JP7312435B2 - 配線配管保護具および配線配管方法 - Google Patents

配線配管保護具および配線配管方法 Download PDF

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Description

本発明は、建築構造物等において配線や配管を配設する際に用いられる配線配管保護具および配線配管方法に関するものである。
建築構造物の鉄骨部材(梁等)には、建設時にあらかじめ経路設計が行われた配線配管用のスリーブが複数設けられている。電気ケーブルや配水管、エアコン用ダクト等の配線配管は、あらかじめルートが決められており、複数のスリーブを一筆書きの要領で通していく。
これらのスリーブは、バリ取り等の最低限の処理は施されているものの、配線配管のルートによっては、途中で配線配管に無理な力がかかり、スリーブのエッジ部分において配線配管に損傷を与えてしまうことがあり、問題となっている。
そこで、スリーブ部分に装着し、配線配管を保護する器具に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、設置が容易で、かつ設置自由度の高い壁部貫通部材、配管の壁部貫通構造の技術が記載されている。
特許5830455号公報
配線配管は複数の業者により施されるため、同じスリーブを共有することが多く、自社が扱う配線配管だけでなく、既設された配線配管の損傷にも気を配らなければならない。しかしながら、特許文献1に記載の配管の壁部貫通構造は、パイプ等を配設する前に壁部の貫通孔に設置し、さらに常設することを前提としているため、既設されたパイプ等がある場合に後から取り付けることができない問題があった。
また、ネジにより固定され容易に着脱することが困難である問題があった。
さらに、通常の配線配管の配設作業においてルートが複雑な場合には、スリーブを通すたびに次のスリーブ位置を確認することが必要となり作業効率が低下し、またそれに伴い事故等の危険性も上がってしまう問題がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものであり、建築構造物等に配線配管を配設する際に、スリーブ部分での配線配管の損傷を防止することができる配線配管保護具および配線配管方法を提供することを課題とする。
また、本発明は、配線配管の経路を視認しやすくすることができる配線配管保護具および配線配管方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では以下の手段を採用した。
本発明に係る配線配管保護具は、スリーブのエッジ部から配線配管を保護する保護具本体を備え、前記保護具本体は、第1の保護体と、前記第1の保護体と接続可能な第2の保護体と、前記スリーブに固定するための固定手段と、を有する。
本発明に係る配線配管保護具によれば、スリーブのエッジにより配線配管に損傷が生じることを抑制でき、第1の保護体と第2の保護体とを有していることにより、既設された配線配管があった場合にも簡単に取り付けることができる。
本発明の好ましい形態では、前記保護具本体は、前記スリーブに嵌入可能な嵌入部と、前記スリーブのエッジ部を覆う保護部と、を有する。
このように、保護具本体がスリーブの内側に嵌入可能な嵌入部とスリーブの縁に存在する鋭利なエッジ部を覆う保護部とを有することにより、固定力が増し、かつ配線配管を保護することができる。
本発明の好ましい形態では、前記保護部は、面取りされている。
このように、保護部が面取りされていることにより、配線配管の動きを滑らかにし、配線配管の配設作業を効率的に行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記固定手段は、鉄骨部材に固定可能な磁石であり、前記磁石は、前記第1の保護体と前記第2の保護体とのそれぞれに設けられている。
このように、鉄骨部材を対象とするため固定手段として磁石を用いることにより、簡単に装着および取り外しができる。また、分割した保護具本体のそれぞれに磁石を設けることにより、それぞれが安定した固定力を発揮させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記保護具本体は、前記鉄骨部材に当接可能な当接部を有し、前記磁石は、前記当接部に設けられている。
このように、鉄骨部材に当接可能な当接部を有し、その当接部に磁石が設けられることにより、配線配管の動きによる摩擦などの影響に関係なく固定力を発揮させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記第1の保護体と前記第2の保護体とは、それぞれ異なる色に形成されている。
このように、分割された保護具本体をそれぞれ異なる色に色分けすることにより、視覚的に経路を確認することができる。
また、本発明は配線配管方法にも関する。すなわち、本発明にかかる配線配管方法によれば、スリーブのエッジ部から配線配管を保護する保護具本体を、経路上の複数のスリーブに装着する保護具装着工程と、前記保護具本体が装着された前記スリーブに前記配線配管を配設する配設工程と、を含む。
本発明にかかる配線配管方法によれば、配線配管を行う前に経路上にあるスリーブに配線配管保護具を装着するため、配線配管の保護および配設作業の効率化に加え、経路を視覚的に把握可能とすることができる。すなわち、保護具本体が装着されているスリーブが配線配管を配設する対象となる。
この態様において、前記保護具本体は、第1経路に対応する第1色と、第2経路に対応する第2色と、を有し、前記保護具装着工程は、前記第1経路上の複数の前記スリーブに前記第1色を有する前記保護具本体を装着する第1装着工程と、前記第2経路上の複数の前記スリーブに前記第2色を有する前記保護具本体を装着する第2装着工程と、を含む。
このように、第1経路、第2経路のように複数の経路に配線配管を配設する場合にも、第1色および第2色、またはその両方を有する保護具本体を目印として、配線配管を保護しつつ、視覚的に配線経路を確認可能にすることができる。
この態様において、前記保護具装着工程は、前記第1経路に対応する第1表示と、前記第2経路に対応する第2表示と、前記第1経路および前記第2経路が共有される経路に対応する第3表示と、を表示する表示工程と、をさらに含む。
このように、保護具本体の表示方法を経路ごとに変えることにより、色と表示が相俟って少なくとも2つの経路、またはそれらの配線配管がスリーブを共有する場合にも対応して視覚的補助が可能となる。
この態様において、前記保護具本体は、第1の保護体と第2の保護体とに分割可能に形成され、前記第1の保護体は、前記第1色に形成され、前記第2の保護体は、前記第2色に形成されている。
このように、分割可能に形成された保護具本体を使用し、第1の保護体を第1色に形成し、第2の保護体を第2色に形成することにより、明確に色の変わり目が視認できるため、表示が明確になり、また第1表示や第2表示等の表示に対応した装着も容易になる。
この態様において、前記保護具本体は、磁石を有し、前記磁石は、前記第1の保護体と第2の保護体とのそれぞれに設けられている。
このように、磁石が第1の保護体と第2の保護体とのそれぞれに設けられていることにより、簡単に装着し、固定することができる。また、第1の保護体と第2の保護体とをそれぞれ別の組み合わせとしても使用することができる。
開示した技術によれば、建築構造物等に配線配管を配設する際に、スリーブ部分での配線配管の損傷を防止することができ、配線配管の経路を視認しやすくすることができる配線配管保護具および配線配管方法を提供することができる。
他の課題、特徴及び利点は、図面及び特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される発明を実施するための形態を読むことにより明らかになるであろう。
本発明の一実施形態に係る配線配管保護具の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具を分割した状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具の図3におけるA-A線断面図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具を鉄骨部材に装着した状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具に配線配管を配設した状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具の装着方法を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具を用いた配線配管方法を説明するフロー図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具の表示工程を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具に配線配管を配設した状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る配線配管保護具に配線配管を配設した状態を示す説明図である。
以下、本発明を図面に示した好ましい一実施形態に係る配線配管保護具および配線配管方法について、図1~図11を参照して詳細に説明する。本発明の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
[配線配管保護具]
以下、本発明の一実施形態に係る配線配管保護具について図1~図7を用いて詳細に説明する。
図1~図4は本実施形態に係る配線配管保護具の構成を説明する図である。図1は、配線配管保護具を斜め上から観察した状態を示し、図2は、配線配管保護具を斜め下から観察した状態を示す。図3は配線配管保護具を分割した状態を示し、図4は、図3に示すA-A線における断面図を示す。
本発明に係る配線配管保護具は、鉄骨部材2に設けられているスリーブ21に装着され、スリーブ21のエッジ部分から配線配管を保護する保護具本体1を備える。
建築構造物においてスリーブ21は、配線配管23を通すためにあらかじめ梁等の鉄骨部材2に設けられているものであり(図5、図6参照)、配線配管23は設計段階で、経路も決定されている。また、このスリーブ21はバリ取り等の処理は施されているものの縁部分にはエッジ部22が存在し、配線配管23を配設する際に無理に引っ張ると、エッジ部22により配線配管23の被覆が剥がれる等の損傷が発生することがあり、これらの損傷は漏電や漏水等に繋がる危険性を有する。
図1~図3等に示すように、保護具本体1は、第1の保護体11と、第1の保護体11と接続可能な第2の保護体12と、スリーブ21に固定可能な固定手段13と、を有する。すなわち保護具本体1は、図3に示すように第1の保護体11と第2の保護体12とに分割可能に形成されている。
第1の保護体11および第2の保護体12とは同じ形、すなわち、半分に分割されることが好ましく、本実施形態では半分に分割した例を示している。
また、保護具本体1は、スリーブ21に嵌入可能な嵌入部14と、エッジ部22を覆う保護部15と、鉄骨部材2に当接可能な当接部16と、を有する。
固定手段13は、鉄骨部材2に保護具本体1を固定するための手段であり、ねじ止めや接着剤での固定、釘止め等様々な手段を適用することができるが、本発明では装着および取り外しが容易であることが重要であるため、磁石131を用いた固定が好ましく、本実施形態では磁石131を固定手段13とした配線配管保護具を例示している。
第1の保護体11および第2の保護体12とは、接続部17により接続される。また、磁石131は、この第1の保護体11および第2の保護体12とのそれぞれに少なくとも1つずつ設けることが好ましい。また、前述したように磁石131を設ける場合は、連結時に対角線上となる位置であることが好ましい。
接続部17は、第1の保護体11および第2の保護体12の一端に設けられる突起171と、他端に設けられる筒部172と、を有し、第1の保護体11に設けられる突起171が第2の保護体12に設けられる筒部172に嵌め込まれ、第2の保護体12に設けられる突起171が第1の保護体11に設けられる筒部172に嵌め込まれることにより接続される。
なお、第1の保護体11と第2の保護体12とは、半分とは異なる大きさとなる位置で分割されていても良いが、半分に分割することにより接続部17の突起171と筒部172とを略直線状設けることが可能となるため、より簡単に形成することができる。
また、この突起171と筒部172による接続は係止等されないため、簡単に分割および再連結をすることができる。なお、この接続部17は、第1の保護体11と第2の保護体12とを容易に分割可能なように接続していれば良い。例えば磁石による接続や、フックや爪部等を用いた係止などの接続を例示することができる。
嵌入部14は、スリーブ21の内周面に嵌入部14の外周面が接するように、同形状に形成される。通常スリーブ21は円形に形成されるため、嵌入部14は中空の円柱状に形成される。嵌入部14により配線配管23の配設に伴う鉄骨部材2の部材長方向の力に耐えることができる。
また、嵌入部14の長さはスリーブ21が設けられている鉄骨部材2の板厚方向を指し、鉄骨部材2の板厚よりも短く形成されることが好ましい。すなわち、図5に示すように配線配管保護具をスリーブ21に装着した際に、嵌入部14が鉄骨部材2から突出しない長さであることが好ましい。
さらに好ましくは鉄骨部材2の板厚と同程度の長さに形成することであり、このように形成することにより、スリーブ21の内周面と嵌入部14の外周面の全面が接触するため、摩擦力が発生し、この摩擦力により配線配管保護具が配線配管23により板厚方向に受ける力に耐え、スリーブ21に固定される。
また一方で、嵌入部14の長さを鉄骨部材2の板厚の半分以下の長さに形成することもできる。このように嵌入部14の長さを設定することにより、スリーブ21の両側に配線配管保護具を装着することができる。
保護部15は、配線配管23が接触する部分であり、エッジ部22を覆うことにより、配線配管23への損傷を防止する。保護部15は、配線配管23を配設する際に、配線配管23を滑らかに移動させることができるように面取りされている。すなわち、角張ったエッジ部22から配線配管23を保護する重要な構成であり、エッジ部22を覆うように、嵌入部14と後述する当接部16との両方に亘って形成されている。
当接部16は、鉄骨部材2に当接される嵌入部14に直角に設けられた面である。スリーブ21は、断面としてみると孔の部分が直角に形成されていることによりエッジ部22が形成されており、そのエッジ部22により配線配管23に損傷を与える。
したがって、図4に示すように、保護具本体1は、嵌入部14と当接部16により鉄骨部材2に固定される基台を形成し、その上に面取りされた保護部15を設けることにより配線配管23を保護する。
磁石131は、図5に示すように、保護具本体1を鉄骨部材2に固定することが可能であれば、何れの種類の磁石131でも良い。例えば、フェライト磁石、ネオジウム磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石等を例示することができる。
また、磁石131は大きさも自由に選択することができる。例えば、磁力の弱い磁石131を選択した場合は、磁石131自体を大きくしても良い。この磁石131は、当接部16に設けることが好ましく、当接部16に設けることにより、鉄骨部材2の部材長方向の力だけでなく、配線配管23の移動に伴う鉄骨部材2の板厚方向の力に加え、部材長方向の力や振動等の外力にも耐えることができる。
当接部16に磁石131を設ける場合には、図4に示すように、磁石131は当接部16に埋め込むことが好ましく、当接部16を平らに形成することが好ましい。
なお、磁石131は嵌入部14に設けることもでき、その場合には表面をスリーブ21の内周に合わせて湾曲させる必要がある。嵌入部14と当接部16との両方に設けることも当然にでき、嵌入部14に設ける場合にも磁石131は埋め込むことが好ましい。
磁石131は、鉄骨部材2に固定することが可能であれば、数や位置に制限は設けていないが好ましくは少なくとも2つ設けることである。なお、2つ以上設ける場合には、少なくとも接続した状態で対角線上に設けられていることが好ましく、このように設けることにより1つの磁石131当たりの保護具本体1の固定力を最大限引き出すことができる。
ここで、図5~図7を参照して、保護具本体1を鉄骨部材2に装着する方法を説明する。
図5で示すのは、既設された配線配管23がない場合であり、既設の配線配管23がある場合の保護具本体1の装着方法は図7を参照して説明される。
図5に示すように、既設された配線配管23がない場合には、先に第1の保護体11と第2の保護体12とを連結した状態でスリーブ21に装着し、磁石131により固定される。その後に図6に示すように配線配管23を通していく。なお、このように新規に配線配管23を配設する際には、配線配管保護具は分割できるものであっても分割できないものであっても良いが、後に取り外すことを考慮し、本実施形態に示すような分割可能に形成されたものを使用することが好ましい。
実際には、配線配管23は複数の業者により、複数の異なる種類が配設されるため、作業を行う際には、図7(a)に示すように既設された配線配管23が配設されていることが多い。
既設された配線配管23がある場合には、分割可能に形成された保護具本体1を使用し、はじめに図7(b)および図7(c)に示すように、既設された配線配管23を囲むように第1の保護体11と第2の保護体12とを連結させる。
次に、図7(d)に示すように、スリーブ21に装着する。その後、図7(e)に示すように、別の配線配管23を通すことが容易に可能となる。
図7に示すように、配線配管保護具は、分割可能に形成された保護具本体1により既設された配線配管23があった場合にも後から嵌め入れて配線配管23の保護が可能となる。また、装着手順を逆に辿ることにより、簡単に取り外すことができる。
なお、配線配管23は、一方の鉄骨部材2の面側からスリーブ21に挿入され、他方の鉄骨部材2の面側から引き出されるが、配線配管保護具は基本的に配線配管23が引き出される側の面に設けられる。嵌入部14が鉄骨部材2の板厚に対して半分の長さ以下に形成されている場合には、両側に配線配管保護具を装着することができるが、片側からの装着となる場合には、配線配管23の引き出し側に設けることが好ましい。
一方で、配線配管23はあらかじめ定められた経路が複雑であり、既設された配線配管23が複数ある場合には、どの経路を辿るのかが視覚的に判断しにくいことが問題となっており、現状ではマスキングテープ等で経路をわかりやすく表示している。
そこで、本願発明者は、本実施形態に係る保護具本体1を色付けて形成することを見出した。すなわち、装着する保護具本体1の色を経路ごとに変えることにより、1つの配線配管23が辿る経路を明確にする考えである。したがって、1つの経路上に存在するスリーブ21に対しては、同じ色で形成された保護具本体1を装着していく。
また、好ましくは、第1の保護体11と第2の保護体12とを異なる色で形成することである。
このように色を変えて形成した保護具本体1を用いた配線配管方法は、下記の配線配管方法にて詳細に説明される。
なお、鉄骨部材2の色を考慮し、目立つ色であれば何色に形成しても良い。例えば、黄色や水色等、明るく、白系統の色であると目立ちやすくなる。
以上のように、本発明の配線配管保護具によれば、面取りされた保護部15を有する保護具本体1がスリーブ21のエッジ部22を覆うことができるため、配線配管23を通す際に被覆等に損傷を与えず、保護することができる。
また、磁石131により固定されるため、十分な固定力を得られ、かつ鉄骨部材2に穴を開ける等の加工を施すことなく簡単に着脱することができる。さらに、固定用のボルト等の部品を使わずに固定することができる。
また、嵌入部14が設けられていることにより配線配管23の配設に伴う部材長方向の力に耐えることができる。また、振動等の外力にも耐えることができる。
また、当接部16を設けることにより、鉄骨部材2との接触面積が増すため、部材長方向の力だけでなく、より強い振動等の外力に耐えることができる。
また、当接部16に磁石131を設けることにより、配線配管23に伴う鉄骨部材2の板厚方向への力、すなわち配線配管23配設時の移動方向の力(鉄骨部材2の板厚方向の力)に耐えることができる。
また、磁石131により十分な固定力を得られるため、嵌入部14を短く形成することができ、着脱が簡単にできる。さらに、嵌入部14を短く形成することができるため、必要であれば鉄骨部材2の両側から配線配管保護具を装着することができる。
また、保護具本体1を分割および再連結可能に形成し、第1の保護体11と第2の保護体12とを有することにより、既設の配線配管23がある場合にも後から簡単に装着することができ、また、簡単に取り外すことができる。
また、接続部17により第1の保護体11と第2の保護体12とを接続することにより、第1の保護体11と第2の保護体12とを離間方向に動かすことで簡単に分割され、逆に突起171を筒部172に嵌めることにより簡単に再連結できる。なお、磁石131が設けられているため第1の保護体11と第2の保護体12とには係止する力などは必要とならない。
また、接続部17により第1の保護体11と第2の保護体12とを接続し、かつ磁石131を第1の保護体11と第2の保護体12とのそれぞれに設けることにより、スリーブ21の大きさに微妙なずれがあった場合にも、接続部17を少しずらした状態で磁石131により固定可能であるため、分割可能であることにより、より汎用的に使用することができる。
また、第1の保護体11と第2の保護体12とをそれぞれ別の色により形成することにより、視認性に優れ、さらに配線配管23の経路を視覚的に確認し易くすることができる。
[配線配管方法]
以下、配線配管方法について図8~図11を参照して詳細に説明する。
図8には、本発明に係る配線配管保護具の配線配管方法のフロー図を示しており、図9には、配線配管保護具の装着時の異なる経路を視覚的に表示する表示方法を示している。図10および図11には複数の梁に設けられたスリーブ21に配線配管23を配設する様子を示している。
本発明の配線配管方法に使用される配線配管保護具は、スリーブ21のエッジ部22から配線配管を保護する保護具本体1を備える。
また、必要に応じて、第1の保護体11と第1の保護体11に接続可能な第2の保護体12とを有し、第1の保護体11と第2の保護体12とには、それぞれ少なくとも1つの磁石が設けられている保護具本体1を使用することができる。
なお、保護具本体1の取り外しや既設の配線配管23が配設されている場合には、分割可能な保護具本体1を使用することが好ましい。さらに好ましくは、上記の配線配管保護具を使用することである。下記の説明においては、上述の保護具本体1の構成を用いて説明する。
本発明の配線配管方法は、複数の鉄骨部材2に設けられた複数のスリーブ21から対象の配線配管23を通すスリーブ21を確認する経路確認工程S1と、経路確認工程S1で確認された経路上の複数のスリーブ21に設けられ配線配管23を保護する保護具本体1を装着する保護具装着工程S2と、配線配管23の経路を視覚的に視認しやすくするために保護具本体1の表示を経路ごとに変える表示工程S3と、保護具本体1が装着されたスリーブ21に配線配管23を順番に通す配設工程S4と、スリーブ21から保護具本体1を取り外す保護具取り外し工程S5と、を含む。
配線配管23は一筆書きの要領で各スリーブ21に通され配設される。そのため経路確認工程S1では、どのスリーブ21に対象となる配線配管23をどのように通すのか、どの配線配管23から通すと良いのか等を、配線配管23経路図(設計図面等)を用いて確認する。
保護具装着工程S2は、経路確認工程S1で確認された経路上に存在するスリーブ21に保護具本体1を装着する。既設された配線配管23がない場合は、保護具本体1の嵌入部14をスリーブ21に嵌め込み、当接部16の磁石131により固定する。既設された配線配管23がある場合には、図7の説明のように、配線配管23を囲むように第1の保護体11と第2の保護体12とを接続部17により連結させて同様にスリーブ21に固定する。
保護具装着工程S2では、複数の経路を視覚的に認識しやすくするため、色を変えて形成した保護具本体1を用いることが好ましい。
複数の経路を第1経路と第2経路とし、第1経路に対応する色を第1色、第2経路に対応する色を第2色とする。すなわち、第1経路上に設けられる保護具本体1は第1色を有し、第2経路上に設けられる保護具本体1は第2色を有するように保護具本体1を装着する。
したがって、保護具装着工程S2は、前述の第1色を有する保護具本体1を第1経路上の複数のスリーブ21に装着する第1装着工程S21と、第2色を有する保護具本体1を第2経路上の複数のスリーブ21に装着する第2装着工程S22と、を含む。第1装着工程S21と第2装着工程S22とは、行う順番は自由であり、どちらを先に行っても良い。
なお、第1経路と第2経路が交わる、すなわち、スリーブ21を共有する場合には保護具本体1は第1色と第2色との両方を有し、この場合には第1装着工程S21と第2装着工程S22とを同時に行っても良い。
このように、第1色、第2色を有する保護具本体1を装着することにより、配設工程S4において配線配管23は特定の色を有する保護具本体1が装着されたスリーブ21を目指して配設すればよいため、配線配管23の保護に加え、作業の時短に繋がる。
また、本実施形態において保護具本体1は、第1の保護体11と第2の保護体12とに分割可能に連結されているため、第1の保護体11を第1色として第1経路に対応させ、第2の保護体12を第2色として第2経路に対応させることができる。
このように、分割された1つ1つのパーツを異なる色に形成することは、着色をより容易にさせる効果を有する。また、第3経路や第4経路を有する場合の第3色や第4色など、さらに異なる色を使用した場合に、色の組み合わせを容易に変えることができる。
例えば、第1経路と第3経路が交わる場合には、第1色と第3色の組み合わせの保護具本体1を装着すればよい。したがって、より多くの経路に適用することができる。
図9は、表示工程S3において実施される、第1色を有する第1の保護体11と第2色を有する第2の保護体12とを有する保護具本体1を用いた経路の表示方法を示している。この表示工程S3は、特に第1経路と第2経路が頻繁に交わる場合等に適用することが好ましい。
なお、表示工程S3は、第1色および第2色の両方を有する保護具本体1を使用する場合や第1の経路と第2の経路が頻繁に交わる場合等に行うことが好ましく、保護具本体1が第1色または第2色のどちらかのみで形成されている場合や第1の経路と第2の経路の交わり回数が少ない場合には、実施しなくても良い。
図9(a)には、第1経路、すなわち第1配線配管231が通るスリーブ21に装着する表示を示している。図9(b)は第2経路、すなわち第2配線配管232が通るスリーブ21に装着する表示を示している。また、図9(c)は、第1配線配管231と第2配線配管232が同じスリーブ21を共有する場合の表示を示している。
図9に示すように、第1表示は、第1経路に対応し、第1色に形成された第1の保護体11がスリーブ21の下側になるように配置する表示であり、第2表示は、第2経路に対応し、第2色に形成された第2の保護体12がスリーブ21の下側になるように配置する表示である。なお、当然に第1経路には第1配線配管231が配設され、第2経路には第2配線配管232が配設される。
第3表示は、第1経路および第2経路の両方が交わる経路に対応し、第1の保護体11と第2の保護体12との接続部17が下側になるように配置する表示方法である。なお、第3表示は、第1配線配管231と第2配線配管232が同じスリーブ21を共有する場合に表示される。
配設工程S4は、保護具装着工程S2により保護具本体1が装着されたスリーブ21に配線配管23を通す工程である。通常の方法で配線配管23を通する際には、スリーブ21による損傷に気を配る必要があるが、本発明に係る配設工程S4では、損傷を気にすることなく、次々とスリーブ21に通すことができ、作業時間の短縮が可能となる。
図10には、2本の異なる配線配管23を異なる経路で配設した鉄骨部材2を示している。また、図11(a)には、図9を矢印B方向から観察した図を示し、図11(b)には、図9を矢印C方向から観察した図を示している。図10および図11は、表示工程S3を含む配線配管方法の例が示されている。
実際に配線配管23を配設する際には、以下の2つの配設方法を例示することができる。
1つめの例として、第1色で形成された保護具本体1と、第2色で形成された保護具本体1と、第1色と第2色との両方を有するように形成された保護具本体1と、の3つの保護具本体1を用いる方法がある。
この方法においては、第1経路には、第1色で形成された保護具本体1を装着し、第2経路には、第2色で形成された保護具本体1を装着し、第1配線配管231を第1経路に配設し、第2配線配管232を第2経路に配設する。また、第1経路と第2経路が交わるスリーブ21には、第1色と第2色の両方を有するように形成された保護具本体1を装着し、第1配線配管231および第2配線配管232の両方を配設する。
すなわち、この方法おいては、第1色または第2色のみを有する保護具本体1は全体を同一の色で形成する。第1色と第2色との両方を有する場合にも、2色を有していれば良いため、半分の位置等にこだわることなく自由に着色して良い。そのため、表示工程S3は実施されない。
また、別の方法として、第1色と第2色を有する保護具本体1のみを使用し、異なる表示(第1表示、第2表示、第3表示)により経路を区別する方法を例示することができる。
この方法においては、第1配線配管231が通るスリーブ21には第1表示とした保護具本体1を装着し、第2配線配管232が通るスリーブ21には第2表示とした保護具本体1を装着し、第1配線配管231と第2配線配管232の両方が通るスリーブ21には第3表示とした保護具本体1を装着する方法が例示できる。すなわちこの方法では、全て同じ配線配管保護具を用いて行われる。
配線配管23が同じスリーブ21を共有することが少ない場合には、前者の方法で視覚化することが好ましく、配線配管23が同じスリーブ21を共有することが多い場合には、後者の方法で視覚化することが好ましい。
なお、これらの手順をさらに異なる第3色や第4色等を加えることにより、さらに多くの経路がある場合にも適用することができる。
また、上記の装着方法(装着する向きや色の配置方法等)は経路により保護具本体1の色を変えることの一例であり、配色や装着向き等の基準は、経路の複雑さや視認のしやすさ等を考慮して自由に決めることができる。
保護具取り外し工程S5は、配線配管23の配設が完了した後に、スリーブ21から配線配管保護具を取り外す工程である。既設の配線配管23がある場合の装着方法のように、配線配管保護具を引っ張ってスリーブ21から取り外し、保護具本体1を分割させて簡単に取り外すことができる。保護具取り外し工程S5は、配線配管保護具をスリーブ21に残しても良い場合には、実施しなくても良い。
以上のように、本発明の配線配管方法によれば、確認された経路に配線配管保護具を装着することにより、視覚的に経路を認識可能とし、配線配管保護具により簡単に配線配管23を保護することができる。すなわち、作業効率の向上につながる。
また、保護具本体1の色を経路ごとに変えることにより、より視認性が向上し、経路間違いによる、配線や配管作業のやり直し等を防止し、それに伴う損傷の可能性も低減することができる。さらに事故防止にもつながる。
また、第1の保護体11と第2の保護体12とをそれぞれ異なる色に形成することにより、複数の経路を示すことができる。また、色を第1の保護体11と第2の保護体12とで分けることにより、容易に形成することができる。
また、第1の保護体11と第2の保護体12とをそれぞれ異なる色に形成することにより、2つ以上の経路を有する場合にも、第3色や第4色等を増やし、分割された部分の色の組み合わせを変えるだけで、簡単に経路を増やすことができる。
また、第1の保護体11と第2の保護体12とをそれぞれ異なる色に形成し、保護具本体1の装着向き、すなわち表示を変えることにより、1種類の保護具本体1で複数の経路を示すことができる。
また、スリーブ21の下側を基準として表示を決めることにより、配設工程S4において下から見上げて指示する指示者からも容易に視認することができる。また、作業者は上から見下ろす形となるため、配色が逆になるが作業者からも容易に視認することができる。
また、保護具本体1の色を変えて装着することにより、配線配管23の配設前に、どのスリーブ21に配線配管23が集中するのか等を認識することができるため、配線配管23の配設の順番を効率的に決めることができる。
1 保護具本体
2 鉄骨部材
11 第1の保護体
12 第2の保護体
13 固定手段
14 嵌入部
15 保護部
16 当接部
21 スリーブ
22 エッジ部
23 配線配管
131 磁石
S2 保護具装着工程
S3 表示工程
S4 配設工程
S21 第1装着工程
S22 第2装着工程

Claims (9)

  1. スリーブのエッジ部から配線配管を保護する保護具本体を備え、
    前記保護具本体は、第1の保護体と、
    前記第1の保護体と接続可能な第2の保護体と、
    前記スリーブに固定するための固定手段と、を有し、
    前記固定手段は、鉄骨部材に固定可能な磁石であり、
    前記磁石は、前記第1の保護体と前記第2の保護体とのそれぞれに設けられている、配線配管保護具。
  2. 前記保護具本体は、前記スリーブに嵌入可能な嵌入部と、
    前記スリーブのエッジ部を覆う保護部と、を有する、請求項1に記載の配線配管保護具。
  3. 前記保護部は、面取りされている、請求項2に記載の配線配管保護具。
  4. 前記保護具本体は、前記鉄骨部材に当接可能な当接部を有し、
    前記磁石は、前記当接部に設けられている、請求項に記載の配線配管保護具。
  5. 前記第1の保護体と前記第2の保護体とは、それぞれ異なる色に形成されている、請求項1~の何れかに記載の配線配管保護具。
  6. スリーブのエッジ部から配線配管を保護し、第1の保護体と、前記第1の保護体と接続可能な第2の保護体とを有し、前記第1の保護体と前記第2の保護体とのそれぞれに、鉄骨部材に固定可能な磁石が設けられる保護具本体を、経路上の複数のスリーブに装着する保護具装着工程と、
    前記保護具本体が装着された前記スリーブに前記配線配管を配設する配設工程と、を含む、配線配管方法。
  7. 前記保護具本体は、第1経路に対応する第1色と、第2経路に対応する第2色と、を有し、
    前記保護具装着工程は、前記第1経路上の複数の前記スリーブに前記第1色を有する前記保護具本体を装着する第1装着工程と、前記第2経路上の複数の前記スリーブに前記第2色を有する前記保護具本体を装着する第2装着工程と、を含む、請求項に記載の配線配管方法。
  8. 前記保護具装着工程は、前記第1経路に対応する第1表示と、前記第2経路に対応する第2表示と、前記第1経路および前記第2経路が共有される経路に対応する第3表示と、を表示する表示工程と、をさらに含む、請求項に記載の配線配管方法。
  9. 前記第1の保護体は、前記第1色に形成され、
    前記第2の保護体は、前記第2色に形成されている、請求項7又は8のいずれかに記載の配線配管方法。
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