JP7318318B2 - ヘッドユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドユニットおおよび画像形成装置に関する。
近年、電子化された情報の出力に用いられる画像形成装置が欠かせない機器となっている。このような画像形成装置として、いわゆるインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタは、搬送されてくるシート状の記録媒体(用紙など)に対し、液体インクなどを液滴として吐出するインクジェットヘッドを備える。
従来から、インクジェットヘッドの構成の違いによって、異なる種類のインクジェットプリンタが知られている。高速印刷を行うインクジェットプリンタにおいては、インクジェットヘッドを記録媒体に対向する態様で、且つ記録媒体の搬送方向と直交する方向に複数配列した「ラインヘッド方式」が採用される。ラインヘッド方式のインクジェットプリンタは、記録媒体の搬送を停止することなく、画像形成プロセスを実行する。
印刷速度が比較的遅いインクジェットプリンタにおいては、記録媒体の搬送方向と直交する方向に、インクジェットヘッドを摺動させながらインク滴を吐出する「シリアルヘッド方式」が採用される。シリアルヘッド方式のインクジェットプリンタは、記録媒体を間欠的に搬送し、記録媒体が停止しているときにインク滴を吐出するように画像形成プロセスを実行する。
従来から知られるインクジェットプリンタのいずれも、インク滴の吐出口であるノズルの配列方向やインクジェットヘッドの移動方向を、記録媒体の搬送方向と直交するように調整し維持することが求められる。
そこで、インクジェットヘッドにおけるノズルの配列方向や移動方向の、記録媒体の搬送方向に対する角度が直角になるように調整する構造を備え、同構造に偏心軸を用いた技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されている技術は、ヘッドの位置を複数方向に調整することはできない。
本発明は、ヘッドの位置を複数方向に調整できるヘッドユニットおよびヘッド位置調整機構を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、媒体に液滴を吐出する吐出口を有するヘッドと、前記液滴の吐出方向に延びる第一回転軸を中心に回転可能、かつ、前記ヘッドの長手方向に延びる第二回転軸を中心に回転可能であって、前記ヘッドを保持する保持部材と、前記第一回転軸を中心とした回転力を前記保持部材に与える第一偏心軸と、前記第二回転軸を中心とした回転力を前記保持部材に与える第二偏心軸と、からなる調整部と、を備え、前記第一回転軸を中心とした前記保持部材の回転と、前記第二回転軸を中心とした前記保持部材の回転は、独立して行うことができ、前記調整部は、回転中心軸に対して所定の偏心量を有する第一偏心部材と、前記回転中心軸に対して前記第一偏心部材よりも小さな偏心量を有する第二偏心部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドの位置を複数方向に調整できる。
本発明に係る画像形成装置の実施形態を示す概略構成図。 本実施形態に係るヘッド位置調整機構を備えるヘッドユニットの懸架構造を示す構成図。 本実施形態に係るヘッド位置調整機構の構成例を示す平面図。 図3に示す構成例を一方向から見たヘッド位置調整機構の側面断面図。 図3に示す構成例を図4とは別方向から見たヘッド位置調整機構の側面図。 本実施形態に係るヘッド位置調整機構が備える粗調整機構と微調整機構の構成を示す構成図。 本実施形態に係る粗調整機構と微調整機構の詳細な構成を示す構成図。 本実施形態に係るヘッド位置調整機構の別の構成例を示す側面図。
本発明は、インクジェットプリンタである画像形成装置に用いられるヘッド位置調整機構に関するものである。ヘット位置調整機構とは、印字モジュールであるインクジェットヘッドが備えるノズル口の位置を記録媒体に対して調整する構造体をいう。このノズル口は、インクジェットヘッドが備える記録ヘッドに含まれる構成である。すなわち、本発明は、記録ヘッドの位置を調整するヘッド位置調整機構に関するものである。
本発明に係るヘッド位置調整機構は、シート状の被搬送物である記録媒体に液体インクなどを液滴として吐出する画像形成装置のインク滴吐出口(ノズル)の配列方向と、記録媒体に対するインク滴の吐出方向の、これら二つの方向を共に調整できることを要旨の一つとする。本発明に係るヘッド位置調整機構によれば、ノズルの配列方向と記録媒体に対するインク滴の吐出方向の双方が、それぞれ直角になるように調整することができる。
本発明に係るヘッド位置調整機構は、画像形成装置の印字モジュールを構成する部品の寸法精度を、ラフにすることができ、当該部品の製造コストを低く抑えることができる。また、複数の印字モジュールを備える画像形成装置では、どの印字モジュールも(記録媒体にインク滴が付着し画像が形成される)印刷面とインク吐出方向を、ほぼ同等に直角にできる。したがって、各印字モジュールにおける吐出条件を同一にできて、吐出条件設定を簡易化できると共にノズル列を記録媒体の搬送方向と直角に調整することもできるので、画像品質を良好にできる。
[画像形成装置の実施形態]
まず、本発明に係る画像形成装置の実施形態であるインクジェットプリンタ100について図1を用いて説明する。図1は、インクジェットプリンタ100と、乾燥装置200と、備える画像形成システム1000の構成を例示する構成図である。本実施形態に係るインクジェットプリンタ100は、インクジェット方式により画像形成用の液体であるインクを被記録媒体に吐出して画像を形成するプリンタである。
インクジェットプリンタ100は、搬送ドラム10と、液体吐出ヘッドユニット20と、表示部70と、を含む。搬送ドラム10は、被記録媒体としての用紙1を外周面に保持して搬送する円筒状の部材である。液体吐出ヘッドユニット20は、各色のインク液に個別に対応するように複数備えられていて、それぞれにおいて液滴を吐出する複数のノズルを有していて、ノズル列が搬送ドラム10の回転方向と直交する方向に配置されている。液体吐出ヘッドユニット20は、インクジェット方式によりインクを吐出する印字モジュールである。表示部70は、液体吐出ヘッドユニット20などが備えるセンサにより検知される情報や、インクジェットプリンタ100の制御に要する情報を表示する。
また、インクジェットプリンタ100は、液体吐出ヘッドユニット20が搬送されてくる用紙1の記録面に対してインク滴を吐出できるように保持する梁50を備えている。梁50は、用紙1の搬送方向に直交する方向であって、用紙1の搬送方向に対して直交する方向である水平面方向において位置決めされている。なお、梁50が位置決めされている方向は、用紙1に対する主走査方向ともいう。この梁50に液体吐出ヘッドユニット20は懸架されて、所定の位置および姿勢で保持される。
インクジェットプリンタ100における用紙1の搬送方向(以下、「用紙搬送方向」とする。)の下流側には、インクジェット方式で画像が形成された用紙1を乾燥させる乾燥装置200が配置されている。乾燥装置200は、用紙1の裏面にさらに画像を形成するための用紙反転搬送部60を備える。用紙反転搬送部60の、さらに下流側には乾燥した用紙1を排紙する排紙部を備えている。
なお、画像形成システム1000は、インクジェットプリンタ100の用紙搬送方向の上流側に、用紙1を給紙する給紙部や、用紙1のレジスト補正を行うレジスト調整部を備えていてもよい。
次に、画像形成システム1000において用紙1に画像を形成するための一連の画像形成動作について説明する。まず、1枚ずつ分離されピックアップされた用紙1が、レジスト調整部でレジスト補正が行われた後に、所定のタイミングでインクジェットプリンタ100に搬送される。
インクジェットプリンタ100に搬送された用紙1は、搬送ドラム10の表面に設けられたグリッパ30によって先端が挟まれて、搬送ドラム10の表面における位置が決められる。また、搬送ドラム10の表面には、無数のエアー吸引孔が形成されており、用紙1の全体を裏面からエアー吸引することによって、搬送ドラム10の表面に密着させた状態で保持することができる。
そして、搬送ドラム10の表面に密着された状態で保持された用紙1は、搬送ドラム10が図1の矢印方向に回転することにより、液体吐出ヘッドユニット20の方向に搬送される。
インクジェットプリンタ100には、搬送ドラム10の円周の表面に沿って液体吐出ヘッドユニット20のユニットが所定の液体を充填した状態で順に配設されている。液体吐出ヘッドユニット20に充填されている液体としては、カラー印刷を行うブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインク、および、用紙へインクを吐出する前または後にコーティング処理をおこなうためのコーティング液等が挙げられる。
この各色の液体吐出ヘッドユニット20の下方に、搬送ドラム10の表面に保持された用紙1が搬送され、所定のタイミングで液体吐出ヘッドユニット20から各色のインクやコーティング液が用紙1に対して吐出されることにより、用紙1に画像が形成される。
搬送ドラム10の表面の3ヶ所には、用紙1の先端を把持するグリッパ30が取り付けられている。これにより、搬送ドラム10がドラム回転軸11を中心に1回転する間に、3枚の用紙1に対して画像形成を行うことができる。
インクジェットプリンタ100によって画像が形成された用紙1は、乾燥ユニット41が配置されている乾燥装置200に搬送される。この乾燥ユニット41の下側を用紙1が通過することによってインク中の水分を蒸発させ、用紙1のカール(湾曲)を防止することができる。
また、乾燥装置200には用紙反転部61と用紙反転搬送部60とが設けられており、両面印刷時にはここで用紙1を反転して再度、インクジェットプリンタ100に用紙1を搬送する。用紙反転部61で用紙1の搬送方向を切り換えた後、用紙反転搬送部60によってインクジェットプリンタ100の方向に搬送される。用紙1は、搬送ドラム10に到達する前にレジストローラ62によってレジストの補正が行われる。
レジスト補正された用紙1は、搬送ドラム10に搬送され、グリッパ30に挟まれて、画像が形成されていない裏面が液体吐出ヘッドユニット20に対向するようにして搬送ドラム10の表面に保持される。そして、インクジェットプリンタ100では、搬送ドラム10の表面に保持された用紙1の画像が形成されていない裏面に対して液体吐出ヘッドユニット20から液滴が吐出され、画像形成が行なわれる。
両面に画像が形成された用紙1は、乾燥装置200を通過し、片面印刷および両面印刷時のいずれも同様に排紙部に搬送される。排紙部では、用紙1が揃えられた状態で積載される。以上説明したようにして、本実施形態に係る画像形成システム1000においては、画像形成出力が実行される。
[液体吐出ヘッドユニット20の懸架構造]
次に、本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット20が梁50に懸架される構造について図2を用いて説明する。図2は、一つの液体吐出ヘッドユニット20が梁50に懸架される構造について例示している。すでに説明をしたインクジェットプリンタ100は、複数の液体吐出ヘッドユニット20を備えている。そして、梁50は複数の液体吐出ヘッドユニット20を独立して懸架する構造を備えている。したがって、図2は、インクジェットプリンタ100が備える梁50の一部と、一つの液体吐出ヘッドユニット20を示しているものであって、梁50は、これらが複数連なった構造からなる構造体である。
液体吐出ヘッドユニット20は、その外観が用紙1の搬送方向と直交する面方向の寸法と同等かそれ以上の長さ寸法を有する直方体である。したがって、梁50も液体吐出ヘッドユニット20と同等以上の奥行きを有する。図2は、直方体の長手方向の端部方向から液体吐出ヘッドユニット20の懸架構造を見た図である。
ここで、以下の説明に用いる三次元直交座標系の軸について説明する。液体吐出ヘッドユニット20は、液体を吐出する吐出口が配列されている記録ヘッドであるヘッド部210を収容している。液体吐出ヘッドユニット20に収容されているヘッド部210が、液滴を吐出する吐出口を備える。このヘッド部210から液滴が吐出される方向の軸を「Z軸」とする。また、ヘッド部210において吐出口が配列されている面の短手方向と平行する軸であって、Z軸と直交する軸を「X軸」とする。さらに、X軸とY軸に直交する方向であって、吐出口の配列面の長手方向と平行する軸を「Y軸」とする。なお、各軸と平行する方向を示すときには、X方向、Y方向、Z方向と表記する。
図2に示すように、液体吐出ヘッドユニット20は、-Z方向に液滴を吐出するように構成されている。
ヘッド部210から吐出されるインク滴によって画像が形成される用紙1は、図2に示す+X方向に搬送される。したがって、ヘッド部210を備える液体吐出ヘッドユニット20は、用紙1の搬送方向であって、筐体の外形における短手方向に相当する「+X方向」、および、当該筐体の外形における長手方向に相当する「-Y方向」において形成されるX-Y平面と平行する面状に、吐出口の配列面が形成されている。また、液体吐出ヘッドユニット20は、吐出口の配列面から「-Z方向」において所定の高さ寸法を備える。
また、液体吐出ヘッドユニット20は、Y-Z平面と平行する側面の一方に、断面形状がV字形をなすV型レール21が設けられている。また、他方の側面には、断面形状が矩形をなす平型レール22が設けられている。V型レール21および平型レール22は、Z方向に乖離した所定の位置に複数設けられている。
また、図2に示すように、V型レール21が設けられている側面に対向する梁50の内側面には、V型レール21に合致する溝を備えるV型ローラ51が設けられている。また、平型レール22が設けられている側面に対向する梁50の内側面には、平型レール22に合致する外周面を備える平ローラ52が設けられている。このV型ローラ51と平ローラ52は、梁50の内側の面においてZ方向に乖離した位置に設けられている。そして、この二つのV型ローラ51を、それぞれ上下方向から挟み込むようにV型レール21が設けられている。また、二つの平ローラ52を、それぞれ上下方向から挟み込むように平型レール22が設けられている。
したがって、液体吐出ヘッドユニット20は、梁50の内側面に設けられているV型ローラ51と平ローラ52によって、梁50に対して所定の位置で懸架されて保持される構造を備える。なお、液体吐出ヘッドユニット20が備えるレール(V型レール21と平型レール22)は、ローラ(V型ローラ51と平ローラ52)によって懸架されているので、液体吐出ヘッドユニット20は梁50に対して、-Y方向に摺動する。そして、所定の位置に移動して止めることで、液体吐出ヘッドユニット20は、梁50に対して位置決めができる構成になっている。
[第一実施形態]
「液体吐出ヘッドユニット20のヘッド位置調整機構」
次に、本発明に係るヘッド位置調整機構の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るヘッド調整機構250は、液体吐出ヘッドユニット20の位置やヘッド部210が備える吐出口(ノズル面210a)の用紙1に対する向き調整することができる。より詳しくは、ヘッド調整機構250によれば、液体吐出ヘッドユニット20からのインク吐出方向と記録媒体面が成す角度、液体吐出ヘッドユニット20のノズル面210a(図4参照)が備えるインク吐出口の配列方向と用紙1の搬送方向が成す角度などを調整することができる。図3は、ヘッド調整機構250を含む液体吐出ヘッドユニット20をZ方向の最上面である天面から、上面部分の部材(後述する天板23a)を透かした図である。図4は、図3におけるA-A線断面図である。図5は、図4におけるB-B線断面図である。
まず、図3、図4、図5において明らかなように、液体吐出ヘッドユニット20の外形は、外側筐体203によって内部の構成が囲まれている直方体である。この直方体の外側筐体203の内部に、記録ヘッドを構成するヘッド部210が収容されている。したがって、ヘッド部210の傾きや、ヘッド部210が備えるノズル列の配列方向は、液体吐出ヘッドユニット20が備える、ヘッド調整機構によって調整可能になっている。この外側筐体203の一部の側面に、すでに説明したV型レール21と平型レール22が設置されている。
また、図3および図4に示すように、液体吐出ヘッドユニット20の外側筐体203の内側には、後方(-Y方向)の内壁の近傍に内側後筐体204が配置されている。内側後筐体204は、外側筐体203の後方の内壁から+Y方向に突出した部位に対し、水平方向調整支点軸であって第一回転軸であるノズル列方向調整支点軸206を介して保持されている。第一回転軸であるノズル列方向調整支点軸206は、液滴の吐出方向であるZ方向に延びる。この内側後筐体204は、ノズル列方向調整支点軸206を回転軸とすることで外側筐体203に対して水平方向(X-Y平面に沿う方向)に回転できる状態で保持されている。
また、外側筐体203の内側であって+Y側には、内側前筐体205が配置されている。内側前筐体205は、外側筐体203の底面の一部を構成する底面部203bに接する状態で所定の位置に保持されている。
外側筐体203の前面である+Y側の外壁には、孔(第一の孔)が形成されている。この第一の孔には、第一偏心軸であるノズル列方向調整エキセン280の一部を構成する外側筐体嵌合ボス280aが嵌合している。これによってノズル列方向調整エキセン280は、外側筐体203に嵌合している。また、内側前筐体205には、内側筐体嵌合穴205aが形成されている。この内側筐体嵌合穴205aには、ノズル列方向調整エキセン280の一部を構成する内側筐体嵌合ボス280bが嵌合している。外側筐体嵌合ボス280aと内側筐体嵌合ボス280bは、一体で構成されている。
外側筐体嵌合ボス280aの中心軸(Y方向の軸)と、内側筐体嵌合ボス280bの中心軸(Y方向の軸)は同一軸ではない。図4に示すように、これら二つの軸はずれている。すなわち、外側筐体嵌合ボス280aに対して内側筐体嵌合ボス280bは偏心している。この偏心により、ノズル列方向調整エキセン280を回転させると、ノズル列方向調整支点軸206を回転軸とする回転力を内側前筐体205に与えることができる。内側筐体嵌合穴205aは、幅(X方向の寸法)が内側筐体嵌合ボス280bと滑合する程度であって、高さ(Z方向の寸法)が幅よりも長い縦長の孔である。
ヘッド保持筐体211は、後方の端部(-Y側の端部)がボルト220によって内側後筐体204と締結されている。また、ヘッド保持筐体211は、前方の端部(+Y側の端部)がボルト220によって内側前筐体205に締結されている。ボルト220の座面にはボルト220の当接圧を検知可能な圧力検知シート等の圧力センサが設けられている。したがって、ボルト220が締まっている場合は、ボルト220の座面の当接圧が圧力センサによって検知される。この検知結果を、操作パネル等を備える表示部70に表示させることができる。この表示によって、ノズル列方向調整が可能であることを表示できる。
表示部70は、ノズル列方向調整支点軸206によるヘッド保持筐体211の回転と、ノズル方向調整支点軸207におけるヘッド保持筐体211の回転の、いずれか一方または両方を行うことができることを示す情報を視覚的に表示する。具体的に、ノズル列方向調整エキセン280および鉛直方向調整エキセン290を図形などで表示部70に表示する。また、ノズル列方向調整エキセン280を操作すれば図3の「矢印ア」の方向にヘッド保持筐体211を調整可能であり、鉛直方向調整エキセン290を操作すれば図5の「矢印イ」の方向にヘッド保持筐体211を調整可能である旨の情報を表示部70に表示する。視覚的に調整方向を表示することで、調整作業が容易になる。なお、表示部70を設ける構成に替えて、液体吐出ヘッドユニット20のノズル列方向調整エキセン280および鉛直方向調整エキセン290の付近に上記の情報を表示してもよい。表示の方法はパネルなどを用いた電子的なものに限られず、ヘッドユニットの前面にマークなどを付してもよい。
ヘッド部210は、保持部材としてのヘッド保持筐体211に締結され、保持されている。ヘッド部210からインク滴が吐出される方向は、-Z方向である。ヘッド部210の-Z側の端面であってX-Y平面と平行する面にインク滴の吐出口が配列されているノズル面210aが配置されている。
上記の構成を備える液体吐出ヘッドユニット20において、ノズル列方向調整エキセン280を回転させると、液滴の吐出方向に延びるノズル列方向調整支点軸206を支点にしてヘッド保持筐体211を、図3に明示する「矢印ア」の方向に動かすことができる。すなわち、ノズル列方向調整エキセン280を回転させることで、吐出口の配列面の平行方向であるX-Y平面に沿った方向に、ノズル面210aが移動するように、ヘッド保持筐体211を動かすことができる。これによって、ノズル面210aの面内におけるY軸の傾き、すなわち吐出口の配列の方向の傾きを調整することができる。調整をした後は、ノズル列方向調整エキセン280に設けられている回り止め230(図6参照)によって、ノズル列方向調整エキセン280が回転しないように固定することができる構成になっている。
ヘッド保持筐体211は、内側後筐体204と内側前筐体205に対して、鉛直方向調整支点軸であって第二回転軸であるノズル方向調整支点軸207によって、X-Z平面との平行する方向に回転可能に係合されている。第二回転軸であるノズル方向調整支点軸207は、ヘッドの長手方向であるY方向に延びる。
外側筐体203の前面である+Y側の外壁には、ノズル列方向調整エキセン280が嵌合する孔(第一の孔)とは別の孔(第二の孔)が形成されている。この第二の孔には、第二偏心軸である鉛直方向調整エキセン290の一部を構成する外側筐体嵌合ボス290aが嵌合している。これによって鉛直方向調整エキセン290は、外側筐体203に嵌合している。
また、内側前筐体205には、鉛直方向調整エキセン貫通孔205bが形成されている。この鉛直方向調整エキセン貫通孔205bには、鉛直方向調整エキセン290の一部を構成する内側筐体嵌合ボス290bが嵌合している。外側筐体嵌合ボス290aと内側筐体嵌合ボス290bは、一体で構成されている。
また、内側筐体嵌合ボス290bの先端近傍は、ヘッド保持筐体211の+Y側の側面から所定の深さ寸法をもって形成されたヘッド保持筐体嵌合穴211aに嵌合している。
外側筐体嵌合ボス290aのY方向の軸と、内側筐体嵌合ボス290bのY方向の軸は同一軸ではない。したがって、外側筐体嵌合ボス290aに対して内側筐体嵌合ボス290bは偏心している。この偏心により、鉛直方向調整エキセン290を回転させると、ノズル方向調整支点軸207を回転軸とする回転力をヘッド保持筐体211に与えることができる。ヘッド保持筐体嵌合穴211aは、幅(X方向の寸法)が内側筐体嵌合ボス290bと滑合する程度であって、高さ(Z方向の寸法)が幅よりも長い縦長の孔である。
内側前筐体205に設けられている鉛直方向調整エキセン貫通孔205bは、鉛直方向調整エキセン290を回転させても内側筐体嵌合ボス290bが接触しない大きさの孔である。ノズル列方向調整エキセン280を回して内側前筐体205を移動させても、鉛直方向調整エキセン290の内側筐体嵌合ボス290bと鉛直方向調整エキセン貫通孔205bは接触しない。すなわち、ノズル列方向調整エキセン280の操作によって内側前筐体205およびヘッド保持筐体211が回転するとき、鉛直方向調整エキセン290はその回転動作に干渉しない。
以上の構成を備える液体吐出ヘッドユニット20において、ボルト220を緩めてから、鉛直方向調整エキセン290を回転させると、ヘッドの長手方向に延びるノズル方向調整支点軸207を支点にしてヘッド保持筐体211を「矢印イ」の方向(図5参照)に動かすことができる。すなわち、鉛直方向調整エキセン290を回転させることで、吐出口の配列面の直交方向に、ヘッド保持筐体211を動かすことができる。これによって、Z軸の傾き、すなわちインク吐出方向の傾きを調整することができる。
以上説明をした構成により、「ヘッド部210+ヘッド保持筐体211」の単位、すなわち、ヘッド部210とヘッド保持筐体211を一体として、Z方向(鉛直方向)での調整をすることができる。また、「ヘッド部210+ヘッド保持筐体211+内側筐体(内側前筐体205と内側後筐体204)」の単位、すなわち、ヘッド部210と、ヘッド保持筐体211と、内側前筐体205と、内側後筐体204と、を一体として、ノズル列配列方向を変更する調整をすることができる。なお、ヘッド部210とヘッド保持筐体211とは、一体の部材で構成しても構わない。なお、ぞれぞれの調整は独立して行うことができ、一方の調整しているときに他方の調整機構(調整部)が干渉することはない。
すなわち、ヘッド調整機構250は、「ヘッド部210+ヘッド保持筐体211」を単位とする回転による調整と、「ヘッド部210+ヘッド保持筐体211+内側筐体(内側前筐体205と内側後筐体204)」を単位とする回転による調整のいずれか一方、または両方を行うことができる。
液体吐出ヘッドユニット20は、用紙1にインク滴を吐出するノズル口を有するヘッド部210と、ヘッド部210を保持する第一保持部材としてのヘッド保持筐体211と、ヘッド保持筐体211を保持する第二保持部材としての内側後筐体204および内側前筐体205と、内側後筐体204および内側前筐体205を保持する第三保持部材としての外側筐体203とを備える。
内側後筐体204および内側前筐体205は、第一方向としての液滴の吐出方向(Z方向)に延びる第一回転軸としてのノズル列方向調整支点軸206を中心として、外側筐体203に対して回転可能である。
ヘッド保持筐体211は、液滴の吐出方向とは異なる第二方向としてのヘッド長手方向(Y方向)に延びる第二回転軸としてのノズル方向調整支点軸207を中心として、内側後筐体204および内側前筐体205に対して回転可能である。
液体吐出ヘッドユニット20は、これらの構成により、簡易な構成でヘッド部210を2つの方向へ回転させることができ、その姿勢を調整することができる。なお、ノズル列方向調整支点軸206とノズル方向調整支点軸207とが延びる方向は互いに直交しているとより好ましい。これにより、ヘッド部210の調整機構(調整部)をより簡易な構成にできる。なお、上述した第一方向および第二方向を互いに逆になるように構成し、第一方向をヘッド長手方向(Y方向)、第二方向を液滴の吐出方向(Z方向)としてもよい。
また、液体吐出ヘッドユニット20は、鉛直方向調整エキセン貫通孔205bの大きさを上記にて説明した大きさにすることで、ノズル列方向調整と鉛直方向調整の調整順番を制限しなくてもよい構成になっている。
ノズル列方向調整エキセン280は、上下方向で内側前筐体205の中央部に設けることでスムーズに調整することができる。また、鉛直方向調整エキセン290は、ノズル列方向調整エキセン280の上側に設けることで、後述する「L2」(図8参照)を長くすることができる。これによって、鉛直方向の調整を微細に行うことができる。
なお、第一偏心軸であるノズル列方向調整エキセン280と、第二偏心軸である鉛直方向調整エキセン290は、それぞれ、外側筐体203の前面である+Y側の外壁に突出して設けられている。この突出部は、ノズル列方向調整エキセン280と鉛直方向調整エキセン290を操作する操作部に相当する。この操作部は、図3および図5に示すように、液体吐出ヘッドユニット20が備える側面のうち、液体吐出ヘッドユニット20を保持している部材としての梁50から当該液体吐出ヘッドユニット20が引き出される側の面に設けられている。これによって、ヘッド部210の位置の調整における調整方向を視覚的に確認することができる。したがって、調整作業を間違えることなくより効果的な調整を容易に行うことができる。
[液体吐出ヘッドユニット20のヘッド位置調整機構の粗調整機構と微調整機構]
次に、本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット20のヘッド調整機構250における「粗調整機構」と「微調整機構」について、図6および図7を用いて説明する。ここで、説明する「粗調整機構」と「微調整機構」は、上記にて説明をしたノズル列方向調整エキセン280が備えるものである。なお、鉛直方向調整エキセン290においても同様の機構を備えてもよい。
図6に示すように、液体吐出ヘッドユニット20が備えるノズル列方向調整エキセン280は、粗調整部を構成する粗調整用軸部材281と、微調整部を構成する微調整用軸部材282と、座金283と、軸部材284と、を備えている。座金283は、回り止め230によって、外側筐体203に固定される。この回り止め230と座金283によって、ノズル列方向調整エキセン280を回転しないように固定することができる。
図7に示すように、粗調整用軸部材281には、調整部材であるノズル列方向調整エキセン280の回転中心軸W(図7において一点鎖線で示している。)に対して大きな偏心量を有する第一偏心部材としての第一偏心ボス281bが設けられている。そして、微調整用軸部材282には、ノズル列方向調整エキセン280の回転中心軸Wに対して小さな偏心量を有する第二偏心部材としての第二偏心ボス282cが設けられている。第一偏心ボス281bは、所定の偏心量で、ノズル列方向調整エキセン280を回転中心軸Wに対して偏心させる。一方、第二偏心ボス281cは、第一偏心ボス281bの偏心量よりも小さい偏心量で、ノズル列方向調整エキセン280を回転中心軸Wに対して偏心させる。
以上の構成を備えるノズル列方向調整エキセン280によれば、同じ回転角度だけ回転させても、粗調整用軸部材281の場合にはヘッド保持筐体211を大きく回動させることができ、微調整用軸部材282の場合にはヘッド保持筐体211を小さく回動させることができる。そのため、ヘッド保持筐体211の回動角度の調整(ヘッド部210の位置調整)を効率的に精度良く簡単におこなうことができる。
[第二実施形態]
次に、液体吐出ヘッドユニット20の別の実施形態を説明する。図8に示す液体吐出ヘッドユニット20aは、ノズル方向調整支点軸207をノズル面210aの近傍に配置し、鉛直方向調整エキセン290をノズル面210aから離れた位置に配置したものである。なお、図8は、図5と同様に、図4において示したB-B線に相当する位置における、液体吐出ヘッドユニット20aの断面図である。
鉛直方向調整エキセン290における調整量をδとすると、ノズル面210aの移動量Δは、ノズル方向調整支点軸207とノズル面210aとの距離L1と、ノズル方向調整支点軸207と鉛直方向調整エキセン290との距離L2の比によって算出される。すなわち、移動量Δは、距離L1と距離L2の比に調整量δを乗じたものと等しくなる(Δ=δ*(L1/L2))。したがって、L2をL1より長くする(L2>L1)ことで、より微調整が可能になる。
以上説明をしたノズル列方向調整エキセン280と鉛直方向調整エキセン290を液体吐出ヘッドユニット20の引出し側(前面である+Y側)の同じ面に設けることにより、液体吐出ヘッドユニット20の位置および傾きを調整する調整機構への操作をし易くなり、液体吐出ヘッドユニット20の位置の調整を容易に行うことができる。
以上説明をした液体吐出ヘッドユニット20を備える画像形成装置であるインクジェットプリンタ100であれば、用紙1に対する液体吐出ヘッドユニット20の位置や傾きを容易に調整することができる。なお、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100では、複数の液体吐出ヘッドユニット20を備えるものを例示したが、液体吐出ヘッドユニット20を一つだけ備えるものにも、上記にて説明をしたヘッド調整機構250は適用できる。
1 :用紙
10 :搬送ドラム
11 :ドラム回転軸
20 :液体吐出ヘッドユニット
20a :液体吐出ヘッドユニット
21 :V型レール
22 :平型レール
23a :天板
30 :グリッパ
41 :乾燥ユニット
50 :梁
51 :V型ローラ
52 :平ローラ
60 :用紙反転搬送部
61 :用紙反転部
62 :レジストローラ
70 :表示部
100 :インクジェットプリンタ
200 :乾燥装置
203 :外側筐体
203b :底面部
204 :内側後筐体
205 :内側前筐体
205a :内側筐体嵌合穴
205b :鉛直方向調整エキセン貫通孔
206 :ノズル列方向調整支点軸
207 :ノズル方向調整支点軸
210 :ヘッド部
210a :ノズル面
211 :ヘッド保持筐体
211a :ヘッド保持筐体嵌合穴
220 :ボルト
230 :回り止め
280 :ノズル列方向調整エキセン
280a :外側筐体嵌合ボス
280b :内側筐体嵌合ボス
281 :粗調整用軸部材
281b :第一偏心ボス
282 :微調整用軸部材
282c :第二偏心ボス
283 :座金
284 :軸部材
290 :鉛直方向調整エキセン
290a :外側筐体嵌合ボス
290b :内側筐体嵌合ボス
1000 :画像形成システム
特開2013-063608号公報

Claims (12)

  1. 媒体に液滴を吐出する吐出口を有するヘッドと、
    前記液滴の吐出方向に延びる第一回転軸を中心に回転可能、かつ、前記ヘッドの長手方向に延びる第二回転軸を中心に回転可能であって、前記ヘッドを保持する保持部材と、
    前記第一回転軸を中心とした回転力を前記保持部材に与える第一偏心軸と、前記第二回転軸を中心とした回転力を前記保持部材に与える第二偏心軸と、からなる調整部と、
    を備え
    前記第一回転軸を中心とした前記保持部材の回転と、前記第二回転軸を中心とした前記保持部材の回転は、独立して行うことができ、
    前記調整部は、回転中心軸に対して所定の偏心量を有する第一偏心部材と、前記回転中心軸に対して前記第一偏心部材よりも小さな偏心量を有する第二偏心部材と、
    を有する、ヘッドユニット。
  2. 前記第一偏心軸により前記保持部材が回転するとき、前記第二偏心軸は当該保持部材の回転動作に干渉しない、請求項に記載のヘッドユニット。
  3. 前記第二偏心軸と前記吐出口が設けられた前記ヘッドのノズル面との距離は、前記第一偏心軸と前記ノズル面との距離よりも短い、請求項1又は2に記載のヘッドユニット。
  4. 前記吐出口が設けられた前記ヘッドのノズル面と前記第二回転軸との距離は、当該第二回転軸と前記調整部との距離よりも長い、請求項乃至のいずれか一項に記載のヘッドユニット。
  5. 前記第一偏心軸と前記第二偏心軸を操作する操作部が、ヘッドユニットのうち、前記ヘッドユニットを保持している部材から当該ヘッドユニットが引き出される側に配置されている、請求項乃至のいずれか一項に記載のヘッドユニット。
  6. 前記第一回転軸による前記保持部材の回転と、前記第二回転軸における前記保持部材の回転の、いずれか一方または両方を行うことができることを示す情報を表示する表示部を有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載のヘッドユニット。
  7. ヘッドユニットと、媒体を搬送する搬送部と、を備える画像形成装置であって、前記ヘッドユニットが、請求項1乃至のいずれか一項に記載のヘッドユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記ヘッドユニットを複数備え、各ヘッドユニットの前記ヘッドの位置を独立して調整可能であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 媒体に液滴を吐出する吐出口を有するヘッドと、
    前記ヘッドを保持する第一保持部材と、
    前記第一保持部材を保持する第二保持部材と、
    前記第二保持部材を保持する第三保持部材と、を備え、
    前記第二保持部材は、第一方向に延びる第一回転軸を中心として、前記第三保持部材に対して回転可能であり、
    前記第一保持部材は、前記第一方向と異なる第二方向に延びる第二回転軸を中心として、前記第二保持部材に対して回転可能であり、
    前記第一回転軸を中心とした回転力を前記第一保持部材に与える第一偏心軸と、前記第二回転軸を中心とした回転力を前記第一保持部材に与える第二偏心軸と、からなる調整部と、
    を備え
    前記第一回転軸を中心とした前記保持部材の回転と、前記第二回転軸を中心とした前記保持部材の回転は、独立して行うことができ、
    前記調整部は、回転中心軸に対して所定の偏心量を有する第一偏心部材と、前記回転中心軸に対して前記第一偏心部材よりも小さな偏心量を有する第二偏心部材と、
    を有する、
    ことを特徴とするヘッドユニット。
  10. 前記第一方向と前記第二方向とが互いに直交する、請求項に記載のヘッドユニット。
  11. 前記第一方向は液滴の吐出方向である、請求項または10に記載のヘッドユニット。
  12. 前記第二方向は前記ヘッドの長手方向である、請求項乃至11のいずれか一項に記載のヘッドユニット。
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