JP7322685B2 - バンドおよび時計 - Google Patents

バンドおよび時計 Download PDF

Info

Publication number
JP7322685B2
JP7322685B2 JP2019221007A JP2019221007A JP7322685B2 JP 7322685 B2 JP7322685 B2 JP 7322685B2 JP 2019221007 A JP2019221007 A JP 2019221007A JP 2019221007 A JP2019221007 A JP 2019221007A JP 7322685 B2 JP7322685 B2 JP 7322685B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
middle piece
piece
arm
insertion hole
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019221007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021087745A (ja
Inventor
有紀 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2019221007A priority Critical patent/JP7322685B2/ja
Priority to US17/111,600 priority patent/US11419395B2/en
Priority to CN202011404970.XA priority patent/CN112914211A/zh
Publication of JP2021087745A publication Critical patent/JP2021087745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7322685B2 publication Critical patent/JP7322685B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/14Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/02Link constructions
    • A44C5/10Link constructions not extensible
    • A44C5/105Link constructions not extensible with links made of one piece and linked together by one connecting element
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/18Fasteners for straps, chains or the like
    • A44C5/20Fasteners for straps, chains or the like for open straps, chains or the like
    • A44C5/2057Fasteners locked by sliding or rotating of the male element of the fastener; Turn-button fasteners
    • A44C5/2061Fasteners locked by sliding or rotating of the male element of the fastener; Turn-button fasteners combined with spring means

Description

本発明は、バンドおよび時計に関する。
特許文献1には、時計ケースに連結されるバンドが開示されている。特許文献1では、バンドに取り付けられたばね棒の操作端子を操作することにより、バンドと時計ケースとを容易に連結できるようにしている。
特開2004-187978号公報
特許文献1では、バンドの端部に設けた筒状部にばね棒を挿入し、その後、筒状部に設けたストッパーを折り曲げることにより、ばね棒をバンドに取り付けている。これにより、ばね棒の操作端子がストッパーと干渉することで、ばね棒がバンドから脱落することを防止している。
しかしながら、このようなばね棒の取り付け構造を採用すると、バンド端部の部品の一部を折り曲げ可能に構成する必要がある。このため、このようなばね棒の脱落防止構造を、部品を折り曲げることなく加工すること、例えば、無垢の金属材料を加工して達成することが困難であるといった問題がある。
バンド端部の部品を無垢の金属材料を加工して製造すれば、意匠性に優れ高級感が得られることから、無垢の金属材料から製造可能で、かつ、操作端子を有するばね棒を組み込み可能なバンドの部品が望まれていた。
本開示のバンドは、軸部材と、操作部と、突出部材と、を有するバネ棒と、第1腕部、第2腕部、および、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する胴部を有する外駒と、前記第1腕部と前記第2腕部との間に配置される中駒とを備え、前記第1腕部には、第1凹部が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、前記第2腕部には、第1挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒には、第2挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記第2挿通孔と連通する第2凹部が前記軸方向に沿って設けられ、前記軸方向に沿って、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、前記第1挿通孔は、この順に配置され、前記バネ棒は、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、および、前記第1挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記第2凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される。
本開示のバンドは、軸部材と、操作部と、突出部材と、を有するバネ棒と、第1外駒部品および第2外駒部品を有する外駒と、前記第1外駒部品と前記第2外駒部品との間に配置される中駒とを備え、前記第1外駒部品には、第1外駒挿通孔が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、前記第2外駒部品には、第2外駒挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒には、中駒挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒挿通孔と連通する中駒凹部が前記軸方向に沿って設けられ、前記軸方向に沿って、前記第1外駒挿通孔、前記中駒挿通孔、前記中駒凹部、前記第2外駒挿通孔は、この順に配置され、前記バネ棒は、前記第1外駒挿通孔、前記中駒挿通孔、前記中駒凹部、前記第2外駒挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記中駒凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される。
本開示の時計は、前記バンドを備える。
第1実施形態の時計の要部を示す斜視図。 第1実施形態のバンドを示す斜視図。 第1実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第1実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第1実施形態の連結具の組み立て方法を示す斜視図。 第1実施形態の連結具の組み立て方法を示す斜視図。 第1実施形態の連結具の組み立て方法を示す斜視図。 第2実施形態のバンドを示す斜視図。 第2実施形態のバンドを示す斜視図。 第2実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第2実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第2実施形態の連結具の組み立て方法を示す斜視図。 第2実施形態の連結具の組み立て方法を示す斜視図。 第2実施形態の連結具の組み立て方法を示す斜視図。 第3実施形態のバンドを示す斜視図。 第3実施形態のバンドを示す斜視図。 第3実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第4実施形態の連結具を示す斜視図。 第5実施形態のバンドを示す斜視図。 第5実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第5実施形態の連結具を示す分解斜視図。
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態に係る時計100について、図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態の時計100の要部を示す斜視図である。
図1に示すように、時計100は、時計本体110と、バンド1とを有する。
時計本体110は、ケース111と、かん112とを有する。
ケース111は、胴113と、ガラス縁114と、カバーガラス115と、裏蓋116とを備える。
胴113は、金属で形成された円筒状の部材であり、内部に図示略の文字板やムーブメント等が配置されている。
ガラス縁114は、金属で形成された円環状の部材であり、胴113の上部に配置されている。カバーガラス115は、胴113の上部側の開口を覆うように配置され、ガラス縁114により固定されており、図示略の文字板を覆っている。裏蓋116は金属で形成された部材であり、胴113の下部側の開口を覆うように配置されている。
かん112は、胴113の6時方向および12時方向にそれぞれ設けられている。そして、それぞれのかん112は、胴113の側面から突出して設けられる一対の保持片部112A、112Bを有する。保持片部112A、112Bには、後述するバネ棒20の突出部材23、24が挿入される孔部1121がそれぞれ設けられている。
[バンド]
図2は、バンド1を示す斜視図であり、図3、4は、連結具10を示す分解斜視図である。なお、図3と図4とでは、異なる方向から連結具10を見ている。また、連結具10は、時計本体110に対して、バンド1を取り付けるための所謂エンドピースである。
図1~4に示すように、バンド1は、金属製の複数の駒2が組み合わされて構成されるバンド本体3と、バンド本体3の両端部に連結され、一対の保持片部112A、112Bに取り付けられる連結具10とを有する。なお、図1には、時計100の6時方向の保持片部112A、112Bに取り付けられる連結具10のみを図示している。
[連結具]
連結具10は、バネ棒20と、外駒30と、中駒40、固定部材50とを有する。
[バネ棒]
バネ棒20は、連結具10を一対の保持片部112A、112Bに着脱可能に連結させるための部材である。本実施形態では、バネ棒20は、軸部材21と、操作部22と、第1突出部材23と、第2突出部材24と、バネ部材25とを有する。また、バネ棒20は、後述する第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、第2腕凹部321、第2腕挿通孔322に挿通される。
軸部材21は金属製で筒状とされており、両側の端部に開口が設けられている。そして、軸部材21には、外周面に長孔211が設けられている。なお、軸部材21は、長さが、外駒30の幅方向の長さ、つまり、後述する第1腕部31の一方の側面313から第2腕部32の他方の側面325までの長さと略等しくなるように構成されている。
操作部22は、第1突出部材23から、軸部材21の軸方向Oと直交する方向に突出して設けられており、軸部材21の長孔211から突出している。本実施形態では、操作部22は、第1突出部材23と一体に設けられている。そして、操作部22は、軸方向Oに沿って長孔211内を移動可能に構成されている。これにより、操作部22に一体に設けられた第1突出部材23を軸方向Oに沿って移動させることができるので、連結具10を時計100のかん112に着脱させることができる。換言すれば、長孔211は、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた際に、第1突出部材23が、かん112の孔部1121から外れる程度の長さに設けられている。なお、軸方向Oは、バンド1のバンド本体3が延設される方向と直交する方向である。
また、操作部22は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された際に、後述する中駒凹部41の開口47から突出して配置される。これにより、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、操作部22は中駒凹部41および第2腕凹部321内を軸部材21の軸方向Oに沿って移動可能とされている。
第1突出部材23は、大径とされた基端部が軸部材21の内部に収納されている。そして、小径とされた先端部が、軸部材21の一方の端部に設けられた開口から軸方向Oに沿って突出している。
また、第1突出部材23は、バネ部材25によって、軸部材21の軸方向Oに沿って先端部が突出するように付勢されている。この際、第1突出部材23は、大径とされた基端部が、軸部材21の端部と係合した状態となっている。
さらに、第1突出部材23は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、先端部が外駒30から軸方向Oに沿って突出するように配置されている。
第2突出部材24は、大径とされた基端部が軸部材21の内部に収納されている。そして、小径とされた先端部が、軸部材21の他方の端部に設けられた開口部から軸方向Oに沿って突出するように配置されている。
また、第2突出部材24は、バネ部材25によって、軸部材21の軸方向Oに沿って突出するように付勢されている。この際、第2突出部材24は、大径とされた基端部が、軸部材21の端部と係合した状態となっている。
さらに、第2突出部材24は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、先端部が外駒30から突出するように配置されている。なお、第1突出部材23および第2突出部材24は、本開示の突出部材の一例である。
バネ部材25は、所謂コイルバネであり、軸部材21の内部に収納されている。そして、バネ部材25は、第1突出部材23の基端側の端部、および、第2突出部材24の基端側の端部と接触しており、第1突出部材23および第2突出部材24を、それぞれ軸部材21から軸方向Oに沿って突出するように付勢している。
[外駒]
外駒30は、中駒40と連結してバネ棒20を収納するための部材である。本実施形態では、外駒30は、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。
外駒30は、第1腕部31と、第2腕部32と、胴部33とを有する。
第1腕部31は、胴部33の一方の端部331から、胴部33の長手方向と直交する方向に延出するように設けられている。第1腕部31には、第1腕凹部311と、第1腕固定孔312とが設けられている。
第1腕凹部311は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第1腕凹部311は、第1腕部31の一方の側面313から他方の側面314にわたって設けられている。また、第1腕凹部311は、バンド1が時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、第1腕凹部311は、本開示の第1凹部の一例である。
第1腕固定孔312は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向に沿って設けられている。本実施形態では、第1腕固定孔312は、一方の側面313から他方の側面314にかけて、第1腕部31を貫通している。
第2腕部32は、胴部33の他方の端部332から、胴部33の長手方向と直交する方向に延出するように設けられている。すなわち、第1腕部31と第2腕部32とは、平行に延出している。なお、本実施形態では、第1腕部31および第2腕部32は、胴部33から、駒2が配置される側に向かって延出している。
第2腕部32には、第2腕凹部321と、第2腕挿通孔322と、第2腕固定孔323とが設けられている。
第2腕凹部321は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第2腕凹部321は、第2腕部32の一方の側面324から、第2腕部32の中央付近にかけて設けられている。また、第2腕凹部321は、後述する中駒40の中駒凹部41に対応する位置、つまり、中駒凹部41に隣接して設けられている。さらに、第2腕凹部321は、バンド1が時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、第2腕凹部321は、本開示の第3凹部の一例である。
第2腕挿通孔322は、バネ棒20の軸部材21が挿通される孔であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第2腕挿通孔322は、第2腕凹部321と連通し、第2腕凹部321から第2腕部32の他方の側面325まで第2腕部32を貫通している。なお、第2腕挿通孔322は、本開示の第1挿通孔の一例である。
第2腕固定孔323は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向に沿って設けられている。本実施形態では、第2腕固定孔323は、一方の側面324から他方の側面325にかけて、第2腕部32を貫通している。
胴部33は、第1腕部31と第2腕部32とを連結している。本実施形態では、胴部33は、棒状に形成されており、バネ棒20の軸部材21の軸方向Oと平行な方向に長手方向が延出するように設けられている。また、前述したように、胴部33は、一方の端部331から第1腕部31が延出しており、他方の端部332から第2腕部32が延出している。
[中駒]
中駒40は、外駒30と連結してバネ棒20を収納するための部材であり、固定部材50によって、第1腕部31と第2腕部32との間に配置されている。本実施形態では、中駒40は、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。
中駒40には、中駒凹部41と、中駒挿通孔42と、中駒固定孔43と、中駒連結孔44とが設けられている。
中駒凹部41は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、中駒凹部41は、中駒40の中央付近から、中駒40の側面46にかけて設けられている。また、中駒凹部41は、第2腕部32の第2腕挿通孔322に対応する位置に設けられており、中駒挿通孔42と連通している。さらに、中駒凹部41は、バンド1が時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、中駒凹部41は、本開示の第2凹部の一例である。
中駒挿通孔42は、バネ棒20の軸部材21が挿通される孔であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、中駒挿通孔42は、第1腕凹部311に対応する位置、つまり、第1腕凹部311に隣接して設けられている。また、中駒挿通孔42は、中駒40の側面45から中駒凹部41まで中駒40を貫通している。
このように、本実施形態では、第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、第2腕凹部321、および、第2腕挿通孔322は、軸方向Oに沿って、この順に配置されている。なお、中駒挿通孔42は、本開示の第2挿通孔の一例である。
中駒固定孔43は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向Oに沿って設けられ、一方の側面45から他方の側面46にかけて中駒40を貫通している。本実施形態では、中駒固定孔43は、大径部431と、大径部431よりも径が小さくされた小径部432とを有している。そして、大径部431には、後述する固定部材50のCリング52が配置される。
中駒連結孔44は、中駒40と駒2とを連結させる図示略の連結部材が挿通される孔である。本実施形態では、中駒連結孔44は、一方の側面45から他方の側面46にかけて、中駒40を貫通している。
[固定部材]
固定部材50は、中駒40を外駒30の第1腕部31と第2腕部32との間に固定させるための部材である。本実施形態では、固定部材50は、ピン51と、Cリング52とを有する。
ピン51は、金属製であり、第1腕固定孔312、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323に挿入される。また、ピン51は、外径が、第1腕固定孔312、中駒固定孔43の小径部432、および、第2腕固定孔323の内径と略等しくなるように構成されている。
Cリング52は、ステンレス鋼等の金属で構成されており、前述したように、中駒固定孔43の大径部431に配置される。そして、Cリング52の内側に、ピン51が挿入されている。
次に、連結具10の組み立て方法について説明する。
図5~7は、連結具10の組み立て方法を示す斜視図である。
まず、図5に示すように、バネ棒20の軸部材21を、中駒40の中駒挿通孔42に挿通させる。これにより、バネ棒20を、中駒40の中駒凹部41および中駒挿通孔42に配置する。この際、バネ棒20を、操作部22が中駒凹部41の開口47から突出するように配置する。
次に、図6に示すように、バネ棒20の操作部22を軸方向Oに沿って移動させ、操作部22を中駒40に係合させる。そして、Cリング52を中駒固定孔43の大径部431に配置する。
この状態で、中駒40を、外駒30の第1腕部31と第2腕部32との間に配置させる。この際、バネ棒20の軸部材21は、第1腕部31の第1腕凹部311に配置される。
また、この際、第1突出部材23は、第2腕凹部321に配置される。すなわち、中駒凹部41は、操作部22が中駒40に係合した状態で、第1突出部材23の先端部が中駒40の側面46から突出するように形成されている。
このため、第1突出部材23が中駒40の側面46から突出した状態で、当該第1突出部材23が第2腕部32と干渉しないので、中駒40を第1腕部31と第2腕部32との間に配置することができる。
次に、図7に示すように、バネ棒20の操作部22を軸方向Oに沿って移動させて、軸部材21を第2腕部32の第2腕挿通孔322に挿通させる。これにより、例えば、操作部22を第1腕部31側に移動させると、所定量移動した段階で操作部22が中駒40と干渉する。また、軸部材21を第2腕部32側に移動させると、所定量移動した段階で操作部22が第2腕部32と干渉する。そのため、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた場合に、バネ棒20が外駒30および中駒40から脱落してしまうことを抑制できる。
最後に、ピン51を第1腕固定孔312、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323に挿入する。そうすると、中駒固定孔43の大径部431に配置されたCリング52の内側にピン51が圧入され、当該Cリング52が外周側に変形する。これにより、Cリング52が大径部431に係合され、ピン51が第1腕固定孔312、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323から脱落しなくなる。そのため、固定部材50によって中駒40が外駒30に固定される。
[第1実施形態の作用効果]
このような第1実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、バネ棒20は、第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、および、第2腕挿通孔322を貫通し、かつ、操作部22が中駒凹部41の開口47から突出するように配置される。また、バネ棒20は、外駒30および中駒40に収納された状態で、操作部22が軸方向Oに移動可能に構成されている。
これにより、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた場合に、バネ棒20が外駒30および中駒40から脱落してしまうことを抑制できる。
また、金属部品の一部を折り曲げることなく、バネ棒20の脱落防止構造を達成できるので、脱落防止構造を構成する外駒30および中駒40を、無垢の金属材料から製造することができる。そのため、操作部22を有するバネ棒20を組み込み可能で、かつ、意匠性に優れ高級感が得られるバンド1を得ることができる。
本実施形態では、第2腕部32に第2腕凹部321が設けられているので、第1突出部材23が中駒40から突出した状態で、中駒40を第1腕部31と第2腕部32との間に配置することができる。そのため、連結具10の組み立てを容易にすることができる。
本実施形態では、中駒40は、Cリング52およびピン51により、第1腕部31と第2腕部32との間に固定される。これにより、簡単な固定構造で、中駒40を外駒30に固定することができる。また、ピン51を抜き出せば、中駒40を外駒30から取り外すことができるので、例えば、中駒40に傷が生じた際等に、中駒40を交換することができる。
[第2実施形態]
次に、本開示の第2実施形態に係るバンド1Aを図面に基づいて説明する。
第2実施形態のバンド1Aは、中駒40Aが複数の中駒部品410A、420A、430Aを備えて構成される点で前述した第1実施形態と相違する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図8、9は、第2実施形態のバンド1Aを示す斜視図である。なお、図8と図9とでは、異なる方向からバンド1Aを見ている。
図8、9に示すように、バンド1Aは、前述した第1実施形態と同様に、金属製の複数の駒2Aが組み合わされて構成されるバンド本体3Aと、バンド本体3Aの両端部に連結される連結具10Aとを有する。
[連結具]
図10、11は、連結具10Aを示す分解斜視図である。なお、図10と図11とでは、異なる方向から連結具10Aを見ている。
図8~11に示すように、連結具10Aは、前述した第1実施形態と同様に所謂エンドピースであり、バネ棒20と、外駒30Aと、中駒40Aと、固定部材50とを有する。
[外駒]
外駒30Aは、前述した第1実施形態と同様に、第1腕部31Aと、第2腕部32Aと、胴部33Aとを有する。
第1腕部31Aには、前述した第1実施形態と同様に、第1腕凹部311Aと、第1腕固定孔312Aとが設けられている。
また、第2腕部32Aには、前述した第1実施形態と同様に、第2腕凹部321Aと、第2腕挿通孔322Aと、第2腕固定孔323Aとが設けられている。
胴部33Aは、前述した第1実施形態と同様に、第1腕部31Aと第2腕部32Aとを連結している。なお、本実施形態では、第1腕部31Aおよび第2腕部32Aは、胴部33Aから駒2Aが配置される側と反対側に向かって延出している。
[中駒]
本実施形態では、中駒40Aは、第1中駒部品410A、第2中駒部品420A、および、第3中駒部品430Aの3つの部品を備えて構成されている。また、本実施形態では、中駒部品410A、420A、430Aは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。さらに、本実施形態では、第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間において、中駒部品410A、420A、430Aは、軸部材21の軸方向Oに沿って並んで配置されている。
第1中駒部品410Aは、第1腕部31Aに隣接して配置される部品である。第1中駒部品410Aには、第1中駒挿通孔411Aと、第1中駒固定孔412Aと、第1中駒係合凹部413Aと、第1中駒連結孔414Aとが設けられている。
第1中駒挿通孔411Aは、バネ棒20の軸部材21が挿通される孔であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第1中駒挿通孔411Aは、第1腕凹部311Aに対応する位置、つまり、第1腕凹部311Aに隣接して設けられている。また、第1中駒挿通孔411Aは、軸方向Oに沿って第1中駒部品410Aを貫通しており、後述する第2中駒部品420Aの第2中駒凹部421Aと連通している。なお、第1中駒挿通孔411Aは、本開示の第2挿通孔の一例である。
第1中駒固定孔412Aは、固定部材50が挿入される孔であり、ピン51の軸方向に沿って設けられ、第1中駒部品410Aを貫通している。本実施形態では、第1中駒固定孔412Aには、Cリング52が配置されている。すなわち、第1中駒固定孔412Aは、前述した第1実施形態の大径部431を構成している。
第1中駒係合凹部413Aは、中駒40Aが外駒30Aの第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間に配置された際に、外駒30Aの胴部33Aと係合する。本実施形態では、第1中駒係合凹部413Aは、胴部33Aの長手方向に沿って設けられている。また、第1中駒係合凹部413Aは、バンド1Aが時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、第1中駒係合凹部413Aは、本開示の係合凹部の一例である。
第1中駒連結孔414Aは、第1中駒部品410Aと駒2Aとを連結させる図示略の連結部材が挿通される孔である。
第2中駒部品420Aは、第1中駒部品410Aと第3中駒部品430Aとの間に配置される部品である。第2中駒部品420Aには、第2中駒凹部421Aと、第2中駒係合部422Aとが設けられている。また、図示は省略するが、第2中駒凹部421Aには、固定部材50が挿入される第2中駒固定孔が、第1中駒固定孔412Aに対応する位置に設けられている。
第2中駒凹部421Aは、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第2中駒凹部421Aは、第1中駒挿通孔411Aおよび後述する第3中駒凹部431Aに対応する位置に設けられている。また、第2中駒凹部421Aは、バンド1Aが時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。
第2中駒係合部422Aは、中駒40Aが外駒30Aの第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間に配置された際に、外駒30Aの胴部33Aと係合する。
第3中駒部品430Aは、第2腕部32Aに隣接して配置される部品である。第3中駒部品430Aには、第3中駒凹部431Aと、第3中駒固定孔432Aと、第3中駒係合凹部433Aと、第3中駒連結孔434Aとが設けられている。
第3中駒凹部431Aは、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第3中駒凹部431Aは、第2中駒凹部421Aおよび第2腕凹部321Aに対応する位置に設けられている。
また、第3中駒凹部431Aは、バンド1Aが時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。
さらに、第3中駒凹部431Aは、第2中駒凹部421Aとともに、中駒凹部41Aを構成する。なお、中駒凹部41Aは、本開示の第2凹部の一例である。
また、前述の第1実施形態と同様に、バネ棒20の操作部22は、中駒凹部41Aの開口47Aから突出するように配置されている。
第3中駒固定孔432Aは、固定部材50が挿入される孔であり、ピン51の軸方向に沿って設けられている。本実施形態では、第3中駒固定孔432Aは、ピン51の軸方向に沿って第3中駒部品430Aを貫通している。なお、第2中駒固定孔(図示略)および第3中駒固定孔432Aは、前述した第1実施形態の小径部432を構成している。
第3中駒係合凹部433Aは、中駒40Aが外駒30Aの第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間に配置された際に、外駒30Aの胴部33Aと係合する。本実施形態では、第3中駒係合凹部433Aは、胴部33Aの長手方向に沿って設けられている。
また、第3中駒係合凹部433Aは、バンド1Aが時計100に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、第3中駒係合凹部433Aは、本開示の係合凹部の一例である。
第3中駒連結孔434Aは、第3中駒部品430Aと駒2Aとを連結させる図示略の連結部材が挿通される孔である。
次に、連結具10Aの組み立て方法について説明する。
図12~14は、連結具10Aの組み立て方法を示す斜視図である。
まず、図12に示すように、バネ棒20の軸部材21を、第1中駒部品410Aの第1中駒挿通孔411Aに挿通させる。そして、操作部22を軸方向Oに沿って移動させて、操作部22を第1中駒部品410Aに係合させる。次に、第1中駒固定孔412Aに、Cリング52を配置する。
この状態で、第1中駒部品410Aを、外駒30Aの第1腕部31Aの内側に隣接するように配置し、軸部材21を第1腕凹部311Aに係合させる。
次に、図13に示すように、操作部22を軸方向Oに沿って移動させて、軸部材21を第2腕部32Aの第2腕挿通孔322Aに挿通させる。そして、軸部材21を回転軸にして、第1中駒部品410Aを回動させて、第1中駒係合凹部413Aを外駒30Aの胴部33Aに係合させる。
次に、第2中駒部品420Aおよび第3中駒部品430Aを、第1中駒部品410Aと第2腕部32Aとの間に配置して、バネ棒20の軸部材21に係合させる。具体的には、第2中駒部品420Aの第2中駒凹部421Aを軸部材21に係合させ、第3中駒部品430Aの第3中駒凹部431Aを軸部材21に係合させる。
次に、図14に示すように、軸部材21を回転中心にして、第2中駒部品420Aおよび第3中駒部品430Aを回動させる。これにより、第2中駒部品420Aの第2中駒係合部422Aを外駒30Aの胴部33Aに係合させ、第3中駒部品430Aの第3中駒係合凹部433Aを胴部33Aに係合させる。
そして、ピン51を、第1腕固定孔312A、第1中駒固定孔412A、第2中駒固定孔、第3中駒固定孔432A、および、第2腕固定孔323Aに挿入する。これにより、第1中駒部品410A、第2中駒部品420A、および、第3中駒部品430Aを備えて構成される中駒40Aを、外駒30Aの第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間に固定させる。
[第2実施形態の作用効果]
このような第2実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、中駒40Aは、複数の中駒部品410A、420A、430Aを備えて構成される。
これにより、バンド1Aを構成する中駒40Aのデザインのバリエーションを増やすことができる。そのため、バンド1Aの意匠性をより高めることができる。
本実施形態では、中駒40Aには、胴部33Aと係合する係合凹部413A、433Aが設けられる。
これにより、係合凹部413A、433Aと胴部33Aとを係合させた上で、中駒40Aを外駒30Aに固定させるので、外駒30Aに対する中駒40Aの固定をより確実にすることができる。また、係合凹部413A、433Aを胴部33Aに係合させることにより、中駒固定孔412A、432Aの位置決めをできるので、連結具10Aの組み立てを容易にできる。
[第3実施形態]
次に、本開示の第3実施形態に係るバンド1Bを図面に基づいて説明する。
第3実施形態のバンド1Bは、外駒30Bが複数の外駒部品310B、320Bを備えて構成される点で前述した第1、2実施形態と異なる。なお、第3実施形態において、第1、2実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図15、16は、第3実施形態のバンド1Bを示す斜視図である。なお、図15と図16とでは、異なる方向からバンド1Bを見ている。
図15、16に示すように、バンド1Bは、前述した第1、2実施形態と同様に、金属製の複数の駒2Bが組み合わされて構成されるバンド本体3Bと、バンド本体3Bの両端部に連結される連結具10Bとを有する。
[連結具]
図17は、連結具10Bを示す分解斜視図である。
図15~17に示すように、連結具10Bは、前述した第1、2実施形態と同様に所謂エンドピースであり、バネ棒20と、外駒30Bと、中駒40Bと、固定部材50とを有する。
[外駒]
本実施形態では、外駒30Bは、第1外駒部品310Bと、第2外駒部品320Bとの2つの部品を備えて構成されている。また、本実施形態では、外駒部品310B、320Bは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。さらに、本実施形態では、第1外駒部品310Bと第2外駒部品320Bとは、軸部材21の軸方向Oに沿って並んで配置されている。
第1外駒部品310Bは、第1腕部311Bと、第2腕部312Bと、第1胴部313Bとを有する。
第1腕部311Bには、バネ棒20の軸部材21が配置される第1腕凹部3111Bと、固定部材50が挿入される第1腕固定孔3112Bとが設けられている。
第2腕部312Bには、バネ棒20の軸部材21が配置される第2腕凹部3121Bが設けられている。また、図示は省略するが、第2腕部312Bには、軸部材21が挿通され、第2腕凹部3121Bと連通する第2腕挿通孔が設けられている。さらに、図示は省略するが、第2腕部312Bには、固定部材50が挿入される第2腕固定孔が設けられている。
第1胴部313Bは、第1腕部311Bと第2腕部312Bとを連結している。本実施形態では、第1腕部311Bおよび第2腕部312Bは、第1胴部313Bから駒2Bが配置される側と反対側に向かって延出している。
第2外駒部品320Bは、第3腕部321Bと、第4腕部322Bと、第2胴部323Bとを有する。
第3腕部321Bには、バネ棒20の軸部材21が挿通される第3腕挿通孔3211Bと、固定部材50が挿入される第3腕固定孔3212Bが設けられている。
第4腕部322Bには、バネ棒20の軸部材21が挿通される第4腕挿通孔3221Bが設けられている。また、図示は省略するが、第4腕部322Bには、固定部材50が挿入される第4腕固定孔が設けられている。
第2胴部323Bは、第3腕部321Bと第4腕部322Bとを連結している。本実施形態では、第3腕部321Bおよび第4腕部322Bは、第2胴部323Bから駒2Bが配置される側と反対側に向かって延出している。
[中駒]
本実施形態では、中駒40Bは、第1中駒部品410Bと、第2中駒部品420Bと、第3中駒部品430Bとの3つの部品を備えて構成されている。また、本実施形態では、中駒部品410B、420B、430Bは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。さらに、本実施形態では、中駒部品410B、420B、430Bは、軸部材21の軸方向Oに沿って並んで配置されている。
第1中駒部品410Bは、第2外駒部品320Bの第3腕部321Bと第4腕部322Bとの間に配置される部品である。第1中駒部品410Bには、前述した第2実施形態の第1中駒部品410Aと同様に、第1中駒挿通孔411Bと、第1中駒固定孔412Bと、第1中駒係合凹部413Bと、第1中駒連結孔414Bとが設けられている。なお、第1中駒固定孔412Bには、Cリング52が配置される。すなわち、第1中駒固定孔412Bは、前述した第1実施形態の大径部431を構成する。
第2中駒部品420Bは、第1外駒部品310Bの第1腕部311Bと、第2外駒部品320Bの第4腕部322Bとの間に配置される部品である。第2中駒部品420Bには、軸部材21が挿通される第2中駒挿通孔421Bと、固定部材50が挿入される第2中駒固定孔422Bと、図示略の連結部材が挿入される第2中駒連結孔423Bとが設けられている。なお、本実施形態では、第1中駒挿通孔411Bおよび第2中駒挿通孔421Bにより、本開示の第2挿通孔が構成されている。
第3中駒部品430Bは、第1外駒部品310Bの第1腕部311Bと第2腕部312Bとの間に配置される部品である。第3中駒部品430Bには、前述した第2実施形態の第3中駒部品430Aと同様に、第3中駒凹部431Bと、第3中駒固定孔432Bと、第3中駒係合凹部433Bと、第3中駒連結孔434Bとが設けられている。なお、第2中駒固定孔422Bおよび第3中駒固定孔432Bは、前述した第1実施形態の小径部432を構成する。
[第3実施形態の作用効果]
このような第3実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、外駒30Bは、複数の外駒部品310B、320Bを備えて構成される。
これにより、バンド1Bを構成する外駒30Bのデザインのバリエーションを増やすことができる。そのため、バンド1Bの意匠性をより高めることができる。
[第4実施形態]
次に本開示の第4実施形態に係る連結具10Cを図面に基づいて説明する。
第4実施形態の連結具10Cは、中駒40Cが5つの中駒部品410C、420C、430C、440C、450Cを備えて構成される点で前述した第1~3実施形態と異なる。なお、なお、第4実施形態において、第1~3実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
[連結具]
図18は、第4実施形態の連結具10Cを示す斜視図である。
図18に示すように、本実施形態の連結具10Cは、バネ棒20と、外駒30Cと、中駒40Cと、固定部材50とを有する。
[外駒]
外駒30Cは、第1腕部31Cと、第2腕部32Cと、胴部33Cとを有し、前述した第2実施形態と同様に構成されている。
第1腕部31Cには、第1腕凹部311Cと、第1腕固定孔312Cとが設けられている。第2腕部32Cには、第2腕凹部321Cと、図示略の第2腕挿通孔と、図示略の第2腕固定孔とが設けられている。胴部33Cは、第1腕部31Cと第2腕部32Cとを連結している。
[中駒]
本実施形態では、中駒40Cは、第1中駒部品410Cと、第2中駒部品420Cと、第3中駒部品430Cと、第4中駒部品440Cと、第5中駒部品450Cとの5つの部品を備えて構成されている。また、本実施形態では、中駒部品410C、420C、430C、440C、450Cは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。さらに、本実施形態では、第1腕部31Cと第2腕部32Cとの間において、中駒部品410C、420C、430C、440C、450Cは、軸部材21の軸方向Oに沿って並んで配置されている。
[第4実施形態の作用効果]
このような第4実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、中駒40Cは、複数の中駒部品410C、420C、430C、440C、450Cを備えて構成される。
そのため、中駒40Cのデザインのバリエーションをより増やすことができる。
[第5実施形態]
次に、本開示の第5実施形態に係るバンド1Dを図面に基づいて説明する。
第5実施形態のバンド1Dは、外駒30Dが、第1外駒部品310Dおよび第2外駒部品320Dで構成され、各外駒部品310D、320Dには、第1腕部、第2腕部、胴部が設けられない点で前述した第1~4実施形態と異なる。なお、第5実施形態において、第1~4実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図19は、第5実施形態のバンド1Dを示す斜視図である。
図19に示すように、バンド1Dは、前述した第1~4実施形態と同様に、金属製の複数の駒2Dが組み合わされて構成されるバンド本体3Dと、バンド本体3Dの両端部に連結される連結具10Dとを有する。
[連結具]
図20、21は、連結具10Dを示す分解斜視図である。なお、図20と図21とでは、異なる方向から連結具10Dを見ている。
図20、21に示すように、連結具10Dは、バネ棒20と、外駒30Dと、中駒40Dと、固定部材50Dとを有する。なお、本実施形態では、固定部材50Dのピン51Dは、一方の端部が大径の段部とされている。
[外駒]
本実施形態では、外駒30Dは、第1外駒部品310Dと、第2外駒部品320Dとの2つの部品を備えて構成される。
また、本実施形態では、外駒部品310D、320Dは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されている。
第1外駒部品310Dには、バネ棒20の軸部材21が挿通される第1外駒挿通孔311Dと、固定部材50Dが挿入される第1外駒固定孔312Dとが設けられている。そして、第1外駒固定孔312Dは、Cリング52Dが配置される大径部3121Dと、大径部3121Dよりも径が小さくされた小径部3122Dとを有している。
第2外駒部品320Dには、バネ棒20の軸部材21が挿通される第2外駒挿通孔321Dと、固定部材50Dが挿入される第2外駒固定孔322Dとが設けられている。そして、第2外駒固定孔322Dは、ピン51の段部が配置される大径部3221Dと、大径部3221Dよりも径が小さくされた小径部3222Dとを有している。
[中駒]
本実施形態では、前述した第1実施形態と同様に、中駒40Dは1つの部品から構成されている。そして、中駒40Dは、第1外駒部品310Dと第2外駒部品320Dとの間に配置されている。
また、中駒40Dには、中駒凹部41Dと、中駒挿通孔42Dと、中駒固定孔43Dと、中駒連結孔44Dとが設けられている。
中駒凹部41Dは、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、中駒凹部41Dは、第2外駒部品320Dの第2外駒挿通孔321Dに対応する位置、つまり、第2外駒挿通孔321Dに隣接して設けられており、中駒挿通孔42Dと連通している。また、バネ棒20の操作部22は、中駒凹部41Dの開口47Dから突出するように配置されている。
中駒挿通孔42Dは、バネ棒20の軸部材21が挿通される孔であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、中駒挿通孔42Dは、第1外駒部品310Dの第1外駒挿通孔311Dに対応する位置、つまり、第1外駒挿通孔311Dに隣接して設けられている。
このように、本実施形態では、第1外駒挿通孔311D、中駒挿通孔42D、中駒凹部41D、および、第2外駒挿通孔321Dは、軸方向Oに沿って、この順に配置されている。
中駒固定孔43Dは、固定部材50が挿入される孔であり、軸方向Oに沿って設けられている。
中駒連結孔44Dは、中駒40Dと駒2Dとを連結させる図示略の連結部材が挿通される孔である。
[第5実施形態の作用効果]
このような第5実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、外駒30Dは、第1外駒部品310Dと第2外駒部品320Dとを備えて構成される。そして、第1外駒部品310Dおよび第2外駒部品320Dには、前述した第1~4実施形態のような第1腕部、第2腕部、胴部が設けられていない。
これにより、バンド1Dを構成する外駒30Dの設計の自由度を高くすることができるので、デザインのバリエーションを増やすことができる。そのため、バンド1Dの意匠性をより高めることができる。
[変形例]
なお、本開示は前述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれるものである。
前記各実施形態では、中駒40、40A、40B、40C、40Dは、固定部材50、50Dによって外駒30、30A、30B、30C、30Dに固定されていたが、これに限定されない。例えば、中駒は、接着や溶接、ねじ等により外駒に固定されていてもよい。
前記各実施形態では、バンド1A、1B、1Dを構成する駒2、2A、2B、2D、外駒、30、30A、30B、30C、30D、および、中駒40、40A、40B、40C、40Dは無垢の金属材料によって形成されていたが、これに限定されない。例えば、これらの部品はセラミックや樹脂によって形成されていてもよい。
前記第1、2、4実施形態では、第2腕部32、32A、32Cには第2腕凹部321、321A、321Cが設けられていたが、これに限定されない。例えば、第2腕部に第2腕凹部が設けられていない場合も、本開示に含まれる。この場合、バネ棒の操作部は、中駒凹部と第2腕部とによって可動範囲を規制されてもよい。
前記第1~第4実施形態では、中駒40、40A、40B、40Cに中駒凹部(第2凹部)41、41A、431Bが設けられていたが、これに限定されない。例えば、軸部材の軸方向において、第2腕部の幅が中駒の幅よりも大きい場合には、中駒凹部、つまり、バネ棒の操作部が突出する凹部は中駒に設けられていなくてもよい。この場合、中駒の中駒挿通孔でバネ棒の軸部材を保持し、第2腕部に設けられた第2腕凹部と、中駒の側面とによりバネ棒の操作部を規制するようにしてもよい。
また、前記第5実施形態では、中駒40Dに中駒凹部41Dが設けられていたが、これに限定されない。例えば、バネ棒の操作部が突出する凹部は、第2外駒部品に設けられていてもよい。この場合、中駒の中駒挿通孔でバネ棒の軸部材を保持し、第2外駒部品に設けた第2外駒凹部と、中駒の側面とによりバネ棒の操作部を規制するようにしてもよい。
このように構成することで、上述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
前記各実施形態では、時計100のバンド1、1A、1B、1Dを例示したが、これに限定されない。例えば、本開示は、脈拍計などのリスト機器および当該リスト機器に取り付けられるバンドに適用できる。
[本開示のまとめ]
本開示のバンドは、軸部材と、操作部と、突出部材と、を有するバネ棒と、第1腕部、第2腕部、および、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する胴部を有する外駒と、前記第1腕部と前記第2腕部との間に配置される中駒とを備え、前記第1腕部には、第1凹部が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、前記第2腕部には、第1挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒には、第2挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記第2挿通孔と連通する第2凹部が前記軸方向に沿って設けられ、前記軸方向に沿って、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、前記第1挿通孔は、この順に配置され、前記バネ棒は、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、および、前記第1挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記第2凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される。
これにより、操作部を軸方向に沿って移動させた場合に、バネ棒が外駒および中駒から脱落してしまうことを抑制できる。
また、金属部品の一部を折り曲げることなく、バネ棒の脱落防止構造を達成できるので、脱落防止構造を構成する外駒および中駒を、無垢の金属材料から製造することができる。そのため、意匠性に優れ高級感が得られるバンドを得ることができる。
本開示のバンドにおいて、前記第2腕部には、第3凹部が前記第2凹部に連続して前記軸方向に沿って設けられていてもよい。
これにより、中駒を第1腕部と第2腕部との間に容易に配置することができるので、バンドの組み立てを容易にすることができる。
本開示のバンドにおいて、前記中駒は、Cリングおよびピンにより、前記第1腕部と前記第2腕部との間に固定されていてもよい。
これにより、簡単な構造で中駒を外駒に固定することができる。また、ピンを抜き出せば、中駒を外駒から取り外すことができるので、例えば、中駒に傷が生じた際等に、中駒を交換することができる。
本開示のバンドにおいて、前記中駒は、複数の中駒部品を備えて構成されていてもよい。
これにより、バンドを構成する中駒のデザインのバリエーションを増やすことができる。そのため、バンドの意匠性をより高めることができる。
本開示のバンドにおいて、前記中駒には、前記胴部と係合する係合凹部が設けられていてもよい。
これにより、係合凹部と胴部とを係合させた上で、中駒を外駒に固定させるので、外駒に対する中駒の固定をより確実にすることができる。
本開示のバンドは、軸部材と、操作部と、突出部材と、を有するバネ棒と、第1外駒部品および第2外駒部品を有する外駒と、前記第1外駒部品と前記第2外駒部品との間に配置される中駒とを備え、前記第1外駒部品には、第1外駒挿通孔が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、前記第2外駒部品には、第2外駒挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒には、中駒挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒挿通孔と連通する中駒凹部が前記軸方向に沿って設けられ、前記軸方向に沿って、前記第1外駒挿通孔、前記中駒挿通孔、前記中駒凹部、前記第2外駒挿通孔は、この順に配置され、前記バネ棒は、前記第1外駒挿通孔、前記中駒挿通孔、前記中駒凹部、前記第2外駒挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記中駒凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される。
本開示の時計は、前記バンドを備える。
1,1A,1B,1D…バンド、2,2A,2B,2D…駒、3,3A,3B,3D…バンド本体、10,10A,10B,10C,10D…連結具、20…バネ棒、21…軸部材、22…操作部、23…第1突出部材(突出部材)、24…第2突出部材(突出部材)、25…バネ部材、30,30A,30B,30C,30D…外駒、31,31A,311B、31C…第1腕部、32,32A,312B,32C…第2腕部、33,33A,33C…胴部、40,40A,40B,40C,40D…中駒、41,41A…中駒凹部(第2凹部)、41D…中駒凹部、42…中駒挿通孔(第2挿通孔)、42D…中駒挿通孔、43,43D…中駒固定孔、44,44D…中駒連結孔、45…側面、46…側面、47,47A,47D…開口、50,50D…固定部材、51,51D…ピン、52,52D…Cリング、100…時計、110…時計本体、111…ケース、112…かん、112A…保持片部、112B…保持片部、113…胴、114…ガラス縁、115…カバーガラス、116…裏蓋、310B,310D…第1外駒部品、311、311A,3111B,311C…第1腕凹部(第1凹部)、312,312A,3112B,312C…第1腕固定孔、312D…第1外駒挿通孔、313B…第1胴部、320B,320D…第2外駒部品、321,321A,3121B,321C…第2腕凹部(第3凹部)、321D…第2外駒挿通孔、322,322A…第2腕挿通孔(第1挿通孔)、322D…第2外駒固定孔、323,323A…第2腕固定孔、323B…第2胴部、410A,410B,410C…第1中駒部品、411A,411B…第1中駒挿通孔(第2挿通孔)、412A,412B…第1中駒固定孔、413A,413B…第1中駒係合凹部(係合凹部)、414A,414B…第1中駒連結孔、420A,420B,420C…第2中駒部品、421A…第2中駒凹部(第2凹部)、421B…第2中駒挿通孔(第2挿通孔)、422A…第2中駒係合部(係合凹部)、422B…第2中駒固定孔、423B…第2中駒連結孔、430A,430B,430C…第3中駒部品、431…大径部、431A,431B…第3中駒凹部(第2凹部)、432…小径部、432A,432B…第3中駒固定孔、433A,433B…第3中駒係合凹部(係合凹部)、434A,434B…第3中駒連結孔、440C…第4中駒部品、450C…第5中駒部品、1121…孔部、3211B…第3腕挿通孔、3212B…第3腕固定孔、3221B…第4腕挿通孔。

Claims (7)

  1. 軸部材と、操作部と、突出部材と、を有するバネ棒と、
    第1腕部、第2腕部、および、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する胴部を有する外駒と、
    前記第1腕部と前記第2腕部との間に配置される中駒とを備え、
    前記第1腕部には、第1凹部が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、
    前記第2腕部には、第1挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、
    前記中駒には、第2挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記第2挿通孔と連通する第2凹部が前記軸方向に沿って設けられ、
    前記軸方向に沿って、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、前記第1挿通孔は、この順に配置され、
    前記バネ棒は、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、および、前記第1挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記第2凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される
    ことを特徴とするバンド。
  2. 請求項1に記載のバンドにおいて、
    前記第2腕部には、第3凹部が前記第2凹部に連続して前記軸方向に沿って設けられる
    ことを特徴とするバンド。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバンドにおいて、
    前記中駒は、Cリングおよびピンにより、前記第1腕部と前記第2腕部との間に固定される
    ことを特徴とするバンド。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバンドにおいて、
    前記中駒は、複数の中駒部品を備えて構成される
    ことを特徴とするバンド。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバンドにおいて、
    前記中駒には、前記胴部と係合する係合凹部が設けられる
    ことを特徴とするバンド。
  6. 軸部材と、操作部と、突出部材と、を有するバネ棒と、
    第1外駒部品および第2外駒部品を有する外駒と、
    前記第1外駒部品と前記第2外駒部品との間に配置される中駒とを備え、
    前記第1外駒部品には、第1外駒挿通孔が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、
    前記第2外駒部品には、第2外駒挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、
    前記中駒には、中駒挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒挿通孔と連通する中駒凹部が前記軸方向に沿って設けられ、
    前記軸方向に沿って、前記第1外駒挿通孔、前記中駒挿通孔、前記中駒凹部、前記第2外駒挿通孔は、この順に配置され、
    前記バネ棒は、前記第1外駒挿通孔、前記中駒挿通孔、前記中駒凹部、前記第2外駒挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記中駒凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される
    ことを特徴とするバンド。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のバンドを備える時計。
JP2019221007A 2019-12-06 2019-12-06 バンドおよび時計 Active JP7322685B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019221007A JP7322685B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 バンドおよび時計
US17/111,600 US11419395B2 (en) 2019-12-06 2020-12-04 Band and watch
CN202011404970.XA CN112914211A (zh) 2019-12-06 2020-12-04 表带以及钟表

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019221007A JP7322685B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 バンドおよび時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021087745A JP2021087745A (ja) 2021-06-10
JP7322685B2 true JP7322685B2 (ja) 2023-08-08

Family

ID=76162643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019221007A Active JP7322685B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 バンドおよび時計

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11419395B2 (ja)
JP (1) JP7322685B2 (ja)
CN (1) CN112914211A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022054042A (ja) * 2020-09-25 2022-04-06 セイコーエプソン株式会社 バンドおよび時計
JP2022168423A (ja) * 2021-04-26 2022-11-08 セイコーエプソン株式会社 バンドおよび時計

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004141608A (ja) 2002-08-30 2004-05-20 Seiko Epson Corp 連設体、時計用バンド及び時計
US20110197400A1 (en) 2010-02-17 2011-08-18 Paul Hartzband Device for fastening interchangeable watchstraps with sliding lock mechanism

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3550893A (en) * 1968-10-23 1970-12-29 Abe Waitzkin Reel holder
US3824783A (en) * 1973-07-05 1974-07-23 C Nadeau Manually operable pivot pin for a wrist watch band
US4564308A (en) * 1982-03-08 1986-01-14 Tooru Mashida Spring rod for strap
US4935996A (en) * 1989-04-25 1990-06-26 Ferrara Carl J Combination hinge and clasp for jewelry
CH684728B5 (fr) * 1992-12-15 1995-06-15 Mauboussin Sa Dispositif de fixation rapide d'un bracelet.
JP2002142812A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Seiko Instruments Inc 装着用バンドのひんじユニット
JP2004187978A (ja) 2002-12-12 2004-07-08 Citizen Watch Co Ltd 帯状装身具
US9092012B2 (en) * 2012-10-15 2015-07-28 Timex Group Usa, Inc. Coupling assembly for coupling a wristworn device to a strap
EP2759222B1 (fr) * 2013-01-24 2015-12-09 Omega SA Maillon réglable
US20140250637A1 (en) * 2013-03-08 2014-09-11 Timex Group Usa, Inc. Spring Bar with Radial Pin
EP2813907B1 (en) * 2013-06-11 2018-08-01 LG Electronics, Inc. Watch type mobile terminal
US9314071B2 (en) * 2014-04-15 2016-04-19 Roberto Rivera Universal reversible watch band device
US9612075B1 (en) * 2015-05-29 2017-04-04 Loki Weapons Systems, LLC Selectively engageable and removable dust cover for a firearm
EP3473126B1 (fr) * 2017-10-19 2020-07-01 Montres Breguet S.A. Dispositif de fixation d'un bracelet
EP3561608B1 (fr) * 2018-04-23 2021-03-10 The Swatch Group Research and Development Ltd Barrette de fixation d'un bracelet a une montre munie de deux pivots retractables

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004141608A (ja) 2002-08-30 2004-05-20 Seiko Epson Corp 連設体、時計用バンド及び時計
US20110197400A1 (en) 2010-02-17 2011-08-18 Paul Hartzband Device for fastening interchangeable watchstraps with sliding lock mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021087745A (ja) 2021-06-10
US20210169182A1 (en) 2021-06-10
US11419395B2 (en) 2022-08-23
CN112914211A (zh) 2021-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7322685B2 (ja) バンドおよび時計
US6408889B1 (en) Bendable tube and method for manufacturing the same
US20060261106A1 (en) Band for timepiece and wristwatch
US20200405016A1 (en) Device for attaching a bracelet
JP6688362B2 (ja) ブレスレットを取り付けるための装置
JP6650968B2 (ja) 腕輪を取り付けるためのデバイス
US11779087B2 (en) Band and timepiece
EP3130248A1 (en) Ceramic watch chain
CN104416323A (zh) 用于保持高硬度销的轴承销镦粗方法
JP5430219B2 (ja) アクセサリ用クラスプ
JP5398386B2 (ja) 装身具用止め具
JP2022054042A (ja) バンドおよび時計
JP2019017438A (ja) クラスプ
JP5712272B2 (ja) アクセサリ用クラスプ
JP3224941U (ja) 携帯時計
JP3168936U (ja) バンドの中留構造
CN114384785B (zh) 具有可拆卸表耳的表
JP2006288814A (ja) ケース本体とバンドの連結構造
JP4791171B2 (ja) 先端ノブ
JP3148748U (ja) 可変式シリンダ錠用の変換鍵
JP2023145058A (ja) バンドおよび時計
JP2013165867A (ja) 連結装置、バンド及びバンドを備える電子機器
JP2006154183A (ja) 光コネクタの固定部材
JP2003079410A (ja) バンド
KR200173070Y1 (ko) 액세서리용 링크장식부재의 연결구조

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20200821

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210914

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221021

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7322685

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150