JP7321992B2 - 食器洗浄補助装置および食器洗浄システム - Google Patents
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Description
また、本発明の食器洗浄補助装置では、食器登録部は、登録された食器種類情報を得て、排出操作部は、食器を食器の種類に応じて確実に排出することができる。このため、食器の判別と排出動作のタクトタイムを短縮できる。
また、本発明の食器洗浄補助装置では、食器関連情報を用いることで、食器を食器の種類に応じて確実に排出することができる。
また、本発明の食器洗浄補助装置では、保持アームは複数の保持指部を有するので、排出操作部は、同時複数の食器を排出できる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
また、本発明の食器洗浄補助装置では、食器の大きさに合わせて複数の保持指部同士の間の距離を設定できるので、食器を確実に保持して排出できる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器登録部は、事前に食器登録媒体を読み取ることで、食器を食器の種類に応じて確実に排出することができる。
本発明の食器洗浄補助装置では、保持指部は、エアー吸引を用いることで食器を保持し、エアーの逆噴射により保持の解除を行うことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器の種類に応じて、保持指部が食器を保持できるので、食器を落下させてしまう等のトラブルを解消して、食器を確実に保持して排出できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、排出操作部は、食器を搬送部から排出する動作の速度を食器の種類に応じて変更可能であるため、食器Mを誤って落下させてしまうトラブルを防ぐことができる。
本発明の食器洗浄補助装置では、排出操作部は、排出した食器を食器置台に積み重ねておくことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器関連情報は、食器の積み重ねパターン情報、積み重ね可能枚数情報、前記保持指部により保持する前記食器の向きに関する情報、1枚の前記食器を積み重ねる際の嵩増しの高さ情報、および前記食器を把持して置く際の前記食器の色情報を含むので、食器は、食器置台上に確実に置くことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、保持指部は、未登録の食器を保持しないようにすることで、未登録の食器と登録した食器を混ぜて排出するトラブルを防ぐことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器が密集した状態で搬送部により搬送されてきた場合に、保持指部は、密集した食器を保持しないので、食器を排出中に落下させてしまうトラブルを防ぐことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器が密集した状態で搬送部により搬送されてきた場合に、保持指部が、複数の食器の少なくともいずれかの前記食器を保持した状態の時に、保持した食器以外の他の食器は保持しないので、食器を落下させてしまうトラブルを防ぐことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器受け取り部は、保持指部により保持されなかった食器を搬送部から自動的に回収することができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、食器洗浄機における食器の投入する範囲が明示されることで、食器洗浄機から排出される食器は、排出操作部の保持指部により保持することがより確実に行える。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
本発明の食器洗浄補助装置では、下洗いした食器を投入するタイミングを指示することで、複数の食器が密集した状態で搬送部により搬送されてしまうトラブルを防ぐことができる。このため、食器の排出動作のタクトタイムを短縮できる。
また、前記課題は、食器洗浄機に並べて配置されて、洗浄された食器を排出するための食器洗浄補助装置であって、前記食器を前記食器洗浄機から搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送されてくる前記食器を排出する排出操作部と、備え、前記排出操作部は、前記搬送部により搬送されてくる前記食器を着脱可能に保持して前記搬送部から排出する保持アームを有し、前記保持アームは、前記食器を保持可能な複数の保持指部を有し、複数の前記保持指部同士の間の距離を変更可能であり、前記排出操作部は、前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を事前に登録した食器種類情報を取得させており、前記食器種類情報に基づいて前記距離を変更して、前記搬送部の前記食器を保持することを特徴とする本発明の食器洗浄補助装置により、解消される。
また、前記課題は、食器洗浄機に並べて配置されて、洗浄された食器を排出するための食器洗浄補助装置であって、前記食器を前記食器洗浄機から搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送されてくる前記食器を排出する排出操作部と、を備え、前記排出操作部は、前記搬送部により搬送されてくる前記食器を着脱可能に保持して前記搬送部から排出する保持アームを有し、前記保持アームは、前記食器を保持可能な複数の保持指部を有し、複数の前記保持指部の配列方向を、前記搬送部の前記食器の配置方向に合わせて任意の角度に変更可能であり、前記保持アームは、前記複数の保持指部同士の間の距離を変更可能であり、前記排出操作部は、前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を事前に登録した食器種類情報を取得させており、前記食器種類情報に基づいて前記距離を変更して、前記搬送部の前記食器を保持することを特徴とする本発明の食器洗浄補助装置により、解消される。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
<食器洗浄システム1000>
図1は、本発明の実施形態に係る食器洗浄システムを示す平面図である。図2は、図1に示す食器洗浄システムを示す斜視図である。図3は、図1に示す食器洗浄システムを別の角度から示す斜視図である。図4は、図1に示す食器洗浄システムをさらに別の角度から示す斜視図である。
まず、図1と図2を参照して、食器洗浄機1について説明する。
食器洗浄機1は、本体部2と、排出コンベアであるコンベア3と、食器下洗い容器4を有する。本体部2は、食器Mを洗浄して、しかも好ましくは乾燥させる機構を有する。本体部2は、入口部2Aと出口部2Bを有し、コンベア3は、入口部2Aと出口部2Bを通って水平に配置されている。コンベア3は、食器Mを載せて搬送方向Xに沿って一定速度で搬送する。食器洗浄機1の動作は、制御部100の指令により制御される。
本明細書では、「タクトタイム」とは、食器Mを洗浄して回収して積み重ねる一連の作業の1枚の食器当たりの処理スピードをいい、好ましくは食器1枚当たり3.0秒以内の動作を目指している。
次に、図1から図4を参照して、食器洗浄補助装置10の好ましい構造例を説明する。
食器洗浄補助装置10は、食器洗浄機1の後段側であって、コンベア3の下流側に対して直列になるように並べて配置されている。図1と図2に示すように、食器洗浄補助装置10は、食器洗浄機1において洗浄処理され好ましくは乾燥処理された食器の内の予め定めた種類の食器Mを食器置台90上に積み上げるが、予め定めた種類以外の種類の食器Nは食器置台90上には積み上げないで、食器受け取り部95内に収容するようになっている。なお、図面において、搬送方向Xは、食器Mが搬送される方向であるが、Y方向は、食器洗浄機1と食器洗浄補助装置10の幅方向であり、Z方向は、食器洗浄機1と食器洗浄補助装置10の上下方向である。搬送方向XとY方向とZ方向は、互いに直交している。
図1と図2を参照して、搬送部20を説明する。図1と図2に示すように、搬送部20は、食器洗浄機1のコンベア3の下流側に配置されている。搬送部20が食器M、Nを搬送する搬送方向Xは、食器洗浄機1のコンベア3が食器M、Nを搬送する搬送方向Xと同じである。コンベア3は洗浄水を下へ通し易い構造を有する。コンベア3は図示しない駆動モータにより駆動される。搬送部20は、第1搬送コンベア21と、第2搬送コンベア22と、駆動モータ23と、を有する。第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22は、水はけに優れ、食器M、Nを安定して保持しながら搬送できるベルトコンベアである。駆動モータ23は、減速ギア部23Gを介して第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22を同期して駆動でき、第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22は、同じ搬送速度で食器M、Nを搬送方向Xに沿って搬送する。例えば、好ましくは第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22の搬送速度は、食器洗浄機1のコンベア3の搬送速度と同じに設定されている。
しかし、第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22の搬送速度は、食器洗浄機1のコンベア3の搬送速度は、異なっていても良く、排出処理速度を上げたい場合には、第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22の搬送速度は、食器洗浄機1のコンベア3の搬送速度よりも大きくすることができる。
ここで、本明細書では、「食器の密集状態」とは、例えば、複数の食器Mが互いに近づくことで保持アーム32(図1~図3参照)が複数の食器Mを保持する部分(例えば食器Mの中心点)同士の間隔が所定間隔よりも小さくなった状態をいう。「食器の密集状態」の例は、後で説明する。
図1と図5と図7を参照して、食器検出部50を説明する。図1と図5に示すように、第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22との間には、第1搬送コンベア21から第2搬送コンベア22へと受け渡される食器M、Nの形状を検出する食器検出部50が配置されている。食器M、Nは、種類によって様々な形状や高さやサイズを有するために、食器M、Nが排出操作部30に到達する前段で、食器M、Nの形状や高さや大きさを特定する必要がある。このため、食器検出部50は、排出操作部30よりも搬送方向Xについて上流側の第1搬送コンベア21から第2搬送コンベア22へ受け渡す位置に配置されている。食器検出部50は、食器M、Nの形状を第1搬送コンベア21から第2搬送コンベア22へ受け渡す際に、例えばレーザ光により非接触で検出できるので、搬送途中において食器M、Nの形状(大きさや搬送時の向き(姿勢))を検出して、その後排出操作部30により、予め定めた種類の食器Mだけを搬送部20から食器置台90上に積み重ねることができる。このため、食器M、Nの判別と排出動作のタクトタイムを短縮できる。
次に、図1と図2を参照して、食器置台90と食器受け取り部95を説明する。図1と図2に示す食器置台90と食器受け取り部95は、Y方向に並べて配置されている。食器置台90は、第2搬送コンベア22の下流側からは外れた位置であって、排出操作部30の隣の位置に配置されている。食器受け取り部95は、第2搬送コンベア22の下流側に配置されている。食器置台90は、正方形あるいは長方形の平坦な台であり、排出操作部30の2つの保持指部41,42の動作により、予め定めた種類の複数の食器Mを、同時に積み重ねて置いていくことができる。これにより、予め定めた種類の食器Mの排出動作のタクトタイムを短縮できる。
次に、図1と図2に示す排出操作部30を、図6から図9を参照して詳しく説明する。
図6は、排出操作部30の全体構成を示す斜視図であり、図7は、排出操作部30とその周辺部分を示す斜視図である。図8は、排出操作部30の操作ヘッド33を示す斜視図であり、図9は、操作ヘッド33を示す正面図である。
図1と図3に示すように、排出操作部30は、例えば6軸制御ロボットであり、第2搬送コンベア22の隣の位置であって、しかも食器置台90の隣の位置に配置されている。排出操作部30は、図6に示すような多軸構造を有しており、ベース31と、保持アーム32と、操作ヘッド33と、複数の保持指部41,42を有する。
図6に示すように、ベース31の基部31Bは、床面に固定され、保持アーム32は、ベース31と、第1アーム部34と、第2アーム部35と、リスト36と、関節部37,38を有する。保持アーム32は、J1軸からJ6軸を備える。ベース31は、基部31Bに対してJ1軸を中心にして、回転して回転方向に関して位置決め可能である。第1アーム部34の一端部は、関節部37を用いてベース31に連結されており、第1アーム部34はベース31に対してJ2軸を中心にして、回転して回転方向に関して位置決め可能である。第1アーム部34の他端部は、関節部38を用いて第2アーム部35の一端部に連結されており、第2アーム部35は第1アーム部34に対してJ3軸を中心にして、回転して回転方向に関して位置決め可能である。第2アーム部35の他端部は、第2アーム部35の一端部に対して、J4軸を中心にして、回転して回転方向に関して位置決め可能である。第2アーム部35の他端部は、リスト36を保持しており、リスト36は操作ヘッド33を保持している。リスト36は、第2アーム部35の他端部に対してJ5軸を中心にして、回転して回転方向に関して位置決め可能である。操作ヘッド33は、J6軸を中心にして、回転して回転方向に関して位置決め可能である。各J1軸からJ6軸おける回転して回転方向に関して位置決めする動作は、後で説明するが、図10に示すモータMT1からMT6によりそれぞれ行う。
次に、操作ヘッド33と複数の保持指部41,42の構造例を、図8と図9を参照して説明する。操作ヘッド33と複数の保持指部41,42の構造体は、エンドエフェクタと呼ぶこともできる。操作ヘッド33は、リスト36に対して着脱可能に取り付けられていて、J6軸を中心にして回転し、回転方向に関して位置決め可能である。操作ヘッド33は、第1駆動操作部分61と第2駆動操作部分62を有する。第1駆動操作部分61は、一方の保持指部41をP方向とQ方向に移動して位置決めする。同様にして、第2駆動操作部分62は、他方の保持指部42をP方向とQ方向に移動して位置決めする。第1駆動操作部分61と第2駆動操作部分62は、ほぼ左右対称構造を有しており、取付基部63に取り付けられている。
これにより、一方の保持指部41と他方の保持指部42同士の距離SRは、距離SR1、距離SR2、距離SR3で例示するように、保持しようとする食器の形状や大きさに応じて、複数段階で変更することができる。
また、図9に示すように、複数の保持指部41,42同士の間の距離SRが複数段階で変更可能であることから、第2搬送コンベア22により搬送されてくる食器Mの形状や大きさに応じて、各保持指部41,42は互いに食器Mを干渉させることがなく、確実に保持できる。このため、食器Mの排出動作のタクトタイムを短縮できる。
次に、図10を参照して、食器洗浄補助装置10の制御系について説明する。図10は、食器洗浄補助装置10の制御系を示している。
図6に示すように、上述した排出操作部30の保持アーム32は、J1軸からJ6軸を備えている。図10に示すように、モータMT1からモータMT6が、J1軸からJ6軸において回転して回転方向について位置決め動作するために設けられている。モータMT1からモータMT6は、制御部100の指令により制御される。
図11に示すように、食器種類登録カード71は、食器種類情報Fを登録している。食器種類情報Fは、食器に関する食器関連情報GFと、食器の種類の基本情報BFと、を有する。食器関連情報GFは、既に図1の搬送部20により搬送された食器の種類KFと、これから搬送部20により搬送しようとする食器の種類LFと、保持指部41,42の保持指部設定距離情報HFと含む。食器の種類の基本情報BFは、洗浄対象になりそうなすべての種類の食器M、Nの形状や大きさや重さの情報である。これにより、制御部100は、食器登録部70を介して、食器の種類の基本情報BFを得ることで、食器M、Nの食器の種類を認識できる。
排出操作部30は、上述した各情報U1~U4を利用することにより、予め定めた種類の食器Mを、図1に示す食器置台90上にトラブルを生じないようにして確実に積み重ねて置くことができる。このため、予め定めた種類の食器Mの排出動作を確実に行え、排出動作と積み重ね動作のタクトタイムを短縮できる。また、排出操作部30は、食器Mを搬送部20から食器置台90上に排出する動作の速度を食器の種類に応じて変更することができる。例えば、排出操作部30は、食器の種類の基本情報BFに含まれる食器Mの重さの情報に応じて、食器Mを搬送部20から食器置台90上に排出する動作の速度を変更することができる。これにより、保持指部41,42が食器Mを誤って落下させてしまうトラブルを防ぐことができる。
次に、図12を参照して、上述した食器洗浄システム1000の動作例を説明する。図12は、食器洗浄システム1000の動作例を示すフロー図である。
図12のステップST1では、作業者は、図1と図2において、下洗いされた食器M、Nを、下向きしてコンベア3の上に順次置くことで、コンベア3は、食器M、Nを搬送方向Xに沿って搬送する。食器M、Nは、入口部Aから本体部2に入って洗浄水による洗浄と、好ましくは例えば熱風による乾燥処理が行われ、その後出口部2Bから出てきて、次段の食器洗浄補助装置10の第1搬送コンベア21側に送られる。第1搬送コンベア21が、洗浄済みの食器M、Nを搬送方向Xに沿って第2搬送コンベア22側へ搬送すると、食器M、Nは食器検出部50を通過することから、食器検出部50は食器M、Nの形状等を認識する。
ステップST4では、図9に示す排出操作部30の操作ヘッド33の保持指部41あるいは保持指部42は、図1に示す第2搬送コンベア22上の食器Mの真上であって、しかも保持指部41,42が搬送されてくる食器Mに当たらないようにするために、食器Mの高さよりも高い位置に移動される。そして、保持指部41あるいは保持指部42は下降して食器Mの底面をエアー吸着して、保持指部41,42は、それぞれ予め定めた種類の食器Mを保持する。
食器洗浄補助装置10を用いることで、洗浄した食器Mを確実に排出することができ、食器Mの判別と排出動作のタクトタイムを短縮でき、食器洗浄業務の省力化を図ることができる。
図14は、保持指部41,42のより詳細な動作例を示している。図14では、保持指部41,42は、第2搬送コンベア22上に載った食器Mの高さよりも少し高い位置で待機している。これにより、保持指部41,42は、第2搬送コンベア22により搬送されてくる食器Mに当たってしまうことが無く、保持指部41,42は、食器Mの底部に即座に近づいて保持することができる。このため、食器Mの排出動作のタクトタイムを短縮できる。
図15(A)と図15(B)は、円形型の食器Mの例を示している。図15(A)の例では、隣り合った2枚の円形の食器Mの配列方向W-Wが搬送方向Xにほぼ平行になるように搬送されてきているので、保持指部41,42の配列方向は、2枚の食器Mの配列方向W―Wに沿っていて、保持指部41,42はそれぞれ食器Mの底部を確実に吸着して保持できる。
図16(A)の例では、図2に示す食器検出部50が、2枚の食器Mが密集した状態で第2搬送コンベア22により搬送されてきたことを検出した場合には、一方の保持指部41が1枚の食器Mを保持した状態の時には、他方の保持指部42は他の食器Mを保持しない。これにより、他方の保持指部42が食器Mを取り損ねて食器Mを落下させてしまうトラブルを防ぐことができる。このため、食器Mの排出動作のタクトタイムを短縮できる。
図16(B)の例では、図2に示す食器検出部50が、2枚の食器Mが密集した状態で第2搬送コンベア22により搬送されてきたことを検出した場合には、保持指部41,42は、密集した食器Mを全く保持しない。これにより、食器Mを落下させてしまうトラブルを防ぐことができる。このため、食器Mの排出動作のタクトタイムを短縮できる。
図17(B)の例では、2枚の食器Mは、ともに正常な状態で下に向けて置かれている。しかし、2枚の食器M同士の中心間の距離E1は、一方の保持指部41と他方の保持指部42との間の最小の距離SRに比べて小さくなっている。
(第2実施形態)
図18は、本発明の第2実施形態の保持アーム32の操作ヘッド33Aを示している。図9に示す本発明の第1実施形態の操作ヘッド33では、2つのエアーシリンダ61C、62Cを用いて一方の保持指部41と他方の保持指部42との間の距離SRを、複数段階で変更可能にしている。
これに対して、図18に示す本発明の第2実施形態の操作ヘッド33Aでは、1つのエアーシリンダ62Cを用いて一方の保持指部41と他方の保持指部42との間の距離SRを、距離SR1、距離SR4、距離SR5のように複数段階で変更可能にしている。これにより、操作ヘッド33Aでは、エアーシリンダの設定数を少なくすることができるので、操作ヘッド33Aの軽量化と構造の簡単化を図ることができる。
図19は、本発明の第3実施形態の一方の保持指部41と他方の保持指部42を示している。保持指部41,42は、エアー供給部80に接続されている。エアー供給部80は、制御部100の指令により、食器Mの大きさや形状の大小に応じて、保持指部41,42の内部にエアーを供給することで、保持指部41,42の直径(サイズ)を、図19(A)から図19(B)に示すように大きくすることができる。これにより、図19(B)に示すように食器Mのサイズが大きく重くても、保持指部41,42の直径を大きくすることで、食器Mを落下させずに安定して吸着して保持でき、保持指部41,42は、多様な種類の食器Mの保持と排出が行える。
図20は、本発明の第4実施形態の食器洗浄システム1000Aを示す平面図である。
図1に示す本発明の第4実施形態の食器洗浄システム1000では、食器洗浄機1はコンベア(排出コンベア)3を備えており、食器洗浄補助装置10は、第1搬送コンベア21を備えている。これに対して、図20に示す食器洗浄システム1000Aでは、食器洗浄機1のコンベア(排出コンベア)と食器洗浄補助装置10の第1搬送コンベアが一体化された第1搬送コンベア21Aとなっている。これにより、食器洗浄システム1000Aの構成を簡単化することができる。
例えば、図示した例では、2枚の保持指部41,42が用いられているが、これに限らず、3つ以上の保持指部を用いるようにしても良い。
図示した例では、搬送部20の一方の側において、排出操作部30が配置されている。しかし、搬送部20の一方の側と他方の側の両方において、排出操作部30をそれぞれ配置することもできる。搬送部20の第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22の搬送方向Xについての長さは、食器洗浄システム1000を設置する施設のスペースの大小に応じて変更することができる。
図1に示すように、ガイド部材6と食器投入範囲指示部7が設けられているが、ガイド部材6と食器投入範囲指示部7の一方または両方を設けないようしても良い。この場合には、作業者は、コンベア3と第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22のY方向の全幅に渡って食器を置く可能性がある。この場合には、食器検出部50の長さは、第1搬送コンベア21と第2搬送コンベア22のY方向の全幅に合わせて大きくすることで、検出可能範囲50Sを増やすことで、食器検出部50は食器の種類の検出ができる。
排出操作部30の保持アーム32は、6軸ロボット以外に、3軸以上のロボット、あるいはX、Y、X軸を有する3軸操作テーブルであっても良い。
Claims (16)
- 食器洗浄機に並べて配置されて、洗浄された食器を排出するための食器洗浄補助装置であって、
前記食器を前記食器洗浄機から搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されてくる前記食器の形状を検出する食器検出部と、
前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を事前に登録して食器種類情報を登録させており、前記食器検出部により検出された前記食器の形状に基づいて前記搬送部の前記食器の種類を判別して、前記食器の種類に応じて前記食器を保持して前記搬送部から排出する排出操作部と、
を備え、
前記食器種類情報を登録する食器登録部をさらに備え、
前記食器種類情報は、前記食器に関する食器関連情報を有し、
前記排出操作部は、保持アームを有し、
前記保持アームは、前記食器を保持するための複数の保持指部を有するとともに、複数の前記保持指部は、前記搬送部上の前記食器を吸引して保持し、保持した前記食器を前記搬送部から排出し、
前記食器関連情報は、前記食器の大きさに合わせて複数の前記保持指部同士の間の距離を設定させるための保持指部設定距離情報を含むことを特徴とする食器洗浄補助装置。 - 前記食器登録部は、前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を登録した前記食器種類情報を有する食器登録媒体を読み取ることにより、前記食器の種類を事前に登録可能であることを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記保持指部は、エアーの吸引により前記食器を保持し、前記エアーを逆噴射することにより前記食器の保持を解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記保持指部の径が、前記食器の種類に応じて変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記排出操作部は、前記食器を前記搬送部から排出する動作の速度を前記食器の種類に応じて変更可能であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記排出操作部の付近に設けられ、前記搬送部から排出した前記食器を積み重ねておく食器置台をさらに備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記食器関連情報は、前記保持指部設定距離情報に加えて、前記食器を積み重ねておく際の前記食器の積み重ねパターン情報、積み重ね可能枚数情報、前記保持指部により保持する前記食器の向きに関する情報、1枚の前記食器を積み重ねる際の嵩増しの高さ情報、および前記食器を把持して置く際の前記食器の色情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記食器登録部に登録されていない未登録の前記食器が前記搬送部により搬送されてきた場合には、前記排出操作部の前記保持指部は、未登録の前記食器を保持しないことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記搬送部上において、複数の前記食器が互いに近づくことで前記保持アームが複数の前記食器を保持する部分同士の間隔が所定間隔よりも小さくなった複数の前記食器の密集した状態で、複数の前記食器が前記搬送部により搬送されてきた場合には、前記排出操作部の前記保持指部は、密集した前記食器を保持しないことを特徴とする請求項1または3に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記搬送部上において、複数の前記食器が互いに近づくことで前記保持アームが複数の前記食器を保持する部分同士の間隔が所定間隔よりも小さくなった複数の前記食器の密集した状態で、複数の前記食器が前記搬送部により搬送されてきた場合には、前記排出操作部の前記保持指部が、複数の前記食器の少なくともいずれかの前記食器を保持した状態の時に、前記少なくともいずれかの前記食器以外の他の前記食器を保持しないことを特徴とする請求項1または3に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記排出操作部の前記保持指部により保持されなかった前記食器を前記搬送部から受け取る食器受け取り部をさらに備えることを特徴とする請求項9または10に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記食器洗浄機における前記食器の投入部に設けられ、前記食器を投入する範囲を指示する食器投入範囲指示部をさらに備えることを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の食器洗浄補助装置。
- 前記食器洗浄機における前記食器の投入部に設けられ、下洗いした前記食器を投入するタイミングを指示する食器投入タイミング指示部をさらに備えることを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の食器洗浄補助装置。
- 食器を洗浄する食器洗浄機と、
前記食器洗浄機に並べて配置されて、洗浄された前記食器を排出するための食器洗浄補助装置と、を備える食器洗浄システムであって、
前記食器洗浄補助装置は、
前記食器を前記食器洗浄機から搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されてくる前記食器の形状を検出する食器検出部と、
前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を事前に登録して食器種類情報を登録させており、前記食器検出部により検出された前記食器の形状に基づいて前記搬送部の前記食器の種類を判別して、前記食器の種類に応じて前記食器を保持して前記搬送部から排出する排出操作部と、
を備え、
前記食器種類情報を登録する食器登録部をさらに備え、
前記食器種類情報は、前記食器に関する食器関連情報を有し、
前記排出操作部は、保持アームを有し、
前記保持アームは、前記食器を保持するための複数の保持指部を有するとともに、複数の前記保持指部は、前記搬送部上の前記食器を吸引して保持し、保持した前記食器を前記搬送部から排出し、
前記食器関連情報は、前記食器の大きさに合わせて複数の前記保持指部同士の間の距離を設定させるための保持指部設定距離情報を含むことを特徴とする食器洗浄システム。 - 食器洗浄機に並べて配置されて、洗浄された食器を排出するための食器洗浄補助装置であって、
前記食器を前記食器洗浄機から搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されてくる前記食器を排出する排出操作部と、
を備え、
前記排出操作部は、前記搬送部により搬送されてくる前記食器を着脱可能に保持して前記搬送部から排出する保持アームを有し、
前記保持アームは、前記食器を保持可能な複数の保持指部を有し、複数の前記保持指部同士の間の距離を変更可能であり、
前記排出操作部は、前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を事前に登録した食器種類情報を取得させており、前記食器種類情報に基づいて前記距離を変更して、前記搬送部の前記食器を保持することを特徴とする食器洗浄補助装置。 - 食器洗浄機に並べて配置されて、洗浄された食器を排出するための食器洗浄補助装置であって、
前記食器を前記食器洗浄機から搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されてくる前記食器を排出する排出操作部と、
を備え、
前記排出操作部は、前記搬送部により搬送されてくる前記食器を着脱可能に保持して前記搬送部から排出する保持アームを有し、
前記保持アームは、前記食器を保持可能な複数の保持指部を有し、複数の前記保持指部の配列方向を、前記搬送部の前記食器の配置方向に合わせて任意の角度に変更可能であり、
前記保持アームは、前記複数の保持指部同士の間の距離を変更可能であり、
前記排出操作部は、前記搬送部により搬送しようとする前記食器の種類を事前に登録した食器種類情報を取得させており、前記食器種類情報に基づいて前記距離を変更して、前記搬送部の前記食器を保持することを特徴とする食器洗浄補助装置。
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