JP2020036669A - 訓練計画作成システム、訓練計画作成方法、及び訓練計画作成プログラム - Google Patents

訓練計画作成システム、訓練計画作成方法、及び訓練計画作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生活行為に必要な機能の向上を図るための訓練計画を利用者に応じて効率的に作成することが可能な訓練計画作成システム、訓練計画作成方法、及び訓練計画作成プログラムを提供し、一連の記録を自動的に残す。【解決手段】訓練計画作成システム1は、利用者により設定された生活行為の目標を取得する入力情報取得部211と、前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出し、算出される前記認知力指数と、前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出し、算出される前記目標指数に基づいて、前記利用者の認知機能を強化するための訓練ゲームを決定し、決定される前記訓練ゲームと、前記利用者の前記訓練条件とに基づいて、前記利用者の訓練計画を作成する訓練計画作成部212と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、生活行為に必要な機能の向上を図るための訓練計画を作成する訓練計画作成システム、訓練計画作成方法、及び訓練計画作成プログラムに関する。
近年、日常生活行為に必要となる認知機能の回復、向上を図ったり、認知症を予防したりするためにコンピュータを利用した訓練が広く行われている。例えば特許文献1には、認知症を予防するゲーム機が提案されている。
特開2002−297779号公報
従来の技術によれば、特定の認知機能の向上を期待できるが、利用者が希望する生活行為の目標に応じたきめ細かな訓練を行うことが難しい。現状では、利用者の生活行為の目標に応じて訓練を実施する場合、訓練施設などのスタッフ(カウンセラー等)が、利用者一人ひとりの生活行為の目標を聞き取り、事前に用意された訓練メニューから当該目標を達成させるための訓練内容を決定し、利用者に応じた訓練計画を作成している。このため、訓練計画の作成に時間が掛かり、施設の運用コストが増大する問題が生じている。また、目標設定から機能訓練実施結果までの一貫した数値データでの記録がないことも課題である。
本発明の目的は、生活行為に必要な機能の向上を図るための訓練計画を利用者に応じて効率的に作成することが可能な訓練計画作成システム、訓練計画作成方法、及び訓練計画作成プログラムを提供し、一連の記録を自動的に残すことにある。
本発明の一の態様に係る訓練計画作成システムは、利用者により設定された生活行為の目標を取得する目標取得部と、前記目標取得部により取得される前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出する認知力指数算出部と、前記認知力指数算出部により算出される前記認知力指数と、前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出する目標指数算出部と、前記目標指数算出部により算出される前記目標指数に基づいて、前記利用者の認知機能を強化するための訓練課題を決定する課題決定部と、前記課題決定部により決定される前記訓練課題と、前記利用者の前記訓練条件とに基づいて、前記利用者の訓練計画を作成する訓練計画作成部と、を備える。
本発明の他の態様に係る訓練計画作成方法は、利用者により設定された生活行為の目標を取得するステップと、前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出するステップと、前記認知力指数と前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出するステップと、前記目標指数に基づいて、前記利用者の前記認知機能を強化するための訓練課題を決定するステップと、前記訓練課題と前記利用者の前記訓練条件とに基づいて前記利用者の訓練計画を作成するステップと、を含む。
本発明の他の態様に係る訓練計画作成プログラムは、利用者により設定された生活行為の目標を取得するステップと、前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出するステップと、前記認知力指数と前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出するステップと、前記目標指数に基づいて、前記利用者の前記認知機能を強化するための訓練課題を決定するステップと、前記訓練課題と前記利用者の前記訓練条件とに基づいて前記利用者の訓練計画を作成するステップと、をコンピュータに実行させるための訓練計画作成プログラムである。
本発明によれば、生活行為に必要な機能の向上を図るための訓練計画を利用者に応じて効率的に作成することが可能であり、また一連の記録を自動的に残すことが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る表示部に表示される目標設定シートの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システムにおいて利用される訓練計画テーブルの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る表示部に表示される目標指数グラフの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システムにおいて利用される訓練ゲームテーブルの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システムにおいて作成される訓練計画の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る表示部に表示される目標指数グラフであって、訓練により強化された認知力指数を示す現状指数を併記した目標時指数グラフの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システムにおける訓練実行処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 図9は、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システムにおいて算出される成績指数のテーブルの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る表示部に表示される成績指数グラフの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
本発明の実施形態に係る訓練計画作成システム1は、利用者が希望する生活行為の目標を達成するための生活行為に必要な機能の向上を図るための訓練計画を作成するシステムである。以下では、日常の生活行為を遂行するために必要とされる脳の働き(認知機能)の向上を図る訓練計画を作成するシステムを例に挙げる。尚、訓練計画作成システム1は、認知機能刺激・強化の訓練計画に限定されない。図1に示すように、訓練計画作成システム1は、タッチパネルディスプレイ100と制御装置200とを備えている。制御装置200は、タッチパネルディスプレイ100に接続され、タッチパネルディスプレイ100を制御するコンピュータである。
タッチパネルディスプレイ100は、タッチパネル110と表示部120とを備えている。タッチパネル110は、静電容量方式のタッチパネルであってもよいし、感圧式又は赤外線遮断方式のタッチパネルであってもよい。すなわち、タッチパネル110は、利用者の指又はタッチペン等によるタッチ操作等、利用者の操作入力を適宜受け付けることが可能な装置であればよい。タッチパネル110は、表示部120に設けられている。表示部120は、例えば液晶ディスプレイである。尚、表示部120は、液晶ディスプレイに限定されず、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等であってもよい。タッチパネルディスプレイ100は、コンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の装置であってもよい。
図1に示すように、制御装置200は、制御部210と、記憶部220とを備えている。
記憶部220は、各種の情報を記憶する半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部220には、制御部210に後述の訓練計画作成処理(図8参照)を実行させるための訓練計画作成プログラムなどのコンピュータプログラム221が記憶されている。例えば、前記訓練計画作成プログラムは、USB、CD又はDVD(何れも登録商標)などのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、制御装置200に電気的に接続されるUSBドライブ、CDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部220に記憶される。前記訓練計画作成プログラムは、ネットワークを介して外部機器からダウンロードされて記憶部220に記憶されてもよい。
また、記憶部220には、利用者情報222、目標情報223、認知機能情報224、及び訓練計画情報225が記憶されている。
利用者情報222は、利用者に関する情報であり、例えば利用者ID、氏名、年齢、性別、要介護度などの個人情報と、訓練開始日、訓練期間、訓練回数等の訓練情報とが含まれる。利用者情報222は、訓練計画作成システム1を利用する際、及び、訓練計画を作成する際に、利用者又は管理者(カウンセラー)が登録画面(図示せず)において登録することにより記憶される。
目標情報223は、利用者が希望する生活行為の目標(以下、「生活行為目標」という。)に関する情報である。目標情報223は、例えば図2に示す目標設定シートに利用者が登録することにより記憶される。例えば図2に示す目標設定シートには、評価対象とする項目(大分類)として、「日常生活動作」、「家事動作」、「趣味」等が設定されており、各大分類に対応する複数の生活行為が設定されている。例えば、「家事動作」に対応する生活行為として、「掃除」、「買い物」、「洗濯」が設定されている。利用者は、目標設定シートにおいて、希望する項目の生活行為を目標に設定する。図2の例では、利用者が、「掃除」、「買い物」、「俳句」を生活行為目標に設定したことを示している。設定した生活行為目標に関する目標情報223は、利用者ごとに記憶部220に記憶される。尚、目標設定シートは、表示部120に表示される。利用者は、タッチパネル110において目標設定シートに入力指示することにより目標情報223が登録される。
認知機能情報224は、生活行為に必要な認知機能に関する情報である。認知機能情報224は、予め記憶部220に登録されている。本実施形態では、認知機能情報224として、「記憶力」、「判断力」、「計画力」、「遂行力」、「計算力」、「言語力」、「注意力」、「視空間認識力」、「見当識」、「聴覚」が登録されている。
訓練計画情報225は、訓練計画作成システム1において作成される訓練計画に関する情報である。作成された訓練計画に関する訓練計画情報225は、利用者ごとに記憶部220に記憶される。訓練計画の具体例は後述する。
制御部210は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部210は、前記ROM又は記憶部220に予め記憶された各種の制御プログラム(コンピュータプログラム221)を前記CPUで実行することにより制御装置200を制御する。
具体的には、制御部210は、入力情報取得部211、訓練計画作成部212、訓練実行部213、表示処理部214、訓練更新部215等の処理部を備えている。尚、制御部210、前記CPUで前記訓練計画作成プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部210に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。尚、前記訓練計画作成プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
入力情報取得部211は、タッチパネルディスプレイ100に対して利用者が操作入力した情報を取得する。例えば、入力情報取得部211は、タッチパネル110において登録画面に利用者が入力した情報(個人情報、訓練情報)を取得する。また入力情報取得部211は、タッチパネル110において目標設定シート(図2参照)が表示された画面において利用者が入力した情報(目標情報223)を取得する。また、入力情報取得部211は、訓練を実施する場合において、タッチパネル110において訓練課題(訓練ゲーム)に利用者が入力(回答)した情報を取得する。入力情報取得部211は、取得した各情報を記憶部220に記憶する。
訓練計画作成部212は、利用者が希望する生活行為目標を達成するために必要となる機能の向上を図るための訓練計画を作成する。具体的には、訓練計画作成部212は、利用者が設定した生活行為目標を達成するために必要となる認知機能を指数化し、認知機能の指数情報に基づいて訓練課題を決定して訓練計画を作成する。以下、訓練計画の作成方法について、具体例を挙げて説明する。
先ず、訓練計画作成部212は、記憶部220の目標情報223を参照して、利用者が設定した生活行為目標を取得する。ここでは、訓練計画作成部212は、「掃除」、「買い物」、「俳句」を取得する(図2参照)。訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「生活行為」欄に、「掃除」、「買い物」、「俳句」を登録する。ここで、各生活行為には、予め難易度係数が設定されている。難易度係数は、生活行為を行う難しさを数値化したものであり、例えば訓練計画作成システム1の管理者により予め設定される。難易度係数は、生活行為に関連付けられて予め記憶部220に記憶されている。訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「難易度係数」欄に、「掃除」、「買い物」、「俳句」のそれぞれに対応する難易度係数「5」、「10」、「10」を登録する。尚、訓練計画作成部212は、利用者の個人情報(利用者情報222)、例えば年齢、性別、要介護度に応じて、難易度係数を決定しても良い。
次に、訓練計画作成部212は、記憶部220の認知機能情報224を参照して、訓練計画テーブルに、各認知機能を登録する。図3では、便宜上、一部の認知機能(「記憶力」、「計画力」、「遂行力」、「計算力」、「言語力」、「判断力」、「注意力」、「視空間認識力」)を示している。次に、訓練計画作成部212は、各認知機能に対して素点を登録する。具体的には、訓練計画作成部212は、各生活行為の素点合計を「10」として、当該素点合計を当該生活行為に対応する各認知機能に割り振る。各認知機能の素点は、例えば訓練計画作成システム1の管理者により予め設定され、生活行為に関連付けられて予め記憶部220に認知機能情報224として記憶される。生活行為「掃除」を例に挙げると、訓練計画作成部212は、認知機能情報224を参照して、図3に示す訓練計画テーブルの「素点」欄において、「計画力」の素点を「1」、「遂行力」の素点を「5」、「判断力」の素点を「1」、「注意力」の素点を「1」、「視空間認識力」の素点を「2」に登録する。
次に、訓練計画作成部212は、各認知機能に対応する認知力指数を算出して訓練計画テーブルに登録する。認知力指数は、設定された生活行為を実現するために必要な認知機能の力(認知力)を指数化したものである。具体的には、訓練計画作成部212は、各生活行為について、前記難易度係数と、各認知機能に対応する前記素点とを乗算することにより認知力指数を算出する。生活行為「掃除」を例に挙げると、訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「認知力指数」欄において、「計画力」の認知力指数を「5」、「遂行力」の認知力指数を「25」、「判断力」の認知力指数を「5」、「注意力」の認知力指数を「5」、「視空間認識力」の認知力指数を「10」に登録する。
次に、訓練計画作成部212は、各認知機能に対応する認知力指数合計を算出して訓練計画テーブルに登録する。認知力指数合計は、設定された全ての生活行為を実現するために各認知機能で必要とされる認知力指数を合計したものである。訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「認知力指数合計」欄において、「記憶力」の認知力指数合計を「30」、「計画力」の認知力指数合計を「15」、「遂行力」の認知力指数合計を「45」、「計算力」の認知力指数合計を「40」、「言語力」の認知力指数合計を「50」、「判断力」の認知力指数合計を「25」、「注意力」の認知力指数合計を「25」、「視空間認識力」の認知力指数合計を「20」に登録する。
また、訓練計画作成部212は、算出した認知力指数合計の比率を算出して訓練計画テーブルの「認知力指数比率」欄に登録する。ここでは、訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「認知力指数比率」欄において、「記憶力」の認知力指数比率を「0.12」、「計画力」の認知力指数比率を「0.06」、「遂行力」の認知力指数比率を「0.18」、「計算力」の認知力指数比率を「0.16」、「言語力」の認知力指数比率を「0.2」、「判断力」の認知力指数比率を「0.1」、「注意力」の認知力指数比率を「0.1」、「視空間認識力」の認知力指数比率を「0.08」に登録する。
次に、訓練計画作成部212は、利用者の訓練条件(ゲーム回数等)に基づいて利用者の目標となる認知力指数(以下、目標指数)を算出して訓練計画テーブルに登録する。具体的には、訓練計画作成部212は、利用者の訓練条件に換算した認知力指数を目標指数として算出して訓練計画テーブルに登録する。例えば利用者の訓練条件(訓練情報)として、訓練期間が「12週」、訓練回数が「週2回」、ゲーム回数が「1日5回」に設定されている場合、訓練計画作成部212は、訓練期間中の訓練実施回数として「120回」を算出する。ここで、1回訓練(1回ゲーム)を実施した場合に強化される認知力指数を「1」とした場合、訓練計画作成部212は、訓練実施回数に達した場合の認知力指数の合計を示す強化指数として「120」を算出する。訓練計画作成部212は、前記認知力指数比率と前記強化指数とを乗算して前記目標指数を算出する。
ここでは、訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「目標指数」欄において、「記憶力」の目標指数を「14.4」、「計画力」の目標指数を「7.2」、「遂行力」の目標指数を「21.6」、「計算力」の目標指数を「19.2」、「言語力」の目標指数を「24」、「判断力」の目標指数を「12」、「注意力」の目標指数を「12」、「視空間認識力」の目標指数を「9.6」に登録する。
訓練計画作成部212は、訓練条件(訓練情報)と訓練計画テーブルの目標指数とに基づいて、例えば図4に示す目標指数グラフ(レーダーチャート)を作成する。目標指数グラフは、表示部120に表示される。
次に、訓練計画作成部212は、図3に示す訓練計画テーブルの「目標指数」に基づいて、訓練ゲームを決定する。尚、記憶部220には、認知機能を強化するための複数の訓練ゲームが記憶されている。また記憶部220には、訓練ゲームごとに、各認知機能の強化点数(割合)が関連付けられて記憶されている。強化点数は、訓練ゲームを実施することにより強化される認知機能の力を数値化したものである。図5には、各訓練ゲームと各認知機能に対応する強化点数が関連付けられた訓練ゲームテーブルを示している。各訓練ゲームは、1又は複数の認知機能が強化されるプログラム構成を備えている。例えば、利用者が「訓練ゲーム1」を実施することにより「遂行力」及び「視空間認識力」が強化され、「訓練ゲーム3」を実施することにより「遂行力」、「計算力」及び「視空間認識力」が強化される。尚、訓練ゲームは、本発明の訓練課題の一例である。
訓練計画作成部212は、前記目標指数に基づいて、記憶部220に記憶された複数の訓練ゲーム(図5参照)の中から、利用者の目標指数に基づく認知機能に対応する強化点数に基づいて訓練ゲームを決定する。例えば、訓練計画作成部212は、前記目標指数が高い認知機能の強化に寄与する訓練ゲームを優先的に決定する。例えば、訓練計画作成部212は、前記目標指数(図3参照)が高い「遂行力」、「計算力」及び「言語力」の強化に寄与する「訓練ゲーム1」、「訓練ゲーム3」、「訓練ゲーム4」、及び「訓練ゲーム10」を優先的に決定する。尚、訓練計画作成部212は、前記目標指数が高い認知機能の強化に特化して訓練ゲームを決定してもよいし、全ての認知機能が強化されるように訓練ゲームを決定してもよい。また、訓練計画作成部212は、利用者の訓練条件(ゲーム回数等)も考慮して訓練ゲームを決定してもよい。
次に、訓練計画作成部212は、決定した訓練ゲームと、前記訓練条件とに基づいて、訓練計画を作成する。例えば、訓練計画作成部212は、訓練期間(「12週」)、訓練回数(「週2回」)及びゲーム回数(「1日5回」)に基づいて、1日目から24日目までの各日について、第1訓練(1回目)から第5訓練(5回目)に前記訓練ゲームを割り当てた訓練スケジュールを含む訓練計画を作成する。尚、利用者が飽きないように、訓練計画作成部212は、決定した訓練ゲーム以外の訓練ゲームをスケジュールに含めても良い。訓練計画作成部212は、作成した訓練計画を訓練計画情報225として記憶部220に記憶する。図6は、訓練計画作成部212により作成された訓練計画の一例を示す図である。
図1に戻り、訓練実行部213は、訓練計画作成部212により作成された訓練計画に従って訓練ゲームを実行する。具体的には、利用者が訓練日にログイン操作を行って訓練を開始する操作を行った場合に、訓練実行部213は、利用者のログイン情報(利用者ID)に基づいて、記憶部220の訓練計画情報225に対応する訓練計画(図6参照)を参照して、対応する訓練ゲームを実行する。これにより、利用者は、訓練ゲームを実施する。
表示処理部214は、各種情報を表示部120に表示させる。例えば、表示処理部214は、利用者の個人情報及び訓練情報(訓練条件)を登録する登録画面、利用者から生活行為の目標の入力を受け付ける画面(目標設定シート(図2参照))、目標指数グラフ(図4参照)、訓練計画(図6参照)等を表示部120に表示させる。
訓練更新部215は、利用者の訓練の進捗状況に応じて、当該訓練により強化(獲得)された認知力指数を更新する。例えば図7に示すように、訓練更新部215は、利用者の訓練期間の途中の時点において強化された認知力指数を示す現状指数(図7の点線のグラフ)を目標指数グラフに反映させる。尚、図7の実線のグラフは、前記目標指数を示している。訓練更新部215は、利用者が訓練を実施する度に前記現状指数を更新する。表示処理部214は、更新された前記現状指数を、前記目標指数や、訓練期間中の所定の過去(例えば1か月前)の指数と対比させて表示部120に表示させる。
また、訓練期間が満了した場合に、訓練更新部215は、前記現状指数を更新して訓練結果を作成する。表示処理部214は、作成された訓練結果を表示部120に表示させる。
尚、入力情報取得部211は、本発明の目標取得部の一例である。また訓練計画作成部212は、本発明の認知力指数算出部、目標指数算出部、課題決定部、及び訓練計画作成部の一例である。また訓練実行部213は、本発明の訓練実行部の一例である。また表示処理部214は、本発明の表示処理部の一例である。また訓練更新部215は、本発明の訓練更新部の一例である。
[訓練実行処理]
以下、図8を参照しつつ、制御装置200の制御部210によって実行される訓練実行処理の手順の一例について説明する。前記訓練実行処理には、前記訓練計画を作成する訓練計画作成処理が含まれる。前記訓練計画作成処理は、本発明の訓練計画作成処理方法の一例である。尚、本発明は、前記訓練計画作成処理に含まれる一又は複数のステップを実行する訓練計画作成方法の発明として捉えることができる。
前記訓練実行処理は、タッチパネルディスプレイ100において、利用者が目標設定シート(図2参照)に生活行為目標を設定することにより開始される。ここでは、図2から図7に示した例に従って説明する。
例えば、利用者が、「掃除」、「買い物」、「俳句」それぞれの生活行為を生活行為目標に設定した場合(図2参照)、制御部210(訓練計画作成部212)は、ステップS11において、当該生活行為目標に対応する目標情報223を取得する。
次にステップS12において、制御部210(訓練計画作成部212)は、各認知機能に対応する認知力指数を算出して訓練計画テーブルに登録する(図3の「認知力指数」参照)。具体的には、訓練計画作成部212は、各生活行為(「掃除」、「買い物」、「俳句」)について、前記難易度係数と、各認知機能に対応する前記素点とを乗算することにより認知力指数を算出する。また、制御部210は、各認知機能に対応する認知力指数合計を算出して訓練計画テーブルに登録する(図3の「認知力指数合計」参照)。さらに、制御部210は、算出した認知力指数合計の比率を算出して訓練計画テーブルに登録する(図3の「認知力指数比率」参照)。
次にステップS13において、制御部210(訓練計画作成部212)は、利用者の目標となる認知力指数(目標指数)を算出して訓練計画テーブルに登録する(図3の「目標指数」参照)。
次にステップS14において、制御部210(訓練計画作成部212)は、記憶部220に記憶された複数の訓練ゲーム(図5参照)の中から、前記目標指数と各訓練ゲームに関連付けられた強化点数とに基づいて、利用者に実施させる訓練ゲームを決定する。
次にステップS15において、制御部210(訓練計画作成部212)は、決定した訓練ゲームと、利用者の訓練条件(訓練期間、訓練回数、ゲーム回数等)とに基づいて、訓練計画を作成する。
制御部210は、訓練計画を作成すると、利用者から訓練ゲームの開始操作を受け付ける(S16)。制御部210(訓練実行部213)が利用者から訓練ゲームの開始操作を受け付けた場合(S16:YES)、処理はステップS17に移行する。
ステップS17において、制御部210(訓練実行部213)は、前記訓練計画(図6参照)に基づいて訓練ゲームを実行する。
次にステップS18において、制御部210(訓練更新部215)は、利用者の訓練の進捗状況に応じて認知力指数を更新する。制御部210(訓練更新部215)は、更新された認知力指数を示す現状指数を目標指数グラフに反映させる(図7の点線のグラフ)。
制御部210は、訓練期間が満了するまで前記ステップS16〜S19の処理を繰り返す。訓練期間が満了すると(S19:YES)、処理はステップS20に移行する。
ステップS20において、制御部210(表示処理部214)は、訓練結果を表示部120に表示させる。その後、処理は終了する。
以上のように、本発明の実施形態に係る訓練計画作成システム1によれば、利用者が希望する生活行為目標を設定することにより、当該生活行為目標に応じた利用者にとって最適な訓練計画が自動的に作成される。このため、訓練施設などのスタッフが利用者の生活行為目標を聞き取って訓練計画を作成する作業が不要となる。よって、施設の運用コストの増大を防ぐことができる。すなわち、訓練計画作成システム1によれば、利用者の生活行為に必要な機能の向上を図るための訓練計画を利用者に応じて効率的に作成することが可能となる。
また訓練計画作成システム1は、利用者の生活行為の目標を最初に設定することにより、利用者の生活スタイルに適した訓練の組み合わせを判定して訓練計画を作成する。このため、個人の生活スタイルに適合した訓練計画の作成が可能になる。そして、作成された訓練計画に基づいて利用者が訓練を行うことにより、利用者の生活スタイルを長く維持することが可能となる。
更に、目標設定から、訓練計画、訓練実施までの一連の記録を自動的に残すことができ、訓練効果の測定等にも有意義に活用することが可能となる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、以下に示す実施形態であってもよい。
他の実施形態として、訓練計画作成システム1は、利用者の訓練ゲームの成績に応じて、認知機能に対応する成績指数を算出し、当該成績指数を当該認知機能に対応付けて表示部に表示させてもよい。前記成績指数は、利用者が訓練ゲームを実施した場合に、開始から終了までに掛かった時間、正解率、訓練ゲームの難易度等の情報に基づいて決定されるものであり、当該訓練ゲームにより強化された認知機能の状態を指数化して表したものである。
具体的には、訓練更新部215は、図9に示すように、利用者が訓練ゲームを実施する度に利用者が獲得した成績指数を算出する。例えば利用者が訓練1日目に訓練ゲーム1を実施した場合、訓練更新部215は、成績指数として「40」を算出する。また、訓練更新部215は、訓練日及び訓練ゲームごとに利用者が獲得した成績指数を算出するとともに、訓練ゲームごとに利用者が現状で獲得済みの成績指数(現状成績指数)を算出する。例えば、利用者が訓練1日目から3日目まで訓練ゲーム3を実施した場合、訓練更新部215は、3日目終了時点で現状成績指数として「56」を算出する。尚、訓練ゲームには強化し得る認知機能が関連付けられているため(図5参照)、訓練ゲームごとに算出された現状成績指数は、現状で強化された認知機能の成績指数を表している。このように、訓練更新部215は、訓練ゲームが実施される度に、各訓練ゲームで獲得された成績指数を、訓練ゲームごと又は認知機能ごとに集計する。訓練更新部215は、算出した成績指数のテーブルを(図9参照)を記憶部220に記憶する。
また、訓練更新部215は、認知機能ごとの成績指数を表す成績指数グラフ(レーダーチャート)を作成する。また訓練更新部215は、利用者の訓練期間の途中の時点において、現状成績指数を成績指数グラフに反映させる。訓練更新部215は、利用者が訓練を実施する度に前記現状成績指数を更新する。表示処理部214は、図10に示すように、更新された前記成績現状指数を、過去の成績指数と対比させて表示部120に表示してもよい。訓練更新部215は、本発明の成績指数算出部の一例である。
また他の実施形態として、訓練計画作成システム1は、訓練計画作成部212により作成された目標指数グラフ(図4参照)において、前記目標指数の変更を受け付けることが可能な構成であってもよい。すなわち、訓練計画作成システム1は、訓練計画作成部212により作成された目標指数グラフ(図4参照)において、利用者又は管理者が、前記目標指数を手動により変更可能な構成であってもよい。例えば、図4に示す目標指数グラフにおいて、利用者が「計画力」の「☆」マークを選択(クリック)した場合、表示処理部214が「★」マークに変更するとともに目標指数グラフを変更し、訓練計画作成部212が「計画力」の目標指数を変更する。そして、訓練計画作成部212は、変更された目標指数に基づいて訓練ゲームを決定して訓練計画を作成する。これにより、利用者の要望に応じた訓練計画を作成することができる。
また他の実施形態として、訓練計画作成システム1は、訓練計画作成部212により作成された訓練計画を訓練履歴(訓練実績)に基づいて変更してもよい。例えば、制御部210は、利用者が実際に実施した訓練内容を随時、記憶部220に記憶していく。制御部210は、1つの訓練ゲームを実施する度に訓練履歴を記憶部220に記憶してもよいし、1日ごとに訓練履歴を記憶部220に記憶してもよい。ここで、利用者が、訓練計画作成部212により当初作成された訓練計画とは異なる内容で訓練ゲームを実施した場合には、訓練計画作成部212は、記憶部220の訓練履歴に基づいて訓練更新部215により更新される認知力指数(現状指数)と、訓練計画作成部212により算出された前記目標指数とに基づいて訓練計画を変更する。これにより、前記訓練履歴に応じて訓練計画を適宜更新しながら訓練を実施することができる。
上述の実施形態では、利用者が自ら生活行為の目標を設定した場合に、入力情報取得部211が当該目標に対応する目標情報223を取得する構成であるが、他の実施形態として、制御部210が、利用者の情報に基づいて前記目標を設定してもよい。例えば、利用者がアンケートにおいて生活行為の現状、希望等を回答した場合に、制御部210が、当該回答情報に基づいて前記目標を設定する。例えば、利用者が、「掃除」について、「現状:やっていない」、「希望:やってみたい」と回答した場合、制御部210は、「掃除」を目標に設定する。この構成によれば、訓練計画を作成する際の利用者の作業負担を軽減することができるとともに、利用者の生活スタイルをより反映させた訓練計画を作成することができる。
本発明に係る訓練計画作成システム1は、病院、介護施設、高齢者施設、リハビリ施設等において、利用者の生活行為を遂行するために必要な機能の強化、改善、向上を図るための訓練システムに適用することができる。強化・改善・向上する機能は、認知機能に限定されるものではなく、運動機能等であってもよい。また、訓練計画作成システム1は、利用者の認知症、痴呆症を予防するための訓練システムに適用することができる。さらに、訓練計画作成システム1は、利用者が所有するコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の利用者端末に導入することができる。また、利用者は、前記利用者端末により、クラウドサーバに格納された前記訓練計画作成プログラムをダウンロードして実行することにより、訓練計画作成サービスを利用することもできる。
尚、本発明に係る訓練計画作成システム1は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態を自由に組み合わせること、或いは各実施形態を適宜、変形又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :訓練計画作成システム
100 :タッチパネルディスプレイ
110 :タッチパネル
120 :表示部
200 :制御装置
210 :制御部
211 :入力情報取得部
212 :訓練計画作成部
213 :訓練実行部
214 :表示処理部
215 :訓練更新部
220 :記憶部
222 :利用者情報
223 :目標情報
224 :認知機能情報
225 :訓練計画情報

Claims (13)

  1. 利用者により設定された生活行為の目標を取得する目標取得部と、
    前記目標取得部により取得される前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出する認知力指数算出部と、
    前記認知力指数算出部により算出される前記認知力指数と、前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出する目標指数算出部と、
    前記目標指数算出部により算出される前記目標指数に基づいて、前記利用者の前記認知機能を強化するための訓練課題を決定する課題決定部と、
    前記課題決定部により決定される前記訓練課題と、前記利用者の前記訓練条件とに基づいて、前記利用者の訓練計画を作成する訓練計画作成部と、
    を備える訓練計画作成システム。
  2. 前記認知力指数算出部は、前記生活行為を行う難しさを数値化した難易度係数に基づいて、前記認知機能に対応する前記認知力指数を算出する、
    請求項1に記載の訓練計画作成システム。
  3. 前記目標指数算出部は、前記訓練条件に含まれる、前記訓練課題を実施する回数に基づいて、前記目標指数を算出する、
    請求項1又は請求項2に記載の訓練計画作成システム。
  4. 前記課題決定部は、複数の前記訓練課題と、前記訓練課題を実施することにより強化される前記認知機能の力を示す強化点数とを関連付けて記憶する記憶部から、前記目標指数に基づく前記認知機能に対応する前記強化点数に基づいて前記訓練課題を決定する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  5. 前記訓練計画作成部は、前記課題決定部により決定される前記訓練課題を、前記訓練条件に含まれる訓練期間に割り当てた訓練スケジュールを含む前記訓練計画を作成する、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  6. 前記訓練計画作成部により作成される前記訓練計画に従って前記訓練課題を実行する訓練実行部をさらに備える、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  7. 前記訓練計画作成部は、前記訓練計画を作成した後に前記利用者が前記訓練課題を実施した訓練履歴に基づいて、当該訓練計画の内容を変更する、
    請求項6に記載の訓練計画作成システム。
  8. 前記訓練計画作成部は、前記訓練計画を作成した後に前記利用者による前記訓練計画の変更を受け付けた場合に、当該訓練計画の内容を変更する、
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  9. 前記利用者から前記目標の入力を受け付ける画面と、前記利用者の前記訓練条件を登録するための画面とを、表示部に表示させる表示処理部をさらに備える、
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  10. 前記利用者の訓練の進捗状況に応じて、当該訓練により強化された前記認知力指数を更新する訓練更新部と、
    前記訓練更新部により更新される前記認知力指数を、前記目標指数と対比させて表示部に表示させる表示処理部と、
    をさらに備える請求項1から請求項9の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  11. 前記利用者の訓練の成績に応じて、前記認知機能に対応する成績指数を算出する成績指数算出部と、
    前記成績指数算出部により算出される前記成績指数を、前記認知機能に対応付けて表示部に表示させる表示処理部と、
    をさらに備える請求項1から請求項9の何れか1項に記載の訓練計画作成システム。
  12. 利用者により設定された生活行為の目標を取得するステップと、
    前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出するステップと、
    前記認知力指数と前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出するステップと、
    前記目標指数に基づいて、前記利用者の前記認知機能を強化するための訓練課題を決定するステップと、
    前記訓練課題と前記利用者の前記訓練条件とに基づいて前記利用者の訓練計画を作成するステップと、
    を含む訓練計画作成方法。
  13. 利用者により設定された生活行為の目標を取得するステップと、
    前記目標を達成するための認知機能に対応する認知力指数を算出するステップと、
    前記認知力指数と前記利用者の訓練条件とに基づいて、前記認知機能に対する前記利用者の目標の認知力指数を示す目標指数を算出するステップと、
    前記目標指数に基づいて、前記利用者の前記認知機能を強化するための訓練課題を決定するステップと、
    前記訓練課題と前記利用者の前記訓練条件とに基づいて前記利用者の訓練計画を作成するステップと、
    をコンピュータに実行させるための訓練計画作成プログラム。
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