JP7318145B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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万紀 井上
菜那子 友安
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Abstract

【課題】ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供する。【解決手段】情報処理装置3は、特典コンテンツを示す情報と、付与施設とを関連付けて記憶する記憶部32と、ユーザが付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部331と、ユーザが付与施設を利用している場合に、ユーザ端末が撮像した撮像画像に対して付与施設に関連付けられている特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部334と、送信部334が表示情報を送信した場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する付与部336と、付与部336がユーザに付与した通信容量に基づいて、施設管理者が通信事業者に支払う費用を算出する算出部337と、算出部337が算出した費用を示す情報を出力する出力部338と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、遊園地においては、アトラクションの利用者が順番待ちの列に並んだ順に当該アトラクションが利用されている。特許文献1には、アトラクションの待ち時間を推定する技術が開示されている。
特開2018-081615号公報
利用者は、自身の順番が来るまでの間、スマートフォンで映像をはじめとするデジタルコンテンツを利用する場合がある。この場合において、利用者の待ち時間が長くなると、デジタルコンテンツを利用する時間が長くなることに伴ってデジタルコンテンツを利用するために消費する通信容量が多くなってしまい、利用者が利用する通信サービスにおいて利用可能な通信容量として定められている通信残量が低下する度合いが高くなってしまう場合があった。このように、遊園地等のようなエリアにおいては、ユーザの通信残量が低下する度合いが高くなり得るため、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを構築することが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる情報処理装置は、ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部と、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部と、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部と、前記送信部が前記表示情報を送信した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する付与部と、前記付与部が前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出する算出部と、前記算出部が算出した前記費用を示す情報を出力する出力部と、を有する。
前記付与施設は、対価を支払うことによって利用可能な施設であってもよいし、前記取得部は、前記ユーザが決済した決済履歴を取得してもよいし、前記送信部は、さらに、前記決済履歴を参照し、前記ユーザが前記付与施設に対して対価を支払った場合に、前記表示情報を送信してもよい。
前記記憶部は、前記所定の通信サービスにおいて前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶してもよいし、前記取得部は、前記ユーザ端末にインストールされているアプリケーションプログラムであって前記撮像画像に重畳して前記特典コンテンツを表示するための前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報に対応する前記決済履歴を取得してもよい。
前記付与部は、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を、前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報によって特定される前記ユーザに付与してもよい。
前記取得部は、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報を、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報として取得してもよいし、前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれている場合に、前記表示情報を送信してもよい。
前記取得部は、前記ユーザ端末が撮像した撮像画像を、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報として取得してもよいし、前記情報処理装置は、前記撮像画像に含まれる被写体に基づいて、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれているか否かを判定する判定処理部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれていると前記判定処理部が判定した場合に、前記表示情報を送信してもよい。
前記取得部は、前記ユーザ端末が測定した前記ユーザ端末の位置座標を示す情報を、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報として取得してもよいし、前記情報処理装置は、前記ユーザ端末の位置座標が前記付与施設に含まれているか否かを判定する判定処理部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記ユーザ端末の位置座標が前記付与施設に含まれていると前記判定処理部が判定した場合に、前記表示情報を送信してもよい。
前記付与部は、さらに、前記ユーザが前記所定の通信サービスを利用している場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与してもよい。
前記取得部は、前記送信部が前記表示情報を送信した後に、前記ユーザ端末が前記撮像画像に前記特典コンテンツを重畳して表示させたことを示す表示通知を取得してもよいし、前記付与部は、さらに前記取得部が前記表示通知を取得した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与してもよい。
前記取得部は、前記送信部が前記表示情報を送信した後において、前記ユーザ端末が前記撮像画像に重畳して表示させた前記特典コンテンツに対してユーザが所定の操作を行ったことを示す操作通知を取得してもよいし、前記付与部は、さらに前記取得部が前記操作通知を取得した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与してもよい。
前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記付与施設における混雑度合いが高いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記付与施設における混雑度合いが低いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信してもよい。
前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザの前記通信サービスの通信残量が少ないほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記ユーザの前記通信サービスの通信残量が多いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信してもよい。
前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記通信サービス又は前記通信サービス以外の他のサービスにおいて前記ユーザが過去に利用した利用度合いが高いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記通信サービス又は前記他のサービスにおいて前記ユーザが過去に利用した利用度合いが低いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信してもよい。
前記取得部は、前記ユーザの同伴者の数を特定するための情報をさらに取得してもよいし、前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記同伴者の数が多いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記同伴者の数が少ないほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信してもよい。
前記取得部は、前記付与施設を含むエリアにおける天気を示す情報をさらに取得してもよいし、前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記エリアにおける天気が悪いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記エリアにおける天気が良いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信してもよい。
前記送信部は、前記特典コンテンツ以外の他のコンテンツをさらに重畳して表示させるための前記表示情報を送信してもよい。
本発明の第2の態様にかかる情報処理方法は、ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部を有するコンピュータが実行する、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得するステップと、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信するステップと、前記表示情報を送信した場合に、送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与するステップと、前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出するステップと、算出した前記費用を示す情報を出力するステップと、を有する。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部を有するコンピュータを、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部、前記送信部が前記表示情報を送信した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する付与部、前記付与部が前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出する算出部、及び前記算出部が算出した前記費用を示す情報を出力する出力部、として機能させる。
本発明によれば、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供することができるという効果を奏する。
情報処理システムの概要を説明するための図である。 情報処理装置の機能構成を模式的に示す図である。 記憶部に記憶されているデータベースの構成の一例を示す図である。 ユーザ端末に表示された専用アプリの表示画面を模式的に表した図である。 情報処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
[情報処理システムSの概要]
図1は、情報処理システムSの概要を説明するための図である。情報処理システムSは、ユーザに特典として通信サービスで利用可能な通信容量を付与するために用いられるシステムである。情報処理システムSは、ユーザ端末1と、施設管理装置2と、情報処理装置3とを有する。
ユーザ端末1は、ユーザが使用する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末等である。ユーザ端末1は、情報を表示するディスプレイ等の表示部と、ユーザの操作を受け付けるタッチパネル等の操作部と、ユーザ端末1の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)受信部と、被写体を撮像するカメラ等の撮像部と、ユーザ端末1の向きを特定するジャイロセンサー等の向き特定部とを有する。
ユーザ端末1には、ユーザに通信容量を付与するために用いられる専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」という。)がインストールされている。専用アプリは、撮像部が撮像した撮像画像に疑似的なオブジェクトを重畳して表示する、いわゆるAR(Augmented Reality)表示の機能を提供する。例えば、専用アプリには、ユーザのIDが設定されている。
施設管理装置2は、所定の施設を管理する施設管理者によって管理される装置であり、例えば、サーバである。所定の施設は、遊園地をはじめとする屋外施設、又はショッピングモール等をはじめとする屋内施設、対価を支払うことによって利用可能な有料施設等である。所定の施設は、当該施設が存在するエリアであってもよい。
情報処理装置3は、通信サービスを提供する通信事業者が管理する装置であり、例えば、サーバである。情報処理装置3は、通信サービスの利用者に関する情報を管理している。利用者に関する情報は、例えば、利用者のID、利用者の通信残量等を含む情報である。また、情報処理装置3は、利用者に提供する特典に関する情報を管理している。特典に関する情報は、例えば、特典コンテンツを示す情報と、当該特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けた情報である。特典コンテンツは、特典として通信サービスで利用可能な通信容量を付与するためのコンテンツであり、例えば、ユーザに付与する通信容量を示す。
以下において、情報処理システムSが実行する処理について説明する。
まず、ユーザがユーザ端末1において専用アプリを起動させると、ユーザ端末1は、利用有無情報を情報処理装置3に送信する(図1における(1))。利用有無情報は、ユーザが付与施設を利用しているか否かを示す情報であり、例えば、ユーザ端末1の位置を特定するための情報である。
情報処理装置3は、ユーザが付与施設を利用している場合に、表示情報をユーザ端末1に送信する(図1における(2))。表示情報は、ユーザ端末1の撮像部が撮像した撮像画像に対して付与施設に関連付けられている特典コンテンツを重畳して表示させるための情報である。
ユーザ端末1は、表示情報を取得すると、当該表示情報に基づいて、撮像部が撮像した撮像画像に特典コンテンツを重畳して表示させる。情報処理装置3は、表示情報を送信した場合に、当該表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する(図1における(3))。
情報処理装置3は、ユーザに付与した通信容量に基づいて、請求費用を算出する(図1における(4))。請求費用は、施設管理者が通信サービスの通信事業者(情報処理装置3を管理する通信事業者)に支払う費用である。そして、情報処理装置3は、算出した請求費用を示す費用情報を施設管理装置2に送信する(図1における(5))。
このようにすることで、情報処理システムSは、付与施設に訪れたユーザに対して通信容量を提供することができる。これにより、ユーザは、例えば、遊園地におけるアトラクションの利用に伴う待ち時間、又はショッピングモールにおける家族の買い物の付き添いに伴う待ち時間において、付与された通信容量を消費して、電子出版物、音楽、ゲーム、映像等のデジタルコンテンツを利用することができる。また、施設管理者は、管理する付与施設に訪れたユーザに通信容量を提供させることで、付与施設に訪れる動機づけをユーザに提供することができる。その結果、情報処理システムSは、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供することができる。
以下、情報処理装置3の構成について説明する。
[情報処理装置3の構成]
図2は、情報処理装置3の機能構成を模式的に示す図である。情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備える。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示していないデータの流れがあってもよい。図2において、各機能ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示す機能ブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。機能ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
通信部31は、ネットワークに接続するための通信インターフェースであり、外部の端末及び外部のサーバからデータを受信するための通信コントローラを有する。
記憶部32は、情報処理装置3を実現するコンピュータのBIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)や情報処理装置3の作業領域となるRAM(Random Access Memory)、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム、当該アプリケーションプログラムの実行時に参照される種々の情報を格納するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置である。
記憶部32は、ユーザに関する情報を管理するユーザ管理データベースと、特典に関する情報を管理する特典管理データベースと、ユーザに通信容量を付与した付与履歴を管理する付与履歴管理データベースとを記憶している。図3は、記憶部32に記憶されているデータベースの構成の一例を示す図である。
図3(a)は、ユーザ管理データベースの構成を示す図である。図3(a)に示す例において、ユーザ管理データベースは、ユーザのIDと、ユーザの通信残量とを関連付けて記憶している。ユーザ管理データベースの構成は、図3(a)に示す例に限らず、例えば、ユーザが通信サービスにおいて過去に消費した通信容量の履歴、ユーザが通信サービスを利用しているか否かを示す利用状態情報等をさらに関連付けて記憶してもよい。
図3(b)は、特典管理データベースの構成を示す図である。図3(b)に示す例において、特典管理データベースは、特典コンテンツを示すコンテンツ情報と、付与施設とを関連付けて記憶している。コンテンツ情報は、例えば、ユーザに付与する通信容量の内容を含む。ユーザに付与する通信容量の内容は、例えば、通信事業者又は施設管理者によって定められる。例えば、施設管理者が通信事業者に支払う費用に上限がある場合、ユーザに付与する通信容量の内容は、付与施設の入場者数の最大値又は統計値(例えば、平均値、中央値、最頻値等)分のユーザに通信容量を付与した場合の通信容量の合計に基づく費用が、上限の費用を超えないように定められる。特典管理データベースに記憶されている付与施設は、ABC遊園地、DEFモール等の特定のエリアを示す名称であってもよいし、特定のエリアを定めるための複数の位置座標であってもよいし、特定の位置座標であってもよい。
図3(c)は、付与履歴管理データベースの構成を示す図である。図3(c)に示す例において、付与履歴管理データベースは、付与施設と、通信容量を付与したユーザのIDと、付与容量と、付与日を関連付けて記憶している。付与履歴管理データベースに記憶されているユーザのIDは、通信容量を付与したユーザのIDである。付与容量は、ユーザに付与した通信容量である。付与日は、ユーザに通信容量を付与した日付である。
図2に戻り、制御部33は、情報処理装置3のCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することによって、取得部331、判定処理部332、生成部333、送信部334、決定部335、付与部336、算出部337及び出力部338として機能する。
取得部331は、ユーザが付与施設を利用しているか否かを示す利用有無情報を取得する。利用有無情報は、例えば、ユーザ端末1の位置を特定するための位置特定情報(例えば、ユーザ端末1が撮像した撮像画像、及びユーザ端末1が測定したユーザ端末1の位置座標を示す情報のうちの少なくともいずれか)である。取得部331は、例えば、ユーザ端末1から位置特定情報を利用有無情報として取得する。取得部331は、ユーザ端末1から、ユーザのIDをさらに取得してもよい。
利用有無情報は、付与施設が有料施設である場合において当該有料施設を利用するための利用対価(例えば、遊園地等における入場料、アトラクションの利用料等)を支払ったか否か示す支払い有無情報(例えば、ユーザが決済した決済履歴等)であってもよい。この場合、取得部331は、例えば、ユーザ端末1から、支払い有無情報を利用有無情報として取得する。
なお、支払い有無情報は、施設管理装置2が管理してもよい。この場合、例えば、まず、ユーザがユーザ端末1において専用アプリを起動する操作を行うと、ユーザ端末1は、専用アプリに設定されているユーザのIDを情報処理装置3に送信する。取得部331は、ユーザ端末1からユーザのIDを取得すると、当該ユーザのIDによって示されるユーザが利用対価を支払ったか否かを施設管理装置2に問い合わせ、その問い合わせ結果を支払い有無情報として取得する。
また、支払い有無情報は、情報処理装置3が管理してもよい。例えば、記憶部32には、各ユーザの決済履歴が記憶されており、取得部331は、ユーザ端末1から取得したユーザのIDによって示されるユーザの決済履歴を読み出すことにより、支払い有無情報を取得する。
送信部334は、ユーザが付与施設を利用している場合に、当該ユーザのユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して付与施設に関連付けられている特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。具体的には、情報処理装置3は、以下の4つのステップを実行することにより、付与施設を利用しているユーザのユーザ端末1に対して表示情報を送信する。
第1のステップとして、判定処理部332は、利用有無情報に基づいて、ユーザが付与施設を利用しているか否かを判定する処理を実行する。例えば、利用有無情報が位置特定情報である場合、判定処理部332は、特典管理データベースに記憶されている一以上の付与施設のうち、取得部331が取得した位置特定情報によって特定されるユーザ端末1の位置を含む付与施設があるか否かを判定する処理を実行する。
例えば、ユーザ端末1が撮像した撮像画像が位置特定情報に含まれる場合、まず、判定処理部332は、撮像画像を解析し、当該撮像画像に含まれる被写体(例えば、ABC遊園地の観覧車、DEFモールの入り口等)を特定する。そして、判定処理部332は、特典管理データベースに記憶されている一以上の付与施設のうち、特定した被写体が存在する付与施設があるか否かを判定する。
また、例えば、ユーザ端末1の位置座標を示す情報が位置特定情報に含まれる場合、判定処理部332は、特典管理データベースに記憶されている一以上の付与施設のうち、ユーザ端末1の位置座標を含む付与施設があるか否かを判定する。ユーザ端末1が撮像した撮像画像と、ユーザ端末1の位置座標を示す情報とが位置特定情報に含まれる場合、判定処理部332は、特典管理データベースに記憶されている一以上の付与施設のうち、2つの情報を用いることによって特定されるユーザ端末1の位置を含む付与施設があるか否かを判定してもよい。
利用有無情報が支払い有無情報である場合、判定処理部332は、支払い有無情報を参照し、ユーザが付与施設に対して利用対価を支払ったか否かを判定する。具体的には、判定処理部332は、支払い有無情報を参照し、特典管理データベースに記憶されている一以上の付与施設のうち、利用対価を支払って利用した付与施設があるか否かを判定する。判定処理部332は、ユーザが付与施設を利用していないと判定した場合、処理を終了する。
第2のステップとして、取得部331は、ユーザが付与施設を利用していると判定処理部332が判定した場合、ユーザ端末1から当該ユーザ端末1の状態を示す状態情報を取得する。状態情報には、少なくともユーザ端末1の撮像部の向きを示す情報が含まれるが、これに限らず、ユーザ端末1の位置座標を示す情報がさらに含まれてもよい。
例えば、まず、取得部331は、判定処理部332がユーザ端末1の位置を含む付与施設があると判定した場合、状態情報の送信要求をユーザ端末1に送信する。ユーザ端末1は、送信要求を取得すると、状態情報を情報処理装置3に送信する。そして、取得部331は、ユーザ端末1から状態情報を取得する。
第3のステップとして、生成部333は、取得部331が取得した状態情報に基づいて、表示情報を生成する。具体的には、生成部333は、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に重畳するための画像であって、特典管理データベースにおいて判定処理部332が判定した付与施設に関連付けられているコンテンツ情報の特典コンテンツ(オブジェクト)を表示したオブジェクト画像を、表示情報として生成する。
第4のステップとして、送信部334は、生成部333が生成した表示情報をユーザ端末1に送信する。その後、ユーザ端末1は、表示情報を取得すると、撮像部が撮像した撮像画像にオブジェクト画像を重畳して表示部に表示させる。情報処理装置3は、第1のステップにおいてユーザが付与施設を利用していると判定すると、所定の間隔で第2のステップから第4のステップまでの処理を繰り返し実行する。
送信部334は、例えば、ある付与施設において各ユーザ共通の内容の特典コンテンツ(特典管理データベースにおいてある付与施設に関連付けられているコンテンツ情報が示す特典コンテンツ)に対応する表示情報を送信する。送信部334は、ある付与施設において当該付与施設の状態又はユーザに応じて異なる内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信してもよい。
具体的には、まず、決定部335は、ユーザが付与施設を利用していると判定処理部332が判定した場合、当該付与施設の状態又はユーザに応じて、当該付与施設に関連付けられている特典コンテンツの内容を決定する。生成部333は、決定部335が決定した内容の特典コンテンツを表示したオブジェクト画像を表示情報として生成する。そして、送信部334は、生成部333が生成した表示情報をユーザ端末1に送信する。
例えば、付与施設が遊園地である場合において、遊園地の混雑度合いが高いと、アトラクションに乗るための待ち時間が長くなり得る。ユーザがユーザ端末1において待ち時間にデジタルコンテンツを利用する場合、待ち時間が長くなるほどデジタルコンテンツの利用に伴って消費する通信容量が多くなり得る。
そこで、情報処理装置3は、付与施設における混雑度合いに応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信してもよい。情報処理装置3は、以下の3つのステップを実行することにより、付与施設における混雑度合いに応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信する。
第1のステップとして、取得部331は、ユーザが付与施設を利用している場合に、当該付与施設における混雑度合いを特定するための混雑特定情報を取得する。混雑特定情報は、例えば、付与施設の近辺の基地局と通信するユーザ端末1(ユーザ)の数を示す情報であり、取得部331は、付与施設が通信エリアに含まれる基地局から混雑特定情報を取得する。混雑特定情報は、付与施設(例えば遊園地、ショッピングモール等)における入場者数を示す情報であってもよく、この場合、取得部331は、施設管理装置2から混雑特定情報を取得する。
第2のステップとして、決定部335は、ユーザが付与施設を利用している場合に、当該付与施設における混雑度合いが高いほど価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、付与施設における混雑度合いが低いほど価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。具体的には、決定部335は、取得部331が取得した混雑特定情報によって示されるユーザの数が混雑度閾値を超える場合、価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、当該ユーザの数が混雑度閾値を超えない場合、価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。混雑度閾値は、例えば、付与施設ごとに予め定められた閾値である。
例えば、特典管理データベースには、付与施設と、ユーザの数が混雑度閾値を超える場合における第1コンテンツ情報と、ユーザの数が混雑度閾値を超えない場合における第2コンテンツ情報とが関連付けて記憶されている。第1コンテンツ情報及び第2コンテンツ情報は、異なる内容のコンテンツ情報であり、第1コンテンツ情報(例えば、通信容量1GBを付与)の方が、第2コンテンツ情報(例えば、通信容量500MBを付与)よりも価値が高い特典コンテンツの内容である。
この場合において、決定部335は、ユーザの数が混雑度閾値を超える場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第1コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。一方、決定部335は、ユーザの数が混雑度閾値を超えない場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第2コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。
第3のステップとして、送信部334は、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して決定部335が決定した内容の特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。このようにすることで、情報処理装置3は、付与施設の状況に応じた通信容量をユーザに提供することができる。
送信部334は、ユーザの通信サービスの通信残量に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信してもよい。情報処理装置3は、以下の2つのステップを実行することにより、ユーザの通信サービスの通信残量に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信する。
第1のステップとして、決定部335は、ユーザが付与施設を利用している場合に、ユーザの通信サービスの通信残量が少ないほど価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、ユーザの通信サービスの通信残量が多いほど価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。具体的には、決定部335は、取得部331が取得したユーザIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されているユーザの通信残量が予め定められた残量閾値(例えば、100MB等)を超えない場合、価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、当該ユーザの通信残量が残量閾値を超える場合、価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。
例えば、特典管理データベースには、付与施設と、通信残量が残量閾値を超えない場合における第1コンテンツ情報と、通信残量が残量閾値を超える場合における第2コンテンツ情報とが関連付け記憶されている。
この場合において、決定部335は、ユーザの通信残量が残量閾値を超えない場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第1コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。一方、決定部335は、ユーザの通信残量が残量閾値を超える場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第2コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。
第2のステップとして、送信部334は、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して決定部335が内容を決定した特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。このようにすることで、情報処理装置3は、ユーザの通信残量に応じた通信容量をユーザに提供することができる。
送信部334は、通信サービス又は通信サービス以外の他のサービス(以下、「対象サービス」という。)におけるユーザの利用実績に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信してもよい。他のサービスは、例えば、ショッピングサービス等である。情報処理装置3は、以下の3つのステップを実行することにより、対象サービスにおけるユーザの利用実績に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信する。
第1のステップとして、取得部331は、ユーザが付与施設を利用している場合に、対象サービスにおけるユーザの利用実績を示す情報を取得する。例えば、対象サービスが通信サービスである場合、取得部331は、取得したユーザのIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されているユーザが通信サービスにおいて過去に消費した通信容量の履歴を、ユーザの利用実績を示す情報として取得する。また、例えば、対象サービスが他のサービスである場合、取得部331は、他のサービスを管理する不図示のサーバから、他のサービスにおけるユーザの利用実績を示す情報を取得する。
第2のステップとして、決定部335は、ユーザが付与施設を利用している場合に、対象サービスにおいてユーザが過去に利用した利用度合いが高いほど価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、通信サービス又は他のサービスにおいてユーザが過去に利用した利用度合いが低いほど価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。対象サービスの利用度合いは、例えば、通信サービスにおいてユーザが過去に消費した通信容量、ユーザが他のサービスにおいて支払った金額、又はユーザが他のサービスを利用した回数等である。
具体的には、決定部335は、対象サービスにおいてユーザが過去に利用した利用度合いが予め定められた利用閾値を超える場合、価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、対象サービスにおいてユーザが過去に利用した利用度合いが利用閾値を超えない場合、価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。
例えば、特典管理データベースには、付与施設と、ユーザの利用度合いが利用閾値を超える場合における第1コンテンツ情報と、ユーザの利用度合いが利用閾値を超えない場合における第2コンテンツ情報とが関連付け記憶されている。
この場合において、決定部335は、ユーザの利用度合いが利用閾値を超える場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第1コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。一方、決定部335は、ユーザの利用度合いが利用閾値を超えない場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第2コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。
第3のステップとして、送信部334は、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して決定部335が内容を決定した特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。このようにすることで、情報処理装置3は、ユーザの対象サービスにおける利用度合いに応じた通信容量をユーザに提供することができる。
送信部334は、ユーザに同伴する同伴者の数に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信してもよい。情報処理装置3は、以下の3つのステップを実行することにより、ユーザの同伴者の数に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信する。
第1のステップとして、取得部331は、ユーザが付与施設を利用している場合に、ユーザの同伴者の数を特定するための同伴者特定情報をさらに取得する。同伴者特定情報は、例えば、ユーザがユーザ端末1において入力した情報であり、取得部331は、ユーザ端末1から同伴者特定情報を取得する。同伴者特定情報は、ユーザが付与施設に入場する時に提示した情報であってもよく、この場合、取得部331は、施設管理装置2から同伴者特定情報を取得する。
第2のステップとして、決定部335は、ユーザの同伴者の数が多いほど価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、ユーザの同伴者の数が少ないほど価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。具体的には、決定部335は、取得部331が取得した同伴者情報によって示されるユーザの同伴者の数が予め定められた同伴者閾値(例えば、1人等)を超える場合、価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、当該ユーザの同伴者の数が同伴者閾値を超えない場合、価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。
例えば、特典管理データベースには、付与施設と、ユーザの同伴者の数が同伴者閾値を超える場合における第1コンテンツ情報と、ユーザの同伴者の数が同伴者閾値を超えない場合における第2コンテンツ情報とが関連付け記憶されている。
この場合において、決定部335は、ユーザの同伴者の数が同伴者閾値を超える場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第1コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。一方、決定部335は、ユーザの同伴者の数が同伴者閾値を超えない場合に、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設に関連付けられている第2コンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。
第3のステップとして、送信部334は、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して決定部335が内容を決定した特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。このようにすることで、情報処理装置3は、ユーザの同伴者の数に応じた通信容量をユーザに提供することができる。
送信部334は、付与施設の天気に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信してもよい。情報処理装置3は、以下の3つのステップを実行することにより、付与施設の天気に応じた内容の特典コンテンツに対応する表示情報を送信する。
第1のステップとして、取得部331は、ユーザが付与施設を利用している場合に、付与施設における天気を示す天気情報をさらに取得する。取得部331は、例えば、天気予報を管理する不図示のサーバから、天気情報を取得する。
第2のステップとして、決定部335は、付与施設における天気が悪い(例えば、雨、雪等)ほど価値が高い特典コンテンツの内容を決定し、付与施設における天気が良い(例えば、晴れ、くもり等)ほど価値が低い特典コンテンツの内容を決定する。
例えば、特典管理データベースには、付与施設と、天気ごとのコンテンツ情報とが関連付け記憶されている。例えば、雨(悪い天気)に対応するコンテンツ情報の方が、晴れ(良い天気)に対応するコンテンツ情報よりも価値が高い特典コンテンツの内容が設定されている。この場合において、決定部335は、特典管理データベースにおいてユーザ端末1の位置が含まれる付与施設及び付与施設の天気に関連付けられているコンテンツ情報を、ユーザに付与する特典コンテンツの内容として決定する。
第3のステップとして、送信部334は、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して決定部335が内容を決定した特典コンテンツを示す特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。このようにすることで、情報処理装置3は、付与施設の天気に応じた特典コンテンツをユーザに提供することができる。
送信部334は、特典コンテンツ以外の他のコンテンツをさらに重畳して表示させるための表示情報を送信してもよい。他のコンテンツは、例えば、花火等のエンターテインメントのコンテンツである。このようにすることで、情報処理装置3は、専用アプリを利用するための動機づけをユーザに提供することができる。
付与部336は、所定の条件を満たす場合に、ユーザに通信容量を付与する。具体的には、付与部336は、送信部334が表示情報を送信した場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。
具体的には、付与部336は、送信部334が表示情報を送信した場合に、表示情報に対応する特典コンテンツによって示される通信容量を、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量としてユーザに付与する。付与部336は、例えば、所定の条件を満たす場合に、取得部331が取得したユーザのID(専用アプリに設定されているユーザのID)に関連付けてユーザ管理データベースに記憶されているユーザの通信残量に、表示情報に対応する通信容量を加算することにより、ユーザに通信容量を付与する。
付与部336は、さらに、ユーザ端末1において特典コンテンツが表示された場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与してもよい。具体的には、まず、取得部331は、送信部334が表示情報を送信した後に、ユーザ端末1が撮像画像に特典コンテンツを重畳して表示させたことを示す表示通知を取得する。そして、付与部336は、さらに取得部331が表示通知を取得した場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。
図4は、ユーザ端末1に表示された専用アプリの表示画面を模式的に表した図である。図4(a)に示す表示画面には、付与施設(例えば遊園地)においてある位置及びある向きで撮像された撮像画像G1が表示されている。図4(a)に示す表示画面には、特典コンテンツが表示されていない。この場合において、ユーザ端末1を所持するユーザが移動したり、ユーザがユーザ端末1の向きを変えたりすると、図4(b)に示す表示画面が表示される。図4(b)に示す表示画面には、撮像画像G1が撮像された向きとは異なる他の向き、又は撮像画像G1が撮像された位置とは異なる他の位置で撮像された撮像画像G2が表示されている。図4(b)に示す表示画面には、特典コンテンツを示すオブジェクトCが表示されている。
この場合において、ユーザ端末1は、表示画面にオブジェクトCが表示されると、表示通知を情報処理装置3に送信する。そして、情報処理装置3において、付与部336は、取得部331がユーザ端末1から表示通知を取得すると、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。このようにすることで、情報処理装置3は、付与する通信容量をユーザに認識させることができる。
付与部336は、さらに、ユーザ端末1に表示された特典コンテンツに対してユーザが所定の操作を行った場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与してもよい。所定の操作は、例えば、表示された特典コンテンツをタップする操作である。
具体的には、まず、取得部331は、送信部334が表示情報を送信した後において、ユーザ端末1が撮像画像に重畳して表示させた特典コンテンツに対してユーザが所定の操作を行ったことを示す操作通知を取得する。そして、付与部336は、さらに取得部が操作通知を取得した場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。
図4(b)に示す例において、ユーザがユーザ端末1の表示画面に表示されたオブジェクトCをタップする操作を行うと、ユーザ端末1は、操作通知を情報処理装置3に送信する。そして、情報処理装置3において、付与部336は、取得部331がユーザ端末1から操作通知を取得すると、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。このようにすることで、情報処理装置3は、通信容量の付与を希望するユーザに対して通信容量を付与することができる。
付与部336は、さらに、ユーザが所定の通信サービス(情報処理装置3の通信事業者が提供する通信サービス)を利用している場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与してもよい。付与部336は、例えば、取得部331がユーザ端末1から取得したユーザのIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されている利用状態情報が、ユーザが通信サービスを利用していることを示す場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。このようにすることで、情報処理装置3は、ユーザが利用可能な通信容量を付与することができる。
上記において、付与部336が、表示情報に対応する特典コンテンツによって示される通信容量を、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量としてユーザに付与する例を説明したが、これに限らない。例えば、付与部336は、デジタルコンテンツを利用するために消費した通信容量をユーザに付与してもよい。
具体的には、特典コンテンツは、ユーザが利用するデジタルコンテンツであり、付与部336は、デジタルコンテンツを利用するために消費した通信容量を、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量としてユーザに付与する。
例えば、まず、ユーザ端末1は、デジタルコンテンツを示すためのオブジェクトを表示させる。デジタルコンテンツを示すためのオブジェクトは、デジタルコンテンツを表示したオブジェクトであってもよいし、デジタルコンテンツを出力するWebページにアクセスするための情報であってもよい。
ユーザ端末1は、デジタルコンテンツを出力させている間において、当該デジタルコンテンツの出力に伴って消費した通信容量を測定し、測定した通信容量を示す情報を情報処理装置3に送信する。そして、付与部336は、取得部331がユーザ端末1から取得した情報によって示される通信容量を、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量としてユーザに付与する。このようにすることで、情報処理装置3は、ユーザの通信残量を消費させずにデジタルコンテンツを利用させることができる。
付与部336は、ユーザに付与した通信容量を記録する。具体的には、付与部336は、ユーザに通信容量を付与すると、通信容量と、当該通信容量をユーザに付与した日付とを、当該ユーザが利用していると判定された付与施設と、当該ユーザのIDとに関連付けて付与履歴管理データベースに記憶させる。
算出部337は、付与部336がユーザに付与した通信容量に基づいて、施設管理者が所定の通信サービスの通信事業者に支払う請求費用を算出する。算出部337は、例えば、付与履歴管理データベースにおいて、ある付与施設と、請求費用を算出する対象の算出対象期間に含まれる付与日とに関連付けられている一以上の付与容量を合計した合計容量に基づいて、請求費用を算出する。
出力部338は、算出部337が算出した請求費用を示す費用情報を出力する。出力部338は、例えば、施設管理装置2に費用情報を送信することにより、費用情報を出力する。
[情報処理装置3の処理]
続いて、情報処理装置3が実行する処理の流れについて説明する。図5は、情報処理装置3が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、取得部331が、ユーザ端末1から利用有無情報を取得したことを契機として開始する(S1)。
判定処理部332は、取得部331が取得した利用有無情報に基づいて、ユーザが付与施設を利用しているか否かを判定する(S2)。判定処理部332は、ユーザが付与施設を利用していないと判定した場合(S2においてNOの場合)、処理をS1に戻す。
一方、判定処理部332が、ユーザが付与施設を利用していると判定した場合(S2においてYESの場合)、取得部331は、ユーザ端末1から状態情報を取得する(S3)。生成部333は、取得部331が取得した状態情報に基づいて、表示情報を生成する(S4)。
送信部334は、生成部333が生成した表示情報をユーザ端末1に送信する(S5)。付与部336は、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する(S6)。
算出部337は、付与部336がユーザに付与した通信容量に基づいて、施設管理者が所定の通信サービスの通信事業者に支払う請求費用を算出する(S7)。そして、出力部338は、算出部337が算出した請求費用を示す費用情報を出力する(S8)。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、情報処理装置3は、ユーザが付与施設を利用している場合に、ユーザ端末1が撮像した撮像画像に対して付与施設に関連付けられている特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する。情報処理装置3は、表示情報を送信した場合に、送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する。そして、情報処理装置3は、ユーザに付与した通信容量に基づいて算出した請求費用を示す費用情報を出力する。このようにすることで、情報処理装置3は、付与施設に訪れたユーザに対して通信容量を提供することができる。これにより、ユーザは、例えば、遊園地におけるアトラクションの利用に伴う待ち時間、又はショッピングモールにおける家族の買い物の付き添いに伴う待ち時間において、付与された通信容量を消費して、電子出版物、音楽、ゲーム、映像等のデジタルコンテンツを利用することができる。また、施設管理者は、管理する付与施設に訪れたユーザに通信容量を提供させることで、付与施設に訪れる動機づけをユーザに提供することができる。その結果、情報処理装置3は、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 ユーザ端末
2 施設管理装置
3 情報処理装置
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
331 取得部
332 判定処理部
333 生成部
334 送信部
335 決定部
336 付与部
337 算出部
338 出力部
S 情報処理システム

Claims (18)

  1. ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部と、
    前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部と、
    前記送信部が前記表示情報を送信した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する付与部と、
    前記付与部が前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した前記費用を示す情報を出力する出力部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記付与施設は、対価を支払うことによって利用可能な施設であり、
    前記取得部は、前記ユーザが決済した決済履歴を取得し、
    前記送信部は、さらに、前記決済履歴を参照し、前記ユーザが前記付与施設に対して対価を支払った場合に、前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記所定の通信サービスにおいて前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶し、
    前記取得部は、前記ユーザ端末にインストールされているアプリケーションプログラムであって前記撮像画像に重畳して前記特典コンテンツを表示するための前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報に対応する前記決済履歴を取得する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記付与部は、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を、前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報によって特定される前記ユーザに付与する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報を、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報として取得し、
    前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれている場合に、前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記ユーザ端末が撮像した撮像画像を、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報として取得し、
    前記情報処理装置は、前記撮像画像に含まれる被写体に基づいて、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれているか否かを判定する判定処理部をさらに有し、
    前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれていると前記判定処理部が判定した場合に、前記表示情報を送信する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、前記ユーザ端末が測定した前記ユーザ端末の位置座標を示す情報を、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報として取得し、
    前記情報処理装置は、前記ユーザ端末の位置座標が前記付与施設に含まれているか否かを判定する判定処理部をさらに有し、
    前記送信部は、前記ユーザ端末の位置座標が前記付与施設に含まれていると前記判定処理部が判定した場合に、前記表示情報を送信する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記付与部は、さらに、前記ユーザが前記所定の通信サービスを利用している場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得部は、前記送信部が前記表示情報を送信した後に、前記ユーザ端末が前記撮像画像に前記特典コンテンツを重畳して表示させたことを示す表示通知を取得し、
    前記付与部は、さらに前記取得部が前記表示通知を取得した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記取得部は、前記送信部が前記表示情報を送信した後において、前記ユーザ端末が前記撮像画像に重畳して表示させた前記特典コンテンツに対してユーザが所定の操作を行ったことを示す操作通知を取得し、
    前記付与部は、さらに前記取得部が前記操作通知を取得した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記付与施設における混雑度合いが高いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記付与施設における混雑度合いが低いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有し、
    前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザの前記通信サービスの通信残量が少ないほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記ユーザの前記通信サービスの通信残量が多いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有し、
    前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記通信サービス又は前記通信サービス以外の他のサービスにおいて前記ユーザが過去に利用した利用度合いが高いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記通信サービス又は前記他のサービスにおいて前記ユーザが過去に利用した利用度合いが低いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有し、
    前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記取得部は、前記ユーザの同伴者の数を特定するための情報をさらに取得し、
    前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記同伴者の数が多いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記同伴者の数が少ないほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有し、
    前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記取得部は、前記付与施設を含むエリアにおける天気を示す情報をさらに取得し、
    前記情報処理装置は、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記エリアにおける天気が悪いほど価値が高い前記特典コンテンツの内容を決定し、前記エリアにおける天気が良いほど価値が低い前記特典コンテンツの内容を決定する決定部をさらに有し、
    前記送信部は、前記撮像画像に対して前記決定部が内容を決定した前記特典コンテンツを重畳して表示させるための前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記送信部は、前記特典コンテンツ以外の他のコンテンツをさらに重畳して表示させるための前記表示情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  17. ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部を有するコンピュータが実行する、
    前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得するステップと、
    前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信するステップと、
    前記表示情報を送信した場合に、送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与するステップと、
    前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出するステップと、
    算出した前記費用を示す情報を出力するステップと、
    を有する情報処理方法。
  18. ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部を有するコンピュータを、
    前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部、
    前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部、
    前記送信部が前記表示情報を送信した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する付与部、
    前記付与部が前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出する算出部、及び
    前記算出部が算出した前記費用を示す情報を出力する出力部、
    として機能させるためのプログラム。

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