JP7314089B2 - 検索支援システム、及び検索支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検索支援システム、及び検索支援方法に関する。
組織の業務に関連して蓄積された知識を組織内の各メンバで共有することで、業務の効率化を図る試みがなされている。例えば、企業内の業務情報をデータベース化し、各ユーザがこのデータベースを検索することで、必要な情報を入手することができる。
そして、この検索システムに、テキスト入出力のインタフェースを備えたチャットシステムを活用することが行われている。チャットシステムを用いることにより、複数のユーザが各端末で同じ画面を共有し、各ユーザが適宜テキスト検索を行いながら議論を行うことができる。
しかしながら、企業内には様々な種類のデータベースが多量に蓄積されているため、チャットシステムを有効に活用するためには、検索システムをチャットシステムに適合させなければならない。
例えば、チャットシステムを用いながら議論を行う場合、ユーザは様々な検索条件を組み合わせながら素早く検索を行う必要があるため、検索条件を入力する際は、なるべく簡潔に検索条件を入力できることが好ましい。
また、検索結果を表示する場合も、表示される情報が多すぎると必要な情報を把握しづらくなり、議論の遅滞を招くおそれがある。
ここで、データベースの構築及び検索を容易にすべく、データの定義を行えるようにしたデータベースシステムの自動作成システムが提案されている。例えば、特許文献1には、入力データに基づきデータ定義情報を生成するデータ定義生成部と、入力画面及び分析画面HTMLファイルをそれぞれ自動生成する入力画面用ファイル生成部及び分析画面用ファイル生成部と、データベース登録用及び検索用CGIプログラムをそれぞれ自動生成するDB登録用プログラム生成部及びDB検索用プログラム生成部と、データベースを自動生成するデータベース生成部とを有し、これらの各生成部が、同一のデータ定義情報に基づき各ファイル等を自動生成することが記載されている。
特開平11-232090号公報
しかしながら、特許文献1によれば、ユーザは、検索条件を所定の専用入力フォームに従って指定しなければならないため、ユーザインタフェースが定まっているチャットシステムに適用することが難しい。また、検索結果の出力についても、特許文献1は、チャットシステムに適したように、出力する情報量を調整する仕組みとはなっていない。
さらに、特許文献1では、データの定義をユーザ自身が考えなければならないため、データベースの項目が複雑な場合にはユーザ検索が難しくなる可能性がある。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザによる情報検索を容易にすることが可能な検索支援システム、及び検索支援方法を提供することにある。
前記した課題を解決するための本発明の一つは、1又は複数の項目と、当該項目の内容を示す情報とを対応づけた検索対象情報を作成するデータ登録情報作成処理と、前記1又は複数の項目のそれぞれに対して、当該それぞれの項目を表す識別子を所定のルールに従って作成するデータ定義情報作成処理と、ユーザから、検索条件として、前記作成した識別子のうちいずれかの識別子であって所定の前記項目を表す識別子の入力と、当該項目に関する検索情報の入力とを受け付ける検索情報取得処理と、前記入力された識別子を前記所定の項目に変換するクエリ変換処理と、前記検索条件を満たす前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目の内容を示す情報を表示するユーザ提示処理と、を実行する演算装置を備え、前記演算装置は、前記データ定義情報作成処理において、前記1又は複数の項目のそれぞれの重要度を算出し、算出した重要度が所定の閾値未満である項目の全ての前記識別子を同一の識別子とする、検索支援システム、とする。
前記した課題を解決するための本発明の他の一つは、情報処理装置が、1又は複数の項目と、当該項目の内容を示す情報とを対応づけた検索対象情報を作成するデータ登録情報作成処理と、前記1又は複数の項目のそれぞれに対して、当該それぞれの項目を表す識別子を所定のルールに従って作成するデータ定義情報作成処理と、ユーザから、検索条件として、前記作成した識別子のうちいずれかの識別子であって所定の前記項目を表す識別子の入力と、当該項目に関する検索情報の入力とを受け付ける検索情報取得処理と、前記入力された識別子を前記所定の項目に変換するクエリ変換処理と、前記検索条件を満たす前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目の内容を示す情報を表示するユーザ提示処理と、を実行し、記データ定義情報作成処理において、前記1又は複数の項目のそれぞれの重要度を算出し、算出した重要度が所定の閾値未満である項目の全ての前記識別子を同一の識別子とする、検索支援方法、とする。
本発明によれば、ユーザによる情報検索を容易にすることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係る検索支援システムの構成の一例を説明する図である。 検索支援システムにおける各情報処理装置が備えるハードウェアの一例を説明する図である。 インデックス作成処理の一例を説明するフローチャートである。 データ定義情報作成処理の一例を説明するフローチャートである。 ナレッジデータの一例を示す図である。 データ定義情報の一例を示す図である。 IDカラム設定処理の一例を説明するフローチャートである。 メタデータカラム設定処理の一例を説明するフローチャートである。 データタイプ設定処理の一例を説明するフローチャートである。 インデックスDBスキーマの一例を示す図である。 データ登録処理の一例を説明するフローチャートである。 データ登録情報の作成過程の一例を示す図である。 検索実行処理の一例を説明するフローチャートである。 検索入力情報の一例を示す図である。 クエリ変換処理の一例を説明するフローチャートである。 解析情報の一例を示す図である。 検索クエリの一例を示す図である。 ユーザ提示処理の一例を説明するフローチャートである。 検索結果情報の一例を示す図である。 チャット出力情報に基づき、ユーザの端末に表示される画面(チャット画面)の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る検索支援システム1の構成の一例を説明する図である。
検索支援システム1は、ナレッジデータ1000を取得する検索支援装置100、検索システム200、及びチャットシステム300を含んで構成されている。
ナレッジデータ1000は、例えば、企業内の業務の情報を記憶した情報である。ナレッジデータ1000は、例えば、様々な業務に関する問答集(Q&A集)、業務に関連して発生した障害に関するデータ等である。
検索支援装置100は、ナレッジデータ1000を取得し、取得したナレッジデータ1000に基づき、検索システム200によるナレッジデータ1000のデータ検索を可能にするための所定のインデックス情報(データ登録情報4000及びインデックスDBスキーマ3000)を作成し、作成したインデックス情報を検索システム200に送信する。
なお、ナレッジデータ1000は、検索支援装置100が記憶していてもよいし、検索支援装置100の外部の情報処理装置が記憶していてもよい。
チャットシステム300は、複数のユーザがそれぞれ管理する情報処理装置たる各端末(不図示)からのデータ入力を受け付けると共に、入力されたデータを各端末に送信するコミュニケーションシステムである。例えば、チャットシステム300は、各ユーザの端末から受け付けたメッセージ情報を全ユーザの端末に表示することで、複数ユーザによるコミュニケーションを実現することができる。
ここで、チャットシステム300は、あるユーザ(検索実施者)の端末から所定の検索入力情報の入力を受け付け、入力された検索入力情報を検索支援装置100に送信する。検索支援装置100は、受信した検索入力情報をインデックス情報に基づき、検索システム200に対応した所定の検索要求(検索クエリ)に変換し、変換した検索クエリを検索システム200に送信する。その後、チャットシステム300は、検索クエリに対する検索結果情報を検索システム200に送信する。チャットシステム300は、検索結果のデータに基づき、ユーザの閲覧に適した検索結果の画面情報であるチャット出力情報を作成し、作成したチャット出力情報を、各ユーザの端末の画面に表示する。
なお、検索支援システム1における各情報処理装置の間は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、専用線等の有線又は無線のネッ
トワーク5によって通信可能に接続される。
次に、検索支援装置100、及び検索システム200の詳細について説明する。
<検索システム>
図1に示すように、検索システム200は、インデックスDB210を記憶している。また、検索システム200は、機能部たる検索部201を備える。
インデックスDB210は、ナレッジデータ1000の情報の検索に用いられるインデ
ックスデータを記憶している。
検索部201は、インデックスDB210に基づき、検索支援装置100から送信されてきた検索クエリに対応する検索結果のデータ(検索結果情報)を作成し、作成した検索結果情報を、検索支援装置100に送信する。
<検索支援装置>
検索支援装置100は、データベース取得部101、検索情報取得部102、データ定義情報作成部103、データ登録情報作成部104、インデックスDBスキーマ作成部105、クエリ変換部106、及びユーザ提示部107の各機能部を備える。
データベース取得部101は、各項目(カラム名)を有するナレッジデータ1000を取得する。
なお、本実施形態では、ナレッジデータ1000のカラム名は日本語又は英語の文字列で設定されているものとする。
データ登録情報作成部104は、ナレッジデータ1000におけるカラム名に対応した、1又は複数の項目(以下、物理名という)と、当該項目の内容を示す情報とを対応づけた検索対象情報(データ登録情報4000)を作成する。
インデックスDBスキーマ作成部105は、物理名に係る項目とその項目のデータタイプとを対応づけたインデックス情報(インデックスDBスキーマ3000)を作成する。
検索情報取得部102は、ユーザから、検索条件として、ナレッジデータ1000に関する所定の項目(物理名)を表す所定の識別子(以下、カラム指定文字という)の入力と、当該項目に関する検索情報(検索キーワード)の入力とを受け付ける。
クエリ変換部106は、検索情報取得部102で入力された識別子(カラム指定文字)を所定の項目(物理名)に変換する。
データ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000における1又は複数の項目(物理名)のそれぞれに対して、それぞれの項目を表す識別子(カラム指定文字)を所定のルールに従って作成する。
この場合、検索情報取得部102は、ユーザから、ナレッジデータ1000における所定の項目(カラム名)を表す識別子(カラム指定文字)として、データ定義情報作成部103が作成した識別子のいずれかの入力を受け付ける。
また、データ定義情報作成部103は、識別子(カラム指定文字)のそれぞれを、それぞれの項目を表す、所定言語(本実施形態では英語とする)における1文字に設定する。
また、データ定義情報作成部103は、1又は複数の項目(物理名)のそれぞれの重要度を算出し、算出した重要度が所定の閾値未満である項目の全ての識別子(カラム指定文字)を同一の識別子とする。
ユーザ提示部107は、検索条件を満たす、検索対象情報(データ登録情報4000)を検索できたと判定した場合に、検索対象情報(データ登録情報4000)における所定の項目(物理名)の内容を示す情報(検索結果情報)を作成する。
具体的には、例えば、ユーザ提示部107は、検索対象情報(データ登録情報4000)を検索できたと判定した場合に、検索できた項目の重要度を所定の判定条件に基づいて判定し、判定した重要度が所定の閾値以上である場合にのみ、検索対象情報(データ登録情報4000)における所定の項目(物理名)の内容を示す情報(検索結果情報)を作成する。
また、例えば、ユーザ提示部107は、検索対象情報(データ登録情報4000)を検索できたと判定した場合に、対応する項目(物理名)の数が所定数を超える場合は、所定のルール(例えば、検索スコアが高いものが該当するとする)に基づき、その対応する項目のうち所定数の項目に対してのみ、検索対象情報(データ登録情報4000)におけるその項目の内容を示す情報(検索結果情報)を作成する。
ここで、図2は、検索支援システム1における各情報処理装置が備えるハードウェアの一例を説明する図である。これらの情報処理装置は、CPU等のプロセッサ11、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶デバイス12、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶デバイス13、キーボード又はタッチパネル等の入力デバイス14、モニタ又はディスプレイ等の出力デバイス15、他の情報処理装置と通信を行うネットワークインターフェイスカード等の通信デバイス16とを備える。
上記で説明した、検索支援システム1の各情報処理装置の各機能は、専用ハードウェアにより、又は、プロセッサ11が記憶デバイス12又は補助記憶デバイス13に記憶されているプログラムを読み出すことにより実現される。また、各プログラムは、各情報処理装置が読み取り可能な記録媒体にあらかじめ記録されていてもよいし、記憶媒体又は所定の通信ネットワークを介して、必要なときに導入されてもよい。
[全体処理]
次に、検索支援システム1において行われる処理について説明する。
まず、検索支援装置100は、ナレッジデータ1000に基づき、検索システム200に係るインデックス情報を作成するインデックス作成処理を実行する。
また、検索支援装置100は、インデックス作成処理を実行後、ユーザから入力された検索入力情報に基づき、検索システム200に検索を実行させる検索実行処理を実行する。
以下、インデックス作成処理及び検索実行処理について説明する。
<インデックス作成処理>
図3は、インデックス作成処理の一例を説明するフローチャートである。インデックス作成処理は、例えば、検索支援装置100の起動時、所定の時刻、所定の時間間隔、又は、ユーザから所定の入力があった場合に開始される。
まず、検索支援装置100は、ナレッジデータ1000の各項目(カラム名)の属性情報であって検索システム200による検索に必要な情報であるデータ定義情報2000を作成するデータ定義情報作成処理を実行する(s1)。データ定義情報作成処理の詳細は後述する。
そして、検索支援装置100は、s1で作成したデータ定義情報2000に基づき、データ定義情報2000の各項目とナレッジデータ1000の各項目における内容データ(
文字列)とを対応づけたインデックス情報(データ登録情報)を作成し、作成したデータ登録情報を検索システム200に送信するデータ登録処理を実行する(s3)。データ登録処理の詳細は後述する。
また、検索支援装置100は、s1で作成したデータ定義情報2000に基づき、インデックスDBスキーマ3000を作成し、作成したインデックスDBスキーマ3000を検索システム200に送信するインデックスDBスキーマ作成処理を実行する(s5)。インデックスDBスキーマ作成処理の詳細は後述する。
以上で、インデックス作成処理は終了する。次に、インデックス作成処理における各処理の詳細を説明する。
<<データ定義情報作成処理>>
図4は、データ定義情報作成処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、検索支援装置100のデータベース取得部101は、ナレッジデータ1000を取得する(s11)。
ここで、ナレッジデータ1000の詳細を説明する。
(ナレッジデータ)
図5は、ナレッジデータ1000の一例を示す図である。ナレッジデータ1000は、所定の業務にて発生した障害を特定する識別子である障害番号1001と(1番目の項目)、障害番号1001に係る障害の内容たる現象1002と(2番目の項目)、障害番号1001に係る障害の原因1003と(3番目の項目)、障害番号1001に係る障害に対して行われた対策1004と(4番目の項目)、障害番号1001に係る障害が発生した環境1005(本実施形態ではOS;Operating System)と(5番目の項目)、障害番号1001に係る障害が発生した業務プログラム(本実施形態では製品)を特定する製品名1006と(6番目の項目)、障害番号1001に係る障害の内容が登録された登録日1007と(7番目の項目)を含む各項目を有する、1以上のレコードで構成される。
次に、図4に示すように、検索支援装置100は、s11で取得したナレッジデータ1000に基づき、データ定義情報2000を作成する(s12-s17)。
ここで、データ定義情報2000の具体例を説明する。
<データ定義情報>
図6は、データ定義情報2000の一例を示す図である。データ定義情報2000は、ナレッジデータ1000における各項目の名称であるカラム名2001と、カラム名2001に係る項目を表す文字列である物理名2002と、カラム名2001に係る項目がキー項目(ID)であるか否かを示す情報であるID2003と、カラム名2001に係る項目のデータタイプである型2004と、カラム名2001に係る項目を表す識別子であるカラム指定文字2005と、カラム名2001に係る項目がメタデータであるか否かを示すメタデータ2006とを含む各項目を有する、1以上のレコードで構成される。
続いて、図4に示すように、データ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000が有する各項目の属性を表す情報を、データ定義情報2000に登録する(s12)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000に新たなレコードを作成し、作成した各レコードのカラム名2001に、s11で取得したナレ
ッジデータ1000の各項目の名称(文字列)を設定する(s12)。
次に、データ定義情報作成部103は、s12で作成したデータ定義情報2000に、カラム名に対応した物理名(英語)を設定する(s13)。
具体的には、例えば、まず、データ定義情報作成部103は、s11で取得したナレッジデータ1000の各項目の名称たる文字列をそれぞれ、英語の文字列に変換する。なお、データ定義情報作成部103は、変換した英語が複数の単語からなる場合には、各単語の間を所定の文字列(例えば、アンダーバー)によって接続することで、一つの文字列にする。
そして、データ定義情報作成部103は、変換した英語の各文字列を、データ定義情報2000における各レコードの物理名2002に設定する。
続いて、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、s12で作成したデータ定義情報2000にID(キー項目)を設定するIDカラム設定処理を実行する(s14)。IDカラム設定処理の詳細は後述する。
また、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、s12で作成したデータ定義情報2000にメタデータの情報を設定するメタデータカラム設定処理を実行する(s15)。メタデータカラム設定処理の詳細は後述する。
また、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、s12で作成したデータ定義情報2000にデータタイプの情報を設定するデータタイプ設定処理を実行する(s16)。データタイプ設定処理の詳細は後述する。
また、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、s12で作成したデータ定義情報2000にカラム指定文字を設定し(s17)、その後、データ定義情報作成処理は終了する(s18)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、s13で設定した物理名の文字列における所定位置の所定数の文字(例えば、先頭の1文字)を、カラム指定文字とする。
なお、複数の項目でカラム指定文字が重複する場合は、その重複するカラム指定文字に、付加的な識別子を追加してもよい。例えば、複数の項目で文字「P」が重複している場合は、各カラム指定文字を、「P1」、「P2」、・・・とする。
また、後述するメタデータの項目が複数ある場合は、その複数のメタデータに係るカラム指定文字を全て同一の識別子又は文字としてもよい(図2の符号2007)。後述するように、メタデータの項目の重要性は低く、検索結果としても表示しないためである。
次に、データ定義情報作成処理における各処理の詳細を説明する。
<<<IDカラム設定処理>>>
図7は、IDカラム設定処理の一例を説明するフローチャートである。まず、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、カウンタiを1に設定する(s141)。
データ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目の全データを取得する(s142)。具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、s11で
取得したナレッジデータ1000の1番目の項目である障害番号1001の文字列を、その全てのレコードから取得する。
データ定義情報作成部103は、s142で取得した文字列の文字数をそれぞれ確認し、全ての文字列が所定数文字以下(例えば、10文字以下)であるか否かを判定する(s143)。
全ての文字列が所定数文字以下である場合(s143:YES)、データ定義情報作成部103は、後述するs144の処理を実行し、所定数文字未満の文字列がある場合(s143:NO)、データ定義情報作成部103は、後述するs147の処理を実行する。
s144においてデータ定義情報作成部103は、s143で取得した全データ(文字列)を確認し、重複するデータ(互いに同じ文字列)があるか否かを判定する。
重複するデータ(互いに同じ文字列)がある場合(s145:YES)、データ定義情報作成部103は、後述するs146の処理を実行し、重複するデータ(互いに同じ文字列)がない場合(s145:NO)、データ定義情報作成部103は、後述するs147の処理を実行する。
s146においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目をID(キー項目)とし、それ以外の項目をID(キー項目)でないとする情報を、データ定義情報2000に設定する。これにより、IDカラム設定処理は終了する(s149)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000の各レコードのうち、ナレッジデータ1000のi番目の項目がカラム名2001に設定されているレコードのID2003に「○」を設定し、それ以外のレコードのID2003に「×」を設定する。
他方、s147においてデータ定義情報作成部103は、現在のカウンタiの値が、ナレッジデータ1000における最後の項目の番号(本実施形態では7)であるか否かを判定する。
現在のカウンタiの値が、ナレッジデータ1000における最後の項目の番号である場合は(s147:YES)、IDカラム設定処理は終了する(s149)。
他方、現在のカウンタiの値が、ナレッジデータ1000における最後の項目の番号でない場合は(s147:NO)、データ定義情報作成部103は、現在のカウンタiの値を1増加させ(s148)、s142以降の処理を繰り返す。
<<<メタデータカラム設定処理>>>
図8は、メタデータカラム設定処理の一例を説明するフローチャートである。まず、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000の各項目がメタデータの項目であるかを判定するため、各項目のデータ内容のバリエーションの多さを示すパラメータtを設定する(s151)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、パラメータtを、「(ナレッジデータ1000のレコードの総数)/10」と設定する。
データ定義情報作成部103は、カウンタiの値を1に設定する(s152)。
データ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目の全レコードのデータを取得する(s153)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、s11で取得したナレッジデータ1000の1番目の項目である障害番号1001の内容を、その全てのレコードについて取得する。
データ定義情報作成部103は、s153で取得した各データを互いに比較することにより、互いに異なる内容を有するデータの総数nを特定する(s154)。
そして、データ定義情報作成部103は、総数nがパラメータtより小さいか否かを判定する(s155)。
総数nがパラメータtより小さい場合は(s155:YES)、データ定義情報作成部103は、後述するs156の処理を実行する。
他方、総数nがパラメータtより小さくない場合は(s155:NO)、データ定義情報作成部103は、後述するs157の処理を実行する。
s156においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目をメタデータの項目とする情報を、データ定義情報2000に設定する。その後は、s158の処理が行われる。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000の各レコードのうち、ナレッジデータ1000のi番目の項目がカラム名2001に設定されているレコードのメタデータ2006に「○」を設定する。
s157においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目を、メタデータの項目ではないとする情報を、データ定義情報2000に設定する。その後は、s158の処理が行われる。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000の各レコードのうち、ナレッジデータ1000のi番目の項目がカラム名2001に設定されているレコードのメタデータ2006に「×」を設定する。
s158においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目が最後の項目であるか否かを判定する。
ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目が最後の項目でない場合は(s158:NO)、データ定義情報作成部103は、カウンタiの値を1増加させ(s159)、s153以降の処理を繰り返す。
他方、ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目が最後の項目である場合は(s158:YES)、メタデータカラム設定処理は終了する(s160)。
<<<データタイプ設定処理>>>
図9は、データタイプ設定処理の一例を説明するフローチャートである。まず、検索支援装置100のデータ定義情報作成部103は、カウンタiの値を1に設定する(s161)。
データ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目の全レコードのデータを取得する(s162)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、s11で取得したナレッジデータ1000の1番目の項目である障害番号1001の内容を、その全てのレコードから取得する。
データ定義情報作成部103は、s162で取得した各データについて、そのデータが、日付のデータフォーマットを有しているか否かを判定する(s163)。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、取得したデータの文字列を解析し、この文字列が年、月、及び日を格納するためのデータフォーマットに当てはまるか否かを判定する。
全てのデータが日付のデータフォーマットを有している場合は(s164:YES)、データ定義情報作成部103は、後述するs165の処理を実行し、日付のデータフォーマットを有していないデータがある場合は(s164:NO)、データ定義情報作成部103は、後述するs167の処理を実行する。
s165においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目のデータタイプを日付型とする情報を、データ定義情報2000に設定する。その後は、後述するs166の処理が実行される。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000のうち、ナレッジデータ1000のi番目の項目がカラム名2001に設定されているレコードの型2004に、「date」と設定する。
s166においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目が最後の項目であるか否かを判定する。
ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目が最後の項目でない場合は(s166:NO)、データ定義情報作成部103は、カウンタiの値を1増加させ(s170)、s162以降の処理を繰り返す。
他方、ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目が最後の項目である場合は(s166:YES)、データタイプ設定処理は終了する(s171)。
s167においてデータ定義情報作成部103は、IDカラム設定処理及びメタデータ設定処理の結果に基づき、s162で取得したナレッジデータ1000のi番目のデータの項目がIDの項目又はメタデータの項目であるか否かを判定する。
s162で取得した項目がID又はメタデータの項目である場合は(s167:YES)、データ定義情報作成部103は、後述するs168の処理を実行し、s162で取得した項目がIDの項目でもメタデータの項目でもない場合は(s167:NO)、データ定義情報作成部103は、後述するs169の処理を実行する。
s168においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000のi番目の項目のデータタイプを、キーワード型(この項目がユーザからの検索対象になる場合は、ユーザからの検索キーワードに対して当該項目のデータ内容が全て一致しない限り、すな
わち全文一致でない限り、検索結果とならない)とする。その後は、s166の処理が行われる。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000のうち、ナレッジデータ1000のi番目の項目がカラム名2001に設定されているレコードの型2004に、「keyword」と設定する。
s169においてデータ定義情報作成部103は、ナレッジデータ1000の現在のi番目の項目のデータタイプを、テキスト型(この項目がユーザからの検索対象になる場合は、ユーザからの検索キーワードに対して当該項目のデータが一致しているか否かを、所定のアナライザが判定する)とする情報を、データ定義情報2000に設定する。その後は、s166の処理が行われる。
具体的には、例えば、データ定義情報作成部103は、データ定義情報2000のうち、ナレッジデータ1000のi番目の項目がカラム名2001に設定されているレコードの型2004に、「text」と設定する。
<<<インデックスDBスキーマ作成処理>>>
データ定義情報作成部103は、インデックスDBスキーマ作成処理において、インデックスDBスキーマを作成する。
図10は、インデックスDBスキーマ3000の一例を示す図である。インデックスDBスキーマ3000は、データ定義情報2000における物理名2002を示す文字列3001と、その物理名2002に係る項目のデータタイプを示す文字列3002とを対応づけて記憶したデータ群である。
なお、データタイプがテキスト型である場合は、使用されるアナライザを特定する情報3003が表示される。
次に、データ登録処理について説明する。
<<データ登録処理>>
図11は、データ登録処理の一例を説明するフローチャートである。まず、検索支援装置100のデータベース取得部101は、ナレッジデータ1000を取得する(s31)。
データ登録情報作成部104は、カウンタiの値を1に設定する(s32)。
データ登録情報作成部104は、ナレッジデータ1000のi番目の項目(以下、選択項目という)の全データを取得する(s33)。
具体的には、例えば、データ登録情報作成部104は、s31で取得したナレッジデータ1000の1番目の項目である障害番号1001の内容を、その全てのレコードから取得する。
データ登録情報作成部104は、s33で取得したデータとデータ定義情報2000とに基づき、データ登録情報を作成する(s34)。
具体的には、例えば、データ登録情報作成部104は、データ定義情報2000のうち、カラム名2001にi番目の項目が設定されているレコードにおける物理名2002を
取得し、取得した物理名2002と、s33で取得したナレッジデータ1000の各レコードにおけるi番目の項目の内容とを対応づけた情報を作成する。
(データ登録情報)
図12は、データ登録情報4000の作成過程の一例を示す図である。データ登録情報4000は、例えば、CSV形式のデータである。同図は、ナレッジデータ1000のあるレコードと、データ定義情報2000とを対応づけた場合の一例である。
データ登録情報4000は、データ定義情報2000における各物理名4001と、各物理名4001の内容である、ナレッジデータ1000のデータ4002とを所定の区切り文字によって対応づけた情報である。
次に、図11に示すように、データ登録情報作成部104は、s34で作成したデータ登録情報を、検索システム200のインデックスDB210に送信する(s35)。
s36においてデータ登録情報作成部104は、ナレッジデータ1000のi番目の項目が最後の項目であるか否かを判定する。
ナレッジデータ1000のi番目の項目が最後の項目でない場合は(s36:NO)、データ登録情報作成部は、カウンタiの値を1増加させ(s38)、s33以降の処理を繰り返す。
他方、ナレッジデータ1000のi番目の項目が最後の項目である場合は(s36:YES)、データ登録処理は終了する(s37)。
<検索実行処理>
次に、インデックス作成処理に続いて実行される検索実行処理について説明する。
図13は、検索実行処理の一例を説明するフローチャートである。検索実行処理は、インデックス作成処理の実行後、例えば、ユーザから所定の入力があった場合に開始される。
まず、検索支援装置100の検索情報取得部102は、各ユーザのいずれかの端末から、検索入力情報5000の入力(受信)を待機する(s7:NO)。
なお、検索入力情報5000は、データ定義情報2000のカラム指定文字2005に対応する文字又は文字列、及び、そのカラム指定文字2005が示す項目(物理名)のデータ内容たる検索文字列(キーワード、文章、単語等)の情報である。
(検索入力情報)
図14は、検索入力情報5000の一例を示す図である。検索入力情報5000は、カラム指定文字5001と、カラム指定文字5001に係る検索文字列5002とを含む検索式5003を、1又は複数有する。なお、各検索文字列5002に対しては、複数のカラム指定文字5001を対応させることができる。
次に、図13に示すように、検索情報取得部102は、ユーザから検索入力情報5000の入力があった場合には(s7:YES)、検索入力情報5000に基づき検索クエリを作成すると共に、作成した検索クエリを検索システム200に送信するクエリ変換処理を実行する(s8)。クエリ変換処理の詳細は後述する。
その後、ユーザ提示部107は、検索システム200から、検索クエリに対応した検索結果情報を受信すると、検索結果情報をチャット出力情報に変換するユーザ提示処理を実行する(s9)。ユーザ提示処理の詳細は後述する。以上で検索実行処理は終了する。
次に、検索実行処理における各処理の詳細を説明する。
<<クエリ変換処理>>
図15は、クエリ変換処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、クエリ変換部106は、データ登録情報4000に基づき、s7で入力された検索入力情報5000中の各検索式5003における各カラム指定文字5001を、対応する物理名2002に変換する(s91)。
そして、クエリ変換部106は、この変換を行った各検索式5003を、後述する解析情報6000に従って解析することにより、検索クエリを作成する(s92)。
(解析情報)
図16は、解析情報6000の一例を示す図である。解析情報6000は、1又は複数の変換ルールを記憶している。
検索式5003がカラム指定文字5001及び検索文字列5002のペアである場合、クエリ変換部106は、第1の変換ルール6001に従い、検索文字列5002が示す文字列が含まれている、カラム指定文字5001に係る項目を検索するための検索クエリを作成する。なお、カラム指定文字5001に複数の項目が示されている場合は、クエリ変換部106は、その各項目について検索クエリを作成する。
検索式5003がカラム指定文字5001及び検索文字列5002のペアであり、かつカラム指定文字5001の直前に所定の記号(例えば、マイナス記号)が指定されている場合、クエリ変換部106は、第2の変換ルール6002に従って、検索文字列5002が示す文字列が含まれていない、カラム指定文字5001に係る項目を検索するための検索クエリを作成する。なお、カラム指定文字5001に複数の項目が示されている場合は、クエリ変換部106は、その各項目について検索クエリを作成する。
検索入力情報5000に複数の検索式5003が含まれている場合、クエリ変換部106は、第3の変換ルール6003に従い、各検索式5003の検索結果を全て満たす(AND条件)文字列を検索する。
(検索クエリ)
次に、図17は、検索クエリの一例を示す図である。検索クエリ7000は、検索式5003に対応する情報として、物理名の文字列7001と、検索文字列7002とを有する。
検索式5003が複数ある場合は、各検索式5003の全ての検索条件を満たすべきことを示す所定の識別子7003、7004が設定される。
次に、ユーザ提示処理の詳細を説明する。
<<ユーザ提示処理>>
図18は、ユーザ提示処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、ユーザ提示部107は、検索システム200から、検索クエリ7000に対応する検索結果情報を受信する(s91)。
(検索結果情報)
図19は、検索結果情報の一例を示す図である。検索結果情報8000は、ナレッジデータ1000のデータのうち、検索クエリ7000により検索された各項目のデータを記録している。
すなわち、検索結果情報8000は、各物理名8001、8002、8003に係る項目のデータを有する、1又は複数のレコードを含んで構成されている。
なお、この物理名8001、8002、8003には、メタデータの項目に係る物理名8002が含まれている。
また、検索結果情報8000の各レコードは、検索スコア(検索条件に対する検索結果の合致の程度を示すパラメータ)に係る物理名8003を有している。
次に、図18に示すように、ユーザ提示部107は、s91で受信した検索結果情報8000が示す検索結果のうち、所定の項目に係る検索結果を所定件数のみ抽出したテキスト情報を、チャット出力情報として出力する(s92)。
具体的には、例えば、ユーザ提示部107は、データ定義情報2000の各レコードのカラム名2001及びメタデータ2006を参照することにより、検索結果情報8000の各レコードのデータから、メタデータの項目に係るデータを除外したレコードデータ(テキストデータ)を作成する。さらに、ユーザ提示部107は、作成したレコードデータのうち、検索スコアが所定の条件を満たす(例えば、検索スコアの上位所定数件)レコードのデータを抽出し、抽出したデータをチャット出力情報として出力する。
そして、ユーザ提示部107は、s92で作成したチャット出力情報を、チャットシステム300を介して各ユーザの端末に送信する(s93)。各ユーザの端末は、このチャット出力情報を所定の画面に表示する。以上でユーザ提示処理は終了する(s94)。
(チャット画面)
図20は、チャット出力情報に基づき、ユーザの端末に表示される画面(チャット画面)の一例を示す図である。
チャット画面9000には、ユーザが入力した検索入力情報5000を表示する表示欄9001が設けられる。
また、チャット画面9000には、検索結果たるチャット出力情報の表示欄9002が設けられる。
この表示欄9002には、検索結果ブロック9003が表示される。各検索結果ブロック9003には、検索条件に対応するレコードの内容が表示され、具体的には、検索結果情報8000の物理名8001に対応するカラム名9004と、そのカラム名の内容を表す文字列9005とが表示される。
なお、表示される検索結果9003の件数は、検索スコアが上位最大3件までの検索結果ブロック9003である。これにより、重要な検索結果の情報のみをユーザに提示して、ユーザの作業効率を上げることができる。
ここで、検索結果9003には、検索結果情報8000における物理名8003のうちメタデータに係る物理名の内容(メタデータを表す情報)は表示されない。このように、重要な項目の情報のみをユーザに提示することで、ユーザの作業効率を上げることができる。
以上に説明したように、本実施形態の検索支援システム1は、各項目と、その項目の内容を示す情報とを対応づけたデータ登録情報4000を作成しておき、ユーザから検索条件として、項目を表す識別子(カラム指定文字)の入力とその項目に関する検索情報の入力とを受け付け、入力された識別子をデータ登録情報4000の項目に変換し、上記検索条件を満たす、データ登録情報4000の項目を検索できた場合に、データ登録情報4000のその項目と、データ登録情報4000における当該項目の内容とを表示する。
このように、本実施形態の検索支援システム1によれば、ユーザは検索条件を入力するにあたって、項目を表す識別子を入力すれば所望の検索結果を得ることができる。すなわち、本実施形態の検索支援システム1によれば、ユーザによる情報検索を容易にすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、ナレッジデータ1000の内容は特に限定されるものではなく、所定の項目及びその内容データを備えるものであればよい。
また、本実施形態では、物理名は、カラム名を日本語から英語に翻訳することで作成したが、他の方法を用いてもよい。例えば、他の言語を用いてもよいし、簡略化した日本語としてもよいし、所定の記号を設定してもよい。
また、本実施形態でデータベースの形式で説明したデータは、他のデータ形式としてもよい。
また、本実施形態では、表示を省略する項目としてメタデータを設定したが、その他の項目を省略してもよい。例えば、予め設定した優先度が低い項目としてもよい。
また、本実施形態ではメタデータは常に検索結果として表示しないこととしたが、ユーザの選択により表示可能なようにしてもよい。
また、表示を省略する方法として、本実施形態は、メタデータの項目の表示の省略、及び、表示する件数の限定を説明したが、その他の観点から表示する情報量を変更してもよい。例えば、各端末の画面の大きさに表示する情報を調節してもよい。
以上の本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の検索支援システム1においては、前記演算装置が、前記1又は複数の項目のそれぞれに対して、当該それぞれの項目を表す識別子を所定のルールに従って作成するデータ定義情報作成処理を実行し、前記検索情報取得処理において、前記ユーザから、前記所定の項目を表す識別子として、前記作成した識別子のいずれかの入力を受け付ける、としてもよい。
このように、各項目を表す識別子(カラム指定文字)を作成しておき、ユーザから、項目を表す識別子(カラム指定文字)として、作成した識別子の入力を受け付けるようにす
ることで、ユーザは、識別子を用いた検索入力を容易かつ確実に行うことができる。
また、本実施形態の検索支援システム1においては、前記演算装置が、前記データ定義情報作成処理において、前記識別子のそれぞれを、前記それぞれの項目を表す、所定言語における1文字に設定する、としてもよい。
このように、識別子(カラム指定文字)のそれぞれを、所定言語におけるそれぞれの項目を表す1文字に設定することで、ユーザは、カラム指定文字を簡単に想起することができ、識別子を用いた検索入力を容易かつ確実に行うことができる。
また、本実施形態の検索支援システム1においては、前記演算装置が、前記ユーザ提示処理において、前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記検索できた項目の重要度を所定の判定条件に基づいて判定し、判定した重要度が所定の閾値以上である場合にのみ、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目の内容を示す情報を表示する、としてもよい。
このように、検索対象情報(データ登録情報4000)の項目を検索できた場合に、その項目の重要度が高い場合にのみ、その項目の検索結果を表示することで、ユーザは、重要な検索結果の情報だけを知得することができる。
また、本実施形態の検索支援システム1においては、前記演算装置が、前記データ定義情報作成処理において、前記1又は複数の項目のそれぞれの重要度を算出し、算出した重要度が所定の閾値未満である項目の全ての前記識別子を同一の識別子とする、としてもよい。
このように、重要でない全項目(例えば、メタデータの項目)を同一の識別子とすることで、このような重要でない項目が多数存在する場合に、識別子に係るリソースの消費を抑制することができる。
また、本実施形態の検索支援システム1においては、前記演算装置が、前記ユーザ提示処理において、前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記対応する項目の数が所定数を超える場合は、所定のルールに基づき、前記対応する項目のうち前記所定数の項目に対してのみ、前記検索対象情報における当該項目の内容を示す情報を表示する、としてもよい。
このように、検索できた項目の数が所定数を超える場合は、検索できた項目のうち所定数の項目に対してのみ、検索結果を表示することで、ユーザは、限られた画面のなかで特に必要な検索結果の情報を知得することができる。
1 検索支援システム、100 検索支援装置、200 検索システム、300 チャットシステム、1000 ナレッジデータ

Claims (5)

  1. 1又は複数の項目と、当該項目の内容を示す情報とを対応づけた検索対象情報を作成するデータ登録情報作成処理と、
    前記1又は複数の項目のそれぞれに対して、当該それぞれの項目を表す識別子を所定のルールに従って作成するデータ定義情報作成処理と、
    ユーザから、検索条件として、前記作成した識別子のうちいずれかの識別子であって所定の前記項目を表す識別子の入力と、当該項目に関する検索情報の入力とを受け付ける検索情報取得処理と、
    前記入力された識別子を前記所定の項目に変換するクエリ変換処理と、
    前記検索条件を満たす前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目の内容を示す情報を表示するユーザ提示処理と、
    を実行する演算装置を備え
    前記演算装置は、前記データ定義情報作成処理において、前記1又は複数の項目のそれぞれの重要度を算出し、算出した重要度が所定の閾値未満である項目の全ての前記識別子を同一の識別子とする、
    検索支援システム。
  2. 前記演算装置が、
    前記データ定義情報作成処理において、前記識別子のそれぞれを、前記それぞれの項目を表す、所定言語における1文字に設定する、
    請求項に記載の検索支援システム。
  3. 前記演算装置が、
    前記ユーザ提示処理において、前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記検索できた項目の重要度を所定の判定条件に基づいて判定し、判定した重要度が所定の閾値以上である場合にのみ、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目の内容を示す情報を表示する、
    請求項1に記載の検索支援システム。
  4. 前記演算装置が、
    前記データ登録情報作成処理において、1又は複数の項目を有する1又は複数のレコードからなるデータから、前記1又は複数の項目と、当該項目の内容を示す情報とを対応づけた検索対象情報を作成し、
    前記ユーザ提示処理において、前記検索対象情報を前記データから検索できたと判定した場合に、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目を有する前記データのレコードから、所定の条件を満たすレコードを抽出し、抽出したレコードの内容を表示する、
    請求項に記載の検索支援システム。
  5. 情報処理装置が、
    1又は複数の項目と、当該項目の内容を示す情報とを対応づけた検索対象情報を作成するデータ登録情報作成処理と、
    前記1又は複数の項目のそれぞれに対して、当該それぞれの項目を表す識別子を所定のルールに従って作成するデータ定義情報作成処理と、
    ユーザから、検索条件として、前記作成した識別子のうちいずれかの識別子であって所定の前記項目を表す識別子の入力と、当該項目に関する検索情報の入力とを受け付ける検索情報取得処理と、
    前記入力された識別子を前記所定の項目に変換するクエリ変換処理と、
    前記検索条件を満たす前記検索対象情報を検索できたと判定した場合に、前記検索対象情報における前記所定の項目に対応する項目の内容を示す情報を表示するユーザ提示処理と、
    を実行し、
    前記データ定義情報作成処理において、前記1又は複数の項目のそれぞれの重要度を算出し、算出した重要度が所定の閾値未満である項目の全ての前記識別子を同一の識別子とする、
    検索支援方法。
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