JP7314045B2 - 現像ローラ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高温高湿条件下におけるかぶりを抑制し、高品質な画像を提供することが可能な現像ローラ、及びその現像ローラを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、軸体と、軸体の外表面に設けられる弾性層と、弾性層より外側に設けられる被覆層とを備える現像ローラであって、被覆層が、ポリオールとイソシアネートによるウレタン結合を構成単位に有する樹脂、有機金属化合物粒子からなる第1の表面粗さ剤及び有機金属化合物粒子以外の微粒子からなる第2の表面粗さ剤を含み、第1の表面粗さ剤の平均粒子径が2μm以下であり、かつ、第1の表面粗さ剤の平均粒子径と第2の表面粗さ剤の平均粒子径とが、以下の関係を満たす現像ローラである。
第1の表面粗さ剤の平均粒子径≦第2の表面粗さ剤の平均粒子径
[現像ローラ]
図1に示すように、本発明の現像ローラ1は、軸体2と、軸体2の外表面に設けられる弾性層3と、弾性層3より外側に設けられる被覆層4とを備える。
被覆層4は、ポリオールとイソシアネートによるウレタン結合を構成単位に有する樹脂、有機金属化合物粒子からなる第1の表面粗さ剤及び有機金属化合物粒子以外の微粒子からなる第2の表面粗さ剤を含み、第1の表面粗さ剤の平均粒子径が2μm以下であり、かつ、第1の表面粗さ剤の平均粒子径と第2の表面粗さ剤の平均粒子径とが、以下の関係を満たすものである。
第1の表面粗さ剤の平均粒子径≦第2の表面粗さ剤の平均粒子径
以下に、各構成の詳細を説明する。
軸体2は、好ましくは、導電特性を有する、従来公知の現像ローラに用いられる軸体を用いることができる。軸体2は、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼、及び真鍮からなる群より選択される少なくとも1種の金属で構成されていることが好ましい。なお、このような軸体2は、一般に、「芯金」の名称でも知られている。
軸体2は、良好な導電特性を得るために、芯金であることが好ましい。
弾性層3は、感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを過不足なく供給することができるように、適切なニップ幅とニップ圧をもって感光体に押圧可能な硬度や弾性を現像ローラ1に付与するために設けられる。弾性層3は種々のゴム材を用いることができる。ゴム材に使用するゴムとしては、エチレン-プロピレン-ジエン共重合ゴム(EPDM)、アクリルニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)、フッ素ゴム、シリコーンゴム、エピクロロヒドリンゴム、NBRの水素化物、ウレタンゴム以下が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。この中でも、押圧による圧縮応力歪みの小さいシリコーンゴムが好ましい。シリコーンゴムとしては、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルトリフルオロプロピルシロキサン、ポリメチルビニルシロキサン、ポリフェニルビニルシロキサン、これらのシロキサンの共重合体が挙げられる。
図2に、現像ローラ1の側面図を示す。被覆層4は、ポリオールとイソシアネートによるウレタン結合を構成単位に有する樹脂、有機金属化合物粒子からなる第1の表面粗さ剤8、及び有機金属化合物粒子以外の微粒子からなる第2の表面粗さ剤7を含むものである。
なお、図2は、被覆層4の表面状態、特に、第1の表面粗さ剤8と第2の表面粗さ剤7とが分散された状態を模式的に示すものである。
被覆層4にバインダー樹脂として、ポリオールとイソシアネートによるウレタン結合を構成単位に有する樹脂、すなわちポリウレタン樹脂を含有している。
ポリオール成分としては特に限定されるものではないが、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、アクリルポリオール、シリコーン変性ポリオール、フッ素変性ポリオールを用いることができる。また、これらのポリオール成分と反応させるイソシアネート化合物としては、特に限定されるものではないが、エチレンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の如き脂肪族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、シクロヘキサン1,3-ジイソシアネート、シクロヘキサン1,4-ジイソシアネートの如き脂環式ポリイソシアネート、2,4-トリレンジイソシアネート、2,6-トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の如き芳香族イソシアネート及びこれらの共重合物や、そのブロック体を用いることができる。
本発明の現像ローラ1は、図2示すように、有機金属化合物粒子からなる第1の表面粗さ剤8と有機金属化合物粒子以外の微粒子からなる第2の表面粗さ剤7を含み、第1の表面粗さ剤8の平均粒子径と第2の表面粗さ剤の平均粒子径7は、以下の関係を満たす。
第1の表面粗さ剤の平均粒子径≦第2の表面粗さ剤の平均粒子径
第1の表面粗さ剤8と第2の表面粗さ剤7の平均粒子径が上記の関係を有することにより、図2に示すように、第2の表面粗さ剤7の表面が第1の表面粗さ剤8の表面より突出するか同等のレベルとなる。被覆層4の表面がこのような構造であることにより、摩擦帯電を向上させながら、トナーを良好に搬送することができる。
有機金属化合物粒子の有機金属化合物としては、ヒドロキシ安息香酸金属化合物が好ましい。金属は、Fe、Zn、Al、Mg、Ca、Ti、Zr、Cr、ストロンチウム(Sr)、Cu、Li、Bi等が好ましい。
ヒドロキシ安息香酸金属化合物は、安息香酸のカルボキシル基側の電子吸引効果と、ヒドロキシル基を持つ、フェノキシ側の電子供与効果が相まって、芳香族環との間に電子遷移の効果が発現するため、添加することで摩擦帯電時、電荷の立ち上がりが早くなるという特徴及び電位上昇がみられる。
有機金属化合物粒子の大きさは、被覆層4の厚みを考慮すると平均粒子径7μm以下が好ましく、3μm以下がより好ましく、2μm以下が更に好ましい。
ここで、有機金属化合物化合物の平均粒子径は、一次粒子の体積平均粒径(レーザー回折/散乱式粒度測定法)である。体積平均粒径は、レーザーマイクロンサイザー(セイシン企業社製)等のレーザー式粒度分布測定機で測定することができる。
第2の表面粗さ剤7は、第1の表面粗さ剤8以外の微粒子であって、金属酸化物粒子、シリカ(表面処理シリカを含む)等の無機粒子、着色用としてのカーボン粒子、アクリル、ウレタン、ナイロン、アクリルニトリル、シリコーン、シリコーンゴム、ベンゾグアナミン等の樹脂粒子である。第2の表面粗さ剤7は、被覆層4に、1種のみ含有してもよく、2種以上含んでもよい。
第1の表面粗さ剤と第2の表面粗さ剤の平均粒子径の関係は、第1の表面粗さ剤の平均粒子径≦第2の表面粗さ剤の平均粒子径であり、図2に示すように、第1の表面粗さ剤8の間の谷部に分散される。このため、第1の表面粗さ剤である有機金属化合物粒子と第2の表面粗さ剤の一次粒子径が同じ大きさであっても、第2の表面粗さ剤7は、粒子が凝集するものもあるため、結果的に、大きい粒子は第2の表面粗さ剤7となり、小さい粒子は第1の表面粗さ剤8となる。
第2の表面粗さ剤の平均粒子径(二次粒子)は、粒度分布測定装置(ベックマン・コールター社製)で測定することができる。
ここで、被覆層の厚さは、軸に垂直な方向に被覆層を切断し、表面粗さ剤が存在しない箇所の厚さである。
本発明の現像ローラ1は、軸体2と弾性層3との間、及び弾性層3と被覆層4との間に、接着層を備えてもよい。ここで、特に弾性層3と被覆層4の間に設けられる接着層については、接着層の電気的特性を調整することにより、現像ローラ1としての電気的特性を調整することができ、これにより、現像ローラとしての現像ローラ1の現像性能を良好に調整することができる。
現像ローラ1の表面の抵抗値は、ポリオールとイソシアネートの組み合わせで抵抗値が9×109以下になるように選択し、必要であればイオン導電材、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸カルシウム、塩化リチウム、リチウムビスイミド、カリウムビスイミド等やイオン液体のピリジウム系、イミダゾール系、4級アンモニウム系等で抵抗値を1×107Ω以上1×10E9Ω以下に調整することは可能である。ただし、基本的にカーボンによる電子導電は分散条件により抵抗値がバラつき、調整しにくい範囲にあり、イオン系導電機構を用いることが好ましい。抵抗値が1×106Ω以上では、イオン導電材で抵抗値の調整がしやすく、9×109Ω以下では、かぶりの発生を良好に防止することができる。
帯電量(Q/M;μC/g)は、15以上25以下であることが好ましい。帯電量が上記範囲であることにより、電位が十分であり、転写の際にトナーが飛散せず、かぶりの発生を防止することができるので、高品質な画像を得ることができる。
現像ローラ1の表面のヘキサデカン接触角は、30°以上であることが好ましく、45°以上であることがより好ましく、50°以上であることが更に好ましい。30°以上であることにより、フィルミング発生を良好に抑制することができる。フィルミングを抑えることにより、現像ローラ1の寿命が延び画像品質の安定化に繋がる。また、フィルミングによるかぶり発生も抑制することができる。
ヘキサデカン接触角は、ポータブル接触角計PCA-1(協和界面科学社製)を用いて測定することができる。
本発明の現像ローラ1は、現像装置及び画像形成装置における現像剤担持体として、好適に用いることができる。本実施形態において、画像形成装置における現像ローラ1以外の構成は特に限定されない。本発明の現像ローラ1を備えた現像装置及び画像形成装置10の一例を、図3を参照して説明する。
以下の手順により、実施例1の現像ローラを作製した。
(プライマー層の形成)
無電解ニッケルメッキ処理が施された軸体(SUM22製、直径10mm、長さ275mm)をエタノールで洗浄し、その表面にシリコーン系プライマー(商品名「プライマーNo.16」、信越化学工業株式会社製)を塗布した。プライマー処理した軸体を、ギヤオーブンを用いて、150℃の温度にて10分焼成処理した後、常温にて30分以上冷却し、軸体の外周面にプライマー層を形成した。
シリコーンゴムから形成されたミラブル型ゴム組成物を用いた押出成形により、軸体の外周面上にゴム材料からなる弾性体を成形した。なお、押出成形では、200℃10分乾燥後、所定の長さにカットする。225℃4時間の2次加硫を行い、シロキサンを飛ばしてから、研磨を行い、所定の大きさに研磨する。この時の表面粗さはRa=1.2であった。
以下の化合物を混合して被覆層用組成物を調製した。
・アクリルポリオール 35質量部
・イソシアネート(商品名「E402-B80B」、旭化成株式会社製) 55質量部
・第1の表面粗さ剤 ヒドロキシ安息香酸亜鉛(BONTORON E-304、オリエント化学工業株式会社製) 5質量部
・第2の表面粗さ剤 シリカ粒子(商品名「ACEMATT(登録商標)OK412」、エボニックデグサ社製) 10質量部
・イオン導電剤(商品名「EF-N112」、三菱マテリアル電子化成株式会社製)
0.5質量部
・フッ素系界面活性剤(水酸基と1質量%以上10質量%以下のフッ素原子とを含有する(メタ)アクリレート共重合体) 1質量部
・シンナー(商品名「EU-1F」、大日精化工業株式会社製) 95質量部
乾燥後の被覆層の厚さは11μmであった。
被覆層用組成物を以下のように調製して、被覆層を形成した以外は実施例1と同様に現像ローラを作製した。
(シリコーンポリオールの合成)
反応性シリコーンオイル(商品名「KF-6000」信越化学工業株式会社製)100質量部、反応性シリコーンオイル(商品名「X-22-176DX」信越化学工業株式会社製)5質量部、イソシアネート(商品名「D-201」、旭化成株式会社製)15質量部、及び溶剤 酢酸ブチル30質量部を混合し、100℃4時間後、シリコーン変性ポリオールを得た。
(被覆層用組成物)
次に、得られたシリコーン変性ポリオールを用いて、以下の配合で、被覆層用組成物を調製した。
・シリコーン変性ポリオール 100質量部
・イソシアネート(商品名「TPA-100」、旭化成株式会社製) 14質量部
・第1の表面粗さ剤 ヒドロキシ安息香酸ジルコニウム(商品名「TN-105」、保土谷化学工業株式会社製) 5質量部
・第2の表面粗さ剤 シリコーン粒子(商品名「EP-2601」、平均粒子径2μm、東レ・ダウコーニング社製) 20質量部
・シンナー(商品名「EU-1F」大日精化工業株式会社) 130質量部
第1の表面粗さ剤の含有量を20質量部とし、第2の表面粗さ剤をウレタン粒子(商品名「P-800T」、平均粒子径6μm、根上工業株式会社製)8質量部にし、イオン導電材を含有しないこと以外は実施例1と同様に現像ローラを作製した。
第1の表面粗さ剤を、ヒドロキシ安息香酸鉄(商品名「BONTORON X-11、オリエント化学工業株式会社製)5質量部にし、イオン導電材を含有しないこと以外は、実施例1と同様に現像ローラを作製した。
イオン導電材を0.5質量部配合した以外は実施例2と同様に現像ローラを作製した。
第1の表面粗さ剤を、ヒドロキシ安息香酸ジルコニウム(TN-105)にし、第2の表面粗さ剤をウレタン粒子6μm(P-800T)8質量部にし、フッ素系界面活性剤を含有しないこと以外は実施例1と同様に現像ローラを作製した。
第1の表面粗さ剤を含有しないこと以外は、実施例1と同様に現像ローラを作製した。
第1の表面粗さ剤とフッ素系界面活性剤を含有しないこと以外は実施例1と同様に現像ローラを作製した。
上記実施例及び比較例について、以下の評価を行った。
上記実施例及び比較例の現像ローラの表面の抵抗値を測定した。図4に測定装置を示す。
図4に示すように、金メッキ板51上に、現像ローラ1を乗せ、両端部に重さ500gのおもり52を掛け、印加電圧100Vでシャフト53と金メッキ板51との抵抗値を、超高抵抗/微少電流計「5450」(株式会社エーディーシー製)54を用いて測定した。
現像ローラはポリオールとイソシアネートの組み合わせで抵抗値が9×109Ω以下になるように選択し、必要であればイオン導電材、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸カルシウム、塩化リチウム、リチウムビスイミド、カリウムビスイミド等やイオン液体のピリジウム系、イミダゾール系、4級アンモニウム系等で抵抗値を1×106Ω~9×109Ωコントロールすることは可能である。ただし、基本的にカーボンによる電子導電は分散条件により抵抗値がバラツキ、コントロールしにくい領域であり、イオン系導電機構を用いる。
ヘキサデカンを装置にセットし、現像ローラ上に液滴をたらし、ポータブル接触角計PCA-1(協和界面科学社製)を用い、ヘキサデカン接触角を測定した。
カラー画像形成装置(商品名「C610dn2」、株式会社沖データ製)で上記実施例及び比較例の現像ローラをマゼンダ色カートリッジに装着し、温度23℃湿度55%の条件で、初期印字後の帯電量を吸引式小型帯電量測定装置、商品名:212HS(トレック社製)にて、現像ローラの表面に形成されたトナーを吸引して帯電量Q/M(μC/g)を測定し、以下の評価基準で評価した。
A:帯電量が15μC/g以上
B:帯電量が10μC/g以上15μC/g未満
C:帯電量が10μC/g未満
現像ローラをマゼンダカートリッジに装着後、30℃ 80%RHの条件に1晩放置し、初期印字20枚行い、白ベタ印字1枚後、感光ドラムにテープ貼り付け白い紙上に転写する。基準の紙にテープを貼り、基準値と転写した部分の色差ΔEを測定した。同じ条件の下、4000枚印字後の色差Δをも測定した。色差ΔEは、色差計(商品名「CR-241」、コニカミノルタ株式会社製)で測定した。
4000枚印字後の色差Δを、以下の評価基準で評価した。高温高湿条件下のかぶり評価は、A以上が合格である。
A:ΔEが1未満
B:ΔEが1~2
C:2以上
フィルミングは、現像剤の付着量により評価した。具体的には、4000枚印字した後の現像ローラの表面に付着している現像剤を吸引後、フィルミング重量測定ジグに転写した質量を測定した。フィルミング評価については、転写した現像剤の質量を以下の評価基準で評価した。フィルミング評価は、AまたはBであると合格である。
A:0mg以上0.003mg以下
B:0.003mgより多く0.006mg以下
C:0.006mgより多い
結果を表1に示した。
2 軸体
3 弾性層
4 被覆層
6 転写搬送ベルト
7 第2の表面粗さ剤
8 第1の表面粗さ剤
10 画像形成装置
11B、11C、11M、11Y 像担持体
12B、12C、12M、12Y 帯電手段
13B、13C、13M、13Y 露光手段
14B、14C、14M、14Y 転写手段
15B、15C、15M、15Y クリーニング手段
16 記録体
20B、20C、20M、20Y 現像装置
21B、21C、21M、21Y、
22B、22C、22M、22Y 現像剤
23B、23C、23M、23Y 現像剤担持体
24B、24C、24M、24Y 現像剤量調節手段
25B、25C、25M、25Y トナー供給ローラ
30 定着手段
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33 無端ベルト支持ローラ
34 筐体
35 開口部
36 無端ベルト
41 カセット
42 支持ローラ
B、C、M、Y 現像ユニット
51 金メッキ板
52 おもり
53 シャフト
54 超高抵抗/微少電流計
Claims (5)
- 軸体と、該軸体の外表面に設けられる弾性層と、弾性層より外側に設けられ、表面に凸部を有する被覆層とを備える現像ローラであって、
前記被覆層が、ポリオールとイソシアネートによるウレタン結合を構成単位に有する樹脂、有機金属化合物粒子からなる第1の表面粗さ剤及び前記有機金属化合物粒子以外の微粒子からなる第2の表面粗さ剤を含み、
前記第2の表面粗さ剤は、シリカ粒子、シリコーン粒子、又はウレタン粒子のいずれかであり、
前記第1の表面粗さ剤の平均粒子径が2μm以下であり、かつ、前記第1の表面粗さ剤の平均粒子径と前記第2の表面粗さ剤の平均粒子径とが、以下の関係を満たし、
第1の表面粗さ剤の平均粒子径<第2の表面粗さ剤の平均粒子径
前記凸部は前記第1の表面粗さ剤及び前記第2の表面粗さ剤により形成され、前記第2の表面粗さ剤の表面が前記第1の表面粗さ剤の表面より突出している構造である現像ローラ。 - 前記現像ローラの表面の抵抗値が、1×106Ω以上9×109Ω以下である請求項1記載の現像ローラ。
- 前記有機金属化合物粒子が、ヒドロキシ安息香酸金属化合物である請求項1又は2記載の現像ローラ。
- 前記現像ローラの表面のヘキサデカン接触角が、30°以上である請求項1から3いずれか1項記載の現像ローラ。
- 請求項1から4いずれか1項記載の現像ローラを備えた画像形成装置。
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