となる金属膜成膜工程を実施した状態の多層膜基板の長手方向における側面方向の断面図である。
以下、本発明の幾つかの実施形態に係るモノリシックミラーの作製方法について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るモノリシックミラーの作製方法で使用する母材となる多層膜基板1を示した概略図である。(a)は多層膜基板1の上面方向からの平面図である。(b)は多層膜基板1の長手方向における側面方向からの側面図である。
図1(a)及び図1(b)を参照すれば、多層膜基板1は、基板11の一方の主面である上面(表面)に下部クラッド層2、コア層3、及び上部クラッド層4を順に積層して構成される。ここで、コア層3は、下部クラッド層2及び上部クラッド層4により覆われるが、これらよりも大きな屈折率を有する。そして、各層が光導波路を形成するものとなる。
基板11には、InP基板を用い、下部クラッド層2及び上部クラッド層4にはn型又はp型にドーピングされたInP結晶を用いる場合を例示できる。また、コア層3には、In、Ga、As、P、AlのIII-V族材料のいずれか2種類以上を含む結晶によるバルク材料又は多重量子井戸を材料として用いる場合を例示できる。但し、下部クラッド層2、コア層3、及び上部クラッド層4は、結晶成長が可能な材料であれば、どのような材料を用いても構わない。
以下は、基板11のコア層3が積層された側を上面とみなし、基板11に用いたInP基板の上面にモノリシックミラーを作製する方法を、モノリシックミラーの作製工程として、具体的に説明する。
モノリシックミラーの作製工程では、まず初期的な第1のエッチング工程において、多層膜基板1の上部クラッド層4をエッチングにより除去する。次に、初期的な第1のマスク層形成工程において、上部クラッド層4が除去された多層膜基板1の上面に誘電体によるマスク層を成膜する。この誘電体の材料としては、SiO、SiN等の一般的にエッチングに対するマスクとして用いられている材料を使用すれば良い。
図2は、多層膜基板1における上部クラッド層4の除去及びマスク層の成膜を経て、第2のエッチング工程でエッチングすることにより、凹状の開口部O1、O2が形成された多層膜基板1A、1Bを示した図である。図2(a)はコア層3を露呈させる第2のエッチング工程の前半期で開口部O1が形成された多層膜基板1Aの上面方向からの平面図である。図2(b)は基板11を露呈させる第2のエッチング工程の後半期で開口部O2が形成された多層膜基板1Bの長手方向における側面方向の断面図である。
図2(a)を参照すれば、上部クラッド層4が除去されてマスク層が成膜された多層膜基板1に対して、第2のエッチング工程の前半期でマスク層をエッチングする。これにより、開口部O1がマスク層5に形成された多層膜基板1Aを得るが、マスク層5の開口部O1には、コア層3の表面が露呈されている。
図2(b)を参照すれば、継続してマスク層5の開口部O1に対して、第2のエッチング工程の後半期でコア層3、下部クラッド層2、及び基板11をエッチングする。これにより、光導波路の一端を含むように凹状の開口部O2が形成された多層膜基板1Bを得るが、開口部O2には、基板11の表面が露呈されている。開口部O2の深さは、予め設計されるもので、各層以外に基板11についても掘り込むようにする。ここでのエッチングには、プラズマを用いる方法、及びエッチング液に浸漬する方法等、一般的な半導体プロセスで用いられる種々の手法を適用することが可能である。
尚、エッチングの深さは、光導波路の端面からの出射光の広がり角と、光導波路の端面と形成するモノリシックミラーの距離との設計値によって変化する。尚、エッチングの深さは、出射光の広がり角が小さい程、少なくて済む。また、エッチングの深さは、光導波路の端面とモノリシックミラーとの距離が短い程、少なくて済む。一般に光導波路の端面での出射光の広がり角は、光導波路の内部でのモードフィールド径(以下、MFDとする)が大きい程、小さくなる。そこで、光導波路を有する多層膜基板1Bに対して、開口部O2に基づいてモノリシックミラーとして利用する傾斜面が形成された場合を想定する。
図3は、多層膜基板1Bの光導波路について、横軸(X軸)の距離[μm]及び縦軸(Y軸)の距離[μm]の交点をモードフィールドの中心とする光のモノリシックミラーでの反射による伝搬特性を示した図である。但し、図3では、X=0を光導波路の端面として、X>0なる方向の自由空間に光を出射し、モノリシックミラーにより反射させた場合の伝搬特性を示している。
その他、図3において、実線は光強度がモードフィールドの中心の1/e(eはネイピア数を示す)となる位置を示し、破線は多層膜基板1Bの最表面(傾斜面を含む)を示している。また、図3において、光導波路の端面からの出射光のMFDを3.5μm、光導波路の端面とモノリシックミラーとの距離を5μmとしている。尚、Y=0は、エッチング工程前の下部クラッド層2の上面に相当するもので、上記条件では、エッチング深さは2.8μmである。
図3を参照すれば、光を効率良く多層膜基板1Bの上方に出射させるためには、MFDに応じた適切なエッチングの深さが必要であることが判る。エッチングの深さは、深過ぎても浅過ぎても、光のケラレを生じて光損失の原因となってしまう。
また、同様に光の広がりに対して、モノリシックミラーの高さが足りなければ、光損失の原因となるため、設計に応じた高さのミラーを作製する必要がある。
図4は、多層膜基板1Bの光導波路について、モノリシックミラーを形成する際のMFD[μm]に対するミラー高さ[μm]の関係を示した図である。
一般にミラー高さの設計値は、トレランス0.5μmを含んでおり、上下の製造誤差に対して若干マージンを持つものである。図4を参照すれば、MFDが凡そ2μm~5μmの範囲に対して、ミラー高さが6μm~9μmの範囲となることが判る。即ち、図4の特性によれば、MFDが3.5μmであれば、ミラー高さを6μm程度にすれば良い。
モノリシックミラーの作製工程では、更に、多層膜基板1Bのマスク層5の除去を経て、第2のマスク層形成工程において、改めて基板11の表面全体に誘電体によるマスク層を成膜した後、マスク層加工工程を実施する。マスク層加工工程において、マスク層を開口部O2の必要な部分だけ残すようにする。
図5は、多層膜基板1Bのマスク層5の除去を経て、第2のマスク層形成工程でマスク層を成膜した後、マスク層加工工程を実施した状態の多層膜基板1Cの上面方向からの平面図である。
図5を参照すれば、マスク層加工工程では、第2のマスク層形成工程で成膜したマスク層を加工する。これにより、多層膜基板1Bをエッチングした開口部O2の領域内に結晶成長用の小型のマスク層51と結晶成長用の大型のマスク層52とが基板11の上面に残った状態の多層膜基板1Cを得る。この状態では、多層膜基板1Cの開口部O2の周縁部分にコア層3が幅広の枠状に露呈される。
尚、このマスク層加工工程の実施する前の多層膜基板1Bのマスク層5を除去した状態で光導波路の光の出射側となる開口部O1の一辺へ向けて、コア層3が徐々に窄むように、コア層加工工程を実施しても良い。このコア層加工工程は、別途エッチング工程のエッチングにより、例えば光導波路の長手方向における開口部O1の一辺に向けてコア層3の膜厚を連続的に減少するように変化させ、コア層3を傾斜状の構造に加工するものである。この結果、傾斜状の構造のコア層3は、光導波路を導波する光のMFDを広げるスポットサイズ変換器として作製されることになる。
マスク層51、52は、間隔Cμm分、離れて設けられる。マスク層52は、基板11の短手方向における長さがA1μm、基板11の長手方向における幅がA2μm、マスク層51は、基板11の短手方向における長さがB1μm、基板11の長手方向における幅がB2μmとなっている。
引き続き、傾斜面形成工程において、多層膜基板1Cに対して結晶成長させ、モノリシックミラーとして利用する傾斜面を形成する。
図6は、マスク層加工工程で基板11の上面にマスク層51、52を形成した多層膜基板1Cに傾斜面形成工程を実施した状態の多層膜基板1Dの側面方向における断面図である。
図6を参照すれば、傾斜面形成工程では、マスク層加工工程で得られた多層膜基板1Cに対して結晶i-InPを成長させ、モノリシックミラーとして利用する傾斜面61を形成する。この傾斜面61は、基板11の一部を開口部O2におけるマスク層51、52で覆って結晶成長を行うと、マスクされていない部分にのみ結晶が成長する選択成長という性質に従って形成される。また、同時に上部クラッド層41がコア層3を覆うように形成される。尚、上述した上部クラッド層4、41と下部クラッド層2とは、合わせてコア層3を覆うクラッド層とみなすことができる。
ところで、コア層3の上部のp型又はn型の半導体をノンドープの半導体に置き換える結晶成長を行う結晶成長工程は、光デバイスの製造工程に元々組み込まれている場合が多い。従って、そうした場合には、実質的に結晶成長の回数を増やすことなく、モノリシックミラーを作製することが可能となる。
傾斜面形成工程において、結晶i-InPの成長時にマスク層51、52の上面に到達した供給材料は、それらの上面を移動し、マスク層51、52の周囲の多層膜基板1Cの上面に成長する。このとき、マスク層51、52のマスク面積が大きい程、移動した供給材料がマスク層51、52の周囲に集まるため、その成長の高さが高くなり易い。また、マスク層51、52のマスクで挟まれた領域は、特に供給材料が集まり易くなるため、高く成長させる上で有利である。
このような効果が選択成長と呼ばれ、これによってマスク層51、52の間に形成される傾斜面61をモノリシックミラーとして利用可能な多層膜基板1Dが得られる。選択成長では、結晶方位に従って傾斜面61を形成することが可能である。尚、図6には、マスク層51、52と傾斜面61との位置関係及び形状を例示している。傾斜面61の角度は一定となり、基板11の結晶方位が(1,0,0)の場合、傾斜面61の角度は、例えば約55度となる場合を例示できる。
モノリシックミラーの高さを高くするためには、マスク層51、52の間隔Cの値は小さい方が良く、2.4μm以上の設計に合わせた値に設定することが望ましい。傾斜面61と多層膜基板1Dとの成す角度が一定のため、間隔Cの値から幾何的にモノリシックミラーの高さの最大値を計算することができる。例えば、間隔C=2.4μmの場合、モノリシックミラーの高さの最大値は約1.7μmとなる。一般的に上部クラッド層41の厚さは、1.7~1.8μm程度に設計されることが多い。このため、間隔C=2.4μm未満では、モノリシックミラーの高さを高く作製する効果が得られないため、間隔Cの下限値を2.4μmとしている。
その他、マスク層51における幅B2は、20μm以下に設定することが望ましい。その理由は、前述した通り、光導波路の端面とモノリシックミラーの距離とが小さい方が好ましいためである。
尚、供給材料の移動長は有限であることにより、必要以上にマスク層51、52のマスクを大きくしても効果がなく、反対に大きなマスクはデバイス個取りを減少させるため、製造効率に悪影響を及ぼすことが想定される。従って、マスク層51、52のマスクの寸法は、適切な値に設定する必要がある。一般に光導波路をウエハの上面に並べて作製する際、その間隔は最大でも500μm程度である。それ故、結晶成長用のマスク層51、52のマスクの寸法であるマスク層52における長さA1及び幅A2と、マスク層51における長さB1とは、何れも500μm以下に設定することが望ましい。
モノリシックミラーの作製工程では、引き続いて、多層膜基板1Dの表面のマスク層51、52の除去を経た後、第3のマスク層形成工程において、改めて基板11の表面全体に誘電体によるマスク層を成膜する。更に、光導波路パターン加工工程において、成膜されたマスク層に対して光導波路パターンをパターン加工する。そして、第3のエッチング工程において、光導波路パターンがパターン加工された基板11の上面をエッチングすることにより、マスク層を除去して光導波路とその端面とを形成する。
図7は、上記マスク層51、52の除去後に改めて成膜されたマスク層53への光導波路パターン7の形成、及び係るマスク層53の除去後の光導波路とその端面8との形成に係る多層膜基板1E、1Fを示した図である。図7(a)は光導波路パターン加工工程の光導波路パターン加工により、改めて成膜されたマスク層53に光導波路パターン7が形成された多層膜基板1Eの上面方向からの平面図である。図7(b)は第3のエッチング工程のエッチングにより、改めて成膜されたマスク層53の除去後に光導波路とその端面8とが形成された多層膜基板1Fの長手方向における側面方向の断面図である。
図7(a)を参照すれば、光導波路パターン加工工程では、光導波路パターン加工により改めて成膜されたマスク層53に光導波路パターン7を形成する。この結果、周囲がマスク層53で囲われた光導波路パターン7を有する多層膜基板1Eが得られる。但し、ここでの光導波路パターン7は、基板11の短手方向の一端からマスク層51が存在していた開口部O2の領域内に到達するように形成する。
図7(b)を参照すれば、第3のエッチング工程では、エッチングにより多層膜基板1Eのマスク層53を除去した後、光導波路とその端面8とを形成する。この結果、傾斜面61及び上部クラッド層41を有すると共に、光導波路とその端面8とを有する多層膜基板1Fが得られる。この第3のエッチング工程では、光導波路の少なくとも1つの端面8をエッチングにより形成する端面形成工程を実施することになる。ここでは、光導波路の端面8とモノリシックミラーとなる傾斜面61の最下部との距離Dが決定される。光の広がりを考慮すると、上述した通り、距離Dは小さい方が好ましい。このため、図3を参照した説明では、設計上で距離D=5μmの場合を例示した。製造の際のトレランス等を考慮すると、距離Dは20μm以下に設定することが望ましい。
モノリシックミラーの作製工程では、更に、多層膜基板1Fの上面全体に対して誘電体膜を成膜する。この後、フォトリソグラフィによって、光導波路の端面8と、光導波路の端面8及び傾斜面61の間の多層膜基板1F(基板11)の表面とに誘電体膜が残るようにフォトレジストをパターニングしてからエッチングを行う。これにより、反射防止用の誘電体膜を成膜する誘電体膜成膜工程が実施されることになる。
図8は、図7(b)を参照して説明した第3のエッチング工程後に得られた多層膜基板1Fに誘電体膜成膜工程を実施した状態の多層膜基板1Gの長手方向における側面方向の断面図である。
図8を参照すれば、誘電体膜成膜工程を実施した状態では、光導波路の端面8と、光導波路の端面8及び傾斜面61の間の多層膜基板1F(基板11)の表面とに対し、反射防止用の誘電体膜9が成膜された多層膜基板1Gが得られる。誘電体膜9は、光の波長を干渉により打ち消すことができる膜厚に設定すれば、反射防止膜として利用でき、こうした場合には、迷光の発生等を防止できる。尚、誘電体膜9は、複数の誘電体材料を用いて積層した多層膜構造にしても、反射防止膜として適用可能である。
最後に、フォトリソグラフィによって、傾斜面61の近傍部分が開口部O3となるようにフォトレジストをパターニングし、傾斜面61の表面に金属を蒸着した後、フォトレジストを除去するためにリフトオフする。これにより、金属膜を成膜する金属膜成膜工程が実施されることになる。
図9は、図8を参照して説明した誘電体膜成膜工程後に得られた多層膜基板1Gに金属膜成膜工程を実施した状態の多層膜基板1Hの長手方向における側面方向の断面図である。
図9を参照すれば、上述した金属膜成膜工程を実施した状態では、傾斜面61の表面が金属膜62で覆われ、その近傍部分が開口部O3とされたモノリシックミラー6を有する多層膜基板1Hが得られる。尚、金属膜成膜工程は、係る手法に代えて、多層膜基板1Gの上面全面に金属を蒸着した後、エッチングにより傾斜面61以外の部分の金属を除去する手法を実施しても良い。このようにして、光導波路の光の進行方向の前方にモノリシックミラー6が集積された構造の実施形態1に係るモノリシックミラー6の作製工程が完了する。係る作製工程を実施すれば、傾斜角61を有するモノリシックミラー6を簡便に、且つ歩留まり良く高精度に作製することができる。
ここでの金属膜成膜工程について、上記金属膜62に代えて、傾斜面61の表面に屈折率の異なる複数の誘電体材料を積層し、高反射率を有する誘電体多層膜を成膜するようにして、モノリシックミラー6を作製しても良い。こうした場合にも、フォトリソグラフィによって、傾斜面61の近傍部分が開口部O3となるようにフォトレジストをパターニングし、屈折率の異なる誘電体材料を積層した後にフォトレジストを除去するためにリフトオフする手法を適用できる。また、多層膜基板1Gの上面全面に屈折率の異なる誘電体材料を積層した後、エッチングにより傾斜面61以外の部分の誘電多層膜の材料を除去する手法も適用できる。即ち、傾斜面61の表面に誘電体多層膜を成膜するためには、種々の手法が適用可能である。
(実施形態2)
図10は、本発明の実施形態2に係るモノリシックミラーの作製方法で適用するコア層加工工程の別形態を実施した状態の多層膜基板1Iの長手方向における側面方向の断面図である。但し、多層膜基板1Iは、その後のマスク層加工工程で基板11の上面に結晶成長用のマスク層51、52を形成した状態として示している。
図10を参照すれば、このコア層加工工程は、実施形態1で図5を参照して説明したマスク層加工工程の実施する前の多層膜基板1Bのマスク層5を除去した状態で実施される別形態である。ここでのコア層加工工程についても、光導波路の光の出射側となる開口部O1の一辺へ向けて、コア層30が徐々に窄むようにする点は同じである。但し、このコア層加工工程では、別途エッチング工程のエッチングにより、光導波路の長手方向における開口部O1の一辺に向けてコア層30の膜厚を段階的に減少するように変化させ、コア層30を階段状の構造として加工する。この結果、階段状の構造のコア層30は、光導波路を導波する光のMFDを広げるスポットサイズ変換器10として作製されることになる。
このコア層加工工程の別形態を実施した後は、実施形態1で説明した場合と同じ工程を順次実施すれば良い。このようにして、光導波路の光の進行方向の前方にモノリシックミラー6が集積された構造の実施形態2に係るモノリシックミラー6の作製工程が完了する。
図11は、最終工程となる金属膜成膜工程を実施した状態の多層膜基板1Jの長手方向における側面方向の断面図である。
図11を参照すれば、実施形態1の場合と同様な金属膜成膜工程を実施した状態では、傾斜面61の表面が金属膜62で覆われ、その近傍部分が開口部O3とされたモノリシックミラー6を有する多層膜基板1Jが得られる。この多層膜基板1Jでは、傾斜面形成工程で傾斜面61の形成と同時にコア層30の上部側に形成される上部クラッド層410がコア層30の階段状と接合される逆階段状となっており、傾斜面61の近傍部分が開口部O3となっている。尚、この金属膜成膜工程についても、誘電体膜成膜工程後に得られた多層膜基板の上面全面に金属を蒸着した後、エッチングにより傾斜面61以外の部分の金属を除去する手法に代替させても良い。
同様に、ここでの金属膜成膜工程についても、金属膜62に代えて、傾斜面61の表面に屈折率の異なる複数の誘電体材料を積層し、高反射率を有する誘電体多層膜を成膜するようにして、モノリシックミラー6を作製しても良い。こうした場合にも、フォトリソグラフィによって、傾斜面61の近傍部分が開口部O3となるようにフォトレジストをパターニングし、屈折率の異なる誘電体材料を積層した後にフォトレジストを除去するためにリフトオフする手法を適用できる。また、誘電体膜成膜工程後に得られた多層膜基板の上面全面に屈折率の異なる誘電体材料を積層した後、エッチングにより傾斜面61以外の部分の誘電多層膜の材料を除去する手法も適用できる。即ち、傾斜面61の表面に誘電体多層膜を成膜するためには、種々の手法が適用可能である。

Claims (8)

  1. 基板の上面に設けられたコア層と、前記基板の上面に前記コア層を覆うように設けられたクラッド層と、が光導波路を形成する多層膜基板を母材として、モノリシックミラーを形成するモノリシックミラーの作製方法であって、
    前記多層膜基板に対して前記光導波路の一端を含む凹状の開口部が形成されるように、前記コア層及び前記クラッド層と前記基板とをエッチングするエッチング工程と、
    前記開口部を含む前記基板の上面に対して、誘電体による2つのマスク層を形成するマスク層形成工程と、
    前記開口部を含む前記基板の上面に前記マスク層が形成された前記多層膜基板に対して結晶成長させ、前記モノリシックミラーとして利用する傾斜面を形成する傾斜面形成工程と、を有し、
    前記マスク層形成工程において形成する前記2つのマスク層のうちの第1のマスク層と第2のマスク層との間隔は2.4μm以上500μm以下であり、前記光導波路の延伸方向における前記第1のマスク層の幅は20μm以下である
    ことを特徴とするモノリシックミラーの作製方法。
  2. 前記エッチング工程は、前記光導波路の少なくとも1つの端面をエッチングにより形成する端面形成工程を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のモノリシックミラーの作製方法。
  3. 前記傾斜面形成工程は、前記傾斜面の形成と同時に前記光導波路における前記コア層の上部側に上部クラッド層を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモノリシックミラーの作製方法。
  4. 前記光導波路の一端面と、前記光導波路の一端面及び前記傾斜面の間の前記基板の表面とに対し、反射防止用の誘電体膜を成膜する誘電体膜成膜工程を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のモノリシックミラーの作製方法。
  5. 前記傾斜面の表面に金属膜を成膜する金属膜成膜工程を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のモノリシックミラーの作製方法。
  6. 前記傾斜面の表面に高反射率を有する誘電体多層膜を成膜する誘電体多層膜成膜工程を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のモノリシックミラーの作製方法。
  7. 前記エッチング工程は、前記光導波路の長手方向における前記開口部の一辺に向けて前記コア層の膜厚を連続的に減少するように変化させ、当該コア層を傾斜状の構造として加工するコア層加工工程を含む
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のモノリシックミラーの作製方法。
  8. 前記エッチング工程は、前記光導波路の長手方向における前記開口部の一辺に向けて前記コア層の膜厚を段階的に減少するように変化させ、当該コア層を階段状の構造として加工するコア層加工工程を含む
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のモノリシックミラーの作製方法。
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