JP7322831B2 - 訓練システム、訓練計画生成方法およびプログラム - Google Patents

訓練システム、訓練計画生成方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は訓練システム、訓練方法およびプログラムに関する。
訓練者の身体動作の機能回復を目的とした訓練を行うための訓練システムが開発されている。例えば、特許文献1に記載の歩行訓練装置は、歩行補助装置と、第1引張手段と、第2引張手段と、を備えている。歩行補助装置は、訓練者の脚部に装着され、該訓練者の歩行を補助する。第1引張手段は、歩行補助装置及び訓練者の脚部のうち少なくとも一方を上方かつ前方に引張する。第2引張手段は、歩行補助装置及び訓練者の脚部のうち少なくとも一方を上方かつ後方に引張する。
特開2015-223294号公報
上述の訓練システムは、訓練者の身体動作のうち、平地歩行という特定の動作を訓練するためのものである。しかしながら、機能回復を目的とした訓練は身体動作の種類に応じて多数存在している。訓練者の身体動作の回復を効率よく行うためには、客観的な情報に基づいた訓練計画を遂行することが望まれる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、効率よく機能回復訓練を行う訓練システム等を提供することを目的としている。
本発明にかかる訓練システムは、訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を訓練者が行うための訓練計画を生成するものであって、記憶部、実績情報受付部および計画生成部を有する。記憶部は、複数種類の訓練の内容を含む訓練情報と、訓練に使用される道具の種別を示す道具情報と、他の複数の訓練者が行った訓練における機能回復に関する統計情報とをそれぞれ記憶する。実績情報受付部は、訓練者の身体動作に関する実績情報を受け付ける。計画生成部は、実績情報を受け付けた場合に、訓練情報、道具情報および統計情報に基づいて、訓練者が行う訓練の内容と訓練を行う際に使用する道具と訓練の施行期間とを含む訓練計画を生成して出力する。
このような構成により、訓練システムは、客観的な情報による訓練計画を出力できる。
上記訓練システムにおいて、記憶部は、他の複数の訓練者が行った訓練の内容と、訓練に使用された道具の種別と、他の複数の訓練者の身体動作の回復度と、を関連づけた情報を統計情報として記憶するものであってもよい。これにより、訓練システムは、上記統計情報を用いて訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、実績情報受付部は、訓練者のプロファイル情報を併せて受け付けるものであってもよい。これにより、訓練システムは、訓練者のプロファイルに応じた訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、実績情報受付部は、身体動作において訓練者が使用する道具の種別に関する情報と、身体動作の達成度と、を少なくとも利用して設定された訓練者の動作レベルに関する情報を受け付け、計画生成部は、動作レベルに基づいて訓練計画を生成するものであってもよい。これにより、訓練システムは、動作レベルを用いることにより、ユーザに対して理解容易な態様により訓練計画を提示できる。
上記訓練システムにおいて、実績情報受付部は、訓練の目標を併せて受け付け、計画生成部は、目標に基づいて訓練計画を生成するものであってもよい。これにより、訓練システムは、受け付けた目標に対応した訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、記憶部は、同一種類の道具の保有数を道具情報として記憶し、計画生成部は、複数の訓練計画を生成する場合に、同時刻に行う訓練において使用する同一種類の道具が保有数を超える数にならないように訓練計画を生成するものであってもよい。これにより、訓練システムは、制約条件に対応することにより柔軟に効率よく訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、計画生成部は、道具を使用しない訓練を含む訓練計画を生成するものであってもよい。これにより、訓練システムは、道具を使用するかしないかに関わらず効率の良い訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、記憶部は、訓練者が予め設定された期間に行う訓練時間における制約条件に関する制約情報をさらに記憶し、計画生成部は、制約条件に基づいて訓練計画を生成するものであってもよい。訓練システムは、上記制約条件に対応することにより柔軟に効率よく訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、計画生成部は、1の訓練者に対して複数の訓練を含む訓練計画を生成する場合には、複数の訓練を行う順序または複数の訓練を開始する時刻を含む訓練計画を生成するものであってもよい。これにより、訓練システムは、より効率的な訓練計画を生成できる。
上記訓練システムにおいて、計画生成部は、施行可能な複数の異なる訓練計画を生成して出力するものであってもよい。これにより、訓練システムは、ユーザに対して選択可能な複数の訓練計画を提示できる。
上記訓練システムにおいて、実績情報受付部は、訓練者の身体動作を検出したセンサからの情報を受け付けるものであってもよい。また上記訓練システムにおいて、実績情報受付部は、訓練者の身体動作を撮像したカメラからの画像情報を受け付けるものであってもよい。これにより、訓練システムは、実績情報を容易に取得できる。
本発明にかかる訓練方法は、訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を訓練者が行うための訓練計画を生成するものであって、記憶ステップ、実績情報受付ステップおよび計画生成ステップを有する。記憶ステップは、複数種類の訓練の内容を含む訓練情報と、訓練に使用される道具の種別を示す道具情報と、他の複数の訓練者が行った訓練における機能回復に関する統計情報とをそれぞれ記憶する。実績情報受付ステップは、訓練者の身体動作に関する実績情報を受け付ける。計画生成ステップは、実績情報を受け付けた場合に、訓練情報、道具情報および統計情報に基づいて、訓練者が行う訓練の内容と訓練を行う際に使用する道具と訓練の施行期間とを含む訓練計画を生成して出力する。
このような構成により、訓練システムは、客観的な情報による訓練計画を出力できる。
本発明にかかるプログラムは、訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を訓練者が行うための訓練計画を生成する訓練方法を、コンピュータに実行させるプログラムである。上記訓練方法は、記憶ステップ、実績情報受付ステップおよび計画生成ステップを有する。記憶ステップは、複数種類の訓練の内容を含む訓練情報と、訓練に使用される道具の種別を示す道具情報と、他の複数の訓練者が行った訓練における機能回復に関する統計情報とをそれぞれ記憶する。実績情報受付ステップは、訓練者の身体動作に関する実績情報を受け付ける。計画生成ステップは、実績情報を受け付けた場合に、訓練情報、道具情報および統計情報に基づいて、訓練者が行う訓練の内容と訓練を行う際に使用する道具と訓練の施行期間とを含む訓練計画を生成して出力する。
このような構成により、訓練システムは、客観的な情報による訓練計画を出力できる。
本発明によれば、効率よく機能回復訓練を行う訓練システム等を提供できる。
実施の形態1にかかる訓練システムのブロック図である。 実施の形態1にかかる訓練システムのフローチャートである。 実施の形態1にかかる訓練情報および道具情報を示す図である。 実施の形態1にかかる動作レベルを示す図である。 実施の形態1にかかる統計情報を示す図である。 実施の形態1にかかる訓練システムの実績情報を示す図である。 実施の形態1にかかる訓練計画を示す第1の図である。 実施の形態1にかかる訓練計画を示す第2の図である。 実施の形態2にかかる訓練システムのブロック図である。 実施の形態2にかかる訓練システムのフローチャートである。 実施の形態2にかかる訓練情報を示す図である。 実施の形態2にかかる訓練計画を示す第1の図である。 実施の形態2にかかる訓練計画を示す第2の図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略、および簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
<実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる訓練システムは、訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を訓練者が行うための訓練計画を生成する。ここで、訓練者は、例えば脳卒中(脳血管障害)や脊髄損傷により身体の一部に麻痺を患う者である。訓練者は、上記疾患により身体動作機能が低下している。本実施の形態において、身体動作とは、例えば日常生活活動(ADL(Activities of Daily Living))に含まれる動作であって、食事、トイレ、着替え、歩行などの動作を含む。
訓練者は、低下した身体動作の機能を回復させるために複数種類の訓練を行う。具体的には例えば、食事という身体動作を機能回復させる場合の訓練は、摂食動作の訓練や嚥下動作の訓練等がある。また例えばトイレ動作を機能回復させる場合の訓練は、ベッド、車椅子および便座にそれぞれ移乗するための移乗動作の訓練や、トイレでの排泄動作の訓練等がある。また例えば、歩行動作を機能回復させる場合の訓練は、座位姿勢を維持する訓練、立位姿勢を維持する訓練、平地歩行の訓練や、坂道歩行の訓練等がある。また訓練には上述のような身体動作を能動的に行うものの他に、介助者から関節や筋肉の刺激を受けるマッサージなどの受動的なものも含まれる。なお、上述の訓練は、リハビリテーションまたはリハビリとも称される。
訓練システムを利用して行う訓練は、療法士による介助を要する場合がある。療法士とは、訓練者を介助するために専門的な知識を有する者である。本実施の形態において療法士は、理学療法士、作業療法士および言語療法士が含まれる。療法士は、それぞれが有する専門知識に応じて、訓練者の訓練を介助する。
理学療法士とは、身体に障害のある者に対して、主に基本的動作能力の回復を図るため、理学療法の業務を行う者をいう。理学療法とは、病気、怪我および障害等によって身体動作の機能が低下した状態にある者に対し、かかる機能の維持または改善を目的として行われる治療法である。理学療法士は、運動、温熱および電気等を利用することにより理学療法を行う。以降、理学療法士は、PT(Physical Therapist)とも称される。
作業療法士とは、身体または精神に障害のある者に対して、主に応用的動作能力または社会的適応能力の回復を図るため、作業療法の業務を行う者をいう。なおここで「作業」とは、入浴、着替え、トイレなどの日常的な生活行為を含む。以降、作業療法士は、OT(Occupational Therapist)とも称される。
言語療法士とは、音声機能、言語機能または聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行う者をいう。さらに言語療法士は、医師や歯科医師の指示のもと、摂食や嚥下の訓練なども行う。以降、言語療法士は、言語聴覚士またはST(Speech Therapist)とも称される。
<実施の形態1>
以下、実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1にかかる訓練システムのブロック図である。図1に示す訓練システム10は、例えばフラッシュメモリ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)およびCPU(Central Processing Unit)等が実装された回路基板を含み、メモリに記憶された制御プログラムを実行することにより、システムの機能を実現する。訓練システム10は主な構成として、記憶部11、実績情報受付部12および計画生成部13を有している。また訓練システム10が有するこれらの構成は適宜通信可能に接続されている。さらに訓練システム10は、情報入力装置90および表示装置91にそれぞれ通信可能に接続している。
以下、訓練システム10の主な構成について説明する。
記憶部11は、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)またはSSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリを含む。記憶部11は、訓練情報111、道具情報113および統計情報114を記憶している。訓練情報111は、複数種類の訓練の内容を含む。道具情報113は、訓練に使用される道具の種別を示す。統計情報114は、他の複数の訓練者が行った訓練における機能回復に関する情報である。記憶部11は、訓練計画を生成する際には、予め上述の情報を記憶しておく。そして記憶部11は、適宜、計画生成部13に上述の情報を供給する。
実績情報受付部12は、情報入力装置90から供給される情報を受け付けるインタフェースである。実績情報受付部12は、訓練者の身体動作に関する実績情報を受け付ける。実績情報とは、訓練計画を生成する対象となる訓練者の身体動作について、例えば、どのような道具を用いて、どの程度の動作が可能かを示す情報を含む。実績情報は予め設定された指標により示されてもよい。実績情報受付部12は、受け付けた実績情報を、計画生成部13に供給する。
計画生成部13は、実績情報を受け付けた場合に、受け付けた実績情報にかかる訓練計画を生成して出力する。訓練計画は、例えば、訓練者が行う訓練の内容と、かかる訓練を担当する療法士の種別と、訓練の施行期間とを含む。計画生成部13は、かかる訓練計画を、訓練情報111、道具情報113および統計情報114を利用して生成する。計画生成部13は、生成した訓練計画を、表示装置91に出力する。
次に、訓練システム10に接続する構成について説明する。情報入力装置90は、例えばキーボードなどの文字入力機能を有するものである。情報入力装置90は、ユーザによる所定の操作を受け付け、受け付けた操作に応じて、訓練システム10に、例えば実績情報等の種々の情報を入力する。表示装置91は、例えば液晶パネルや有機EL(Electronic Luminescent)パネルを含み、種々の情報をユーザに提示できる。表示装置91は、計画生成部13から訓練計画に関する情報を受け取り、受け取った情報をユーザが視認できる態様において表示する。
なお、情報入力装置90および表示装置91は、訓練システム10と一体となって構成されていてもよい。また情報入力装置90および表示装置91は訓練システム10とは別体のスマートフォンまたはタブレット等の情報入出力機能を有する装置であって、訓練システム10と通信可能に接続されたものであってもよい。
次に、図2を参照して訓練システム10が行う処理について説明する。図2は、実施の形態1にかかる訓練システムのフローチャートである。まず、訓練システム10は、訓練情報111、道具情報113および統計情報114を記憶する(ステップS11)。かかる処理は、例えばユーザが情報入力装置90を介して上述の情報を訓練システム10に供給することにより行われる。
次に、訓練システム10の実績情報受付部12は、情報入力装置90を介して実績情報を受け付ける(ステップS12)。そして、訓練システム10の計画生成部13は、訓練計画を生成し、生成した訓練計画を表示装置91に出力する(ステップS13)。
以上、訓練システム10の構成および訓練システム10が行う処理について説明した。以上の構成により、訓練システム10は、客観的な情報による訓練計画を出力できる。
次に、図3を参照して、訓練情報111および道具情報113の具体例について説明する。図3は、実施の形態1にかかる訓練情報111および道具情報113を示す図である。図3に示す表は、記憶部11が記憶する情報の一例を示したものである。また図3の表に記載されている項目は、それぞれの身体動作に対応した訓練、道具、介助および環境の組合せの可能性が示されている。すなわち、図3に示す表には、訓練の内容を示す訓練情報111と、道具の種別を示す道具情報113とが少なくとも含まれる。
図3の表は、上の行に、身体動作である動作A1(食事動作)、動作A2(トイレ動作)および動作A3(歩行動作)の3つの動作が示されている。動作A1の下には、食事動作の機能回復を行うための訓練として、訓練T11(摂食動作)および訓練T12(嚥下動作)が示されている。訓練T11の下には、訓練T11で使用する道具(道具U110、道具U111)が示されている。また訓練T12の下には、訓練T12で使用する道具(道具U120、道具U121)が示されている。さらに、道具の欄の下には、訓練T11および訓練T12において介助を担当する療法士である「ST」が示されると共に、「介助なし」の記載も示されている。さらに、介助の欄の下には、環境E11(姿勢矯正あり)および環境E12(姿勢矯正なし)が示されている。環境E11は、訓練時の姿勢矯正があることを示している。環境E12は、訓練時の姿勢矯正がないことを示している。
計画生成部13は、動作A1に対する訓練として、訓練T11または訓練T12を選択できる。計画生成部13は、訓練T11を行う場合、道具U110もしくは道具U111またはこれらの両方を選択できる。また計画生成部13は、訓練T12を行う場合、道具U120もしくは道具U121またはこれらの両方を選択できる。同様に、計画生成部13は、訓練T11または訓練T12を行う場合、STによる介助または介助なしを選択できる。さらに計画生成部13は、訓練T11または訓練T12を行う場合、環境E11または環境E12を選択できる。
動作A2の下には、トイレ動作の機能回復を行うための訓練として、訓練T21(移乗動作)および訓練T22(排泄動作)が示されている。訓練T21の下には、訓練T21で使用する道具(道具U210、道具U211)が示されている。また訓練T22の下には、訓練T22で使用する道具(道具U220、道具U221)が示されている。さらに、道具の欄の下には、訓練T21および訓練T22において介助を担当する療法士である「OT」が示されると共に、「介助なし」の記載も示されている。さらに、介助の欄の下には、環境E21(ポータブルトイレ)および環境E22(一般的なトイレ)が示されている。
計画生成部13は、動作A2に対する訓練として、訓練T21または訓練T22を選択できる。また計画生成部13は、訓練T21を行う場合、道具U210もしくは道具U211またはこれらの両方を選択できる。また計画生成部13は、訓練T22を行う場合、道具U220もしくは道具U221またはこれらの両方を選択できる。さらに計画生成部13は、訓練T21または訓練T22を行う場合、OTによる介助または介助なしを選択できる。計画生成部13は、訓練T21または訓練T22を行う場合、環境E21または環境E22を選択できる。
動作A3の下には、歩行動作の機能回復を行うための訓練として、訓練T31(平地歩行)および訓練T32(坂道歩行)が示されている。訓練T31の下には、訓練T31で使用する道具(道具U310、道具U311)が示されている。また訓練T32の下には、訓練T32で使用する道具(道具U320)および「道具なし」が示されている。さらに、道具の欄の下には、訓練T31および訓練T32において介助を担当する療法士である「PT」が示されると共に、「介助なし」の記載も示されている。さらに、介助の欄の下には、環境E31(施設屋内)および環境E32(屋外)が示されている。なお、上述の道具U310、道具U311および道具U320は、例えば短下肢装具、長下肢装具、T字杖および四脚杖などである。
計画生成部13は、動作A3に対する訓練として、訓練T31または訓練T32を選択できる。また計画生成部13は、訓練T31を行う場合、道具U310もしくは道具U311またはこれらの両方を選択できる。また計画生成部13は、訓練T32を行う場合、道具U320または道具なしを選択できる。さらに計画生成部13は、訓練T31または訓練T32を行う場合、PTによる介助または介助なしを選択できる。計画生成部13は、訓練T31または訓練T32を行う場合、環境E31または環境E32を選択できる。
以上、訓練情報111および道具情報113の具体例について説明した。上述のように、記憶部11は、訓練情報111および道具情報113を含む情報を記憶する。計画生成部13は、それぞれの動作に対する訓練を、図3の表の組合せから選択する。なお、図3の表に示す情報は本実施の形態を説明するための一例であって、訓練情報111および道具情報113の内容を限定するものではない。例えば動作に関する項目は動作A1~動作A3に限られない。また各動作にかかる訓練、道具、介助および環境も、上述の内容に限られない。
次に図4を参照して、動作レベルについて説明する。図4は、実施の形態1にかかる動作レベルを示す図である。訓練システム10は、以下に説明する動作レベルを利用する。動作レベルとは、身体動作において訓練者が使用する道具の種別に関する情報と、身体動作の達成度と、を少なくとも利用して設定された身体動作のレベルを示す指標である。
図4の表は、身体動作にかかる動作レベルの一例として、動作A3(歩行)に関する動作レベルが示されている。図4の表の左側の列は、「A3スコア」として、1から6までの6段階が示されている。また図4の表には、A3スコアが1から6の場合における動作要件と、達成率Vが示されている。動作要件は、環境、道具およびPTによる介助の有無が含まれる。身体動作の達成率Vは、例えば訓練者に姿勢検出センサを装着し、装着した姿勢検出センサの信号から判定できる。
例えばA3スコアが1の場合、訓練者は環境E31において、道具U310および道具U311を使用し、且つ、PTの介助を受けた状態で、所定の動作を行う。この場合に、動作の達成率Vが50パーセント未満であれば、A3スコアが1となる。また図4の下から2行目に示すように、上述の動作要件において動作の達成率が50パーセント以上80パーセント未満の場合には、A3スコアが2となる。
また動作要件として、環境E31において、道具U310を使用し、且つ、PTの介助を受けた状態で、所定の動作を行い、動作の達成率Vが50パーセント以上80パーセント未満の場合には、A3スコアが3となる。動作要件として、環境E31において、道具U310を使用し、且つ、PTの介助を受けない状態で、所定の動作を行い、動作の達成率Vが50パーセント以上80パーセント未満の場合には、A3スコアが4となる。また動作要件として、環境E32において、道具U320を使用し、且つ、PTの介助を受けない状態で、所定の動作を行い、動作の達成率Vが50パーセント以上80パーセント未満の場合には、A3スコアが5となる。動作要件として、環境E32において、道具U320を使用し、且つ、PTの介助を受けない状態で、所定の動作を行い、動作の達成率Vが75パーセント以上の場合には、A3スコアが6となる。
以上、動作レベルの一例について説明した。動作レベルは、主観的な判断によるものではなく、客観的な情報により構成される。訓練システム10は、このような動作レベルを利用することにより、ユーザから訓練者の動作レベルに関する情報を受け取る。これによりユーザは簡便に訓練者の身体動作に関する実績情報を入力できる。また訓練システム10は、動作レベルを用いて理解容易かつ客観的な評価が可能な態様により訓練計画をユーザに提示できる。
次に、図5を参照して統計情報について説明する。図5は、実施の形態1にかかる統計情報を示す図である。図5の表は、統計情報に含まれるN番目のサンプルである実績サンプルNを抽出して示したものである。実績サンプルNは、統計情報を構成する1つのサンプル情報である。すなわち統計情報は、図5の表に示すような実績サンプルを複数含む。実績サンプルNは、所定の訓練者が行った訓練の内容と、訓練を担当した療法士の種別と、行った訓練に伴うその訓練者の身体動作の回復度と、を関連づけた情報が含まれる。
図5の表は、上の行に、実績サンプルNであることが示されている。また図5の表は、上から2行目に、実績スコアが示される。実績スコアは、実績サンプルNにおける訓練者の実績としての動作レベルである。実績スコアは、訓練前の動作レベルと、1番目の期間W1からx番目の期間Wxまでの動作レベルの推移が示されている。ここで期間W1は、例えば1週間を1つの単位とした期間である。すなわち、期間W1は、第1週目であり、期間W2は第2週目であり、期間Wxは第x週目を意味している。なお、説明の便宜上、期間W3から期間Wx-1および、訓練の詳細の一部の欄は省略して示されている。
実績スコアの下の行には、それぞれの期間において行った訓練の詳細が示されている。訓練の詳細には、訓練の内容、訓練で使用された道具、担当した療法士の種別および施行単位(時間)が示されている。ここで、施行単位とは、行われる訓練の時間を示すものであり、例えば1単位が30分として設定されている。
図5の表に示す実績サンプルNにおいて、試験前の訓練者の実績スコアは4である。また期間W1終了後の実績レベルは8である。期間W1は、例えば訓練T11と訓練T22が行われている。期間W1に行われた訓練T11は、道具U110が用いられ、療法士であるSTが担当し、3単位(すなわち90分)行われたことが、図5の表に示されている。また図5の表において期間W1に行われた訓練T22は、道具U210が用いられ、担当する療法士はOTであり、施行単位は1単位であったことが示されている。
同様に、図5の表に示す実績サンプルNは、期間W2終了後の実績レベルが11であることが示されている。図5の表によれば、期間W2には、訓練T12と訓練T32が行われている。期間W2の訓練T12は、道具U110が用いられ、担当療法士はSTであり、施行単位は1単位であった。期間W2の訓練T32は、道具U320が用いられ、担当療法士はPTであり、施行単位は3単位であった。さらに、図5の表によれば、期間Wxには、訓練T22と訓練T32が行われている。期間Wxの訓練T22は、道具U220が用いられ、担当療法士はOTであり、施行単位は1単位であった。期間Wxの訓練T32は、道具U321が用いられ、担当療法士はPTであり、施行単位は2単位であった。
上述のように、実績サンプルは、所定の訓練者が行った訓練について、使用した道具や担当した療法士、あるいは身体動作の動作レベルの推移が含まれる。身体動作の動作レベルの推移は、訓練者の回復度を示しているということもできる。計画生成部13は、このような実績サンプルを複数含む統計情報を利用して、訓練計画を生成する。これにより訓練システム10は、訓練者の身体動作のレベルが効率的に向上する訓練計画を生成できる。
次に、図6を参照して、実績情報について説明する。図6は、実施の形態1にかかる訓練システムの実績情報を示す図である。図6の表は、動作A1、動作A2および動作A3の初期スコアおよび目標スコアが示されている。図6の表の右の列には、初期スコアと目標スコアのそれぞれについて、動作A1、動作A2および動作A3の動作スコアを合計した総合スコアが示されている。
初期スコアは、訓練を開始する直前における訓練者の動作レベルを示すスコアである。図6の表は、動作A1の初期スコアが2、動作A2の初期スコアが1、そして動作A3の初期スコアが1と示されている。実績情報受付部12は、このような初期スコアを、訓練者の実績情報として受け付ける。計画生成部13は、受け付けた初期スコアから訓練計画を生成する。計画生成部13は、受け取った初期スコアと、記憶部11が記憶する訓練情報111、道具情報113および統計情報114から訓練計画を生成できる。ただし、図6の表に示すように、訓練システム10は、訓練の目標を併せて受け付けてもよい。
目標スコアは、訓練システム10が生成する訓練計画に沿った訓練を行った結果として達成される目標である。目標スコアは、初期スコアと同様に、動作レベルにより示されている。図6の表は、動作A1の目標スコアが6、動作A2の目標スコアが4、そして動作A3の目標スコアが5と示されている。訓練システム10が目標スコアを実績情報として受け付けた場合、計画生成部13は、受け付けた目標を達成するように訓練計画を生成する。
なお、訓練システム10において、実績情報受付部12は、訓練者のプロファイル情報を併せて受け付けるものであってもよい。これにより、訓練システム10は、訓練者のプロファイルに応じた訓練計画を生成できる。
ここで、プロファイル情報の例について説明する。プロファイル情報は、訓練者に関する情報を示す情報であって、以下に示す(1)~(4)の情報のうち、少なくとも1つの情報が含まれる。
(1)訓練者の属性を示す情報
訓練者の属性を示す情報は、例えば訓練者の年齢、性別、体格(身長、体重等)、体調の状態を示すスコアなどを含む。
(2)訓練者が罹患した疾患の症状情報
症状情報は、脳卒中(脳血管障害)、脊髄損傷など、罹患した病気のタイプ(病名又は疾患名)とともにその部位(損傷部位)を含むことができ、タイプによってはその分類を含むことができる。例えば、脳卒中は、脳梗塞、頭蓋内出血(脳出血/くも膜下出血)などに分類されることができる。また、症状情報には、上述の疾患の初期症状、発症時期、および現在の症状を示す情報を含むことができる。症状情報には、主にここに含まれる症状のために訓練者がリハビリを必要としたと捉えることができる情報に加えて、リハビリとは直接関係なさそうな症状についても含めることができる。
(3)訓練者の脳卒中機能評価法に基づく評価スコア
訓練者が患っている脳卒中の機能障害を定量化するための評価手法として、例えば、SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)が存在する。SIASには、股屈曲テスト(Hip-Flex)、膝伸展テスト(Knee-Ext)、足パット・テスト(Foot-Pat)を含むことができる。また、SIASには、下肢触覚(Touch L/E)、下肢位置覚(Position L/E)、腹筋力(Abdominal)、及び垂直性テスト(Verticality)を含むことができる。
(4)訓練者の回復度を示す情報
訓練者の回復度を示す情報は、例えば上述の動作レベルの推移を採用できる。すなわち、訓練者が片麻痺などの疾患を患った直後から歩いて緯度の時間が経過した場合には、その期間における動作レベルの変化が訓練者の回復度を示す情報となり得る。また訓練者の回復度の示す情報は、Br.stage(Brunnstrom Recovery Stage)であってもよい。Br.stage(Brunnstrom Recovery Stage)は、片麻痺の回復過程について、観察からその回復段階を6段階に分けたものである。本実施形態において、訓練者の回復度を示す情報には、Br.stageのうち、歩行訓練装置100に関係する主な項目である下肢項目を含むことができる。
以上、プロファイル情報について詳細を説明したが、プロファイル情報は上述の内容に限られず、それぞれの目的を充足する情報を含むものであれば、別の種類の情報であっても構わない。また、プロファイル情報は、各情報の測定日時などの情報を付加しておくことができる。
次に、図7を参照して、計画生成部13が生成する訓練計画について説明する。図7は、実施の形態1にかかる訓練計画を示す第1の図である。図7は、図6に示した実績情報を受け付けた計画生成部13が生成した訓練計画が示されている。また図7に示す表の構成は、図5に示したサンプル情報と同様である。図7の表に示す訓練計画は、訓練者P1の訓練計画であり、時期は、訓練開始前である。
図7の表において、上の行には期間W1から期間W5が示されている。また期間W1~期間W5の下には、予測スコアが示されている。予測スコアは、それぞれの数値が示されている欄の上に示されている期間の訓練が終了した後における訓練者の動作レベルを予測したものである。図7の表は、期間W1終了後の動作レベルが8、期間W2終了後の動作レベルが11、期間W5終了後の動作レベルが15と示されている。なお、説明の便宜上、期間W3および期間W4は省略して示されている。
予測スコアの欄の下には、それぞれの期間において計画されている訓練の詳細が示されている。すなわち期間W1において計画されている訓練は、訓練T11、訓練T21、訓練T22および訓練T31である。訓練T11は、道具U110を使用し、療法士としてSTが担当し、施行単位は3単位である。訓練T21は、道具U210を使用し、療法士としてOTが担当し、施行単位は1単位である。訓練T22は、道具U210を使用し、療法士としてOTが担当し、施行単位は1単位である。訓練T31は、道具U310および道具U311を使用し、療法士としてPTが担当し、施行単位は1単位である。
期間W2において計画されている訓練は、訓練T12、訓練T22および訓練T32である。訓練T12は、道具U110を使用し、療法士としてSTが担当し、施行単位は1単位である。訓練T22は、道具U210を使用し、療法士としてOTが担当し、施行単位は2単位である。訓練T32は、道具U320を使用し、療法士としてPTが担当し、施行単位は3単位である。
期間W5において計画されている訓練は、訓練T22、訓練T22、訓練T32および訓練T32である。訓練T22は、道具U220を使用し、療法士としてOTが担当し、施行単位は1単位である。もう一つの訓練T22は、道具U221を使用し、療法士としてOTが担当し、施行単位は1単位である。訓練T32は、道具U321を使用し、療法士としてPTが担当し、施行単位は2単位である。もう一つの訓練T32は、使用され道具はなく、療法士としてPTが担当し、施行単位は2単位である。
計画生成部13は、上述のように、期間ごとの訓練の内容、使用される道具、担当する療法士の種別および訓練が施行される時間としての施行単位を生成する。図7の表に示した訓練計画は、図3に示した訓練情報および道具情報から計画生成部13が組み合わせたものである。また計画生成部13は、図4に示した動作レベル、図5に示した統計情報および図6に示した実績情報を加味して、上述の訓練計画を生成している。
図8は、実施の形態1にかかる訓練計画を示す第2の図である。図8は、図7に示した訓練計画を異なる表示態様により示したものである。図8の折れ線グラフは、訓練期間ごとの動作レベルの推移を示したものである。グラフの横軸は、訓練期間を示している。訓練期間W0は訓練開始前を意味し、訓練W1~訓練W5は、それぞれの訓練期間終了後の時点を示す。グラフの左側の縦軸は、折れ線グラフに対応し、動作レベルの総合スコアを示している。図8の折れ線グラフに示すように、訓練計画は、初期スコア4から目標スコア15に至るように、訓練が計画される。
図8の棒グラフは、訓練期間ごとの療法士の種別とそれぞれの療法士が担当する施行単位数との関係を示している。グラフの右側の縦軸は、棒グラフに対応し、施行単位数を示している。それぞれの期間に行われる訓練の施行単位はいずれも6単位である。ただし、6単位における訓練の内容が異なるため、それぞれの療法士が担当する施行単位が異なる。例えば、期間W1においては、STが3単位、OTが2単位、そしてPTが1単位の訓練を担当する。期間W2においては、STが2単位、OTが2単位、そしてPTが2単位の訓練を担当する。このように、計画生成部13は、それぞれの訓練期間における訓練と、かかる訓練に対応する療法士の種別とを提示できる。
以上、実施の形態1について説明した。実施の形態1にかかる訓練システム10が生成する訓練計画は、上述の身体動作にかかるものに限られない。訓練計画の対象となる身体動作は、ADLにかかる様々ものが含まれる。また上述の説明では療法士としてPT、OTおよびSTを例として挙げたが、訓練を担当する者あるいは身体動作において訓練者を介助する者は、例えば医療機関の看護師や訓練者の家族が含まれてもよい。本実施の形態にかかる身体動作にかかる訓練の数は、複数であればよく、限定されるものではない。
訓練システム10において、実績情報受付部12は、訓練者の身体動作を検出したセンサからの情報を実績情報として受け付けるものであってもよい。この場合、例えば訓練システム10は通信機能を有し、所定のセンサ装置と通信可能に接続する。そして、訓練者は、訓練者の姿勢や身体動作の状態を検出できるセンサを装着する。このような構成により、訓練システム10は、訓練者の身体動作に関する情報を取得できる。これにより例えば訓練者が歩行中に転倒したか否かを判定できる。なお、上記センサは、上述のように、訓練者が装着して使用する接触型のものであってもよいし、訓練者が装着することなく使用する非接触型のものであってもよい。接触型のセンサとは、例えば、圧力センサ、加速度センサおよび角度センサなどである。また非接触型のセンサとは、例えば、画像センサ、赤外線センサおよび測距センサなどである。
訓練システム10において、実績情報受付部12は、訓練者の身体動作を撮像したカメラからの画像情報を実績情報として受け付けるものであってもよい。この場合、訓練システム10は、受け付けた画像情報から、訓練者が行った身体動作の状態を認識し、かかる身体動作の達成度を判定できる。これにより、訓練システム10は、実績情報を容易に取得できる。
上述のように、訓練システム10は、客観的な情報と、客観的な実績情報とから、訓練計画を出力できる。そのため、実施の形態1によれば、効率よく機能回復訓練を行う訓練システム等を提供できる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、所定の制約条件を加味して訓練計画を生成する点が、実施の形態1と異なる。図9は、実施の形態2にかかる訓練システムのブロック図である。図9に示す訓練システム20は、記憶部11に制約情報115を含む。
制約情報は、訓練者または療法士が予め設定された期間に行う訓練時間における制約条件に関する情報である。例えば、制約情報は、訓練者が1日に行う訓練の施行単位数の制限が含まれる。あるいは、制約情報は、療法士が1日に担当する訓練の施行単位数の制限が含まれる。制約情報は、記憶部11が予め記憶していてもよいし、書き換え可能な情報であってもよい。
次に、図10を参照して訓練システム20が行う処理について説明する。図10は、実施の形態2にかかる訓練システムのフローチャートである。まず、訓練システム20は、訓練情報111、道具情報113、統計情報114および制約情報115を記憶する(ステップS21)。かかる処理は、例えばユーザが情報入力装置90を介して上述の情報を訓練システム10に供給することにより行われる。
次に、訓練システム20の実績情報受付部12は、情報入力装置90を介して実績情報を受け付ける(ステップS22)。そして、訓練システム20の計画生成部13は、訓練計画を生成し、生成した訓練計画を表示装置91に出力する(ステップS23)。
次に、図11を参照して、実施の形態2にかかる訓練情報の例について説明する。図11は、実施の形態2にかかる訓練情報を示す図である。図11に示す表は、道具の保有数に関する情報を含む点が、実施の形態1にかかる訓練情報と異なる。また図11に示す表は、療法士の種別に加えて、療法士の識別情報を含む点が、実施の形態1にかかる訓練情報と異なる。以下に、実施の形態1にかかる訓練情報と異なる点を中心に、図11の表について説明する。
図11の表において、道具の欄には、道具の種別に関する情報に加えて、道具の保有数が、括弧内の数字により示されている。例えば訓練T11に使用可能な道具は、道具U110と道具U111であって、道具U110は2個存在し、道具U111は3個存在する。同様に、図11の表に示されている道具U210、道具U211および道具U221は、それぞれ2個存在する。また道具U310および道具U311はそれぞれ1個存在する。さらに、道具U320は、3個存在する。
次に、図11の表において、療法士の欄には、療法士の種別に関する情報に加えて、療法士の識別情報が、括弧内に記載された識別子により示されている。識別子は、1人の人間が1つ有する。例えば、訓練T11および訓練T12を担当可能な療法士はSTであって、識別子ID11を有する者と、識別子ID12を有する者が存在する。同様に、訓練T21および訓練T22を担当可能な療法士はOTであって、識別子ID13を有する者と、識別子ID14を有する者が存在する。訓練T31および訓練T32を担当可能な療法士はPTであって、識別子ID13を有する者と、識別子ID15を有する者が存在する。
ここで、識別子ID13は、OTの欄とPTの欄に示されている。すなわち識別子ID13を有する者は、OTとして訓練T21および訓練T22を担当可能であるとともに、PTとして訓練T31および訓練T32を担当可能である。
次に、図12を参照して、実施の形態2にかかる訓練システム20が生成する訓練計画について説明する。図12は、実施の形態2にかかる訓練計画を示す第1の図である。図12に示す訓練計画は、訓練を担当する療法士に識別情報が含まれる点が、実施の形態1にかかる訓練計画と異なる。
図12の表に示す訓練計画において、それぞれの訓練の欄には、担当する療法士の種別に加えて、療法士の識別情報が含まれる。例えば期間W1において訓練T11を担当するSTは識別子ID11を有する者である。同様に、期間W1において訓練T21および訓練T22を担当するOTは識別子ID14を有する者である。また期間W1において訓練T31を担当するPTは識別子ID13を有する者である。以降期間W2~期間W5のそれぞれの訓練についても、療法士の識別情報が含まれる。
計画生成部13は、所定の時点以後の訓練計画を生成する場合に、訓練者P1と、訓練者P1が所定の時点より前に行った訓練と、訓練を担当した療法士の識別情報との組合せを集計し、訓練者P1と療法士の識別情報との組合せによる訓練の施行期間の長さに応じて訓練計画を生成する。
例えば、計画生成部13は、期間W5の訓練計画において、訓練T32を担当するPTを選択する。この場合に、計画生成部13は、識別子ID13を有するPTが訓練者P1の訓練を担当した期間と、識別子ID15を有するPTが訓練者P1の訓練を担当した期間とを比較する。そして、ここで、識別子ID13を有するPTが訓練者P1の訓練を担当した期間を第1期間とし、識別子ID15を有するPTが訓練者P1の訓練を担当した期間を、第1期間より短い第2期間とする。このとき、計画生成部13は、訓練者P1を担当する期間が第1期間である識別子ID13のPTの優先度を、訓練者P1を担当する期間が第2期間である識別子ID15のPTの優先度よりも高く設定する。そして、計画生成部13は、設定した優先度に基づいて訓練計画を生成する。その結果、計画生成部13は、期間W5において訓練T32を担当する療法士として、識別子ID13のPTが選定する。
上述の構成により、訓練システム20は、特定の訓練者と特定の療法士との組み合わせを考慮した訓練計画を生成できる。よって、訓練システム20は、特定の療法士が特定の訓練者に対して優先的に介助する訓練計画を生成できる。
次に、図13を参照して、計画生成部13が生成する訓練計画についてさらに説明する。図13は、実施の形態2にかかる訓練計画を示す第2の図である。図13の表は、訓練者P1、訓練者P2および訓練者P3がそれぞれ行う訓練の計画である。図13に示す訓練計画は、1日にそれぞれの訓練者が行う訓練が、行う順に示されている。図13の表は、左の列に、「第1単位」から「第6単位」まで順に縦方向に示され、上の行に「訓練者P1」、「訓練者P2」および「訓練者P3」が横方向に示されており、マトリクス状に、それぞれの訓練者が行う訓練の詳細が示されている。
ここで、「第1単位」とは、1日のうち、1番早い時間帯に割り当てられた訓練の期間である。「第2単位」は、第1単位の後に割り当てられた訓練の期間である。同様に、順次、第6単位までが訓練の期間として割り当てられている。それぞれの単位は例えばそれぞれ30分間といった、同じ期間が設定されている。なお、例えば第1単位は午前9時から9時30分まで、第2単位は午前10時から10時30分まで、等のように、それぞれの単位は予め設定された時刻により定義されていてもよい。このように、計画生成部13は、1の訓練者に対して複数の訓練を行う順序または複数の訓練を開始する時刻を含む訓練計画を生成する。また計画生成部13は、複数の訓練者に対して並行して行う訓練計画を生成する。
図13の表において、例えば、訓練者P1は、第1単位に訓練T11を行う。この訓練は、道具U110を使用し、担当する療法士は識別子ID11を有するSTである。同様に、訓練者P1は、第2単位に訓練T31を行う。この訓練は、道具U311を使用し、担当する療法士は識別子ID13を有するPTである。以降も同様に、訓練者P1は、第3単位に訓練T11、道具U110、担当ST(ID11)などの情報が示されている。
図13に示すような、複数の訓練者に対する訓練計画を生成するに際し、計画生成部13は、1の識別情報を有する療法士が同時に担当する訓練の数を制限して訓練計画を生成する。すなわち、計画生成部13は、同じ時間帯に同一の識別情報が重ならないように、訓練計画を生成している。例えば、識別子ID13を有する者は、第2単位にPTとして訓練者P1の訓練T31を担当する。また識別子ID13を有する者は、第4単位および第5単位に、OTとして訓練者P3の訓練T22を担当する。さらに識別子ID13を有する者は、第6単位にPTとして訓練者P2の訓練T32を担当する。
また図13に示すような、複数の訓練者に対する訓練計画を生成するに際し、計画生成部13は、同じ時間帯に同じ道具を使用する場合に、保有数を超えないように訓練計画を生成する。例えば第2単位は、訓練者P2および訓練者P3がいずれも道具U121を使用して訓練T12を行う。ここで、図11を参照すると、道具121の保有数は2と示されている。したがって、図13に示すように道具U121を使用した2つの訓練は同時に行うことができる。
以上、実施の形態2について説明したが、実施の形態2にかかる訓練システム20は、上述の構成に限られない。訓練システム20は、訓練計画を、図13に示したように訓練者ごとに示すのに代えて、療法士の種別ごとに示すこともできる。また訓練システム20は、訓練計画を、識別情報ごとに示すこともできる。このように構成することにより、訓練システム20は、療法士にとって理解容易な訓練計画を生成できる。
訓練システム20は、実績情報を受け付ける場合に、実績情報に加えて、予め設定された制約情報をさらに受け付けてもよい。なお、実施の形態1において説明した目標も、制約情報に含まれ得る。
また計画生成部13は、施行可能な複数の異なる訓練計画を生成して出力するものであってもよい。これにより、訓練システムは、ユーザに対して選択可能な複数の訓練計画を提示できる。
上述のように、訓練システム20は、客観的な情報と、客観的な実績情報とから、訓練計画を出力する。また訓練システム20は、種々の制約条件に応じて柔軟に訓練計画を生成する。そのため、実施の形態2によれば、効率よく機能回復訓練を行う訓練システム等を提供できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 訓練システム
11 記憶部
12 実績情報受付部
13 計画生成部
20 訓練システム
90 情報入力装置
91 表示装置
92 動作センサ
111 訓練情報
113 道具情報
114 統計情報
115 制約情報

Claims (13)

  1. 訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を前記訓練者が行うための訓練計画を生成する訓練システムであって、
    前記複数種類の訓練の内容を含む訓練情報と、前記訓練に使用される道具の種別を示す道具情報と、他の複数の訓練者が行った前記訓練における前記機能回復に関する統計情報とをそれぞれ記憶する記憶部と、
    前記訓練者の前記身体動作に関する実績情報を受け付ける実績情報受付部と、
    前記実績情報を受け付けた場合に、前記訓練情報、前記道具情報および前記統計情報に基づいて、前記訓練者が行う前記訓練の前記内容と前記訓練を行う際に使用する前記道具と前記訓練の施行期間とを含む訓練計画を生成して出力する計画生成部と、を備え
    前記記憶部は、
    前記他の複数の訓練者が行った前記訓練の内容と、
    前記訓練に使用された前記道具の種別と、
    前記他の複数の訓練者の身体動作の回復度と、
    を関連づけた情報を前記統計情報として記憶する、
    訓練システム。
  2. 前記実績情報受付部は、前記訓練者のプロファイル情報を併せて受け付ける
    請求項1に記載の訓練システム。
  3. 前記実績情報受付部は、前記身体動作において前記訓練者が使用する道具の種別に関する情報と、前記身体動作の達成度と、を少なくとも利用して設定された前記訓練者の動作レベルに関する情報を受け付け、
    前記計画生成部は、前記動作レベルに基づいて前記訓練計画を生成する
    請求項1または2に記載の訓練システム。
  4. 前記実績情報受付部は、前記訓練の目標を併せて受け付け、
    前記計画生成部は、前記目標に基づいて前記訓練計画を生成する
    請求項1~3のいずれか一項に記載の訓練システム。
  5. 前記記憶部は、同じ種類の前記道具の保有数を前記道具情報として記憶し、
    前記計画生成部は、複数の前記訓練計画を生成する場合に、同時に行う前記訓練において使用する同じ種類の前記道具が前記保有数を超える数にならないように前記訓練計画を生成する
    請求項1~4のいずれか一項に記載の訓練システム。
  6. 前記計画生成部は、前記道具を使用しない前記訓練を含む前記訓練計画を生成する
    請求項1~5のいずれか一項に記載の訓練システム。
  7. 前記記憶部は、前記訓練者が予め設定された期間に行う訓練時間における制約条件に関する制約情報をさらに記憶し、
    前記計画生成部は、前記制約条件に基づいて前記訓練計画を生成する
    請求項1~6のいずれか一項に記載の訓練システム。
  8. 前記計画生成部は、1の前記訓練者に対して複数の前記訓練を含む前記訓練計画を生成する場合には、前記複数の訓練を行う順序または前記複数の訓練を開始する時刻を含む前記訓練計画を生成する
    請求項1~7のいずれか一項に記載の訓練システム。
  9. 前記計画生成部は、施行可能な複数の異なる前記訓練計画を生成して出力する
    請求項1~8のいずれか一項に記載の訓練システム。
  10. 前記実績情報受付部は、前記訓練者の前記身体動作を検出したセンサからの情報を受け付ける
    請求項1~9のいずれか一項に記載の訓練システム。
  11. 前記実績情報受付部は、前記訓練者の前記身体動作を撮像したカメラからの画像情報を受け付ける
    請求項1~9のいずれか一項に記載の訓練システム。
  12. 訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を前記訓練者が行うための訓練計画を訓練システムが生成する訓練計画生成方法であって、
    前記複数種類の訓練の内容を含む訓練情報と、前記訓練に使用される道具の種別を示す道具情報と、他の複数の訓練者が行った前記訓練における前記機能回復に関する統計情報とをそれぞれ記憶する記憶ステップと、
    前記訓練者の前記身体動作に関する実績情報を受け付ける実績情報受付ステップと、
    前記実績情報を受け付けた場合に、前記訓練情報、前記道具情報および前記統計情報に基づいて、前記訓練者が行う前記訓練の前記内容と前記訓練を行う際に使用する前記道具と前記訓練の施行期間とを含む訓練計画を生成して出力する計画生成ステップと、を備え
    前記記憶ステップは、
    前記他の複数の訓練者が行った前記訓練の内容と、
    前記訓練に使用された前記道具の種別と、
    前記他の複数の訓練者の身体動作の回復度と、
    を関連づけた情報を前記統計情報として記憶する、
    訓練計画生成方法。
  13. 訓練者の身体動作の機能回復を目的とした複数種類の訓練を前記訓練者が行うための訓練計画を生成する訓練方法を、コンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記訓練方法は、
    前記複数種類の訓練の内容を含む訓練情報と、前記訓練に使用される道具の種別を示す道具情報と、他の複数の訓練者が行った前記訓練における前記機能回復に関する統計情報とをそれぞれ記憶する記憶ステップと、
    前記訓練者の前記身体動作に関する実績情報を受け付ける実績情報受付ステップと、
    前記実績情報を受け付けた場合に、前記訓練情報、前記道具情報および前記統計情報に基づいて、前記訓練者が行う前記訓練の前記内容と前記訓練を行う際に使用する前記道具と前記訓練の施行期間とを含む訓練計画を生成して出力する計画生成ステップと、
    を備え
    前記記憶ステップは、
    前記他の複数の訓練者が行った前記訓練の内容と、
    前記訓練に使用された前記道具の種別と、
    前記他の複数の訓練者の身体動作の回復度と、
    を関連づけた情報を前記統計情報として記憶する、
    プログラム。
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