JP7326942B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、端末と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う第1通信手段と、端末と短距離の無線通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段を有する情報処理装置において、一律に一方の無線通信を選択する場合に比べて、無線通信における干渉を減少させることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、端末と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う第1通信手段と、前記端末と短距離の無線通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段と、前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う制御手段を有する情報処理装置である。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(「ソフトウェア」の解釈として、コンピュータ・プログラムを含む)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(例えば、コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(例えば、データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(「2以上の値」には、もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(「ネットワーク」には、一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(つまり、社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスクドライブ、RAM(Random Access Memoryの略)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unitの略)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
情報処理装置100は、複数種類の無線通信が可能であって、無線通信の切り替えを行う。情報処理装置100は、いわゆるゲートウェイ装置としての機能を有する。情報処理装置100は、1台以上の端末150と無線通信を行う。なお、情報処理装置100と端末150との無線通信は、低容量長距離通信アクセスポイント180又は大容量通信アクセスポイント185を介して行われる。低容量長距離通信アクセスポイント180を介する場合は第1無線通信を行い、大容量通信アクセスポイント185を介する場合は第2無線通信を行う。
さらに、第1無線通信は、第2無線通信よりも低消費電力の通信が可能である無線通信であってもよい。
「第1無線通信」として、例えば、LPWA(Low Power Wide Areaの略)等がある。LPWAは、低消費電力で長距離の無線通信が可能である。長距離の例として、1km以上の通信が可能である。より具体的には、LoRaWAN、Sigfox、Wi-SUN、LTE Cat.1、LTE Cat.M1、NB-IoT等がある。
「第1無線通信」は、低消費電力で行える通信であるため、端末150との通常用いられる無線通信として用いられる。ただし、少ない容量の通信である。なお、少ない容量とは、通信速度が遅いと定義してもよい。したがって、多量のデータの送信には不向きである。つまり、端末150内の蓄積モジュール175内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上となった場合は、第1無線通信よりも以下に示す第2無線通信が適している。
さらに、第2無線通信は、第1無線通信よりも多い容量の通信が可能である無線通信であってもよい。この場合、第2無線通信は、第1無線通信と比べて多い容量の通信が可能である無線通信であるため、端末150内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である場合に用いられる。第2無線通信の通信速度は、第1無線通信よりも速いことを条件としてもよい。
第2無線通信は、さらに、第1無線通信よりも通信料金で比べた場合において安価であることを条件として追加してもよい。なお、安価であるとは、第2無線通信が無料である場合を含む。また、第1無線通信は、一般的に通信会社によって管理される通信であってもよい。
「第2無線通信」として、例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)等がある。
制御モジュール115は、端末150から端末150内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、低容量長距離通信モジュール110から大容量通信モジュール105に切り替える制御を行う。
その場合、制御モジュール115は、端末150に対して、第1無線通信から第2無線通信に切り替える指示を送信するようにしてもよい。この指示の送信には、低容量長距離通信モジュール110を用いた第1無線通信によって、端末150に送信してもよいし、大容量通信モジュール105を用いた第2無線通信によって、端末150に送信してもよい。例えば、直前の無線通信(この場合は、第1無線通信)を用いて、この指示を送信するようにしてもよいし、予め定められた無線通信を用いて、この指示を送信するようにしてもよい。
その場合、制御モジュール115は、端末150に対して、第2無線通信から第1無線通信に切り替える指示を送信するようにしてもよい。この指示の送信には、大容量通信モジュール105を用いた第2無線通信によって、端末150に送信してもよいし、低容量長距離通信モジュール110を用いた第1無線通信によって、端末150に送信してもよい。例えば、直前の無線通信(この場合は、第2無線通信)を用いて、この指示を送信するようにしてもよいし、予め定められた無線通信を用いて、この指示を送信するようにしてもよい。
監視モジュール125は、制御モジュール115と接続されている。監視モジュール125は、端末150の状態を監視する。例えば、端末150内の蓄積モジュール175が蓄積している情報蓄積量を監視してもよい。
データ蓄積モジュール130は、制御モジュール115と接続されている。データ蓄積モジュール130は、端末150から受信したデータを蓄積する。例えば、データを蓄積する装置として、ハードディスク、SSD(Solid State Driveの略)等であってもよい。
プロトコル変換モジュール135は、制御モジュール115と接続されている。プロトコル変換モジュール135は、端末150との通信において、第1無線通信、又は、第2無線通信を行う場合に、通信プロトコルを変換する。
メッセージ変換モジュール140は、制御モジュール115と接続されている。メッセージ変換モジュール140は、端末150との通信において、第1無線通信、又は、第2無線通信を行う場合に、メッセージを変換する。
ワイドエリアネットワーク通信モジュール145は、制御モジュール115と接続されている。ワイドエリアネットワーク通信モジュール145は、WAN(Wide Area Networkの略)を介して、他の情報処理装置に端末150から取得したデータ、情報処理装置100で処理したデータを送信する。また、ワイドエリアネットワーク通信モジュール145は、他の情報処理装置から取得したデータ、指示等を、制御モジュール115、又は、端末150に渡す。
端末150は、通常は低容量長距離通信モジュール160を用いて情報処理装置100との第1無線通信を行う。そして、第1無線通信を行っている状態から、端末150は、情報処理装置100からの指示にしたがって、低容量長距離通信モジュール160から大容量通信モジュール155に切り替えて、大容量通信モジュール155を用いて情報処理装置100との第2無線通信を行う。なお、情報処理装置100からのその指示は、蓄積モジュール175内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上となった旨を情報処理装置100に送信したことを契機としている。
そして、第2無線通信を行っている状態から、端末150は、情報処理装置100からの指示にしたがって、大容量通信モジュール155から低容量長距離通信モジュール160に切り替えて、低容量長距離通信モジュール160を用いて情報処理装置100との第1無線通信を行う。なお、情報処理装置100からのその指示は、蓄積モジュール175内に蓄積された情報の送信が終了した旨を情報処理装置100に送信したことを契機としている。
低容量長距離通信モジュール160は、動作制御モジュール165、低容量長距離通信アクセスポイント180と接続されている。低容量長距離通信モジュール160は、情報処理装置100と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う。
動作制御モジュール165は、蓄積モジュール175内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨の判断結果を情報処理装置100に送信する。この判断結果の送信には、大容量通信モジュール155を用いた第2無線通信によって、情報処理装置100に送信してもよいし、低容量長距離通信モジュール160を用いた第1無線通信によって、情報処理装置100に送信してもよい。例えば、直前の無線通信(この場合は、第1無線通信)を用いて、この判断結果を送信するようにしてもよいし、予め定められた無線通信を用いて、この判断結果を送信するようにしてもよい。なお、この判断を、端末150の動作制御モジュール165で行うのは、各端末150で閾値の管理を行えば済むからである。つまり、情報処理装置100で判断するためには、端末150毎に閾値の管理を行わなければならなくなるからである。具体的には、種々の端末150に対応し、新しい端末150にも対応する必要があり、情報処理装置100で、端末150毎に閾値の管理を行うのは困難であるからである。
蓄積モジュール175は、動作制御モジュール165と接続されている。蓄積モジュール175は、測定モジュール170によって測定されたデータを蓄積する。そして、蓄積されたデータは、大容量通信モジュール155、又は、低容量長距離通信モジュール160によって、情報処理装置100に送信される。
大容量通信アクセスポイント185は、情報処理装置100の大容量通信モジュール105、端末150の大容量通信モジュール155と接続されている。大容量通信アクセスポイント185は、情報処理装置100と端末150とを第2無線通信によって相互に接続する。
図1に示す例では、大容量通信アクセスポイント185Aだけが、情報処理装置100と端末150とを第2無線通信によって接続しているが、他の大容量通信アクセスポイント185(図1の例では大容量通信アクセスポイント185B)も情報処理装置100と他の端末150とを第2無線通信によって接続してもよい。
あるオフィスビル内で、ユーザー210が装着している端末150から、ユーザー210の生体情報等を情報処理装置100が収集し、情報処理装置100がインターネット290に接続されている情報処理装置(クラウドコンピューティングを行う装置群を含む)にその生体情報等を送信する例を示している。この例では、情報処理装置100は、IoT Hubの機能を有している。
フロア(1階)200Aには、N1台のWifiアクセスポイント275Aが設置されており、3人のユーザー210(端末150A1を装着したユーザー210A1、端末150A2を装着したユーザー210A2、端末150A3を装着したユーザー210A3)がいる。フロア(M階)200Mには、N2台のWifiアクセスポイント275Mと1台又は2台のLPWAアクセスポイント280が設置されており、1人のユーザー210(端末150Bを装着したユーザー210B)がいる。フロア(最上階)200Xには、N3台のWifiアクセスポイント275Xが設置されており、2人のユーザー210(端末150C1を装着したユーザー210C1、端末150C2を装着したユーザー210C2)がいる。なお、Wifiアクセスポイント275は、大容量通信アクセスポイント185の一例である。LPWAアクセスポイント280は、低容量長距離通信アクセスポイント180の一例である。
第4次産業革命やデジタルトランスフォーメーションにおけるIoTデバイスの活用(IoTデバイス内のセンサーによるデータ取得)では、主に機器などが設置されている製造現場、工場等において、その機器にIoTデバイスを内蔵させ、それらのIoTデバイスからのデータを通信させることを目的とした無線ネットワークが設置されている。今後、IoTデバイスの活用がオフィスビル等の人が働く場所で行われるようになる。つまり、これからは、人の情報を測定するIoTデバイスが増えてくる。そのため、働く人から測定された生体情報、行動情報、活動情報等が取得されるようになり、それらの情報を既存のネットワークに送信することが発生する。
しかしながら、人から測定される情報は、人の密集度等によりデータ送信量が大きく変動するため、ネットワークの通信トラフィック量が多くなり、通信速度が遅くなる等の影響が発生する。その影響で、ネットワークを活用していた業務に影響を与えることが考えられる。
そのため、先行技術文献で挙げた文献に記載された技術では、異なる通信手段(ネットワーク)を設置している。異なる2つの通信手段を活用しているが、安価な通信手段の選択を行っているため、WiFiネットワーク、又は、近距離無線(Bluetoothなど)によるメッシュネットワークを設置すると、2.4MHz帯等の電波の混線/干渉が起きやすくなる。
LPWA通信方式の1つであるLoRaは、屋外で15km程度の通信距離がある。発明者は、オフィスビルの屋内でどの程度通信可能であるかの実験を行った。その結果、LPWAアクセスポイント280を設置した基準階から上下12階までは通信可能な範囲であることを確認できた。
したがって、この例では、LPWAアクセスポイント280の設置は、オフィスビル内の中位階であるフロア(M階)200Mで1台又は2台とし、各階の端末150からのデータの送信を受信できるようにしている。一方、Wifiアクセスポイント275は、各階にあり、その階(正確には、そのWifiアクセスポイント275と通信可能な範囲内)にある端末150からのデータの送信を受信できるようにしている。
図3(a)は、ウェアラブルデバイス350に端末150を内蔵させた場合の例を示している。
ウェアラブルデバイス350は、例えば、ユーザー390の頭部に取り付けられている。ウェアラブルデバイス350は、ユーザー390の頭部における電位を測定する。例えば、特開2019-024758号公報に記載の電極(発泡材料によって構成され、少なくとも生体に接触する部分が導電性を有し、生体に接触して脳波を検出する電極)を用いるようにしてもよい。
そして、ウェアラブルデバイス350は、その測定結果である電位測定結果を、LPWAアクセスポイント280又はWifiアクセスポイント275を介して、情報処理装置100に送信する。
ウェアラブルデバイス350は、例えば、ユーザー390の頭部に取り付けられている。そして、ユーザー390は、スマートフォン300を所持している。スマートフォン300とウェアラブルデバイス350は、無線又は有線によって通信可能となっている。例えば、Bluetooth等を用いてもよい。端末150は、ウェアラブルデバイス350で測定されたユーザー390の頭部における電位測定結果、そして、スマートフォン300内のセンサー(例えば、加速度センサー、カメラ、明るさセンサー等)による測定結果を取得して、LPWAアクセスポイント280又はWifiアクセスポイント275を介して、情報処理装置100に送信する。
ステップS402からステップS408までの処理は端末150による処理である。
ステップS402では、動作制御モジュール165は、蓄積モジュール175内のデータ蓄積量を確認する。
ステップS404では、動作制御モジュール165は、データ転送条件(閾値)を超えたか否かを判断し、超えた場合はステップS406へ進み、それ以外の場合はステップS408へ進む。
ステップS406では、低容量長距離通信モジュール160は、データ転送リクエストの情報(「データ転送リクエストの情報」は、データ蓄積量が閾値を超えたとの判断結果の一例)を、情報処理装置100に送信する。
ステップS408では、低容量長距離通信モジュール160は、稼働中の情報(具体的には、測定モジュール170による測定結果)を送信する。
ステップS410では、監視モジュール125は、端末150からの情報を受け取る。
ステップS412では、データ転送リクエストがあるか否かを判断し、ある場合はステップS414へ進み、それ以外の場合はステップS416へ進む。
ステップS414では、低容量長距離通信モジュール110は、大容量通信許可のコマンドを送信する。そして、低容量長距離通信モジュール110による第1無線通信から大容量通信モジュール105による第2無線通信に切り替える。
ステップS416では、低容量長距離通信モジュール110は、変更なしの指示コマンドを送信する。
ステップS418では、動作制御モジュールは165は、情報処理装置100からのコマンドを受け取る。
ステップS420では、動作制御モジュールは165は、大容量通信許可のコマンドがあるか否かを判断し、ある場合はステップS422へ進み、それ以外の場合はステップS424へ進む。
ステップS422では、通信モジュールの変更処理をする。具体的には、低容量長距離通信モジュール160による第1無線通信から大容量通信モジュール155による第2無線通信に切り替える。
ステップS424では、通信モジュールの変更処理はせずに、ステップS402へ戻る。
ステップS428では、大容量通信モジュール155からのデータ転送処理が終了する。つまり、蓄積モジュール175内のデータを転送し終わった状態である。
ステップS430では、低容量長距離通信モジュール160は、データ転送完了の情報を情報処理装置100に送信する。
ステップS432では、監視モジュール125は、端末150からの情報を受け取る。
ステップS434では、低容量長距離通信モジュール110は、大容量通信停止のコマンドを端末150に送信する。つまり、通常の通信方法(低容量長距離通信モジュール160と情報処理装置100との間の無線通信)に戻す指示を送信する。
ステップS436では、動作制御モジュール165は、情報処理装置100からのコマンドを受け取る。
ステップS438では、動作制御モジュール165は、通信モジュールの変更処理(具体的には、大容量通信モジュール155から低容量長距離通信モジュール160への変更処理)を行い、ステップS402へ戻る。
図5は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
情報処理装置500は、複数の端末150と無線通信を行う。情報処理装置500は、図5の例に示すように、大容量通信モジュール105、低容量長距離通信モジュール110、制御モジュール115、データ処理モジュール120、監視モジュール125、データ蓄積モジュール130、プロトコル変換モジュール135、メッセージ変換モジュール140、ワイドエリアネットワーク通信モジュール145、順位制御モジュール515を有している。情報処理装置500は、いわゆるゲートウェイ装置としての機能を有する。情報処理装置500は、第1の実施の形態の情報処理装置100に順位制御モジュール515を付加したものである。なお、情報処理装置500と端末150との無線通信は、低容量長距離通信アクセスポイント180又は大容量通信アクセスポイント185を介して行われる。低容量長距離通信アクセスポイント180を介する場合は第1無線通信を行い、大容量通信アクセスポイント185を介する場合は第2無線通信を行う。
なお、前述の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する(以下、同様)。
情報処理装置500は、端末150によるデータの送信をする順位を制御し、通信トラフィックをも制御する。
低容量長距離通信モジュール110は、制御モジュール115、低容量長距離通信アクセスポイント180と接続されている。
制御モジュール115は、大容量通信モジュール105、低容量長距離通信モジュール110、データ処理モジュール120、監視モジュール125、データ蓄積モジュール130、プロトコル変換モジュール135、メッセージ変換モジュール140、ワイドエリアネットワーク通信モジュール145、順位制御モジュール515と接続されている。
データ処理モジュール120は、制御モジュール115と接続されている。
監視モジュール125は、制御モジュール115と接続されている。
データ蓄積モジュール130は、制御モジュール115と接続されている。
プロトコル変換モジュール135は、制御モジュール115と接続されている。
メッセージ変換モジュール140は、制御モジュール115と接続されている。
ワイドエリアネットワーク通信モジュール145は、制御モジュール115と接続されている。
また、制御モジュール115は、複数の端末150からその端末150内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、既に大容量通信モジュール105で第2無線通信を行っている端末150との通信が終了した後に、順位制御モジュール515による順位付けにしたがって低容量長距離通信モジュール110から大容量通信モジュール105に切り替える制御を行うようにしてもよい。
大容量通信モジュール155Aは、動作制御モジュール165A、大容量通信アクセスポイント185Aと接続されている。
低容量長距離通信モジュール160Aは、動作制御モジュール165A、低容量長距離通信アクセスポイント180と接続されている。
動作制御モジュール165Aは、大容量通信モジュール155A、低容量長距離通信モジュール160A、測定モジュール170A、蓄積モジュール175Aと接続されている。
測定モジュール170Aは、動作制御モジュール165Aと接続されている。
蓄積モジュール175Aは、動作制御モジュール165Aと接続されている。
他の端末150(例えば、端末150N)も、端末150Aと同等の構成を有している。
大容量通信アクセスポイント185Aは、情報処理装置100の大容量通信モジュール105、端末150Aの大容量通信モジュール155A、端末150Nの大容量通信モジュール155Nとを第2無線通信によって相互に接続する。
他の大容量通信アクセスポイント185(例えば、大容量通信アクセスポイント185B)も、大容量通信アクセスポイント185Aと同等に、情報処理装置100と他の端末150とを第2無線通信によって接続する。
ステップS602AからステップS608Aまでの処理は端末150Aによる処理である。
ステップS602Aでは、動作制御モジュール165Aは、データ蓄積量を確認する。
ステップS604Aでは、データ転送条件(閾値)を超えたか否かを判断し、超えた場合はステップS606Aへ進み、それ以外の場合はステップS608Aへ進む。
ステップS606Aでは、低容量長距離通信モジュール160Aは、テータ転送リクエストの情報を送信する。
ステップS608Aでは、低容量長距離通信モジュール160Aは、稼働中の情報を送信する。
ステップS602Nでは、動作制御モジュール165Nは、データ蓄積量を確認する。
ステップS604Nでは、データ転送条件(閾値)を超えたか否かを判断し、超えた場合はステップS606Nへ進み、それ以外の場合はステップS608Nへ進む。
ステップS606Nでは、低容量長距離通信モジュール160Nは、テータ転送リクエストの情報を送信する。
ステップS608Nでは、低容量長距離通信モジュール160Nは、稼働中の情報を送信する。
ステップS610では、監視モジュール125は、端末150からの情報を受け取る。
ステップS612では、データ転送リクエストがあるか否かを判断し、ある場合はステップS614へ進み、それ以外の場合はステップS620へ進む。
ステップS614では、順位制御モジュール515は、リクエスト受付のタイムスタンプ順に大容量通信許可のコマンドを蓄積する。つまり、先入れ先出しのキューを用いて、リクエストの受信した日時による順位付けを行っている。
ステップS616では、順位制御モジュール515は、実行中のデータ転送が完了後、蓄積したコマンドを順次に発行する。
ステップS618では、低容量長距離通信モジュール110は、大容量通信許可のコマンドを送信する。
ステップS620では、低容量長距離通信モジュール110は、変更なしの指示コマンドを送信する。
ステップS622Aでは、動作制御モジュール165Aは、情報処理装置500からのコマンドを受け取る。
ステップS624Aでは、大容量通信許可のコマンドがあるか否かを判断し、ある場合はステップS626Aへ進み、それ以外の場合はステップS628Aへ進む。
ステップS626Aでは、通信モジュールの変更処理を行い、図4Bのフローチャートに示したステップS426へ進む。
ステップS628Aでは、通信モジュールの変更処理はせずに、ステップS602Aへ戻る。
ステップS622Nでは、動作制御モジュール165Nは、情報処理装置500からのコマンドを受け取る。
ステップS624Nでは、大容量通信許可のコマンドがあるか否かを判断し、ある場合はステップS626Nへ進み、それ以外の場合はステップS628Nへ進む。
ステップS626Nでは、通信モジュールの変更処理を行い、図4Bのフローチャートに示したステップS426へ進む。
ステップS628Nでは、通信モジュールの変更処理はせずに、ステップS602Nへ戻る。
図7は、第3の実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
図7に示す例は、図2の例に示したシステム構成例と同等であるが、特に、フロア(1階)200A内に、複数のWifiアクセスポイント775が設置されている場合を示しており、Wifiアクセスポイント775Yの識別子は“abcd1234”であることを示している。Wifiアクセスポイント775Yの識別子として、例えば、Wi-FiにおいてはSSID(Service Set IDentifierの略)が該当する。このWifiアクセスポイント775Yは、端末150用に設置されたものである。つまり、Wifiアクセスポイント775Yは、文書情報、経営管理の数値情報等を通信するために用いられるものではない。そして、このWifiアクセスポイント775YのSSIDは、情報処理装置100によって記憶されている。
図7の例では、端末150A3が、第2無線通信のためのWifiアクセスポイント775Yの識別子を抽出しており、そのWifiアクセスポイント775Yと既に第2無線通信を行っている場合は、無条件に第2無線通信を用いて情報処理装置100との通信を行うようにしたものである。具体的には、情報処理装置100は、端末150からWifiアクセスポイント775Yの識別子を受信した場合、そのWifiアクセスポイント775Yの識別子が情報処理装置100に記憶されている識別子と合致するときは、端末150内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上であるとの判断結果を受信していなくても、その端末150との通信を第1無線通信から第2無線通信に切り替える。
モジュール構成としては、第1の実施の形態、第2の実施の形態のいずれを用いてもよい。
図8の例に示すフローチャートは、図4Aの例に示したフローチャートのステップS408をステップS808に変更し、ステップS812の処理を追加したものである。また、図6Aの例に示したフローチャートにおいて、1つ以上の端末150の処理としてのステップS608をステップS808に変更し、ステップS610の後に、ステップS812の処理を追加してもよい。そして、ステップS812で「Y」の場合はステップS614に進み、ステップS812で「N」の場合はステップS612に進むようにすればよい。
また、制御モジュール115は、端末150からその端末150内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信していなくても、端末150から「大容量通信アクセスポイント185、又は、Wifiアクセスポイント775を識別する情報」を受信した場合は、低容量長距離通信モジュール110から大容量通信モジュール105に切り替える制御を行うようにしてもよい。
ステップS802では、動作制御モジュール165は、データ蓄積量を確認する。
ステップS804では、データ転送条件(閾値)を超えたか否かを判断し、超えた場合はステップS806へ進み、それ以外の場合はステップS808へ進む。
ステップS806では、低容量長距離通信モジュール160は、テータ転送リクエストの情報を送信する。
ステップS808では、低容量長距離通信モジュール160は、稼働中の情報及び接続している大容量通信のアクセスポイント識別子を送信する。ここでは、ステップS804では「N」の判断であったが、端末150は、既に、Wifiアクセスポイント775の識別子を取得しており、第2無線通信が可能である状態又は既に第2無線通信を行っている状態である。
ステップS810では、監視モジュール125は、端末150からの情報を受け取る。
ステップS812では、端末150から受信した情報内に、特定の識別子があるか否かを判断し、ある場合はステップS816へ進み、それ以外の場合はステップS814へ進む。なお、ここで「特定の識別子」は、情報処理装置100内に記憶されているWifiアクセスポイント775の識別子であって、端末150との通信専用であるWifiアクセスポイント775として登録されている。
なお、ステップS812の処理を、「端末150から受信した情報内に、Wifiアクセスポイント775の識別子があるか否かを判断し、ある場合はステップS816へ進み、それ以外の場合はステップS814へ進む」としてもよい。
ステップS816では、低容量長距離通信モジュール110は、大容量通信許可のコマンドを送信する。なお、ステップS812で「Y」と判断された場合、又は、ステップS812では「N」と判断されたが、ステップS814で「Y」と判断された場合に、ステップS816の処理を行う。つまり、ステップS812で「Y」と判断された場合は、ステップS814での判断は不要である。
ステップS818では、低容量長距離通信モジュール110は、変更なしの指示コマンドを送信する。
ステップS820では、動作制御モジュール165は、情報処理装置100からのコマンドを受け取る。
ステップS822では、大容量通信許可のコマンドがあるか否かを判断し、ある場合はステップS824へ進み、それ以外の場合はステップS826へ進む。
ステップS824では、通信モジュールの変更処理を行い、図4Bのフローチャートに示したステップS426へ進む。
ステップS826では、通信モジュールの変更処理はせずに、ステップS802へ戻る。
なお、図9に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(具体例として、ASIC(Application Specific Integrated Circuitの略)等がある)や再構成可能な集積回路(具体例として、FPGA(Field-Programmable Gate Arrayの略)等がある)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digitalの略)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
105…大容量通信モジュール
110…低容量長距離通信モジュール
115…制御モジュール
120…データ処理モジュール
125…監視モジュール
130…データ蓄積モジュール
135…プロトコル変換モジュール
140…メッセージ変換モジュール
145…ワイドエリアネットワーク通信モジュール
150…端末
155…大容量通信モジュール
160…低容量長距離通信モジュール
165…動作制御モジュール
170…測定モジュール
175…蓄積モジュール
180…低容量長距離通信アクセスポイント
185…大容量通信アクセスポイント
210…ユーザー
275…Wifiアクセスポイント
280…LPWAアクセスポイント
290…インターネット
300…スマートフォン
350…ウェアラブルデバイス
390…ユーザー
500…情報処理装置
515…順位制御モジュール
Claims (18)
- 端末と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う第1通信手段と、
前記端末と短距離の無線通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段と、
前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う制御手段
を有する情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、複数の端末と無線通信を行っており、
前記制御手段は、複数の前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第2通信手段による第2無線通信を行う端末の順位付けを行い、
前記制御手段は、複数の前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、既に前記第2通信手段で第2無線通信を行っている端末との通信が終了した後に、前記順位付けにしたがって前記第1通信手段から第2通信手段に切り替える制御を行う、
情報処理装置。 - 前記第2無線通信は、前記第1無線通信よりも多い容量の通信が可能である無線通信である、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1無線通信は、前記第2無線通信よりも低消費電力の通信が可能である無線通信である、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末に対して、前記第1無線通信から前記第2無線通信に切り替える指示を送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末から該端末内に蓄積された情報の送信が終了した旨を受信した場合は、前記第2通信手段から前記第1通信手段に切り替える制御を行う、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末に対して、前記第2無線通信から前記第1無線通信に切り替える指示を送信する、
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末から第2無線通信を中継する機器を識別する情報を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信していなくても、前記端末から第2無線通信を中継する機器を識別する情報を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 端末と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う第1通信手段と、
前記端末と短距離の無線通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段と、
前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う制御手段
を有し、
前記制御手段は、前記端末から第2無線通信を中継する機器を識別する情報を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行い、
前記制御手段は、前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信していなくても、前記端末から第2無線通信を中継する機器を識別する情報を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う、
情報処理装置。 - 前記第2無線通信は、前記第1無線通信よりも多い容量の通信が可能である無線通信である、
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記第1無線通信は、前記第2無線通信よりも低消費電力の通信が可能である無線通信である、
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末に対して、前記第1無線通信から前記第2無線通信に切り替える指示を送信する、
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末から該端末内に蓄積された情報の送信が終了した旨を受信した場合は、前記第2通信手段から前記第1通信手段に切り替える制御を行う、
請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記端末に対して、前記第2無線通信から前記第1無線通信に切り替える指示を送信する、
請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、複数の端末と無線通信を行っており、
前記制御手段は、複数の前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第2通信手段による第2無線通信を行う端末の順位付けを行う、
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、複数の前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、既に前記第2通信手段で第2無線通信を行っている端末との通信が終了した後に、前記順位付けにしたがって前記第1通信手段から第2通信手段に切り替える制御を行う、
請求項15に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
端末と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う第1通信手段と、
前記端末と短距離の無線通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段と、
前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う制御手段
として機能させ、
前記コンピュータは、複数の端末と無線通信を行っており、
前記制御手段は、複数の前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第2通信手段による第2無線通信を行う端末の順位付けを行い、
前記制御手段は、複数の前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、既に前記第2通信手段で第2無線通信を行っている端末との通信が終了した後に、前記順位付けにしたがって前記第1通信手段から第2通信手段に切り替える制御を行う、
情報処理プログラム。 - コンピュータを、
端末と長距離の無線通信が可能な第1無線通信を行う第1通信手段と、
前記端末と短距離の無線通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段と、
前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う制御手段
として機能させ、
前記制御手段は、前記端末から第2無線通信を中継する機器を識別する情報を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行い、
前記制御手段は、前記端末から該端末内の情報蓄積量が予め定められた閾値よりも多い又は以上である旨を受信していなくても、前記端末から第2無線通信を中継する機器を識別する情報を受信した場合は、前記第1通信手段から前記第2通信手段に切り替える制御を行う、
情報処理プログラム。
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