JP7322955B2 - アンテナモジュール - Google Patents

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Description

本開示は、アンテナモジュールに関する。
特許文献1には車載アンテナの取付構造が開示されている。特許文献1に記載の車載アンテナの取付構造では、アンテナユニットが車体外面に突出するように配置されている。
特開2008-85386号公報
アンテナユニットが車体外面に突出する寸法が小さいことが望まれる。アンテナユニットが車体外面に突出する寸法が小さくなると、室内居住空間が減少する恐れがある。
そこで、アンテナモジュールが車体外面に突出する寸法を小さくすること、及び室内居住空間の減少を抑制することを可能にする技術を提供することを目的とする。
本開示のアンテナモジュールは、車両におけるルーフに取付けられるアンテナモジュールであって、基板と、前記基板に設けられた複数のアンテナと、を備え、前記基板が湾曲した状態に保たれている、アンテナモジュールである。
本開示によれば、アンテナモジュールが車体外面に突出する寸法を小さくすること、及び室内居住空間の減少を抑制することが可能となる。
図1は実施形態にかかるアンテナモジュールが取付けられる車両を示す概略正面図である。 図2は実施形態にかかるアンテナモジュールが取付けられる車両を示す概略側面図である。 図3は実施形態にかかるアンテナモジュール及びルーフへの取付構造を示す概略正面図である。 図4は実施形態にかかるアンテナモジュールを示す分解斜視図である。 図5は変形例にかかるアンテナモジュール及びルーフへの取付構造を示す概略正面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のアンテナモジュールは、次の通りである。
(1)車両におけるルーフに取付けられるアンテナモジュールであって、基板と、前記基板に設けられた複数のアンテナと、を備え、前記基板が湾曲した状態に保たれている、アンテナモジュールである。基板が湾曲した状態に保たれているアンテナモジュールがルーフに取付けられることにより、アンテナモジュールが車体外面に突出する寸法が小さくなり、さらにアンテナモジュールによって室内居住空間が減少することを抑制できる。
(2)前記基板は、外向き面が凸面となるように湾曲していてもよい。これにより、室内居住空間の減少を抑制できる。
(3)前記複数のアンテナは、第1電波用の第1アンテナと、前記第1電波よりも周波数帯の高い第2電波用の第2アンテナとを含み、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナは、前記凸面に設けられており、前記第2アンテナは、前記基板において前記第1アンテナよりも前記凸面における頂部に近い位置に設けられていてもよい。一般に電波は、周波数が高くなるにつれて回折しにくくなる。この場合でも、基板において第2アンテナが第1アンテナよりも凸面における頂部に近い位置に設けられているため、第2アンテナが第2電波を送受信しやすくなる。
(4)前記基板を支持する支持部材をさらに備え、前記支持部材は湾曲状に形成されており、前記基板はフレキシブル基板であり、前記支持部材に支持されることによって湾曲した状態に保たれていてもよい。これにより、基板を簡易に湾曲状に保つことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のアンテナモジュールの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態]
以下、実施形態に係るアンテナモジュールについて説明する。図1は実施形態にかかるアンテナモジュール10が取付けられる車両80を示す概略正面図である。図2は実施形態にかかるアンテナモジュール10が取付けられる車両80を示す概略側面図である。図3は実施形態にかかるアンテナモジュール10及びルーフ90への取付構造を示す概略正面図である。図4は実施形態にかかるアンテナモジュール10を示す分解斜視図である。
アンテナモジュール10は、車両80におけるルーフ90に取付けられる。まず、アンテナモジュール10が取付けられるルーフ90の形状について説明する。
<ルーフ>
ルーフ90はルーフパネル92とルーフトリム94とを備える。ルーフパネル92は、車両80における外観をなす部材である。ルーフパネル92は、金属又は樹脂を材料として板状に形成される。ここではルーフパネル92が湾曲しているものとして説明する。ルーフパネル92には貫通孔92hが形成される。当該貫通孔92hにアンテナモジュール10が嵌め込まれるように取付けられる。従って、アンテナモジュール10は外部に露出する。もちろんアンテナモジュール10がルーフパネル92の貫通孔92hに嵌め込まれることは必須の構成ではない。アンテナモジュール10はルーフパネル92の外面側に配置されていてもよい。またルーフパネル92が電波を遮断しない部材であれば、アンテナモジュール10はルーフパネル92の内面側に配置されていてもよい。
アンテナモジュール10は、ルーフパネル92のうち湾曲している部分に取付けられる。つまり貫通孔92hがルーフパネル92のうち湾曲している部分に形成される。図1に示すように、ルーフパネル92のうち車両80における幅方向(以下、単に幅方向と称する)に延びる部分が湾曲していてもよい。図2に示すように、ルーフパネル92のうち車両80における前後方向(以下、単に前後方向と称する)に延びる部分が湾曲していてもよい。なお、ルーフパネル92のうちアンテナモジュール10が取付けられる部分において、幅方向に延びる部分と前後方向に延びる部分とのうち、両者が湾曲していてもよいし、幅方向に延びる部分のみが湾曲していてもよいし、前後方向に延びる部分のみが湾曲していてもよい。
ルーフトリム94は車両80における内観をなす部材である。ルーフトリム94はルーフライナ、成形天井などとも呼ばれる。ルーフトリム94は、樹脂などの材料によって、板状に形成される。アンテナモジュール10はルーフトリム94よりも外側に配置される。
<アンテナモジュール>
アンテナモジュール10は基板20と、複数のアンテナ30とを備える。ここではアンテナモジュール10はケース40をさらに備える。
基板20は、プリント回路基板20である。基板20は絶縁体22とプリント配線24とを備える。以下では基板20がフレキシブル基板20であるものとして説明する。
絶縁体22はプリント配線24が印刷されるベースを含む。絶縁体22は、ソルダーレジストなどを含んでいてもよい。ベースは例えばフッ素樹脂などの樹脂材料によって形成されている。かかるフッ素樹脂としては、特に限定されるものではないが、ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene、PTFE)などが用いられることができる。
プリント配線24はベースに形成されている。プリント配線24は例えば銅箔などによって形成される。
複数のアンテナ30は、基板20に設けられている。各アンテナ30は、プリント部品であってもよいし、搭載部品であってもよい。アンテナ30がプリント部品である場合、例えばプリント配線24と一体的に設けられていてもよい。アンテナ30が搭載部品である場合、例えばアンテナ30の端子がプリント配線24とはんだ付けされるなどしてプリント配線24と接続される。アンテナ30は、車両80と外部の通信相手との間で無線通信される際、車両80側における通信用アンテナである。各アンテナ30は、無線通信システムに応じたものが採用される。かかる無線通信システムとしては、特に限定されるものではなく、高度道路交通システム(Intelligent Transport Systems、ITS)、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)、携帯・自動車電話、第5世代移動通信システム(いわゆる5G)などであってもよい。各アンテナ30はそれぞれ別の無線通信システムに対応している。このため、アンテナモジュール10としては複数の無線通信システムに対応している。
なお各アンテナ30の対応する周波数帯は各無線通信システムによる。例えばITSでは、700MHz帯、5.8GHz帯が使用される。また例えばGPSではL1帯(1575.42MHz)、L2帯(1227.60MHz)が使用される。また例えば携帯・自動車電話では800MHz帯、1.5GHz帯などが使用される。また例えば5Gでは、6GHz帯以下のFR1帯(Frequency Range 1)、24GHz帯以上のFR2帯(Frequency Range 2)などが使用されうる。
各アンテナ30は、プリント配線24によってジャンクションボックスJBと接続されている。ジャンクションボックスJBは、例えば、電源分配を行う。信号変換器、発振器、増幅器、フィルタなど無線通信に必要な回路は、基板20又はジャンクションボックスJB等に適宜搭載される。ジャンクションボックスJBは、コネクタCなどを介してワイヤーハーネスWHと接続される。支持部材42にはコネクタCの接続のための開口42hが形成されていてもよい。ワイヤーハーネスWHは、アンテナ30と車内ネットワークとを接続する。これによりアンテナ30と車内ネットワークとの間で無線通信にかかる信号が有線で伝達される。
ケース40は、基板20及びアンテナ30を収容する部材である。ケース40は、支持部材42と、カバー44とを含む。
支持部材42は、基板20を支持する部材である。ここでは支持部材42は板状に形成されている。支持部材42は、湾曲した状態に形成されている。支持部材42は湾曲した状態を維持できる程度の剛性を有している。
支持部材42は基板20に対して鉛直方向に沿って下方に設けられている。基板20が支持部材42に載置されることによって、支持部材42が基板20を支持した状態とされている。基板20は支持部材42に対して位置決め固定されているとよい。例えば、基板20は、支持部材42に貼り付けられたり、係止部品によって支持部材42に係止したりして位置決め固定される。基板20が支持部材42に位置決め固定されている場合、基板20は支持部材42の下方に設けられていてもよい。
カバー44は、支持部材42に支持された基板20及びアンテナ30を覆う。ここではカバー44は下部が開口する箱状に形成されている。カバー44の開口が支持部材42によって塞がれる。
ここではケース40がルーフパネル92に取付けられている。図3に示す例ではケース40は車両80における内面側からルーフパネル92の貫通孔92hに嵌め込まれている。ケース40にはフランジ46が設けられている。図3に示す例では支持部材42がカバー44よりも大寸に設定されて、支持部材42における外縁がフランジ46とされる。このフランジ46がボルト締めなどによってルーフパネル92に固定される。
ケース40においてアンテナ30よりも外側に位置する部材(ここではカバー44)はガラス又は樹脂など電波を遮断しない材料によって形成されている。ケース40においてアンテナ30よりも内側に位置する部材(ここでは支持部材42)は、電波を遮断しない材料によって形成されていてもよいし、金属などの電波を遮断する材料によって形成されていてもよい。ケース40においてアンテナ30よりも内側に位置する部材が、電波を遮断しない材料によって形成されている場合、ケース40においてアンテナ30よりも内側に位置する部材と外側に位置する部材とは同じ材料によって形成されていてもよいし、異なる材料によって形成されていてもよい。
支持部材42とカバー44との間には、シール部が設けられていると良い。これにより、支持部材42とカバー44との間から水等が浸入することが抑制される。同様にケース40とルーフパネル92との間には、シール部が設けられていると良い。これにより、ケース40とルーフパネル92との間から水等が浸入することが抑制される。一のシール部が支持部材42とカバー44との間のシール部及びケース40とルーフパネル92との間のシール部を兼ねていてもよい。支持部材42とカバー44との間のシール部及びケース40とルーフパネル92との間のシール部が別に設けられていてもよい。シール部は、ゴムなどの材料によって予め成形されたリップ部であってもよいし、接着剤などの軟化した樹脂が隙間に充填されて固まったものであってもよい。
アンテナモジュール10において、基板20が湾曲した状態に保たれている。ここでは、基板20はフレキシブル基板20であるため、基板20自身では湾曲した状態に保つことは困難である。基板20は、支持部材42によって支持されることによって湾曲した状態に保たれている。
基板20及び支持部材42は、ルーフパネル92と同様に湾曲している。ここではケース40も、ルーフパネル92と同様に湾曲している。ケース40の外面(図3ではカバー44の外面)はルーフパネル92の外面に対して、内外方向に凹んだり、突出していたりしていない。つまりケース40の外面(図3ではカバー44の外面)はルーフパネル92の外面と面一である。もちろん、ケース40の外面(図3ではカバー44の外面)はルーフパネル92の外面に対して、内外方向に凹んだり、突出していたりしていてもよい。
ここで、湾曲率(曲率)K(単位:1/m)は、湾曲半径(曲率半径)R(単位:m)を用いて、K=1/Rの式で求めることができる。また基板20とルーフパネル92との湾曲度合の比を一致率Iとする。一致率Iは、基板20の湾曲率K1とルーフパネル92の湾曲率K2とを用いて、I=K1/K2の式で表すことができる。ルーフパネル92の湾曲率K2は、ルーフパネル92に形成された貫通孔92hの周縁部における湾曲率を用いることができる。
湾曲率K1、K2は、車幅方向(図1の紙面左右方向)及び前後方向(図2の紙面左右方向)で異なる場合があり得る。この場合、車幅方向における湾曲率K1、K2及び一致率Iを、それぞれ湾曲率K1a、K2a及び一致率Iaとする(ただし、Ia=K1a/K2a)。また前後方向における湾曲率K1、K2及び一致率Iを、それぞれ湾曲率K1b、K2b及び一致率Ibとする(ただし、Ib=K1b/K2b)。
一致率I、Ia、Ibの値は特に限定されるものではなく、適宜設定可能である。例えば、一致率I、Ia、Ibの値は、0.5以上1.5以下であってもよく、0.7以上1.3以下であってもよく、0.9以上1.1以下であってもよい。一致率Ia、Ibの値は同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、一致率Ia、Ibの値それぞれに設定される許容範囲は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、一致率Iaの値は、0.5以上1.5以下とされ、一致率Ibの値は、0.7以上1.3以下とされてもよい。また基板20が車幅方向及び前後方向のうちいずれか一方のみに湾曲している場合、湾曲している方向についてのみ、一致率Iの許容範囲が設定されることができる。また、基板20が車幅方向及び前後方向のうち両方に湾曲している場合でも、一致率Ia、Ibのうち一方の許容範囲のみが設定されてもよい。つまり、一致率Ia、Ibのうち少なくとも一方の許容範囲が設定されるとよい。
基板20は、外向き面が凸面となるように湾曲している。複数のアンテナ30は凸面上に平面的な位置関係で配置されている。
複数のアンテナ30は、第1アンテナ30Aと、第2アンテナ30Bとを含む。第1アンテナ30Aは第1電波用のアンテナ30である。第2アンテナ30Bは第2電波用のアンテナ30である。第2電波は第1電波よりも周波数帯が高い。第2アンテナ30Bは、基板20において第1アンテナ30Aよりも凸面における頂部に近い位置に設けられている。なお頂部とは湾曲状の基板20が平面に載置された際、当該平面に対して法線方向に沿って最も離れた部分を言う。なお基板20は傾いた状態で車両80に取付けられることもあり得る。このため、車両80において、頂部は基板20のうち鉛直方向に沿って最も高い位置に位置するとは限らない。
なお複数のアンテナ30が互いに異なる周波数帯による3つ以上の通信用アンテナ30を有する場合、第1アンテナ30Aは複数のアンテナ30のうち最も低い周波数帯による通信用アンテナ30であってもよく、第2アンテナ30Bは複数のアンテナ30のうち最も高い周波数帯による通信用アンテナ30であってもよい。
ルーフパネル92のうちアンテナモジュール10が取付けられる部分において、幅方向に延びる部分と前後方向に延びる部分とのうち、いずれか一方のみが湾曲しており、アンテナモジュール10がそれに対応するように湾曲している場合、頂部は、湾曲していない方向に線状に延びうる。具体的には、ルーフパネル92及びアンテナモジュール10が図3のように紙面左右方向に延びる部分が湾曲している場合、頂部は、紙面前後方向に延びる。この場合、複数のアンテナ30が頂部に並んだ状態に配置されうる。
複数のアンテナ30が頂部に並んだ状態に配置される場合、頂部に配置された複数のアンテナ30のうち最も低い周波数帯によるアンテナ30は、頂部に配置された複数のアンテナ30の中で基板20の縁に対して最も近い距離となる位置に設けられているとよい。また頂部に配置された複数のアンテナ30のうち最も高い周波数帯によるアンテナ30は、頂部に配置された複数のアンテナ30の中で基板20の縁から最も遠い距離となる位置に設けられているとよい。これにより、最も高い周波数帯によるアンテナ30も良好に通信可能となる。
アンテナモジュール10は平面視長方形状である。アンテナモジュール10における長尺方向が車幅方向であり、短尺方向が前後方向に設定されている。もちろん、アンテナモジュール10における長尺方向が前後方向であり、短尺方向が車幅方向に設定されていてもよい。
<効果等>
以上のように構成されたアンテナモジュール10によると、基板20が湾曲した状態に保たれている。このアンテナモジュール10がルーフ90に取付けられることにより、アンテナモジュール10が車体外面に突出する寸法が小さくなり、さらにアンテナモジュール10によって室内居住空間が減少することを抑制できる。
基板20は、外向き面が凸面となるように湾曲している。このため、ルーフトリム94も基板20に応じて外向きに凸となる形状に形成できる。これにより、室内居住空間の減少を抑制できる。
一般に電波は、周波数が高くなるにつれて直進性が強くなり、回折しにくくなる。この場合でも、基板20において第2アンテナ30Bが第1アンテナ30Aよりも凸面における頂部に近い位置に設けられている。このため、アンテナモジュール10の周囲に電波の障害物があったとしても、第2電波は、当該障害物に対して比較的干渉が抑制される。このため、第2アンテナ30Bが良好に通信可能となる。
なお第1電波は第2電波より周波数帯が低いため、回折しやすい。このため、アンテナモジュール10の周囲に電波の障害物があったとしても、第1電波は、回折して伝播し易い。このため、第1アンテナ30Aも良好に通信可能である。アンテナモジュール10における電波による通信環境が向上する。
フレキシブル基板20が支持部材42に支持されることによって湾曲した状態に保たれているため、基板20を簡易に湾曲状に保つことができる。
またアンテナモジュール10が車両80に取付けられる前の状態で基板20が湾曲した状態に保たれている。このため、アンテナモジュール10が車両80に取付けられることによって、車両80において基板20が曲がった状態に配置される。
[変形例]
図5は変形例にかかるアンテナモジュール110及びルーフ190への取付構造を示す概略正面図である。変形例にかかるアンテナモジュール110は、車両80における外面側からルーフパネル192の貫通孔192hに嵌め込まれるように構成されている。
ルーフパネル192には窪み193が形成されている。この窪み193の底に貫通孔192hが形成されている。貫通孔192hの開口は窪み193の開口よりも小さい。アンテナモジュール110におけるケース140は、支持部材142とカバー144とを含む。支持部材142は、上部が開口した箱状に形成されている。支持部材142内に基板20及びアンテナ30が収められている。カバー144は板状に形成されている。カバー144は支持部材142の開口を塞ぐ。カバー144は支持部材142よりも大寸に形成されている。カバー144の外縁がフランジ146とされている。フランジ146が窪み193の底面のうち貫通孔192hの周縁部に接触している。
ケースの形状は上記したものに限られない。例えば支持部材及びカバーの両方が箱状に形成されていてもよい。また支持部材及びカバーのうち少なくとも一方がフランジ付きの箱状に形成されていてもよい。
実施形態において、基板20がフレキシブル基板20であるものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。基板はリジット基板であってもよい。この場合、リジット基板自体が湾曲状に形成されて、湾曲状を保つことができる程度の剛性を有しているとよい。基板がリジット基板である場合、支持部材は設けられていてもよいし、設けられていなくてもよい。
実施形態において基板20は、外向き面が凸面となるように湾曲しているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。基板は外向き面が凹面となるように湾曲していてもよい。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
10、110 アンテナモジュール
20 基板
22 絶縁体
24 プリント配線
30 アンテナ
30A 第1アンテナ
30B 第2アンテナ
40、140 ケース
42、142 支持部材
44、144 カバー
46、146 フランジ
80 車両
90、190 ルーフ
92、192 ルーフパネル
92h、192h 貫通孔
193 窪み
94 ルーフトリム
JB ジャンクションボックス
C コネクタ
WH ワイヤーハーネス

Claims (4)

  1. 車両におけるルーフに取付けられるアンテナモジュールであって、
    基板と、
    前記基板に設けられた複数のアンテナと、
    を備え、
    前記ルーフは、前記車両における室内居住空間の上に位置する部材であり、
    前記ルーフにおけるルーフパネルは湾曲状に形成されて、湾曲状を維持できる剛性を有すると共に電波を遮断しない部材であり、
    前記アンテナモジュールの配置箇所は、前記ルーフパネルの内面側であり、
    前記基板が、前記ルーフパネルと同様に湾曲した状態に保たれている、アンテナモジュール。
  2. 請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
    前記基板は、外向き面が凸面となるように湾曲している、アンテナモジュール。
  3. 請求項2に記載のアンテナモジュールであって、
    前記複数のアンテナは、第1電波用の第1アンテナと、前記第1電波よりも周波数帯の高い第2電波用の第2アンテナとを含み、
    前記第1アンテナ及び前記第2アンテナは、前記凸面に設けられており、
    前記第2アンテナは、前記基板において前記第1アンテナよりも前記凸面における頂部に近い位置に設けられている、アンテナモジュール。
  4. 車両におけるルーフに取付けられるアンテナモジュールであって、
    基板と、
    前記基板に設けられた複数のアンテナと、
    前記基板を支持する支持部材と、前記支持部材とは反対側から前記複数のアンテナを覆うカバーとを含むケースと、
    を備え、
    前記ルーフは、前記車両における室内居住空間の上に位置する部材であり、
    前記支持部材は湾曲状に形成されて、前記ルーフにおけるルーフパネルとは別に設けられて、湾曲状を維持できる剛性を有する部材であり、
    前記ケースは前記ルーフパネルと同様に湾曲した状態であり、
    前記基板はフレキシブル基板であり、前記支持部材に支持されることによって前記ルーフパネルと同様に湾曲した状態に保たれており、
    前記ルーフパネルのうち湾曲状に形成された部分には貫通孔が形成され、
    前記ケースが前記貫通孔に嵌め込まれたときに前記ケースの外面が前記ルーフパネルの前記貫通孔の周縁の外面に沿いつつ前記貫通孔を塞ぎ、
    前記支持部材と前記カバーとのうち前記複数のアンテナよりも外側に位置して前記ケースの前記外面をなす部材は、電波を遮断しない材料によって形成されている、アンテナモジュール。
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