JP7321769B2 - 全固体リチウム二次電池 - Google Patents
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Description
本実施形態の全固体リチウムイオン二次電池1は、正極と負極との間をリチウムイオンが移動することで充放電を行う、所謂リチウム二次電池である。具体的にこの全固体リチウムイオン二次電池1は、図1に示すように、正極層10と、負極層20と、正極層10と負極層20の間に配置された固体電解質層30と備えている。
正極層10は、負極層20に向かって順に配置された正極集電体11及び正極活物質層12を有する。
負極層20は、正極層10に向かって順に配置された負極集電体21及び負極活物質層22を含む。
また、析出したLi-Ag固溶体中のAgの量は、例えば次のようにして測定することができる。XRD測定を行うと、純粋な金属リチウムとAgが固溶した金属リチウム(Li-Ag固溶体)とでは回折ピーク位置が異なる。Agが固溶した金属リチウムの回折ピーク位置は、Agの固溶濃度が下がるほど純粋な金属リチウムのピーク位置に近づく。具体的には、Cuターゲットを用いたXRD測定では、Agの固溶濃度が下がると、回折ピークが2θ=37.0°近傍から36.5°近傍へとシフトする。このピーク位置からAgの固溶量を見積もることができる。この他にも、ICP等でも固溶量を測定することは可能である。
固体電解質層30は、正極層10と負極層20の間(具体的には、正極活物質層12と負極活物質層22の間)に配置されている。固体電解質層30は、イオンを移動させることができる固体電解質を含有する。
本実施形態の全固体リチウム二次電池1は、負極活物質層22の初期充電容量に対して正極活物質層12の初期充電容量が過大になるように構成されている。後述するように、本実施形態の全固体リチウム二次電池1では、負極活物質層22の初期充電容量を超えて充電(すなわち過充電)させて使用する。充電の初期には、負極活物質層22内にリチウムが吸蔵される。すなわち、負極活物質は、正極層10から移動してきたリチウムイオンと合金又は化合物を形成する。負極活物質層22の初期充電容量を超えて充電が行われると、図2に示すように、負極活物質層22の裏側、すなわち負極集電体21と負極活物質層22との間にリチウムが析出し、このリチウムによって金属層23が形成される。金属層23は主にAgが固溶したリチウム(すなわち、Ag-Li固溶体)で構成される。このような現象は、負極活物質を特定の物質、すなわちリチウムと合金又は化合物を形成する物質で構成することで生じる。放電時には、負極活物質層22及び金属層23中のリチウムは、固溶しているAgを残存させたままイオン化し、正極層10側に移動する。したがって、全固体リチウム二次電池1では、リチウムを負極活物質として使用することができる。さらに、負極活物質層22は、金属層23を被覆するので、金属層23の保護層として機能するとともに、樹枝状の金属リチウムの析出及び成長を抑制することができる。
0.01<b/a<0.5 (1)
(ここで、aは正極活物質層12の初期充電容量(mAh)であり、bは負極活物質層22の初期充電容量(mAh)である)
一方で、初期充電容量比が0.5以上になると、負極におけるリチウムの析出量が減少するため電池容量が減ってしまう恐れがある。そのため、初期充電容量比は0.5未満が好ましい。
次に、前記した全固体リチウム二次電池1の製造方法について説明する。本実施形態に係る全固体リチウム二次電池1は、正極層10、負極層20、及び固体電解質層30をそれぞれ作製した後、上記の各層を積層することにより得ることができる。
まず、正極活物質層12を構成する材料(正極活物質、バインダ等)を非極性溶媒に添加して、スラリー(ペーストであってもよい)を作製する。ついで、得られたスラリーを、準備した正極集電体11上に塗布する。これを乾燥させることにより積層体を得る。次いで得られた積層体を、例えば静水圧を用いて加圧することで、正極層10が得られる。なお加圧工程は省略されてもよい。
まず、負極活物質層22を構成する材料(Agを必ず含む負極活物質、バインダ等)を極性溶媒又は非極性溶媒に添加することで、スラリー(ペーストであってもよい)を作製する。ついで、得られたスラリーを準備した負極集電体21上に塗布する。これを乾燥させることにより積層体を得る。次いで、得られた積層体を例えば静水圧を用いて加圧することで、負極層20を作製する。なお加圧工程は省略されてもよい。なお、スラリーを負極集電体21に塗布する方法は、特に限定されず、例えば、スクリーン印刷法、メタルマスク印刷法、静電塗装法、ディップコート法、スプレーコート法、ロールコート法、ドクターブレード法、グラビアコート法等であってよい。
固体電解質層30は、硫化物系固体電解質材料から形成された固体電解質により作製することができる。
正極層10と負極層20とで固体電解質層30を挟むように配置し、これを例えば静水圧等を用いて加圧することにより、本実施形態に係る全固体リチウム二次電池1を得ることができる。なお、本実施形態の全固体リチウム二次電池1は、エンドプレート等を用いて高い外部圧力を印加する必要がなく、使用時において、正極層10、負極層20及び固体電解質層30に印加される外部圧力が1MPa以下であっても、上記した優れた放電容量を発揮できる。
次に、全固体リチウム二次電池1の充電方法について説明する。
<1.サンプル作製>
まず以下の手順により、負極活物質層として無定形炭素を含有する全固体リチウム二次電池のサンプル(No.1~37)を作製した。
正極活物質としてLiNi0.8Co0.15Al0.05O2(NCA)を準備した。この正極活物質に対し、非特許文献1に書かれている方法により、Li2O-ZrO2で被覆を行った。また固体電解質として、Argyrodite型結晶であるLi6PS5Clを準備した。また、バインダとして、ポリテトラフルオロエチレン(デュポン社製テフロン(登録商標)バインダ)を準備した。また、導電助剤としてカーボンナノファイバー(CNF)を準備した。ついで、これらの材料を、正極活物質:固体電解質:導電助剤:バインダ=88:12:2:1の質量比で混合した。混合物をシート状に引き伸ばして、正極活物質シートを作製した。そしてこの正極活物質シートを約1.7cm角に成形し、18μm厚のアルミ箔からなる正極集電体に圧着することにより、サンプルNo.1~37に用いる正極層を作製した。
次にサンプルNo.1~37に用いる負極層を次のようにして作成した。
10μm厚のNi箔(サンプル1)と、10μm厚のSUS304箔から成る負極集電体上に30μm厚のLi金属箔を積層した積層体(サンプル2)とを準備した。これらを、それぞれ約2cm角で打ち抜き負極層とした。ただし、この負極層には、突出部があり、後述するように電池の負極用端子として用いる。このようにして、サンプルNo.1及び2に用いる負極層を作製した。
N-メチルピロリドン(NMP)溶液に溶かしたバインダ(クレハ社製#9300)を準備した。表1に示す負極活物質をこのバインダに投入した後、この混合溶液にNMPを少しずつ加えながら撹拌することでスラリーを作製した。そしてスクリーン印刷法により、10μm厚のSUS304箔から成る負極集電体上に、作製したスラリーを負極活物質層として塗布した。ここで、各サンプルの負極活物質層における負極活物質の含有量、負極活物質層の層厚は表1に示す値になるよう調整した。例えば、サンプルNo.15の負極層は、負極活物質層が負極活物質としてカーボンブラック(表1でCBと表記)とAgとSiを含有し、それぞれの含有量は75wt%、7.5wt%、17.5wt%である。また、負極層の積層方向(すなわち負極集電体におけるスラリーの塗布面に垂直な方向)から視た単位面積当たりのAgの含有量が、表1に示す値になるように調整した。そして、空気中で約80℃で約20分間乾燥させたのち、100℃で約12時間真空乾燥して積層体を得た。この積層体を約2cm角で打ち抜き負極層とした。ただし、この負極層には、突出部があり、後述するように電池の負極用端子として用いる。このようにして、サンプルNo.3~13及び15~37に用いる負極層を作製した。
No.10、12では、負極活物質の含有量が異なるスラリーを負極集電体上に二層塗した。具体的にはNo.10では、負極活物質としてカーボンブラック(負極活物質層全体における負極活物質の総重量を100wt%として60wt%。以下同じ。)のみを含有するスラリーをまず負極集電体上に塗布し、その上に負極活物質としてカーボンブラック(20wt%)とAg(20wt%)を含有するスラリーを塗布した。No.12では、負極活物質としてカーボンブラック(20wt%)とAg(20wt%)を含有するスラリーをまず負極集電体上に塗布し、その上に負極活物質としてカーボンブラック(60wt%)のみを含有するスラリーを塗布した。
またNo.14では、負極集電体上に負極活物質として、まずAgめっき箔を積層し、この上にCBのみを含有するスラリーを塗布した。
Li6PS5Cl固体電解質に、当該固体電解質の質量に対して1質量%のゴム系バインダを加えた。この混合物にキシレンとジエチルベンゼンを加えながら撹拌することで、スラリーを作製した。このスラリーを不織布の上にブレードコーターを用いて塗布し、空気中で40℃で乾燥させた。これにより得られた積層体を40℃で12時間真空乾燥した。この積層体を約2.2cm角で打ち抜き、サンプルNo.1~37に用いる固体電解質層を作製した。
作製した正極層、固体電解質層及び負極層をこの順で重ねて、真空中でラミネートフィルムに封じることにより全固体リチウム二次電池のサンプルNo.1~37を作製した。ここで、正極集電体と負極集電体のそれぞれ一部を、電池の真空を破らないようにラミネートフィルムから外に突出させた。これらの突出部を正極層及び負極層の端子とした。さらに、この全固体リチウム二次電池を490MPaで30分間静水圧処理した。その後、いずれのサンプルに対しても、エンドプレートによる挟み込み等による圧力の印加(加圧)を行わなかった。すなわち、各サンプルに作用していた外部圧力は1MPa以下(具体的には大気圧程度)であったといえる。
作製したサンプルNo.1~37の全固体リチウム二次電池に対して、以下の要領で充放電試験を行い、その電池特性(放電容量)を評価した。
具体的には、作製した全固体リチウム二次電池を60℃の恒温槽に入れて、電池特性を評価した。第1サイクルでは、電池電圧が4.25Vになるまで0.6mA/cm2の定電流で充電を行い、電流が0.5mAになるまで4.25Vの定電圧で充電を行った。その後電池電圧が2.5Vになるまで1.2mA/cm2の定電流で放電を行った(0.2C放電)。第2サイクル及び第3サイクルでは、第1サイクルと同じ条件で充電を行った。そして、第2サイクルでは、電池電圧が2.5Vになるまで、2.0mA/cm2(0.33C放電)の定電流で放電を行った。第3サイクルでは、電池電圧が2.5Vになるまで、6.0mA/cm2(1C放電)の定電流で放電を行った。その結果を表2に示す。
ここで、0.2C放電での放電容量が100mAh/g以上であるものを放電容量に優れている(表2において〇と表記)と評価した。また、外部からの圧力の印加を行わない場合にもっとも影響を受けやすい1C放電での放電容量が100mAh/g以上であるものを、放電容量に特に優れている(表2において◎と表記)評価した。
表1及び表2に示すように、サンプルNo.3及び9~36は、いずれも本発明で規定する要件(負極活物質層がAgを有する)を満たす発明例たる全固体リチウム二次電池である。これらの全固体二次電池のサンプルはいずれも0.2C放電容量が100mAh/g以上であり、高い外圧を加えることなく優れた放電容量を発揮することを確認できた。
10 正極層
11 正極集電体
12 正極活物質層
20 負極層
21 負極集電体
22 負極活物質層
23 金属層
30 固体電解質層
Claims (10)
- 正極活物質層と、固体電解質層と、リチウムと合金又は化合物を形成する負極活物質層とをこの順に備えるものであって、
前記負極活物質層がAgを含有するものであり、
過充電した状態において前記負極活物質層近傍に析出した金属層が、γ 1 相又はβLi相の少なくとも一方のLi(Ag)合金を含有する全固体リチウム二次電池。 - 前記負極活物質層が、含有する負極活物質の総重量を100wt%として、Agを10wt%以上、100wt%以下含有する請求項1に記載の全固体リチウム二次電池。
- 前記負極活物質層が、含有する負極活物質の総重量を100wt%として、Agを20wt%以上、80wt%以下含有する請求項2記載の全固体リチウム二次電池。
- 前記負極活物質層における単位面積当たりのAgの含有量が、0.05mg/cm2以上、5mg/cm2以下である請求項1~3のいずれか1項に記載の全固体リチウム二次電池。
- 前記負極活物質層における単位面積当たりのAgの含有量が、0.1mg/cm2以上、2.0mg/cm2以下である請求項4に記載の全固体リチウム二次電池。
- 前記負極活物質層が、無定形炭素、金、白金、パラジウム、ケイ素、アルミニウム、ビスマス、錫、インジウム及び亜鉛よりなる群から選択される少なくとも1種を更に含む請求項1~5のいずれかに記載の全固体リチウム二次電池。
- 前記負極活物質層が、粒子状又は膜状のAgを含有する請求項1~6のいずれかに記載の全固体リチウム二次電池。
- 使用時に、前記正極活物質層、前記固体電解質層及び前記負極活物質層に印加される外部圧力が1.0Mpa以下である請求項1~7のいずれか1項に記載の全固体リチウム二次電池。
- 請求項1~8の何れか1項に記載の全固体二次電池を、前記負極活物質層の容量を超えて充電することを特徴とする、全固体リチウム二次電池の充電方法。
- 充電量が前記負極活物質層の充電容量の2倍以上100倍以下の間の値であることを特徴とする、請求項9に記載の全固体リチウム二次電池の充電方法。
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