JP7317755B2 - 自動車用ドアのベルトラインシール構造 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 令和元年7月31日にnational sales companyを介して一般に販売した。
本発明は、自動車用ドアのベルトラインに設けられるベルトラインシール構造に関し、特に、ベルトラインを構成しているフランジ部にシール材を取り付ける構造の技術分野に属する。
従来より、ウインドガラスの周縁部を支持するウインドフレームを備えた自動車用ドアが知られている(例えば特許文献1参照)。ウインドフレームには、ウインドガラスの周縁部に接触するシール材からなるガラスランが上下方向に延びるように設けられている。また、図7に示すように、ドアのベルトラインのフランジ部209には、ガラスランとは別体のシール材200がフランジ部209に沿って車両の前後方向に延びるように設けられており、ガラスGとフランジ部209との間をシールするようになっている。
シール材200は、下方に開放されるとともに前後方向に延びる溝201を有している。溝201の車室内側の面201a及び車室外側の面201bには、それぞれ、フランジ部209を厚み方向に挟持する係止リップ201cや係止突起201dが形成されている。
特開2017-136979号公報
ところで、特許文献1のシール材200をベルトラインのフランジ部209に組み付ける際には、シール材200をフランジ部209の上方に配置した後、下方へ移動させてフランジ部209に対して溝201を組付けるようにするのが一般的である。組付けの途中で、図8に示すように、リップ部202がガラスGに弾接すると、その反力によってシール材200は矢印300の方向に傾くことがある。特に、車室の静粛性を高めるためにリップ部202をガラスGに対して強く弾接させるようにしているとその傾向が強く、ひいては、同図に示すように車室外側の面201bの面に形成されている上側の係止突起201dの下側面がフランジ部209の上端部に当たり、組付けが困難になるおそれがある。
特に、シール材200は長尺状でかつ高剛性な部材なので、前後方向の一方側を先に下へ移動させてフランジ部209に組付けておき、その後、他方側を下へ移動させて組み付けるケースが多いと考えられるが、この場合、一方側の姿勢がフランジ部209によって拘束された状態で他方側を組付けなければならず、従って、図8に示すように他方側が矢印300の方向に傾いたとき、組付けを容易にするために他方側の姿勢を図7に示す組付姿勢となるように修正するのが困難である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベルトラインのフランジ部に車両前後方向に長くかつ高剛性なシール材を組み付ける場合に、組付作業性を良好にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、組付時のフランジ部を案内する案内面をシール材の内面に形成するとともに、シール材の外面には肉盗み部を形成して組付時におけるシール材を容易に変形可能にした。
第1の発明は、自動車用ドアのベルトラインを構成する上方へ突出したフランジ部に、当該フランジ部とガラスとの間をシールするシール材が組み付けられた自動車用ドアのベルトラインシール構造において、前記シール材は、前記フランジ部の車室内側に位置する内側壁部と、前記フランジ部の車室外側に位置する外側壁部と、前記内側壁部の上端部と前記外側壁部の上端部とを連結する上壁部とを有し、前記外側壁部には、前記ガラスの車室内面に接するシールリップ部が車室外側へ向けて突出して車両前後方向に延びるように設けられ、前記外側壁部における車室内側の面の上側部分及び下側部分には、それぞれ、弾性材で形成されるとともに、前記フランジ部の車室外側の面に接する上側係止突起及び下側係止突起が設けられ、前記外側壁部における車室内側の面の前記上側係止突起と前記下側係止突起との間には、前記上側係止突起の車室内側部から前記下側係止突起の基端部方向へ延び、組付時において、前記シール材の前記上側係止突起を前記フランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内する案内面が前記シールリップ部を構成する材料よりも硬質な樹脂材により形成され、前記外側壁部における車室外側の面には、上側シールリップ支持部の基端部近傍に肉盗み部が形成され、前記案内面の上端部は、前記フランジ部への組付状態にある前記上側係止突起の前記フランジ部と当接する車室内側面と連続していることを特徴とする。
この構成によれば、シール材を自動車用ドアのベルトラインのフランジ部に組み付ける際には、シール材の外側壁部と内側壁部との間の溝部がフランジ部の上端部から組付けられる。このとき、一般的にベルトラインのフランジ部は車両前後方向に長い形状なので、シール材を前後方向一方側から組み付けていく場合が多い。例えば前側から組み付ける際にはシール材がフランジ部によって殆ど拘束されていないので、シール材の姿勢の自由度が高く、組み付け易い。また、組付時において、シール材の上側係止突起をフランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内する案内面を形成することによっても組み付け易くなる。このようにして、前側を組み付けた後、シール材の後側を組み付けることになるが、このとき前側が既に組み付けられているので、フランジ部によって前側が拘束されているとともに、上下二枚のシールリップ部がガラスに接触し、その反力によってシール材の後側が正規の組み付け位置に対して車室内側へ傾くことが考えられる。外側壁部における車室外側の面には、肉盗み部が形成されていて剛性が低下しているので、作業者は、シール材の傾きを修正するように当該シール材を容易に変形させることが可能になる。このことに加えて、組付時において、シール材の上側係止突起をフランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内する案内面を形成しているため、シール材の後側についても組み付け易くなる。シール材の組み付け後は、上側係止突起及び下側係止突起の両方がフランジ部の車室外側の面に弾接するので、シール材が安定する。
また、案内面の上端部と上側係止突起の車室内側面とが連続するので、案内面によって、シール材の上側係止突起の車室内側面をフランジ部の上端部付近の車室外側面へスムーズに案内することができるようになる。
尚、この説明では、シール材の前側を先に組み付ける場合について説明しているが、これに限らず、シール材の後側を先に組み付け、その後、前側を組み付けるようにしてもよい。
第2の発明は、前記肉盗み部は、前記外側壁部における車室外側の面に形成された凹部で構成されており、前記凹部の下側面は、前記案内面と平行に延びる平行面が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、凹部によって肉盗み部を構成した場合に、その凹部の下側面と案内面とが平行に延びているので、外側壁部の肉厚が上下方向の所定範囲で一定になる。つまり、案内面の形成による外側壁部の厚肉化が回避されるので、外側壁部の剛性が過度に高くなり過ぎないようにすることが可能になる。
第3の発明は、前記肉盗み部の、上側面には前記平行面と上側シールリップ支持部の基端部近傍とを接続する面取部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、外側壁部において、面取部(面取R部)が剛性の高い部分となり、その直下部分である平行面が剛性の低い部分となる。この構成により、剛性が急変する部分が設定できる事となり、ベルトラインシール材全体が、この剛性が急変する部分を境として、よりねじりやすくなり、組付け性を更に向上することが可能となる
の発明は、前記外側壁部、前記内側壁部及び前記上壁部は、前記シールリップ部を構成する材料よりも硬質な樹脂材で構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、外側壁部、内側壁部及び上壁部が硬質樹脂材で構成されていて、適度な剛性を有しているので、フランジ部への組み付け後に当該フランジ部から外れにくくなる。また、案内面が硬質樹脂材で構成されるので、フランジ部の上端部が当接した際に案内面の変形が抑制され、案内面によってシール材の上側係止突起の車室内側面をフランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内することができる。
の発明は、前記外側壁部には、複数の前記シールリップ部が互いに上下方向に間隔をあけて設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、複数のシールリップ部がガラスの車室内面に弾接することになるので、シール性能が高まり、車室外の騒音が車室に侵入し難くなる。複数のシールリップ部がガラスの車室内面に弾接すると、組付途中におけるシールリップ部による反力が大きくなり、シール材の傾きが大きくなる懸念があるが、本発明では肉盗み部によって適度に剛性を確保した上で、案内面によってシール材の上側係止突起の車室内側面をフランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内することができるので、シールリップ部による反力の増大に対応可能である。
の発明は、前記外側壁部には、車室外側へ突出して車両前後方向に延びるシールリップ支持部が一体成形され、前記シールリップ支持部の先端部に前記シールリップ部の基端部が接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、シールリップ部が外側壁部に一体成形されているシールリップ支持部に支持されることで、シールリップ部をガラスの車室内面にしっかりと弾接させることが可能になり、その結果、シール性能が高まり、車室外の騒音が車室に侵入し難くなる。この場合、組付途中におけるシールリップ部による反力が大きくなり、シール材の傾きが大きくなる懸念があるが、本発明では肉盗み部によって適度に剛性を確保した上で、案内面によってシール材の上側係止突起の車室内側面をフランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内することができるので、シールリップ部による反力の増大に対応可能である。
第1の発明によれば、シール材の外側壁部における車室内側の面に、上側係止突起の先端部から下側係止突起の基端部方向へ延びる案内面が形成され、当該外側壁部の車室外側の面には上側シールリップ支持部の基端部近傍に肉盗み部が形成されているので、ドアのベルトラインのフランジ部に前後方向に長くかつ高剛性なシール材を組み付ける場合に組付作業性を良好にすることができる。
また、案内面の上端部と上側係止突起の車室内側面とを連続させることができるので、シール材の上側係止突起の車室内側面をフランジ部の上端部付近の車室外側面へスムーズに案内することができ、組付作業性をより一層良好にすることができる。
第2の発明によれば、肉盗み部を構成する凹部の下側面と案内面とが平行に延びる平行面が形成されているので、案内面の形成による外側壁部の過度な高剛性化を回避することができ、組付作業性をより一層良好にすることができる。
第3の発明によれば、肉盗み部の、上側面には平行面と上側シールリップ支持部の基端部近傍とを接続する面取部が形成されているので、外側壁部において、面取部(面取R部)が剛性の高い部分となり、それに対して、そこの直下部分である、平行面が剛性の低い部分となる。この構成により、剛性が急変する部分が設定できる事となり、ベルトラインシール材全体が、この剛性が急変する部分を境として、より、ねじりやすくなり、組付け性を、更に向上することが可能となる
の発明によれば、外側壁部、内側壁部及び上壁部を硬質樹脂材で構成することにより、シール材のフランジ部からの脱落を防止することができるとともに、案内面が硬質樹脂材で構成されることになるので、シール材の上側係止突起の車室内側面をフランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内することができ、組付作業性をより一層良好にすることができる。
の発明によれば、複数のシールリップ部を設けて車室内の静粛性を高める場合に、本発明の効果がより一層顕著なものになる。
の発明によれば、シールリップ部を外側壁部に一体成形されたシールリップ支持部によって支持し、シールリップ部をガラスの車室内面にしっかりと弾接させて車室内の静粛性を高める場合に、本発明の効果がより一層顕著なものになる。
実施形態に係る自動車用ドアを備えた自動車の左側面図である。 ベルトラインシール材の前後方向中間部の縦断面図である。 図1におけるIII-III線に相当する断面であり、ドアトリムを省略した図である。 左側のリヤドアを車室内側から見ており、ガラスラン及びベルトラインシール材の組み付け工程を説明する図である。 図4におけるV-V線断面図である。 フランジ部の上端部が案内面に接触した状態を示す図5相当図である。 従来のベルトラインシール材がフランジ部に組み付けられた状態を示す断面図である。 従来のベルトラインシール材をフランジ部に組み付ける途中の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車100の左側面図である。この自動車100の側部の左右両側には、それぞれフロントドア101とリヤドア102とが配設されている。フロントドア101とリヤドア102は、本発明の自動車用ドアであり、各々の前端部が図示しないヒンジを介して回動可能に車体に取り付けられている。この実施形態では、本発明をリヤドア102に適用した場合について説明するが、これに限らず、フロントドア101に適用することも可能である。また、左右いずれのドア101、102にも本発明を適用することができる。この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」というものとする。
(リヤドアの構成)
リヤドア102は、該リヤドア102の略下半部を構成するドア本体103と、略上半部を構成するウインドフレーム104とを有しており、このリヤドア102には、ウインドガラスGが昇降可能に設けられている。ドア本体103の前端部が上記ヒンジを介して車体に取り付けられる。ドア本体103の内部には、ウインドガラスGを昇降動作させるためのウインドレギュレータ(図示せず)が収容されている。
リヤドア102は、該右側リヤドア102の車室内側を構成するプレス成型品からなるインナパネル(ドアパネル)105(図3~図6に示す)と、該リヤドア102の車室外側を構成するプレス成型品からなるアウタパネル(ドアパネル)106(図1に車両左側のものを示す)とを備えている。インナパネル105及びアウタパネル106は、例えば鋼板等からなるものである。
図1に示すように、ウインドフレーム104は、ウインドガラスGの周縁部を支持する枠状のものであり、ウインドガラス用開口部108を形成している。ウインドフレーム104は、前側フレーム縦辺部104aと、後側フレーム縦辺部104bと、フレーム上辺部104cとを有している。前側フレーム縦辺部104aは、リヤドア102の前部において上下方向に延びている。後側フレーム縦辺部104bは、リヤドア102の後部において上下方向に延びている。前側フレーム縦辺部104a及び後側フレーム縦辺部104bの下部はドア本体103の内部に達しており、ウインドガラスGを下降させた際にドア本体103の内部まで案内することができるようになっている。また、フレーム上辺部104cは、前側フレーム縦辺部104aの上端部から後側フレーム縦辺部104bの上端部まで延びており、ウインドガラスGの形状に対応して後側へ行くほど下に位置するように傾斜している。
リヤドア102のベルトライン107は、ウインドガラス用開口部108の下縁部に沿って延びる部分である。ベルトライン107は、略水平に延びていてもよいし、後側へ行くほど上に位置するように、即ち、前側へ向かって下降傾斜しながら延びていてもよい。図3に示すように、ベルトライン107は上方へ突出したフランジ部109で構成されている。インナパネル105におけるフランジ部109を構成する部分は、上方へ延出するインナ側延出板部105aである。また、アウタパネル106におけるフランジ部109を構成する部分は、上方へ延出するアウタ側延出板部106aである。インナ側延出板部105a及びアウタ側延出板部106aは、前側フレーム縦辺部104a近傍から後側フレーム縦辺部104b近傍まで前後方向に連続して延びている。インナ側延出板部105aの車室外面にアウタ側延出板部106aの車室内面が重ね合わされた状態で、インナ側延出板部105a及びアウタ側延出板部106aが接合されている。よって、フランジ部109は、インナパネル105とアウタパネル106とを合わせた厚みを有している。尚、フランジ部109は、インナパネル105とアウタパネル106の一方のみで構成されていてもよい。また、フランジ部109は鉛直に突出していてもよいし、鉛直面に対して傾斜するように突出していてもよい。また、フランジ部109について、図3と図5および図6には、インナパネル105とアウタパネル106の上端が同じ高さになるように図示しているが、同じ高さでなくてもよい。
ウインドガラスGはウインドレギュレータによって昇降し、最上端位置で全閉状態になり、最下端位置で全開状態となる。最下端位置は、図1に仮想線で示す位置及び図4に実線で示す位置であり、ウインドガラスGが完全にはドア本体103内部に収容されない。すなわち、最下端位置にあるウインドガラスGの上端部は、その大部分がベルトライン107の上端部(図3に示すフランジ部109の上端部と同じ)よりも上に位置しているが、ウインドガラスGの後部については、その上端部がベルトライン107の上端部よりも下に位置している。これは、ウインドフレーム104の形状に起因するものである。
また、本発明はウインドフレーム104を備えていないドア(図示せず)に対しても適用することができる。
(ガラスラン)
図4の(B)~(D)に示すように、リヤドア102には、ガラスラン10が取り付けられている。尚、図4は、左側のリヤドア102を車室内側(インナパネル105側)から見た概略図であり、(A)はガラスラン10及び後述するベルトラインシール材20を組み付ける前の状態を示し、(B)はガラスラン10を組み付けた状態を示し、(C)はベルトラインシール材20を組み付ける途中の状態を示し、(D)はベルトラインシール材20を組み付けた状態を示す。
ガラスラン10は、ウインドフレーム104とウインドガラスGとの間をシールするシール材であるとともに、ウインドガラスGを上下方向に案内する機能も持っている。ガラスラン10は、前側フレーム縦辺部104aに沿って延びる前側ガラスラン縦辺部10aと、後側フレーム縦辺部104bに沿って延びる後側ガラスラン縦辺部10bと、フレーム上辺部104cに沿って延びるガラスラン上辺部10cとで構成されている。
(ベルトラインシール材)
図3に示すように、リヤドア102のフランジ部109には、当該フランジ部109とウインドガラスGとの間をシールするベルトラインシール材20が組み付けられている。このベルトラインシール材20が本発明のシール材に相当するものであり、従って、リヤドア102は、フランジ部109にベルトラインシール材20が組み付けられることによって構成されたベルトラインシール構造を備えている。
ベルトラインシール材20は、フランジ部109に沿ってガラスラン10の前側ガラスラン縦辺部10aから後側ガラスラン縦辺部10bまで連続して延びている。ベルトラインシール材20は、フランジ部109の車室内側に位置する内側壁部21と、フランジ部109の車室外側に位置する外側壁部22と、内側壁部21の上端部と外側壁部22の上端部とを連結する上壁部23とを有している。内側壁部21、外側壁部22及び上壁部23は、例えば硬質樹脂等により一体成形されている。硬質樹脂は、例えばタルクやガラス繊維を混合した樹脂とすることができ、内側壁部21、外側壁部22及び上壁部23がベルトラインシール材20の芯材として機能する。これにより、例えば作業者がベルトラインシール材20を長手方向に手で引っ張っても長手方向には寸法変化を起こさない、即ち長手方向に伸縮不能な強度を持つことになる。
内側壁部21と外側壁部22との車室内外方向の間隔は、フランジ部109の厚みよりも十分に広く設定されている。内側壁部21の下側部分には、下端に近づくほど車室内側に位置するように形成された傾斜部21aが一体成形されている。これにより、内側壁部21の下端と、外側壁部22の下端との車室内外方向の寸法が拡大するので、後述する組付時にフランジ部109に対して内側壁部21と外側壁部22との間の溝29を組付け易くなる。傾斜部21aの下端部には、弾性変形部21eが設けられている。この弾性変形部21eは、ベルトラインシール材20の組み付け後、インナパネル105に接触するように配置されている。
内側壁部21の上端部には、湾曲リップ支持部21bが上方へ突出するように一体成形されている。この湾曲リップ支持部21bの上端部に、湾曲リップ部24の基端部(下端部)が接続されている。湾曲リップ部24は、内側壁部21、外側壁部22及び上壁部23を構成する硬質樹脂材よりも軟質な弾性材で構成されている。この弾性材としては、例えば、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の熱可塑性エラストマーや、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等のゴムを挙げることができるが、これらに限られるものではない。湾曲リップ部24は、上方へ突出するとともに、上端に近づくほど車室外側に位置するように湾曲形成されている。
図2にも示すように、内側壁部21の車室外側の面には、上側係止リップ25aと下側係止リップ25bとが設けられている。すなわち、内側壁部21の車室外側の面には、上側係止リップ支持部21cと下側係止リップ支持部21dとが上下方向に間隔をあけた状態で一体成形されている。上側係止リップ支持部21cの先端部に上側係止リップ25aの基端部が接続され、下側係止リップ支持部21dの先端部に下側係止リップ25bの基端部が接続されている。上側係止リップ25a及び下側係止リップ25bは、外側壁部22に接近する方向に突出しており、フランジ部109に組付けられていない状態では、上側係止リップ25a及び下側係止リップ25bの先端部が外側壁部22の車室内側の面近傍に位置している。一方、図3に示すように、フランジ部109に組付けられると、上側係止リップ25a及び下側係止リップ25bの先端薄肉部がフランジ部109の車室内側の面に当接して上方へ屈曲した形状に弾性変形する。上側係止リップ25a及び下側係止リップ25bの材料は、湾曲リップ部24と同様な弾性材である。
外側壁部22には、ウインドガラスGの車室内面に接触する上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bが車室外側へ向けて突出して前後方向に延びるように設けられている。上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bは互いに上下方向に間隔をあけて配置されており、上側シールリップ部26aは外側壁部22の上端部に、下側シールリップ部26bは外側壁部22の下端部にそれぞれ設けられている。すなわち、外側壁部22の車室外側の面の上側部分には、上側シールリップ支持部22aが車室外側へ向けて突出するように一体成形され、また、外側壁部22の車室外側の面の下側部分には、下側シールリップ支持部22bが車室外側へ向けて突出するように一体成形されている。上側シールリップ支持部22a及び下側シールリップ支持部22bは前後方向に延びている。そして、上側シールリップ支持部22aの先端部に上側シールリップ部26aの基端部が接続され、下側シールリップ支持部22bの先端部に下側シールリップ部26bの基端部が接続されている。上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bの材料は、湾曲リップ部24と同様な弾性材である。
上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bは、車室外側へ行くほど上に位置するように形成されている。ウインドガラスGに弾接していないとき(図2示す)は、ウインドガラスGに接触しているとき(図3に示す)に比べて傾斜が緩くなっている。つまり、上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bがウインドガラスGに弾接すると傾斜がきつくなるように弾性変形し、そのときの上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bの反力がベルトラインシール材20の全体に対して作用することになる。
この実施形態では、上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bをウインドガラスGに対して強く弾接させるようにしており、これにより、ベルトラインシール材20によるシール性能が高まり、車室外の騒音が車室に侵入し難くなる。さらに、リップ部26a、26bを2枚設定して2重シール構造としているので、このことによってもシール性能を高めることができる。その反面、上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bの反力が大きくなっている。
図2に示すように、外側壁部22における車室内側の面の上側部分及び下側部分には、それぞれ、フランジ部109の車室外側の面に弾接する上側係止突起27a及び下側係止突起27bが設けられている。上側係止突起27aは、上側係止リップ25aよりも上側に位置している。外側壁部22の車室内側の面には、下側係止突起支持部22cが上側係止突起27aから下方へ離れて一体成形されている。下側係止突起支持部22cの先端部に下側係止突起27bの基端部が接続されている。図3に示すように、上側係止突起27a及び下側係止突起27bの先端部がフランジ部109の車室外側の面に弾接する。上側係止突起27a及び下側係止突起27bの材料は、湾曲リップ部24と同様な弾性材である。
外側壁部22における車室内側の面には、上側係止突起27aと下側係止突起27bとの間に案内面22dが形成されている。案内面22dは、上側係止突起27aの車室内側部から下側係止突起27bの基端部方向へ延びており、下へ行くほど車室外側に位置するように傾斜した傾斜面で構成されている。案内面22dは、湾曲した面であってもよい。
より具体的には、案内面22dの上端部は、上側係止突起27aの車室内側面と連続している。案内面22dの下端部は、下側係止突起支持部22cの基端部近傍まで延びている。案内面22dは、ベルトラインシール材20を組付ける時において、シール材の上側係止突起を
フランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内する案内面として作用する。案内面22dは、硬質樹脂からなる外側壁部22の面の一部であることから、フランジ部109の上端部が当接しても変形しにくい面となっている。
外側壁部22における車室外側の面には、上側シールリップ支持部22aの基端部近傍に肉盗み部28が形成されている。この実施形態では、肉盗み部28は、外側壁部22における車室外側の面に形成された凹部で構成されている。肉盗み部28は、上側シールリップ支持部22aの基端部近傍に形成されるとともに、外側壁部22の前端部から後端部に亘って連続している。肉盗み部28は、その上側へ行くほど深くなっており、上側シールリップ支持部22aの基端部手前付近が最も深くなっており基端部付近では、逆に浅くなっている。肉盗み部28の車室内側面における案内面22dと同じ高さに位置している部分は、案内面22dと平行に延びるように形成された平行面28aとされている。
すなわち、上記案内面22dを形成すると、外側壁部22の肉厚が上側へ行くほど厚くなり、剛性が高くなり過ぎるおそれがあるが、肉盗み部28を形成することにより、外側壁部22の剛性を適度に低下させることができる。特に、平行面28aを設けていることで、外側壁部22の肉厚が上下方向の所定範囲で一定になる。つまり、案内面22dの形成による外側壁部22の厚肉化を回避することができる。
また、肉盗み部28の、上側面には平行面28aと上側シールリップ支持部22aの基端部近傍とを接続する面取部28bが形成されている。より具体的には、図2に破線で示す、上側シールリップ支持部22aの下側面の延長線と、図2に破線で示す、平行面28aの上側延長線に対して、面取部28b(面取R部)を設定している。そうする事により、外側壁部22において、面取部28b(面取R部)が剛性の高い部分となり、それに対して、そこの直下部分である、平行面28aが剛性の低い部分となる。この構成により、剛性が急変する部分が設定できる事となり、ベルトラインシール材20全体が、この剛性が急変する部分を境として、より、ねじりやすくなり、組付け性を、更に向上することが可能となる。
(組付方法)
次に、ベルトラインシール材20の組付方法について説明する。ガラスラン10及びベルトラインシール材20の組付前は、図4の(A)に示す状態となっており、上述したように最下降位置にあるウインドガラスGの上縁部の大部分がベルトライン107よりも上に位置し、後部のみベルトライン107よりも下に位置している。
まず、図4の(B)に示すように、ガラスラン10をウインドフレーム104に組み付ける。その後、(C)に示すように、ベルトラインシール材20を組み付けていく。このとき、ベルトラインシール材20が長尺状かつ高剛性な部材であることから、車両上下方向に屈曲させることがほとんどできず、前側と後側を同時に組み付けるのは困難であり、(C)に示すように、ベルトラインシール材20の前側を後側よりも先に組み付けるようにする。このため、ベルトラインシール材20を、前側が後側よりも下に位置するように傾斜させてから、ベルトラインシール材20の前側の外側壁部22と内側壁部21の間をフランジ部109に組付けてで行く。このとき、ベルトラインシール材20はまだフランジ部109によって殆ど拘束されていないので、ベルトラインシール材20の姿勢の自由度が高く、組み付け易い。また、ベルトラインシール材20の外側壁部22の車室内側の面に案内面22dが形成されているので、組付時において、シール材20の上側係止突起27aをフランジ部109の上端部付近の車室外側面へ案内する作用効果を発揮し、このことによっても組み付け易くなる。
フランジ部109に対してベルトラインシール材20の前側の外側壁部22と内側壁部21の間の溝29を組付けた状態で(C)におけるA-A線断面は、図1におけるIII-III線断面を示す図3と殆ど同じになる。
一方、(C)における後側の断面であるV-V線断面は、図5に示すようになる。すなわち、ベルトラインシール材20の前側がフランジ部109に対して既に組付けられているので、フランジ部109によってベルトラインシール材20の前側が拘束されているとともに、上側シールリップ部26a及び下側シールリップ部26bがウインドガラスGに弾接し、そのときの反力が図5に矢印300で示す方向に作用する。これはウインドガラスGが完全に下降しないことに起因する。これにより、ベルトラインシール材20の後側が正規の組み付け位置に対して車室内側へ傾くことがある。
ベルトラインシール材20外側壁部22における車室外側の面には、肉盗み部28が形成されていて外側壁部22の剛性が低下しているので、作業者は、ベルトラインシール材20の傾きを矢印300で示す方向に対して逆の方向に修正するように当該ベルトラインシール材20を容易にねじり変形させる
ことが可能になる。しかし、ベルトラインシール材20の傾きを完全に修正するのは難しく、図5に示す程度までしか修正できない場合がある。この場合、図6に示すように、ベルトラインシール材20の後側を更に下げていくと、フランジ部109の上端部がベルトラインシール材20の案内面22dに当接する。組付時において、この案内面22dはシール材20の上側係止突起27aをフランジ部109の上端部付近の車室外側面へ案内する作用効果を発揮し、このため、ベルトラインシール材20の後側についても組み付け易くなる。
このとき、案内面22dの上端部と上側係止突起27aの車室内側面とが連続しているので、シール材20の上側係止突起27aの車室内側面をフランジ部109の上端部付近の車室外側面へスムーズに案内することができ、組付作業性をより一層良好にすることができる。
ベルトラインシール材20の組付け後は、図3に示すように、上側係止突起27a及び下側係止突起27bと、上側係止リップ25a及び下側係止リップ25bとの両方がフランジ部109に弾接するので、ベルトラインシール材20の組付位置が安定する。
尚、ベルトラインシール材20の組付については、例えばベルトラインシール材20の後側を前側よりも先に組付けるようにしてもよい。また、図示しないが、フロントドア101用のベルトラインシール材の組付も同様に行うことができる。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態に係る自動車用ドアのベルトラインシール構造によれば、ベルトラインシール材20の外側壁部22における車室内側の面に、上側係止突起27aの下側面の車室内側部から下側係止突起27bの基端部方向へ延びる案内面22dが形成され、当該外側壁部22の車室外側の面に肉盗み部28が形成されているので、フランジ部109に前後方向に長くかつ高剛性なベルトラインシール材20を組付ける場合に組付作業性を良好にすることができる。
また、肉盗み部28の内面を構成する平行面28aと案内面22dとが平行に延びるように形成されているので、案内面22dの形成による外側壁部22の過度の高剛性化を回避することができ、組付作業性をより一層良好にすることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る自動車用ドアのベルトラインシール構造は、例えば、自動車の側部に配設されるドアにガラスラン及びベルトラインシール材を別々に組み付ける際に適用することができる。
10 ガラスラン
20 ベルトラインシール材
21 内側壁部
22 外側壁部
22a 上側シールリップ支持部
22b 下側シールリップ支持部
22d 案内面
23 上壁部
26a 上側シールリップ部
26b 下側シールリップ部
27a 上側係止突起
27b 下側係止突起
28 肉盗み部
28a 平行面
28b 面取部
29 溝
107 ベルトライン
109 フランジ部
G ウインドガラス
F 植毛

Claims (6)

  1. 自動車用ドアのベルトラインを構成する上方へ突出したフランジ部に、当該フランジ部とガラスとの間をシールするシール材が組み付けられた自動車用ドアのベルトラインシール構造において、
    前記シール材は、前記フランジ部の車室内側に位置する内側壁部と、前記フランジ部の車室外側に位置する外側壁部と、前記内側壁部の上端部と前記外側壁部の上端部とを連結する上壁部とを有し、
    前記外側壁部には、前記ガラスの車室内面に接するシールリップ部が車室外側へ向けて突出して車両前後方向に延びるように設けられ、
    前記外側壁部における車室内側の面の上側部分及び下側部分には、それぞれ、弾性材で形成されるとともに、前記フランジ部の車室外側の面に接する上側係止突起及び下側係止突起が設けられ、
    前記外側壁部における車室内側の面の前記上側係止突起と前記下側係止突起との間には、前記上側係止突起の車室内側部から前記下側係止突起の基端部方向へ延び、組付時において、前記シール材の前記上側係止突起を前記フランジ部の上端部付近の車室外側面へ案内する案内面が前記シールリップ部を構成する材料よりも硬質な樹脂材により形成され、
    前記外側壁部における車室外側の面には、上側シールリップ支持部の基端部近傍に肉盗み部が形成され
    前記案内面の上端部は、前記フランジ部への組付状態にある前記上側係止突起の前記フランジ部と当接する車室内側面と連続していることを特徴とする自動車用ドアのベルトラインシール構造。
  2. 請求項1に記載の自動車用ドアのベルトラインシール構造において、
    前記肉盗み部は、前記外側壁部における車室外側の面に形成された凹部で構成されており、
    前記凹部の下側面は、前記案内面と平行に延びる平行面が形成されていることを特徴とする自動車用ドアのベルトラインシール構造。
  3. 請求項2に記載の自動車用ドアのベルトラインシール構造において、
    前記肉盗み部の上側面には前記平行面と上側シールリップ支持部の基端部近傍とを接続する面取部が形成されていることを特徴とする自動車用ドアのベルトラインシール構造。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の自動車用ドアのベルトラインシール構造において、
    前記外側壁部、前記内側壁部及び前記上壁部は、前記シールリップ部を構成する材料よりも硬質な樹脂材で構成されていることを特徴とする自動車用ドアのベルトラインシール構造。
  5. 請求項1からのいずれか1つに記載の自動車用ドアのベルトラインシール構造において、
    前記外側壁部には、複数の前記シールリップ部が互いに上下方向に間隔をあけて設けられていることを特徴とする自動車用ドアのベルトラインシール構造。
  6. 請求項1からのいずれか1つに記載の自動車用ドアのベルトラインシール構造において、
    前記外側壁部には、車室外側へ突出して車両前後方向に延びるシールリップ支持部が一体成形され、
    前記シールリップ支持部の先端部に前記シールリップ部の基端部が接続されていることを特徴とする自動車用ドアのベルトラインシール構造。
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