JP7313161B2 - 空気調和機システム、コントローラ、施工支援方法および施工支援プログラム - Google Patents

空気調和機システム、コントローラ、施工支援方法および施工支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、空気調和機を設置する施工を支援する空気調和機システム、コントローラ、施工支援方法および施工支援プログラムに関する。
従来、ビルなどの大きな施設では、同種の設備機器が複数設置される。このような施設では、複数の設備機器を集中制御することで、消費電力を削減しつつ、効率的に運用することができる。複数の設備機器を集中制御する場合、特定の場所に設置された設備機器を指定して稼働させ、他の設備機器を停止させるような運用が行われることもある。そのため、施設に設置された各設備機器を特定するための情報と、各設備機器が設置されている位置情報とを対応付けた情報が必要となる。しかしながら、設備機器を設置する際に、設備機器を特定する情報を確認しながら、当該設備機器を設置した位置を対応付けて設置する作業は手間がかかり、効率的ではない。
特許文献1には、複数の照明器具を備えた照明制御システムにおいて、照明器具を設置後、統括制御部が、照明器具のアドレスを指定して照明器具を順次点灯させ、照明器具が点灯した状態を撮影した撮影画像を用いて、指定したアドレスと点灯した照明器具の位置とを対応付ける技術が開示されている。
特開2014-222652号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、設備機器が本来備える機能、すなわち点灯機能を利用して、アドレスを指定して点灯させた照明器具と、アドレスが指定されず点灯していない照明器具とを区別していた。そのため、特許文献1に記載の技術は、点灯機能を持たない空気調和機を複数備えた空気調和機システムのようなシステムには適用できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空気調和機を特定するアドレスと空気調和機が設置された位置との対応付けを容易に行うことが可能な空気調和機システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、空気調和機を特定するアドレスと空気調和機が設置された位置との対応付けを行う空気調和機システムである。空気調和機システムは、各々が複数の空気調和機の各々に搭載または接続され、対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部と、複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として、可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う撮影部と、アドレスを指定して当該アドレスで特定される空気調和機に搭載または接続される可動式センサ部を動作させ、撮影部において可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部が搭載または接続される空気調和機の位置との対応付けを行う制御管理部と、を備える。制御管理部は、複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を撮影部が撮影するための撮影部の位置をフロアマップに重ねて表示する。
本発明によれば、空気調和機システムは、空気調和機を特定するアドレスと空気調和機が設置された位置との対応付けを容易に行うことができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る空気調和機システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る制御管理部の構成例を示す図 実施の形態1に係る空気調和機システムの制御管理部が空調室内機のアドレスと空調室内機の位置とを対応付ける動作を示すフローチャート 実施の形態1の撮影部で撮影される撮影画像の例を示す図 実施の形態1に係る空気調和機システムの制御管理部が空調室内機のアドレスと空調室内機の位置とを対応付ける際の各機器の動作を示すシーケンス図 実施の形態1に係る制御管理部が備える処理回路の例を示す図 実施の形態2に係る空気調和機システムの構成例を示す図 実施の形態2の撮影部で撮影される撮影画像の例を示す図 実施の形態3に係る空気調和機システムの構成例を示す図 実施の形態3の撮影部で撮影される撮影画像の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る空気調和機システム、コントローラ、施工支援方法および施工支援プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機システム1の構成例を示す図である。空気調和機システム1は、制御管理部2と、撮影部3と、空調室内機5a~5nと、空調室外機6a~6nと、リモコン7a~7nと、空調通信線8と、を備える。空調室内機5a~5nの各々は、可動式センサ部4a~4nの各々を搭載する。
制御管理部2は、施工者9の操作を受け付け、空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nが設置された位置との対応付けを行うコントローラである。制御管理部2の詳細な構成および動作については後述する。
撮影部3は、制御管理部2の制御によって、可動式センサ部4a~4nの全部または一部を撮影範囲として、可動式センサ部4a~4nの動作の前後で撮影を行う。
可動式センサ部4a~4nの各々は、空調室内機5a~5nの各々に搭載される。可動式センサ部4a~4nは、人の有無を検知するセンサである。可動式センサ部4a~4nは、指向性を備え、対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する。可動式センサ部4a~4nは、例えば、指向性を備えた赤外線センサ、または指向性を備えた超音波センサ、または指向性を備えた可視光カメラである。可動式センサ部4a~4nの各々は、制御管理部2の制御によって稼働し、また、空調室内機5a~5nの各々の制御によって稼働する。可動式センサ部4a~4nは、稼働すなわち向きを変えることによって、広範囲で物理量を検知することができる。以降の説明において、可動式センサ部4a~4nを区別しない場合は可動式センサ部4と称することがある。
空調室内機5a~5nの各々は、前述のように、可動式センサ部4a~4nの各々を搭載する。具体的には、図1に示すように、空調室内機5aは可動式センサ部4aを搭載し、空調室内機5bは可動式センサ部4bを搭載し、空調室内機5nは可動式センサ部4nを搭載する。空調室内機5a~5nは、制御管理部2からアドレスを指定して搭載している可動式センサ部4の動作を指示されると、可動式センサ部4を動作させる。また、空調室内機5a~5nは、各々が接続しているリモコン7a~7nで受け付けられた利用者からの操作内容に応じた空調制御、搭載している可動式センサ部4の検出値に応じた空調制御などを行う。以降の説明において、空調室内機5a~5nを区別しない場合は空調室内機5と称することがある。また、以降の説明において、空調室内機5を空気調和機と称することがある。
空調室外機6a~6nは、リモコン7a~7nで受け付けられた利用者からの操作内容に応じた空調制御、可動式センサ部4の検出値に応じた空調制御などを行う。以降の説明において、空調室外機6a~6nを区別しない場合は空調室外機6と称することがある。
リモコン7a~7nは、利用者からの空調操作を受け付けるリモートコントローラである。以降の説明において、リモコン7a~7nを区別しない場合はリモコン7と称することがある。
空調通信線8は、制御管理部2から空調室内機5に対する可動式センサ部4への制御指示を伝送する通信線である。
制御管理部2の構成について詳細に説明する。図2は、実施の形態1に係る制御管理部2の構成例を示す図である。制御管理部2は、操作部21と、表示部22と、制御部23と、制御指示部24と、記憶部25と、を備える。
操作部21は、施工者9からの操作を受け付ける。施工者9からの操作とは、例えば、空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置との対応付けを行う動作を開始する操作である。
表示部22は、施工者9から受け付け可能な操作内容を表示する。また、表示部22は、記憶部25が保持する後述するフロアマップを表示する。また、表示部22は、制御管理部2において空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置との対応付けを行った対応結果を表示する。
制御部23は、撮影部3に対する撮影指示を行い、撮影部3から撮影部3で撮影された撮影画像を取得する。制御部23は、取得した撮影画像に対して画像解析を行う。制御部23は、撮影部3において可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部4が搭載される空調室内機5の位置との対応付けを行う。すなわち、制御部23は、空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置との対応付けを行う。
制御指示部24は、制御部23の制御によって、空調室内機5a~5nのアドレスを指定して、各空調室内機5に搭載されている可動式センサ部4に対して動作すなわち向きを変える制御指示を行う。
記憶部25は、空調室内機5a~5nが設置された位置を示す位置情報を含むフロアマップの情報を保持する。また、記憶部25は、空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置とが対応付けられた情報を保持する。
空気調和機システム1は、空調室内機5を特定するアドレスと空調室内機5が設置された位置との対応付けを行うシステムである。空気調和機システム1において、空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置とを対応付ける動作について説明する。図3は、実施の形態1に係る空気調和機システム1の制御管理部2が空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置とを対応付ける動作を示すフローチャートである。
空気調和機システム1において、撮影部3は、制御管理部2の制御部23の撮影指示によって、空気調和機システム1が備える複数の可動式センサ部4が写るように、可動式センサ部4a~4nの全部または一部を撮影範囲として撮影を行う(ステップS1)。撮影部3は、撮影して得られた撮影画像を制御管理部2に出力する。
図4は、実施の形態1の撮影部3で撮影される撮影画像の例を示す図である。図4の例では、撮影部3の1回の撮影において空調室内機5を4台、すなわち空調室内機5に搭載された可動式センサ部4を4つ撮影可能であるとする。可動式センサ部4が空調室内機5に搭載される場合、空調室内機5が設置された状態において、各可動式センサ部4は各空調室内機5において同一の位置にあるものとする。図4の例で示す方向から撮影された場合、各可動式センサ部4は、各空調室内機5の手前左側にあるものとする。
図3のフローチャートの説明に戻る。制御管理部2の制御部23は、制御指示部24を介して制御指示を送り、空調室内機5のアドレスを指定して、アドレスを指定した空調室内機5に搭載されている可動式センサ部4の向きを変更させる(ステップS2)。空調室内機5のアドレスについては、例えば、空気調和機システム1において使用された空調室内機5a~5nのアドレスを一覧表の形式で施工者9が取得し、施工者9が制御管理部2の記憶部25に記憶させる方法があるが、これに限定されない。制御管理部2から空調室外機6を介して制御指示を取得した空調室内機5は、搭載している可動式センサ部4を制御して、可動式センサ部4の向きを変更させる。
撮影部3は、制御管理部2の制御部23の撮影指示によって、空気調和機システム1が備える複数の可動式センサ部4が写るように、可動式センサ部4a~4nの全部または一部を撮影範囲として撮影を行う(ステップS3)。撮影部3は、撮影して得られた撮影画像を制御管理部2に出力する。
制御部23は、可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像、具体的には、撮影部3から取得した最新の撮影画像と前回の撮影画像とを比較して、最新の撮影画像において前回の撮影画像から差分すなわち変化があるか否かを判定する(ステップS4)。制御部23は、例えば、撮影画像から空調室内機5が撮影されている領域を抽出し、抽出した領域に応じた範囲で可動式センサ部4の動作の前後の撮影画像の差分を抽出し、動作をした可動式センサ部4の位置を推定する。制御部23は、まず、可動式センサ部4よりも大きい空調室内機5の領域を撮影画像から抽出し、つぎに、抽出した領域に対してのみ差分の比較を行う。制御部23は、一般的な画像解析技術によって、撮影画像から空調室内機5の領域を抽出することができる。これにより、制御部23は、撮影画像内に可動式センサ部4以外に動作する物体が存在する場合でも、可動式センサ部4の動作を正確に検出することができる。
制御部23は、可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像に変化がない場合(ステップS4:No)、ステップS2の動作に戻る。制御部23は、可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像に変化がある場合(ステップS4:Yes)、撮影部3の位置および撮影画像で変化のあった位置から、記憶部25に記憶されているフロアマップ上の可動式センサ部4の位置を割り出す(ステップS5)。撮影部3の位置については、例えば、制御部23が、ステップS1およびステップS3で撮影部3が撮影する際、表示部22を介して、撮影部3を設置する位置を施工者9に指示してもよいし、操作部21を介して、施工者9から撮影部3を設置した位置を受け付けてもよい。
制御部23は、フロアマップには空調室内機5a~5nの位置情報が含まれていることから、フロアマップにおいて撮影画像内で変化のあった可動式センサ部4の位置を割り出すことができれば、当該可動式センサ部4を搭載する空調室内機5の位置を特定することができる(ステップS6)。制御部23は、ステップS2で指定した空調室内機5のアドレスと、当該アドレスで特定される空調室内機5の位置とを対応付ける(ステップS7)。制御部23は、例えば、図4の例において、撮影画像内で変化のあった可動式センサ部4が可動式センサ部4aであった場合、可動式センサ部4aを搭載する空調室内機5aの位置を特定することができる。この結果、制御部23は、ステップS2で指定した空調室内機5のアドレスと、当該アドレスで指定される空調室内機5aの位置とを対応付けることができる。
制御部23は、全ての空調室内機5のアドレスについて空調室内機5の位置との対応付けを実施していない場合(ステップS8:No)、ステップS2の動作に戻る。すなわち、制御管理部2および撮影部3によって、ステップS2からステップS7までの動作を繰り返し実施する。制御部23は、全ての空調室内機5のアドレスについて空調室内機5の位置との対応付けを実施した場合(ステップS8:Yes)、全ての空調室内機5のアドレスと空調室内機5の位置とを対応付けた対応結果を出力する。制御部23は、例えば、対応結果を表示部22に表示させる(ステップS9)。なお、制御部23は、表示部22を制御して、対応付けを行っていない空調室内機5を撮影部3が撮影するための撮影ポイント、すなわち撮影部3の位置をフロアマップに重ねて表示させてもよい。これにより、施工者9は、対応付けを行っていない空調室内機5を撮影部3が撮影するための撮影ポイント、すなわち撮影部3の位置を容易に把握することができる。施工者9は、全ての空調室内機5のアドレスについて空調室内機5の位置との対応付けを実施した場合、空気調和機システム1から制御管理部2および撮影部3を取り外してもよい。
図3に示すフローチャートにおいて、ステップS1からステップS4までが撮影フェイズとなり、ステップS5からステップS8までが解析フェイズとなり、ステップS9が表示フェイズとなる。
空気調和機システム1において、制御管理部2が空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置とを対応付ける際の各機器の動作について説明する。図5は、実施の形態1に係る空気調和機システム1の制御管理部2が空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置とを対応付ける際の各機器の動作を示すシーケンス図である。
制御管理部2は、施工者9から操作部21を介して操作を受け付けることで、空調室内機5a~5nのアドレスと空調室内機5a~5nの位置との対応付けの動作を開始する。制御管理部2は、撮影部3に可動式センサ部4の撮影を指示する。撮影部3は、可動式センサ部4を撮影し、撮影画像を制御管理部2に出力する(ステップS11)。
制御管理部2は、空調室内機5のアドレスに対して、可動式センサ部4の制御指示を送信する。空調室外機6は、空調通信線8を介して受信した制御指示を中継して、空調室内機5に送信する。空調室内機5は、制御指示に応じて可動式センサ部4の動作を制御する。可動式センサ部4は、センサを動作、すなわち向きを変更する(ステップS12)。
制御管理部2は、可動式センサ部4の動作後、撮影部3に可動式センサ部4の撮影を指示する。撮影部3は、可動式センサ部4を撮影し、撮影画像を制御管理部2に出力する(ステップS13)。
制御管理部2は、撮影画像を解析して動作した可動式センサ部4の位置を割り出し、空調室内機5のアドレスと空調室内機5の位置とを対応付ける(ステップS14)。
制御管理部2は、施工者9に対して、空調室内機5のアドレスと空調室内機5の位置とを対応付けた対応結果を表示する(ステップS15)。
図5に示すシーケンス図において、ステップS11からステップS13までが撮影フェイズとなり、ステップS14が解析フェイズとなり、ステップS15が表示フェイズとなる。
なお、図3に示すフローチャートおよび図5に示すシーケンス図では、制御管理部2は、空調室内機5のアドレスを1つずつ指定して、空調室内機5のアドレスと空調室内機5の位置との対応付けを行っていたが、これに限定されない。制御管理部2の制御部23は制御指示部24に指示し、制御指示部24は、同時に複数のアドレスを指定して、複数の空調室内機5に対して搭載される可動式センサ部4に異なるパターンの動作をさせる。例えば、制御管理部2の制御部23は、制御指示部24を介して、ある空調室内機5のアドレスに対して可動式センサ部4を右方向に向きを変えるような制御指示を送り、別の空調室内機5のアドレスに対して可動式センサ部4を左方向に向きを変えるような制御指示を送る。ここで、可動式センサ部4aが右方向に向きを変え、可動式センサ部4bが左方向に向きを変えたものとする。制御部23は、前述の処理を行うことで、撮影部3において可動式センサ部4a,4bの動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、2つの空調室内機5a,5bの位置を特定できる。制御部23は、制御指示の違いから、空調室内機5aのアドレスと空調室内機5aの位置との対応付け、および空調室内機5bのアドレスと空調室内機5bの位置との対応付けを同時に行うことができる。これにより、制御部23は、複数の空調室内機5についてアドレスと位置との対応付けを同時にできることから、全ての空調室内機5のアドレスについて空調室内機5の位置との対応付けを完了するまでの時間を短縮することができる。
つづいて、制御管理部2のハードウェア構成について説明する。図6は、実施の形態1に係る制御管理部2が備える処理回路の例を示す図である。制御管理部2において、操作部21は、キーボード、マウスなどの入力インタフェースである。表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタである。制御指示部24は、空調室内機5と通信が可能な通信機である。記憶部25は、メモリである。制御部23は、処理回路により実現される。処理回路は、例えば、メモリ92に格納されるプログラムを実行するプロセッサ91、およびメモリ92である。
処理回路がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。また、これらのプログラムは、制御管理部2の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
処理回路については、専用のハードウェアであってもよい。処理回路が専用のハードウェアで構成される場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。制御管理部2の各機能を機能別に処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路で実現してもよい。
なお、制御管理部2の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、実施の形態1によれば、空気調和機システム1において、制御管理部2は、空調室内機5のアドレスを指定して空調室内機5に搭載される可動式センサ部4を動作させ、可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像から動作した可動式センサ部4の位置を割り出し、位置が割り出された可動式センサ部4を搭載する空調室内機5の位置を特定することとした。これにより、制御管理部2は、指定した空調室内機5のアドレスと、動作した可動式センサ部4を搭載する空調室内機5の位置との対応付けを容易に行うことができる。空気調和機システム1は、空調室内機5のアドレスと空調室内機5の位置とが対応付けられた対応結果を用いることで、特定の位置、例えば、可動式センサ部4によって人が検知されていないエリアの空調室内機5の動作を停止させるなどの運転を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、可動式センサ部4が空調室内機5に搭載される場合について説明した。実施の形態2では、可動式センサ部4が、空調室内機の外部にあって、空調室内機に接続される場合について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、実施の形態2に係る空気調和機システム1aの構成例を示す図である。空気調和機システム1aは、制御管理部2と、撮影部3と、可動式センサ部4a~4nと、空調室内機10a~10nと、空調室外機6a~6nと、リモコン7a~7nと、空調通信線8と、を備える。
可動式センサ部4a~4nの各々は、空調室内機10a~10nの各々に接続される。空調室内機10a~10nの各々は、可動式センサ部4a~4nの各々と接続する。具体的には、図7に示すように、空調室内機10aは可動式センサ部4aと接続し、空調室内機10bは可動式センサ部4bと接続し、空調室内機10nは可動式センサ部4nと接続する。空調室内機10a~10nの各々は、制御管理部2からアドレスを指定して接続している可動式センサ部4の動作を指示されると、可動式センサ部4を動作させる。また、空調室内機10a~10nは、各々が接続しているリモコン7で受け付けられた利用者からの操作内容に応じた空調制御、接続している可動式センサ部4の検出値に応じた空調制御などを行う。以降の説明において、空調室内機10a~10nを区別しない場合は空調室内機10と称することがある。また、以降の説明において、空調室内機10を空気調和機と称することがある。
空気調和機システム1aは、空調室内機10を特定するアドレスと空調室内機10が設置された位置との対応付けを行うシステムである。実施の形態2において、制御管理部2の制御指示部24は、可動式センサ部4の向きを変更させる場合、可動式センサ部4に接続される空調室内機10のアドレスを指定する。制御部23は、撮影部3において可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部4が接続される空調室内機10の位置との対応付けを行う。すなわち、制御部23は、空調室内機10a~10nのアドレスと空調室内機10a~10nの位置との対応付けを行う。なお、制御管理部2において、記憶部25は、空調室内機10a~10nが設置された位置情報を含むフロアマップの情報を保持するものとする。
図8は、実施の形態2の撮影部3で撮影される撮影画像の例を示す図である。図8の例では、撮影部3の1回の撮影において空調室内機10を4台、すなわち空調室内機10に接続される可動式センサ部4を4つ撮影可能であるとする。可動式センサ部4が空調室内機10に接続される場合、空調室内機10が設置された状態において、各可動式センサ部4は各空調室内機10に対して同一の位置にあるものとする。図8の例で示す方向から撮影された場合、各可動式センサ部4は各空調室内機10の左側にあるものとする。
制御管理部2において、制御部23は、フロアマップには空調室内機10a~10nの位置情報が含まれていることから、フロアマップにおいて撮影画像内で変化のあった可動式センサ部4の位置を割り出すことができれば、位置を割り出した可動式センサ部4に最も近い位置の空調室内機10を当該可動式センサ部4に接続する空調室内機10として、空調室内機10の位置を特定することができる。なお、実施の形態1と同様、制御管理部2の制御部23は、制御指示部24に指示し、制御指示部24は、同時に複数のアドレスを指定して、複数の空調室内機10に対して接続される可動式センサ部4に異なるパターンの動作をさせてもよい。実施の形態2において、制御管理部2が空調室内機10a~10nのアドレスと空調室内機10a~10nの位置とを対応付ける動作の流れは、図3および図5に示す実施の形態1のときと同様である。
以上説明したように、実施の形態2によれば、空気調和機システム1aにおいて、制御管理部2は、空調室内機10のアドレスを指定して空調室内機10に接続される可動式センサ部4を動作させ、可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像から動作した可動式センサ部4の位置を割り出し、位置が割り出された可動式センサ部4に接続される空調室内機10の位置を特定することとした。これにより、空気調和機システム1aは、可動式センサ部4が空調室内機10の外部で接続される場合においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、1つの可動式センサ部4が1つの空調室内機10に接続される場合について説明した。実施の形態3では、1つの可動式センサ部4が複数の空調室内機に接続される場合について説明する。実施の形態2と異なる部分について説明する。
図9は、実施の形態3に係る空気調和機システム1bの構成例を示す図である。空気調和機システム1bは、制御管理部2と、撮影部3と、可動式センサ部4a~4gと、空調室内機11a~11nと、空調室外機6a~6nと、リモコン7a~7nと、空調通信線8と、を備える。
可動式センサ部4a~4gの各々は、空調室内機11a~11nのうち2つ以上の空気調和機に接続される。空調室内機11a~11nは、可動式センサ部4a~4gのいずれかと接続する。具体的には、図9に示すように、空調室内機11aおよび空調室内機11bは可動式センサ部4aと接続し、図示しない空調室内機11(n-1)および空調室内機11nは可動式センサ部4gと接続する。空調室内機11a~11nの各々は、制御管理部2からアドレスを指定して接続している可動式センサ部4の動作を指示されると、可動式センサ部4を動作させる。また、空調室内機11a~11nは、各々が接続しているリモコン7で受け付けられた利用者からの操作内容に応じた空調制御、接続している可動式センサ部4の検出値に応じた空調制御などを行う。以降の説明において、空調室内機11a~11nを区別しない場合は空調室内機11と称することがある。また、以降の説明において、空調室内機11を空気調和機と称することがある。
実施の形態3において、同じ可動式センサ部4に接続している空調室内機11は、制御管理部2からアドレスを指定して接続している可動式センサ部4の動作を指示されると、同じ可動式センサ部4の動作を制御することになる。例えば、図9の例では、空調室内機11a,11bは、制御管理部2からアドレスを指定して接続している可動式センサ部4の動作を指示された場合、同じ可動式センサ部4aを動作させることになる。
空気調和機システム1bは、空調室内機11を特定するアドレスと空調室内機11が設置されている領域との対応付けを行うシステムである。ここで、空調室内機11が設置されている領域とは、実施の形態1において空調室内機5が設置されている位置および実施の形態2において空調室内機10が設置されている位置と比較して広い範囲である。空調室内機11が設置されている領域は、空調室内機11と可動式センサ部4との距離を考慮して、空調室内機11が設置されていると想定される範囲を示すものである。空調室内機11が設置されている領域は、例えば、位置が特定された可動式センサ部4を中心とする規定された大きさの円の形状の領域である。
実施の形態3において制御管理部2の制御指示部24は、可動式センサ部4の向きを変更させる場合、可動式センサ部4に接続される空調室内機11のアドレスを指定する。制御部23は、撮影部3において可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部4に接続される空調室内機11が設置されている領域との対応付けを行う。すなわち、制御部23は、空調室内機11a~11nのアドレスと空調室内機11a~11nが設置されている領域との対応付けを行う。なお、制御管理部2において、記憶部25は、空調室内機11a~11nが設置された位置情報を含むフロアマップの情報を保持するものとする。
図10は、実施の形態3の撮影部3で撮影される撮影画像の例を示す図である。図10の例では、撮影部3の1回の撮影において空調室内機11を4台撮影可能であり、可動式センサ部4を2つ撮影可能であるとする。1つの可動式センサ部4が2台の空調室内機11に接続される場合、空調室内機11が設置された状態において、各可動式センサ部4は接続される2台の空調室内機11の間の位置にあるものとする。図10の例で示す方向から撮影された場合、可動式センサ部4aは空調室内機11a,11bの間にあり、可動式センサ部4bは空調室内機11c,11dの間にあるものとする。
制御管理部2において、制御部23は、フロアマップには空調室内機11a~11nの位置情報が含まれていることから、フロアマップにおいて撮影画像内で変化のあった可動式センサ部4の位置を割り出すことができれば、位置を割り出した可動式センサ部4に近い位置にある2台の空調室内機11を当該可動式センサ部4に接続する空調室内機11として、空調室内機11の位置を特定することができる。実施の形態3において、制御管理部2が空調室内機11a~11nのアドレスと空調室内機11a~11nが設置されている領域とを対応付ける動作の流れは、図3および図5に示す実施の形態1のときと同様である。ただし、空調室内機5a~5nの位置の部分は、空調室内機11a~11nが設置されている領域に読み替えるものとする。
以上説明したように、実施の形態3によれば、空気調和機システム1bにおいて、制御管理部2は、空調室内機11のアドレスを指定して空調室内機11に接続される可動式センサ部4を動作させ、可動式センサ部4の動作の前後で撮影された撮影画像から動作した可動式センサ部4の位置を割り出し、位置が割り出された可動式センサ部4に接続される空調室内機11が設置されている領域を特定することとした。これにより、制御管理部2は、指定した空調室内機11のアドレスと、動作した可動式センサ部4に接続される空調室内機11が設置されている領域との対応付けを容易に行うことができる。空気調和機システム1bは、空調室内機11のアドレスと空調室内機11が設置された領域とが対応付けられた対応結果を用いることで、特定の位置、例えば、可動式センサ部4によって人が検知されていないエリアの空調室内機11の動作を停止させるなどの運転を行うことができる。
空気調和機システム1bでは、空気調和機システム1,1aと異なり、空調室内機11が設置された正確な位置は特定できないが、空調室内機11が設置された領域は特定できる。そのため、空気調和機システム1bは、空調対象のエリアのうち特定のエリアに設置されている全ての空調室内機11のアドレスを指定することで、特定のエリアの温度を高くする、または低くするなどの制御を行うことができる。なお、実施の形態3では、1つの可動式センサ部4に2台の空調室内機11が接続される場合について具体的に説明したが、一例であり、1つの可動式センサ部4に3台以上の空調室内機11が接続されていてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a,1b 空気調和機システム、2 制御管理部、3 撮影部、4a~4n 可動式センサ部、5a~5n,10a~10n,11a~11n 空調室内機、6a~6n 空調室外機、7a~7n リモコン、8 空調通信線、21 操作部、22 表示部、23 制御部、24 制御指示部、25 記憶部。

Claims (13)

  1. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置された位置との対応付けを行う空気調和機システムであって、
    各々が複数の空気調和機の各々に搭載または接続され、対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部と、
    前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として、前記可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う撮影部と、
    アドレスを指定して当該アドレスで特定される空気調和機に搭載または接続される可動式センサ部を動作させ、前記撮影部において前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部が搭載または接続される空気調和機の位置との対応付けを行う制御管理部と、
    を備え
    前記制御管理部は、前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を前記撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示する、
    空気調和機システム。
  2. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置されている領域との対応付けを行う空気調和機システムであって、
    各々が複数の空気調和機のうちの2つ以上の空気調和機に接続され、対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部と、
    前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として、前記可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う撮影部と、
    アドレスを指定して当該アドレスで特定される空気調和機に接続される可動式センサ部を動作させ、前記撮影部において前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部に接続される空気調和機が設置されている領域との対応付けを行う制御管理部と、
    を備え
    前記制御管理部は、前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を前記撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示する、
    空気調和機システム。
  3. 前記制御管理部は、同時に複数のアドレスを指定して、前記複数の空気調和機に対して搭載または接続される可動式センサ部に異なるパターンの動作をさせる、
    請求項1に記載の空気調和機システム。
  4. 前記可動式センサ部は、指向性を備えた赤外線センサ、または指向性を備えた超音波センサ、または指向性を備えた可視光カメラである、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の空気調和機システム。
  5. 前記制御管理部は、前記撮影画像から前記空気調和機が撮影されている領域を抽出し、抽出した領域に応じた範囲で前記可動式センサ部の動作の前後の撮影画像の差分を抽出し、動作をした可動式センサ部の位置を推定する、
    請求項1からのいずれか1つに記載の空気調和機システム。
  6. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置された位置との対応付けを行う空気調和機システムにおけるコントローラであって、
    各々が複数の空気調和機の各々に搭載または接続され対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部に対して、前記空気調和機を特定するアドレスを指定して動作させる制御指示部と、
    前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部が搭載または接続される前記空気調和機の位置との対応付けを行う制御部と、
    前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持する記憶部と、
    前記フロアマップを表示する表示部と、
    を備え
    前記制御部は、前記表示部を制御して、対応付けを行っていない空気調和機を撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示させる、
    コントローラ。
  7. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置されている領域との対応付けを行う空気調和機システムにおけるコントローラであって、
    各々が複数の空気調和機のうちの2つ以上の空気調和機に接続され対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部に対して、前記空気調和機を特定するアドレスを指定して動作させる制御指示部と、
    前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部に接続される空気調和機が設置されている領域との対応付けを行う制御部と、
    前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持する記憶部と、
    前記フロアマップを表示する表示部と、
    を備え
    前記制御部は、前記表示部を制御して、対応付けを行っていない空気調和機を撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示させる、
    コントローラ。
  8. 前記制御指示部は、同時に複数のアドレスを指定して、前記複数の空気調和機に対して搭載または接続される可動式センサ部に異なるパターンの動作をさせる、
    請求項に記載のコントローラ。
  9. 前記制御部は、前記撮影画像から前記空気調和機が撮影されている領域を抽出し、抽出した領域に応じた範囲で前記可動式センサ部の動作の前後の撮影画像の差分を抽出し、動作をした可動式センサ部の位置を推定する、
    請求項からのいずれか1つに記載のコントローラ。
  10. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置された位置との対応付けを行う空気調和機システムにおける施工支援方法であって、
    制御指示部が、各々が複数の空気調和機の各々に搭載または接続され対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部に対して、前記空気調和機を特定するアドレスを指定して動作させる第1のステップと、
    撮影部が、前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として前記可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う第2のステップと、
    制御部が、前記撮影部において前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部が搭載または接続される空気調和機の位置との対応付けを行い、前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を前記撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示する第3のステップと、
    を含む施工支援方法。
  11. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置されている領域との対応付けを行う空気調和機システムにおける施工支援方法であって、
    制御指示部が、各々が複数の空気調和機のうちの2つ以上の空気調和機に接続され対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部に対して、前記空気調和機を特定するアドレスを指定して動作させる第1のステップと、
    撮影部が、前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として前記可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う第2のステップと、
    制御部が、前記撮影部において前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部に接続される空気調和機が設置されている領域との対応付けを行い、前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を前記撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示する第3のステップと、
    を含む施工支援方法。
  12. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置された位置との対応付けを行う空気調和機システムにおける施工支援プログラムであって、
    制御指示部が、各々が複数の空気調和機の各々に搭載または接続され対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部に対して、前記空気調和機を特定するアドレスを指定して動作させる第1のステップと、
    撮影部が、前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として前記可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う第2のステップと、
    制御部が、前記撮影部において前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部が搭載または接続される空気調和機の位置との対応付けを行い、前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を前記撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示する第3のステップと、
    をコンピュータに実行させる施工支援プログラム。
  13. 空気調和機を特定するアドレスと前記空気調和機が設置されている領域との対応付けを行う空気調和機システムにおける施工支援プログラムであって、
    制御指示部が、各々が複数の空気調和機のうちの2つ以上の空気調和機に接続され対象物から放射または反射された物理量を検知する検知面が稼働する複数の可動式センサ部に対して、前記空気調和機を特定するアドレスを指定して動作させる第1のステップと、
    撮影部が、前記複数の可動式センサ部の全部または一部を撮影範囲として前記可動式センサ部の動作の前後で撮影を行う第2のステップと、
    制御部が、前記撮影部において前記可動式センサ部の動作の前後で撮影された撮影画像を用いて、指定したアドレスと動作した可動式センサ部に接続される空気調和機が設置されている領域との対応付けを行い、前記複数の空気調和機の位置情報を含むフロアマップの情報を保持し、対応付けを行っていない空気調和機を前記撮影部が撮影するための前記撮影部の位置を前記フロアマップに重ねて表示する第3のステップと、
    をコンピュータに実行させる施工支援プログラム。
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