JP7314759B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本願の開示する技術は、情報処理装置に関する。
従来、筐体と、筐体に収容された複数のファンユニットとを備える情報処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような情報処理装置では、複数のファンユニットを作動させたまま、複数のファンユニットのうち一のファンユニットを交換するという、活性交換を行うことがある。
国際公開第2013/111339号パンフレット 特開平10-20741号公報 特開2004-54967号公報
複数のファンユニットのうち一のファンユニットを活性交換する際には、ファンユニットの交換時の作業性が良好であることが望まれる。
本願の開示する技術は、一つの側面として、ファンユニットの活性交換時の作業性を向上させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術の一観点に係る情報処理装置は、挿抜口を有する筐体と、挿抜口を通じて筐体にそれぞれ挿抜可能に収容された複数のファンユニットとを備える。複数のファンユニットは、挿抜口と反対側に向けて開口する吹出口をそれぞれ有する。筐体の内側には、複数のファンユニットの吹出口と対向するミッドプレーンが設けられている。各ファンユニットには、第一ロック部と、第二ロックとが設けられている。第一ロック部は、ファンユニットが筐体に収容された状態で筐体に固定され、第二ロック部は、第一ロック部の固定が解除されてファンユニットが筐体から抜去される途中で筐体に固定される。複数のファンユニットの作動中に複数のファンユニットのうち一のファンユニットに設けられた第一ロック部が解除された場合に、ミッドプレーン側から逆流する風の圧力により一のファンユニットが筐体から抜去される方向に押し出されるように、複数のファンユニットの風量及び風速並びにミッドプレーンの位置及び面積が設定されている。
本願の開示する技術によれば、ファンユニットの活性交換時の作業性を向上させることができる。
本実施形態に係る情報処理装置の斜視図である。 図1の情報処理装置を模式的に示す平面断面図である。 図2のF3-F3断面図である。 図1のファンユニットの斜視図である。 図4のファンユニットの要部拡大図である。 図4のハウジングを背面側から見た斜視図である。 図4のファンユニットが筐体に収容された状態を模式的に示す平面断面図である。 図7の状態から第一ロック部の固定が解除されてファンユニットが筐体から抜去される途中の状態を模式的に示す平面断面図である。 図7の状態におけるファンユニットの周辺部の斜視図である。 図8の状態におけるファンユニットの周辺部の斜視図である。 図9のファンユニットの周辺部の正面図である。 左手で第一ロック部の固定を解除する一例を示す斜視図である。 右手で第一ロック部の固定を解除する一例を示す斜視図である。 左手で第二ロック部の固定を解除する一例を示す斜視図である。 右手で第二ロック部の固定を解除する一例を示す斜視図である。 複数のファンユニットのうち一のファンユニットを筐体から抜去する一例を模式的に示す平面断面図である。 第一ロック部及び第二ロック部の固定を順次解除して一のファンユニットを筐体から抜去する一例を模式的に示す平面断面図である。
はじめに、本願の開示する技術の一実施形態に係る情報処理装置1の構成を説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1の斜視図である。情報処理装置1は、一例として、サーバーである。矢印W方向は、情報処理装置1の幅方向(左右方向)を示し、矢印Hは、情報処理装置1の高さ方向(上下方向)を示し、矢印L方向は、情報処理装置1の長さ方向(前後方向)を示している。
情報処理装置1は、筐体10と、複数のファンユニット30とを備える。筐体10は、矢印H方向に偏平な箱形に形成されており、筐体10の前面には、挿抜口11が形成されている。
複数のファンユニット30は、挿抜口11を通じて筐体10に収容される。この複数のファンユニット30は、それぞれ筐体10に挿抜可能に収容されており、矢印W方向に並んで配置されている。複数のファンユニット30の台数は、一例として、4台であるが、2台以上であれば、何台でもよい。複数のファンユニット30は、互いに同じ構成である。
図2は、図1の情報処理装置1を模式的に示す平面断面図である。図2に示されるように、各ファンユニット30は、一例として、矢印L方向に並ぶ一対のファン31を有している。この一対のファン31は、図示しないモータによって回転される。矢印L方向は、各ファンユニット30の軸方向に相当する。
各ファンユニット30は、筐体10の背面側に向けて風32を送出するプッシュ式とされている。つまり、各ファンユニット30は、筐体10の背面側に向けて開口する吹出口33と、吹出口33と反対側に位置する吸込口34とを有する。吹出口33は、ファンユニット30の背面に形成されており、吸込口34は、ファンユニット30の前面に形成されている。
情報処理装置1は、複数の電子ユニット80と、複数の電源ユニット90とをさらに備える。筐体10の背面には、挿抜口12が形成されており、複数の電子ユニット80及び複数の電源ユニット90は、挿抜口12を通じて筐体10に収容される。この複数の電子ユニット80及び複数の電源ユニット90は、それぞれ筐体10に挿抜可能に収容されている。
複数の電源ユニット90は、複数の電子ユニット80と筐体10の側壁部13との間に配置されている。筐体10には、筐体10の上下方向を高さ方向として矢印L方向に延びる複数の隔壁部14~18が形成されている。
隔壁部14は、矢印W方向に並ぶ電子ユニット80の間に配置されており、隔壁部15は、電子ユニット80と電源ユニット90との間に配置されている。隔壁部16は、矢印W方向に並ぶ電源ユニット90の間に配置されており、隔壁部17は、複数のファンユニット30と側壁部13との間に配置されている。
隔壁部15及び隔壁部17は、矢印L方向に接続されている。複数の隔壁部18は、複数のファンユニット30の間にそれぞれ配置されている。筐体10の前面に形成された挿抜口11には、複数のドア19が設けられている。複数のドア19は、スイング式であり、挿抜口11を開閉する。
各電子ユニット80は、基板81を有している。基板81には、CPU(Central Processing Unit)82が実装されており、このCPU82の上には、ヒートシンク83が設けられている。
情報処理装置1は、基板20と、ミッドプレーン21とをさらに備える。この基板20及びミッドプレーン21は、筐体10の内側に設けられている。基板20は、複数のファンユニット30と複数の電子ユニット80との間に配置されており、ミッドプレーン21は、基板20と複数の電子ユニット80との間に配置されている。電子ユニット80に搭載された基板81は、ミッドプレーン21を介して基板20と電気的に接続される。複数のファンユニット30は、基板20に電気的に接続され、この基板20から給電される。
基板20は、筐体10の上下方向を板厚方向としており、筐体10の底板22に沿って配置されている。ミッドプレーン21は、底板22から立設するフレーム23に固定されている。フレーム23は、矢印L方向を板厚方向として形成されており、ミッドプレーン21は、フレーム23に矢印L方向に重ね合わされて固定されている。このミッドプレーン21及びフレーム23は、筐体10の長さ方向の中央部10Aよりも複数のファンユニット30側に配置されており、複数のファンユニット30の吹出口33と矢印L方向に対向している。
図3は、図2のF3-F3断面図である。図3に示されるように、フレーム23には、フレーム23の板厚方向に貫通する複数の通風口24が形成されている。図2に示されるように、複数のファンユニット30から送出された風32は、図3に示される通風口24を通じて複数の電子ユニット80に搭載されたCPU82及びヒートシンク83に供給される。
図4は、図1のファンユニット30の斜視図であり、図5は、図4のファンユニット30の要部拡大図である。矢印W方向は、ファンユニット30の幅方向(左右方向)を示し、矢印Hは、ファンユニット30の高さ方向(上下方向)を示し、矢印L方向は、ファンユニット30の長さ方向(前後方向)を示している。
図4、図5に示されるように、ファンユニット30は、一対の送風機35と、ハウジング40とを有する。各送風機35は、上述のファン31(図2参照)と、図示しないモータとを有している。一対の送風機35は、ハウジング40に収容されている。
ハウジング40は、カバー41と、一対の側壁部42、43とを有する。カバー41は、複数の吸込口34を有する板金製の網材によって形成されている。このカバー41は、ハウジング40の前面に設けられている。一対の側壁部42、43は、ハウジング40の両側の側面に設けられており、カバー41の両側の側方に位置する。
一対の側壁部42、43のうち一方の側壁部42(一例として、右側の側壁部42)には、第一ロック部60と、第二ロック部70とが設けられている。この第一ロック部60及び第二ロック部70は、一例として、片持ち状の弾性片によって形成されている。
この第一ロック部60及び第二ロック部70は、側壁部42の内側の面に沿って矢印L方向に延びている。第一ロック部60は、第二ロック部70に対して矢印H方向の上側に配置されている。第一ロック部60及び第二ロック部70の基端60A、70Aは、留め具44によって側壁部42に固定されている。第一ロック部60及び第二ロック部70の自由端60B、70Bは、第一ロック部60及び第二ロック部70の基端60A、70Aよりもカバー41側に位置している。
第一ロック部60は、一対の第一係止部61と、第一プッシュ部62とを有している。一対の第一係止部61は、矢印H方向に並んでいる。この一対の第一係止部61は、第一ロック部60の基端60Aと自由端60Bとの間に形成されており、側壁部42からファンユニット30の側方に向けて突出している。後述するように、一対の第一係止部61が筐体10の被係止部25(図7参照)に係止されることにより、第一ロック部60が筐体10に固定された状態になる。
第一プッシュ部62は、第一ロック部60の自由端60Bに形成されている。この第一プッシュ部62は、矢印W方向を板厚方向として形成されている。第一プッシュ部62は、第一ロック部60の自由端60Bに形成されることにより、第一ロック部60の固定を解除する方向、すなわち、側壁部42に対してハウジング40の矢印W方向の内側(矢印W1側)に変位可能とされている。
この第一プッシュ部62は、カバー41における側壁部42側の端部に配置されている。より具体的には、カバー41における側壁部42側の端部には、側壁部42側から切り欠かれた形状の第一切欠部45(図5参照)が形成されており、第一プッシュ部62は、第一切欠部45の内側に配置されている。
第一ロック部60における一対の第一係止部61と第一プッシュ部62との間には、一方の側壁部42側から他方の側壁部43側へ折り曲げられた形状の折曲部63が形成されている。この折曲部63には、第一プッシュ部62の位置を示す目印となるシール64が貼り付けられている。
第二ロック部70は、第二係止部71と、第二プッシュ部72とを有している。第二係止部71は、第二ロック部70の基端70Aと自由端70Bとの間に形成されており、側壁部42からファンユニット30の側方に向けて突出している。第二係止部71は、一対の第一係止部61よりもカバー41と反対側(矢印L2側)に位置している。後述するように、第一ロック部60の固定が解除されてファンユニット30が筐体10から抜去される途中では、第二係止部71が筐体10の被係止部25(図8参照)に係止されることにより、第二ロック部70が筐体10に固定された状態になる。
第二プッシュ部72は、第二ロック部70の自由端70Bに形成されている。この第二プッシュ部72は、矢印W方向を板厚方向として形成されている。第二プッシュ部72は、第二ロック部70の自由端70Bに形成されることにより、第二ロック部70の固定を解除する方向、すなわち、側壁部42に対してハウジング40の矢印W方向の内側(矢印W1側)に変位可能とされている。
第二プッシュ部72は、側壁部42におけるカバー41側の端部に配置されている。より具体的には、側壁部42におけるカバー41側の端部には、カバー41側から切り欠かれた形状の第二切欠部46(図5参照)が形成されており、第二プッシュ部72は、第二切欠部46の内側に配置されている。第二プッシュ部72には、第二プッシュ部72の位置を示す目印となるシール74が貼り付けられている。
第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72の位置は、カバー41の前面41Aから出っ張らないように設定されている。すなわち、第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72は、カバー41の前面41Aよりもカバー41の背面側(矢印L2側)に位置する。
図6は、図4のハウジング40を背面側から見た斜視図である。図6に示されるように、カバー41における側壁部42側の端部には、第一ストッパ47が形成されている。この第一ストッパ47は、ハウジング40の矢印W方向の内側から第一プッシュ部62の変位方向に第一ロック部60の自由端60B側の部分と対向しており、第一ロック部60の自由端60Bの一定以上の変位を規制する。
一方、側壁部42には、第二ストッパ48が形成されている。この第二ストッパ48は、ハウジング40の矢印W方向の内側から第二プッシュ部72の変位方向に第二ロック部70の自由端70B側の部分と対向しており、第二ロック部70の自由端70Bの一定以上の変位を規制する。
図7は、図4のファンユニット30が筐体10に収容された状態を模式的に示す平面断面図であり、図8は、図7の状態から第一ロック部60の固定が解除されてファンユニット30が筐体10から抜去される途中の状態を模式的に示す平面断面図である。図7、図8に示されるように、筐体10には、突起状の被係止部25が形成されている。被係止部25は、ファンユニット30の側方に位置する。
図7に示されるように、ファンユニット30が筐体10に収容された状態では、第一係止部61が被係止部25に係止される。そして、これにより、第一ロック部60が筐体10に固定された状態となり、ファンユニット30が抜け止めされる。
一方、図8に示されるように、図7の状態から第一ロック部60の固定が解除されてファンユニット30が筐体10から抜去される途中の状態では、第二係止部71が被係止部25に係止される。そして、これにより、第二ロック部70が筐体10に固定された状態となり、ファンユニット30が抜け止めされる。
なお、図2に示されるように、側方に隔壁部17が位置するファンユニット30の場合、被係止部25は、隔壁部17に形成され、側方に隔壁部18が位置するファンユニット30の場合、被係止部25は、隔壁部18に形成される。
図9は、図7の状態におけるファンユニット30の周辺部の斜視図であり、図10は、図8の状態におけるファンユニット30の周辺部の斜視図である。図9に示されるように、第一ロック部60が筐体10に固定されてファンユニット30が筐体10に収容された状態では、ファンユニット30のカバー41が筐体10の挿抜口11の内側に収まる。この状態では、第一プッシュ部62が、挿抜口11を通じて筐体10の外側(矢印L1側)へ露出し、第二プッシュ部72が、挿抜口11よりも筐体10の内側(矢印L2側)に格納される。
一方、図10に示されるように、ファンユニット30が筐体10から抜去される途中で第二ロック部70が筐体10に固定された状態では、第二プッシュ部72が、挿抜口11よりも筐体10の外側(矢印L1側)へ突出する。
図9、図10に示されるように、ファンユニット30のカバー41には、開口形状である一対の指掛け部49が形成されている。この一対の指掛け部49は、より具体的には、ファンユニット30の軸方向に貫通する貫通孔によって形成されている。一対の指掛け部49は、一例として、矢印H方向における第一プッシュ部62の両側に位置している。また、カバー41には、指掛け部49の位置を示す目印となるシール54が貼り付けられている。
図11は、図9のファンユニット30の周辺部の正面図である。図11に示されるように、第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72は、ファンユニット30の軸方向から見てファン31の回転領域31Aの外側に位置している。回転領域31Aは、ファン31の外形部の回転軌跡に相当する。
次に、複数のファンユニット30のうち一のファンユニット30を活性交換する方法を説明する。
はじめに、第一ロック部60及び第二ロック部70の固定を順次解除する方法について説明する。図12は、左手100で第一ロック部60の固定を解除する一例を示す斜視図であり、図13は、右手110で第一ロック部60の固定を解除する一例を示す斜視図である。
図12に示されるように、左手100で第一ロック部60の固定を解除する場合には、人差し指101を下側の指掛け部49に掛け、親指102で第一プッシュ部62を矢印W1側へ押せばよい。一方、図13に示されるように、右手110で第一ロック部60の固定を解除する場合には、親指112を上側の指掛け部49に掛け、人差し指111で第一プッシュ部62を矢印W1側へ押せばよい。
図14は、左手100で第二ロック部70の固定を解除する一例を示す斜視図であり、図15は、右手110で第二ロック部70の固定を解除する一例を示す斜視図である。
図14に示されるように、左手100で第二ロック部70の固定を解除する場合には、左手100でファンユニット30の両側の側壁部42、43を把持し、そのまま左手100の親指102で第二プッシュ部72を矢印W1側へ押せばよい。一方、図15に示されるように、右手110で第二ロック部70の固定を解除する場合には、右手110でファンユニット30の両側の側壁部42、43を把持し、そのまま右手110の人差し指111等で第二プッシュ部72を矢印W1側へ押せばよい。このように、第二プッシュ部72を押す際には、第一プッシュ部62を押す際(図12、図13参照)とファンユニット30の持ち方を変更して、ファンユニット30の両側の側壁部42、43を手で把持すればよい。
続いて、複数のファンユニット30のうち一のファンユニット30を筐体10から抜去する方法について説明する。図16は、複数のファンユニット30のうち一のファンユニット30を筐体10から抜去する一例を模式的に示す平面断面図である。図17は、第一ロック部60及び第二ロック部70の固定を順次解除して一のファンユニット30を筐体10から抜去する一例を模式的に示す平面断面図である。
図16の(A)に示されるように、ファンユニット30が筐体10に収容された状態では、図17の(A)に示されるように、第一係止部61が筐体10の被係止部25に係止されることにより、第一ロック部60が筐体10に固定される。
この状態から複数のファンユニット30のうち一のファンユニット30の第一プッシュ部62(図12、図13参照)が押されると、この第一ロック部60の固定が解除される。第一ロック部60の固定が解除されると、図16の(B)に示されるように、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力により、一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向に押し出される。ミッドプレーン21側から逆流する風32Aは、残された複数のファンユニット30から送出された風32によるものである。
本実施形態では、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力により一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向に押し出されるように、複数のファンユニット30の風量及び風速並びにミッドプレーン21の位置及び面積が設定されている。ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力によって一のファンユニット30が受ける押し出し力が、この一のファンユニット30と筐体10との間に作用する摩擦力を上回ることで、一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向に押し出される。
このようにして、一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向に押し出されると、図17の(B)に示されるように、第一係止部61が被係止部25を通過する。そして、図17の(C)に示されるように、第二係止部71が被係止部25に係止されることにより、第二ロック部70が筐体10に固定される。
このように第二係止部71が被係止部25に係止された状態は、ファンユニット30が筐体10から抜去される途中の状態に相当する。この状態では、第二ロック部70が筐体10に固定されることにより、筐体10からの一のファンユニット30の飛び出しが抑制される。
この状態から第二プッシュ部72(図14、図15参照)が押されると、第二ロック部70の固定が解除される。第二ロック部70の固定が解除されると、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力により、一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向にさらに押し出される。
このようにして、一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向にさらに押し出されると、図17の(D)に示されるように、第二係止部71が被係止部25を通過する。そして、図16の(C)及び図17の(E)に示されるように、一のファンユニット30が筐体10から抜去される。このように、本実施形態では、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力を利用して一のファンユニット30が抜去される。
なお、図16の(B)から(C)に示されるように、一のファンユニット30が筐体10から抜去される際には、この一のファンユニット30に設けられたドア19にもミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力が作用する。そして、このドア19が閉まる際に、ドア19によってファンユニット30が押され、このドア19によって押される力も利用して一のファンユニット30が抜去される。
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
以上詳述した通り、本実施形態に係る情報処理装置1において、筐体10の内側には、複数のファンユニット30の吹出口33と対向するミッドプレーン21が設けられている。そして、一のファンユニット30を活性交換する際には、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力により一のファンユニット30が筐体10から抜去される方向に押し出される。したがって、第一ロック部60及び第二ロック部70の固定を順次解除することにより、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力を利用して、一のファンユニット30を筐体10から抜去することができる。
また、ファンユニット30には、第一ロック部60及び第二ロック部70による二段階のロック機構が設けられている。そして、第一ロック部60の固定が解除されると、ミッドプレーン21側から逆流する風32Aの圧力を利用したファンユニット30の抜去が開始される。また、ファンユニット30が筐体10から抜去される途中では、第二ロック部70が筐体10に固定される。したがって、筐体10からの一のファンユニット30の飛び出しが抑制される。以上より、ファンユニット30の活性交換時の作業性を向上させることができる。
また、図2に示されるように、複数のファンユニット30の軸方向を筐体10の長さ方向とした場合に、ミッドプレーン21は、筐体10の長さ方向の中央部10Aよりも複数のファンユニット30側に配置されている。したがって、ミッドプレーン21が複数のファンユニット30に近い分、ミッドプレーン21側から逆流する風32A(図16参照)の圧力を高めることができるので、一のファンユニット30に作用する押し出し力を確保することができる。
また、図4、図5に示されるように、ファンユニット30は、カバー41の側方に位置する側壁部42を有し、第一ロック部60及び第二ロック部70は、側壁部42に設けられている。したがって、例えば、ロック部材やハンドル等がカバー41に設けられた場合に比して、カバー41の開口面積を確保できるので、ファンユニット30の風量及び風速を確保できる。これにより、情報処理装置1の冷却性、特に、CPU82(図2参照)の冷却性を確保できる。
また、図9に示されるように、第一ロック部60の第一プッシュ部62は、カバー41に配置されており、このカバー41には、開口形状の指掛け部49が形成されている。一方、第二プッシュ部72は、側壁部42に配置されている。
そして、第一ロック部60が筐体10に固定されてファンユニット30が筐体10に収容された状態では、第一プッシュ部62及び指掛け部49が、挿抜口11を通じて筐体10の外側(矢印L1側)へ露出する。一方、第二プッシュ部72は、挿抜口11よりも筐体10の内側(矢印L2側)に格納される。したがって、ファンユニット30が筐体10に収容された状態では、第一プッシュ部62が作業者の目に留まるので、第二プッシュ部72よりも先に第一プッシュ部62を押せばよいことを作業者に知らせることができる。
また、図10に示されるように、ファンユニット30が筐体10から抜去される途中で第二ロック部70が筐体10に固定された状態では、側壁部42に設けられた第二プッシュ部72が挿抜口11よりも筐体10の外側(矢印L1側)へ突出する。したがって、第二プッシュ部72を押す際(図14、図15参照)には、第一プッシュ部62を押す際(図12、図13参照)とファンユニット30の持ち方を変更して、ファンユニット30の両側の側壁部42、43を手で把持すればよいので、ファンユニット30が持ち易い。これにより、第二ロック部70の固定を解除してファンユニット30を筐体10から抜去する際の作業性を向上させることができる。
また、図5に示されるように、第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72は、カバー41の前面41Aよりもカバー41の背面側(矢印L2側)に位置する。したがって、第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72が、カバー41の前面41Aから出っ張らないので、情報処理装置1の高密度化を実現することができる。
また、図11に示されるように、第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72は、ファンユニット30の軸方向から見てファン31の回転領域31Aの外側に位置する。したがって、例えば、ファン31の回転領域31Aの内側に第一プッシュ部62及び第二プッシュ部72が位置したりロック部材やハンドル等が位置したりする場合に比して、ファン31の回転領域31Aの内側に位置する吸込口34の開口面積を確保できる。これにより、ファンユニット30の風量及び風速を確保できる。
また、指掛け部49は、ファンユニット30の軸方向に貫通する貫通孔によって形成されている。したがって、吸込口34に加えて指掛け部49も吸込口として機能するので、ファンユニット30の風量及び風速を確保できる。
以上、本願の開示する技術の一実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
挿抜口を有する筐体と、
前記挿抜口を通じて前記筐体にそれぞれ挿抜可能に収容された複数のファンユニットと、
を備えた情報処理装置において、
前記複数のファンユニットは、前記挿抜口と反対側に向けて開口する吹出口をそれぞれ有し、
前記筐体の内側には、前記複数のファンユニットの吹出口と対向するミッドプレーンが設けられ、
各前記ファンユニットには、前記ファンユニットが前記筐体に収容された状態で前記筐体に固定される第一ロック部と、前記第一ロック部の固定が解除されて前記ファンユニットが前記筐体から抜去される途中で前記筐体に固定される第二ロック部とが設けられている、
情報処理装置。
(付記2)
各前記ファンユニットは、前記吹出口と反対側に位置し吸込口が形成されたカバーと、前記カバーの側方に位置する側壁部とを有し、
前記第一ロック部及び前記第二ロック部は、前記側壁部に設けられている、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第一ロック部は、前記第一ロック部の固定を解除する方向に変位する第一プッシュ部を有し、
前記第二ロック部は、前記第二ロック部の固定を解除する方向に変位する第二プッシュ部を有し、
前記第一プッシュ部は、前記カバーに配置されており、
前記カバーには、開口形状の指掛け部が形成されており、
前記第二プッシュ部は、前記側壁部に配置されている、
付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記第一ロック部が前記筐体に固定されて前記ファンユニットが前記筐体に収容された状態では、前記第一プッシュ部及び前記指掛け部が、前記挿抜口を通じて前記筐体の外側へ露出し、前記第二プッシュ部が、前記挿抜口よりも前記筐体の内側に格納される、
付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記ファンユニットが前記筐体から抜去される途中で前記第二ロック部が前記筐体に固定された状態では、前記第二プッシュ部が、前記挿抜口よりも前記筐体の外側へ突出する、
付記3又は付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記第一ロック部及び前記第二ロック部は、前記側壁部に設けられた片持ち状の弾性片であり、
前記第一プッシュ部は、前記第一ロック部の自由端に形成され、
前記第二プッシュ部は、前記第二ロック部の自由端に形成されている、
付記3~付記5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記第一プッシュ部及び前記指掛け部は、前記カバーにおける前記側壁部側の端部に配置されている、
付記3~付記6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記第二プッシュ部は、前記側壁部における前記カバー側の端部に配置されている、
付記3~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記第一プッシュ部及び前記第二プッシュ部は、前記カバーの前面よりも前記カバーの背面側に位置する、
付記3~8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記ファンユニットは、ファンを有し、
前記第一プッシュ部及び前記第二プッシュ部は、前記ファンユニットの軸方向から見て前記ファンの回転領域の外側に位置する、
付記3~付記9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記11)
前記指掛け部は、前記ファンユニットの軸方向に貫通する貫通孔によって形成されている、
付記3~付記10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記12)
前記筐体には、前記ファンユニットの内側から前記第一プッシュ部の変位方向に前記第一ロック部と対向する第一ストッパと、前記ファンユニットの内側から前記第二プッシュ部の変位方向に前記第二ロック部と対向する第二ストッパとが設けられている、
付記3~付記11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記13)
前記複数のファンユニットの軸方向を前記筐体の長さ方向とした場合に、
前記ミッドプレーンは、前記筐体の長さ方向の中央部よりも前記複数のファンユニット側に配置されている、
付記1~付記12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記14)
前記複数のファンユニットの作動中に前記複数のファンユニットのうち一のファンユニットに設けられた前記第一ロック部が解除された場合に、前記ミッドプレーン側から逆流する風の圧力により前記一のファンユニットが前記筐体から抜去される方向に押し出されるように、前記複数のファンユニットの風量及び風速並びに前記ミッドプレーンの位置及び面積が設定されている、
付記1~付記13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記挿抜口には、スイング式のドアが設けられている、
付記1~付記14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
1 情報処理装置
10 筐体
10A 中央部
11 挿抜口
20 基板
21 ミッドプレーン
23 フレーム
24 通風口
25 被係止部
30 ファンユニット
31 ファン
31A 回転領域
33 吹出口
34 吸込口
40 ハウジング
41 カバー
42 側壁部
45 第一切欠部
46 第二切欠部
47 第一ストッパ
48 第二ストッパ
49 指掛け部
60 第一ロック部
61 第一係止部
62 第一プッシュ部
70 第二ロック部
71 第二係止部
72 第二プッシュ部

Claims (3)

  1. 挿抜口を有する筐体と、
    前記挿抜口を通じて前記筐体にそれぞれ挿抜可能に収容された複数のファンユニットと、
    を備えた情報処理装置において、
    前記複数のファンユニットは、前記挿抜口と反対側に向けて開口する吹出口をそれぞれ有し、
    前記筐体の内側には、前記複数のファンユニットの吹出口と対向するミッドプレーンが設けられ、
    各前記ファンユニットには、前記ファンユニットが前記筐体に収容された状態で前記筐体に固定される第一ロック部と、前記第一ロック部の固定が解除されて前記ファンユニットが前記筐体から抜去される途中で前記筐体に固定される第二ロック部とが設けられており、
    前記複数のファンユニットの作動中に前記複数のファンユニットのうち一のファンユニットに設けられた前記第一ロック部が解除された場合に、前記ミッドプレーン側から逆流する風の圧力により前記一のファンユニットが前記筐体から抜去される方向に押し出されるように、前記複数のファンユニットの風量及び風速並びに前記ミッドプレーンの位置及び面積が設定されている、
    情報処理装置。
  2. 各前記ファンユニットは、前記吹出口と反対側に位置し吸込口が形成されたカバーと、前記カバーの側方に位置する側壁部とを有し、
    前記第一ロック部及び前記第二ロック部は、前記側壁部に設けられている、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第一ロック部は、前記第一ロック部の固定を解除する方向に変位する第一プッシュ部を有し、
    前記第二ロック部は、前記第二ロック部の固定を解除する方向に変位する第二プッシュ部を有し、
    前記第一プッシュ部は、前記カバーに配置されており、
    前記カバーには、開口形状の指掛け部が形成されており、
    前記第二プッシュ部は、前記側壁部に配置されている、
    請求項2に記載の情報処理装置。
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